【感想・ネタバレ】変半身のレビュー

あらすじ

「だって、私たちって、家畜じゃない」(「変半身」)「僕たちの身体には奇跡が眠っているんだ」(「満潮」)――若者が贄となる孤島の秘祭「モドリ」の驚愕の真相から恐るべき世界の秘密が明かされる「変半身」、「潮を吹きたい」という夫に寄り添う妻がふたりで性の変容を探求する「満潮」、ニンゲンの宿命と可能性を追究して未知の世界を拓く村田ワールドの最新の到達点を見よ!

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大好きな村田さんって感じの作品。
信じることをやめられない人間の本質にここまで暴力的な説明をつけられるの、この人しかいないでしょ。
満潮は共感大すぎて、むしろ怖い。けど、少しだけ安堵。

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2025年12月07日

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ネタバレ

変な島の信仰から逃れたと思ったら、その信仰は全て作り物だった。でも、作り物の信仰と分かっててもそれに縋り付く村人に耐えられず主人公は脱走。と思ったら、また島と主人公は新たな文化を信仰するようになる…
人って、集団で信じることのできる当たり前の世界がないと自我を保てないのかもと思った。村田沙耶香ワールドでよくあるテーマだけど、やっぱり面白い

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2025年07月28日

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『変半身』はとにかく不気味。安倍公房のような難しい世界だけど何故か引き込まれてしまう。ぶっ飛んでます。
『満潮』もなかなか、、、ある行為に意味を持たせようとする感じに純文学らしさを感じる。

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2024年09月14日

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前半は生々しく、中盤から後半にかけては主人公と周囲の信仰心の乖離が見られる内容だった。前半は思わず顔をしかめるような嫌悪感の強い描写があったが、とても興味深く読めた。

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2024年04月22日

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ネタバレ

「ポーポー」で半ページ埋まった部分見た時は、恐れと驚きで一瞬ゾッとしたけど、その後は可笑しくて笑ってしまった。

読んで、人や歴史は創られるんだなーって思った。「想像の共同体」を思い出した。
これまで信仰してた人間教を脱し、言語を創造し、歴史と人の認識を刷新し、新しいポーポー物語を島の人々に強制することで、人々は自らをポーポーという同じ世界を共有する同族だと信じるようになった。

村田さんは現実世界における、人々の無意識や、社会の当たり前を、小説を通して言葉を与える事で描くことが本当に上手いなと思う。小説の内容は気味が悪いと思われがちだけど、リアルと地続きなフィクションを描く、村田ワールドは結構好き。

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2025年10月03日

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初めて読んだ村田沙耶香さんの作品です。一篇目の言いようのないグロテスクさは二度と読みたくないと思ってしまう程でした。ですが、不思議と何回も読んでしまう本です。2篇目は個人的にトップレベルで好きな話です。性への探究心に共感する点が多くて大好きです。

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2025年09月27日

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こんな話ありそう。地球星人とも同じで、立場の弱い人の犠牲で成り立つ社会は嫌だね。常識なんてどうでもよくなる。

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2025年08月10日

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村田さんの作品は、どこか気持ち悪くて、だけどそれがしっかり私たち人間のことを指してるのが特徴的。視点は確かに気持ち悪いとか怖いって捉える人が多いかもしれないけど、その視点を持ってこんなにも言語化して比喩できるかって言われたら難しい。
変半身は特にすごくて、信仰する対象をニンゲンは日々変えていく中で救われたような気になるっていう描写は頷けることが多かった。

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2025年06月13日

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作者名伏せて読んでもこれは村田沙耶香だね〜ってわかるくらい村田沙耶香。
秘教とか、カルトとか、民間信仰みたいな話大学時代に授業取るくらいは好きだったから興味深く読んだけど、内容としてはめちゃ気持ち悪い。笑
高城くん見てめちゃめちゃもどかしくなった…。

