村田沙耶香のレビュー一覧

  • 地球星人(新潮文庫)

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    こっっっっっっっわ
    こわっ、こっわ

    死ぬ!!!という気持ちです。
    28歳のわたしにも非常に効きます。

    最後の方の描写できちんと気分が悪くなってしまい、自分の正常性(異常性なのか)を感じました。

    この方の各作品はすごいですね。

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    2026年02月03日
  • コンビニ人間

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    マイノリティの主人公が、コンビニ人間として生きているお話。と簡単に片づけていいことではないけど、自分の語彙力ではこれが精いっぱい。

    自分は他の人とは違うということを認識していて、「普通」の人になるために、普通の人が普通にしていることをやってみようとするが、これまでと違う見えなかったものが見えてきて切なくなったり。

    コンビニのために生きてコンビニ人間として自分の存在意義を感じていくこと、コンビニの存在があることで、生活ができる、身なりを整えられる、栄養が取れる、主人公が人間として生きている意味となっている。

    なんとも新しいマイノリティのお話、であった。(語彙力)

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    2026年02月03日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • 絶縁

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    アジアの色んな作家が同じテーマで短編〜中編を書いている。日本の作家とは違う文化の土台を持っているので、感じ方や感覚が違っていて面白い。

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    2026年02月01日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    あらすじも、作者のこれまでの作品が何かも知らずに読んだ。
    実に奇妙なストーリー展開。
    このタイトルから想像できた人はいるのだろうか。
    読んでいる途中『コンビニ人間』が頭をよぎった。調べたら同じ作家だった。

    姉は、大人になり「工場」に救われた人間の一人だった。子供時代、うまく世間に馴染めなかった姉は、工場の道具になることで救済され、熱狂的な「工場」倍者へと成長していた。

    この一文はこの世を上手く表してくれたと思った。
    世の中、ホントこれ。どんな奴も結婚して、子どもを産めば周りに認められ、そうじゃない人間を軽蔑する。

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    2026年01月30日
  • となりの脳世界

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    村田沙耶香さんの地球星人と信仰とマウスを読んで、繊細でいろんなことを深く考えて苦しむことも多い人生だったのかな?と勝手に感じていた。
    しかしこの本で感じた村田沙耶香さんは、周囲の当たり前とかとは違う感覚を持ちそのことについて深く考えながらも、うちに閉じこもることなく新しい文化や世界を知ったり旅行をしたりする姿が印象的だった。
    人の考えや行動を否定をしていないところもすばらしい、本当に世界が私と違って見えている、想像力を持って世界をみたらこんなふうに感じられるのかな。

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    2026年01月29日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    まず読み終わって考えたのは作者のこと
    どんな人がこの本を書き上げたのだろうかということでした、ちゃんと調べました!

    個人的には上と比べると心理描写が多く感じたので少し手が止まるところが多かった、それこそが思惑かな?!学生時代との年齢的な違いが下に現れてるのかな?!と今は思ってます!

    普段社会に出てる人が感じているであろうこととSF?みたいなのが織り混ざってできてる話で見透かされているようで怖い、ある意味人間らしい

    主人公気持ちを見てきた私たちこそが世界99の住人かな


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    2026年01月28日
  • 世界99 上

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    主人公が生存戦略として愛とか理想とか抽象的なものを自分のモノとして考えることなく、如何に置かれた状況下で自らの弱さを出さずに生きる術を相手や周りの人間たちに同調し(トレース?)、そのたびに異なるアカウントを使用するようにキャラ変する人間は程度の違いはあれ一定の割合存在する。
    それを自覚的に(世界99の視点)コントロールするというのが主人公。
    恐らくこんな自覚は多くの人間が立場や役割に応じてそれに応じたペルソナを持つのは人間の成熟する過程で避けがたいことではないか?
    むしろペルソナを使いこなせず、自らのモラルを確立していかない主人公に精神的な崩壊の予兆を感じた。
    主人公が幼い頃から同性である母親

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    2026年01月26日
  • 変半身(かわりみ)

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    村田さん独特の世界観が広がっていて面白かった。

    昔純粋に信じてた物は大人が作り出した嘘偽りの「真実」だったのかもしれない

    そう思うと、全てが怪しく見え自分すらも偽物に感じた。
    信じていた真実が塗り替えられるとき誰かが犠牲になる。
    受け入れ信じたものを変えることは計り知れないほどの気力がいる。
    だからこそ、取り残される者たちがいる。

    令和はこうとか昭和はこうだった。
    そんな日常に当たり前に蔓延る言葉を理解できず今まで気持ち悪いと思っていたけど、理解できた気がする。

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    2026年01月25日
  • 殺人出産

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    ネタバレ

    一見狂ってしまったシステムを正当化する人々、変わっていく新しい世代、未だに受け入れずに逆行する人々など、奇妙なズレが気味悪かった。
    妙に生々しい描写もあり、引き込まれてしまった。

