村田沙耶香のレビュー一覧

  • コンビニ人間

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    読みやすかった。主人公の人間性や思考に近い部分があるからすごく理解できた。けどこの本を読んだことで何か新しい感情が得られたかというとそうでもない。
    主人公の一挙手一投足からコンビニみを感じた。

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    2026年09月08日
  • 信仰

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    一作品目がインパクトありすぎて思わず声を出して笑ってしまった。「現実へ勧誘していた」が初めて聞く言葉でなんだそれと思ったが、実際に身近にいると場が白けてしまうのも無理ないかなと。二作目の生存率によって人生が左右されるのも気味が悪いなと思った。こんな作品を生み出す村田さんがまたいい意味で怖いなと。

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    2026年08月08日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    村田節全開。
    性別がない世界
    怒りがない世界
    平等で穏やかに見えるかもしれないが、なんとも綺麗で雑味がない。
    近年加速してるようにも思う多様性という呪縛。これからどうなっていくのか、不安を感じる私は歳をとっているということか。

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    2026年08月08日
  • 殺人出産

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    表題作他3篇からなる短編集
    どれもこれもよくこんな設定思い付くな!と感心する
    ありえない!と思いながらも受け入れながら読み進めてしまえるのはさすが村田さんだなと思う
    自分の倫理観や価値観をぶっ壊されるような力のある作品

    表題作『殺人出産』は100年後の設定
    10人出産したら1人殺せる『殺人出産システム』により日本の人口は保たれている
    育子の姉は『産み人』となり、10人目の出産を控えていた

    10人も産み続ける…ということは最短でも10年は掛かるだろう
    そこまでの恨みを持った相手がいたのか?というとそうではない
    せめてそこは10年掛かってでも殺したいほど恨んでる相手がいてほしかった
    そうじ

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    2026年08月08日
  • 変半身(かわりみ)

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    村田沙耶香さん、まだあまり詳しくないのですが物凄いな……
    なんて作品なんだ(褒めてる)

    表題作の変半身は無さそうでありそうな、いや、ありそうで無さそうな?閉鎖的な島のお話
    とりあえず設定がぶっ飛んでる。でもだんだん、そういうものかもと思えてきてしまう不思議。

    もう1作の満潮も攻めてますね(これも褒めてる)
    よいパートナーだと思う。やっぱり分かり合えるのって大事だよなと思わされました。だけど、それで咲かせた鼻はちょっと、いやドン引きだな…

    まだ村田沙耶香初心者ですが、性に対するアプローチが斬新ですき。

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    2026年08月08日
  • マウス

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    ネタバレ

    律の気持ち分かるなあ〜と思いながら読んでいたけれど、客観的に見ると律すごく捻くれてるなあ〜と感じた。つまり自分もすごく捻くれてたなと。

    小学校の頃から女子にはカーストが存在していること、3人組の中でも必ずといっていいほど分裂が起こるし、内緒話を片方だけにしかしないとか、昔経験したことばかりで嫌な気分になった。(いい意味で)
    もう子どもの頃には戻りたくないなとつくづく思った。

    その頃の経験から大人になった今でも人の顔色を伺っては疲弊して、そこまでしていても結局何者にもなれずつまらない人間、、、と自分に対して感じることが多かったため、とても刺さった。

    絵本の世界に入り込んでマリーになりきって

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    2026年08月04日
  • ギンイロノウタ(新潮文庫)

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    『ひかりのあしおと』
    ホラーだった。村田沙耶香作品では、良い人との出会いで自分を成長させていくという展開は期待できないので、普通に良い人っぽい蛍が出てきて逆にドキドキした。蛍にはどうにかなる前に逃げて!と言いたくなった。
    「光の人影は、私を狂わせるために追いかけてきていたのではなかったのでした。私の狂気を止めるために、ずっと追いかけてきていたのです。」がよくわからなかった。

    『ギンイロノウタ』
    凄みのある作品だった。
    指示棒のステッキなど、小物遣いが絶妙。最後、有里が銀色の扉を探すために家を出たところからドキドキが止まらなくて、事件が起こるに違いないと思った。サスペンスのようだった。

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    2026年08月03日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    コンビニ人間が面白かったので村田さん2冊目。 常識のひっくり返し方がぶっ飛んでいて、良くも悪くも狂ったお話でした。 刺さる人には刺さる内容だと思うのですが、全く受け付けない人も一定数いるだろうな、と。 私はどちらかと言えば後者寄りでした。

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    2026年08月01日
  • 信仰

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    11編でなる短編集 あらすじ
    ・信仰) いつも現実を見てしまい、人の夢や楽しみを台無しにする癖のある永岡。石毛と斉川からカルト集団を組まないかと言われる。組むわけないと思いつつ、斉川だけでも、抜けさせたいと思い説得するが、斉川の思いも強く、どこかでその信じる気持ちを羨ましいと思う永岡。10万払って試しに、参加してみた。
    しかし、説かれた事は、現実これがあなたの宿命!
    意味ない、10万返せ!
    ・生存)人は生存確率に左右される。本年代では
    生存率によりA〜Dに判別され、努力により生存確率を上げる事ができる。
    中には、生存確率を上げたくない人間もおり、野人かしていく。AとCが一緒になった場合は、Cが

