村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

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    私たちはみんなシルバニアファミリーの世界でごっこ遊びをしているという感覚があったけど、それが見事に表現されていた
    大体の人には生まれた時から初期搭載されてる無料パックとして家族システムがあって、そのパッケージが導入されていると、いわゆる家族が行う営みを行うようになる。シルバニアのお家で複数の生物が集まって家族としての振る舞いのパターンをなぞるような初期搭載がある。さらに家族パッケージを更新するためには恋愛という麻酔をかけてオペをする必要がある、と。麻酔という表現はかなり言い得ている。
    カゾクヨクという概念は今まで考えたことがなかったが、それは生物学的にもともと備わっているものなのか、それとも家

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    2025年06月14日
  • 【合本版】世界99

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    自分という個性のない空子の目線で、人間よりも下位の存在であるピョコルンと人間を管理する上位存在であるラロロリン人の立場の確立と、ディストピアの形成を描いた物語。
    正直このディストピアは悪くないのではないかと思ってしまいました。現代の少子高齢化も妊娠、出産をピョコルンに投げれば改善するだろうし。統制された人格も今のSNSを見ていると悪くはないのかなと。
    作中で、結局女性がピョコルンの尻拭いをしたり、完全に性欲がピョコルンに向ききらず子供が被害にあいそうになったりがリアルに感じました。
    今後、人工子宮の研究や情報の規制等で、この話ほどの速度ではないが、似たような社会になっていく可能性はあると思う。

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    2025年05月30日
  • 生命式

    購入済み

    ハマってる

    コンビニ人間を読んですっかり虜になった。そしてこの作品。ダークなのかシュールなのか。この絶妙なバランスはなんなのか。

    #萌え #共感する

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    2025年05月20日
  • 授乳

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    【禁じられた遊び】
    恋とも愛とも呼べないなんとも形容しがたい歪な関係性が描かれた3つの短編集。村田沙耶香さんに思春期の女の子を書かせるのは危険だ。表題作『授乳』の多感な中学生女子が家庭教師の年上男性に仕掛けた不埒なゲームとは?その引き金は好奇心か?母性か?性に対する嫌悪感か?それとも?デビュー作から人道に悖る行為や発言をここまでイノセント且つグロテスクに描写するとは、さすが村田さんは表現の仕方に容赦がない。加減というものを知らないのか?ただそこに私はとてつもなく惹かれ虜になっているのも事実なのだ。

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    2025年05月19日
  • 授乳

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    群像新人文学賞受賞作のこの書は、芥川賞受賞作の『コンビニ人間』より、ずっと面白いぞ??
    狂気の女性を表現させたら天下一品だな。村田沙耶香さんは。
    狂気ではあるんだけど、我々にも理解できる一般性もあって、非常によい!星⭐︎5、文句なし。

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    2025年05月18日
  • 星が吸う水

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    男性的な性欲を持つ鶴子と女であることに縛られている梓と無欲な志保の女三人の話と、恋愛ではなく性行為でもない肉体関係を追求する結真と美紀子の話の「ガマズミ航路」のニ篇収録。サラッとした文章で題材のわりに生々しくなく読めた。地球との性交が興味深い。

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    2025年05月17日
  • コンビニ人間

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    おもしろい

    初めての村田ワールド。気になって手に取ったが大成功。さっそく次の作品を買ってしまった
    解説が中村文則なことも納得。

    #共感する

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    2025年05月03日
  • ご本、出しときますね?

