殺しのコツ、教えます

殺しのコツ、教えます

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

殺したいくらい嫌な奴、いませんか? アリバイ工作に密室、叙述トリックに連続殺人。推理作家の世古先生が繰りひろげる名作を駆使した実践的トリック談義は、思いがけない方向へ――「ローンの返済も殺人も、無理なく実行できるものが望ましい」と語る世古先生の、あなたの役に立つミステリ講座へようこそ!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    殺しのコツ、教えます
  • タイトルID
    :
    611091
  • 電子版発売日
    :
    2019年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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殺しのコツ、教えます のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ブラックユーモア・ミステリー」
    ミステリーが好きならとりあえず考える前に読んだ方が良いと思う。
    感想は一ミリも出せない。読んだ後でそれを理解する。

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    これ、新鮮だ

    小説家がミステリーのネタを語る感じで物語が進むというとても変わった、新鮮な作品で満足。物語の中ではアガサ・クリスティー等有名な作家さんの作品が登場する。ネタバレを避けるための工夫がとても好感度高く、既読でも読みたくなるような解釈が添えられている。

    カー作品はほぼ読んでいないのだが、これを機会に読んでみようかなと思わせるわくわく感を植え付ける紹介方法に感激。作者さん、本当にミステリーが好きなんだなぁと感心する。

    ある意味ではミステリー入門のような本書。この手の作風は初めてだ。いやぁ、楽しかった。

    0
    2023年05月06日

    Posted by ブクログ

    ミステリーは好きやから、楽しく読めた(^_^)v
    作中の推理作家さんは、日々、新たなトリックを創造してる。自身で実験を繰り返しながら…ほんまにこんな事してんのかは知らんけど、色んなトリックあるな…
    それに必然性がないと納得出来ない。

    こんなの呑み屋でやったら楽しいやろうな…談話が続く。私は、素面でも大丈夫やけど^^;

    こんなに日々精進してるのに売れないというのは、考えてるトリックが面白くないとも言えなくはないが…笑
    まぁ、ほんまに書いてる作家さんは人気作家さんやから大丈夫か…

    最後は、こんな話を請けて良いのか?とも思うけど、懐事情もあるし、今までのが無駄にならなくて良かった〜かも?

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    ユーモラスで楽しかった。
    てんで冴えない世古さんの狂言回しっぷりが憎めない。
    ガクくんは、まともなのか微妙(笑)
    密室講義はなくてもよかったかなー。
    でも、軽く読んで楽しめるので、続編が出たら読みたい。

    0
    2019年02月26日

    Posted by ブクログ

    推理作家の世古先生による、古今東西の様々なトリックのあれこれ。
    ミステリー好きには、たまりません。
    果たして、完全犯罪は可能なのか?
    ややブラックですが、楽しめます。

    0
    2022年05月29日

    Posted by ブクログ

    新たなトリックを日夜考え、実行可能なのか自分で実験を繰り返す推理作家の世古先生。彼が行きつけの居酒屋で働く青年ガクとの様々なトリック、推理作品のネタなどが軽妙な会話で展開される。

    密室、アリバイ、完全犯罪、連続殺人不連続殺人などなど古今東西様々なミステリー作品も題材にしながら、世古先生の講義と提案とガクの質問とトリック崩しが楽しめる。
    基本的にはガクはミステリーはほとんど読まないので、その分先入観なしにツッコミを入れてくれるところが面白い。
    世古先生が自分の作品作りのために時に自らの身体を犠牲にしながらも実験して作り上げたトリックや日夜苦しみながら絞り出したネタをガクの指摘でお蔵入りになったりするところもお気の毒ながら笑ってしまう。
    一方でガクが推理小説の意地悪さ(これは作家が読者をいかに騙すかという技量に関わっているのだが)に気付いて相当の注意深さで世古先生に確認するところなども思わず共感。

    ネタバレ防止のために世古先生が上げてくれない作品名を知りたかった。巻末の参考文献にある作品は半分以上読んでいないものなので、ちょっと気になるものはそのうちに読んでみたい。

    0
    2019年06月14日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】第一話 あなたもアリバイを崩せる/第二話 解けない密室などない!【理論編】/第三話 解けない密室などない!【実践編】/第四話 うまい騙しに嘘はいらない/第五話 完全殺人への道【前編】/第六話 完全殺人への道【後編】

