村田沙耶香のレビュー一覧

  • となりの脳世界

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    村田沙耶香さんの地球星人と信仰とマウスを読んで、繊細でいろんなことを深く考えて苦しむことも多い人生だったのかな?と勝手に感じていた。
    しかしこの本で感じた村田沙耶香さんは、周囲の当たり前とかとは違う感覚を持ちそのことについて深く考えながらも、うちに閉じこもることなく新しい文化や世界を知ったり旅行をしたりする姿が印象的だった。
    人の考えや行動を否定をしていないところもすばらしい、本当に世界が私と違って見えている、想像力を持って世界をみたらこんなふうに感じられるのかな。

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    2026年01月29日
  • 変半身(かわりみ)

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    村田さん独特の世界観が広がっていて面白かった。

    昔純粋に信じてた物は大人が作り出した嘘偽りの「真実」だったのかもしれない

    そう思うと、全てが怪しく見え自分すらも偽物に感じた。
    信じていた真実が塗り替えられるとき誰かが犠牲になる。
    受け入れ信じたものを変えることは計り知れないほどの気力がいる。
    だからこそ、取り残される者たちがいる。

    令和はこうとか昭和はこうだった。
    そんな日常に当たり前に蔓延る言葉を理解できず今まで気持ち悪いと思っていたけど、理解できた気がする。

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    2026年01月25日
  • 殺人出産

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    ネタバレ

    一見狂ってしまったシステムを正当化する人々、変わっていく新しい世代、未だに受け入れずに逆行する人々など、奇妙なズレが気味悪かった。
    妙に生々しい描写もあり、引き込まれてしまった。

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    2026年01月24日
  • 消滅世界

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    内容が内容で読むのが億劫に感じるのだけど、どこか続きが気になってページをめくる手が止まらない。
    特に後半、どんどん狂っていく、正常になっていく様がとても良かった。予想できないところに結末があったなと思う。
    1本のSF映画を見ているようだった

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    2026年01月24日
  • 消滅世界

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    人間の性愛が淘汰された世界を描く
    科学技術の進歩によって,人間の家族と恋愛が切り離されて考えられるものなのか?という点は気になった
    あの人と子供をもうけたいという欲求と家族になりたいという欲求が切り離される世界には違和感を感じたが、現状の当たり前からみた違和感なのかもしれない

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    2026年01月24日
  • となりの脳世界

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    著者本人がどのくらいたいへんに思っていたのかわからないが、村田沙耶香くらい名の売れた作家でも長いあいだアルバイト生活をしていたんだな、と思った。たぶん「コンビニ人間」で芥川賞を受賞するまで、そういう生活をしていたのではないか。
    各エッセイには初出時の年月日が書かれており、受賞あたりから海外の文学祭に参加していたり、編集者に誘われて旅行してみたり、行動の幅が広がっているように見える。でも、ぜんぜんちがうかもしれない。

    「コンビニ人間」で海外へ行ったときのエッセイで、小説の主人公に共感を覚える読者の話がある。村田沙耶香の小説は、かなり変わっているように見えて、その実は共感の原理で動いている部分も

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    2026年01月24日
  • 殺人出産

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    設定は面白い。でも短い。もっと深堀したら絶対に面白くなりそう。いとこの小学生がどうなったのかも気になる。上司のことも気になる。
    他の短編も面白いけど短い。

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    2026年01月23日
  • 殺人出産

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    今の価値観と100年後の価値観は全く違うもの。当たり前と言えば当たり前だけど、普通に暮らしていても意識できるものじゃない。
    流行みたいに爆発的に広がって変わる価値観(『トリプル』みたく)もあるから今日明日、1年後2年後の世界で何かが変わっても不思議ではないと思う。
    その時に適応するか、反発するか。
    変化するというのは受容されるべきもので、受け入れ難いような、そんなものなんだと感じた。

    作品は生殖と愛を徹底的に分断しているように感じた。確かに、自分のセーフゾーンに「性」という不確定要素があったら困るなぁと思うけれど、そういう人はいないので安心笑

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    2026年01月22日
  • 消滅世界

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    生活、恋愛、性行為を一人のパートナーで賄うことは難しいのでは?と疑問を抱いている身としては、全てを単体の活動として捉えて描かれている本作は、腑に落ちる部分も多かった。

