村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

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    家族に関する話。やっぱり村田沙耶香さんの作品で味わう混濁は別格だと思った。ただラスト付近は説明しようが無い程めちゃくちゃで軽く読み流してしまった。

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    2026年01月21日
  • となりの脳世界

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    村田さんエッセイ2冊目、こっちは面白かった!
    まさに村田さんの脳内を覗きたかったのでありがたい
    間違い感動の話が特にすき、やっぱ面白いなこの人笑

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    2026年01月19日
  • タダイマトビラ

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    家族にまつわる作品を読みたいとチョイス。
    かつての制度としての「家」「家族」のない核家族化の進んだ現代において「家族」というものはそれぞれの欲の擦り付け合いなのかな…と繰り返されるカゾクヨナニーという言葉で考えさせられました。
    主人公が壊れていく様のおぞましさ、文章で引き込まれていく。
    全てとは言わずとも諸々が持つ「おぞましさ」「汚しさ」についての感覚を自分も持ち得ている気がするので、もっとこの人の思想に触れてみたいと思った作品でした。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • となりの脳世界

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    『コンビニ人間』などの著書で有名な村田沙耶香さんのエッセイ。
    “脳世界”というワードに惹かれ、つい手に取った。


    1話が見開き4ページぐらいの量なので、隙間時間にちょこちょこ読みすすめられるのがよい。

    勘違いが多い、つい周りを見てから動いてしまう、数字に弱い…など私にとって「それそれ!」と共感できることが多かった。


    村田さんは今までの人生エピソードを赤裸々に淡々と書いている。

    それは「わたしだったら恥ずかしくて自己開示できないな〜」という内容も含めて。
    それだけ小説家という職業は、自分とたくさん向き合い、自己開示できるぐらいまで自己のエピソードを昇華させていくのだろうと思った。

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    2026年01月11日
  • 生命式

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    初めて読んだ村田沙耶香さんの作品。

    短編集でもしもの世間の常識。
    今の現実では考えられないモノだけど、10年、20年でも大きく常識は変わっていくのだからもしかしたら‥‥?という気持ち。
    人によっては結構気味が悪いかもしれないが、私はかなり興味引く内容でした。

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    2026年01月10日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…⁉
    30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々――「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
    女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。

    ・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
    ・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は

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    2026年01月01日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 授乳

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    周りの環境を変えることができないから、自分の中で完全な世界や絶対的な世界を作ることで、心のバランスをとる。
    そうした結果、他者との隔絶、むしろ、他者は人ではない物体としての認識で、世界が作られていく。
    これまでの世界のモラルに当てはまらない人が主人公になっているけど、もしかしたら未来のこの世界の姿かも、とも思った。

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    2025年12月16日
  • 変半身

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    表題作の「変半身」はとてもエキサイティングかつグロテスク。傑作だと思う。
    「満潮」の方は、規範の反転という著者お決まりの設定であり、新鮮味はない。

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    2025年12月11日
  • 生命式

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    毎回、村田沙耶香の物語を読むと自分の発想の乏しさに絶望する。正しいとか常識だとか思っているものが実はとても脆い基盤の上に成り立っているものなのかもしれないと。そしてそれをここまで面白く物語として組み立てられることにも驚く。
    近未来の日常SFと言った感じで、こんな未来が来るかもしれない、もうそこまで来ているかもしれないと怖くなる。でも、案外今と変わらずそれなりに受け止められるのかもと希望も感じられるのが、なんだかよくわからない。

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    2025年12月08日
  • 生命式

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    消滅世界を読み、そのままの流れで読んだ。
    同じような世界観を持っていたが、飽きることなく読み終えた。
    結構昔に読んだから詳細は覚えていないが、面白かったことは覚えている。
    多分、藤本タツキの庭には2羽ニワトリがいたと似てる気がする。

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    2025年12月08日
  • マウス

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    村田沙耶香さんの作品にしてはすっごい普通の作品でした。普通とは言えど、瀬理奈の空想世界の話や物語の主人公になりきってしまう所とか若干現実離れしてる感じが村田沙耶香さんらしいなと思いました。
    小学生の時自分も律みたいで内気で周りの人の目を気にするタイプだったなと過去と重ねて読みました。

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    2025年12月06日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ☆3.5 現代日本の奇想
     村田沙耶香は恐ろしい。短篇が四作入ってゐるが、どれもこれも発想が奇抜で、展開がまったく読めない。通俗風の文体にとんでもないことがサラッと書かれてゐる。そのギャップが尋常ではない。

     最初の短篇「丸の内魔法少女ミラクリーナ」の主人公は、子供のころから魔法少女を続けてゐるテイの社会人女性。もう良い年なのは自分でも分かってゐるのに、だんだん奇異な目で見てゐた親友やその彼氏のほうが魔法少女ごっこに乗ってくる本末顚倒。最後にきちんとオチがつけられる。

     つづいての「秘密の花園」。主人公は、実家で小学校からのあこがれの男の子を社会人になって家で飼ふ。これも先ほどに勝るとも劣

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    2025年12月27日
  • 生命式

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    昔はおかしいとバカにされたり、
    けなされたりした事が、
    時代が変わって、当たり前になる。
    自分の人生これの繰り返しだったなぁ。
    何故かその時は受け入れられず、
    10〜20年経つと、時代が追いついてくる。
    周りがその話題で盛り上がっていても、
    あの時散々けなしてたクセに、調子のいい奴ら!
    と腹が立ってしまう。

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    2025年12月04日
  • 生命式

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    自分は正常な人間だという思いが揺らぐ短編集。
    それぞれの世界観での常識と、それから逸脱した人々の話で構成されており、その食い違いようと現実の価値観との違いにいい意味で気持ち悪さを感じる。嫌悪感さえ感じるのに、読まざるを得ない感覚に襲われる。

    「パズル」と「街を食べる」が特に異様に感じた。正常は発狂の一種というが、こうなるくらいなら、正常に発狂していたい。

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    2025年12月01日
  • 授乳

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    三つの短編から成る作品集で、どの物語にも驚くほどドロドロした感情が渦巻いている。読んでいて胸が重くなるほど辛い描写も多いのに、読み進めてしまう。

    これが村田さんのデビュー作であり、発表は2003年。当時からすでに村田作品らしい異物感、人間関係の歪さ、そして「普通」を揺さぶる視点がぎゅっと詰まっていたのだと驚いた。

    まさに“the 純文学”という重さと余韻。世の中のほんわかした物語にお腹いっぱいになったとき、またこの本を手に取りたくなるような一冊だった

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    2025年11月25日
  • 生命式

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    まずはこの本を読む際は「気分が悪くない時」「朝イチ」「食事した後」という条件が一つでも当てはまっていれば本当におすすめしない。定期的に村田ワールドに触れたくなってしまう私はこの「生命式」も楽しみにしていた。が、朝の電車で読んでいたことと朝食べたものと表題作が強烈だったことが重なり本当に気持ち悪くなった。しかし、村田ワールドは本一つで体の調子を変えることができるので中毒性がある。吐き気を催すような短編も多くあるなか、受け入れがたい世界を淡々と描いている面白い作品も沢山詰まっている。村田さんの作品は常識を覆す作品が多い。個人的には「素晴らしい食卓」が好きだった。笑う描写ではないのかもしれないが、そ

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    2025年11月17日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日