村田沙耶香のレビュー一覧

  • コンビニ人間

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    数年ぶりに再読。内容はほぼ忘れていた。
    主人公から見た他者の描写が面白かった。主人公に対して共感は出来なかったけれど、周囲の普通の人達は、いそうな感じ。

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    2026年08月19日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    正直自分は白羽か古倉側だと思うので、むしろ古倉が狂わず誰にも迷惑をかけず働き続けていることが真人間にさえ見えて苦しい
    というか18年やってて何の役職もついてないどころかおかしいと思われてるんだろうなというところがグロい 労働にこれほど適した人もいないというのに
    というか古倉にとっての職人気質を発揮できるのがコンビニで、コンビニバイトがたまたま古倉の天職だっただけだろうに何故そこまで社会から見下されなければいけないのか(といっても見下す人は多数いる事実は変えられないが)
    例えば彼女がバンクシー的な行動に専念してそれがハマるのなら性格の特異さも芸術性に変換されるのだろうな
    古倉は自分が社会的弱者で

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    2026年08月19日
  • 消滅世界

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    社会はいつからか男女が恋愛感情を持って恋人になることや働き方を変えてまで子どもを産むことにネガティブになり、それでも子を産んで欲しい国は金をばら撒き制度を良くして少子化対策を試みる…この本のエデンシステムは日本の成れの果てかもしれないと思ってしまう。
    にしても人間たらしめるものすべてを奪うような薄ら寒さがあるお話し。
    一番恐いのはこんなにも根底にあると思っていたはずのことまで、社会の波に飲まれて「いや、こんなもんだったかもしれない」と順応してしまう人間かも

    けどハコブネやコンビニ人間と似てる部分が多くて、なんだか同じ本を読んでるような気持ちになってしまった。ので星3つ!

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    2026年08月19日
  • 殺人出産

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    どの話も、生と死の概念が今と異なる世界。本の中の普通がいいのか、はたまた今の考え方がいいのかは、誰にも決められない。でも、今の当たり前が急に小説の中の様に変わってしまったら、ヒトはどうなってしまうんだろうか。

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    2026年08月18日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    なかなかの破壊力だった。後半の怒涛の感じは、自分の理解が少し置いてがれる感じ。
    ずっと読みたいリストに入ってたから、このタイミングで読めてよかった。並行して読んでいる、殺人出産といい、村田沙耶香さんの話は自分の普通や正しいと言った世界観がグニャッと変わる。

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    2026年08月18日
  • 生命式

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    村田沙耶香の作品は共感ではなく正しさを求めず俯瞰して眺めるくらいがちょうどいいと思った。
    全ての作品がら生命力の強さをひしひしと感じる。
    生きること死ぬこと、街とか世界とか、遠い感覚なのに身近にも感じる不気味な感覚が癖になる。
    もしこれらが国語の教科書に載っていたら面白いと思う。

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    2026年08月18日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    くるってる、(笑)
    最初はほのぼのした小さい子供特有の世界かなって思ってみてた。
    親戚が多く昔ながらの家でいいなあと見てたけど、急展開も急展開。
    理解ができなかったけど、次の展開が気になって一気にみてしまった。

    ただ、くるってる、

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    2026年08月16日
  • 消滅世界

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    すごかった…村田さんの頭の中はどうなってるんだろう

    解説には女性からはユートピア、男性からはディストピアと評される…的なことが書いてあったけれど、私はディストピアに感じつつも、100%とは言い切れない部分を感じた。(100%と言えない読後感が、より怖い)
    基本的に楽園システムはめちゃめちゃ怖いし、生理的に受け入れられない。
    ただ、楽園に越てきてからの主人公の気持ちの変化には少しの希望(というのか、理想的なもの…?)感じた。
    「一人で一生暮らすなんて孤独だろうと、水人は言ったし私も同意したが、いざ、すべての人間がそうして暮らす中で日常を送り始めると、元から自分たちはこういう習性の動物だったのだ

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    2026年08月16日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    社会に馴染めない人たちの苦悩…なのだろう。

    世界観が独特で…読み終えたばかりの頭では感想を言語化できない笑

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    2026年08月14日
  • 消滅世界

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    ほぼホラー

    その世界に一番適した狂い方で発狂するのがいちばん楽なのに

    村田沙耶香の作品を読んでると何が「普通」で何が「異常」なのか考えさせられる

    それでも最後は異常だな笑

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    2026年08月13日
  • 消滅世界

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    今回も驚き設定の作品!でもパラレルワールドにないとも言えない微妙なライン!

    私の初「村田沙那香」は『殺人出産』で、『消滅世界』は2作目

    家族、結婚、愛、子ども…
    それらは一体何なのか、どうして必要なのかを考えさせられる文章でした。

    ルームシェアと性的関係のない家族の違いはあるんだろうか?

