村田沙耶香のレビュー一覧

  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    短編、一番好きだったのはやはり魔法少女だった。この歳でも皆小さい頃から憧れていたものでずっと居たっていいよねって感じられた作品。他の短編は未来を暗示しているようで少しブルッとした。

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    2026年03月12日
  • 世界99 下

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    社会環境、親族、知人の言葉から知らず知らずのうちに、影響を受けてその場に適したペルソナを確立していくことが得意な主人公。全く異なるペルソナが、目の前の出来事について多角的に受け取るシーンが最後まで続きます。私自身の日常の思考についても唯一でないと思い直すと同時に、自身もまた他者もお互いに影響を与えながら出来上がっているのだなぁ、と思いました。

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    2026年03月11日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    ピョコルンという架空のペットは、愛玩動物として登場し、社会の進化の中で家事代行や性欲処理などの機能を持つようになっていく。主人公空子は、空っぽで、その場に自分の「キャラ」を設定し、生きていく。最終的に、空子はピョコルンへと生まれ変わる手術を受ける。
    村田沙耶香は悪口がうまい。グロい感情を、溢れるほど描くことができる作家は他にあまりいないと思う。皆がそれぞれ少しずつ持っている嫌な感情・考えを、増幅させ露悪的に描写することで、ここまで面白さに繋がるというのはある種の発明であり才能。

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    2026年03月11日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ★3.4
    重大な出来事をあまりにもサラッと描いているからか狂気を感じる。
    ありえなさそうなこともありえそうと思わせるから村田沙耶香ワールドすごいと思う。

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    2026年03月09日
  • 殺人出産

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    なんともぶっ飛んだ設定…と思いきや、読んでいるうちにそうだよなぁ、死刑にするんじゃなくて…とかも思いつつ、いやいやそれ遺伝子的には大丈夫なのか!?とかも思いつつ、いやでも確かに…等々無いのに、有る←設定で考えてしまうリアルさがあった。

    少子化少子化と謳われる中、この対策がもしあったらどうなるんだろうと思うけれど、やっぱり時が過ぎれば、慣れれば、何事も日常になってしまうような気もして怖さがある。

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    2026年03月09日
  • 殺人出産

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    すごーく変わったお話でびっくりしました。想像の斜め上いってて、ぶっ飛びました。文章がとても綺麗で読みやすいので、スラスラと読めましたが、私にとっては気持ち悪い表現や内容が多くて、読み切るのが辛かった

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    2026年03月08日
  • 殺人出産

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    内容は理解出来るけど、頭が理解するのを拒否しているのか、頭の中に内容が入って来るのが難しかった。
    100年経てば時代も様変わりして、この小説の世界が「当たり前」になっていてもおかしくないなとも思うが、その世界にいたらまっさきに死んでしまいそうだなと思った。

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    2026年03月07日
  • 信仰

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    1話目 信仰
    主人公は、現実を信仰しており、夢を見ている友達や妹を、現実に勧誘しようとしている。それを払拭すべく、自分のことを友人に勧誘させ、本気で騙して洗脳して欲しいと、、、
    現実世界に勧誘していたって考えがとても面白く、コンビニ人間などでも社会の普通やみんなが従うルールの中で生きなければならない。みんなの現実に勧誘され、洗脳され、みんなそれが正しいと思い込んでいるのは、ある意味宗教なのではないか。その考えが根底にある話だと思う。
    現実での正しい行いを強要することは、宗教に勧誘している行為とほとんど同じという考えが面白いなぁ。
    生存は個人の収入や生活環境などで生存率が決まるといった話で、彼ら

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    2026年03月08日
  • 世界99 下

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    電子書籍でちまちま読み進めていった。
    上巻は割とスルスル読めた気がするけれど
    下巻は中弛みしてしまい、この物語をどう締めくくるのかだけ気になって、少し10%ほど読み飛ばし気味になった。

    中身の無い空子のことを全く理解できない人物だとは思えなかった。むしろ相手や環境やコンディションによって自分持っている面を変えている感覚は私にもあるし、
    しんめいP著作『自分とか、ないから』にもあるように
    自己の確立っていっても、そもそもはこれまで出会った人や環境から刷り込まれたものでできているのだと考えている。
    MBTIなどの自己分析系の診断テストも「時と場合によらん?」と思ってしまって出来なくて、そんな自分