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    2026年07月31日
  • 殺人出産

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    一気読みしてしまいしました、、相変わらず自分の凝り固まった価値観とか倫理観にスライディングで突っ込んで物申してくれるのが村田沙耶香さんという感じで止めることができず一気読みでした。基本的に一度読んだ本はほとんど読み返すことはありませんが、この作品をもう一回読み返そうと思う時が来るのなら、きっと自分の価値観や倫理観が誰かの行動や意見で揺るぎそうになったときなのかなあと思います。

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    2026年07月30日
  • 消滅世界

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    小説の良さって自分の価値観をくすぐってくる所が良さかなと最近になって感じ始めたことだけども、この小説にはそこまでのものはなかったかな。

    そう言う意味じゃ、異世界を覗き見たと言う感想しか出てこない。

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    2026年07月28日
  • 殺人出産

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    自分の倫理観、固定概念、常識を考え直した。

    10人産んだら1人殺せます。
    確かに、言っていることが理にかなってはいる。

    あと文体もめっちゃよかった。

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    2026年07月28日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    ああ気持ち悪かった(いい意味で)。
    社会の営みを工場と単純化する視野の狭さも、半径5メートルで求められる生き方を実践する流されやすさも、過去の痛み(辛い人生だった)を麻酔して別星人だと信じ切る傲慢さも、全てが気持ち悪かった。でも、人間が繁殖する為の工場というのは共感してしまうし、そういう人間の脆さを無茶苦茶な原始的な強さに変えた物語。あの主人公の生い立ちから始まって、この結末はこの人にしか書けないと思う。主人公のあの生き延びることで生を半分放棄したような無気力感、辛い過去の折り合いの付け方に病気など現実が伴わなかったからこその異常的な発達も見てて味があった。最後らへん、合理性を突き詰めた行動は

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    2026年07月26日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    コンビニ人間以来の村田さん作品。
    人間から星人にグレードアップしてた。

    内容もグレードアップ、しかし内容も似てるように感じた。主人公は自分が周囲と違うことを明確に認識してて、幼いころからそんなふうに生きられるのだろうか?と疑問に思った。大人になって周囲がクリアになっても環境に馴染めない自分を認識してて...そんな生き方できるか?辛すぎ!と浅い感想をもった。

    自分を異星人だと断言したり、フッと笑ってしまいそうな設定だけど、現代社会を別視点で俯瞰で見せられると普通って?常識って?ととめどなく思考がループする。
    後半は刺激的すぎる、しかし狂気でなく彼らの普通。

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    2026年07月25日
  • 信仰

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    ちょっとこれを読んだ時忙しくてかなり1編読むのに時間がかかってしまったのですが、それを踏まえて「信仰」が1番印象に残ってますね、自分達が生活の中に取り込んでいる習慣は実は何かしらに対する信仰だったりするのかなと、言葉の選択が正しいかは分かりませんがそんな印象を受けました。
    あとエッセイが好きでしたね。
    村田さんの独特の世界に入るとといった感じでしょうか。世界観が普通に見えた普通でない世界で毎回驚かされます。

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    2026年07月25日
  • 消滅世界

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    全体的に無機質な雰囲気が漂っている中での生々しすぎる性描写に面食らう場面も多々あったし、独特すぎるお話だった。

    人間を洗脳するのって意外とシンプルなのかも、と思った。洗脳というか、どのレールに乗せて、どういう走り方で、どこまで向かわせるのか、人間の持つ同調圧力だったりを利用すればスルスルとみんな向かって適応していくものなんだ…!

    「子供ちゃん」と「おかあさん」の概念が面白かった。

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    2026年07月24日
  • となりの脳世界

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    エッセイ集
    ふふって笑うところもある
    男性の認識が早いのと、コンビニで働いてるのがわかる、こうなってこの人はできたのだとわかる本

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    2026年07月23日
  • 絶縁

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    村田沙耶香『無』 メモ

    私たちが感じること、考えることは全て一つの象徴的存在から操作されている。私たちは得体のしれない大きな存在から受け取る電波によって思考し行動する。私たちの混沌の世界において思考と行動はすべて自分ではない存在の影響を受けているため、自分の責任ではない。判断を下したのは自分ではない。これが混沌……ではなく、これこそが無であるかもしれない。思い出せないことは無ではない。思い出せない中でも想起されることがことがある。混沌の世界にも無の世界にも優劣がある、優劣というトピックは私にとって最も興味のあるトピックだからそれに落とし込んで解釈する。ほかの人にとっての混沌と夢は違うのかも?

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    2026年07月21日
  • 信仰

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    オーディブルにて。
    この著者の作品を読む際、村田ワールドに取り込まれないような精神状態か、自分自身に投げかけて読む感じです。村田ワールド初心者にピッタリの本だと思いました。ハードな本を読みたいがために読んだ。
    ワールドを堪能させていただきました。

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    2026年07月21日
  • 生命式

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    読み始めは設定が非現実的で、読み進められるか心配になったが、徐々に引き込まれていった。
    村田沙耶香は、風変わりな人物を描くのが上手で、自分があたりまえだな、常識だなと思っていることが本当なのか疑いたくなる。自分とはなんだろう?自分はなんで普通だ、常識的だと思っているんだろうと考えさせられる。

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    2026年07月19日