村田沙耶香のレビュー一覧
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ざわざわ
村田沙耶香さんの書く小説は,相変わらず胸がざわざわする。
けっして言葉にしたくないことを,正確に言葉にされて突き付けられた感じ。
『コンビニ人間』ほど強烈ではないものの,やはり登場人物にサイコパスみがある。
少しだけ羨ましくもあるけれど。 -
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世界観に引き込まれた。今の世界で生きている自分から見たらこの世界は異常と思うけれど、時間が経つにつれて適応していくのだろうか...。こうなることは有り得ないと言いきれない、絶妙に筋が通った世界だと思う。何度も読み返しています。
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ネタバレ 購入済み
異様さ
常軌を逸している。
「コンビニエンスストア」は,比喩なのではないか。
比喩であってほしい。
でも残念なことに,彼女が恋をしているのは,正真正銘の建造物「コンビニエンスストア」なのだ。
苦笑の連続。
非現実世界ならではの異常さに圧倒され続ける。 -
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「恋愛」ではなく「変愛」…変わった形の愛が描かれたアンソロジーです。
面白かったです。
ディストピア文学が大好きなので、「形見」が好きでした。工場で作られる動物由来の子ども、も気になりますが、主人公の子どもがもう50人くらいいるのも気になりました。色々と考えてしまいます。
「藁の夫」「逆毛のトメ」「クエルボ」も良かったです。藁の夫を燃やす妄想をしたり。クエルボはラストは本当に名の通りにカラスになったのだろうか。。
多和田葉子、村田沙耶香、吉田篤弘は再読でしたがやっぱり良いです。
岸本佐知子さんのセンス好きです。単行本から、木下古栗さんの作品だけ再録されなかったようですが。
表紙の感じに既視感が、と思ったら、多分小川洋子の「不時着する流星たち」の単行本の絵と同じ方でした。あったかいような不安になるような、好きな絵です。 -
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せつない
コンビニ人間って何?
と思い興味本意で読んでみました。
現代の若者の象徴である就職難民からのコンビニバイト。
自分の娘や孫もそうなる可能性はゼロではないと思うと切なく、この様な社会にしてしまった大人達に是非読んで欲しいと思いました。 -
Posted by ブクログ
アラサーのあるあるがおもしろかった。
結婚したいと思ったそばから、やっぱり結婚したくないと思ったり、結婚するしかないと急に焦ったり、結婚なんてできないと落ち込んだり。
ほかにも出産、キャリア、恋愛、おひとりさま、老化、健康、おばさん化、セクハラ問題、似合う色問題、「パリに行ってきました」って言ったらウザいんじゃないか問題……自意識に苛まれたアラサー女子の悩みはまるで思春期のように次から次に生まれくるくると変わっていく。
村田さんのちょっと自虐的な発言や、一風変わった思考、性格もふくめて面白い。
可愛らしくて何度もクスッと笑っちゃいました。アラサーもなかなか楽しそう。 -
Posted by ブクログ
うへぇ。。。すごい。。。
ピョコルン怖い、キモい。
出てくる男の人達がみんな、最低と最悪を煮詰めたような奴ばっかりで、クラクラする。
どういう世界だよ。こんなん地獄よ。
主人公のようにキッパリと分けてる人は珍しいとは思うけど、誰しも自分のキャラを分けてる世界があるよね。
その境界線が明確かどうか、人によって違うと思うけど。
何となくその感覚はよく分かる。
世界99ってそういう意味か。
主人公は音ちゃんのおかげで世界99が見つかった。
上巻ラストの状態は、衝撃で吐き気すら覚える状況だけど、世界99が見つかっててまだ良かったな。
気持ち悪いけど面白くて一気読みした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ36歳、アルバイト、一人暮らし。
周りから就職しなよだの結婚は?だの、自分は自分だからほっといてほしいよなあ。
アルバイトだけど別に一人暮らししてるし、自分で稼いだお金で生きてるんだし外野の言葉って本当に耳障りでしかない。
仮に40歳!正社員!実家暮らし!のひとがあらわれたとして、それはそれで、なんでまだ実家暮らしなの?って聞くんでしょ。
結局、どんな生き方をしていても、周りは「普通」から少しでも外れているところを見つけて何か言いたがる。
もうその人の生き方なんだから周りがいちいち言うことでもない!!!
主人公はコンビニのバイトが天職って思って、誇り持って毎日コンビニのこと考えてて真面目でいいと思うけどな。
少し変わってるひとでもこの人の生き方なんだなって思ってそっとしておこうよ。
「普通はこうするもの」という周りの価値観を押しつけるんじゃなくて、その人が自分らしく生きているなら、それでいいじゃないか!