昔から信じてたものが、誰かの手によって作られたものだって知ったら確かに全てのことに疑心暗鬼になるかもしれないね。

後半の潮を吹きたい夫婦の話も、潮吹き成功に向けた部活動みたいな感じで描かれてるのがめっちゃシュールで面白かった。

途中、老婆が海で潮ではなく放尿するシーン、めちゃくちゃ綺麗に描かれてるのもおもろい。

人間の体内に流れる液体だったり、肉体の描写だったりを村田さんは神秘的に書いてる印象。
人間の肉体を神聖なものとして捉えているんだろうな。とつくづく思った。

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2025年05月06日

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ネタバレ

すごく嫌。気持ち悪い。なにが本当に嫌って、現実にもあるところ。
「若くて何も知らない女とセックスしたい男」「それとグルになってる大多数の男」「それらを許すのがいい女だという風潮(それらに加担する女)」全部(本ではなく現実が)キモい。
ファンタジーかな、いや他の作品からしてイマジナリーなものなんだろうな、からの現実を突きつけてくるのが嫌すぎる。
儀式のネタバレする所、現実の女性がフェミニズムを知る所みたい。今までちょっと違和感を抱きつつも「そういうもの」だと信じて疑わなかったけど、大人(ある時)になっておかしい事だったんだって知ってしまう、みたいな。あの「現実」が塗り変わって何も信じられなくなる感じ。
全部が金、金て言ってるのも、今の資本主義に走りすぎてる社会みたい。広告代理店て凄いね。
詐欺みたいな島を嫌に思ったのに、詐欺やってる夫と結婚しちゃうのも現実にありがち。DV受けてた子がモラハラ夫と結婚しちゃうみたいな。
現実の厭なところ全部詰め!て感じですごく嫌。
最後はわけわからなかった。
この作者て、ひたすら嫌〜なのが続いてやっと最後に救いがあるてパターンが多いから、短編のほうが好き。長いとそれだけ嫌な部分が多いだけだから。

『満潮』は、「性」がそうだったら良かったのにね、て感じ。人同士で搾取し合いながらするものじゃなく、個人で理想を追い求めたり自分の体を知ったり。そういうものだったら、性暴力とかが無い世界だったのかな。

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2024年07月25日

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ネタバレ

いやぁ、今回も村田沙耶香さんすごかったなぁ…。
「変半身」は、ミッドサマー的な感じ?と思っていたけど、卵ぽいものを産んだり、ポーポー言い出したり、「ニンゲン」が終わったりともうファンタスティックでした…。

「満潮」はもうね、意味がわからない。旦那が急に潮吹きたいとか正気の沙汰じゃないでしょ。それをなんだかんだ受け止めて、なんなら私も潮吹くことにした。とか言う佳代もすごい。でも、潮吹きたいって言ってからの方がお互いなんとなく分かり合えてる?仲良くなってる?そんな感じになってるからすごいのよ。ほんと、村田沙耶香さんの作品って、唯一無二だよなぁ。

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2024年07月16日

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「変半身」「満潮」の2篇収録。村田沙耶香の作品を読むとフィジカルが勝手に反応する。生理的に落ち着かなくなり、いつの間にかやめられなくなってくるから困ったもんだ。

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2024年04月08日

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「何かを知るということは快楽なのだ。それが大嘘であっても」。

なんで我々はこんなにも村モノ…というか、なにかを妄信する物語が好きなんだろう?今回もとても質の良い寓話だったと思いました。
ただこの話には"知性"を信じる人がいなかったので、その点はやっぱり好みじゃないかもしれない(物語として、陸が嘘と真実の間にいる観
測者なので、知性や科学はもはやメタ認知になっちゃうからいらないんだけど)。

潮についての心温まるお話のほうがやっぱり好みではあるし、18頃の若者にぜひ読んでもらいたい短編だなあと思う。それみんな思ったことあるけど忘れちゃってたやつ〜!と、30手前のわたしは思った。

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2024年01月06日

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面白かった、変半身はなかなかページをめくる手が進まなかったけど、なんとか最後まで読めた。当たり前だと思っていることもなにかのきっかけで変わってしまうんだなと思った。人から伝えられたことは自分で確かめないと真実かどうか分からない、でも自分で確かめようのないことも多くあるから、世の中って怖いなと思った。満潮は結構意味が理解できないとこが多くて、悩んだ。

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2023年11月23日

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確かに当たり前となっていることは疑いもしない

でも時として正しい正しくないは必要ではなく、自分の軸と出来るものがあれば良いのかも

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2023年11月13日

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ネタバレ

変半身、島で行われる変な伝統儀式の話かと思っていたら、そこで終わらせないのが村田沙耶香だった。人の信仰なんてこんな簡単に変わっちゃうでしょ、歴史なんてこんな簡単に改編できてしまうんだよ、というような嫌味をビシビシ感じた。現代の「普通」「常識」によくもこんな疑問を投げかけられるな……と毎度驚かされる。そんなところが大好き。そして最後は村田沙耶香らしい気持ち悪さで終わる。
満潮は潮を噴くために切磋琢磨する夫婦の話。膣の描写が丹念で、めちゃくちゃわかる〜それそれ!と思うようなリアリティだった。村田沙耶香の書く“性”、絶妙に生々しく気持ち悪いのが大好き。2篇とも面白かった。

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2023年01月26日

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読み終わってまず思うのが「何これ!?」でした。
自分たちが信じて疑わないこと、当たり前にあることって、本当にそうなのかなって考え出すと怖くなりますね。
いかに自分が狭い世界で生きているのか。何となく流されているのか。思い知らされる気がします。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