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    2026年03月06日
  • 世界99 下

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    ピョコルン、母ルン、ウエガイコク、シタガイコク、恵まれた人、クリーンな人、かわいそうな人、存在しない人
    見事なディストピアの描写。そして、それは現実の世界の持つ側面。

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    2026年03月06日
  • 殺人出産

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    3年くらい前は村田沙耶香作品が大好きで読み漁っていたのに、今読んでみたらそこまで響かなかった。
    私も変わってしまったのかな。

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    2026年03月06日
  • 世界99 上

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    分厚さの割に一気読みできた。けどもう一度読みたいとは思わない、おぞましさがあった。
    人間社会の沼の底を掻き出したような、そう、完全なファンタジーではないところが恐ろしく、ページを繰る手が止まらなかった。
    もう読みたくないけど下巻も読む。

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    2026年03月04日
  • 殺人出産

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    なんかどこか違う国の民族とかで昔はあったんだよこういう文化、って言われても、ありそうってなると思う。

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    2026年03月03日
  • 殺人出産

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    「10人産んだら、1人殺せる」
    人口を維持するために、命を生み出す貢献をすれば殺人が合法化される。読み始めは、村田沙耶香さんらしい「倫理観の狂ったディストピア(であユートピア)」だと思っていた。けれど、物語の後半に差し掛かる頃、この制度をどこかで肯定し始めている自分に気づいた。

    この物語が突きつけてくるのは、「正義や倫理観は、時の流れの中で移り変わる蜃気楼のようなものだ」というメッセージだ。読んでいく上で、ギョッとするような殺人出産の制度肯定していくように。

    昨日まで「悪」だったことが、100年後には「当たり前の正解」になっている。歴史はそんなことを何度も繰り返してきた。一見ぶっ飛んだ設定

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    2026年03月01日
  • 世界99 下

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    上巻ほど息苦しくはなく読み進められた。ストーリーとしてすごく面白かったし、もっと村田沙耶香さんの本に触れたいなと思った。

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    2026年03月01日
  • 世界99 下

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    自分や接した人がどのレベルになっているか、どの世界観かフッと考えてしまう。
    読書後も残る本。
    怖くてすごい。

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    2026年02月28日
  • 消滅世界

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    主人公雨音が暮らすのは、人工授精で子供を産むことが定着した世界。夫婦間の性行為は近親相姦とタブー視されているため、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねることが正常とされている。
    性行為自体が野蛮な行為とされる世界で、両親が愛し合った末に生まれた雨音は、母の呪いにより性行為を手放せずにいる。
    そんな中、恋人との恋愛に限界を感じた夫の提案により、恋愛のないクリーンな世界、千葉の実験都市・楽園と移住するといったストーリー。

    ゆくゆくは夫との子供が欲しいと当然のように思っている私は、ガツンと頭を殴られるような衝撃を受けた。

    夫が恋愛対象ではなく、性欲もなく、(ランダムな)人工授精が当たり前になり

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    2026年02月28日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    社会に馴染めない主人公の視点から見た作品。時折差し込まれる「利口な姿」に安心してしまうが、それも敢えて差し込んでいそうな感じもする。終盤にエグみが凄まじく増していき、特に最後は吐き気がしてしまった(悪いことではなく、それだけの表現力があったという意味)。
    「社会や都市は人間の巣」という感覚、忘れないでいたい。

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    2026年02月28日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    地球星人として生きてきた常識や固定概念を気持ち良く覆し崩壊させてくれた。異常な考えでもそんな世界の見方もありかもねと思ってしまう。
    サクサクと読めるが内容は一癖も二癖もありラストは壮絶。一言で言えば最高。

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    2026年02月24日
  • 信仰

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    短編小説集。
    独特な世界観で描かれており、
    非現実的な世界であるものの、精神的には現代人の奥底にある闇をような内容だった。
    私には、ちょっと難しかったかも。、

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    2026年02月24日