村田沙耶香のレビュー一覧

  • 世界99 上

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    衝撃的作品!差別対象になるラロロリン人、性処理ペットのピョコルン…異世界の話なようだけど、ただただリアルな世界そのもの。物凄い内容なのに物凄く読み易くてびっくりする。心理描写がなんとも言えぬ…心えぐられる。

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    2026年04月08日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    聴いていてここまでこの世界観にどっぷり
    浸かるのかと恐ろしくなるほどに
    今私が身を置いている世界にも影響が大きい

    今の私たちの世の中の汚いものを
    全て煮詰めたようなこの世界で
    どこか他人事ではないような出来事が
    次々へ起こる。

    男尊女卑、痴漢、差別、自殺、出産、
    ピョコルン。

    主人公の空子は名前の通り空っぽで
    性格のない人間。
    空子は対人関係の中で相手によって
    自分を変えて生きている。

    そのあまりの極端さに異常だと感じながらも
    それを行っていない人間なんていないと
    自分自身を振り返ってしまう。

    救いのない1冊でありながらも
    なぜかこの世界から目を離せなくなっている
    自分に恐怖を感じて

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    2026年04月07日
  • コンビニ人間

    購入済み

    普通とは普通じゃないとは何か。身近な場所であるコンビニを舞台に社会的生物である人間の有り様を改めて考えさせられる面白い作品だった。

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    2026年04月06日
  • 世界99 下

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    衝撃的な終わり方をした上巻に続いて、すぐに下巻を読みました。上巻ではさまざまな感情や欲のゴミ箱になっていた如月空子が、新たなピョコルンという人類のゴミ箱に対して向ける感情や思考にゾッとしました。私もこの世界にいたらきっとこうなるんだろうなという説得力があり、とても楽しめました。

    物語は10歳から始まり、49歳へと時間が進んでいきます。一人の人間の人生をここま追体験させてもらえるとは思っていなかったので、その構成には驚きと同時に大きな満足感がありました。

    村田沙耶香さんの書く世界は、やはりどこまでも冷静で、そして容赦がありません。日常の中で自分が感じている人間への嫌悪感や違和感、気持ち悪さを

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    2026年04月06日
  • 世界99 上

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    ディストピア作品だと思って読み始めましたが、単なる架空の世界ではなく、私たちの現実の延長線上にある物語なのだと強く感じました。

    設定自体は非常に大胆で、現代のモラルからするとインモラルに思える出来事も数多く描かれています。しかし、それらが淡々と書かれる事でかえって不気味すぎるほど現実味を帯び、これは決して他人事ではないと思わされる瞬間が何度何度もありました。少し怖くなるくらい。

    主人公・如月空子の、場面ごとにペルソナを使い分ける在り方には強く感情移入をしました。だからこそ、白藤さんの生き方はどこか眩しく映り、対照的な存在として印象に残っています。私は白藤さんになりたかった。

    村田沙耶香さ

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    2026年04月06日
  • 世界99 上

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    買い物という点では、横浜駅が最強だ。駅周辺になんでもある。『世界99』は、横浜駅みたいな小説だと思った。人のあらゆる醜さ、愚かさ、卑劣さ、しょうもなさがなんでも見つかる。人の醜さを直視させられ、そこから目を背けても、背けた先に別の醜さが目に入る。人間の汚点のバーゲンセールだ。

    まあもちろん小説なので醜さを露呈しているのは登場人物なのだが、それが読み手の自分にガンガンに跳ね返ってきて気が滅入る。いちいち皮肉の攻撃力が高くて「止めてくれ、その術はオレに効く」ってなりまくるし、皮肉が刺さる以外でも嫌な気持ちになる場面が目白押しだ。読んでいて特に嫌だなと感じた登場人物の言動や考えこそが、自分が排除し

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    2026年04月01日
  • 私の身体を生きる

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    個人的にはむっちゃ面白かったが、娘を持つ父親としてはマジ複雑。危険すぎるやん、満員電車に乗せられないし、共学にも入れられない。とかやってると箱に入れすぎて社会に出て路頭に迷う。
    特に若い女性は希少性が高いし、あらゆる年齢層の男性から性的視線を向けられるキモさ、精神的苦痛は想像してもキツイ。
    しかも性被害に遭えば一生悩まされるし、キモい男性、痴漢は一定程度発生して避けようがないとしたら、。地獄に落ちないようにだけはしっかりと自衛せなあかんよな。

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    2026年03月31日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    丸の内魔法少女ミラクリーナ
    笑いと、村田沙耶香の「奪われたくない正義」のエッセンスが噛み合っていい一篇だった。

    秘密の花園
    グロテスクってこういうことを言うんだろうな…と思った。しかし、爽快感。気分のいい読後感が、妙で、楽しい。

    無性教室
    青春だなあ……。ちょっと切なさもあり。でもハッピーエンドにしちゃうのは、村田沙耶香のいいところ。この人はハッピーエンドしか書かない。

    変容
    村田沙耶香は本当に、架空の「変容」を描くのがうまい…と書こうとしていたのだけど、それすらパブスピホムパの手のひらの上だったらどうしよう?と今思っている。正直、めちゃくちゃ笑ったし、この作品がこの本の中で一番好きだ。

