村田沙耶香のレビュー一覧
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オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。Posted by ブクログ
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『闇に包まれた穴の底には、龍が横たわっているような気がした。(中略)年寄りたちの言うには、そうした穴は龍が冬眠をする穴ぐらだそうで、龍は夏になると穴からはいずり出てきて天空に飛び立ち、冬になると再び穴に舞い戻ってくるという。穴の付近の雪が解ける理由は、龍の吐く息が穴から噴き出してくるせいらしい。ぼく...続きを読むPosted by ブクログ
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日本の作家と共作しませんかと問われた韓国の作家チョン・セラン氏が「アジアの若手世代の作家が同じテーマのもと短編を書くアンソロジーはどうか?」と編集部に逆提案。それで編まれたのが本書だとか。
今回のテーマは“絶縁”。人によって、国や地域によって、こんなにもいろんな“絶縁”があり、それぞれが自分だけの「...続きを読むPosted by ブクログ -
同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。Posted by ブクログ
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面白すぎてあっという間に完読。
物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
【諦め】ということ。
対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわか...続きを読むPosted by ブクログ -
読むきっかけは、フォロワーさんの本棚。
白く無機質なタイトルと表紙に吸い寄せられてしまった。
最初はイメージ通り。
でもすぐに、繊細で鋭くて生々しい、小学4年生の世界に引きずり込まれてしまった。
女子のグループ内外での会話•駆け引き。
中学に入ってからの、クラスの中での序列•イジメ。
主...続きを読むPosted by ブクログ