村田沙耶香のレビュー一覧

  • コンビニ人間

    QM

    購入済み

    読みやすいが考えさせられる

    読みやすい文章で、忙しい時でもサクッと読めました。
    周りと同じでなければいけないという小さいころからの空気に疑問をもつ主人公、
    彼女自身の考え方を見て、こういう人もいるのかと、改めて勉強になったと思います。

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    2023年12月19日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • となりの脳世界

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。
    村田沙耶香さんの作品はぶっ飛んでいて、かつ完璧な世界観で、考えさせられる作品が多いので、何か日頃の、人と分かり合えない感性への鬱憤を強い意志を持って作品にぶつけて、社会に問題提起していたりするのかな、とか勝手に想像していた。

    けれど、全然天然さんな一面が垣間見えたり、妄想好きで、温かい想像力と好奇心を持っている方なんだなぁ、と思った。ちょっとうちのお母さんに似てる。笑

    完全に、今まで読んだことのある作品と、このエッセイから感じた私の想像なので分からないけど。。
    そういう風にも楽しめるから、1人の作家さんの色んな作品を読んで、その人のエッセイを読むっていうのを、も

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    2023年11月05日
  • ハコブネ

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    この本を手に取ったきっかけは、村田さんの作品が好きで、ハコブネは読んだことがなかったので、読んでみたいなと思ったのと、村田さんがジェンダーに関してどう書くのだろうと気になったのがキッカケ。

    ないものねだりだが、子供の頃から女性という性で生きて、それを全うしてきた椿視点のエピソードも読んでみたいなと思った。


    性の対象が大きすぎるといろんな苦しみや悩みがちっぽけに感じるのかな〜とか、ハコブネからはジェンダーに関して色んなことを考えるきっかけを与えてくた。

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    2023年09月17日
  • となりの脳世界

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    エッセイは普段読まないのですが、村田沙耶香さんのエッセイは面白いと知人からおすすめを受けて読んでみたのですが、面白くて面白くて満腹になりました!
    わかるよなぁこれってあるあるもあれば、どんな頭の中ならこんなことを考えてちゃうのかなぁ、不思議に思うエピソードもあって共感と新鮮を同時に味わえるお得セットを味わった気分でした。
    好きなエピソードを抜粋すると、ものまね宇宙人、
    私たちにはなぜヒーローが必要なのか?
    宝物の棒の想い出
    4度目の出会い
    走らせる人
    などなど、です。ちなみにこれは共感の方です!

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    2023年09月09日
  • コンビニ人間

    購入済み

    オンリーワンの大肯定

     現代日本の同調圧力による生き辛さを一蹴する好著である。
     評価の分かれるラストシーンについては、コンビニバイトの行かず後家である主人公古倉恵子が、他人の目を気にし過ぎず、自分の納得できる生き方に進むことを示唆したもので、オンリーワンの生を大肯定するハッピーエンドと捉えたい。
     また、本書はラノベのようにエッジの効いた会話やコンビニを水槽に見立てるなど文芸作品らしい表現技巧に優れ、ぐいぐい惹き込まれつつ読んだ。

    #笑える

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    2023年08月31日
  • 授乳

    購入済み

    授乳ーー真似てはみるが

    この小説では、大人も模範になれない。
    子の行う、母親の真似は、慈愛とは程遠い。
    唾液、蛾の体液。血液。(ああ、そして母乳なのか?)
    『謎の彼女X』という漫画では、恋人の唾液が絆の状態を
    知らせる印として働き、愛は死を乗り越える手段と言えた。
    一方、この小説のような、仮借なく描かれた破滅を
    目にすると、生き方を問われていると感じる。
    周作先生の『深い河』では、女性に対しては「授乳」
    どまりの中途半端な交わりが、キリスト教に対しては、
    異端とも、ある意味徹底しているとも言える生きざまが
    描かれる。

    #タメになる #ダーク #切ない

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    2023年08月11日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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     白。

    『都合のいいやつ。』

     ってエヴァのマリみたいに言ってしまいました。

     素敵な作品でした。

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    2023年08月04日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    共感しか出来なかった。
    村田沙耶香先生の作品を読んだのは3作目ですが、過去一で共感しすぎて最初から最後まで苦しくて苦しくて仕方がなかったです。
    主人公が小学生の頃。可愛く賢いオシャレな女の子の取り合いを傍観しつつ、結局は他の子と同じように私が1番の仲良しで彼女のことは私が1番理解しているのに、と思っている姿が、ただ家が近所だったから、という理由で顔が可愛くて賢い女の子と親友だった私を思い出しました。高校で再会した時に彼女はカースト上位に食い込み、私とはもう一切連絡を取り合っていません。私は結婚式に呼んだけど、彼女は結婚したのかどうかさえもわからないな。さてこんな自分語りは置いておき。
    小学校で

