村田沙耶香のレビュー一覧

  • マウス

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    村田沙耶香さんの作品にしてはすっごい普通の作品でした。普通とは言えど、瀬理奈の空想世界の話や物語の主人公になりきってしまう所とか若干現実離れしてる感じが村田沙耶香さんらしいなと思いました。
    小学生の時自分も律みたいで内気で周りの人の目を気にするタイプだったなと過去と重ねて読みました。

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    2025年12月06日
  • 生命式

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    自分は短篇集に少し苦手意識があるけれど、好きになりたくて色々読んでみている。
    苦手な理由は、同じ本の中で刺さる篇と刺さらない篇が同時に存在していることに違和感を感じちゃっているからだと思う。
    短篇集が好きな人も、自分と同じように合わない物語があるのかな...

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    2025年12月04日
  • 信仰

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    なあ、俺と、新しくカルト始めない?

    というなんとも惹かれる帯文だけど、表題作含む9つの短編と3つのエッセイ。
    短編はSF的なディストピアの世界を描いていて、重く心にのしかかる。考えさせられる。
    どれも本当にクオリティが高い。

    初出が最後にまとめられていて、海外からの執筆オファーがこれだけあるのかと驚きました。

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    2025年12月04日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ☆3.5 現代日本の奇想
     村田沙耶香は恐ろしい。短篇が四作入ってゐるが、どれもこれも発想が奇抜で、展開がまったく読めない。通俗風の文体にとんでもないことがサラッと書かれてゐる。そのギャップが尋常ではない。

     最初の短篇「丸の内魔法少女ミラクリーナ」の主人公は、子供のころから魔法少女を続けてゐるテイの社会人女性。もう良い年なのは自分でも分かってゐるのに、だんだん奇異な目で見てゐた親友やその彼氏のほうが魔法少女ごっこに乗ってくる本末顚倒。最後にきちんとオチがつけられる。

     つづいての「秘密の花園」。主人公は、実家で小学校からのあこがれの男の子を社会人になって家で飼ふ。これも先ほどに勝るとも劣

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    2025年12月27日
  • 生命式

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    昔はおかしいとバカにされたり、
    けなされたりした事が、
    時代が変わって、当たり前になる。
    自分の人生これの繰り返しだったなぁ。
    何故かその時は受け入れられず、
    10〜20年経つと、時代が追いついてくる。
    周りがその話題で盛り上がっていても、
    あの時散々けなしてたクセに、調子のいい奴ら!
    と腹が立ってしまう。

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    2025年12月04日
  • 信仰

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    何かを信仰する安堵、何かに縋っている安堵、それが自己のアイデンティティだと思っていることで自分の形が作られていくんだと思います。
    人は1人では生きていけないっていうセリフがかなり綺麗事に聞こえてしまうけども、やはり何かを形作っているのは人間なのでみんな人との関わりは何かしらあるんだなと思いました。

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    2025年12月03日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    おっかねえ、と思った。何がおっかねえのか言語化しきれないのも、おっかねえ。
    最後の章の主人公のグラデーションが綺麗で、読んでて楽しかった。

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    2025年12月01日
  • 生命式

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    自分は正常な人間だという思いが揺らぐ短編集。
    それぞれの世界観での常識と、それから逸脱した人々の話で構成されており、その食い違いようと現実の価値観との違いにいい意味で気持ち悪さを感じる。嫌悪感さえ感じるのに、読まざるを得ない感覚に襲われる。

    「パズル」と「街を食べる」が特に異様に感じた。正常は発狂の一種というが、こうなるくらいなら、正常に発狂していたい。

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    2025年12月01日
  • 殺人出産

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    インパクトのあるタイトルに惹かれて思わず手に取った4作目の村田 沙耶香作品。

    いつもながら星 新一さんのような世界観だなぁと気になって調べたら、村田さん自身幼少期に星 新一作品を読んでいたとのことで、大変納得しました❗️

    さて、本書『殺人出産』ですが、110ページ足らずの作品ですが、タイトル同様に中身も中々インパクトがありました❗️特に物語の終盤のあるシーンはとてもリアルで、ちょっと背筋が寒くなります。

    また『トリプル』という作品では、3P(?)の性描写があり、下手なラブシーンよりも凄く淫靡な世界で、とても印象深い作品でした❗️

    また、最後の『余命』では、理想的な死に方について描かれて

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    2025年11月29日
  • 授乳

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    三つの短編から成る作品集で、どの物語にも驚くほどドロドロした感情が渦巻いている。読んでいて胸が重くなるほど辛い描写も多いのに、読み進めてしまう。

    これが村田さんのデビュー作であり、発表は2003年。当時からすでに村田作品らしい異物感、人間関係の歪さ、そして「普通」を揺さぶる視点がぎゅっと詰まっていたのだと驚いた。

    まさに“the 純文学”という重さと余韻。世の中のほんわかした物語にお腹いっぱいになったとき、またこの本を手に取りたくなるような一冊だった

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    2025年11月25日
  • 信仰

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    短編小説・エッセイ集。小説パートは期待通りの村田沙耶香ワールド全開で最高。読むと頭がおかしくなりそうになる。自分の中の常識や前提が揺さぶられる。足場がぐらつく感覚が堪らない。一方エッセイでは著者に対する自分の捉え方が大きく誤っていたことに気づかされた。あの世界観はヘルシーな著者が嬉々として創り出しているのだと思い込んでいた。だが実際はむしろ生きるために書く作家なのだと知り衝撃を受けた。自分の浅い捉え方が恥ずかしい。いっそう村田沙耶香が好きになり、これからは彼女の小説をより真摯に読みたいと思うようになった。

