村田沙耶香のレビュー一覧

  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ずっと前からタイトルが気になっとった作品!

    ミラクリーナ、本当面白い!笑
    数十年ぶりの初代マジカルレイミーがミントスプラッシュを発動したところは思わず吹き出してしまった笑
    みんな心に魔法少女を宿して、社会を生き抜こうね...!

    あと個人的にぐさっときたのが、変容。自分では時代に合わせて価値観のアプデをしとるつもりやけど、関わる人が限られてきたり、新しいものを拒絶したりすると、僕も五十川さんや真琴みたいになってしまうなと思った。ただ、なんでもかんでも周りに合わせるんじゃなく、自分を持つことも大切だというのは、最後の五十川さんの姿(たった一人染まらず、怒るのをやめないまま、私たちの中央で凛と咲

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    2026年03月19日
  • 生命式

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    自分の思っている常識が、他の人の常識であるとは限らないと、改めて認識させられる一冊だった。奇想天外な物語が始まったかと思えば、気がついたら文章に吸い込まれていて恐ろしい。

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    2026年03月16日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    村田沙耶香らしい短編集だが、エグすぎないので他人に勧めやすいと思った。私は表題作が1番すきだった。現代社会を生き抜くにはこんな方法もあるのか、という…可笑しさの中に切実さがあった。他3編もよい。

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    2026年03月15日
  • 変半身(かわりみ)

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    みなさんの感想を読んで…
    かわりみ
    狂って笑えるw意味不明wと思える我々の環境の良さに、気付いたがちゃ。
    満潮
    何も変なことない。誰しも性的なことに主体性を持っていいし、信頼関係が1番大事。
    性的に消費されて辛いというストーリーのはずが、ここでもキモいだの私なら別れるだの否定的な態度を取られて、あなた達こそ作品をレイプしてるじゃんwwって感じでした。

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    2026年03月13日
  • 信仰

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    2026.19

    通勤電車の中でちびちび読んだ。
    不思議で少しこわい短編集だった。
    エッセイもあったのが良かった。

    パレスチナの作家さんが出てきた「いかり」が
    とても心に残っている。
    自分の中にある感情と感情のたたかい。

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    2026年03月13日
  • 世界99 上

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    「小さな分裂を繰り返しながら、私は生きている。」
    そんな衝撃的な言葉で始まったこの話は「普通って何?」と問い続けてきた村田さんの集大成的な超大作だった。
    上巻だけで完結してもよいくらいのボリュームと完成度!えっ、ここからどうなるの?まだ続くの?と呆然としたし、おなかいっぱいだったのもあり、しばらく続きが読めなかった。

    トレースしたり、集団ごとにキャラを変えたりというのは多かれ少なかれみんなやってることだけど、ここまで膨らましてここまで言語化するとこんなにゾワゾワするんだなぁ。

    一息ついて、下巻に突入!

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    2026年06月02日
  • 信仰

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    短編一つ一つが濃くて、読み終えるたびに手を止めて、自分の中で湧き出る感情が何なのか、ゆっくり整理する時間が必要だった。
    同時に、エッセイから見えてくる人柄と短編の内容は総じて、村田沙耶香さんという人をもっと知りたいと思わされた。

    "最後の展覧会"が好きだった。物悲しいような気もするのに、なぜか温かい気持ちになった。

    小説はもちろんのこと、村田さんのエッセイをもっと読んでみたい

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    2026年03月09日
  • 信仰

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    真綿で首を絞められているような現在世界が、行き着きうる、いくつかのディストピア。『生存』『土脉潤起』『気持ちよさという罪』『書かなかった小説』『残雪』が特に好きだった。

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    2026年03月08日
  • 信仰

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    ネタバレ

    •信仰
    「なぁ、俺とカルト始めないか?」
    それはカルト信仰の勧誘ではなく、カルトを”創設”する誘いだった…
    圧倒的な”現実主義”のミキは、ブランド品や怪しいセミナーにお金を大量に使う周りを酷く軽蔑していたが、”夢”を見ることができない自分が嫌になり…

    •生存
    生存率とは、65歳まで生きることができる確率を指す。
    最上位Aは80%以上から、最下位Dは10%以下まで(野人として、自然で生きていることもある)。
    食料が枯渇し、学力•収入が「生存率」として判断される世界では、生存率を上げる事こそが人生よ中心となりつつあった…
    幼少期から生存率が「C」だったクミの、「生存率に囚われて生きていく今後はま

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    2026年03月04日
  • 生命式

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    村田沙耶香の物語は鈍器で頭を殴られている感覚がする。自分の中の「当たり前」や「常識」がずっと揺さぶられている感覚。
    短編でサクサク読めるのに、ひとつひとつの物語に衝撃を受ける。

    特に好きな話は「二人家族」
    性に奔放な女性と貞淑な女性、正反対の性愛価値観をもつ2人がそれぞれ子供を産み育て家族として暮らした話。
    なぜこの話に心打たれているのかはまだ、うまく説明できないけれど、2人の関係性がすごく素敵だと思った。新しい家族の在り方を教えてくれた。
    2人は同性愛者ではなく(異性のパートナーがいたこともある)本当に2人で暮らしたいから、一緒にいたいから居る、という描写のされ方をしていて、そこが良かった

