村田沙耶香のレビュー一覧

  • マウス

    Posted by ブクログ

    NHK夜ドラマ(3回程度)で観たい、と思わせるほど映像がイメージしやすい。何度も読みたいとまでは思わないが、一風変わった青春小説としてオススメです

    ==本の紹介==

    私は内気な女子です――無言でそう訴えながら新しい教室へ入っていく。早く同じような風貌の「大人しい」友だちを見つけなくては。小学五年の律(りつ)は目立たないことで居場所を守ってきた。しかしクラス替えで一緒になったのは友人もいず協調性もない「浮いた」存在の塚本瀬里奈。彼女が臆病な律を変えていく。(講談社文庫)


    教室の中、女子にとって大切なこと。
    同じ匂いの女子同士でつるむこと。
    ヒミツを打ち明ける順番を守ること。
    教室の風景に

    0
    2025年06月25日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村田さんの作品の中で1番自分的には落とし込むのが難しかった作品。特にギンイロノウタの方は、どうして主人公の人間形成がこのようになったのか、探ろうとしたけど難しい。お母さんが二面性を持っていて、お父さんも子供に興味が無さそうだったから、そんな2人の顔を伺って幼少期を過ごしたから、必要なものが逸脱してしまった感はある。救われない主人公だけど、自分の核となる軸は曲げずにずっとずっと忠実にいる。なんだか孤独だった。

    0
    2025年06月18日
  • きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

    Posted by ブクログ

    村田さんが書く小説はユニークな印象だったけど、エッセイでは普遍的なアラサー女性の悩みについて取り上げられていて、意外と親しみやすくて驚いた。

    0
    2025年06月14日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女の子をリアルに描いた作品でした。
    律の周りの目が気になって、どうしようもない気持ちがとても共感できました。
    瀬里奈と律が巡り合うことができて良かったなと思いました。

    0
    2025年06月05日
  • 授乳

    Posted by ブクログ

    正直気持ちがあまり良くない作品ではありました。
    村田沙耶香先生の作品はコンビニ人間で知りすごく好きな作家さんでデビュー作をすごく読んでみたかったんですよね。
    話に聞くとコンビニ人間はマイルドと聞いてたので。
    とりあえずコンビニ人間は全然マイルドでした。

    0
    2025年05月23日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    学生時代の頃に感じていた真面目にしていたいけど、真面目すぎると浮いてしまうことの葛藤とか、いかに見た目が良くて楽しい人間かで同級生を分類し合う息苦しさを改めて思い出した。
    大人になっても人間関係って難しいけれど、子供の頃の方がやっぱり自分を作るのが大変だった気がする。今は自然と順応できてる気がしてるけど、それってなんか大切なものが麻痺したからなのかなとか考えてしまった。

    0
    2025年05月18日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作「変半身」は、俗にいう因習村的なホラーチックな展開かと思いきや祭りの後から急ハンドルをきり、世界が足元から作り変えられるような感覚に陥った。
    筑摩書房の特設サイトにあるように、「自由」って感じで、1つ1つのモチーフで作品にできそうなところを殻を破って破って外側にはみ出していく感じが面白かった。ポーポーポーポーで埋まったカオスなページから、自分たちが考えている「人間」の枠組みって案外脆いよなあと考えさせられる。たぶん江戸時代や平安時代にタイムスリップしたら、今の人間観ではいられないもんな~、と思ったりした。

    個人的にはもうひとつの「満潮」の方が好みだった。
    体液を出すように世界に追い立て

    0
    2025年05月16日
  • 授乳

    Posted by ブクログ

    装画がよい味を出してる

    この作品が単行本として出たときは、
    もう20年も昔のよう
    最新の世界99に繋がるであろうものを
    節々に感じることができた

    何かと戦ってたり、抗ってたり、
    憎悪したりを感じた
    デビュー作を含む
    3つの短編集

    0
    2025年05月14日
  • コンビニ人間

    ネタバレ 購入済み

    シュールすぎる

    コンビニ人間って比喩でも何でもなくてそのまんまコンビニの為に生きる人間だった。でも自分も周りの話し方を真似したり影響されたりしてるから共感。

    #シュール

    0
    2025年05月03日
  • マウス

    Posted by ブクログ

    とにかく表紙何かわいい。小学校カーストだけで話が終わると思ったら大人になってからの話もあって…。ドロドロしすぎない女友達のお話でした。

    0
    2025年04月28日
  • となりの脳世界

    Posted by ブクログ

    軽めのエッセイだなぁ、気楽に読めるなぁ、著者は年齢若めなのかなぁと検索してみたら同い年で驚いた。途端に読む目線が変わり、自分って、、ってなった。

    0
    2025年04月15日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    村田沙耶香はコンビニ人間に続いて2冊目。
    多分この人の作風めちゃくちゃ刺さるんだろうなと思ってたけど、案の定ドタイプ。好きだ~天才過ぎないですか。