千久世島では、ポピ原人と人間が仲良く暮らしていることをポーポー様に知らせるために、秘祭モドリが行われる。それを信じきっていた陸だが、その秘祭は数年前に島の若者たちがエロ目的で考え出したものだと知る。
後に陸が結婚した夫は詐欺師。里帰りした千久世島は今度は別の神話をかたって変な観光地にプロデュースされている。この世のものは何かにプロデュースされて、意味づけられているに過ぎない。最後に秘祭ニンゲンの終幕が宣言されると、戸惑う人もいつつも人々は皆ニンゲンをやめてポーポーになっていく…
『信仰』とテーマが重なる。ニンゲンとして振る舞うのは皆仮面。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

狂気そのもの。読んでいて圧倒されたしおいて行かれた。
訳が分からなかったが、それであってこその村田さんの作品なので、今回も楽しく読めた。前半の「ポーポー」という単語だけが書かれたページはさすがに気持ち悪くて笑いながら読んだ。結末が全く予想できなかったが、逆に予想できた人はいるのだろうか。モドリやポーポー様が偽りだったのではなく、「世界」事態が偽物だった。今こうやって話している言語も立っている場所もすべて偽り。書いていてよくわからなくなってきた。モドリで高木君が卵を産んでいるシーンは最高に気持ちが悪くて想像するだけで嫌になった。
「満潮」はモドリの話よりさらに訳が分からなかった。旦那はなぜ潮を吹くことにこだわっているのか、主人公の友人はなぜそこまで旦那を拒絶し、非難するのか。そしてなぜ主人公は一緒になって潮を吹こうをしたのか。すべてが謎で一つも理解できぬまま終わってしまった。もう一度挑戦したい。

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2022年05月20日

Posted by ブクログ

【変半身】
序盤は島の伝統かつ異常な祭りの話、
神話の話かなと思い読み進めていたが…
地球に住む人間、教科書に記載された歴史、
少しづつ事実を揺るがすポーポー様とポピ原人
その後全てひっくり返る展開
村田沙耶香さんにしか描けない世界。
ポーポーで埋め尽くされたページを見て
狂気を感じ笑ってしまった。

【満潮】
全くの素人だが潮は何かのメタファーかな。
付き合った男性によって性の何もかもが
変わってしまう経験はよく分かる気もした。

なんとなく村上春樹さんの小説を
読んだ時と同じ感情になった。
途中読んでいてタイトルなんだっけ?
と思って満潮で…納得。

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2025年12月02日

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ネタバレ

二本目の満潮が良かった。
この2人が自分の潮に辿り着けたらどんな笑顔になれるんだろうとニヤついてしまう。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

生きる上では真実らしい信念で脳が薄く飽和しているくらいがちょうどよいのでは。
自分たちが真実だと確信できるもっともらしいストーリーを吸収し続けている人間教。その外に出て無になろうとしても、余計に存在の不確かさに怯えて、その不安から、それらしい物語の吸収率が高くなるだけな気がする。もしくは、その反動で無になる宗教、つまり全て騙されている、洗脳されているという真実に辿り着こうとする宗教にのめり込んでしまいそう。
何か真実らしいものを信じ込んでいるという究極の真実を見つけた気になるが、その確実な真理のように思えるものも、信じ込んでいるだけかもしれない、というマトリョーシカ構造。
真実の乗り換え、新しい流行に移り変わる時期には犠牲者がつきものという図式も他作品でたくさん出てきたな。
最後、空っぽな脳を埋めていた「ニンゲン」という役を脱ぎ捨てて島の住人たちが「ポーポー」になっていったが、ポーポーもやがては違う何かに置き換わるんだろうな。自分という器を満たしていたものが違うもので満たされ、その変化の隙間に無が現れると表現されていたが、空っぽの状態すら存在しないんじゃないかという感覚がどこかにある。 こういう思想が根底にあるんじゃないか、真実はこうなんじゃないか、と普遍的真理のように感じられる何かに出会うたびに、それも自分の思考が土台になっているから外側からさらに解釈可能なものなのではないか、つまり思考主体である自分の地盤となるものなんて存在しないのではないかという思いに常に悩まされているので、空っぽな状態(容器という形状を保つ外側の輪郭)=思考における究極的で絶対的な外側(絶対的客体)なんて存在しないと思ってしまう

信仰の家畜ということを認識して家畜としての人生を全うしたいが、自分が家畜という自覚がある限り理想的な家畜(無自覚な家畜)にはなりきれず違和感が拭いきれないというジレンマ