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    2025年11月20日
  • 信仰

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    何かにハマる心理状態を知りたい。
    誰かを騙してでも稼ぎたい。
    そんな悪意と興味がリンクする。

    どんな話にもない独特な世界観の中で、
    何かから必死に逃げ自分を守りたいそんな人達の悲痛の叫びが聞こえるようなお話だった。

    信じるが故に、正常な判断を拒んでしまう怖さや
    騙そうとするが故に、自分を過信してしまう怖さを痛感させられた。

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    2025年11月19日
  • 生命式

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    まずはこの本を読む際は「気分が悪くない時」「朝イチ」「食事した後」という条件が一つでも当てはまっていれば本当におすすめしない。定期的に村田ワールドに触れたくなってしまう私はこの「生命式」も楽しみにしていた。が、朝の電車で読んでいたことと朝食べたものと表題作が強烈だったことが重なり本当に気持ち悪くなった。しかし、村田ワールドは本一つで体の調子を変えることができるので中毒性がある。吐き気を催すような短編も多くあるなか、受け入れがたい世界を淡々と描いている面白い作品も沢山詰まっている。村田さんの作品は常識を覆す作品が多い。個人的には「素晴らしい食卓」が好きだった。笑う描写ではないのかもしれないが、そ

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    2025年11月17日
  • 信仰

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    以前コンビニ人間を学生の時に読み衝撃を受けたことを思い出しました。
    どの作品もこれで終わってしまうのか。いやこれが良いのか。まだ感性が足りないのか。頭の中でぐるぐる考え巡らせたまま読み終えていきました。

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    2025年11月11日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    コンビニ人間に続けて2作目の村田沙耶香さん作品。
    この作家さんの作品の傾向が掴めてきた。

    丸の内魔法少女ミラクリーナ ★★★★⭐︎
    ただ主人公に共感。頭の中で〇〇劇場みたいなのを繰り広げるのって、自分のテンションを上げるために必要なことだと思う。逃げ恥でみくりちゃんもやってたし、自分もたまにやる笑

    秘密の花園 ★★★⭐︎⭐︎
    なるほど、そういう初恋の終わらせ方もあるのかーと。主人公がこれでようやく新しい一歩が踏み出せるのならハッピーエンドかな。

    無性教室 ★★★★⭐︎
    すごく透明感があってガラス細工みたいに繊細で好きな世界観だった。中性的な人が癖に刺さるので、セナは文章だけでも魅力的に感

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    2025年11月10日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    表紙とタイトルに惹かれて購入。
    キラキラファンタジーかと思うと、この考え方って今を生き抜くには大事だよなって思わされる部分と、考えを間違えると悪にもなり得るということですし。

    4作品の短編が入っていたのですが、どれも世界観がしっかりしてて読み進みが早かったです。

    初恋って綺麗な思い出のままで綺麗な偶像でありたいですよね。

    性別のない学校、性別とは関係なくその人の魅力に惹かれてしまうその気持ちも分かります。

    変容は軽く私からしたらホラーでした笑
    もし今の自分が誰かによって形成された流行りの性格なのだったのなら…とか、その時代時代に乗って行かなければ…とはならない性格なので、置いてきぼりで

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    2025年11月09日
  • 殺人出産

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    正しい正義は時代と共に変わる

    歴史上沢山人を殺して英雄と呼ばれた
    人がいるのだから、
    【10人産めば1人殺せる】
    それは狂った考えでは無いのでは…。
    と読んでる内に思わされた。
    しっかりと村田ワールドに引き込まれた。

    最後の短編「余命」
    でこの本を締めくくる所が好きだった。

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    2025年11月08日
  • 信仰

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    世界で起こる出来事を、どのような視点で眺めるのか。あり得ない設定でありながらも、どこかリアルな一面が顔をのぞかせる。作者の違う一面が垣間見られた作品の数々。

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    2025年11月07日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    これはちょっとたいへんなものみたな 村田さんの作品は気になって手に取るけど読んでなかった なんかこれはスッと買っちゃったんだよね 物語が四つ 表題作、「秘密の花園」「無性教室」「変容」とありまして…
    「変容」
    ここ数年ずっと感じているのが、気を使い過ぎて疲れる 疲れる疲れる疲れる疲れる疲れる疲れる!!!なにかと、あーその言い方に傷ついたーだの、それ、〇ハラですよーだの新しいハラも生まれすぎ もう、なんなんだ!言ったもん勝ちか?  って心の中では思いつつ 「あなたのその行動をみて、私は悲しいです」とか、「残念に思います」だの言ってるんだよねー。メール送るのに、言葉を選び過ぎてどれだけ時間使ってん

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    2025年11月01日
  • 生命式

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    文学史上最も危険な短編集!
    癖強猛毒短編集と噂の今作。
    村田沙耶香さんは初めて読みました。
    まず、最初の2作「生命式」「素敵な素材」に面食らいました笑
    葬式ではなく、故人の肉を調理し皆で食べる「生命式」
    その場で気が合った男女は、受精しに行くというぶっ飛んだ世界…
    「素敵な素材」の世界は、家具やアクセサリーに、髪や皮膚など人間の素材が使われているものこそが、最も効果でサステナブルという、これまた今の世の中では考えられない世界線。
    読んでいて、まるで自分がこの異世界に入ったかのような奇妙な感覚になりました。
    インパクトにおいてはこの2作がダントツでしたが、続くお話もとても面白かったです。
    「二人

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    2025年11月01日