村田沙耶香のレビュー一覧

  • 私が食べた本

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    村田沙耶香さんの書評集。
    読んだどころか、聞いたことすらない本ばかり。
    普段自分が「敷居が高そう…」と食わず嫌いで敬遠していたジャンルの本も、村田さんの熱意のこもった紹介を読んでいくうち、だんだん興味が湧いてきた。
    新しい世界に踏み込む勇気をくれた一冊。

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    2024年11月08日
  • ご本、出しときますね?

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    西加奈子さん、朝井リョウさん、加藤千恵さん、羽田圭介さんなど、多数の著名な作家さんとのトークがとにかく面白い。
    みなさん言葉選びが秀逸で何気ない話でも深さが出て思わず笑ってしまう。
    親交の深い若林さんだからこそ聞ける攻めた質問も多数あって興味深かった。
    いろんな作家さんの人間性が垣間見れる。
    マイルールやオススメの一冊などを紹介してくれていて、読みたい本も見つけらた。

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    2024年11月03日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    余りにも極端過ぎる主人公の言動やスクールカーストの描写の数々に、共感と嫌悪の狭間を何度も行き来させられながら最後まで読んだ。でもその分、この小説で初めて触れる感情や「生」が剥き出しになる瞬間の描写も間違いなくあって、不思議な作品。

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    2024年10月27日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    村田さんの作品を読むのは2回目ですが、こちらも気味が悪いほどのリアリティのある表現が巧みで凄く個性的で良かったです。病んでいる感じが自分にも共感できるところがあるので、表現しにくいドロドロしたものも描かれていて流石だと思いました。

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    2024年10月18日
  • となりの脳世界

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    ネタバレ

    「ムーミンのマグカップ」…デザインにストーリーを感じるところにとても共感した。
    「正座が逆の人へ」…書いてある通りに想像してみたがいまいちピンとこなかったので実際に見てみたい。
    「「走らせている人」たち」…並走させている人がいるのに驚き。各々どんなキャラクターを走らせているのか聞いてみたい。
    「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」…イベントに参加したことはないが、真っ暗な空間にずっといると次第に慣れてきて、暗闇をてくてく歩く妙な大胆さを感じたことを思い出した。
    「港区芝公園界隈」…から始まる4つの話が好きだった。日常と非日常の配分が絶妙で、いくら読んでも苦しくならない。挿絵も文字もホッとするしかわい

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    2024年09月22日
  • 変半身(かわりみ)

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    村田沙耶香ワールド全開
    毎度ですが、気持ち悪いと言うか理解出来ない

    一章目の『変半身』は何かを一生懸命やってるのはわかったけど、よくわからんかった。

    二章目の『満潮』‥他人に迷惑かけてないから良いバカップルですな_:(´ཀ`」 ∠):

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    2024年09月17日
  • 消滅世界

    QM

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    男女の性行為が、古く時代遅れで意味のないものになってしまった世界。いつか人類の価値観が大幅に変わって本当にこんな風になってしまうんじゃないかとすら感じた。実験都市となった千葉で同じような子供が生まれ同じように育って、機械みたいだと思った。少し気味が悪かったけど話としては楽しめた。

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    2024年09月16日
  • となりの脳世界

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    とても読みやすいエッセイ集です。
    村田沙耶香先生らしい独特な視点で描かれています。
    1番びっくりしたのは、ぬい活をしていることでした!
    私もぬいぐるみやドールが大好きなので、大好きな作家先生も同じような嗜好を持っていることが嬉しかったです。
    クスッと笑ってしまったエピソードもあり、ひとつずつのお話がとても短いので読みやすいです。
    スキマ時間に少しずつ読むのにちょうど良かったです。

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    デビューから現在まで各紙誌に書いてきたエッセイを一冊にまとめた決定版。
    小さな頃の思い出から、影響を受けた本や音楽、旅先での出来事、
    今まで気づかなかった

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    2024年09月15日
  • タダイマトビラ

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    いやもうほんとに、村田沙耶香さんの頭の中ってどうなってるんですかね…。普段何考えて生きてたらこんな話が思いつくのか、不思議だし不気味すぎる。私がこれまでに読んだ村田さんの作品の中では今のところダントツぶっ飛んでる話だった。「タダイマトビラ」ってタイトルから、ラストこんなふうに終わるなんて思いつかない。自分の価値観が揺らぐような名作本は数あれど、価値観云々以前に、そもそも自分の人間たる所以が揺らぐというか…とにかくめちゃくちゃなモンスター作品です。今夜は頭が混乱してうまく眠れなさそう…。

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    2024年09月12日
  • コンビニ人間

    匿名

    購入済み

    社会が求める「普通」という名のコードとの距離感の問題はある人にとっては問題とも認識されず、またある人は完全にそれに同化してそのコードを拡大再生産する尖兵ともなり得るが、本作の主人公にとってはそれは対象として認識は出来つつもそのようには振る舞えない。一方で「コンビニ店員」としてのコードは完璧に振る舞うことができる。対して白羽にとってそのコードは自身を攻撃してくるのもでしかなく、と同時にそのコードを使って他者を攻撃してもいる。矛盾しているようでいて実際にはこのような人は多く見かける。
    コンビニの他の従業員や地元の旧友、そして主人公の妹などは、彼らの価値体系(と言ってもそれは彼ら自身の頭で作り出され

