村田沙耶香のレビュー一覧

  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    まさにコンビニ人間。
    超面白かった!!

    コンビニ人間と気付いてから描写が生々しくなったのも、今までの無機質なただの機械人間からコンビニ人間としての命が芽吹いたって感じがした。

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    2026年02月22日
  • コンビニ人間

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    アブノーマルな人間は普通の社会では排除されるが、コンビニという存在が主人公の全てとなる
    俺らも見えない圧力というか、普通であるためにマニュアル化された自分を演じているんだろうな
    少しの出来事でストーリーを作ってしまうし、自分の未知の世界を不気味がって仲間と社会と共存するために演じる。人を助けようとしていることは、人を傷つけているかもしれない。多様性って言葉で片付けられないから、死ぬまでにいろんな未知に触れないといけないんだなと

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    2026年02月22日
  • 世界99 上

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    コンビニ人間に続き村田沙耶香さんの著書は2冊目なのだが、一言で言うなら
    村田沙耶香という人間は狂いすぎてる。と確信した。
    どんな生き方をしたらどんな思考になってこんなヤバい本が書けるんだ?

    まだ続きが気になるから感想はここまでで止めときたい。

    下巻が楽しみすぎる。

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    2026年02月21日
  • 世界99 下

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    上巻に続いて醜悪で胸糞悪くてまったく好きになれない世界観だし、読み返したいとも思わない。ただ、その理由はあまりにも今の現実で起こっていることをデフォルメして物語に閉じ込めているからだと思う。小説として、人の心理や醜さを嫌というほど描く著者の現実世界への解像度に驚くし、それをこんなにも荒唐無稽な話としてリアルに感じさせるのは本当にすごい。久々に小説を読んで戦慄した。作品としては好きではないが、心底圧倒されたので評価は5かな。

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    2026年02月21日
  • コンビニ人間

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    普通とは何かというありふれた疑問について美しく文字にしている本だった。無機質な物体を五感の濃淡で表現しているという解説が文学の美しさを感じて素晴らしい作品だと気付かされた

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    2026年02月20日
  • 世界99 下

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    女性が生きてたら起こりうる嫌ななことがずっと描かれている。
    空子視点では白藤さんはずっとかわいそうな人だけど、個人的には、彼女は最後まで自分の好きな自分を選択していてそこまで不幸でないように感じた。

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    2026年02月19日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    私も学生時代に2年ほどコンビニでアルバイトをしていたので、コンビニで働いたことのある人なら分かる分かる!となる描写がたくさん散りばめられていて、とても懐かしい気持ちになりました。

    古倉さんは冒頭から幼少期のエピソードで世間一般でいう普通とはかけ離れた子として描かれていますが、白羽というどうしようも無いクズ人間が登場してから更に古倉さんの異様さが際立ちます。
    (古倉さんの応答にスカッとします)

    最後、白羽の手を振り解き人間であることをやめてコンビニ店員という動物として生きていくと決めた古倉さん。
    コンビニの窓ガラスが妹の生まれたばかりの赤ちゃんを見た時の病院のガラスと同じように映り、その中で

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    2026年02月19日
  • タダイマトビラ

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    コンビニ人間は読んだことがあり、読んでみた。


    カゾクヨナニー、いやぁそんな発想があったとは。。。
    村田沙耶香の作品は、どれもこんな発想あったの、と意表を突かれ、その奇妙な世界に没入させてくれる。ある意味狂気を感じる。。。

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    2026年02月18日
  • 生命式

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    自分の常識が揺さぶられるように脳みそを殴られたような感じがした。正しさとはその人にとっての尺度でしかないこと、それを押し付けることのグロテスクさを感じた。

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    2026年02月18日
  • 世界99 上

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    まさに没入。
    村田沙耶香さんの作品は好きだけど、分厚い上下巻に読むのに時間がかかってしまうだろうなと若干構えていたが、2日で読み終わってしまった。
    というか、読むのを止められず、トイレ以外の普段の生活を疎かにしながら、読み耽ってしまった。

    幼い時から、コミュニティによって適した人格を作り上げる空子。
    大人になって、価値観の違うそれぞれの世界を行き来する空子。
    その背後からそれぞれの自分を客観的に傍観する世界99の空子。
    ラロロラン人への差別、ウエガイコクへの憧れ、シタガイコクへの見下し。

    どれも共感できる感覚で、空子の心理描写が繊細でさらに共感を強めた。
    常に共感がありながら、人間の性欲処

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    2026年02月18日
  • 信仰

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    読んでよかった。短編て、ぺろっとしてて面白くないイメージだったけど、読み応え充分で面白かった。お値段以上です。(原価大丈夫なのかな… ぽぅ)
    こういう作家さんがいれば安泰じゃん、と思った。

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    2026年02月17日
  • コンビニ人間

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    芥川賞受賞者の作品で、唯一読破できた
    どうも純文学のオチのなさというか、淡々と流れる景色のような文章がハマらないのかも