    0
    2019年05月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ○ 総合評価    ★★★★☆
    〇 サプライズ   ★☆☆☆☆
    〇 熱中度     ★★★★☆
    〇 インパクト   ★★★★☆
    〇 キャラクター  ★★★☆☆
    〇 読後感     ★★★☆☆

     蒼井上鷹は、「九杯目には早すぎる」や「ホームズのいない町 13のまだらな推理」などを読んで好きになった作家。質の高い短編を書く作家というイメージが強い。この作品は、第1話から最終話(第6話)まで緩やかなつながりがある、ブラックなテイストの短編集
     主人公のミステリ作家、世古は、自ら考えたトリックを実際に試してみることをモットーとしている。この世古のキャラクターは非常に魅力的で、いい味を出している。
    〇  第一話 あなたもアリバイを崩せる
     主人公、世古は行きつけの居酒屋「はる」で、店員のガクに、電車の連結部にアリバイ工作に使ったクオカードを隠すというアリバイトリックの話をする。その話を聞いていたのか、偶然だったのか、居酒屋「はる」にその日に来ていた中目黒氏が殺人事件を起こし、逮捕される。中目黒氏は、世古が話したアリバイトリックを使おうとしていたのかもしれない。しかし、中目黒氏は、ガクが事故にあって電車を止めてしまったことで、アリバイトリックを成立させることができずに逮捕されてしまったのか。そのような疑惑を持った状態で終わる。
     蒼井上鷹っぽい作品。ブラックユーモアとひねりがあるが、一読してすっと落ちない分かりにくさがある。★3か。
    〇  解けない密室などない!【理論編】
     世古とガクが、ディクスン・カーの「3つの棺」の密室講義を使った密室の解説とクイズを行う。世古が出すクイズは3つの棺の密室トリック。世古は3つの棺の密室講義そのものが、3つの棺というミステリ作品のトリックのミスディレクションになっていることを、ガクに説明をしていく中で実証しようとする。世古は、密室講義はあらゆる密室をパターン分けしている。この講義に沿って正しい手順で検討すれば、問題の密室の謎は必ず解けるといって説明をする。しかし、検討を終えても世古が出した推理クイズを解くことができなかった。これは世古がある趣向で密室講義の説明をしたから。ガクは見事に引っかかってしまった。
     トリックは被害者が訪問者として密室に入った。被害者はダミーを用意していた。「外で撃たれた被害者が部屋に帰ってきて死ぬ」というのが3つの棺のトリック。カーは密室講義にいくつもの仕掛け(大切な部分に自作のトリックを入れて楽屋落ちっぽくするなど)を入れていて、3つの棺のトリックが見破られないようにしていた。密室講義そのものがミスディレクションだった。
     3つの棺において、密室講義の真の狙いは、作中の密室トリックが見破られないように読者を誘導することだったという推測を紹介している短編。この短編そのものも読みやすく、この短編を読むと3つの棺が読みたくなうと言う見事な書評になっている。傑作といっていい短編だと思う。★5で。さすが蒼井上鷹と感じさせる作品
    〇  解けない密室などない!【実践編】
     ガクの祖母であるスズコさんの家に泥棒が入り、ミスミユウという画家の絵画が盗まれる。そして、スズコさんの家はドアにも窓にも鍵が掛かっており、密室だった。家が密室だったこともあり、ガクも容疑者になっている。
     密室談義を利用して、実際にあった密室の謎を解く話。推理した真相は、時間差を使った密室。スズコさんが2階の窓を開けていた隙に家の中に入っていたというもの。犯人は配達員だと推理する。
     よくできた話。蒼井上鷹らしく、読みやすい文章であり、オチもすっきりしている。とはいえ、話やオチは平凡。★3で。
    〇  うまい騙しに嘘はいらない
     叙述トリックが仕込まれている過去の作品の紹介がメイン。最後に、「解けない密室などない!【実践編】」の犯人が世古であるという、ガクの先輩の推理が披露される。
     この辺りから、この短編集の作品を世古が書いており、作中の人物、ガクやガクの先輩が読んでいるというメタミステリ的な手法で描かれている。第1話でガクがバイト先の店長と言っていた人物が、ガクの先輩の女性であったことが判明。女性を男性と誤認させるガクの意図しない叙述トリックに世古がひっかかっていたというオチになる。
     叙述トリック作品の紹介部分が上手い。蒼井上鷹の書評、過去の作品の紹介は非常に巧みで、ネタバレにならないようにしながら、その作品を読みたい気分にさせる。蒼井上鷹作品が好みの文体であるということもあるが、この作品も楽しめた。★4で。
    〇 完全犯罪への道【前編】
     カムフラージュ連続殺人-自分の動機を隠し、捜査をかく乱するために、必要な殺人と必要でない殺人をまぜこぜにする作品の紹介となる短編。カムフラージュ連続殺人の作品は作品名を紹介するだけでネタバレになることもあり、作者の苦心がうかがわれる。
     世古は、第1話で知り合った女性から、会長が書くミステリのアイデアを出してほしいという依頼を受ける。そして、「未連続殺人事件」というアイデアを思いつき、ガクに話す。「センセイ」と呼ばれる人物が孫と一緒に遊んでいるときに事故死。孫である幼児に、自分のせいで人が死んだという罪の意識を背負わせないために死体を隠蔽。その場面を「スマジイ」に目撃される。そこで、口封じのために「スマジイ」を殺害。そのとき、センセイがまだ生きていたと思わせるために、警察にセンセイの目撃証言を通報したというもの。
     これもよくできた話。十分に及第点の出来である。とはいえ、肝心のトリックはやや複雑で分かりにくい。傑作とは言えないので★3で。
    〇  完全犯罪への道【後編】
     世古は、会長がミステリを書くためのアイデアがほしいと依頼を受け、ターゲットとなる被害者は複数いるが、警察もターゲットたちもそれが連続した事件と気付かない=非連続殺人事件についてのアイデアを、第1話で知り合った女性話す。
     そして誰もいなくなったタイプのミステリについての紹介。この紹介は、これまでの作品によるミステリの紹介ほどの面白みがないのが難点
     第1話で知り合った女性が、女流ミステリ作家の那珂川光であることが分かる。那珂川はスランプで世古に小説のネタを考えさせていたと思われるが那珂川は否定。世古は那珂川にアイデアを提供したあと殺害されようとしていたとも取れる描写もあるが、那珂川は当然これも否定する。
     話全体のオチは、これまでの話を世古がミステリ短編集としてまとめたものがこの短編集だというもの。これは蒼井上鷹らしいオチだが新鮮味はない。この短編単独で見れば★3程度だろう。
     古今東西のミステリーを駆使しながら世古が斬新なトリック講義をするという設定だが、過去作品の紹介部分が面白い。「解けない密室などない!【理論編】」は傑作だと思う。トータルでは★4としたい。

