村田沙耶香のレビュー一覧

  • タダイマトビラ

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    私たちはみんなシルバニアファミリーの世界でごっこ遊びをしているという感覚があったけど、それが見事に表現されていた
    大体の人には生まれた時から初期搭載されてる無料パックとして家族システムがあって、そのパッケージが導入されていると、いわゆる家族が行う営みを行うようになる。シルバニアのお家で複数の生物が集まって家族としての振る舞いのパターンをなぞるような初期搭載がある。さらに家族パッケージを更新するためには恋愛という麻酔をかけてオペをする必要がある、と。麻酔という表現はかなり言い得ている。
    カゾクヨクという概念は今まで考えたことがなかったが、それは生物学的にもともと備わっているものなのか、それとも家

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    2025年10月12日
  • 【合本版】世界99

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    自分という個性のない空子の目線で、人間よりも下位の存在であるピョコルンと人間を管理する上位存在であるラロロリン人の立場の確立と、ディストピアの形成を描いた物語。
    正直このディストピアは悪くないのではないかと思ってしまいました。現代の少子高齢化も妊娠、出産をピョコルンに投げれば改善するだろうし。統制された人格も今のSNSを見ていると悪くはないのかなと。
    作中で、結局女性がピョコルンの尻拭いをしたり、完全に性欲がピョコルンに向ききらず子供が被害にあいそうになったりがリアルに感じました。
    今後、人工子宮の研究や情報の規制等で、この話ほどの速度ではないが、似たような社会になっていく可能性はあると思う。

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    2025年05月30日
  • 生命式

    購入済み

    ハマってる

    コンビニ人間を読んですっかり虜になった。そしてこの作品。ダークなのかシュールなのか。この絶妙なバランスはなんなのか。

    #萌え #共感する

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    2025年05月20日
  • 授乳

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    【禁じられた遊び】
    恋とも愛とも呼べないなんとも形容しがたい歪な関係性が描かれた3つの短編集。村田沙耶香さんに思春期の女の子を書かせるのは危険だ。表題作『授乳』の多感な中学生女子が家庭教師の年上男性に仕掛けた不埒なゲームとは?その引き金は好奇心か?母性か?性に対する嫌悪感か?それとも?デビュー作から人道に悖る行為や発言をここまでイノセント且つグロテスクに描写するとは、さすが村田さんは表現の仕方に容赦がない。加減というものを知らないのか?ただそこに私はとてつもなく惹かれ虜になっているのも事実なのだ。

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    2025年05月19日
  • 授乳

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    群像新人文学賞受賞作のこの書は、芥川賞受賞作の『コンビニ人間』より、ずっと面白いぞ??
    狂気の女性を表現させたら天下一品だな。村田沙耶香さんは。
    狂気ではあるんだけど、我々にも理解できる一般性もあって、非常によい!星⭐︎5、文句なし。

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    2025年05月18日
  • 星が吸う水

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    男性的な性欲を持つ鶴子と女であることに縛られている梓と無欲な志保の女三人の話と、恋愛ではなく性行為でもない肉体関係を追求する結真と美紀子の話の「ガマズミ航路」のニ篇収録。サラッとした文章で題材のわりに生々しくなく読めた。地球との性交が興味深い。

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    2025年05月17日
  • コンビニ人間

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    おもしろい

    初めての村田ワールド。気になって手に取ったが大成功。さっそく次の作品を買ってしまった
    解説が中村文則なことも納得。

    #共感する

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    2025年05月03日
  • ご本、出しときますね?

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    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

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    2025年04月05日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    これはすごい本だ。一気読みしてしまった。
    大人になると思う、狭い世界で生きていたあの頃はあの頃で、その小さな世界が全てだったんだよな。
    懐かしさと恥ずかしさと苦しさでぐちゃぐちゃになる。

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    2025年04月04日
  • 世界99 上

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    DNAや女性差別、性、育児家事、虐め、ペット、世間の目、などいろんなテーマがあるけど自分を守るために何かを犠牲にしたり摂取したり人間のいろんな醜さや弱さがこれでもかと言うほど詰め込まれてる本。
    ちょっと奇妙なこの世界観がとても好きー!

