村田沙耶香のレビュー一覧

  • 消滅世界

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    ネタバレ

    結局輪廻みたいに回り回っていくんだろうな……
    楽園が本当にできても、その中からまた新たな異常が現れて、またアダムとイブみたいに、(今とは違うかもしれないけど)新たなセックスをして追放されていくんだろう。
    そうやってまた異端から、小さな世界を作っていくのかもしれないよね、今の地球みたいな。
    ダメだと言われたり、こうあるべきだというのを、守れないのも人の姿だと思うから、常に新たな発狂をする個体は、生物である限り生まれうると思う。
    そういう意味では、理想のユートピアは人が生物である限り作れないと思う。

    村田先生の作品を読むたびに、あらゆるものが相対的なんだなと思わされる。
    正常と異常とか、絶対的なものじゃないんだな。
    信じてるものがいかに脆いか。
    そういうことを考えさせられる。

    村田先生は、世界に要素を入れてみて、どうなるか実験している気分と仰っていたことがあるが、読めば読むほど、「どんなに理想的なシステムや進化があっても、人間は不完全なので常に綻びがあり、ユートピアは生まれない」ということの証明が行われてる感じがする。
    一見こうなればいいな、と単純に思いつくような状況を実際に作り上げて、本当にそれが成立したらどうなるか、うまくいかないなぁ、という感想。
    ユートピアにならないことが、人が不完全であることの証明になってる。

    消滅したのは「個」だろうなぁ

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    2026年07月30日
  • ハコブネ

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    何作品か読んだ村田さんの作品の中では割とソフトな雰囲気で読みやすいと思います。
    女性の三者三様な性と生き方がさすが村田さんといった感じでした。

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    2026年07月23日
  • 授乳

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    女性の描く女性の話って赤裸々でおもしろい。
    官能的な話よみたいからタイトルに釣られて買ったけど良かった

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    2026年07月22日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    主人公の女の子が、学校の中の人間関係から解放されて、自分として生きていく描写とその成長過程を比喩するかのように、しろいろの町が後半にかけて変化していく描写にラスト一気読み。村田さんの小説なのに、清々しい気持ちで読み終えられて、特に解説もまた良かった。

    0
    2026年07月20日
  • 消滅世界

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    人工授精が当たり前になって人間は結婚と恋愛を全く別のフェーズでカテゴライズするようになる世界。
    人間は人間に恋する必要もなくて、"ヒト"にも別次元を生きる"キャラ"にも恋をするし、"家族"をつくるために結婚する。
    セックスは昔の文化になって、嫌悪感を抱く人や、ただ昔はそういうものもあった程度の認識を持つ人が大半。それでも一定数は恋人とセックスする人もいる。そして、夫婦間でのセックスは『近親相姦』と呼ばれる。
    主人公はその時代に珍しく恋愛結婚した両親の性行為で生まれたことから、自分は恋人ができるとセックスしたくなること、その自分の中に秘める"本能"は両親と同じものなのか、自分はこの世界の正常なのか。自分の欲望が異常であることを恐れ、確かめるために生活を送る。
    いつか自分の子供を持つために結婚した夫とは一緒に住んでいて、ふたりとも恋人とはセックスするが、ふたりの間には性愛はなくて恋愛相談し合ったり、失恋を慰め合ったり、友人や姉弟に限りなく近い支え合える存在だった。
    そんなふたりが生きる時代に新しい試みとして実験都市なるものが誕生する。そこではその"家族"すら選ぶ必要がなくて大人は老若男女に関わらずみんな「子供ちゃん」の「おかあさん」で、子供はみんな「おかあさん」の「子供ちゃん」とする"楽園(エデン)システム"の下で生きる。男性や高齢女性にも人工子宮が与えられ、データベースにて管理された全ての大人から一年に一度選ばれた人間だけが受精し子供を産む。
    同時期に失恋したふたりは恋愛から逃げ、実験都市へと駆け落ちし家族という概念のないそこで秘密裏にふたりだけの子供を育てようと計画を立て、子供を妊娠する機会が与えられるが、徐々に実験都市での"正常"に慣れだしたふたりの選ぶ世界は?