    しかし、
    人ってそんなにも恋愛するのか...?
    ヒトと同士の性行為がなくなったとして、果たして性欲も衰退していくのか...?と疑問も残った。

    ロマンティック・ラブ・イデオロギー初めて聞く言葉だったが興味を持った。

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    2026年01月20日
  • 殺人出産

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    10人産んだら1人殺してもいい世界の「殺人出産」をはじめとした、命がテーマの斬新すぎる4つの短編集。
    ぶっ飛んでるなぁ
    少子化と殺人欲求を同時に解決するとしては合理的ではあるけど現実では難しいんだろうな
    発送の次元が違いすぎて新鮮だった

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    2026年01月19日
  • 信仰

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    『信仰』:カルトに誘う斉川と石毛。現実・原価大好き幻影大嫌いを称する永岡。永岡の現実を見ろと言う言葉に周りは辟易。現実も幻影も全てカルトなのか。
    『生存』:A〜Dまで生存率を数値化された世界の話。CやDは野生人になるしか生き残る道はないのか、結婚は上手くいかないのかなど近未来型架空世界。
    『カルチャーショック』:カルチャーショックか均一しかない世界。極端な世界観が刺激的。
    『気持ちよさという罪』:多様性パンチ。気持ち良い響きの多様性が乱立する現代への警告かな。

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    2026年01月18日
  • 信仰

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    生きづらさを抱える著者の言葉が、とても悲しい。。。まさかの短編集だったけど、表題の信仰が一番面白いと思っていたらエッセイに心を引きずられてしまった。

    村田さんの言葉はいつもマイノリティであることと、暴力について考えさせられる。

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    2026年01月18日
  • 殺人出産

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    ★3.5
    短編集なのにめっちゃ濃くておもしろかった…

    殺人出産 生かすことと殺すことという相反する二つの概念が、一つの社会のサイクルの中で循環していくのが皮肉的で蠱惑的だった。
    殺人が正当化される世界で、何を希望に生きるのか、と思ったけど殺人を希望にいきるんだな~

    トリプル あの~気持ち悪いのにすごい興奮した

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    2026年01月17日
  • 殺人出産

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    殺人出産やっと読み切った。

    10人産んだら1人殺せる殺人出産システム、3人で付き合うトリプルなど、どの短編も現在の常識とは違う体験で、まるで違う世界線を覗いているような感覚だった。

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    2026年01月15日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    田舎のニュータウンに暮らす少女達の話。
    描写が妙に生々しく、リアルにイメージができるのがきつかった。(いい意味で)

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    2026年01月11日
  • 殺人出産

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    ⭐︎3.5
    村田沙耶香さんワールド全開で、期待通りの強烈さ。
    登場人物たちの考え方や行動を怖い、気持ち悪いと感じてしまう私の常識が、彼らからしたら気持ち悪いんだよな…。ずっと居心地の悪さを感じながら読んだので少ないページ数の割にどっと疲れた。(いい意味で)
    自分の当たり前が根幹から揺るがされる。

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    2026年01月09日
  • 消滅世界

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    自分がどうしようもなく異性愛主義で、イデオロギーに支配されているのか自覚できました。ただ、単純に空想とも言い切れないところもちらほらあったような気がする(アニメなどが性欲を刺激して経済に還元される、家族の意味の希薄化、といったところ)。

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    2026年01月09日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • 消滅世界

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    村田さん作品、世界99での皆さんの感想を見て初めて読んでみたいと思った人、それまで食指が伸びないカテゴリに入れられてたからこれが一作目になってしまった、びっくりしている…

    理解がおっつかなかった…私の中にはないものだらけで。難しい! 想像するだけでも難しい。46歳、書いた時36くらい…芥川賞取るより前にかかれてる。朝井リョウさんの正欲を読んだ時と同じ類のものだった。難解、というかさそもそもどうやって表現すれば良いの?

    こういう未来が、来ることがあるのかな。
    差別なくすとか多様化とか、ドロドロとか汚いものは無いか見えないように隠され平坦になり始めてて、まぁ一見キレイに見えるけど、隠したところ

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    2026年01月05日
  • ハコブネ

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    内容は全然覚えてませんが、「コンビニ人間」を読んで読みたいなと思ったけど、あんまりおもしろくなかった記憶です。

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    2025年12月19日