村田沙耶香のレビュー一覧

  • 殺人出産

    Posted by ブクログ

    強烈に村田沙耶香色だった。ありえない世界だけど、すごく共感できる不思議な感覚もある。村田沙耶香ってすごい人だなと思う。

    0
    2026年09月21日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    コンビニ人間よりよっぽど腑に落ちた。村田沙耶香さんは頭の中では色々奇抜なことを考えていたかもしれないけど、人間関係では奔放になれる奇天烈っぽい人に憧れてでもそうはなれないみたいな葛藤を抱いてきた人なんじゃないかと思った。
    コンビニ人間は主人公が世間から白眼視されている人で、読んでいて特段納得感がないというか何か妄想の域を超えない浮ついた感じを覚えたけど、本作はめちゃくちゃ自然で語りと登場人物に違和感を覚えなかった。

    それと社会性をテーマにしたシスターフッド的な話好きだなぁと思った。悩みや本心を赤裸々に共有することは裸を見せるより恥ずかしい、裸程度の度合いで開示しあってそれ以上は察し合う温度が気持ちいい。

    0
    2026年09月19日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香を読むと、なるほど、そういう考え方があるのか、と毎度唸らされる

    いままで男性から言われたことのある軽蔑的されるような言葉たちも、空子のマインドをトレースしたら、少し楽になった。落ち込むのも疲れるし、やめようと思えた

    0
    2026年09月19日
  • 消滅世界

    Posted by ブクログ

    頭がおかしくなりそう。(褒め言葉)
    村田沙耶香さん、唯一無二。

    「洗脳されてない脳なんて、この世の中に存在するの?どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」

    0
    2026年09月17日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

    Posted by ブクログ

    表題『丸の内魔法少女ミラクリーナ』は村田沙耶香さんにしてはちょっと独特だけど魅力ある主人公で後味は爽やか。
    『秘密の花園』はマトモではない執着心を持った主人公が覚めていくのは快感である。『無性教室』純粋に好きな話。『変容』怒りをコントロールしなければいけない現代から生まれたお話な気がする。ありのままの人にたまになもむかもしれない。

    0
    2026年09月15日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    読書好きな、若!そして作家さんたちの交流もあるとは知らなかったです
    そして、対談が面白い
    作家さんのことって あまり知らないので
    こういう番組があったらまたやって欲しいと思いました

    0
    2026年09月13日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    私の世界はひとつじゃなかったんだ、ひとつじゃないってこんなにも身を守る、こんなにも身を削るものなんだ
    20歳から35歳に飛んだりするけどその間も全部読みたいくらい、ページ数は多いけどもっと全部を読みたい、見たい、と思える
    これから下巻だ、ピョコルンきもわるい

    0
    2026年09月12日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

    Posted by ブクログ

    その年頃であれば、本来からかいの中に沈んでしまうような生々しい行為を「音楽を奏でる」と表現していて脱帽した。その表現を使い始めたということは、主人公は本当に解放されたんだなと、こっちの肩の荷も下りた気になった。

    0
    2026年09月12日
  • 世界99 下

    Posted by ブクログ

    しんどい世界なのだけど、主人公の視点からはそれを感じさせない怖さ

    主体的に生きるとは、何かと考えさせる

    0
    2026年09月10日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の方にいくにつれて、ピョコルンの闇が明らかになるのに、世間にはインパクトを与えつつ、受け入れられるという怖さ

    0
    2026年09月10日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    周りに合わせて自分を作り変える空子の姿が、怖いのにどこか身近に感じられた。
    何が普通で、何が正しいのか分からなくなる不気味な世界。
    村田沙耶香らしい強烈な違和感に、ぞくぞくしながら夢中で読んだ。
    これから下巻に突入します…!

