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Posted by ブクログ 2022年08月06日
変わった、不思議な小説を書く印象のある村田沙耶香さん。
〝私の文章の読み方には二種類あり、一つは「ひたすら読み進む」という普通の読み方。
もう一つは、「一節を何度もいったりきたりしながら繰り返し味わい、頭の中で執拗に嘗めまわし続ける」という少し変質的な読み方”
と、村田ワールド炸裂な表現の仕方...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月30日
作家というものは、程度の差こそあれ本書の著者のような感覚の持ち主なのか。それにしても、著者の感覚の鋭敏さは物凄い。だがしかし、本書の中の「本」を読みたいとは思えず、共読本も2冊のみ。その内の1冊『注文の多い料理店』の「文字が本の中を動き回る」という感想が驚きだ。書評の中に著者自らの幼少期や、性に関す...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月23日
あまり村田さんの世界に入り込まないように、用心して遠目から眺めるような感覚で読んだ。
小学生の頃の様子がしばしば登場するが、どこにでもいるような多感な子供の一人だと思う。
多くの人は「こういうことは考えない方がいいんだ」と妄想を少しづつ消しながら大人になっていくのだろうが、
村田さんは沢山の妄想を...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月01日
『ギンイロノウタ 』以来の村田沙耶香san。
小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書についてー。
村田san初の書評集。村田sanが食べた本の中で、私が既に食べていたのは『にんじん』1本。これから食べたいと思ったのは『少女怪談』と『部屋』の2食...続きを読む
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