村田沙耶香のレビュー一覧

  • 変半身(かわりみ)

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    ありそうでなさそうな。なさそうでありそうな。
    そんな世界のお話。

    誰もがもっている
    心の隙間や空白 盲信と猜疑心で揺れる心
    それを自覚させられる感覚でした。

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    2026年08月01日
  • 殺人出産

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    ありえない設定のように見えて、今後おこりうるかもしれないと思った。現在の倫理観として、許されることではないが、社会構造的には合理的な面はあるように感じた。

    最後の主人公はどういう心情でその決断を下したのか、自分の中で色々と思いを巡らせている。

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    2026年08月01日
  • 変半身(かわりみ)

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    ネタバレ

    ポーポーポーポーポーポー、ポーポーポーポーポーポーポー。ポーポーポーポーポーポーポー、ポーポーポーポー、ポーポーポーポー、ポーポーポーポーポーポー。ポーポーポー、ポーポーポーポーポー!
    ポー、ポーポーポーポーポーポーポーポーポーポーポー。ポーポーポー、ポーポーポーポーポー。

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    2026年07月31日
  • 信仰

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    変で人間くさい話、SF、エッセイとジャンルが幅広くて驚いた。
    短い話も多く読みやすかった。
    現実とフィクション、絶対正しいこととカルトの境界の曖昧さで包まれていた。

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    2026年07月30日
  • 消滅世界

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    ネタバレ

    結局輪廻みたいに回り回っていくんだろうな……
    楽園が本当にできても、その中からまた新たな異常が現れて、またアダムとイブみたいに、(今とは違うかもしれないけど)新たなセックスをして追放されていくんだろう。
    そうやってまた異端から、小さな世界を作っていくのかもしれないよね、今の地球みたいな。
    ダメだと言われたり、こうあるべきだというのを、守れないのも人の姿だと思うから、常に新たな発狂をする個体は、生物である限り生まれうると思う。
    そういう意味では、理想のユートピアは人が生物である限り作れないと思う。

    村田先生の作品を読むたびに、あらゆるものが相対的なんだなと思わされる。
    正常と異常とか、絶対的な

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    2026年07月30日
  • 世界99 下

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    すごい
    他の人の感想にあるようにわたしも上巻の方がリアルな共感要素が多くて好きだったけど、下巻はもっと文化人類・儀式・宗教みが強くて若干ホラーだった
    ミッドサマーみたい。みたことないけど

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    2026年07月28日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    帯にもあったとおり、思考実験のような話だった。
    性格って何なのかを問い詰めて行った先に、性格というもの自体は存在しないのではないかとも思えた。あるのは「調整」具合のようなもので、固定されたものではない、というように読んだ。
    上巻は面白くて一気に読んだが、下巻の特に後半は飽きてきてしまった。哲学的な領域に踏み込んでいるということもあるが、もうワンサイクル翻訳した方が物語として強くなるのではないかと思った。学術書を読まされている、みたいな感覚が所々あったのだ。
    世界のあらゆる違和感に切り込んでいるとおもったのだが、性格の正体についてが最も深いテーマだったのだろうと感じた。

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    2026年07月27日
  • 世界99 下

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    下巻に入ると、物語はさらに予想もしない方向へ進んでいきます。

    この世界では何が正しくて、何が間違っているのか。
    読みながら何度も考えさせられました

    村田沙耶香作品らしく、登場人物たちの価値観はどこか理解できない。

    個人的に特に印象に残ったのは、
    「人の性格はコミュニティによって作られるのではないか」
    という視点。

    学校、職場、家族、友人関係。

    所属する場所が変われば、自分の性格も少しずつ変わっていく。

    そう考えると、本来の自分なんて存在せず、人は案外無個性なのかもしれない。

    読んでいるうちに、そんなことまで考えてしまいました

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    2026年07月26日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村田沙耶香ワールド爆裂。人間のルールを俯瞰して観察し、斜め上の切り口から読者へ差し出してくる作品だった。結婚・出産を当然とする社会への懐疑や、現在の多様性の議論でも光が当たりにくい関係や欲望を扱い、肯定とも否定とも言い切れない問いを残してくれた。

    後半若干展開についていけなくなったが、
    作品から「普通を壊していくと、一気についてこられなくなるでしょう。では、あなたが守りたい普通と、壊したい普通の境界はどこですか」と文章で殴られたようだった。

