村田沙耶香のレビュー一覧

  • 消滅世界

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    ネタバレ

    実験都市の千葉は気持ち悪いしこれが理想郷とは全く思わないけれど、読み進めるにつれて主人公の雨音と一緒に「正常」の価値観が少しずつ変化していくような感じがした。「正常ほど不気味な発狂はない」って言葉が印象に残った。
    高校の友達の樹里の台詞が好きだった。あと巻末の精神科医視点の解説が面白かった。

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    2026年05月01日
  • 授乳

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    授乳:母性、みたいなものが描かれていて、先生には申し訳ないが(とはいえ先生も享受できてたか)母の愛がおもいのほか全うだった。
    先に読んでいたタダイマトビラと比較して考えた。

    コイビト:美佐子は幻想幻覚なのかと思いきやそうではなかった。幻想なのはホシオのほうなのか。でもまたきっと生えてくる?ぶん投げたのはよっぽどのことだと思うよ。

    御伽の部屋: 要ニが謎。要ニ側からの物語も読みたい。

    ムラサヤさん8冊目に読んだデビュー作、全作読んでないから何とも言えないし、上手く言語化できないが、、なんて言ったら良いのかなぁ、オブラート感。だから全部読みたい。一回読んだやつもまた読みたい。凄いなぁムラサヤ

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    2026年05月02日
  • 生命式

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    個人的には、クレイジー沙耶香の本領が発揮されていると感じられる十二編の短編集

    読むと自分の価値感や倫理感が、実は間違っているのではないだろうかと不思議な感覚に陥る作品

    読むエピソードによっては、正直受け入れられなかったり、ちょっと気持ち悪いと感じたりする人もいるのではないだろうかと思っています❗️まぁ、そういう感情を含めて村田 沙耶香作品だと思っています

    表題作の『生命式』や『素敵な素材』、『街を食べる』、『孵化』あたりが個人的に印象に残った作品でした❗️

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    2026年04月27日
  • 殺人出産

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    よくこんな倫理観の世界を生み出せたなと思います。
    生と死、善と悪、生命の神秘を足蹴にするような作品だと思います。

    コンビニ人間が好きで読みましたがとにかく尖りすぎていて、万人におすすめできるものでは到底ありません。

    命とは。殺人とは。

    あまり考えたくはない部分を淡々と書くのは凄まじいものを感じます。

    ※信仰を読んで少し編集しました。
    ぜひ、信仰も読んでみてください。

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    2026年07月19日
  • 授乳

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    沙耶香さんに沼ってます。
    この生々しくてグロい感じ、思いもよらぬ発想、展開、癖になります。
    ずっとじゃなくて時々求めてしまうんです!
    わかるかな?わかんねぇだろうなぁ〜

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    2026年04月20日
  • マウス

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    良いアプローチで小説を書いてくれる作家。
    物語に入り込む奇抜なにみえるが、誰しもが経験をするキャラ作りの一環と捉えれば当然の描写なのだ。
    瀬里奈はそのキャラへの入り込みが特殊なため、どの組織に属しても変わらないという我儘さがあり、世間との協和を図る律を含む誰もが羨ましさをみる。
    素晴らしい。

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    2026年04月09日
  • 殺人出産

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    ネタバレ

    <備忘録・ネタバレあり>
    現実の倫理観で考えるとあきらかに不気味で残酷な、架空の世界の話。けれどベースには現実の世界線に通じるものがあり、合理性も成立していて「もしかするとこんな未来もありえる?」と思うような現実味がある。4つの短編すべて、まったくの異世界と思えない恐ろしさを感じた。

    ・殺人出産
    避妊技術が進んだことでセックスは快楽を得るだけの行為となり、子供は人工授精して産むのが主流の世界。偶発的な妊娠がなくなり人口がみるみる減少する中ではじまったのが、殺人出産システム。産み人となり10人産めば1人殺してもよい。男性でも人工子宮を埋め込んで妊娠出産できる。産み人の産んだ子供はセンターに預け

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    2026年07月24日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    人間は他者との関係の中でしか自己を定義できない側面が強いから、母親の役割を担わない純粋無垢な存在は最早概念に近いのかも。主人公は過剰適応の状態に近くて、慢性的な緊張だったり自己抑圧を強いられている。母親が肯定されなかったことで主人公の胸が躍る場面が印象的だった。ひかりが迫ってくることで高まる閉塞感は、太陽をじかに見た時の目の奥の鈍痛のよう 恐怖を宥めようとする時の手の平の湿り気や指のもつれ、迫る焦燥感の描写がリアルで読んでてしんど楽しい(ひかりのあしおと)


    生きづらさの言語化がすごい 周囲との不調和を感じる人間の内面を繊細に丁寧に描いているから主人公の狂気がじわじわ自分に浸食していくのを感

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    2026年05月23日
  • 生命式

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    表題作『生命式』を含む12の短編集。
    感想を一言で表すと"読む猛毒"だった。
    脳みそを鷲掴みにされてぐらぐらと揺さぶられているような感覚で、読んでいるとどこまでが『正常』でどこからが『異常』なのか分からなくなってくる。
    死者を火葬する代わりに鍋料理などにして食べて弔う『生命式』、死者の骨や皮膚を衣服や家具などに活用する『素敵な素材』など、ぶっ飛んだ話ばかりで驚きの連続だけれど、この2作は特に面白くて気に入った。
    そのほかは奇妙を通り越して(個人的には)若干気持ち悪い話もあり、好みは分かれそうだけど、自分では思いもつかない世界に出会えて良かった。

