村田沙耶香のレビュー一覧
-
匿名
購入済み👏
村田さんの作品で話題になっていたため購入しました。ここ最近で一番の衝撃でした。人に気軽にすすめられるものではないけれどみんなに読んで欲しい、良き作品に出会えました。
-
Posted by ブクログ
生に、性に、ひたすら根源的な問いを投げかけてくれる本です。
いやーーー、面白いという一言では表現できないほど頭の中がえぐられるというか、しばらくは胸がいっぱいです。
私たちが当たり前としている事の方が気味が悪く滑稽で狂気じみていることなのではないか?と問いを投げかけてくれ、考えさせられます。
そして考えれば考えるほど矛盾している世の中だと感じます。
私も宇宙人の目で物事を見ている節があり、自分は宇宙人だーなんて話のネタで言ったりしていましたが、この本を読むと私は結局地球人の目を沢山持っていて気分転換程度、憂さ晴らし程度に宇宙人の目を持っているだけなのではないかと思いました。
まだまだ私は -
Posted by ブクログ
ネタバレ村田沙耶香さんの作品を初めて読んだが物凄い衝撃。 この作品に惹き付けられたのは、自分自身、現代の性の在り方に思うところがあったからかもしれない。創作キャラを恋人とする考えが、現代の推し活が行き過ぎたみたいな感じがする。
性欲に対する嫌悪感?正しい発情を求める主人公
以下、感想をぶちまけてます。
結婚してるのにお互い恋人がいて、パートナーとの性行為が近親相姦なのが訳が分からない、結婚しているのに、互いの恋を応援するとか気持ちが悪い 結婚は条件で探すみたいだが、倫理的におかしくないかと思う。
この世界では裸になることへの羞恥心がない? 性交する際の描写で全く恥じらいのようなものがなかった。知識が -
Posted by ブクログ
「理解不能」「ついていけない」
レビュー欄に並ぶこれらの言葉に、ただただ戸惑いと、激しい憤りを覚える。
多くの人が「普通」という信仰の中で安穏としている一方で、心がひき肉のように切り刻まれる感覚を抱え、自分をロボットや宇宙人と定義しなければ一歩も動けないほどに摩耗している人間がいる。
村田沙耶香さんが描く肉を毎日とりにいったり、自分と見た目が同じ複数のロボットとの生活や周りの人が宇宙人に見えていることは、単なる「奇妙な設定」ではない。それは、自分に刃を向けざるを得ない卑屈さを抱えた私たち(側の人間)が、現実という地獄を生き抜くために必死で構築した「高度な生存戦略」であり、聖域だ。希死念慮をひき -
Posted by ブクログ
夫婦での性行為は近親相姦とタブー視され、子どもは人工授精で産むことが定着した世界。男性も人口子宮を装着して子どもを産む世界。
「恋とは、変態なことを引き受ける勇気」
「テレビや漫画から性欲や恋愛感情の種を植え付けられているだけ」
村田沙耶香さんの作品はとにかく世界観が不気味。読んでいると、実は今私がいるこの世界ここが異常なのではないかと錯覚させられる。
狂った世界観でのストーリーは後半につれて更に不気味に狂っていくから大好き!
常識とは、正常とは、を考えさせられる作品。
「恋」「寂しさ」「欲」人間として生まれたからこそ味わえないこの感情、もしかしたらいつかこんな世界になったら消えてしまう可能