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    2023年06月14日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    主人公と自分が重なった。
    ずっと囚われていた考えから解き放たれて、美しいと素直に思えるようになったところは最高だった。
    スクールカーストやほぼいじめのいじり、自分の中学生の頃を思い出してかなり辛かった。
    信子ちゃんすごい。幸せさんの伊吹に会いたい。カースト上位のやつらはどんな大人になるんだろう。
    自分がこの年齢の頃の価値観をまだまだ引きずっていることに気づいた。

    追記
    主人公の目を通して物語を読んでいたので今まではっきり意識してこなかったが、これは女の子による男の子への性的加害で男の子が傷を負う話でもあった。
    伊吹はずっと嫌がっていたのに。

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    2023年05月27日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    街が膨れていく音がする
    ニュータウンに伸びる白い道は骨のよう
    身体の中で骨が伸びて軋む音がする

    五感が研ぎ澄まされていくようだ。

    小学女子のあるあるや、中学校でのクラスカーストの描写がとてもリアル。自分より"下"がいることに安心するが、"上"の女子から標的にされたら終わりだ。仲の良かった3人に値札がつけられ、
    グループ分けされて、次第に距離を置く場面は読んでいて息苦しくなるほどだった。

    言葉の選び方がどうしてこれほど上手いのだろう?「女の子の未成熟な身体の中で、エピソードは宗教になり、初恋は化け物になる」「好きな人をもう一目見る放課後」・・etc

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    2023年04月21日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • 絶縁

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    『闇に包まれた穴の底には、龍が横たわっているような気がした。(中略)年寄りたちの言うには、そうした穴は龍が冬眠をする穴ぐらだそうで、龍は夏になると穴からはいずり出てきて天空に飛び立ち、冬になると再び穴に舞い戻ってくるという。穴の付近の雪が解ける理由は、龍の吐く息が穴から噴き出してくるせいらしい。ぼくはその言い伝えを知っていたので、穴の底でひとりぼっちにさせられたとき、龍に食われてしまうんじゃないかと怖くてたまらなかった』―『ラシャムジャ/穴の中には雪蓮花が咲いている』

    「絶縁」というテーマのアンソロジー。村田沙耶香が作品を寄せているというので読んでみたのだけれど、その他のアジア圏の作家の短篇

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    2023年04月12日
  • 絶縁

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    村田沙耶香 著「無」を目的に手に取った本。
    著者の“近未来SF”チックな作風が全開でした。
    フィクションだけど、どこか現実と繋がっている様な…

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    2023年03月04日
  • となりの脳世界

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    既出のエッセイをまとめた本で、トピックはさまざまなのだけど、村田さんの妄想とか勘違い、それゆえの気遣いなどが印象的だった。
    妄想とか勘違いとかはなかなかぶっとんでいると感じたが、翻ってご本人はとても真面目そうで、そのギャップなどもろもろふくめてとても魅力的。面白かった。

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    2023年02月12日
  • 絶縁

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    日本の作家と共作しませんかと問われた韓国の作家チョン・セラン氏が「アジアの若手世代の作家が同じテーマのもと短編を書くアンソロジーはどうか?」と編集部に逆提案。それで編まれたのが本書だとか。
    今回のテーマは“絶縁”。人によって、国や地域によって、こんなにもいろんな“絶縁”があり、それぞれが自分だけの「生」に翻弄されながらそれでも生きていくしかないのだな…。誰かに代わってもらうわけにはいかないものね。
    作品ごとに作者紹介に加えて訳者解説やあとがきがあるのがうれしい。世界が広がるような一冊でした。テーマを変えたり執筆者の顔ぶれを入れ替えたバージョンも読んでみたい!

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    2023年02月12日
  • 絶縁

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    「絶縁」テーマのアンソロジー
    訳者のあとがきにナイスフォロー大賞を捧ぐ

    村田沙耶香、天才
    と思いきや、芋づる式に天才現る
    そして、しんがりのチョン・セラン
    一気に世界が広がってしまったので、これからどうしようかと悩む

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    2023年01月26日
  • 絶縁

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    ネタバレ

    チョン・セランの提案で、”絶縁”をテーマにアジアの作家9人の作品。どれもそれぞれに面白かったけど、ハオ・ジンファンとラシャムジャが特に良かった。

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    2022年12月27日
  • となりの脳世界

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    『生命式』以来の村田沙耶香san。

    読み終えた後、目の前の世界が変わる。デビューから15年、初の決定版エッセイ集ー。

    村田sanの小さい頃、日常、好きなこと、散歩・旅することの4つについての脳の中。お気に入りは、「こそそめスープ」、「予約している村田のこと」等などたくさんありますが、一番は「謎スポーツ観戦」。直感で右側のチームを応援しているという斬新な回答とその理由。

    村田san、愛おしすぎます!☆5獲得です☆
    【おくダマ賞2022】

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    2023年01月02日
  • ご本、出しときますね?

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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

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    2022年12月04日