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    2026年04月03日
  • 信仰

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    村田沙耶香は天才だ、と思った。
    短編集の好きな理由の一つは、
    どれかひとつは絶対自分に刺さるからだが、
    村田沙耶香の短編集は、打率九割だった。

    「異物」の主人公から見た「普通」の世界。
    その様を淡々と描写する筆致は読みやすく、鮮やかで、美しい。その上構想される世界は独創的、風刺的で、この上ない。

    思想が自分に近いと思う分、くやしい。
    自分にはそれを表現する力はまだないが、
    村田沙耶香には文学というすばらしい武器がある。

    村田沙耶香こそ、
    現代を代表する実存主義者だと感じた。

    また読み返したときに、それぞれの短編について感想を書きたい。

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    2026年03月30日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    吐き気でトイレに駆け込んだくらい気持ち悪かった。読んだことを後悔したけど1日経ったらなんかめちゃくちゃ面白かったなと思った本。
    コンビニ人間もだけど、いわゆる普通を逸脱した人物の行動や考え方に気持ち悪さを感じつつ、共感できる所が1ミリだけある、そんな村田沙耶香のストーリーがとても好き。

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    2026年03月30日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    主人公の奈月が、同作者のコンビニ人間の主人公と同じく、超合理的で論理的な考え方をしているから、その思想に納得ができてしまって、段々と地球星人の方が気持ち悪く見えてくる。
    主人公サイドからは我々地球星人が狂っているように見えて、地球星人サイドからは主人公サイドが狂っているように見える。我々読者サイドからは、どちらのサイドも等しく狂っているように見える。ともすれば、登場人物は全員一般人とも言えるのだろうか??考えれば考えるほどオモシロイ。
    やっぱり村田沙耶香大好きだ。

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    2026年03月29日
  • 消滅世界

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    やはりこの作者は天才である。
    この作品は章を追うごとに現代における概念が欠落していく。

    この作品を読んで、現代における欲望や感情が社会システムによって成り立っているものなのではないかと感じられる作品だと思いました。



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    2026年03月29日
  • 生命式

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    P26.ドッグイヤーしました。
    他にも3ページ位。
    名作です。ムラサヤさん、ありがとう。
    おもしろすぎてニヤニヤしたり、爆笑箇所もあるし、うるっとしたり、そうだよね!と感心したり、忙しく盛り沢山でした。

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    2026年03月31日
  • タダイマトビラ

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    序盤中盤は、パンチなく、どうした⁉︎ と思いながら、最後にようやくムラサヤワールド現る。
    脳を騙すブームってちょっと前から少し流行ったけど、ムラサヤさんはその先いってる。さすがでした。

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    2026年03月28日
  • 殺人出産

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    殺人出産:最初からクレイジーなので面白い。嬉しい。お話は、なんかじんわりとする。不思議だなぁ。。上手く言語化できないんだけど。。。「特定の正義に洗脳されることは狂気ですよ。」
    トリプル:「大人の干渉を嫌がるわりには、自分たちだって同じことをしている」
    清潔な結婚と、余命は私が考えてたことにかなり近いのでびっくりした。
    ムラサヤさんの本おもしろい。おもしろいって言葉で合ってるのか分からないけど、楽しい。★5以上の本でした。

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    2026年03月25日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    村田ワールド全開の作品
    コンビニ人間もそうだったが、
    人が当たり前と思っている生活に常に懐疑的な目線を向けている主人公の魅力に引き込まれます
    手が止まりませんでした

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    2026年03月22日
  • 授乳

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    面白い。これを読めるのが読書の醍醐味だと言ってもいい。自分だけでは触れることのない価値観、世界観をSFではなく、想像の範疇として捉えることができる。
    皆、自分の独自性と異常性を抱えながら、世間の枠の中に納めながら生きているのだと思う。
    各人の異常行動よりも、それを社会に染み込ませる作業に本当の怖さを感じた。

    "あたしは思う。たとえば自慰の才能があって、自分の性欲を完全に満たすことが出来る人がわざわざセックスなどしなくてもいいように、あたしのように愛を自己生産できる人間は、わざわざ他人との人間関係なんていらないんじゃないか。あたしはホシオをポケットにいれてさえいれば、誰もいない海の上

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    2026年03月19日
  • 【合本版】世界99

    匿名

    購入済み

    👏

    村田さんの作品で話題になっていたため購入しました。ここ最近で一番の衝撃でした。人に気軽にすすめられるものではないけれどみんなに読んで欲しい、良き作品に出会えました。

    #共感する

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    2026年03月18日
  • マウス

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    律の人目を気にしすぎているところ自分に似ていると思った。周りがどのくらいの戦闘力なのか測っているところ真ん中の人たちが一番そういうのに敏感かもあんまりみんな気にしてないのに

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    2026年03月17日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    1編目:ポップなかんじで面白かった。読みながらにやにやしてしまうところがあるので注意です。
    2編目:世にも奇妙なムラサヤワールド
    3編目:純愛なのか、
    4編目:魂のステージかぁ、なもむ、人格の流行、まみまぬんでら、、
    このお話はずっと忘れずにいたい。
    解説もよかったです。またひとつ「ありがとう」と言いたい本に出会えました。

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    2026年03月17日