    この本は変半身・満潮の短編2部作。

    変半身:すごく好きだった。
    島に昔から伝わる伝統的な秘祭がモチーフ。
    伝統ってなんなんだろう?って考えさせられて大変面白かった。
    陰謀論に通ずる考え方でなかなか皮肉が効いていてよかったです。狂っていた。。。

    満潮:正直変な話すぎて良く分からなかった…

    どちらもコンビニ人間よりもかなりファンタジー要素が強め。
    すっごい誇張してて狂っている話だったけれど、どれも現実にある問題で、皮肉を効かせつつ考えさせられる

    0
    2025年04月03日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    由佳のおすすめ(変だから読んでという謎のおすすめ笑)

    カオスで全然意味がわからないと聞いていたので、全く理解できない話かと思ったら、そんなことはなかった。でも変ではあった。

    1つ目は、秘祭の秘祭の秘祭の秘祭の...という無限ループができそうな、何がホントで何がウソがわからないちょっと気持ち悪い話。本筋ではないけど、怪しいマルチの成功した男を演じる旦那の生活がなかなか面白くて良かった。ポーポーポー

    2つ目は、潮の話。可哀想にね、消費されてる感とか、ムリに頑張らなきゃいけない感とか、気持ち悪いよね。せめて主人公に旦那という相棒がいてくれてよかったよ。

    0
    2025年04月01日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    このような話は著者でしか書けないのではないか。
    表題の話が興味深かった。
    何を信じるかによって見えるものが変わってくる。

    0
    2025年03月30日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    終始不気味でかつ面白味のある物語だったがちゃ。見えているものが必ずしも真実でないことを伝えたかったのかあるいは、一つの極端なものに信仰していく人間の愚かさを伝えたかったのか。奇怪な物語でした。ポーポー!の文字の大群には驚いた。

    0
    2025年03月23日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    まさか可愛いって思うことになるとは想像していなかった。「コンビニ人間」「消滅世界」に続いて三冊目。

    変態小説…

    変態観察をしている感覚… 変態を安全な場所から"覗き見"しているといった感じに近いかな。変態が変態として成長していく課程を垣間見るだけじゃなく、変態の脳の中まで覗くことができてしまい、観察をやめれなくなる中毒性… 何かしらの"毒"を含んでいるんですよね。

    「勃起していた私の手のひらは、いつの間にか萎えていた。私は顔をしかめて母の乾いた皮膚を見つめた。裏に汗をびっしょりかいた、生臭い皮膚。宿っていた欲望はすっかりなくなり、母の表皮を蔑む気

    0
    2025年02月11日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

    Posted by ブクログ

    どなたかの作家さんのエッセイに出てきた1冊。小学校高学年から中学生までの、とてもデリケートな思春期の女の子の話。中学2年生の時に度々発せられる「きもちわるい」が苦しく、ヒエラルキーの下層の辛さが苦しく、何度も休憩を入れないと読み進められなかった。いじめとは少し違う、見えない差別。でも、最後に主人公が救われて良かった。伊吹と奏でられて泣けた。救いがある終わり方で本当に良かった。

    0
    2025年01月24日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    表題作とひかりのあしおとの2作。独特な表現が物語の世界観をより引き立てている。いずれの作品も歪みから歪みが生まれその環境から脱する事ができない…そんな話。考えるのではなく、感じる一冊。

    0
    2025年10月18日
  • 変半身(かわりみ)

    Posted by ブクログ

    一つの島を舞台に陰謀論を嘲笑う、村田沙耶香流フィクション。いつも予期せぬ方向から槍が飛んでくるような奇抜な小説を書く彼女ですが、今回はオマージュにしたあれこれが見える。彼女の作品にしては読みやすい。置いていかれないというか、ああ そういう文脈の話ね、となる。

    「新しい真実を知るとき、人間の頭はクラッシュする。その瞬間だけが、本当に「無」になれるときなのよ」。

    「知る」から「信仰する」に至るまでに流れる「無」。この一瞬って超心地よい。目の前のすべてが煌めいて見える。自由が雪崩のように流れ込んでくる。そう、真実は存在しないのだから、信じたいものを信じればいい。信じていたものが消えたのなら、新し

    0
    2025年01月10日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    この世に同じ感情や興奮なんて1つもないはずなのに、恋とか愛とか言葉が先行してしまっているから、私たちは無意識にそこに当てはまるように軌道修正しているんだろうなと気付かされた。

    0
    2024年12月31日