神坐す山の物語

神坐す山の物語

528円 (税込)

2pt

奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で物語られる、怪談めいた夜語り。著者が少年の頃、伯母から聞かされたのは、怖いけれど惹きこまれる話ばかりだった。切なさにほろりと涙が出る浅田版遠野物語ともいうべき御嶽山物語。

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神坐す山の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集で何回読んでも味わい深い。旅のおともに持って行って繰り返し読むのに適してる。どこから読んでもよい。狼も山も神社も好きなので、いつか御嶽山に行きたいとずっと思わせてくれる本。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎、奥様の実家が御岳山の宿坊だという。御岳山を舞台とした怪異譚。

    日本国内、多くの山は神格視される。青梅市の奥の御岳山も有名。本書は御岳山の宿坊で幼い筆者が叔母から寝物語に聞かされる怪異譚てある。

    浅田次郎の作品に時に見られる神秘的な部分を濃縮したような作品。独自の雰囲気。

    0
    2022年07月03日

    購入済み

    浅田文学を堪能して

    東京育ちの自分は時折googlemapを見ながら読んだ。
    昭和時代の昔話だけではない。
    仕事にかまけて読む本がつい実用書ばかりになっている自分には、精神の本物の栄養となる浅田文学が必要なのだ。
    海外在住中でまさかのコロナ禍にあって、まるで遣唐使気分の今ながら、日本に一時帰国できたときは行ってみたい。

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎の母親の生家である武蔵御嶽山神社でおこる霊験に基づく物語。
    神道に従事する一族の持つ霊感からか、不思議な体験が語られているが怖くはなく語られるのは神の坐すところで起こるからだろうか?淡々とこういう不思議があった、こんな事があったというような調子。
    これを読んで、御嶽山神社の宿坊へ泊まってみた

    0
    2020年06月28日

    Posted by ブクログ

    著者の母方の実家は、代々武蔵御岳神社の神官を務める家系。そこで見聞きした話を元にした不思議な物語。明治・大正・昭和と、著者の曽祖父、祖父、伯父の3世代にかけて、今よりずっと神様が身近だった時代の話。しかも舞台は下界と隔絶された山の上の神社と御師集落。独特の日本的な情緒が感じられて、なんともいえない余

    0
    2019年07月17日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んでてワクワクする本に出会いました。
    山での不思議な出来事を、浅田少年と共に体感しました。昔から脈々と伝わっている山での信仰は、私たちが忘れてしまった感性を呼び起こすと共に、どこか懐かしい気持ちにもなりました。
    驚くべきは全て本当に伝わってきたお話だといこと。
    そして神官たちの墓地が山の

    0
    2018年03月05日

    Posted by ブクログ

    奥多摩の御嶽山は何度か登ったことがあり、大好きなお山です。
    そのお山が舞台、しかも著者のご実家がそのお山にある神社の神主一族だったなんて全く知らなかったので驚きました。

    本書は、その末裔である少年が実際に体験した不思議な出来事や、伯母から聞いた昔ばなしを綴った短編集です。
    私は御嶽山のコースの中で

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎の幼少期の物語。
    まさか個人的にもなじみ深い御嶽山が舞台とは!
    まさか浅田氏が神主の家系だったとは!

    内容はすべて八百万の神に関するファンタジーのように感じるが浅田氏は実話だという。
    個人的には納得。だって、八百万の神を信じたいんだもん。

    ただし、難しい言葉が多かったのでマイナス星1。

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で少年だった著者が聞いた、伯母の怪談めいた夜語り。それらは怖いけれど、惹きこまれるものばかりだった…。

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    母方の親族に武蔵御嶽神社の神官の一族を持つ浅田次郎が自身の子供時代の体験や親族の話を小説として纏めた一冊。
    シンプルで読みやすい文体だが、読んでいるうちに当時著者が感じた御嶽山の清廉で凛とした雰囲気が伝わってくるような、自分も神秘的な世界に迷い込んだような感覚を覚えた。
    最後のロングインタビューによ

    0
    2022年11月19日

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