    0
    2026年09月10日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    読んでいてただひたすらしんどかった
    現実の世界でもああいう目線や言動に晒されたことがある人は多いと思う
    男性の方にぜひ読んでほしい一冊

    0
    2026年09月10日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    本を読んで気づいたこと

    ①自分にとって都合のいい道具だと思っていたものも、本当は自分と全く変わりないただの人間である。

    ②自分が信じていた、こうあってほしいと願った理想の存在は頭の中にだけあって、実在しない。そこには自分と同じように利己的で気味が悪いただの人間がいる。

    ③みんな自分は搾取される側で、自分を搾取する敵がいると思っている。しかし本当は、搾取されていると思い込んでいる自分自身にも、都合のいい存在を搾取している一面がある。

    【感想】

    「人間」の気持ち悪さがグロテスクに描き出されている。言葉の通りブラックボックスがむき出しにされていく、最後の展開はリズミカルで読み手を引き込む魔性があったと思う。

    前半の他者をトレースし、今自分が存在している世界の空気を読んで適切に振る舞う空子の行動原理は私の中にも通じるところがあると感じて、「あなたもそうでしょ?」と後ろ指をさされている気がしてならなかった。気持ち悪くて、生々しくて、読み手の心を引っ掻いて傷を残す「とんでもない小説だな」という感想です。好きか嫌いかと言われるとちょっと嫌いなんですが、それは私が目を背けたいところを直視させてくることへの嫌悪感によるものだと思うので、読み手をこのような気持ちにさせ気づきを与えるという点において、文学作品としての評価は高いと思います。

    0
    2026年09月04日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    歪んだ世界ー。
    まさにそれがモチーフの作品。
    非日常の世界で巻き起こる、グロテスクなストーリーは私好みで楽しく読めた。
    村田さんは読めば読むほどわからない、迷宮のような作家さんだと痛感。

    0
    2026年09月02日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    やっばこれ。登場する男が全員クズで、救いなさすぎるずっと。
    ぴょこるん可愛いと思えていたけど終盤でドン引き…
    下巻で物語は好転しますかね???しないだろうなぁ
    でも読みます

    0
    2026年09月02日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

    Posted by ブクログ

    全編おもしろくて読む手が止まりませんでした。
    既存の価値観を少し変形させて奇妙な世界観に落とし込むのがとても上手で、こういう世界がいつかほんとにくるのかもと思わせてくれます。

    0
    2026年09月01日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

    Posted by ブクログ

    自分は単に読書や勉強が好きだと思っていたけれど、実は「色んな考えに触れて心に余裕を持たないとやっていけない」「成長しないと見捨てられる」という焦りから本を読んでいたのだと気づかされた。特に、好きな人に振られるのが怖かった。
    ​「成長してもしなくてもいい」「好きな人と価値観が合わないことも、おおらかに捉えていい」。そう思わせてくれて、変な焦りをそっと和らげてくれた一冊。

    0
    2026年08月30日
  • 生命式

    Posted by ブクログ

    嘔吐寸前の気持ちで読みました。とても文章が素晴らしく淡々とリアルに描かれていて余計胃にきました。

    人が、人の作った言葉で毎日「普通」と「異常」とされている感覚を伝承しているので、またその逆のことも言葉によって簡単になされるのかも…という感覚を覚えました。本当に何が常識かよくわからなくなります。思春期〜くらいの子供に読んでほしい作品と思います。

    0
    2026年08月27日
  • 生命式

    Posted by ブクログ

    別の星の人が書いた小説かと思った。ページを捲るたびに脳が180度回転するような感覚に襲われた。
    内容がぶっ飛んでいるとはいえ、文化・常識・道徳・倫理は我々人間が勝手に決めたことであり、この小説内にもあったがこの先、価値観や倫理観が変わる法律が作られるかもしれないと思った。事実、お葬式は時を得て家族でひっそりと行う式典になっている。この先、またどう変わるのか誰も分からないよなと感じた。
    この短編集では、特に、「素晴らしい食卓」と「街を食べる」と「孵化」が良かった。
    別世界にトリップしたいときに使えるドラッグ本として再読したい。

    0
    2026年08月22日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

    Posted by ブクログ

    流石の村田ワールド。

    短編集で、本のタイトルにもなっている「丸の内魔法少女ミラクリーナ」は一本目の話だった。

    村田作品にしては珍しく不思議とグロさはなく、なぜか元気になれる話で結構好き。

    他の話も面白い。

    0
    2026年08月19日