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    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

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    2025年04月05日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    これはすごい本だ。一気読みしてしまった。
    大人になると思う、狭い世界で生きていたあの頃はあの頃で、その小さな世界が全てだったんだよな。
    懐かしさと恥ずかしさと苦しさでぐちゃぐちゃになる。

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    2025年04月04日
  • マウス

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    ものすごく良かったし、一気読み。
    何か自分のモヤモヤした感情、子供のころ私もそう感じていたのかな、おばさんになった今もそんな感情になるような。
    それを初めてゆっくり言語化されているのを聞くような。
    誰しもが一度は感じる感情なのかも。
    2人は特別な感情で結ばれている感じ。縁なのか。また何年後、読み返したいと思った。

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    2025年03月30日
  • タダイマトビラ

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    ネタバレ

    思春期特有の悩みを抱える少女の成長を描く小説……ではない!ラスト50ページで奇妙な世界に放り込まれる快感は、読んでいて手が震えるほどでした。やっぱり村田さんのこういうカタルシスの解放が大好き!

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    2025年03月24日
  • 私が食べた本

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    ネタバレ

    思春期の女の子たちの人間関係に対して生々しく人間らしくてゾクゾクするという感覚を共有できる人がいることに感動した。
    私の場合は傍観者として見ているパターンに限るけれど。
    心臓を直接綿毛でまさぐられている感覚。
    など言葉の繋ぎ方やチョイスが心地よい。

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    2025年03月20日
  • マウス

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    わたしは律でもあり、瀬里奈でもあると思った。
    周りに馴染むように演じる気持ちも分かるし、好きなことであれば周りにどう思われてもいいとも思う。他人に対して、個性がなくてつまらないと思うこともある。協調性と個性とが問われるグラデーションのなかで、きっとみんな生きている。世界の解像度があがった。マウス。なんて可愛いタイトルなんだろう。読み終えて、改めて表紙を眺めると、可愛さのあまりに抱きしめたくなった。

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    2025年03月16日
  • ご本、出しときますね?

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    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

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    2025年03月16日
  • 授乳

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    表題作含めて3編全てに、人が無意識に真顔になったり微笑んだりする時ような影を感じる。ホラーとは違う怖さでぞっとするほど。村田作品3作目にして処女作に辿り着いたが、自分の中にある(かもしれない)異物感とでもいうべき感情、対外的な自分と「自分だけの」自分とのギャップ、大き過ぎる自意識など、著者の他作品にも通じるものを感じた。こんなに突拍子もない展開で、よく分からない行動をする登場人物にもかかわらず、どうしてこんなに揺さぶられるんだろう。この人の本を読むと、やっぱり自分は繊細な人が好きなんだと再確認できる。

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    2025年03月03日
  • タダイマトビラ

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    村田沙耶香さんの作品はいくつか読んだことがあるけど、その中でもかなり好きかも!エンディングが個人的にとても好きです♩

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    2025年03月03日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化
    目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう..
    村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは...
    (◯が何かは読んで確かめてください〜!)

    作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした!

    ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

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    2025年02月17日
  • 星が吸う水

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    岡本武人
    鶴子

    梓…隆俊
    志保

    山崎

    岡野結真
    梨花
    アキ
    多田美紀子

    市井
    橋本

    ガマズミ『結合』

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    2025年02月03日
  • 生命式

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    今まで読んだ小説の中で1番好きなレベルでした。
    村田沙耶香さんの小説は好きで何冊も持っていますが、彼女の独創的な思想と文章を楽しめる作品でした。個人的には3つ目の話が好きでした。タイムリーに食の相性について考えていたので笑ってしまいました笑

    #アガる

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    2025年01月30日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    かつて女の子だった女性のための短編集。
    いや男の人でも読めるかもしれないけど、わかる、と頷くのは女性じゃないかな。

    「丸の内魔法少女ミラクリーナ」
    小さい頃のごっこ遊びをずっと続けて、トイレで魔法のコンパクトで変身すればクソみたいな仕事でも機嫌良くいられる。このマインド、本当に宝なので貴重すぎる。
    友人のレイコのDV最低彼氏がマジカルレイミーとして駅を徘徊するが、ただの正義厨になってしまい最後は二人で退治する。よく分かんないけど爽快感がある。最後に死んでいたポムポムがフルラのポーチの中から起き上がるところ好き。

    「秘密の花園」
    小学生から心の中で育ちまくった初恋を終わらせるために初恋の男の

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    2025年08月25日