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    2026年02月27日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    私たちが当然のように受け入れている社会の仕組みや価値観を、ほんのわずかに傾けることで、その足場の脆さと滑稽さを浮かび上がらせる。

    表題作では、丸の内で働く一人の女性が「魔法少女」という装置を内面に抱え込みながら、過酷で均質化されたビジネス社会を生き抜いていく。だがそれは単なる現実逃避ではない。むしろ彼女にとっての“変身”は、自らを守り、世界に抗うための知的で静かな抵抗である。組織の論理や「普通」の規範に飲み込まれそうになりながらも、彼女は内なる物語を武器に、日常を戦場へと変えていく。その姿は滑稽でありながら、同時に崇高ですらある。

    本書に通底するのは、「適応」と「変容」という主題だ。社会に

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    2026年02月25日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    冒頭からもう好き!
    今から村田沙耶香ワールドが始まるぞー!って感じ!
    村田沙耶香の作品は本当にぐんぐん読める!
    どういうこと?どうなるの?の連続。
    特に最後の「変容」が好きだった。
    まるで未来を予知しているような話。

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    2026年02月16日
  • マウス

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    ありのままでいるだけでうっすら好かれる瀬里奈が羨ましい律の気持ちがわかるなーと思いながら読み進めた。
    本音でいてくれる人の前で本音でいられる。律が瀬里奈の前では本音でいられて、大好きなワンピースを着られるようになってよかった。

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    2026年02月13日
  • 生命式

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    私たちが生きている世界とはちょっと違う世界。人々の生まれ方、死に方、弔い方が少し違って少し一緒。みんなそれぞれの捉えかたをしていて、現代の文化の多様性(と偏見)にも通じるものを感じた。

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    2026年02月11日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    教室の歪な空気に合わせる自分から解放され、ようやく本当の自分の価値観を手にすると、不思議と世界が動き出す。

    魔境の学生生活を、私たちにもう一回体験させてくれた。あのとき、当たり前だった価値観や行動を、それがどれほどに息苦しいものだったかを大人になった今、思い出させられた。村田沙耶香さんはそれを、色鉛筆に例えていた。

    この感覚を、ちゃんと理解できている大人になっていて良かった。

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    2026年02月05日
  • 生命式

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    どの話もすごく面白い短編集。
    作者の色々な断片が見れて面白かった。
    村田沙耶香追っかけ中。
    精神の自由。

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    2026年02月05日
  • 生命式

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    ネタバレ

    「生命式」
    会話が異常だが、日常に馴染みすぎていた。
    レシピに「俺の肉」で不謹慎ながら笑ってしまった。
    葬式なのにパーティー、宴会のようだ。

    「素敵な素材」
    物語の中で出てくるものが想像できなかった。
    いい話だった。

    「素晴らしい食卓」
    変わった食事。p102の圭一さんの母のストレートな物言いが面白かった。

    「夏の夜の口付け」「二人家族」
    性的指向。自分の想像にはない家族の形。
    長女の6年生の時、面白かった。

    「大きな星の時間」
    絵本の読み聞かせのような文章だった。

    「ポチ」
    事件が起きないかヒヤヒヤした。

    「魔法のからだ」
    性について向き合っていて、神秘的な表現がされており、とて

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    2026年02月05日
  • タダイマトビラ

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    通常運転の村田作品☆
    友達が村田沙耶香好きだから、
    とりあえずカゾクヨナニーのページ読ませたいって思った。
    文体で誰かわかるの村田さんすぎる

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    2026年02月02日
  • 生命式

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    価値観の押し付けに反発する12の短編集。
    本当に村田沙耶香さんの小説は、一貫して今の当たり前に疑問を呈している。
    それもとんでもない価値観との対比で。
    でもなんだかなるほど確かに…と思わされてしまう。
    表題作はもちろん面白い。最後の「孵化」もとても好きだった。
    誰もが持ってるであろう自分のなかでの多面性。
    中2あたりに「みんなの前の私は本当の私じゃない」と思ってたけど、あれはただの中二病だったな。
    結局どの面の自分も本当の自分であるというのが今の考え方だけど、それでも好きな物語だった。

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    2026年03月08日
  • 生命式

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    1月最後の本は、昔に買って途中まで読んでいた本。
    とても面白かったけど、途中で気分が悪くなって読むのを中断していた、それ程に自分の中の正常な何かがぐらりと揺れて崩れそうになる一冊でした。

    短篇十二篇の中のほとんどが、常識からズレた主人公たちで構成されているのでその都度、色んな自分の中の常識との乖離がすごかった。とても興味深いと思う反面、本能的にすっと受け入れなくて、読んでる途中で吐き気を催したのはこの本が初めてだった。

    その世界ひっくるめて常識が改変されていることにに違和感を覚えている主人公のパターンや、それと真逆に主人公だけズレているパターン。読み手としては、世界のズレに対して違和感を覚

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    2026年01月31日