村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

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    ネタバレ

    好きなれないけど、黙々と読んでしまった。
    恵奈が何を得たかったのかよく分からなかった。せっかく家族になれそうな人と一時的にでも一緒に暮らしてたのに、恋人が自分でカゾクヨナニーしてると気づいたときから、壊れてしまった恵奈の狂い加減が理解できなかった。なぜ恋人とカゾクヨナニーを切り離すのか、よく分からなかった。
    最後は人間になる前の生命体に帰るとかいう話になってますます分からなかった。

    家族とはなんなのか考えるきっかけを与えてもらった。

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    2024年07月11日
  • タダイマトビラ

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    社会倫理の小説 わたしの大好きなジャンル

    村田さんの世界観にハマっていて読む
    短編ぽくて読みやすいかなと思ったけど、短編…ではない?でも、面白くてすぐ読んじゃった
    渋谷行きの電車の中…帰りは音楽を聴きながら
    そうでもないと、村田世界に持ってかれる!
    そういうわけじゃないけど、集中できる音楽と共に小説読むのは、とても良い

    村田さんの小説に出てくる主人公は、
    何か社会に違和感を持っていて、終盤爆発して、すげえやばくなる笑

    それが病みつきになって、また別作品を読みたくなる

    次は何を読みましょう

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    2024年06月22日
  • 変半身

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    『変半身』
    読み進める間ずうっと胡散臭さがあった。信じてた世界がひっくり返りひっくり返り…今日の友は明日の敵となり、今日の常識は明日の非常識となる。このまさに今生きている世界は、加速度的にそのどんでん返しが行われ続けている。信じることで考えることをやめて楽になる方が確かにずっと楽に違いない。しかし、本を読む限り、村田沙耶香に触れ続ける限り、疑うことを止めることはないと思う。

    『満潮』
    さっぱりわからない。
    理解が及ばないものに対して、理解することを試してみることが読書の醍醐味であったとしても、さっぱりわからない。

    ただひとつこの作品を読んで初めて気づいたことであるが、男性である自分は、男性

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    2024年06月18日
  • 星が吸う水

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    性の理論に未だ汚されていない絶頂 脳をペッティング(性的な愛撫)する為の手段として捉えるのが許せないと思っていた 薄い皮膚に包まれた暗闇なのだ

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    2024年06月12日
  • 絶縁

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     アジアの女性作家九人によるアンソロジー。しかもテーマは「絶縁」。「しびれるテーマ」と村田沙耶香は言ったそうだが、確かに「しびれる」。なかなか、こんな本が存在するというだけで意義深いような、圧がある。ある特定の層には熱い支持を受けそうな一方、この価値観、というよりはこれに「しびれる」感覚って、普遍性ないかもしれないな…とも思う。
     Audibleで聴取。朗読は、どの作品も独特の色が浮かび上がり、とても良かった。ただ終盤は私の集中力/モチベーションが枯渇してきて実はちゃんと聴けてない。いつかちゃんと読み直したい。

    ■村田沙耶香(日本、一九七九〜)『無』
    うん。絶縁だ。村田沙耶香の絶縁だ。
    ■ア

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    2024年06月05日
  • 私が食べた本

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    最近になって村田沙耶香さんの本を読むようになり、かなり変わっている内容なのになぜか分かる自分もいる、という体験が不思議で心地良くて、そんな小説を生み出す村田さんの読んできた本が知りたい!と思い手に取りました。

    はい、正直よく分かりませんでした。
    村田さんが懸念されていた通り、おそらく凡人の私とは読み方が違うようなので、書評を読んでも読んでみたいと思う作品がほとんどありませんでした。(実際には読んだら面白いのかもしれません)
    性について語る場面も多く、恥ずかしいとかイヤラしいとかでもなく、ただ「またか……」と少し思ってしまいました。

    ちなみに村田さんが飢えている西加奈子さんは、個人的に小説よ

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    2024年05月29日
  • 変半身(かわりみ)

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    コンビニ人間の時も思ったけど、よくこんなキモい文章書けるなと思う
    グロい話とかじゃないのに、表現とか言い回しにキモさを感じる
    この作者の過去の経験とか知らないし、性とか性行為に偏った考えがあるのか分からんが、男ってこういうのがいいんでしょ、女ってこんな生き物なんでしょ?こんな下ネタ言ったら面白いんでしょ?って思ってるのかなって表現が多々ある。
    全部奇怪な文章ではあるけど「ねえ、私ってやっぱ変な人よね?変わってるよね?」ってずっと言われてる気がしてくる。あんた達普通の人には変わり者の私のことなんて理解できないよねって
    変わってる人ではあるけど、あえて「いいえ、あなたも普通の人間です」って言ってや

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    2024年05月17日
  • 変半身

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    ネタバレ

    村田さん作品3作目
    変半身は最後、そうなる??という驚き要素が満点でした
    「ニンゲン」って「ヒト」って本当にいるのかなぁ

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    2024年04月28日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    中学時代の鬱屈した女子のカースト制度。懐かしい。めんどくさかったな。
    小学生の時仲良かった人が中学で下のグループになるあの気まずさとか、人を見下す感じとか、自分の学生時代を再現されてるかと思った。
    あれってカーストの1番上の人はなんにも感じてないのかな。息吹みたいな「幸せさん」ってほんとに気付いてないのか?

