村田沙耶香のレビュー一覧

  • 授乳

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    ネタバレ

    試し読みで、パラパラめくってみた時の一文からもう心惹かれ、読みたくなった。
    解説を読んでやっと理解できたところがある。彼女たちは、彼女たちの作る世界の頂点にいる。彼女たちの作る世界のなかで、彼女たち以外の主要人物はみんな、表情のないマネキンのよう。最初に言ったように、文章ひとつとってみても、その表現、観点から、すでに彼女ら独自の世界が型作られていて、引き寄せられる。
    これで、この方の作品は読むのが2冊目。今の所、村田沙耶香さんの世界が一ミリも理解できない。できたと思うと、すぐに遠ざかるような感覚。理解できないから、理解したいと思う。

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    2025年07月28日
  • 授乳

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    ネタバレ

    「授乳」
    誰が授乳するのかと思ったら、中学生の少女だった・・・。自分も中学生であったからわかるが、まあ普通はこういうことはない。が、体の中から自分の意思とは関係なく湧き出る欲求のようなもの、名前をつければ性欲というのかもしれないがが、それが支配したい気持ちと慈しみたい気持ち、そして自分はちゃんと慈しまれていなかったという怒りも合わせて、すべてがごちゃ混ぜになって、自分の体を操る。そんなぐちゃぐちゃなことってあるじゃないかと思った。変わりつつある身体から発せられるエネルギーそのものは、いろんな形をもって発現するのである。もちろんこういう極端な形をとることは少ないのだろうけど。だから、発現の仕方に

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    2025年07月13日
  • 授乳

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    なんかよくわからないけどすごかったな。

    授乳
    思春期 中学生 が容姿、内面共にこの世で一番中途半端で気持ち悪い時期だと思っているから、この主人公はとても気持ち悪くてよかった。
    自尊心、自意識が異常に高くて自分は間違いなくて周りがおかしい。
    他社への支配欲、両親への嫌悪、憎しみ、加虐心の暴走。
    自分が周りと違うということに、殊更にプライドを持っている気すらする。

    コイビト
    同族嫌悪。
    自分自身が隠しているナニか。
    脳みそがカッとなるような感覚があった。
    私自身にある幼少期のコンプレックスみたいなものが湧き出てきた気がした。
    そして、おんなのこはこわいよ。

    御伽の部屋
    3作の中で一番わからな

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    2025年07月11日
  • マウス

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    村田沙耶香にしてはすっごい前向きで、すっごい元気もらった1冊だった。いつも陰キャの描写が上手くて、苦しくなるような本ばかりだけど、この本はそんな女の子を心から応援できた。終わりも超良かった

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    2025年06月28日
  • 変半身

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    村田さんの作品は、どこか気持ち悪くて、だけどそれがしっかり私たち人間のことを指してるのが特徴的。視点は確かに気持ち悪いとか怖いって捉える人が多いかもしれないけど、その視点を持ってこんなにも言語化して比喩できるかって言われたら難しい。
    変半身は特にすごくて、信仰する対象をニンゲンは日々変えていく中で救われたような気になるっていう描写は頷けることが多かった。

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    2025年06月13日
  • マウス

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    コンビニ人間の次に好きな作品です!
    自分自身がくるみ割り人形を読むサブヒロインのようにこの本をなにかでつまずいた時に
    読みたいと思った。
    アッサリしてるけど内容は濃く感じるし
    あっという間に読めました。
    もやもやとした空気感を伝えるのがうまい。
    さすが村田沙耶香さん!

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    2025年06月12日
  • 授乳

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    気持ち悪いキモチワルイ!(好き!褒めてる!)

