村田沙耶香のレビュー一覧

  • 生命式

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    初めて読んだ村田沙耶香さんの作品。

    短編集でもしもの世間の常識。
    今の現実では考えられないモノだけど、10年、20年でも大きく常識は変わっていくのだからもしかしたら‥‥?という気持ち。
    人によっては結構気味が悪いかもしれないが、私はかなり興味引く内容でした。

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    2026年01月10日
  • 消滅世界

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    最初の方は、読むのしんどい!が、254ページあたりから一気に面白くなる!街のみんながお母さん。男も女も若いのも年老いたのも。正常が異常。

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    2026年01月10日
  • 消滅世界

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    『世界99』の衝撃が忘れられなくて読んだけど、まさかの10年前の作品!?
    10年前にこの世界観を描いていたとは!村田沙耶香さんの頭の中はどうなっているんだろう。そこからさらに『世界99』へ進化してるのもヤバすぎる。
    改めて凄い作家さんだと思った。

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    2026年01月09日
  • 信仰

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    自分にもそんな一面があったなあ、と気恥ずかしくなる箇所が所々に見られる一冊だった。
    「現実」に勧誘してしまうところ、生真面目すぎるところ、あの時に関わってた人たち、ごめんなさい。

    小説を読むにあたってあまり著者のことを調べずに読むのだけど、希死念慮を抱えながら創作活動をされているとこの本を通して初めて知った。

    「ねんりょ」と表現しているのもとても興味深かった。

    大人が許容できる範囲の個性、多様性という言葉の扱い方、誰しも経験しているような体験を言語化されていて、こんな風に言葉を使って表現できるようになりたいと感じた。

    特に好きだったのは最後の展覧会。どの一節が?というより作品全体が纏う

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    2026年01月08日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…⁉
    30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々――「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
    女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。

    ・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
    ・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は

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    2026年01月01日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    朔君は“あっちの世界”ではかなり思い悩んでいたが、逆に雨音は元気にやっていた。朔君にも雨音のお母さんの"呪い"があれば、そこまで思い悩むことなくやっていけていたのではないか、とふと思う。

    お母さんの"呪い"に思い悩まされていた主人公だが、それがなかったとしても社会の規範や刷り込みなど、別の呪いがきっとあるのだろう。
    雨音がお母さんの呪いに救われていた部分もきっとあるはず。

    結局どの呪いにかかるかなのか。
    全部正直な感想を書くと、自分にかかっている呪いがバレる…!そんな作品だったな。

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    2025年12月27日
  • 消滅世界

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    これぞ村田沙耶香ワールド。

    家族や恋人や男女関係など、それに基づく世の中は複雑な連立方程式の様に成り立っていると思う。それを因数分解して、小さな要素にした後に新たに効率だけを求めた世界に構成し直したらどうなるか。
    今の世界は消滅して新たな世界に移行できるのか。
    千葉はそうなるんだなぁ。(笑)

    冗談はともかく、ある面で現代は実際にその過渡期にあるのかもしれないと思わされた。コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを追い求めるばかりに人間らしさはどこか置いてきぼりにさせられ始めていないだろうか。
    家族や恋愛を面倒くさく感じながらも自分の都合にいい部分だけ求めていないだろうか。
    それを社会全体

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    2025年12月20日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ミラクリーナのお話が可愛らしく、微笑ましさもあって特に面白かったです。
    友達っていいなぁと思えるお話でした。

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    2025年12月20日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    読みやすい短編4つ。
    どれも面白いテーマを扱っているが、短編なのでピーク前に終わってしまう。その後を想像させる余韻がいいけど、書き切ってほしかったな。
    ラストの変容は世界99にも通じるところがあって好き。流行と集団催眠の違いを考えてしまう。