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    2026年03月29日
  • 生命式

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    村田さんが村田さん作品の中で初心者におすすめしたい一冊というのを知って手に取ってみた。
    短編集だが、全編に渡って現実世界とは異なるルールが設けられた世界線の中での物語になっている。
    不気味な物語と言ったらそれまでだが、今生きてる世界の常識を一度考え直してみたいと思わせてくれる作品だった。

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    2026年03月21日
  • 授乳

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    前の方の話はあまり好みじゃないと思ったが、最後の話は、さすが村田沙耶香と言わざるを得ない狂気だった。

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    2026年03月19日
  • 生命式

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    自分の思っている常識が、他の人の常識であるとは限らないと、改めて認識させられる一冊だった。奇想天外な物語が始まったかと思えば、気がついたら文章に吸い込まれていて恐ろしい。

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    2026年03月16日
  • 変半身(かわりみ)

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    みなさんの感想を読んで…
    かわりみ
    狂って笑えるw意味不明wと思える我々の環境の良さに、気付いたがちゃ。
    満潮
    何も変なことない。誰しも性的なことに主体性を持っていいし、信頼関係が1番大事。
    性的に消費されて辛いというストーリーのはずが、ここでもキモいだの私なら別れるだの否定的な態度を取られて、あなた達こそ作品をレイプしてるじゃんwwって感じでした。

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    2026年03月13日
  • 生命式

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    村田沙耶香の物語は鈍器で頭を殴られている感覚がする。自分の中の「当たり前」や「常識」がずっと揺さぶられている感覚。
    短編でサクサク読めるのに、ひとつひとつの物語に衝撃を受ける。

    特に好きな話は「二人家族」
    性に奔放な女性と貞淑な女性、正反対の性愛価値観をもつ2人がそれぞれ子供を産み育て家族として暮らした話。
    なぜこの話に心打たれているのかはまだ、うまく説明できないけれど、2人の関係性がすごく素敵だと思った。新しい家族の在り方を教えてくれた。
    2人は同性愛者ではなく(異性のパートナーがいたこともある)本当に2人で暮らしたいから、一緒にいたいから居る、という描写のされ方をしていて、そこが良かった

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    2026年02月27日
  • 世界99 上

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    村田沙耶香さん初めて読みました。
    独特な世界観
    周りに合わせた自分、世界ごとの自分が
    多少の共感もありつつ、極端な自分観があると
    生きづらいよなとか…わりと考えさせられる本でした。
    ただ長い…

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    2026年08月09日
  • マウス

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    ありのままでいるだけでうっすら好かれる瀬里奈が羨ましい律の気持ちがわかるなーと思いながら読み進めた。
    本音でいてくれる人の前で本音でいられる。律が瀬里奈の前では本音でいられて、大好きなワンピースを着られるようになってよかった。

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    2026年02月13日
  • 生命式

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    私たちが生きている世界とはちょっと違う世界。人々の生まれ方、死に方、弔い方が少し違って少し一緒。みんなそれぞれの捉えかたをしていて、現代の文化の多様性(と偏見)にも通じるものを感じた。

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    2026年02月11日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    教室の歪な空気に合わせる自分から解放され、ようやく本当の自分の価値観を手にすると、不思議と世界が動き出す。

    魔境の学生生活を、私たちにもう一回体験させてくれた。あのとき、当たり前だった価値観や行動を、それがどれほどに息苦しいものだったかを大人になった今、思い出させられた。村田沙耶香さんはそれを、色鉛筆に例えていた。

    この感覚を、ちゃんと理解できている大人になっていて良かった。

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    2026年02月05日
  • 生命式

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    どの話もすごく面白い短編集。
    作者の色々な断片が見れて面白かった。
    村田沙耶香追っかけ中。
    精神の自由。

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    2026年02月05日
  • 生命式

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    ネタバレ

    「生命式」
    会話が異常だが、日常に馴染みすぎていた。
    レシピに「俺の肉」で不謹慎ながら笑ってしまった。
    葬式なのにパーティー、宴会のようだ。

    「素敵な素材」
    物語の中で出てくるものが想像できなかった。
    いい話だった。

    「素晴らしい食卓」
    変わった食事。p102の圭一さんの母のストレートな物言いが面白かった。

    「夏の夜の口付け」「二人家族」
    性的指向。自分の想像にはない家族の形。
    長女の6年生の時、面白かった。

    「大きな星の時間」
    絵本の読み聞かせのような文章だった。

    「ポチ」
    事件が起きないかヒヤヒヤした。

    「魔法のからだ」
    性について向き合っていて、神秘的な表現がされており、とて

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    2026年02月05日