村田沙耶香のレビュー一覧

  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    現代の普通になりつつある価値観やものの見方を極限まで煮詰めたような話で、別世界と思いつつも現実がベースになっているんだと思うとバランス感覚無くしたくないなと思った。

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    2025年12月17日
  • 生命式

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    コンビニ人間以来の村田沙耶香さん作品でした。
    相変わらずの不思議な不気味な世界でしたが、今話題の世界99に繋がるストーリーだと思われる孵化が一番自分にも当てはまると感じたので、世界99も読んでみたくなりました。

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    2025年12月11日
  • コンビニ人間

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    コンビニで働く、世間一般的に〝変わってる〟とされているアラフォー女性の日常を描く物語。

    主人公古倉は、小さい頃から周りとズレていた。

    大人になった恵子は毎日規則正しく起き、毎日コンビニに出勤。家事も一癖はあるもののこなしていく。

    そしてなんといっても、コンビニに対して異常なほどの執着がある。

    本作に自分が共感できたか問われると難しいが、こういう人は現実にいると感じた。
    同じような境遇にある人も自分にとっての正しいを見つけて生きていってほしいと思った。

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    2026年03月16日
  • 私の身体を生きる

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    【目次】

    Better late than never(島本理生)

    肉体が観た奇跡(村田沙耶香)

    「妊娠」と過ごしてきた(藤野可織)

    身体に関する宣言(西加奈子)

    汚してみたくて仕方なかった(鈴木涼美)

    胸を突き刺すピンクのクローン(金原ひとみ)

    私は小さくない(千早茜)

    てんでばらばら(朝吹真理子)

    両乳房を露出したまま過ごす(エリイ)

    敵としての身体(能町みね子)

    愛おしき痛み(李琴峰)

    肉体の尊厳(山下紘加)

    ゲームプレーヤー、かく語りき(鳥飼茜)

    私と私の身体のだいたい五十年(柴崎友香)

    トイレとハムレット(宇佐美りん)

    捨てる部分がない(藤原麻里菜)

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    2025年12月07日
  • 消滅世界

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    ちょっとホラーじみてて怖くもあった。でも現実世界でも、恋愛と結婚は別という考え方もある。でも好きだから一緒にいたいのが単純じゃないのか。好きじゃない人と家族になれるのか?セックスを家庭に持ち込まないのは斬新だがw

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    2026年02月09日
  • 授乳

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    面白い…!
    色んな人がいってたけど、視点がやっぱり独特で(と言うのも失礼かもしれないが)、でも完全に他人事ではなくて少し共感できる部分もあったりして。でも個人的にはやはり持ち得ない感覚や世界の見方だから、なるほどと舌を打つしか他ならない。

    心理描写よりは視覚的情報の描写が多いけれど、その何ともユニークなこと。綺麗なのにどこか虚構的で、でも描いてるものはグロテスクだったりして。気持ち悪さと美しさが共存してるというか…

    村田さんの作品は今作が初めてだったけど、他も色々読み漁りたいなあと思った本でした。処女作としての完成度も高すぎる!

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    2025年12月01日
  • 変半身

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    【変半身】
    序盤は島の伝統かつ異常な祭りの話、
    神話の話かなと思い読み進めていたが…
    地球に住む人間、教科書に記載された歴史、
    少しづつ事実を揺るがすポーポー様とポピ原人
    その後全てひっくり返る展開
    村田沙耶香さんにしか描けない世界。
    ポーポーで埋め尽くされたページを見て
    狂気を感じ笑ってしまった。

    【満潮】
    全くの素人だが潮は何かのメタファーかな。
    付き合った男性によって性の何もかもが
    変わってしまう経験はよく分かる気もした。

    なんとなく村上春樹さんの小説を
    読んだ時と同じ感情になった。
    途中読んでいてタイトルなんだっけ?
    と思って満潮で…納得。

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    2025年12月02日
  • 星が吸う水

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    うーーーんうーーーん
    あるようでない話やけど期待してるほどのぶっ飛びはなくて、部分的共感も自分はあんまりなかったかな。でも男を食うとか振り回されるとか、登場人物たちはめっちゃ真剣に向き合ってるんやなって思った。