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    2026年07月20日
  • 変半身

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    「変半身」
    ちょっと怖い物語。現実が歪むような。性的な表現には第一印象の破壊力のあと、波がひいたあとでようやく浮かび上がる作者の意図がある。女性の著者だからこそなおさらそういうものがあるのかなと浅い推測をした。一度信じたものが強力な制御力を保つ様子が描かれていた。
    「満潮」
    自分自身に引き込んで考えてしまった。登場人物の声がたまに自分の声のように感じられるほどだった。苦しさももちろんあって。最後まで読んで、ハッピーになったなんてことはなく、だからこそ悪い気分ではなかった。それが事実らしいからだ。

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    2026年07月18日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    〇丸の内魔法少女ミラクリーナ
    36歳のリナが、魔法少女となっていくくだりから既に面白い。ミラクリーナでいる時は、仕事場とかからの評価は高かったが、ミラクリーナでなくなる後半では、冷たくなっていく展開が見どころでした。レイコとの魔法少女ごっこを聞いた正志が、興味を持ち、マジカルレイミーになるくだりも面白かった。優先席のシーンにおいて、正志が妊婦さんに話しかける場面がありましたが、妊婦だと信じませんでした。そこに、初代マジカルレイミーのレイコが現れ、ケンカをするシーンが良かったです。ミントスプラッシュが面白い。

    〇秘密の楽園
    主人公の内山が、早川君を監禁するという奇妙なお話。初恋の相手を期間限定で、監禁する、お話でしたが、この話も村田沙耶香さんワールド全開でした。最初は、内山は、恋愛というものがよく分からず、早川君を監禁することで、早川君の好きが垣間見えているような気がしますが、最終的に、嫌っていくくだりが面白かったです。監禁といっても、一風変わったところが良かったです。

    〇無性教室
    性別というものが、なくなった世界においての、とある教室でのお話。主人公のユートは、女性ですが、あの子は、男性と女性どちらなのだろう?と推測していく展開が良かったです。ユキが校則を破り、女性になっていく瞬間は印象的でした。ラストシーンのユナとユートが交錯していくところも、何とも言えない感情になりました。

    〇変容
    哲学的なお話で、少し自分には難しいお話であったと振り返りますが、良かったです。エクスタシー五十川のくだりが、面白かったです。なもむって、いったい何なのだろうと、考えさせられる読書体験でした。

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    2026年07月14日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    思春期の息苦しさが胸に刺さる、静かな青春小説。

    少女たちの友情や嫉妬、スクールカーストなど、誰もが一度は感じたことのある感情を繊細に描いています。村田沙耶香らしい鋭い人間観察と、日常に潜む違和感をすくい取る筆致が印象的。派手な展開はありませんが、張り詰めた空気感とリアルな心理描写に引き込まれ、読後もしばらく余韻が残ります。思春期という「居場所」をめぐる痛みを静かに描いた秀作です。

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    2026年07月14日
  • 信仰

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    一つ一つの話が短いので、すらすら読めて良い。面白いな、好きな話だなと感じるものから、あまり好みでないかもなという話まで、さまざまあった。どの話にも共通しているのは、社会常識/通念というものに対する筆者の「疑い」の態度だと感じた。この態度は、あらゆるイマジネーションを想起させる。
    キャラクターとして共感できない主人公も多いが、それゆえに次にどう行動するかわからないスリリングさもある。また私が共感できないだけで、この人間に共感し、こういった思考を小説として文章に残してくれる人がいるという事実に救われる人もきっといるのだろう。
    そういういろんな人間がいる、存在していて、またそのいろいろの中には確かに自分という存在もいて、そういうことを考えたときに、なんだか不思議で心地よい気持ちになった。
    ※自分のようなマジョリティ側の人間が書くことで「いろいろ」が矮小化されてしまったら申し訳ないと一瞬思ったが、そんなことで矮小化されるようなものであればくだらない気もする、という使い古されたレトリックについて考える。

