村田沙耶香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半は“クレイジー沙耶香”っぷりがちょっと抑えめなのが肩すかし。
『an・an』という媒体のせいなのか、アラサー女子の共感を呼びそうなエッセイが続く。(いろいろ過剰なところがあるが)
後半は自分が出せるようになったのか(偉そうな物言い)『ご本、だしときますね』で読ませていただいたようなキレっぷりが出てくる。
『となりの脳世界』の方が村田節全開っぽいのでそちらも読んでみたい。
あと「オタク女子は洋服を自分に似合うかどうかよりもそのアイテムに萌えるかどうかで選んでしまう、とネットに書いてあった」と書かれていたけど本当にそうだよなーと苦笑い。 -
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購入済み
なんてことだ
書き上げている世界や思想は読み物として完成度が高いのですが、生々しい痛みが苦手な人にお勧めできない本です。
私にはこれに耐える精神は持ち合わせていない。書物を読んで吐き気がするという体験は初めてです。
しかしながら、村田さんの書く力が読ませてしまうんですね。読んでいて、嫌な予感(私には合ってない)がしていたのに、読み始めると引き返せなくなり、ページを閉じることができず、結局最後まで読むことになりました。
私はティムバートンが好きですが、彼の作品の中にも具合が悪くなるのでもう二度と観れない映画があります。この本も、そんな気分になる小説でした。