    私はかつてコンビニで働いたことがあるので、コンビニあるあるが散りばめられたこの小説が読み切れたのだと思うが

    人の心の機微が分からない恵子は、すべてがシステマティックに決められているコンビニの仕事に没入していく

    コンビニの仕事には素晴らしく適性を持っていて、コンビニの仕事をしている時だけ「普通の人」であれることに気づく

    って感じなのかな

    「普通」の人なんてこの世にはいなくて、私も含めみんなが存在しない「普通」に振り回されている

    ある意味マイペースに生きている恵子は、

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    2026年02月19日
  • マウス

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    律はおとなしい女の子だった。目立たないように、人の目を気にしながら、そっとクラスの隅にいる感じ。一方クラスメイトの瀬里奈は人目も憚らず泣き、クラスにうざったがられる女の子。

    律は瀬里奈が少し強くなればいいと思って「くるみ割り人形」を読み聞かせたら、瀬里奈は大変気に入ったようで、毎日本を読み、主人公のマリーのような気分で過ごすことによって日常を克服し、毅然とした態度で振る舞えるように変わる。

    律は自分のことを「マウス」おとなしい女の子だなぁと思いながら過ごしている。

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    2026年02月16日
  • 信仰

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    11編の短編集。とても短いものもあって、
    ・新しく始めたカルト商法
    ・生存率に振り回される人たち
    ・宇宙人の話
    ・均一とカルチャーショック
    ・自分のクローン4体との生活
    ・地球の最後の話
    ・人類の終わり
    など大分恐ろしい話が淡々と続く。
    素晴らしい本だと思う。

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    2026年02月16日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    やはり村田紗耶香は凄かった。あまりに凄すぎて感想が書けない。これもまた「普通」を突きつけられて違和感を抱く人間の物語。その普通の言語化のしかたが秀逸。「地球星人」「人間を作る工場」「工場の部品」 思えば僕もその「部品」としては失格品だ。果たして結末、彼らは何者になったのか。

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    2026年02月16日
  • コンビニ人間

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    主人公に惹き込まれてあっという間に読んでしまった。 「普通」や「あたりまえ」という概念を改めて考えさせられた。

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    2026年02月15日
  • 消滅世界

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    夫婦での性行為は近親相姦とタブー視され、子どもは人工授精で産むことが定着した世界。男性も人口子宮を装着して子どもを産む世界。
    「恋とは、変態なことを引き受ける勇気」
    「テレビや漫画から性欲や恋愛感情の種を植え付けられているだけ」

    村田沙耶香さんの作品はとにかく世界観が不気味。読んでいると、実は今私がいるこの世界ここが異常なのではないかと錯覚させられる。
    狂った世界観でのストーリーは後半につれて更に不気味に狂っていくから大好き!
    常識とは、正常とは、を考えさせられる作品。
    「恋」「寂しさ」「欲」人間として生まれたからこそ味わえないこの感情、もしかしたらいつかこんな世界になったら消えてしまう可能

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    2026年02月14日
  • 変半身(かわりみ)

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    村田沙耶香ワールド全開。
    人間は弱いからこそ何かを信じたい生き物である。
    信じることは、考えることをやめること。

    世の中には支配する人支配される人、騙す側の人騙される側の人が確かに存在している。信仰なしでは生きらない。歴史や伝統、世の中のルールなどはすべて誰かに創作された宗教のようなもの。途中でそれが全部誰かの利益のために変えられたとしても、人間は何の疑問も持たず受け入れて生きてく皮肉な生き物である、そんなメッセージ性を感じた作品。

    昔からのお祭りや地元の言い伝え。それってもしかしたら伝統なんて何もなくて、誰かがただ面白おかしくエロ目的で作ったものだったりする。その事実を知らずに、信仰し続

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    2026年02月14日
  • 世界99 下

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    めっちゃくちゃ面白かった!
    でも絶対に自分から友達にはおすすめできない!
    もっと柔らかい雰囲気で、ドラマ化してくれたら
    とっても嬉しいです。

    珍しい感性かもしれませんが、
    わたしは、ピョコルンのいる世界に行きたいです。

    家族の形が男女の夫婦だけではなくて、
    同性でも可能で+ピョコルンの世界。
    家事も出産もピョコルンがしてくれる。

    子どもは欲しいけど自分の体に変化を与えたくない、
    キャリアを変えたくない女性の私にとっては
    お金を払ってでも欲しい存在です。

    クリーンな世界、綺麗な言葉も
    私にとって魅力的な世界観でした!

    これをこのボリュームで本にかけること、
    本当にすごいですね、、、

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    2026年02月13日
  • 世界99 上

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    呼応、すごくよくしてたなって思う。10代20代って特にそれぞれの世界での人格持ってたなって思う。それとも普通は何個も世界持たないのか?と不安にもなった。実際どうなんだろう?持つ人と持たない人がいるのかな?
    人間ってこういう人いるよねが詰まってる。

    あと人間家電って使い方、自分は女だけど良い意味にも悪い意味にもしっくりくる言葉で気に入ってしまう自分がいた。
    下巻もとても楽しみ。

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    2026年02月13日