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著者代表作にして大ベストセラー『蒼穹の昴』シリーズ第6部。1936年、蒋介石を張学良が拉致した西安事件の胸熱くする真相とは。
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Posted by ブクログ
長い長いシリーズの終焉なのか。素晴らしいシリーズであり、中国と日本、満州という大地を反省する機会をもらった。戦争・紛争が戦後において最も危機的になっているいまだからこそ、さらに読み返したい。浅田次郎の記念碑的大作である。浅田の語り、余人には描けない宝玉だと思う。
ずっと読み繋いでいる蒼穹の昴シリーズの第六作。前回から間が空いてしまったので、作中で触れられる前作以前の登場人物やエピソードを思い出しながら読みすすめた。 語られていたことは、少し難しかった。ただ、以前に作者がどこかで書かれていた「歴史に成功と失敗はあっても、善悪はない。」との姿勢は貫かれていたよう...続きを読むに思う。それぞれが、置かれた時代の中で、考え抜き、自らの信義に従って生ききったのだろうことは、心の真ん中にまっすぐ伝わってきた。 それにしても、浅田次郎さんの紡ぐ文そのものの、なんと心地よいこと。この芳醇な世界に浸る時間に、純粋に心が悦んでいた。次回作が待ち遠しい。
(兵諌とは兵を挙げてでも主君を諌めること) 主人公「陳一豆」は張学良の専属理髪師であり最大の理解者ボディガード諫言者である。陳一豆 彼は歴史の表舞台には出てこない。だが、歴史はこのような無名の勇者によって支えられている。一人一人は、一つの歯車かもしれないが、その歯車がなければ社会という機械は動かない...続きを読む。
天使蒙塵も西太后も作者は違うが毛沢東の私生活も中原の虹も、蒼穹の昴も珍妃の井戸、他に潜行三千里も読んだ。そして今回本書に出会った。1936年、日本では二二六事件がその時中国では何があったのか、懐かしい人物が続々登場、緊張感のある話だった。
読み応え十分。 登場人物が増え、なかなか理解が追い付かなくなってきたが、古い馴染みの登場人物たちが諸所で活躍し安心する。 どういう終焉に持っていかれるのだろう。
待望のシリーズ最新作。今回は、間奏的な単巻の番。だからと言って物足りないなんてことは決してなく、いつも通り、読み応え十分な力作に仕上がっています。交通網や交通手段の発達で、世界が広がっていた当時を反映してか、登場人物やその背景となる国も拡大の一方で、理解が追い付かなくなりそうだけど、そのあたりは、情...続きを読む勢を反映してってこともあろうし、頑張ってついていくしかないですわな。次回作も楽しみに待ってます!
蒼穹の昴シリーズ第六部。1936年に日本と中国で起きた二つの事件、二・二六事件と西安事件。法廷での証言などをもとに、日米ジャーナリストの視点で事件の真相を読み解く。またしても、今まで歴史をちゃんと学んでなかったことを痛感した。 蒼穹の昴から50年ほど経った時代。だいぶ世代が入れ替わっているが、過去の...続きを読む登場人物との繋がりがある分、読者としては思い入れが強くなる。続きが読みたい。
昨年から読み始めたシリーズも、ついに最新作に到達。 この時代には詳しくないのだが、いわゆる「通説」とは全然違う所が興味深い。もっとこの時代に関連する本を読んでみようと思った。
裁判で語られる張学良、本人が登場するわけではないのに、そこにいるかのような臨場感。凄い書き手だなあと思う。 龍玉をめぐる張学良の物語はいつまで続くのか?
歴史とは事実の積み重ねだと思う。起こったこと・あったことは変えられない。後世でできることは、「事実」の背景や、他の「事実」とのつながりを探り、検証し、「何故そうなったか」を理解して、もしそれが負の歴史であるならば、同じ愚を犯さないように活かしていくということなのかなと思う。 このシリーズを読んでいて...続きを読むいつも感じるのは、近代史に対する自分の無知だ。「二・二六事件」といえばまず思い出すのは宮部みゆきの「蒲生邸事件」で、「陸軍の一部の青年将校が暴走して時の政府の要人を暗殺した」といううすぼんやりとした知識しかない。なぜこの事件が起こったのか、この事件がどのように他に影響を与えたのか、きちんと理解ができていない。「西安事件」に至ってはこれまでに聞いた覚えもなかった。 この小説のあちこちに、今現在私が日本や日本政府に感じていることと重なるような記述が散見された。ということは、やはり、この頃の日本と今の日本で似ている(または、当時から変わっていない)部分が多いのかもしれないと思う。 第二次世界大戦という大きな大きな出来事に向かって何があったのか、何故あんな無茶な戦争に突き進んでしまったのか…これはあくまで小説だけれども、理解(学び)のきっかけとしてとてもありがたい。
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