    また、いうまでもなく『いかり』はとても心動かされる文章だった。

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    2026年07月09日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    村田沙耶香さんの短編集。表紙やタイトルから「エンタメ寄りなのでは‥」と警戒してなかなか読まなかったことを後悔したくらい面白かった。

    表題作はユーモラスでエンタメ風味ではあるものの、しっかりとした純文学。シュールな展開で笑わせてくれると同時に、偽の正義について考えさせられる。

    「秘密の花園」は、初恋の人を家で「飼う」お話。

    「無性教室」は、生徒が全員無性別者として生活をする学校が舞台。性別のない世界で、人はどう生きるのか。

    「変容」は怒りという感情がなくなった世界に適応できない女性が主人公。感情に善悪はあるのだろうか。

    全編を通して色々と考えさせられるのだけど、それにしても村田沙耶香さんは性に対しての興味がとてもあるのだなと思う。性について書きたいというより、彼女の純粋な「興味」が文面に浮き出てくるような。

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    2026年07月03日
  • となりの脳世界

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    「コンビニ人間」が面白かった村田沙耶香さんのエッセイ。めちゃくちゃ笑った。

    彼女の世界は、わたしのそれとは違っていて、隣人の脳世界を覗きたいという気持ちがとてもわかる。覗かせてくれて、ありがとう。

    お気に入りはコンソメ、増えるクラスメイト、逆向きの正座。

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    2026年07月01日
  • となりの脳世界

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    普段から村田さんがどんなこと考えてるんだろう⁇って小説を読むたび思っていたけど、いい意味で想像以上に独特な世界観を持っていて嬉しかった。

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    2026年06月30日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    怖~~~!というのが読み終わった直後の率直な感想。人間、社会、世界を解体するのが上手い。
    生々しい(人間と性は切り離せないので)部分も多々あり気持ちのいい話ではなかったけど、どの物語もそれぞれ強烈に印象に残った。
    特に最後の『変容』をおすすめしたい。まみまぬんでら。

    0
    2026年06月30日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    静かな衝撃作、にぴったり。
    このタイトル意味不明、って思いながら読み始め、子どもから思春期の手前の時期が丁寧に描かれている。
    タイトルはこういうことかな?と思っていたら残りラスト数ページで、こっちの体温かよ!って突っ込んでた笑 あまりにも素直で、ストレートで、よくこのこれを文章にできたなって、、いう感想ももった。
    主人公は、本人はルッキングもイマイチで取り柄がないような女の子でいわゆる漫画のヒロインがいるのだとしたら、その端の端の端あたりのグループにいる子 らしい。情熱と、他者を見る目、自分を他者が見る目が冴えておりきちんと把握できてる。こんな子、意外にいないのでは?自分のこの時代、暗黒レベルだからな…。
    そして幸せ者の男子伊吹くん。が、いい子すぎる。
    なんとなく、こじれながらも続いて欲しいなと思った2人であり、主人公が大人になったら激しい恋とかするだろうな、って勝手に想像できるあたり、しっかり物語に浸かりました。

    0
    2026年06月23日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    この作家さんの創造力はスゴイ!
    ひとたび 村田ワールドに入り込むと
    読むページを止めることが出来ませんでした。

    魔法のコンパクトを持ち歩き 魔法ごっこで
    残業を乗り切る36才OL この設定に始めは
    笑えますが だんだんそんな甘いストーリーではないことがわかり 衝撃的な結末をむかえます。
    登場人物がクセが強すぎて コワイです。
    表題作を含めた4篇の短編集ですが どれもこれも
    村田ワールドでした。 好みは分かれると思いますが 私は面白かったです。

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    2026年06月22日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    定期的に味わいたくなる村田沙耶香ワールド♫

    本作は4編からなる短編集、

    「魔法少女ミラクリーナ」のレナ
    「変容」のエクスタシー五十川
    は非常に印象深いキャラで、これぞ小説!って感じ

    性差や偏愛などといった固定観念、普通、異常という感性がなくなった世界は果たして居心地がいいのだろうか…
    いや、居心地が悪ければ居心地がいいように変容する力が人間には備わっているのかもしれない笑

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    2026年06月22日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    最終的にオナニーに終着して行くのがなんかすごく良かった。(最終章は蛇足では?)

