村田沙耶香のレビュー一覧

  • 世界99 下

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    上巻では変な人と思っていた空子が下巻では普通の人、に見えてきたから不思議だ。
    人の価値観が一変する“リセット”的なことって現実でも定期的に起きている気がする。何が正常か、異常か。
    人間がひとつの感情に統一されていっている、それが良しとされている、というのは現実世界でも起きていることなのかな。

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    2026年05月03日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    この本で一番面白く感じたのは 変容 だった。世界99の原型みたいなものを感じた。
    この話の題材でもある怒りという感情を改めて認識した時に、怒りはネガティブな感情というよりは怒りを共有することで人と人との絆をより深めるものでもあると改めて思った。SNSを見ていると怒りで繋がってる人も多いなと。怒りという感情は思っていた以上に大きな存在だと思った。将来怒りの感情が薄まった世界で私は怒り続けるのか、それとも周りの価値観に影響されて変容し怒らなくなるのか。

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    2026年05月02日
  • コンビニ人間

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    「普通」であるとは何か。
    自分たちは、どこか社会の中で暗黙的に決まっている常識に囚われていたことを改めて考えさせられました。
    結婚をしていないこと、定職に就いていないこと、年相応の経験をしていないことを「普通」ではないとする世間の空気感は、誰しも歳を重ねると知らぬ間に気付いていくもの。
    そんな「普通」であることを理解できない主人公が、唯一演じることが出来たコンビニ店員を通して、周りが望む「普通」であろうとする。

    そんな主人公を見ていると、自分も気づかないうちに、周囲の人間の話す「普通」や友人のSNSで流れてくる「普通」といった''型''にはまるための生

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    2026年05月01日
  • コンビニ人間

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    タイトルからストーリーは読めなかった。
    そういう生き方もあるよね。
    2日で読み終わったサクサク進む。

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    2026年04月29日
  • コンビニ人間

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    サイコパスなのか、空気が読めない人なのか...
    現実ではあまりいなそうなタイプだが、家族や友達に普通と思われる為に生きている人、当然そんなモチベーションがメインで生きている人はあまりいないため普通ではないから、周りからは裏で普通じゃない人という評価を受けている事を後々知る事になる
    みんな少しずつ周りに合わせつつ、自分の個性は残せる程度には残してその環境でのキャラや立ち位置が出来ていくものだと思うが、この主人公は周りの人のまねしているだけ(もしくは真似できていると思い込んでいる)だなと思った。

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    2026年04月29日
  • コンビニ人間

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    怖かった…。
    お仕事小説かと思っていたら、序盤からの主人公の不気味さがまるでホラー小説のようで、ずっとうっすら恐怖を感じながら読んでいた。普通って何だろうかと考えさせられたけど、答えは見つけられないままです。

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    2026年04月28日
  • 世界99 上

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    やっと上巻読み終え、、、
    キツくてなかなか進まなかった
    独特の設定は面白いし、思考や社会問題にもドキリとさせられる けど
    、、、まだ下巻がある、、、のがキツい

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    2026年04月28日
  • 世界99 上

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    人間の醜さをたくさんみせられる。でも、共感できるところもあり、全く理解できない世界ではない不思議な本。

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    2026年04月27日
  • 生命式

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    「村田沙耶香」をつまみ食いできる感覚の短編でした。他の作品に通ずる世界観や設定が盛りだくさんだし、初めて村田さんの作品に挑戦する人にはコレかコンビニ人間をおすすめするかも。

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    2026年04月28日
  • 消滅世界

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    家族とは……⁡
    ⁡⁡
    ⁡ってなことで、村田沙耶香の『消滅世界』⁡
    ⁡⁡
    ⁡とんだ未来になっちまったな。⁡
    ⁡⁡
    ⁡子供はセックスじゃなくて人工授精で産むことが当たり前の世の中へ。⁡
    ⁡⁡
    ⁡しかも夫婦間での性行為が近親相姦になったりと、更に結婚してても夫婦以外の他人とは恋愛するのはOKと……。⁡⁡
    ⁡⁡
    人口維持の為にある都市を完全封鎖して安定的に子供ちゃんを増やしていくため男性も子供ちゃんを産める世界へと⁡
    ⁡⁡
    ⁡良い様な悪い様などんな世界やねんっ‼️って突っ込みを入れたくなる世界観。⁡
    ⁡⁡
    ⁡何となくロボ兵器は出ないがエヴァの世界感に近いんかな❓⁡
    ⁡⁡⁡
    ⁡2026年14冊目

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    2026年04月26日
  • 世界99 下

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    他人の消費、差別、無意識に行なってしまっているんだろうな。環境や相手に応じたペルソナの変化も。結局自分ってなんなんだろう誰なんだろう。

