村田沙耶香のレビュー一覧
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ネタバレ妄想が極限まで肥大化してしまった者たちの行く末といった感じだ。秋級に戻ってきてからの、ポハピピンポボピア星人としての3人の暮らしがファニー過ぎて、電車の中なのに読みながら笑ってしまった。自分達で生き延びることを選んだにも関わらず、結局光熱費を支払ったり、盗みを働かなければ生活が維持できないという皮肉。
とはいっても、自分も奈月のようなストレスMAXな幼少期を過ごしていたら、こんな風に世界を歪んだ目で見ることになったのかな…奈月がちゃんと親から愛情を与えられ、異常性愛者に絡まれることなく育っていたらこんな結末にはなってなかったのかな…
という1地球星人としての感想でした。 -
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いつもの村田沙耶香作品といった感じの内容で、相変わらずの面白さだった。
母性がない母親のもとで育った恵奈は「カゾクヨナニー」という行為で抑えきれない家族欲を解消していた。「本当の家」を求めてトビラを探していたが、いざ恋人と同棲を始めてみると、お互いを家族欲の対象にし合う生活だということに気づいてしまう。
小4から高校生までの恵奈の成長過程について、特筆するようなエピソードはない。だけど恵奈自身の感性の鋭さ、物珍しさから面白く読むことができた。高校の夏休みのお試し同棲期間で「本当の家」なんてないのでは?と気づき始めるところが特に面白かった。
それにしても村田沙耶香って本当に月経のことをよく書いて -
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上巻はまだ眺めていられる感じだったけど、下巻はもうよくわからないところでなんか凄いことしてるなぁと遠くを見るような気持ちで読みました。
「世界99」を読んでいて感じる気味悪さや異質さは、今の自分の世界で感じるモヤっとした気持ちが強調されて形になって動き出してることなんだろうなと思うのだけれど、明確にこういうことか!と把握することは私には一読では難しいと思いました。
今後、生活の中で「あ、世界99の中でもあったやつだなー」と気がついて理解していけるのかもしれない…?
心で「ギョエェェェ!!!!」となりながらも、普通では得られない読書体験ができました。 -
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壮大な愛の話だった。ひたすら認めたくない加害の「共感」を敷き詰めて、行き着く先がまさかの場所でびっくりする。語られる事と、行動と、どちらがその人の本当なのだろう。
コロナ後、社会のホワイト化は拍車がかかっているように感じる。SNSという記憶(価値観)のワクチンを接種して、僕らは均一化されている。(作品の中でも「海外はそうでもない」というのが面白かった。)これは良い方向に向かっているんだろうか。
無い頭で色々考えてパンクしそうなんだけど、単純に、友愛や性愛に分類されない。いや「愛」という言葉で合っているのかもわからない、2人の関係性について、とてつもない感動を覚えた。村田沙耶香版「ちびまる子ち -
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本作は、支配する側と支配される側という明確なヒエラルキーの中で生きる人々の姿を通して、現代社会の歪みを鋭く浮かび上がらせている。主人公・空子の家庭環境においても、母親は父親に絶対服従し、その構図は無意識のうちに空子へと継承されている。空子自身もまた、母親を道具のように扱う存在となっており、支配と従属の連鎖が個人の内面に深く組み込まれていることが印象的だった。
物語の舞台である「クリーンタウン」は、過去に縛られない理想的な社会として設計されている。しかし実際には、差別意識やいじめといった問題が根強く残っており、「新しい世界」であっても人間の本質は容易には変わらないことが示唆されている。この点に -
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授乳:母性、みたいなものが描かれていて、先生には申し訳ないが(とはいえ先生も享受できてたか)母の愛がおもいのほか全うだった。
先に読んでいたタダイマトビラと比較して考えた。
コイビト:美佐子は幻想幻覚なのかと思いきやそうではなかった。幻想なのはホシオのほうなのか。でもまたきっと生えてくる?ぶん投げたのはよっぽどのことだと思うよ。
御伽の部屋: 要ニが謎。要ニ側からの物語も読みたい。
ムラサヤさん8冊目に読んだデビュー作、全作読んでないから何とも言えないし、上手く言語化できないが、、なんて言ったら良いのかなぁ、オブラート感。だから全部読みたい。一回読んだやつもまた読みたい。凄いなぁムラサヤ -
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ネタバレ怖かった、、。
読み終わった第一声が、、怖かった。
なんだろう、、すごく胸がドキドキする。
色恋のドキドキではなくて、、ハラハラ?なんていうか、、ドヨンとした、、難しい!!!
白羽さんも怖いし、餌に慣れていくのも怖い、、。
でも、最後にコンビニに戻れて良かった。と思った。
まさに、コンビニ人間!!
コンビニ人間の題名をみて、コンビニに依存した人間を描いているのかと思って最初読み始めました。が、全く違っていて、綺麗な感じなんだぁ~って思ってたはず なんです!
なのに、、やっぱり 怖かったし、やっぱり依存してたし、怖かった。
絶妙なバランスで、物語が動いていたのに、最後まで胸の奥が、ザワザワ -
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主人公の気持ちはよく分かるが、結局は自分も空気を読みながら普通でいようとしていると実感した。
人は、普通じゃない人を叩き、普通である自分に安心する生き物である。
最近自分の職場に20歳で専門卒でバイト経験もない新人が入ってきて、大人しく、人生経験、人付き合いが浅いのか言葉遣いがなっていなかったり、挨拶ができなかったりするので「あいつはヤバい」などと言われて浮いてしまっている。
普通の基準がはっきりと定義されている訳ではないのに、自分なりに生きてきて、社会に出たら急にその基準の中でその人が普通か普通じゃないかジャッジされる。そんな世界の残酷さを認識させられるのだ。
自分らしく生きるという言葉が世 -
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ネタバレ普通とは何だろう?と考えさせられる作品だった。
自分も大人になるにつれて、就職して結婚して子供を育てるのが当たり前であり、そうするべきだと自然と思ってきた。作品では、普通のレールから外れると世界から排除されるなどの、世界の縮図について客観的に説明しており(一部被害妄想も入ってる気がするが)、この世の中は普通であるべきだという環境で満ちているんだなと気付かされた。
また、主人公が他人からの嫌味や皮肉、悪口に対して感情的にならず俯瞰して考えているのが興味深かった。行動や言動の全てがコンビニを動かすためのものであり、人間の感情に左右されない、まさしくコンビニ人間なのだなと思う。この本を読んでから -
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初村田作品でした。
私は読んでいてそこまで違和感がなくて、普通サイドとも異常サイドともどっちに寄った見方もしてないつもりなんですが、アルバイト店員で一生を終えるのってそんなに現代だは難しいことなの?と考え込んでしまいました。
読み込みが足りないのかな?
もっと高尚なことを得ないといけなかったでしょうか。
私は普通に恵子の能力ってすごいと思うんですけど、何かに活かせないのかな?
生きたいように生きるのが一番ですよ。
しがらみや違和感にいちいちビクつくのもよくわかりますし、私はたぶんぶっ飛んだ考えできないし、もう脳がリミッターをかけるようになっちゃってるんで。
でもそうじゃない人は、普通に生きる必