満潮は丸の内魔法少女ミラクリーナの無性教室と通ずるものを感じた。世の中で横行している考えに消費され、世の中に存在する確固たるルールに縛られる前の、純粋な姿としての自分の性を(身体を)ありのままに扱いたいという気持ち。

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

『変半身』
読み進める間ずうっと胡散臭さがあった。信じてた世界がひっくり返りひっくり返り…今日の友は明日の敵となり、今日の常識は明日の非常識となる。このまさに今生きている世界は、加速度的にそのどんでん返しが行われ続けている。信じることで考えることをやめて楽になる方が確かにずっと楽に違いない。しかし、本を読む限り、村田沙耶香に触れ続ける限り、疑うことを止めることはないと思う。

『満潮』
さっぱりわからない。
理解が及ばないものに対して、理解することを試してみることが読書の醍醐味であったとしても、さっぱりわからない。

ただひとつこの作品を読んで初めて気づいたことであるが、男性である自分は、男性器を鏡を使わずとも目視できるが、女性はそうではない、ということ。これは初めて気づいた大事なことだと思う。目に見えると比べてみたくなる。大きさを比べてみたくなる。力を見せつけたくなる。優位性を確かめたくなる。権力を誇示したくなる。「男って単純」といわれる所以がここにあるのでは?逆に言えば女性もまた然り。

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2024年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村田さん作品3作目
変半身は最後、そうなる??という驚き要素が満点でした
「ニンゲン」って「ヒト」って本当にいるのかなぁ

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

独特。
変半身は、教団Xを読んだ後だったので、軽い気持ちで読めた。急にオチがきて驚いた。
満潮は、ほっこりと温かい気持ちになった。
人に勧めたくなる本かと言えば、そうではない。

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「変半身」はすごく良かった。そもそも自身がこういう秘祭モノが好きだったりする。
満潮に出てきた六足の老婆はなんのメッセージだったんだろ。潮を見たことない2人が想像した怪物だったのか主人公の友人が言っていた怪物があれだったのか、そもそもあれにメッセージがあったのか分からなかった。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

他人に嘘を信じさせるには、事実8割・嘘2割の割合がちょうどいいらしい。本作はその割合がだいぶと変わってしまったなと感じた。刺激強め。

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2023年10月02日

Posted by ブクログ

【変半身】
信じている物、正しいとされていた物がことごとく崩壊していく。信じていた物が無意味で無価値と知った後、それを嫌悪するか、受け入れていくのか?
最初の4分の1くらいは、孤島の秘祭をぞくっと書き始めて、これはなんかいつもと違うのかと思うまもなく、突如いつもの村田ワールド。全てが無意味になってしまうようなラストに、信じられるものがなくなってしまう。
とはいえ、今の社会の流行等を、シャープで自虐的で、コケティシュに風刺する表現は面白く読んだ。
【満潮】
10年後、ご縁があって再読したら、なんの話かな、やれやれ困ったなってなると思う。今も困っているけど。突き抜けているから、置いてかれた感じ。内容は、コメントできない。

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

〈変半身〉
今回は民俗学かぁ、なんかどろどろしてるなぁ、お、盛り上がってきたぞ、と思ったらあっさりと物語が放棄される。さすが村田沙耶香センセイ。

その後も力士の投げの打ち合いのように、お互いをクルンとひっくり返すような展開にハラハラしてると、最後は観客も一緒に両国国技館ごとひっくり返された感じ。強引な力技で締められました。丸ごとポーポーで埋め尽くされたページには、もう笑ってしまうしかありません。

悪意満載の社会風刺。

〈満潮〉
類型化され、商品化された性に戦いを挑む作品、なのか?

共感する事も多かったけれど、解説の小澤英美さんの「海で出会う三人の老婆たちの、なんと神々しいことだろう」という境地に達することは出来ず。

結局あの三老女は何だったんだろう?

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2023年03月19日

Posted by ブクログ

友人・知人に「この本どう?」って聞かれたら…
「トラウマになりそう・・でもきっとあなたも一気に読み切ってしまうと思う」
って、言います。

「変半身(かわりみ)」と「満潮」の2編が収録されています。「満潮」も痛そうな描写があったりしますが、「変半身」の奇祭が、それも後半の卵のあたりがうわぁぁとなりました。忘れたくても忘れられなさそうです・・。

「コンビニ人間」がおもしろかったので続けて読みましたが、なかなか衝撃でした。でも考えてみたら残酷さとかはコンビニ人間にも共通するような。村田沙耶香さんの本おもしろいよ!と誰にでもおすすめするのはちょっと躊躇するなぁという感じでした。これだけ強いインパクトを残す小説を書かれることについては純粋に尊敬します!

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2022年07月15日

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