    ありもしない過去の光景が思い出されて、加害者的にも被害者としても読んでてキツかった
    最近は純粋な悪人が出てこないストーリーも多い中でそういう人が出てくると、ああこっちがリアルなのかなと思ってしまう

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    2026年06月22日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    表現の仕方と言葉の選びが好きだと思った。
    でも、最後、伊吹と関係を結ぶところは詩的すぎて
    引いてしまった。正直、あの場面は必要だったのか
    と疑問に思った。別の形で伊吹に対する結佳の気持
    ちを消化、表現する方法はなかったのか…作家さん
    がそうしたのは、それに意味があったということだ
    ろうけど、もやもやしてしまう。
    小中学生が持つ性への興味も、好きな人に触れたい
    と思う気持ちも否定しないし、理解も出来る。
    でも、美化するような表現に危機感を感じた。
    結佳の性格を考えると違和感はなかったけど、つい、
    子を持つ親視点で見てしまった。
    叶わないけど、小中学生の頃に読んでたら、私はど
    う感じただろう… 無性に知りたくなった。
    伊吹は理解があり、ありのままを受け入れてくれる。
    そんな友人が誰にでも一人はいたらいいなぁと思う
    男の子だけど、結佳というキャラにとって、都合の
    良いキャラになってる感は否めなかった。鋭い指摘
    はあったものの、善良なためか人間くささがあまり
    感じられなかった。

    ヒエラルキーのあるクラスの状況や雰囲気がひしひし
    と感じられ、結佳が解析する描写は素晴らしくて、
    読んでいて息苦しささえ感じた。
    中学校のあるクラスの話だけど、そうじゃないとも感
    じた。社会でも、職種や地位など様々なヒエラルキー
    を意識して、その価値観で過ごしてる人、そうじゃな
    い人が混在している。
    作られた価値観ではなく、自分の価値観で自分自身を
    はじめ、全てを見る事ができたら、多少生きやすく
    なると思う。それを中学生で知った結佳は幸運だ。

    鋭く胸を突くような表現の中、鋭くても少し笑えて
    心が軽くなるようなものもあった。
    「めくれたジャージの裾とか、かかとを潰した上履き
    とか、一つ一つそんな欠片を集めて、妄想を積み重ね
    ていく」
    「女の子は妄想と現実を絡み合わせて、胸に巣食った
    発情を処理できずに、体の中に初恋という化け物を
    育てていく」

    0
    2026年06月20日
  • ご本、出しときますね?

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    言葉を扱うプロたちのトークはおもしろく、
    意外な一面や交友関係が知れたのも読んでいて楽しかった。
    作家さんたちがお勧めしている本がどれも本屋さんで入手するのが難しそうなものばかりで思わずにやにや。いつか出会いたいと思いながら読みたいリストに書き連ねた

    0
    2026年06月20日
  • となりの脳世界

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    旅をすること、本を読むこと、あたらしい世界に出会うこと、
    わたしたちもまた日々自分の脳世界を塗り替えながら生きている。

    人の脳世界を覗くって、どこか背徳的だけど、自分の知らなかった世界の一部に触れることができ。

    文芸家である村田さんが「なにが脳世界を塗り替えたのか」を、その繊細で類稀な文才をもって記録したエッセイ。
    小説ではわたしたちの常識を破壊する村田さん、彼女の脳世界を少しだけ覗き見ることができ(た気がす)る、読書体験を。

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    2026年06月13日