    私は社会人になってやっと自分の感性のままで判断していいんだ、と実感したけど、ゆかはハブられたことでそれを自覚してちゃんと行動してて、かっこいいと思った。
    息吹への衝動だけは強烈だったけど。

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    2024年04月28日
  • 変半身(かわりみ)

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    凄いカオス(笑)
    世にも奇妙な物語みたい…

    宗教とか信仰って
    清くて、聖なるイメージもあるけど、
    これは完全にイカれてるほう(笑)

    生きていく上で人は、信仰からは
    逃れられないっていう見えない恐怖みたいな…

    宇宙が怖い感覚に似てる気がした。
    分かる人いるかな?

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    2024年04月27日
  • ハコブネ

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    ネタバレ

    地球と交わろうとする話で、朝井リョウさんの正欲のことを思い出した。三人の女性が登場するが、そのうち二人の視点で展開されていく。残された椿の視点が描かれていないためか、最初は好印象だったのがだんだん嫌な人間に見えてきてしまった。

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    2024年04月09日
  • 変半身(かわりみ)

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    ⚪変半身
    読み始めは田舎独特の閉塞感を感じていて、でもここから抜け出せば自由になれる、と思っていたけど。

    ここで育ってきた時間は、呪縛みたいに身体に染み付く。
    私自身も本当はポーポーで、ニンゲンごっこをしているだけの容れ物なのではないか、と思えてくる。

    ⚪満潮
    夫婦はお互いを尊重していて、ごく普通に社会に溶け込んでいるからこそ、なんだかワケのわからない話とのバランスが頭を混乱させるし、意味不明!
    でも、意味不明と言ってはいけない雰囲気。。なんやこれ〜(笑)

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    2024年03月31日
  • 変半身(かわりみ)

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    なんか、すごい作品でした笑
    人間は信仰なしでは生きられず、歴史や伝統、世の中のルールなどもすべて誰かに創作された宗教のようなもので、途中でそれがごっそり変わったとしても、人間は何の疑問も持たず受け入れて生きてく皮肉な生き物である、そんなメッセージ性を感じました。
    ただ、作品の設定、展開が村田沙耶香ワールド全開で、特に後半の『満潮』は世界観が全力ダッシュすぎて追いつけず、ぶっ飛び具合に笑ってしまいました。
    でも読んでる間は独特な世界感に浸ることもでき、読後感もあり良い読書体験でした!

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    2024年03月06日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    NHK「理想的本棚」で紹介された1冊

    本当に村田沙耶香さんは無機物を有機物として捉える表現が素晴らしい。あるあるの話をしているようで村田世界の人物であるからこその不気味感が醍醐味。

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    2024年03月04日
  • 変半身

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    独特。
    変半身は、教団Xを読んだ後だったので、軽い気持ちで読めた。急にオチがきて驚いた。
    満潮は、ほっこりと温かい気持ちになった。
    人に勧めたくなる本かと言えば、そうではない。

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    2024年02月28日
  • 星が吸う水

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    著者の描く性は生々しくも淡々と機械的で変な官能さを感じないところが個人的に好きだ。

    理解するには圧倒的に経験が足りないが、自分の理想とする性の姿を追い求める主人公たちは素敵だと思った。

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    2024年02月19日
  • 授乳

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    不気味で官能的なところが、なんとなく谷崎潤一郎を想起させる気がする。表紙も相まって。
    御伽の部屋は???ってなりながら読んだ。まだ彼女の世界に私の理解が追いついてない。

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    2025年03月06日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    引っ込み思案で友達ともうまく行かない有里。中学では友達のリーダー格に嫌われ、一人でいるところに、空回りする教師に目をつけられ、毎日スピーチをさせられることに。そんなとき、自分を持てるのが、幼稚園のときにいとこに買ってもらった銀色の携帯指し棒と、押し入れの中に貼り付けた男の目玉の写真…。

    『コンビニ人間』の印象で読んでしまう村田沙耶香だが、本作に含まれる2本とも漠然とした恐怖と性をテーマにした作品だ。

    1本目の『ひかりのあしおと』は光が怖い少女が恐怖から逃げるために性に逃げ込む。話はわかるがちょっと収束点がわからないところが有ったが、やはり表題作の閉塞感から、銀色の扉を探すために話が危ない方

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    2024年01月30日
  • ハコブネ

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    ネタバレ

    雨の中の公園のベンチで傘をさしたまま飲むお酒、あてのない電車の旅、夜の屋上で食べる夕食、忍び込んだ自習室で過ごす夜。こうして並べてみるとなんだか青春っぽくて、生々しい描写も多いのに全てが水のようでサラッとしていて、不思議なアンバランスが面白い。

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    2024年01月26日
  • 星が吸う水

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    【2024年5冊目】
    性に纏わる2つの話。性の話というと、どうしてもどこかいやらしい感じになりそうなものですが、村田沙耶香さんの書かれる話は「生き物としての本能的な性」という感じがして、結構生々しい表現が多くても、なんだか淡々としているのが不思議です。

    主人公はそれぞれ性について、人とはちょっと違う感覚を持った女性。二人が友達になったら仲良くなれそう。性を軸にして新たな価値観を探るのというのが、両話に通じることかもなと思いました。

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    2024年01月08日