    この表紙がめっちゃ好き。

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    2025年12月01日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • 変半身

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    ネタバレ

    二本目の満潮が良かった。
    この2人が自分の潮に辿り着けたらどんな笑顔になれるんだろうとニヤついてしまう。

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    2025年11月09日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    すぐに読み終えた。

    個人的に表現がウッとなってしまうところがあるのですが、本当にこんな世界があるのかもしれない、これからなるのかもしれないと感じるようなリアルさに驚かされます。
    1作目のミラクリーナは3人全員が魔法少女に熱中してしまうの面白かった。
    最後のは、怒りが無くなって悲しみになる、クレーマーに文句言われても何も感じない世界線、怖いよ。自分は怒りの感情あまりないタイプだけど大事にしようと思った。

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    2025年11月05日
  • タダイマトビラ

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    村田沙耶香教があったとして、その経典のよう
    旧約聖書のようでもあり、人類補完計画に向かう人々のようでもあり
    自分が手に入れようとしていたものが、自分の足元にあって嫌悪し諦めていたものだったと気付いた時の主人公の絶望と、ある意味の解放へ向かう捻れる世界観が凄まじい
    でもまだマイルド村田沙耶香かな

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    2025年11月03日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • 変半身(かわりみ)

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    ネタバレ

    変半身
    要素が多すぎて、圧倒されてる間に終わっていった。p107「目の前の生き物たちは、いつでも、新しい「真実」を喜んで受け取る。それに飽きてくると、今度は次の新しい真実を受け取る。まるで、真実を食べ続ける化け物みたいに。」
    結局これが言いたかったことなのだろうか…?

    満潮
    自分の体を、大事にしたい話だと受け取った。潮を笑う人達を許せない。友人の雪子のように、「男が潮を出したいなんて許せない!」とも思わない。ただ男女関係なく、自分の体にある、まだ見たことない神秘みたいなものを見てみたい。要求されても液体を出せない夫と一緒に、それを主人公は体験してみたい。


    変半身あらすじ
    島の奇祭「モドリ

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    2025年11月01日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    著者の作品は「コンビニ人間」「しろいろの〜」を読んだことがあるので、エッセイはどんな内容なんだろう…と気になって手に取った。
    分かる分かるとうなづくところもあれば、気にしすぎすぎて面白いところもあり。人見知り?なのにいろんな経験をしてて単純にすごい。
    英会話の先生に自分の作品を説明する話が面白くて好き。

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    2025年10月26日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    今回の村田沙耶香ワールドは、男女ではなく親子
    どうしてそうなっちゃうの的な主人公の行動の後ろには歪んだ母親がいて、その歪みを助長したり作ったりする父親
    お母さんがアカオさんになる描写が自分のようで恐ろしい
    異常殺人犯の心理ってこういうことなのかと理解したくもないのに同情してしまうのが悔しい

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    2025年10月10日
  • マウス

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    嫌悪、不快といった負の感情や感覚が生来自分に根ざしているものと思いやすいのはなぜか
    これをしてもいい、くらいならあるけど、これをめちゃくちゃしたいって思えるものはあまり思い浮かばなくて、確実に自信を持って主張できるのは、これは嫌だ、っていう抵抗感だけ
    そもそも、好きを探して能動的に生きることを強要されるのが意味がわからない。好きなものを無理やり模索させて開示させて「ほら大丈夫だよ、あなたにも好きなもの、夢中になれるものがあるじゃない」と、安心感が保証されたかのように慰められようものなら、豆腐にかすがい状態、フラストレーション溜まりながらも服従を受け入れる諦めモードに入る。
    生きているだけじゃダ

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    2025年10月06日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    地球星人ほど激しいパンチはなかったものの、
    読んでいてやっぱり、「?!」となりました。
    4つお話が入っているけど、ヒミツの花園がダントツで苦手だった…。

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    2025年10月05日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

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    後書き読んでて気づいた。
    これ前にも読んだ!
    雑誌の連載を集めて一冊にしたもの。
    著者が友達から始めは「あるある」話だったのに「ないない」ばかりだよ、最近。
    って言われるっていうのが面白かった。
    またエッセイ書いてくれないかな。

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    2025年10月04日