村田沙耶香のレビュー一覧

  • 地球星人(新潮文庫)

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    前半100ページくらいは、内容がキツくて読見進めるのが辛かった。中盤以降は、なぜか夢中になって読めてほぼ一気読み。コンビニ人間と同じく、社会で普通、常識、一般的とされていることに対して疑問を投げかけている作品。普通に生きていたら、疑問に思わないような視点を与えてくれる作品だと思う。宇宙人の目を持って世の中を見ることは大事だと思う。

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    2026年09月10日
  • コンビニ人間

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    うーん。気分が悪い。
    ある登場人物も、周りの人間も揃いに揃って。

    こちら側(多数派)の人間がうっすらと考えている「普通」が容赦なく言語化され、同族以外の心を着実に抉る文章が7~8割を占める。

    ただこれは「マジョリティへの逆襲」の布石なので、不快な表現も薄目でスルーしつつ読んで貰いたい。

    特にあちら側(少数派)の人間やあちら・こちらの属性が混ざっている人にはラストのカタルシスはたまらないだろう。

    序盤での恵子は「コンビニ人間」というアンドロイドみたいな印象を受けたが、ラストの彼女は(誇張表現はあれど)ただの人間に見えた。

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    2026年10月17日
  • 殺人出産

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    10人産んだら1人殺せる世界の話。
    ギリギリありそうで無さそうな設定を作れる思考が面白い。

    殺意が沸くことは割とあるけど、この設定だと自分が手を汚さないといけないから本当になったら渋い。
    10人産んだら代理で誰かが殺してくれるなら考えるかもしれないとか思った。

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    2026年09月08日
  • 殺人出産

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    村田沙耶香さんの、タブーのような価値観をゆっくり剥がされるような本。短編で読みやすい。
    LGBTQとかと結びつけるのは安直なのだろうか

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    2026年09月07日
  • 世界99 上

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    これぞ村田沙耶香って感じ。どうやったらこんなの思いつくんだよというディストピア作品。胸糞の悪いシーンが続くが、下巻でどうなっていくのか。

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    2026年09月06日
  • 殺人出産

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    どれも強烈 よくこんな話が思いつくなと思うけど殺人出産以外は近い未来あり得るかもと思ってしまった

    面白かった コンビニ人間しか読んだことないけど他の作品読んでみたい

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    2026年09月06日
  • 世界99 上

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    表現の仕方は気持ち悪かったですが、内容が面白くてどんどんと読み進められました。
    最後に「は?」となるような展開が見られたので、下巻が楽しみです。

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    2026年09月06日
  • 世界99 上

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    3.8
    まずは上のみ
    独特の世界観、キャラを作り変えていく主人公
    謎の生物ピョコルン、そのピョコルンが存在感を増していき、最後に謎が破裂する感じ
    残酷な世界が、そうだよね、そんな感じであるよねって思いながら読めるけど、ちょっと気持ち悪い

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    2026年09月04日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    短編4編からなる本。
    表題作は村田ワールドが抑え気味だったが変容と無性教室は村田ワールド全開。
    相変わらず嫌で気持ち悪くて、その常識って本当に常識なの?って感じで読みやすいのにいい意味で疲れる。
    大好きです

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    2026年09月04日
  • 信仰

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    イマジナリーな世界観、惹き込まれた!
    読んでる途中に何が現実で何が夢かわからなくなってきて、ぐるぐるする感じ

    『残雪』まるっと抱きしめたいな〜
    『カルチャーショック』も好きな世界でした
    どっちも2回ずつ読んじゃった

    私こういう変な設定(褒)大好きだ

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    2026年09月04日
  • 殺人出産

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    村田さんワールド全開だった。10人生み出すと1人殺すことが合法的に可能になるという世界線でどういう物語が始まるのか、設定に引き込まれてぐいぐいサクサク読めた作品だった。1人を殺すために10人生むことについて、そんなに殺したいなんて一途だねみたいな表現があって殺意に一途ってすごい形容詞だなと思った。殺しが生産のための行為であり、罪ではあるが悪ではないようなそれを皆が受け入れる不思議な世界。殺意こそが命のきっかけ…ね。個人的に収録されてるなかでは清潔な結婚みたいな、家族に性を求めない結婚に憧れがあるので、いいな…と思ってしまった。「トリプル」は三人交際っていうのの性行為がどう考えてもそれはレイプでは?って感じでキモくて泣きそうだった。あと最後に収録されてた「余命」は寿命がはるかに長くなり、「自然死」がなくなり?どう生きるかではなくどう死ぬかがだいじにされる世界線なんか面白いなと思った。今の社会は死ぬことにとても不寛容だから。