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    2024年09月12日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    村田沙耶香さんの小説に出てくる登場人物って確かに狂ってるけどなんかほんのちょっとのキッカケでそっち側に転がって行ってしまいそうな感覚が理解できてしまうのが怖い。
    特に思春期の自分なんか今思い出すとあの頃の自分て狂ってたなぁって思うもんね。
    誰でも抱えてる心の闇とか病的な部分を表現するのが上手いんだと思う。

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    2024年09月03日
  • マウス

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    ネタバレ

    地味でスクールカーストの中の下あたりにいて、三人組の中でもあぶれそうになっている律。クラスにいる異様な雰囲気の女子、瀬里奈。
    瀬里奈はすぐ泣いてどこかに行ってしまうし、泣いて誰かに助けられてもお礼のひとつも言わないので、いつも仲間はずれにされている。
    律が瀬里奈が泣いてどこに行くのかを突き止めれば、話のネタになるだろうと跡をつけたことがきっかけで、瀬里奈に思わぬ変化をもたらし、やがて律自身も……というお話。

    瀬里奈が「マリー」になってからは、ホラーみたいな話になるのかと思ったが、全体的には女子の友情物語だったので安心した。
    イケてない女子の複雑な心理描写がとてもリアル。私はアホだったのでスク

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    2024年08月25日
  • 変半身(かわりみ)

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    やっぱり村田沙耶香先生のお話は好き。
    女としての感情をぐちゃぐちゃにされる。
    普段生きていての違和感を物語に落とし込むのがうますぎる。

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    2024年08月07日
  • 私の身体を生きる

    購入済み

    読むのに気力のいる本だった

    息子が中学にあがり、性教育を考えると男性視点の情報では難しいと思う事が多々ある
    SNSでこの本のことが流れてきて書評を見た時、長男の女性に対する理解に何かしら寄与するかと思い、つい反射的に購入した。

    男より女性の生き方はある意味で難しいが、性を持ち出すと安易に楽な選択を選ぶこともできる。
    でも、それを選ぶと多くの場合、後でツケがまわる。だから、安売りするな、という言葉を親の世代は言う。
    でも、若い世代が持て余す感情は大人の説教なんて聞き入れない。で、大人になって、同じように若い世代に言う。
    そこに使える武器があってもそれを使わないって難しいこと。男が腕力で相手を従わせる選択をなかなか選べない

    #タメになる

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    2024年08月04日
  • 変半身

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    ネタバレ

    いやぁ、今回も村田沙耶香さんすごかったなぁ…。
    「変半身」は、ミッドサマー的な感じ?と思っていたけど、卵ぽいものを産んだり、ポーポー言い出したり、「ニンゲン」が終わったりともうファンタスティックでした…。

    「満潮」はもうね、意味がわからない。旦那が急に潮吹きたいとか正気の沙汰じゃないでしょ。それをなんだかんだ受け止めて、なんなら私も潮吹くことにした。とか言う佳代もすごい。でも、潮吹きたいって言ってからの方がお互いなんとなく分かり合えてる?仲良くなってる?そんな感じになってるからすごいのよ。ほんと、村田沙耶香さんの作品って、唯一無二だよなぁ。

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    2024年07月16日
  • 地球星人(新潮文庫)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    地球星人

    読んでいて不愉快だか探究心がくすぐられるようなそんな内容だった
    コンビニ人間とは違う不愉快さが堪らない

    #ダーク #怖い

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    2024年07月15日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    最近この年代の人のエッセイ何個か読んで、時代が違うからかあんまり共感できる部分ないな〜って思ってたけど、この本は共感できる部分も多かった

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    2024年06月29日
  • ご本、出しときますね?

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    面白い企画。小説家2人とオードリー若林の鼎談。
    お互いへの質問、それぞれのマイルール、おすすめ本という流れで、読みたい本が増えた。
    村田沙耶香さんがすごく個性的で面白い。

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    2024年06月29日
  • 殺人出産

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    考えてみた事はあるけどこんな事を書いたら問題になってしまうのでは、と文章にする前に頭の中から消してしまってそうな事を恐れず書いてる感じがなにか突き抜けてて凄いなと思った。
    どこかで似たような話読んだなーってのがひとつもない。
    最終章の「余命」は、そういえばこういうの求めてたかも、と思いながら読んだ。

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    2025年12月01日
  • タダイマトビラ

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    ネタバレ

    中毒なのか、、、?
    村田さんの本を見つけると手にとって「しまう」。
    また今回も、とんでもない小説なんだろうな、と思いながら読む。
    当たってた。
    とんでもなかったし、読後感がとても良くない。(褒めてます)
    いつもだいたい悲惨なことになるし、怖いし気持ち悪いしキツいんだけど、何で読みたいと思って「しまう」んだろう。
    村田さんの小説に流れる、現世を生きている居心地の悪さだとか、この世の色々なものを気持ち悪いと思う感覚に、共感できるところがあるからなんだと思う。
    気持ち悪いけど、わかる。わかるから怖い。

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    2024年05月20日