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    2026年01月24日
  • 消滅世界

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    内容が内容で読むのが億劫に感じるのだけど、どこか続きが気になってページをめくる手が止まらない。
    特に後半、どんどん狂っていく、正常になっていく様がとても良かった。予想できないところに結末があったなと思う。
    1本のSF映画を見ているようだった

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    2026年01月24日
  • 消滅世界

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    人間の性愛が淘汰された世界を描く
    科学技術の進歩によって,人間の家族と恋愛が切り離されて考えられるものなのか?という点は気になった
    あの人と子供をもうけたいという欲求と家族になりたいという欲求が切り離される世界には違和感を感じたが、現状の当たり前からみた違和感なのかもしれない

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    2026年01月24日
  • となりの脳世界

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    著者本人がどのくらいたいへんに思っていたのかわからないが、村田沙耶香くらい名の売れた作家でも長いあいだアルバイト生活をしていたんだな、と思った。たぶん「コンビニ人間」で芥川賞を受賞するまで、そういう生活をしていたのではないか。
    各エッセイには初出時の年月日が書かれており、受賞あたりから海外の文学祭に参加していたり、編集者に誘われて旅行してみたり、行動の幅が広がっているように見える。でも、ぜんぜんちがうかもしれない。

    「コンビニ人間」で海外へ行ったときのエッセイで、小説の主人公に共感を覚える読者の話がある。村田沙耶香の小説は、かなり変わっているように見えて、その実は共感の原理で動いている部分も

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    2026年01月24日
  • 世界99 上

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    不快に感じるありとあらゆる要素を詰め込んである。自分が何を嫌だと思うのか確認するためにこの人の本を読んでいるような気もしてしまう。
    ペルソナを使い分けたり、空気を読んで発言する感覚はもちろん誰しも持っているはずだ。でもそれを何百倍にも増幅して、過激にしたら、こんな世界になる....のだろうか?
    とにかく、ものすごい。こんなに気持ちの悪い本は読んだことがない。続きも読まないと。

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    2026年01月23日
  • 殺人出産

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    設定は面白い。でも短い。もっと深堀したら絶対に面白くなりそう。いとこの小学生がどうなったのかも気になる。上司のことも気になる。
    他の短編も面白いけど短い。

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    2026年01月23日
  • 殺人出産

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    今の価値観と100年後の価値観は全く違うもの。当たり前と言えば当たり前だけど、普通に暮らしていても意識できるものじゃない。
    流行みたいに爆発的に広がって変わる価値観(『トリプル』みたく)もあるから今日明日、1年後2年後の世界で何かが変わっても不思議ではないと思う。
    その時に適応するか、反発するか。
    変化するというのは受容されるべきもので、受け入れ難いような、そんなものなんだと感じた。

    作品は生殖と愛を徹底的に分断しているように感じた。確かに、自分のセーフゾーンに「性」という不確定要素があったら困るなぁと思うけれど、そういう人はいないので安心笑

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    2026年01月22日
  • 消滅世界

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    生活、恋愛、性行為を一人のパートナーで賄うことは難しいのでは?と疑問を抱いている身としては、全てを単体の活動として捉えて描かれている本作は、腑に落ちる部分も多かった。

    しかし、
    人ってそんなにも恋愛するのか...?
    ヒトと同士の性行為がなくなったとして、果たして性欲も衰退していくのか...?と疑問も残った。

    ロマンティック・ラブ・イデオロギー初めて聞く言葉だったが興味を持った。

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    2026年01月20日
  • 殺人出産

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    10人産んだら1人殺してもいい世界の「殺人出産」をはじめとした、命がテーマの斬新すぎる4つの短編集。
    ぶっ飛んでるなぁ
    少子化と殺人欲求を同時に解決するとしては合理的ではあるけど現実では難しいんだろうな
    発送の次元が違いすぎて新鮮だった

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    2026年01月19日
  • 信仰

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    『信仰』:カルトに誘う斉川と石毛。現実・原価大好き幻影大嫌いを称する永岡。永岡の現実を見ろと言う言葉に周りは辟易。現実も幻影も全てカルトなのか。
    『生存』:A〜Dまで生存率を数値化された世界の話。CやDは野生人になるしか生き残る道はないのか、結婚は上手くいかないのかなど近未来型架空世界。
    『カルチャーショック』:カルチャーショックか均一しかない世界。極端な世界観が刺激的。
    『気持ちよさという罪』:多様性パンチ。気持ち良い響きの多様性が乱立する現代への警告かな。

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    2026年01月18日
  • 信仰

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    生きづらさを抱える著者の言葉が、とても悲しい。。。まさかの短編集だったけど、表題の信仰が一番面白いと思っていたらエッセイに心を引きずられてしまった。

    村田さんの言葉はいつもマイノリティであることと、暴力について考えさせられる。

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    2026年01月18日