    やっぱり私結婚したくないし、人間関係の面倒くささが改めて感じられた

    ピョコルン、、

    "この世はすべて、世界に媚びるための祭り"

    クレイジー沙也加さんと呼ばれている村田沙也加さんの本、その他の本も読んでみたくなりました。
    凄い本を読んだなーって思います。アニメ化したらいいのにな

    下巻もスグ読みたい!楽しみ

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    2026年07月03日
  • タダイマトビラ

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    ネタバレ

    思春期特有の悩みを抱える少女の成長を描く小説……ではない!ラスト50ページで奇妙な世界に放り込まれる快感は、読んでいて手が震えるほどでした。やっぱり村田さんのこういうカタルシスの解放が大好き!

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    2025年03月24日
  • 私が食べた本

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    ネタバレ

    思春期の女の子たちの人間関係に対して生々しく人間らしくてゾクゾクするという感覚を共有できる人がいることに感動した。
    私の場合は傍観者として見ているパターンに限るけれど。
    心臓を直接綿毛でまさぐられている感覚。
    など言葉の繋ぎ方やチョイスが心地よい。

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    2025年03月20日
  • ご本、出しときますね?

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    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

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    2025年03月16日
  • タダイマトビラ

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    村田沙耶香さんの作品はいくつか読んだことがあるけど、その中でもかなり好きかも!エンディングが個人的にとても好きです♩

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    2025年03月03日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化
    目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう..
    村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは...
    (◯が何かは読んで確かめてください〜!)

    作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした!

    ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

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    2025年02月17日
  • 星が吸う水

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    岡本武人
    鶴子

    梓…隆俊
    志保

    山崎

    岡野結真
    梨花
    アキ
    多田美紀子

    市井
    橋本

    ガマズミ『結合』

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    2025年02月03日
  • 生命式

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    今まで読んだ小説の中で1番好きなレベルでした。
    村田沙耶香さんの小説は好きで何冊も持っていますが、彼女の独創的な思想と文章を楽しめる作品でした。個人的には3つ目の話が好きでした。タイムリーに食の相性について考えていたので笑ってしまいました笑

    #アガる

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    2025年01月30日
  • タダイマトビラ

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    今まで読んだ本の中で一番怖かった。背筋がずっとぶるってる。先に読んだ消滅世界と似た展開ではあるんだけど、あっちは感情移入してた主人公に途中から置いていかれてしまったのが、こっちではラストまで着いていってしまった感じ。一緒に狂いそうだった、そういう怖さ。

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    2025年01月17日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    ネタバレ

    村田さんの作品は、「わかるわかるー」から「わからない!!!」への飛躍が激しく、その浮遊感が気に入っています。もしかしたらそのぶっ飛び具合がストーリーの破綻に見え、だからこそ西加奈子さんが「村田沙耶香は小説がヘタ」っていうのかもしれないけれど、これはもう唯一無二の才能だなと思う。

    スクールカースト(小説内ではピラミッドと呼ばれてますね)をリアルに描いた作品で、私も他の皆さん同様自分の学生時代を思い出して何度も胸がぎゅっとなりました。私も主人公の結佳にちょっと似て、カースト下位のくせに上位の男の子と付き合うようになり、でも小川さんみたいなイケてる女子たちから冷やかされるのが嫌で早々に別れてしまっ

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    2025年01月03日
  • タダイマトビラ

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    家族に甘えたい頼りたいみたいな欲求?をカゾクヨナニーと称して行う主人公絵奈。彼女は家族の絆が薄いためそうして欲求を満たしていたが、友達や恋人との関わりを通して家族のあり方について考えるようになる。
    最後は只の生命体になったみたいだけどよく分からない

    大学で家族心理学の授業を受けたことがあります。教授曰く「家族とは今や意識的に維持しないと成り立たない」らしいのです。かつては家業や地域の祭事を行うために自然と家族は人間社会の最小単位として機能していたそうです。しかし現代ではそういった行事が必要ないですから、家族は家族らしい関わりを意識的にすることで維持するものらしいです。

    じゃあもう家族なんて

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    2024年12月02日