村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

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    通常運転の村田作品☆
    友達が村田沙耶香好きだから、
    とりあえずカゾクヨナニーのページ読ませたいって思った。
    文体で誰かわかるの村田さんすぎる

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    2026年02月02日
  • 生命式

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    価値観の押し付けに反発する12の短編集。
    本当に村田沙耶香さんの小説は、一貫して今の当たり前に疑問を呈している。
    それもとんでもない価値観との対比で。
    でもなんだかなるほど確かに…と思わされてしまう。
    表題作はもちろん面白い。最後の「孵化」もとても好きだった。
    誰もが持ってるであろう自分のなかでの多面性。
    中2あたりに「みんなの前の私は本当の私じゃない」と思ってたけど、あれはただの中二病だったな。
    結局どの面の自分も本当の自分であるというのが今の考え方だけど、それでも好きな物語だった。

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    2026年03月08日
  • 信仰

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    読んでいていい意味でゾワゾワする内容だった
    人ってこういう側面あるよな...って読んでて思ったりした。

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    2026年02月01日
  • 生命式

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    1月最後の本は、昔に買って途中まで読んでいた本。
    とても面白かったけど、途中で気分が悪くなって読むのを中断していた、それ程に自分の中の正常な何かがぐらりと揺れて崩れそうになる一冊でした。

    短篇十二篇の中のほとんどが、常識からズレた主人公たちで構成されているのでその都度、色んな自分の中の常識との乖離がすごかった。とても興味深いと思う反面、本能的にすっと受け入れなくて、読んでる途中で吐き気を催したのはこの本が初めてだった。

    その世界ひっくるめて常識が改変されていることにに違和感を覚えている主人公のパターンや、それと真逆に主人公だけズレているパターン。読み手としては、世界のズレに対して違和感を覚

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    2026年01月31日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    「常識は伝染病なので、自分一人で発生させ続けることは難しい。」 私はマイノリティ側の人間にもマジョリティ側にもどちらにも共感できていないことを自覚する作品になった。自分が納得できるロジックがあって、たまたまそれが世に言われている「常識」と当てはまってるだけだ。私も考え方次第で、ポハピピンポボピア星人だったかもしれない。刺激的だった。出てくる登場人物全員にイライラしたのは、私だけなのか。「地球星人」「工場」の中に自分を組み込んでいるからいけないんじゃないか。 村田沙耶香の背景が気になる作品になった。

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    2026年01月28日
  • 生命式

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    何が普通で何が異常なのか。
    この世界の変容はその時点では誰にも捉えられない。
    変わっていって、その後、あれは異常だったなと気付く。
    なので、誰にも何かに対して「おかしい、普通にしなさい」と言う権利はないのでは、と思わされる。
    でも、現実はそういうことを思うし、言ってしまう。
    みんなズレ合っている、この世界。
    人間としての生き様、社会的道徳倫理、どこにどう問えばいいのか。とても怖くなると同時に、妙に納得して読み終えた自分がいる。

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    2026年01月27日
  • 殺人出産

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    合理性がありつつ、倫理からは逸れている
    読み進めると、さもそれが当たり前かのように感じそうになるけど、読後に「いやいや」と現実世界に帰ってくる感じがサウナのようなデトックス感がありたまらない

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    2026年01月27日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    おもしろかったのは間違いない。
    でもおもしろさにはいろいろな方向性があると思う。
    スカッとする!……いや違うな。ほっこり、でもないし。ヒヤッとする、近いけどこれでもない。この作品が持っているのは、なんと言い表せばいいのかわからないもやもやとしたおもしろさなのだ。

    種の繁栄のために人間は繁殖を続けてきた。繁殖の方法は言わずもがなだが、その方法が不健全とされ、別の方法に移行しつつある世界で、疑問を感じながらも順応しているふりをして生きている主人公。その葛藤を眺めているうちに、今私たちが生きる世界が正しいものなのか段々とわからなくなってきた。
    劇中で「妻と近親相姦しようとするような変質者」という言

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    2026年01月22日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    本作は、性欲や生殖といった「当たり前」とされてきた欲望が失われた社会を描くことで、逆に恋人や家族という関係性の本質を強烈に浮かび上がらせる作品だと感じた。

    性欲が消滅したとき、恋人とはどのような存在になるのか。家族であることのメリットは、どこに見出されるのか。
    純粋に居心地がいいという感覚だけで、人は誰かと生活を共有し続けられるのか。読み進めるうちに、これまで無自覚に依拠してきた人間関係の判断基準が、少しずつ解体されていく感覚を覚えた。

    同時に、自らがいかに異性愛を前提としたイデオロギーに囚われていたかにも気づかされる。
    作中の価値観に対して抱いた違和感は、「理解できないもの」への拒否とい