    デビュー作からこんなにねっとりとじんわりと狂気に魅せられてしまう作品?作家?はそうそういないと思う。

    個人的に蛾の部分と嘔吐シーンがお気に入り。

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    2025年06月03日
  • 信仰

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    短篇集。現代社会が舞台のものもあればSFっぽいものもあり、どれもちょっと変わった設定だなという印象だが、それぞれに独特の世界観や理屈がありグイグイ引き込まれた。小説の世界に浸りきった状態になったのにそこに置き去りにされるような、なんとも不思議な読後感であった。特に好きだったのは『信仰』『彼らの惑星へ帰っていくこと』『残雪』、難しかったのは『いかり』。

    『いかり』はおそらく随筆なのだが、出来事の前後関係や現実での経過時間、著者の精神世界での時間や話の脈絡みたいなものがおそらく順序通りでなく読んでいて混乱した。

    著者自身についてよく知らないのでこの人が鬱症状や希死念慮とうまく付き合いながら、そ

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    2026年03月18日
  • コンビニ人間

    購入済み

    面白かった

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    2025年05月30日
  • 地球星人(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    少し大人びた少女の恋を描いた物語かと思いきや、全然違った。人間の壊れ方を見てしまった気がした。
    狂気で震えた。

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    2025年05月20日
  • ご本、出しときますね?

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    2016年~2017年に BS で放送されていた番組を書籍化したもの。オードリー若林氏が各回2人の作家をゲストに迎えて行う鼎談集である。もともと知り合いの方も多いようで、堅苦しい話も小難しい話もなく、気軽に読める。

    小説を読んだだけでは分からない作家さんの側面が見られて楽しいし、読んだことのない作家さんも、話がおもしろい方の本は読んでみたくなる。また、毎回の鼎談の最後に紹介される本も、興味をひかれるものが多かった。

    読書の幅を広げたい方に。

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    2025年05月19日
  • 変半身

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    作者名伏せて読んでもこれは村田沙耶香だね〜ってわかるくらい村田沙耶香。
    秘教とか、カルトとか、民間信仰みたいな話大学時代に授業取るくらいは好きだったから興味深く読んだけど、内容としてはめちゃ気持ち悪い。笑
    高城くん見てめちゃめちゃもどかしくなった…。

    昔から信じてたものが、誰かの手によって作られたものだって知ったら確かに全てのことに疑心暗鬼になるかもしれないね。

    後半の潮を吹きたい夫婦の話も、潮吹き成功に向けた部活動みたいな感じで描かれてるのがめっちゃシュールで面白かった。

    途中、老婆が海で潮ではなく放尿するシーン、めちゃくちゃ綺麗に描かれてるのもおもろい。

    人間の体内に流れる液体だっ

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    2025年05月06日
  • 【合本版】世界99

    匿名

    購入済み

    独特の世界観に惹き込まれました。

    #共感する #深い #ダーク

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    2025年04月26日
  • タダイマトビラ

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    村田さんはとにかく、私たちがぼやーっと考えていたようなことを言語化して物語にするのが得意。だからこそ読み進めれば進めるほど、その世界観に飛び込みやすい。この作品も他作品同様に、気持ち悪さとリアルさが合い混ざって構成されていて、絶妙。私は好き!

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    2025年04月22日
  • 授乳

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    女と言う性への違和感をこれでもかと煮込みに煮込んで、焦げる寸前のドロドロこってり濃いめのえげつない作品(笑)
    超濃厚な佃煮は何とも狂気でグロテスク。

    人間の皮膚感とか、様々な感触の表現の仕方がやたら細かくてめっちゃキモい←尊敬の意

    これがデビュー作かぁ…
    語彙力無さすぎて申し訳ないけど
    『マジすげぇ』です。

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    2025年04月20日
  • ご本、出しときますね?

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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

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    2025年04月12日
  • 変半身(かわりみ)

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    絶賛現実逃避中。
    みんな持ってる感情や動向を抉り出すように書かれた小説でした。
    私は比較的どの登場人物にも共感が出来たかもしれない。

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    2025年04月10日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

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    2025年03月21日
  • ハコブネ

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    女性3人の性と生き方の模索。
    自分が自分でわからないから、既存の型に当てはめようとする。でもぴったりとはならないから、また苦しい。
    性別を脇において、人間として惹かれるかどうかを考えたら楽になりそうだなーと考えてたら、人間を物体として見る、かー。
    いろんな人がいるもんだなー。

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    2025年02月26日
  • となりの脳世界

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    「ちょっと隣の脳まで旅をするような気持ちで、読んでいただけたら、とてもうれしいです。」

    まさに村田さんの脳内にお邪魔してるような気分になった。
    合間に読むのにちょうどいい分量と内容。
    やっぱり村田さんって興味深い人だなー

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    2025年02月17日