村田沙耶香のレビュー一覧

  • 変半身

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    初めて読んだ村田沙耶香さんの作品です。一篇目の言いようのないグロテスクさは二度と読みたくないと思ってしまう程でした。ですが、不思議と何回も読んでしまう本です。2篇目は個人的にトップレベルで好きな話です。性への探究心に共感する点が多くて大好きです。

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    2025年09月27日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『ひかりのあしおと』
    誘拐する側の話はあまり読んだことがなかった。蛍があまりにも純粋なので、どうか傷つけないでほしいと願ってしまった。いわば同意のないまま関係が進んでしまったということだと思うので、後に傷になることもあるだろう。
    母と娘の関係もあまりに歪なので、読んでいて苦しかった。母に対する不快感をどうしたらいいのかわからなかった。でも現実にこういう親子って存在していると思うのだ。リアルなフィクションでありあまり他人事とも思えない、その点が一番苦しい。

    『ギンイロノウタ』
    私が化け物だとして、なんて書き出しの小説、苦しいに決まっていた。ひとり静かに狂気に侵食されていく過程を見せられていたの

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    2025年09月22日
  • 私の身体を生きる

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    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

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    2025年09月16日
  • タダイマトビラ

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    「コンビニ人間」に続き圧倒された。
    家族や恋とはなんなのか考えさせられるし、キラーフレーズの数々に圧倒されてしまう作品。
    一度読み始めたら止まらない素晴らしい小説だった。
    また村田沙耶香さんの作品を読もうと思う。

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    2025年09月15日
  • となりの脳世界

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    特に好きな脳世界は
    「初恋を手術した日」「わん太の目」
    やってみたい(行ってみたい)のが
    「着ない服愛好会の日」「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

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    2025年09月15日
  • コンビニ人間

    購入済み

    考えさせられた

    普段全く読まない小説、純文学でしたが、とても読みやすかったです。社会、普通、異質、圧力…すっと全身に入ってきて理解が広がっていくようでした。主人公に今の自分が重なって、胸が苦しくなりました。

    #深い #エモい #切ない

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    2025年09月06日
  • 私の身体を生きる

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    赤裸々に語られる身体についてのエッセイ。
    それぞれに身体の事情を抱えて生きているのだなあ。女性の場合は嫌な目に遭う機会も多くて。

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    2025年09月05日
  • 授乳

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    私の身体を生きるというエッセイ集で著者の言っていることが理解出来なかったけれど、この短編三作品を読んで少しだけ分かったような気がしなくもない。
    エッセイではあくまで性の話としていたが、世界との接点が本題なのだろうか。

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    2025年09月05日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    私は村田沙耶香は4作目くらいだけど、めっちゃ面白い上巻の終わり方だった。うぇーーっ!!!でもこんな衝撃期待してたー!!って感じだった。で、タイトルがこう繋がるのね!っていう納得感。読み始めも読み終わりも面白かった。

    前半で空子がすこしズレた「社会性」を身につけてゆく様が、見ていて恐ろしいというか。(偏った)世間の声のままに育つと、こういうことになるのだな……と思わされる。

    物語全体を通して、人間が無意識にやってる対人での人格の使い分けをこれでもかとあけすけに描写する。宇垣美里が「武器」だって評価してたけど、ほんとそうだなと思いながら読んでた。下巻でどう決着されるか楽しみ!

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    2026年03月17日
  • 私の身体を生きる

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    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

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    2025年08月27日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    短編集で文章も固くないので、どんどん読み切れた。一人一人を客観的に見ると最高に狂っているのに、心情を知るとなんだか納得できてしまう不思議さ。それが、気持ち悪くもあり、心地よくもあり。やっぱりそれぞれに自分なりの正義があって、その人からしたらそれが正しい、でも他の人から見るとそれはおかしい、というのは当たり前なのかもしれない。どんなに世間に紛れていても、心の中はミラクリーナのままかもしれないし、好きな人を監禁したいと思っているかもしれないし、性について悩んでいるかもしれないし、感情を爆発させているかもしれない。

    特に、「無性教室」を読んで、「性」というものについて、じっくり考えた。私は、人が人

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    2025年08月26日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    娘を批判しかしない父親と、娘に「愛菜ちゃん」と呼ばれる母親の関係性が誉の人間性に影響を及ぼしていることは間違いないが、本人はそれを小学生の頃の事件のせいだと思っている。(ひかりのあしおと)
    誰とも感情を共有できない有里は性で人と関わろうとするが失敗する。性への欲が殺人への欲に変化していく。(ギンイロノウタ)

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    2025年08月11日
  • マウス

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    ネタバレ

    今まで読んだ村田沙耶香さんの作品の中ではマイルド。終わり方も爽やか。

    クラス替えのイヤなドキドキ感、スクールカーストのリアル感、女3人の歪さ。小学生のころ特有の苦しさを思い出した。自分自身、小学生時代の人間関係が一番苦労したから特に抉られた。

    役割を与えられているときは堂々としていられるというところはわかる。何者でもない自分自身として話すのはすごく難しい。仕事とかで何をしなきゃとかが明確だと楽よね。

    「瀬里奈がそんな性格で許されてるのは、綺麗だからだよ。」
    こんな風に考えてしまう気持ちわかっちゃう。

    でも、人の目を気にしながら、人畜無害として過ごすのも悪くはないと思う。みんなが思うがま

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    2025年08月09日
  • 変半身

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    こんな話ありそう。地球星人とも同じで、立場の弱い人の犠牲で成り立つ社会は嫌だね。常識なんてどうでもよくなる。

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    2025年08月10日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

    面白かった…!
    身体について言語化することは難しいと思いながら、言語化欲求もあって、そこをストレートに表現してくれている言葉は、ポジティブなのかネガティブなのかは分からないが震動を伝えてくるようで、ちびちび読み進めました。
    わかる、わかるよ…となるところもあれば、こんな身体感覚を持つ人もいるんだ〜と知るところもあって、何かしらそれが身体にフィードバックされて、終始不思議。

    島本理生「Better late than never」
    …直後よりも、むしろ二、三日目から、不安定さを伴った執着心はピークを迎えて、その最中には激しい恋をしているようにも感じていたが、その後、十日間かけて緩やかに下降した

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    2025年08月04日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    なにこの人!おもしろい!
    自虐的な文章とこの方の周りで起こる様々な出来事に爆笑してしまった。
    歳を重ねることが楽しい、私ってこれはこれでいいのか!と、思えたエッセイです。

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    2025年08月03日
  • マウス

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    ネタバレ

    【くるみ割り人形を読みたくなる本】

    くるみ割り人形につながっていて面白かった
    律が瀬里奈を例えたクルミ割り
    律が瀬里奈に読んだくるみ割り人形の本
    瀬里奈がなりきっていたマリー
    律を動物に例えるとマウス
    最初は奇妙に思っていた相手が、大学生になってからも親しい友達でいるってすごい

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    2025年08月02日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    面白いし共感できることが多かった。
    言葉の選び方もうまくてつい声を出して笑ってしまうところもたくさん。10年前の本だけど今でも全然あるあるってエピソードが多くて楽しく読めました。30代女性の本音がうまく書かれている本です。

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    2025年08月02日