村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

    Posted by ブクログ

    よくもここまで人の心理の解像度を上げられるなあと思うばかり。友達のミズキ、アリス、浩平、等々の登場人物がうまく繋がっていくのが面白い。クライマックスがホラー、、

    0
    2025年10月03日
  • 変半身

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ村田沙耶香さんの作品です。一篇目の言いようのないグロテスクさは二度と読みたくないと思ってしまう程でした。ですが、不思議と何回も読んでしまう本です。2篇目は個人的にトップレベルで好きな話です。性への探究心に共感する点が多くて大好きです。

    0
    2025年09月27日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ひかりのあしおと』
    誘拐する側の話はあまり読んだことがなかった。蛍があまりにも純粋なので、どうか傷つけないでほしいと願ってしまった。いわば同意のないまま関係が進んでしまったということだと思うので、後に傷になることもあるだろう。
    母と娘の関係もあまりに歪なので、読んでいて苦しかった。母に対する不快感をどうしたらいいのかわからなかった。でも現実にこういう親子って存在していると思うのだ。リアルなフィクションでありあまり他人事とも思えない、その点が一番苦しい。

    『ギンイロノウタ』
    私が化け物だとして、なんて書き出しの小説、苦しいに決まっていた。ひとり静かに狂気に侵食されていく過程を見せられていたの

    0
    2025年09月22日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

    0
    2025年09月16日
  • タダイマトビラ

    Posted by ブクログ

    「コンビニ人間」に続き圧倒された。
    家族や恋とはなんなのか考えさせられるし、キラーフレーズの数々に圧倒されてしまう作品。
    一度読み始めたら止まらない素晴らしい小説だった。
    また村田沙耶香さんの作品を読もうと思う。

    0
    2025年09月15日
  • となりの脳世界

    Posted by ブクログ

    特に好きな脳世界は
    「初恋を手術した日」「わん太の目」
    やってみたい(行ってみたい)のが
    「着ない服愛好会の日」「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

    0
    2025年09月15日
  • コンビニ人間

    購入済み

    考えさせられた

    普段全く読まない小説、純文学でしたが、とても読みやすかったです。社会、普通、異質、圧力…すっと全身に入ってきて理解が広がっていくようでした。主人公に今の自分が重なって、胸が苦しくなりました。

    #深い #エモい #切ない

    0
    2025年09月06日
  • 授乳

    Posted by ブクログ

    私の身体を生きるというエッセイ集で著者の言っていることが理解出来なかったけれど、この短編三作品を読んで少しだけ分かったような気がしなくもない。
    エッセイではあくまで性の話としていたが、世界との接点が本題なのだろうか。

    0
    2025年09月05日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

    0
    2025年08月27日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

    0
    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

    0
    2025年08月19日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    娘を批判しかしない父親と、娘に「愛菜ちゃん」と呼ばれる母親の関係性が誉の人間性に影響を及ぼしていることは間違いないが、本人はそれを小学生の頃の事件のせいだと思っている。(ひかりのあしおと)
    誰とも感情を共有できない有里は性で人と関わろうとするが失敗する。性への欲が殺人への欲に変化していく。(ギンイロノウタ)

    0
    2025年08月11日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今まで読んだ村田沙耶香さんの作品の中ではマイルド。終わり方も爽やか。

    クラス替えのイヤなドキドキ感、スクールカーストのリアル感、女3人の歪さ。小学生のころ特有の苦しさを思い出した。自分自身、小学生時代の人間関係が一番苦労したから特に抉られた。

    役割を与えられているときは堂々としていられるというところはわかる。何者でもない自分自身として話すのはすごく難しい。仕事とかで何をしなきゃとかが明確だと楽よね。

    「瀬里奈がそんな性格で許されてるのは、綺麗だからだよ。」
    こんな風に考えてしまう気持ちわかっちゃう。

    でも、人の目を気にしながら、人畜無害として過ごすのも悪くはないと思う。みんなが思うがま

    0
    2025年08月09日
  • 変半身

    Posted by ブクログ

    こんな話ありそう。地球星人とも同じで、立場の弱い人の犠牲で成り立つ社会は嫌だね。常識なんてどうでもよくなる。

    0
    2025年08月10日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

    Posted by ブクログ

    なにこの人!おもしろい!
    自虐的な文章とこの方の周りで起こる様々な出来事に爆笑してしまった。
    歳を重ねることが楽しい、私ってこれはこれでいいのか!と、思えたエッセイです。

    0
    2025年08月03日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【くるみ割り人形を読みたくなる本】

    くるみ割り人形につながっていて面白かった
    律が瀬里奈を例えたクルミ割り
    律が瀬里奈に読んだくるみ割り人形の本
    瀬里奈がなりきっていたマリー
    律を動物に例えるとマウス
    最初は奇妙に思っていた相手が、大学生になってからも親しい友達でいるってすごい

    0
    2025年08月02日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

    Posted by ブクログ

    面白いし共感できることが多かった。
    言葉の選び方もうまくてつい声を出して笑ってしまうところもたくさん。10年前の本だけど今でも全然あるあるってエピソードが多くて楽しく読めました。30代女性の本音がうまく書かれている本です。

    0
    2025年08月02日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香さんの作品を読み漁り始めて何冊目になるだろうか。1番読後感がスッキリしていて気持ちが良くて美しい感じがした。
    きっとそれは村田さんの作品では珍しく未来が見えるというかその先の物語が想像出来るからだと思う。

    他の作品の世界観で言うと「ギンイロノウタ」に似ているのかもしれないし、ニュータウンのイメージは「世界99」とも重なる。

    性的な描写は多数あったけれど、美しく文学的な表現がその世界へぐっと引き込んでくれた。

    少女から女性へ移り変わる、思春期の異性に対する嫌悪は一種の発情であるような、歪んだ初恋と性の芽生えをモヤモヤと抱えながらスクールカーストの中を漂っている主人公。
    彼女に自分

    0
    2025年08月02日
  • 授乳

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    試し読みで、パラパラめくってみた時の一文からもう心惹かれ、読みたくなった。
    解説を読んでやっと理解できたところがある。彼女たちは、彼女たちの作る世界の頂点にいる。彼女たちの作る世界のなかで、彼女たち以外の主要人物はみんな、表情のないマネキンのよう。最初に言ったように、文章ひとつとってみても、その表現、観点から、すでに彼女ら独自の世界が型作られていて、引き寄せられる。
    これで、この方の作品は読むのが2冊目。今の所、村田沙耶香さんの世界が一ミリも理解できない。できたと思うと、すぐに遠ざかるような感覚。理解できないから、理解したいと思う。

    0
    2025年07月28日
  • 授乳

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「授乳」
    誰が授乳するのかと思ったら、中学生の少女だった・・・。自分も中学生であったからわかるが、まあ普通はこういうことはない。が、体の中から自分の意思とは関係なく湧き出る欲求のようなもの、名前をつければ性欲というのかもしれないがが、それが支配したい気持ちと慈しみたい気持ち、そして自分はちゃんと慈しまれていなかったという怒りも合わせて、すべてがごちゃ混ぜになって、自分の体を操る。そんなぐちゃぐちゃなことってあるじゃないかと思った。変わりつつある身体から発せられるエネルギーそのものは、いろんな形をもって発現するのである。もちろんこういう極端な形をとることは少ないのだろうけど。だから、発現の仕方に

    0
    2025年07月13日