村田沙耶香のレビュー一覧

  • コンビニ人間

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    普通とはなんなのかを知らされる。
    何度も原始時代の話をするキャラ、嫌いじゃないです笑
    なんと無く自分で感じていた普通とは?
    結婚して子供がいてが普通なの?
    なぜ1人だと周りから不思議な目で見られるの?
    と感じていました。
    それを改めて考えさせられた作品。
    書き方?表現の仕方が大好きです!!
    全然話聞いてない(違うこと考えてる)主人公も自分と重なりました笑

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    2026年08月21日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    「縄文時代だったら」とか「コンビニ店員という動物」とかパワーワードが出てきてクセになる。どんなモラハラにも、古倉さんは動じることがないので、ある意味でメンタルヘルスの参考にもなった。
    作品自体は短いので、もっと古倉さんの活躍を見たかったなと感じた。「世界99」の世界観で生きる古倉さんとかも見てみたい。

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    2026年08月21日
  • 消滅世界

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    恐らく誰もが一瞬想像したであろう、合理化に特化した世界を、物語として描いてくれて感謝の気持ちが湧きました。
    どんなに追い求めても、我々はあくまで「途中」でしかないという真実に気付かせてもらいました。どんな時代に生きても「途中」であることに、諦めと安堵の気持ちです。
    村田さんの頭の中はどうなっているのだろう…文章として出力できるのもすごすぎます…。エッセイってあるのかしら…?

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    2026年08月21日
  • 信仰

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    常識や普通としているものと異質や異常とみなしているもの、その盲目的なラベリングは本当に正しいのか?
    標題の信仰は非常にキャッチーでブランド、カルト、現実、うんうん確かにと思わされた。

    以前から、村田沙耶香の「倫理的とされているもの」を覆すような感覚や視点への解像度の高さには驚きの連続であった。それと共に大変失礼ながら、この人は生きにくい人なんだろうなとも感じていた。
    今回ところどころに挟まれるエッセーを読んで(特に最後の章)納得。

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    2026年08月21日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    ブックホテルにお籠もり。

    2冊目読んで、やっぱり村田さんの作品好きだと確信した!

    どのお話も好きだった。
    どういう世の中になっても、全員が納得する世界は作れないし、悩みは無くならない。
    変容が一番、今の時代に似ているし、今後そうなっていきそうで怖いなと思いました。

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    2026年08月20日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    これぞ村田沙耶香ってかんじの作品で好きだ〜!
    この世は「地球星人」の「工場」でみんな「部品」にならないといけないという解釈がとても腑に落ちた。その観点で見るとわたしはけっこう地球星人なのかもなと思う。
    工場から逃げて宇宙人として合理的に過ごす3人の気持ちもわかるけど、それを最後発見した人たちもすごく恐ろしかっただろうなと想像すると面白い。

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    2026年08月20日
  • コンビニ人間

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    彼氏、結婚、出産色々言われることはあるけれどそんなことを聞かれることに少し疲れることもある。けど、この本を読んでこの主人公のようにコンビニ店員を離れたことによって気づくこともあると思うのでふと離れてみるのもいいのかなって思いました。

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    2026年08月20日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    この作品が行き着いた世界は、「幸福度」をはじめ、どのような指標で測ったとしても、元の社会や、我々の世界よりもきっと優位にあるのだと思う。本作上巻でインモラルな世界観を嫌というほど浴びせられてきたので尚更そう感じる。
    一方で、登場人物の生き様を見てきた読者として、空子の人生が彼女にとって意味があるものであったと思いたいし、白藤さんが報われるように願わずにはいられない。本作はピョコルンをはじめ、さまざまな暗喩を読み取れる作品だが、私には、平成や令和の価値観から取り残されていく昭和の人間の悲哀をそこに重ねる読み方が、最もしっくりきた。
    とはいえ、解釈の可能性に満ちた作品だと思うので
    「あの本、読みま

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    2026年08月19日
  • 殺人出産

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    2026.08.19

    ここではない世界でのお話。だけど何故か妙にリアルで、いつかこんな未来が来てしまうのかもしれないと思わせる文章たちが並ぶ。

    2章目はちょっと性的な表現が直接的すぎて苦手だったが、それ以外はすごく引き込まれてあっという間に読み終えた。

    私たちが今当たり前だと思っている習慣やルールや常識や流行も、100年経てばあり得ないと揶揄されてしまうものになるのかもしれない。

    今の子どもたちが大きくなる頃には、どうか今より快適に生きやすい世の中になってるといいなと少し違う角度ながら願ってしまった読後だった。

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    2026年08月19日
  • コンビニ人間

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    1時間半くらいで読めた。
    分量が少ない割に、すごい満足感。
    村田沙也加の他の作品は、サイコパス感が理解できなくて、自分に合わなかったけど、
    この作品は刺さった。
    主人公は普通じゃないけど、共感できる。
    普通ってなんだろうと考えさせられる話。