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    2026年09月02日
  • 消滅世界

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    性の常識が変わった世界。
    ディストピアにしか見えないが、効率や人口調整を考えると良いシステムなのかもしれない。
    読んでいる間、常時頭に変なモヤがかかっているような、不気味な感覚がした。
    文章が上手いのだろう。
    おかしな世界に浸っていたら、あっという間に読み切ってしまった。

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    2026年08月31日
  • 世界99 上

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    性格がない、ってどんな感じなんだろう。所属するグループごとにキャラをつくるのはわかる。でも空子のはそれとはまた違った感じがする。この世界がディストピアなのか、どんな結末なのか、下巻も読んでみる。

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    2026年08月30日
  • 生命式

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    【生命式】
    表題作の生命式は亡くなった方をいただく式なんですが想像できる描写になっていてちょっと気分が…笑
    村田沙耶香さんワールド全開の短編集になっていました✧*。『素晴らしい食卓』のオチにクスッとさせられました(*^^*)

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    2026年08月30日
  • 私が食べた本

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    沢山の書評+エッセイ集

    食べたと表現するのが沙耶香さんらしくて好き
    文字通り食して、
    ご自身の糧になったであろう作品達
    凄く影響を受けてるのがよく分かる
    どれも魅力的に語られるから、
    欲しい本リストが増える増える 笑

    僕が読んだことあったのは2冊
    海外アンソロジーの『コドモノセカイ』
    カミュの『異邦人』
    自分の読書の割合では、
    国内作品に比べて海外作品を
    あまり読んでいない方だけど、
    両方とも海外小説だったのが、かえって面白かった

    エッセイの方も、『授乳』『マウス』
    『しろいろの街の、その骨の体温の』
    『コンビニ人間』といった作品が
    できた経緯や反応などが知れて楽しめた

    結構、ぶっちゃけて書いてらっしゃって、
    そこまで言うんだ?という驚きもあった
    非常にお得な本だった

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    2026年08月29日
  • 信仰

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    読んだことある村田さんの作品の中だと結構ファンタジー寄りだと思った
    予想できない展開で、続きが気になる系のおもしろさ
    星新一や、世にも奇妙な物語みたいな
    でも相変わらず現代社会の痛い部分を突いてきて、考えさせられる

    あと、初めてエッセイを読んだけど、なるほど、だからあんな作品を生み出せるんだなと納得、、、

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    2026年08月29日
  • 消滅世界

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    性行為が古代の行動と扱われ、繁殖は人口受精は普及されているパラレル世界が背景です。みんなと違って主人公「雨音」はセックスで作られ生まれた子供だった。それを意識しながら「雨音」が成長していく間、正しい人間って疑問したり、愛、結婚、繁殖など人間で作られた社会制度離れを、自分で開き直ったりするという話でした。

    この本を読みつつ、同じような疑問を浮かんでしまうのだろう。今まで知ってきた世界は、人間で成り立っていて、全ルール、規制、制度、習慣なども社会で決められたことだ。とはいえ、現在の世界はやたら脆いと感じてしまう。

    人工知能といった技術の進化が素早く発展しており、これから人間の形はどう変化・進化していくのか気になります。いつかこの本と同じようになるのだろう。

    それはいいかどうか。

    備考↘
    最後の10ページぐらいがヤバすぎて、びっくりしだ。外国人の俺としては、受け入れがたい部分だった。

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    2026年08月29日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    こういうことあったよな、としんどい思い出を突きつけられた感じ。女子ってなんで、めんどくさいんだろう。私はあの集団とは違う、と見下していた自分を見ているようで恥ずかしい。

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    2026年08月28日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    気持ち悪すぎて笑いが出てくる。さすがクレイジー村田沙耶香だ、と思う。でも、これこそ文学というか、現実世界を考えさせてくれる。何なら学校は、ここまで振り切れない均質化を目指しているようで。学校と同じじゃん、とさえ思う。

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    2026年08月28日
  • 消滅世界

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    性的な内容が多くて、合う合わないがありそうな作品。

    村田さんの作品は、絶妙に将来そうなってもおかしくないよな…っていうお話すぎて、結構興味を持って読んでしまう。

    今の日本もAIやアニメのキャラクターと付き合ったり、結婚したりする人が出てきてるし、そう遠くない未来、こういう世界になっていってもおかしくない気がする。

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    2026年08月24日