村田沙耶香のレビュー一覧
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「普通」であるとは何か。
自分たちは、どこか社会の中で暗黙的に決まっている常識に囚われていたことを改めて考えさせられました。
結婚をしていないこと、定職に就いていないこと、年相応の経験をしていないことを「普通」ではないとする世間の空気感は、誰しも歳を重ねると知らぬ間に気付いていくもの。
そんな「普通」であることを理解できない主人公が、唯一演じることが出来たコンビニ店員を通して、周りが望む「普通」であろうとする。
そんな主人公を見ていると、自分も気づかないうちに、周囲の人間の話す「普通」や友人のSNSで流れてくる「普通」といった''型''にはまるための生 -
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家族とは……
ってなことで、村田沙耶香の『消滅世界』
とんだ未来になっちまったな。
子供はセックスじゃなくて人工授精で産むことが当たり前の世の中へ。
しかも夫婦間での性行為が近親相姦になったりと、更に結婚してても夫婦以外の他人とは恋愛するのはOKと……。
人口維持の為にある都市を完全封鎖して安定的に子供ちゃんを増やしていくため男性も子供ちゃんを産める世界へと
良い様な悪い様などんな世界やねんっ‼️って突っ込みを入れたくなる世界観。
何となくロボ兵器は出ないがエヴァの世界感に近いんかな❓
2026年14冊目
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Posted by ブクログ
オーディブルで。夫婦がセックスをして子供を持つということが、近親相姦であり異常であると忌避される世の中。人間は二次元のキャラクターに恋をし、家族を作るため、セックスなしで異性と婚姻関係を結ぶ。家族以外に恋人を持つことが当たり前になっているのだが、それじゃあ家族って何? ってなったところで、主人公夫婦は、実験都市に移住する。そこでは、すべての人口が管理され、すべての子供は、”子供ちゃん”と呼ばれ、すべての大人が子供ちゃんの”お母さん”となり、社会全体で子供を育てていく仕組みが完璧にできあがっている。初めは疑問を持つ主人公も、やがてその中に飲み込まれてゆき、人間は、種を未来に残すための、ただのイレ
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Posted by ブクログ
ネタバレ『コンビニ人間』を入口に、村田沙耶香という作家に惹かれて片っ端から読んできたけど、その中でもかなり難解でエグ味が強かった。。
表題作『変半身』そして『満潮』の2編を収録。
自分の理解が及ばなかったのと、エグ味が強かったので星2。と思ったけど、『満潮』のメッセージがよかったので星3。
『変半身』も前半までは理解できたけど、後半(というかラスト)は最早異世界。
閉鎖的な千久世島で育った少年少女が、その島の信仰に従って秘祭「モドリ」に参加させられるも、それは伝統的な宗教催事ではなく、島の男たちによる性暴力から生まれた紛い物の儀式だと判明し、心身に深い傷を負って島を出るまでの前半。
色々あってまた -
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出てくる男が全員この世の終わりすぎて、やばめのフェミニストみたいな思想なりかけるw
著者は男の人のせいで相当嫌な体験をしたんやろうな、、、
アキトくんまじでやばすぎるって
同時に、なんか男の人も性欲のせいでしんどいんやろうなと思った。知らんけど。
全体の感想としては、、こういうこと言うと顰蹙買うけど、やっぱ幼少期から可愛かったり面白かったり、空気読めたり、、etc 好かれる要素を持ってる故に比較的色んな人と仲良くなって色んなコミュニティに属して生きてる女の人ってほんまに、表面上わからんけどみんな死ぬほど気使って生きてきてるよな、と。それこそ小学生の頃から。みんな色んなキャラを使い分けて生きて