    ラストの空子の選択は上巻からの考え方の変遷が気になる。

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    2026年04月26日
  • マウス

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    共感できる。
    他人に評価されて、他人との関係性で立ち位置が変わるのは学校も会社も同じ。昔の自分と今の自分に、内面的な差異はあまりないんだなと気づきました。他人の顔色を伺ってビクビクして、いじめの対象にならないよう気を遣って。
    そうやって卑屈になってたのは自分に自信がないからですが、今の自分は少しはマシなんじゃないか、と思えます。
    この本は、辛い記憶を呼び起こしながらも、どこかでそんなに気にしなくても大丈夫だよ、と囁いてくれる、後味のいい物語。
    他人を気にせずにはいられない気にしいさんにオススメです。

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    2026年04月25日
  • 世界99 上

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    世界観はすごいけど、エログロすぎて、もうおなか一杯。下巻は買ってない。
    新世界より だっけ、あれと一緒で途中離脱。

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    2026年04月24日
  • 消滅世界

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    オーディブルで。夫婦がセックスをして子供を持つということが、近親相姦であり異常であると忌避される世の中。人間は二次元のキャラクターに恋をし、家族を作るため、セックスなしで異性と婚姻関係を結ぶ。家族以外に恋人を持つことが当たり前になっているのだが、それじゃあ家族って何? ってなったところで、主人公夫婦は、実験都市に移住する。そこでは、すべての人口が管理され、すべての子供は、”子供ちゃん”と呼ばれ、すべての大人が子供ちゃんの”お母さん”となり、社会全体で子供を育てていく仕組みが完璧にできあがっている。初めは疑問を持つ主人公も、やがてその中に飲み込まれてゆき、人間は、種を未来に残すための、ただのイレ

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    2026年04月23日
  • 変半身(かわりみ)

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    ネタバレ

    『コンビニ人間』を入口に、村田沙耶香という作家に惹かれて片っ端から読んできたけど、その中でもかなり難解でエグ味が強かった。。

    表題作『変半身』そして『満潮』の2編を収録。
    自分の理解が及ばなかったのと、エグ味が強かったので星2。と思ったけど、『満潮』のメッセージがよかったので星3。

    『変半身』も前半までは理解できたけど、後半(というかラスト)は最早異世界。
    閉鎖的な千久世島で育った少年少女が、その島の信仰に従って秘祭「モドリ」に参加させられるも、それは伝統的な宗教催事ではなく、島の男たちによる性暴力から生まれた紛い物の儀式だと判明し、心身に深い傷を負って島を出るまでの前半。
    色々あってまた

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    2026年04月22日
  • 消滅世界

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    遠い未来にはありえそうな世界感だった。
    人間は、弱い動物だから多い分子に侵食されて
    いってしまう。
    反発してもやられるような気がしてならない。
    実験都市では、何も考えず機械みたいに
    人生を送るのみだから何が楽しいのだろうか。

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    2026年04月21日
  • 世界99 下

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    出てくる男が全員この世の終わりすぎて、やばめのフェミニストみたいな思想なりかけるw
    著者は男の人のせいで相当嫌な体験をしたんやろうな、、、
    アキトくんまじでやばすぎるって
    同時に、なんか男の人も性欲のせいでしんどいんやろうなと思った。知らんけど。

    全体の感想としては、、こういうこと言うと顰蹙買うけど、やっぱ幼少期から可愛かったり面白かったり、空気読めたり、、etc 好かれる要素を持ってる故に比較的色んな人と仲良くなって色んなコミュニティに属して生きてる女の人ってほんまに、表面上わからんけどみんな死ぬほど気使って生きてきてるよな、と。それこそ小学生の頃から。みんな色んなキャラを使い分けて生きて

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    2026年04月21日
  • 世界99 下

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    上巻で受けた衝撃は薄れ、下巻は読むスピードがだいぶ落ちた。それでも普段感じる何気ない感覚が見事なまでに言葉にされて目の前に差し出される感覚が面白く最後まで読み切ったー。

    もし映像化されるとしたら、ピョコルンってどんな感じなんだろうとか思ったりもしたけど、こんだけの心理描写は映像化できないだろうなと…

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    2026年04月21日
  • 地球星人(新潮文庫)

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    コンビニ人間と似てる部分はあるが、より過激な動物実験してるような印象を受けた。
    中盤までは社会の常識から外れた人間像を描きながら、普通の人間との対比が面白く感じた!
    終盤はカオス。ツッコミ不在のコント見てるみたいで空いた口が塞がらなかった。
    定期的に読みたくなる村田沙耶香さんらしい魅力的な作品でした!

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    2026年04月19日
  • 消滅世界

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    家族、性行為の必要性に迫る架空の物語。あることが正常とされる世の中にむけて、ある種問題提起を投げかけているような。異常が正常になっていく過程の描き方が秀逸。

    ずっと漂う不気味さ。村田沙耶香の作品にはそれがいつも付き纏う。そのひとつに、各登場人物のキャラクター性がないからだと思った。思想はあるのに、性格がない。みんな同一の人格をしているように見える。意識的にそう書いてるのでしょうかね。

    ただ、何作品か読んでいると向き合いたい問題は固定されていて、その見せ方だったり視点を変えているだけで構造は同じような気がしてしまい、少し食傷気味。

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    2026年04月19日