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    2026年07月26日
  • 殺人出産

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    10人産んだら1人殺せる世界。私は殺したいほど憎い人なんていないのがしあわせだなと思った。トリプル(3人で恋愛)もおもろかった。

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    2026年07月26日
  • 世界99 上

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    上下巻ともに分厚いので、なかなか外では読みにくいですが、文章が簡単なのでサクサク読めました。ピョコルンって何?って感じになります。

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    2026年07月25日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    上下巻、すぐ読み終わった。
    すんなり読めて理解できる内容だった。

    ただ上巻の方が世界の話が多くて好きな印象。下巻は大人びている。

    鼻の穴ホワイトニングとやらが気になる。
    穴なんだよね?頭じゃなくて?
    毛穴綺麗になるとかそういうことじゃないよねきっと。

    ピョコルンになりたくないし、
    もし人間の時の記憶を保ったままになってしまったら、きつい。

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    2026年07月26日
  • 世界99 上

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    面白い始まり。
    人格として、分かるなぁと思い当たることがある。

    中学生くらいの時、クラス内の皆が笑っているから私も笑っていたら、教室に入ってきた先生と目が合ってしまい「なんで笑っているの?」と聞かれてしまった。
    私は皆に合わせたというか、つられただけだから、笑っている理由は理解できていなかった。
    黙っていたら、「分からないのに笑っているの?」とバカにされた。
    その場では笑わないのが正しかったのか。

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    2026年07月24日
  • ハコブネ

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    何作品か読んだ村田さんの作品の中では割とソフトな雰囲気で読みやすいと思います。
    女性の三者三様な性と生き方がさすが村田さんといった感じでした。

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    2026年07月23日
  • 殺人出産

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    表題作、この物語のような秩序が生まれる可能性は極めて低いと思うし思いたいけど、命が愛憎から外れたシステムの中に組み込まれてしまうような構造は今後十分起こり得る(既に起こっている?)ことを突きつけられるようだった。主人公の姉や従妹のような純なるものの存在がその恐怖を際立たせる。

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    2026年07月23日
  • 授乳

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    女性の描く女性の話って赤裸々でおもしろい。
    官能的な話よみたいからタイトルに釣られて買ったけど良かった

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    2026年07月22日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み始めて1ページめくったくらいで、もう村田沙耶香ワールド感じれる。主人公は自称魔法使いだったけれど、恋人との約束「なにがあってもいきのびること」が一番の魔法みたいだった。怖いのに面白くて、胸糞悪いやつがいて、でもちゃんと主人公は「なにがあってもいきのびて」いて、訳がわからんのに理解できちゃう部分もあって、没入本だったなぁ

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    2026年07月21日
  • 殺人出産

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    すごいものを読んじまったぜ。
    前に読んだ消滅世界が面白かったので読んでみた。二話目のトリプルは前に変愛小説集で読んだことあるやつだった。人を殺す描写をこんなに美しく、不気味に描くのはこの著者特有の才能というか技法だなと。それにしても、産刑が怖すぎたな。清潔な夫婦?みたいなやつが、消滅世界に似ていたので、この短編集で書ききれなかったことをまとめたのが消滅世界なのかなと思いました。さきにこっちを読むべきだった

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    2026年07月21日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    ピョコルンの中身は人間だった、という衝撃的な終わり方をした上巻。その続きは、まず世界でリセットが起こる。リセット後はラロロリンキャリアとそうではないが裕福な恵まれている人、その下のかわいそうな人という区分になっていた。リセット後の世界では友愛婚が普通になり、空子と白藤さんも友愛婚ではないが波ちゃんも含め、一緒に暮らすこととなった。容姿の美しいピョコルンは広告に使われたり、値段が高かったりするが、これは現代のペットでもそうだし、芸能人も綺麗な人が多いのでリセット後でもルッキズムなんだなという印象。

    まず、友愛婚について。性処理をピョコルンに担ってもらうってとこまではわかるが、そうなると人は恋愛

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    2026年07月22日
  • 消滅世界

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    考えつかないような世界の話で、それがあたかも普通のように書かれていた。今のこの世界が間違っているかのような文章力、登場人物の会話に時々ついていけなくなっていた。まだのめり込むには難しかったがまた再読したい。

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    2026年07月20日