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    2026年08月19日
  • コンビニ人間

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    コンビニ人間というタイトルを見た時に物語の想像が全くつかなかったが全文読んでこのタイトルが一番当てはまることがわかった。常識外れの人は軽蔑され、変な目で見られるというのはこの世の中そのものだと思う。私も20年間彼氏がいなくて恋愛話になるとあまり話したくなくなるしまじかという目で見られると思うと少しコンプレックスに感じてしまうほどだ。恋愛はしたことあるけどね。このコンビニ人間も常識とは外れているだけで周りの目は痛くて生きづらかったよねと感じるがこの世の中の常識を変えることは絶対に無理だと思うな。私も良くないとは思ってるけど多分変な目で見ちゃうかな(;_;)

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    2026年08月18日
  • 変半身(かわりみ)

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    今作も強烈な村田ワールドを楽しめた。やはり印象的なのは表題作で、人間は信仰の入れ物であり、遺伝子の家畜にすぎないとの表現は強烈だった。集団心理的な面も含めて、自分が人間であるのか人間という役割を演じている何者なのか疑問を感じる。

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    2026年08月18日
  • 信仰

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    ネタバレ

    村田沙耶香さんの作品は、人間が普段はあまり考えないようにしている部分を、容赦なく突いてくる。

    この短編集の中でも、特に印象に残ったのが表題作の「信仰」だった。

    考えさせられたのは、「正しい情報を知ることは、本当に人を幸せにするのか」ということ。

    主人公は、子どもの頃から「かき氷の原価はいくら」「こっちのほうが安い」など、物事の裏側にある現実を周囲に突きつけていく。もちろん、それは間違った情報ではない。むしろ正しい。

    けれど、お祭りという少し現実から離れた空間で、子どもたちが楽しんでいるところにまで「現実」を持ち込めば、その楽しさは失われてしまう。

    正しさや合理性は、いつだって人を幸せ

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    2026年08月17日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ


    『地球星人』は、社会の仕組みに馴染めない人たちが、その外側へ逃れようとした先を描いた小説だった。

    主人公の奈月と従兄の由宇は、どちらも問題のある家庭で育っている。奈月は自分を魔法少女だと思い、由宇は自分を宇宙人だと思っている。二人にとって「自分は地球人ではない」という感覚は、単なる子どもの空想ではなく、つらい現実から自分を切り離して生き延びるために必要なものだったのだと思う。

    大人になると二人の道はいったん分かれる。奈月は魔法少女だった頃の感覚を残したまま、社会に強い違和感を持つ男性と結婚する。一方、由宇は社会の中で暮らせるようになっていて、再会した奈月を「冷凍保存されたようだ」と言う。

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    2026年08月16日
  • 信仰

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    周りと同じであることの不気味さ、違和感、生きづらさなど、考えさせられる短編集&エッセイだった。
    読後感はモヤモヤです笑
    でも面白かった。

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    2026年08月16日
  • 世界99 下

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    奇妙で面白い。村田さんの作品はちょっとサイコパスみが強くて苦手だが、本作は共感しつつも面白おかしく思える部分が多い。上下巻の長編で話が進むとだんだん世界も主人公の内面もあたかも最初からそうだったかのように新しい価値観に移ろってしまうのがリアル。ピョコルンを忌み嫌っていた少女は最後は自らピョコルンになるとはね。モラハラパワハラ男性陣に読んでもらって感想を聞きたい。

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    2026年08月16日
  • 消滅世界

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    家族や性のあり方が別の「正しさ」の中で生きている人類の未来。「異常」な性癖を持つ主人公、もっと「異常」な性癖を持つその母親。疑うことなく「正しさ」を受け入れていく多くの人たち。そんな対比の中で物語は展開していく。「正しさ」が主人公をも支配するラスト。これは現在進行形で我々にも当てはまっているのかもしれない。

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    2026年08月15日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    ー誰かを疑う、気持ち悪いと思うなどという汚い感情は持ってはいけない。と何度も弁明する。でもあの頃、汚い言葉で虚勢を張りながら、その裏側で静かに手を繋いで、損壊した自分たちを少しずつ回復していた。「汚い言葉」は大嫌いだけど、あのときの自分には必要だったことを思い出す。

    ー世界は粒子だと思う。いつの間にか吸い込んで、体の1部になっている。どこまでが私なのか、どれが世界に言わされている言葉で、どれが自分を存在させるために、世界に媚びた服装で、本当に自分から発生している自分なのか、わからないまま、まるで自分の確信が自分の内側に存在しているかのように笑い、視線を交わし言葉を交換する。

    ー私が人間ロボ

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    2026年08月14日
  • マウス

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    内気にもいろんなしゅるいがあるのだな、と読み進めていましたが途中から2人は似ていないようで似ている性格だと思いました。
    自分もそうなのですが、内気な人って頑固ですよね、頑固さゆえに内気を貫き通せるというか、そのままを受け入れてもらえるだろう、という期待があるというか。しかし塚本瀬里奈はその期待がないからやっぱりかっこいいな〜
    小学生時代でもカーストがあり、他人への気遣いに疲れたり、同級生の目が気になってしまったりなど、自分と重ねてしまう場面が多くて面白かった

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    2026年08月14日
  • 殺人出産

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    めちゃくちゃ惹き込まれて一気に読んでしまった。
    ぶっ飛んだ設定に感じるも、読み進めると実在するようなリアリティを感じてしまうのが面白い。

    淡々とした表現も怖さを増していて、とても好みだった。

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    2026年08月14日