    0
    2019年12月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーをかなり読み込んでいて、思考がミステリー脳になってしまっている人にはオススメ。ミステリー好きの話を聞いているような楽しさ。
    でもまだあまり読んでない方にはフラストレーションがたまるかも。このトリックをつかった名作は?タイトルを教えたらそれ即ちネタバレになるから…で止められたらツライですよね。その時はボソッと
    「未読のあなたがうらやましい」というキラーワードをつぶやくといいかも。

    0
    2019年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理作家の世古先生と、居酒屋に勤める
    ガクが身近な出来事から名作のミステリの
    トリックの話や実際検証してみたアリバイや
    トリックの話などが語られているが
    ちょっと集中して読まないとアリバイや
    トリック解説なんかは理解出来ずに
    スルーしそうになったwww

    私自身はミステリ系をあまり読まない
    のですがこの作品を読んだことにより
    作中で紹介される名作のネタバレが
    されないように配慮されています。
    たしかにその配慮は未読の読者に
    とってはありがたいかも・・・

    ミステリ講義本のような話の
    展開でしたが最後の方の話の顛末に
    ミステリ感がありました。

    個人的にはミステリ講義よりの
    作品だったのでもうちょっとだけ
    本格的な感じがよかったかも。

    0
    2021年12月09日

殺しのコツ、教えます の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    殺しのコツ、教えます
  • タイトルID
    :
    611091
  • 電子版発売日
    :
    2019年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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