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    2026年01月22日
  • タダイマトビラ

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    家族に関する話。やっぱり村田沙耶香さんの作品で味わう混濁は別格だと思った。ただラスト付近は説明しようが無い程めちゃくちゃで軽く読み流してしまった。

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    2026年01月21日
  • 信仰

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    村田沙耶香さん
    大好きな作家さん

    薄い色んな色の硝子、
    でも綿毛みたい柔らかい
    そんな心を持っている方だと
    勝手にイメージを作っています。

    「ジュウマンエンカエセ」に笑い、
    気持ちよさという罪で自分が
    容易に使っていた【多様性】を恥じ
    いかりに考えさせられる。

    読み応えしか無かった。

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    2026年01月25日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    これまで村田先生の作品をいくつか読んできてそろそろ自分も村田ワールドに慣れてきたかな?と思っていましたが、今までで読んでて1番頭がおかしくなりそうでした。笑
    気が狂いそうになりながらもページをめくる手が止まらないんですよね。

    「正常ほど不気味な発狂はない。だって、狂っているのに、こんなにも正しいのだから」とあるように、正常すぎる世界もヒトも考えものだなと感じました。

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    2026年01月20日
  • となりの脳世界

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    村田さんエッセイ2冊目、こっちは面白かった!
    まさに村田さんの脳内を覗きたかったのでありがたい
    間違い感動の話が特にすき、やっぱ面白いなこの人笑

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    2026年01月19日
  • 消滅世界

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    自分が正常だと思ってる今の世界も、進化の途中で、狂ってると思われる日が来るのかもしれないな。

    実験都市は想像すると少し気味悪いけど
    街のなかでみんなで子供を育てられるようになったら、どんなにいい未来が待ってるんだろうとも思った。

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    2026年01月19日
  • 消滅世界

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    途中何度も、これは読まない方が身のためではないかと躊躇したけど、怖いもの見たさでページをめくり終えてしまった。すれ違いざまにぶつかられたような、そんな読書体験だった

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    2026年01月17日
  • 信仰

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    ネタバレ

    小説とエッセイ12篇、文庫化書下ろしあり

    村田ワールド炸裂の濃密な1冊。『コンビニ人間』を読んだときの感覚が蘇りました。「もし○○だったら」と若いときに思ったことが村田さんの手によって小説になったら、という作品が複数あってとても面白かった。

    個人的にとても心に残った作品→

    信仰
    読んだ感じは『コンビニ人間』に一番近いかも。原価に対するこだわり、私も小学校高学年~高校生まであったので懐かしい…。

    生存
    生物的格差が簡単に分かるようになった世界。下のランクに留まることは許されない。なんてしんどいんだろう。

    気持ちよさという罪
    ニックネームについて考える。

    書かなかった小説
    昔は「分身が

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    2026年01月14日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ネタバレ

    表題作のインパクトが凄すぎて、このお話がトップバッターで大丈夫?他のお話が霞んでしまうのでは?と思いながら読み進めたら、杞憂杞憂。
    どのお話もぶっ飛んでる(褒め言葉)

    中でも『変容』が自分には身近なテーマだった。○○世代と名付けて、乱暴に一括りにしてレッテル貼りするあの流れがどうしても頭に浮かぶ。
    表題作や『無性教室』では、世間という見えない強制力に対してそんなんしらねー‼︎と最終的に自分の感情に正直に行動している。
    ところが『変容』では、実は誰かに共感したり同化したかっただけで、「怒り」自体を大切にしていた訳ではなく、まわりに流されるオチになっている。怖くもあるし、理解もできるしで、収録作

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    2026年01月12日
  • タダイマトビラ

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    家族にまつわる作品を読みたいとチョイス。
    かつての制度としての「家」「家族」のない核家族化の進んだ現代において「家族」というものはそれぞれの欲の擦り付け合いなのかな…と繰り返されるカゾクヨナニーという言葉で考えさせられました。
    主人公が壊れていく様のおぞましさ、文章で引き込まれていく。
    全てとは言わずとも諸々が持つ「おぞましさ」「汚しさ」についての感覚を自分も持ち得ている気がするので、もっとこの人の思想に触れてみたいと思った作品でした。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • となりの脳世界

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    『コンビニ人間』などの著書で有名な村田沙耶香さんのエッセイ。
    “脳世界”というワードに惹かれ、つい手に取った。


    1話が見開き4ページぐらいの量なので、隙間時間にちょこちょこ読みすすめられるのがよい。

    勘違いが多い、つい周りを見てから動いてしまう、数字に弱い…など私にとって「それそれ!」と共感できることが多かった。


    村田さんは今までの人生エピソードを赤裸々に淡々と書いている。

    それは「わたしだったら恥ずかしくて自己開示できないな〜」という内容も含めて。
    それだけ小説家という職業は、自分とたくさん向き合い、自己開示できるぐらいまで自己のエピソードを昇華させていくのだろうと思った。

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    2026年01月11日