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    2025年12月16日
  • 授乳

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    周りの環境を変えることができないから、自分の中で完全な世界や絶対的な世界を作ることで、心のバランスをとる。
    そうした結果、他者との隔絶、むしろ、他者は人ではない物体としての認識で、世界が作られていく。
    これまでの世界のモラルに当てはまらない人が主人公になっているけど、もしかしたら未来のこの世界の姿かも、とも思った。

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    2025年12月16日
  • 変半身

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    表題作の「変半身」はとてもエキサイティングかつグロテスク。傑作だと思う。
    「満潮」の方は、規範の反転という著者お決まりの設定であり、新鮮味はない。

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    2025年12月11日
  • 生命式

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    毎回、村田沙耶香の物語を読むと自分の発想の乏しさに絶望する。正しいとか常識だとか思っているものが実はとても脆い基盤の上に成り立っているものなのかもしれないと。そしてそれをここまで面白く物語として組み立てられることにも驚く。
    近未来の日常SFと言った感じで、こんな未来が来るかもしれない、もうそこまで来ているかもしれないと怖くなる。でも、案外今と変わらずそれなりに受け止められるのかもと希望も感じられるのが、なんだかよくわからない。

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    2025年12月08日
  • タダイマトビラ

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    本を読んで感じたことの言語化から逃げたくなくて、こんな風に感想を書くことを始めたのだけれど、この本は言葉に出来ない。
    母性が欠如している母親に育てられた少女が、家族欲を満たすために始めた「カゾクヨナニー」。どんな欲望も工夫し、自分で満たしている少女が本物の家族を探す。
    村田沙耶香ワールド全開。
    とんでもないものを読んでしまった...

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    2025年12月08日
  • 生命式

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    消滅世界を読み、そのままの流れで読んだ。
    同じような世界観を持っていたが、飽きることなく読み終えた。
    結構昔に読んだから詳細は覚えていないが、面白かったことは覚えている。
    多分、藤本タツキの庭には2羽ニワトリがいたと似てる気がする。

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    2025年12月08日
  • マウス

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    村田沙耶香さんの作品にしてはすっごい普通の作品でした。普通とは言えど、瀬理奈の空想世界の話や物語の主人公になりきってしまう所とか若干現実離れしてる感じが村田沙耶香さんらしいなと思いました。
    小学生の時自分も律みたいで内気で周りの人の目を気にするタイプだったなと過去と重ねて読みました。

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    2025年12月06日
  • 生命式

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    自分は短篇集に少し苦手意識があるけれど、好きになりたくて色々読んでみている。
    苦手な理由は、同じ本の中で刺さる篇と刺さらない篇が同時に存在していることに違和感を感じちゃっているからだと思う。
    短篇集が好きな人も、自分と同じように合わない物語があるのかな...

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    2025年12月04日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ☆3.5 現代日本の奇想
     村田沙耶香は恐ろしい。短篇が四作入ってゐるが、どれもこれも発想が奇抜で、展開がまったく読めない。通俗風の文体にとんでもないことがサラッと書かれてゐる。そのギャップが尋常ではない。

     最初の短篇「丸の内魔法少女ミラクリーナ」の主人公は、子供のころから魔法少女を続けてゐるテイの社会人女性。もう良い年なのは自分でも分かってゐるのに、だんだん奇異な目で見てゐた親友やその彼氏のほうが魔法少女ごっこに乗ってくる本末顚倒。最後にきちんとオチがつけられる。

     つづいての「秘密の花園」。主人公は、実家で小学校からのあこがれの男の子を社会人になって家で飼ふ。これも先ほどに勝るとも劣

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    2025年12月27日
  • 生命式

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    昔はおかしいとバカにされたり、
    けなされたりした事が、
    時代が変わって、当たり前になる。
    自分の人生これの繰り返しだったなぁ。
    何故かその時は受け入れられず、
    10〜20年経つと、時代が追いついてくる。
    周りがその話題で盛り上がっていても、
    あの時散々けなしてたクセに、調子のいい奴ら!
    と腹が立ってしまう。

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    2025年12月04日