    私たちの周りにはそれが当たり前になっていて、説明のつけられないこともあるよね
    まさに家族っていう宗教を信じてる私たちと同じ、どうしてその形になるのかは説明できない

    アダムとイヴは知恵の実を食べて楽園から追放された。イヴには産みの苦しみが与えられた。
    でも『消滅世界』にはその苦しみがない。自分が子ども

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    2026年08月12日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    衝撃的すぎた。好きか嫌いかは判断できないけれど、読む前の自分とは世界が違って見えた。胸に何かが刻まれた。

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    2026年08月12日
  • 授乳

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    授乳
    コイビト
    御枷の部屋
    の3作品が入っている。
    どれも自分の世界観をもってそれが当たり前のように過ごしています。が、しかし何かの衝撃や自分を突き詰めた結果、世界が変わってしまった感じになる作品です。
    なかなか味わうことのできない貴重なお話しでした。


    受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「――ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。(講談社文庫)

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    2026年08月11日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    幼い頃から自分のことを魔法少女ないし宇宙人だと疑わなかった主人公が、なんとか地球で生き続ける方法を考える話。

    と書くと、なんかファンタジーのように聞こえるが、実際そんな可愛い話ではない。
    宇宙人だから、地球星人と分かり合えないし、肩身は狭いし、迫害されるし、「工場」に引き戻されそうになるしで、もう大変!
    最終的には限界集落で、人目を離れて暮らすことになる。食べ物は、他の家から盗んで調達(「合理的」とのこと)。あと地球星人を◯しちゃったりして☆

    面白かったのは、いとこの由宇も宇宙人になっちゃったこと。由宇めっちゃ地球星人だったのに。感染力恐るべし。
    最後は男も女もみんな妊娠して終わり。どゆこ

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    2026年08月11日
  • コンビニ人間

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    ちょっと身につまされるところがあった。こんなに極端ではないにせよ、特に繕えなかった幼い頃は、天然だよね、ズレてるよねと平気で言われ、周りに合わせるように行動を変えることがあった。規範があり、それに合わせればうまく行くのなら、それでいいとする主人公の気持ちは分からないではない。
    ただ、今では思う、人に天然とか言う奴の方がよっぽど頭おかしいよね。自分がスタンダードで、自分の基準で他人を一方的に判じるなんて、本当傲慢。
    怖かったのが、あんな不幸になることが分かりきった相手を選んだことに対して、皆祝福こそすれ、誰も止めようとしなかったこと。理解できる枠に入りさえすれば、後はどうでもいいんだと。

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    2026年08月19日
  • 信仰

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    一作品目がインパクトありすぎて思わず声を出して笑ってしまった。「現実へ勧誘していた」が初めて聞く言葉でなんだそれと思ったが、実際に身近にいると場が白けてしまうのも無理ないかなと。二作目の生存率によって人生が左右されるのも気味が悪いなと思った。こんな作品を生み出す村田さんがまたいい意味で怖いなと。

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    2026年08月08日
  • コンビニ人間

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    登場人物の思考と現代社会の描写が正確で面白い。もっと踏み込んで欲しい感じもするけど、小説としての心地よさがあっていい気もする。

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    2026年08月22日
  • 世界99 上

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    430ページもあるし、正直内容は終始最悪で、特に第一章を読んでいるときは、これ全部読めないかも…と思った。しかし文章が読みやすくて読めてしまう。村田沙耶香すごい。でもこんなものを書かざるを得なかった彼女のことが少し心配にもなる。面白くなりそうなところでちょうど上巻が終わったから、下巻も頑張って読まねば。

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    2026年08月09日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    村田節全開。
    性別がない世界
    怒りがない世界
    平等で穏やかに見えるかもしれないが、なんとも綺麗で雑味がない。
    近年加速してるようにも思う多様性という呪縛。これからどうなっていくのか、不安を感じる私は歳をとっているということか。

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    2026年08月08日
  • 殺人出産

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    表題作他3篇からなる短編集
    どれもこれもよくこんな設定思い付くな!と感心する
    ありえない!と思いながらも受け入れながら読み進めてしまえるのはさすが村田さんだなと思う
    自分の倫理観や価値観をぶっ壊されるような力のある作品

    表題作『殺人出産』は100年後の設定
    10人出産したら1人殺せる『殺人出産システム』により日本の人口は保たれている
    育子の姉は『産み人』となり、10人目の出産を控えていた

    10人も産み続ける…ということは最短でも10年は掛かるだろう
    そこまでの恨みを持った相手がいたのか?というとそうではない
    せめてそこは10年掛かってでも殺したいほど恨んでる相手がいてほしかった
    そうじ

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    2026年08月08日