村田沙耶香のレビュー一覧

  • 星が吸う水

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    表題作の「星が吸う水」も収録作の「ガマズミ航海」も、生殖行為では無いセックスのことを哲学する女性の話だった。生殖行為を抜きにすると自ずと表象されるのがセクシャリティで。そこの考察もなかなか面白かった。どちらも夏にピッタリだった!

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    2022年07月25日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    2作品はどちらも未完成感はあるものの、やはり村田沙耶香は面白い。

    ギンイロノウタは最後はちょっとついていけなくなったが、性欲の描き方がリアルに感じた。

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    2022年06月19日
  • 変半身

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    ネタバレ

    狂気そのもの。読んでいて圧倒されたしおいて行かれた。
    訳が分からなかったが、それであってこその村田さんの作品なので、今回も楽しく読めた。前半の「ポーポー」という単語だけが書かれたページはさすがに気持ち悪くて笑いながら読んだ。結末が全く予想できなかったが、逆に予想できた人はいるのだろうか。モドリやポーポー様が偽りだったのではなく、「世界」事態が偽物だった。今こうやって話している言語も立っている場所もすべて偽り。書いていてよくわからなくなってきた。モドリで高木君が卵を産んでいるシーンは最高に気持ちが悪くて想像するだけで嫌になった。
    「満潮」はモドリの話よりさらに訳が分からなかった。旦那はなぜ潮を吹

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    2022年05月20日
  • 変愛小説集 日本作家編

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    ネタバレ

    12編のアンソロジー。
    どの作品も変愛の名に相応しかった。この一冊に密度濃く詰め込まれたそれぞれの変愛。愛と一口に言っても当たり前ながら1つも同じものはない。
    その中でも特に好みだった2つについて書きたい。

    『藁の夫』
    2人の間に嫌な空気が流れる、その始まりはいつも些細なことなのだと思い出させる自然な流れだった。あんなに幸福そうだったのに、藁に火をつけることを想像させる経緯、鮮やかな紅葉にその火を連想させるところがたまらなく良かった。

    『逆毛のトメ』
    シニカルでリズムのいい言葉選びが癖になる。小説ってこんなに自由でいいんだと解放して楽しませてくれた。躊躇なく脳天にぶっ刺す様が爽快だし、愚か

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    2022年04月21日
  • 変半身

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    クレイジー沙耶香って呼ばれてるのがわかる一冊。
    これ読んでる人がいたら、チラチラ見てしまいそう。
    有名作家でもこういう作品を書くんだね。

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    2022年04月19日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
    知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。

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    2022年04月06日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    ここまで怖いと思った作品はありませんでした。
    ホラー的な怖さではなくて、人間の狂気の部分が
    ここまで、生々しく描かれていることに恐怖を感じる自分もいれば、どこか、自分と重なる所もあるなと感じました。「コンビニ人間」にも通ずる部分も
    あると感じました。藤田香織さんの解説も素晴らしかったです。

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    2022年04月02日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    村田さんの本を何冊か読んでいてとても読みやすい筆致といわゆる曲がり角の年頃女子のあるある、わかるーな話で女子会をしている感覚で読めました。
    30歳、40歳、50歳…いくつになっても気になる乙女心を代弁してくれた感じです。

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    2022年02月21日
  • コンビニ人間

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    普通って何?

    個性が強すぎると敬遠され普通じゃないと言われ淘汰されていく。主人公は妹に助言を求め普通の人間に近づこうと外見や話し方を変えていく。そうしないと生きていけない。ただただコンビニの仕事に24時間精神も縛られてないと崩れてしまう。
    毎回縄文時代を語る白羽さんとの出合いは彼女にとって普通になれる事だったのか?社会不適合者だったかも知れない彼女がコンビニ店員に身を置くことで社会の歯車に成れたと感じられればこれからも頑張れるのだろう。普通とは?と考えさせる一冊でした。

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    2022年02月20日
  • コンビニ人間

    a

    購入済み

    同調圧力

    とはとても恐ろしいし、自分加害者になってしまっている時がある。
    何事にもニュートラルでいる事は本当に、とても難しい。

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    2021年07月13日
  • コンビニ人間

    購入済み

    まさか、こんな内容とは

    芥川賞を受賞した作品として知ってはいましたが、題名からライトな内容だと思い込んでいました。
    誰かの普通は誰かの普通じゃない、そんなの当たり前だと思っていたけど、それこそ普通じゃないのだと思い知らされた感じです。
    2人以上人が群れると、時として怖くなる。
    普通圧力か…
    深呼吸ができる場所で暮らしたいし、一緒にいる人には深呼吸させてあげられる人になりたいです。

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    2021年07月11日
  • コンビニ人間

    購入済み

    想像の斜め上をいく展開

    友達に薦められ、書評を読んでから購入しました。
    ありきたりの人間の苦渋を描いたストーリーかと思いきや、想像の斜め上をいく展開に驚きながら一気読みしてしまいました。
    色々な人の生き方。これからの社会の多様性のあり方を考えさせられました。

    #シュール #深い

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    2021年06月06日
  • 殺人出産

    購入済み

    サクサク読める

    何とも言えない読了感。
    淡々とか読み進められて面白かったです。

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    2021年04月29日
  • コンビニエンスストア様【文春e-Books】

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    この本だけで…

    この本だけで、この文書だけで、作者の独自生が感じらます。コンビニ人間の主人公が書いた手紙なのでしょうか。

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    2021年04月19日
  • 地球星人(新潮文庫)

    購入済み

    すごい世界が…!

    社会という工場の中で主人公たちは道具として生きることに疑問を感じているのだけど、
    それは今を生きる私たちにも通じる部分があり、
    理解したくないという思いとその一方で納得できる自分もそこにいて、
    いっそ道具として生きるということを消化してしまった方が楽に生きていけるだろう。

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    2021年04月19日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    不思議な感覚

    社会などの物事の捉え方、それを表現する言葉・文章などかなり独特
    オーウェルの1984的なフレーバーも感じさせます
    確かにちょっと踏み込み過ぎの部分はあるけれど総合では◎!
    次は「コンビニ人間」を読んでみます!😊

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    2021年04月11日
  • コンビニ人間

    購入済み

    普通という脅迫

    知らずのうちに普通を演じ普通を強要している社会で主人公はコンビニというパッケージされた社会の歯車の中で生きていて、
    主人公は結局、普通を消化してしまったのかしら。
    それとも選び取った選択だったのかしら。
    最後に賛否が分かれるけども、その意味を考えてしまうわねー。

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    2021年04月09日
  • マウス

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    ざわざわ

    村田沙耶香さんの書く小説は,相変わらず胸がざわざわする。
    けっして言葉にしたくないことを,正確に言葉にされて突き付けられた感じ。
    『コンビニ人間』ほど強烈ではないものの,やはり登場人物にサイコパスみがある。
    少しだけ羨ましくもあるけれど。

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    2020年11月10日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    あんなおどろおどろしい本を書く人が、めっちゃ普通のアラサー女子だった、ということが驚き。
    共感できることが多いエッセイでした。
    共感できない方が、女として幸せなのかもしれないけど。安心しない方がいいのかもしれないけど。
    一気読み。ごちそうさまでした。

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    2020年09月22日
  • 殺人出産

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    世界観に引き込まれた。今の世界で生きている自分から見たらこの世界は異常と思うけれど、時間が経つにつれて適応していくのだろうか...。こうなることは有り得ないと言いきれない、絶妙に筋が通った世界だと思う。何度も読み返しています。

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    2020年09月18日