怖い女の話

怖い女の話

小説・文芸
517円 (税込)

2pt

3.7

女は男を利用する。女は自らの肉体で男を虜にする。女は男の命を搾り取る。世にも怖ろしき六人の女をハードボイルドの名手が描いた戦慄の短篇集。肝臓を手に入れるために男に近づく「あなたがほしい」や、性技を尽くして何人もの男から大金を騙し取る「さがしもの」など、六篇を収録。この話、事実かもしれない……!?

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怖い女の話 のユーザーレビュー

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    購入済み

    小説を書きたい人に

    読者にも、先が予測できるような書き方をしているのに、最後まで読ませてしまうのは作者の文章が上手いからです。ありそうな話しでも文章次第なのだというお手本なので「自分も書いてみたい」と思っている人にはとてもいい参考書になります。

    #タメになる

    0
    2021年06月03日

    Posted by ブクログ

    UMAシリーズとかのイメージで読むと、
    かなりテイストが違う。
    タイトル通り、女性の「色んな種類の怖さ」
    に焦点を当てた短編集。

    ミステリ色の強いもの、サイコホラーっぽいもの、
    現実にあった事件にお題を取ったものなど、
    一作ごとにテイストが違って、お得感あり(^ ^

    ただ惜しむらくは、全体的にテイストが古い(^ ^;
    登場人物がみんな「昭和の女性」って感じで(^ ^;
    「意外性」や「どんでん返し」も、どこかで見たような
    感じのものが多くて...正直、先が読める(^ ^;

    もちろん、全部が全部そうではない。
    「これかあれだろうな」と思って読んでたら、
    イキナリ最後の一行で「そう来たか」という作品も(^ ^

    いま読み返すと、文句ばかり書いてるようですが(^ ^;
    もちろんつまらないわけではないっす(^ ^;
    若い衆向けではないが、おっさんには楽しめました(^ ^

    0
    2019年09月24日

    Posted by ブクログ

    柴田哲孝 著「怖い女の話」、2019.6発行。あなたがほしい、長い手紙、最後の恋人、さがしもの、婚活の行方、壊れたおもちゃ の6話が収録されています。「最後の恋人」、これは怖かったです。男性にとってここに出てくる女性はたまらなく怖くて、そして決して逃げられない! 「長い手紙」と「さがしもの」もゾクッとします。

    0
    2019年08月06日

    Posted by ブクログ

    柴田哲孝『怖い女の話』双葉文庫。

    『怖い女』6人を描く連作短編集。女性の情念や独占欲をデフォルメしてテーマにした連作短編。全ての女性に当てはまらないが、世の中にはこういう女性も居るのだろう。男性にだって似たような奴は居る。

    『あなたがほしい』。さほど怖くはないが、『綺麗な薔薇には棘がある』という古からの教えが頭を過る。世の中、そんなものだろう。もてる要素の無い男が容姿端麗の若い女性に好かれ、甘い日々を過ごした後、結婚へと。その背後にある女性の目的とは……

    『長い手紙』。手紙と登場人物の心理描写と背景のバランスが良い。『怖い女』は山田太郎の偽名を名乗る女性。ゾッとしつつも、読み終えれば予想の範囲の結末。

    『最後の恋人』。怖いほど独占欲が強く勘違いした女性。何度も恋をするが、束縛された男性たちは……

    『さがしもの』。さがしものをする女性は浮気相手の女性か、元妻なのか……一番、ゾッとしたかも知れない。

    『婚活の行方』。恐らく実際にあった事件がモデルだろう。余りにも身勝手で、恐ろしい女性。

    『壊れたおもちゃ』。唯一の書き下ろし。今の世の中、何がハラスメントになるか解らないが、この短編に描かれたマタハラは酷い。意趣返しする女性も酷いが。

    本体価格583円
    ★★★★

    0
    2019年06月14日

    Posted by ブクログ



    六篇の短編集。
    怖い女。この物語に出てくる女達は、普通は、一般的には怖いと思われる存在であろう。狂気じみたキチガイと言っても差し支えない。
    が、しかし、この「普通は」「一般的には」ってのが癖もんで。
    道を歩けば、電信柱がそこらじゅうに散見されるように、この類のメンヘラはありふれてる。
    法の弾劾場に立たぬ限り、一見狂気じみたここで物語れる女性達は日常に溢れている。
    メンヘラって言葉が流布されるようになってから、相当イカれてても、ある種の許容というか麻痺が生まれてるな。
    いや、これらを普通だと感じてしまう自分が感覚ズレを起こしてるのか...

    短編の中での一番ごとに緩急をつける手腕は、さすが柴田氏。ではあるが、タイトル程の恐怖は覚えず。
    やはり、個人的には柴田氏は長編の方が好みだな。

    0
    2020年03月25日

    Posted by ブクログ

    怖い女かもしれないけれどあまり斬新さとか驚きはなかった。男の思う怖い女と女の感じ方は違うのかもしれない。
    なんとなく普通にありそうな感じ。
    でも、『さがしもの』の犯人がわかった時はいやだった。かなりいやで生理的に耐えられない。

    0
    2019年07月07日

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