隅田川作品一覧

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  • JINGI(仁義) 1
    完結
    5.0
    東京下町・隅田川。元極左テロリストの義郎と、チンピラの仁の出会いが、ニューアウトロー伝説の幕開けだった!!
  • 仁義S(じんぎたち) 1
    完結
    -
    大ヒットアウトローコミック「仁義」の正統なる続編!! 隅田川を舞台に、若きチンピラたち…「仁義たち」の命が弾け、ぶつかる!!
  • たそがれたかこ(1)
    完結
    3.8
    全10巻759円 (税込)
    たかこは、母と暮らすバツイチ45歳。深川から自転車で新大橋を渡り、社員食堂のパートに通う。とくに大きな原因はない。逆にすべてが原因でイヤになっているのだろうか――。このところ、夜にやられて隅田川のほとりで一人、酒を飲む。ところが、だれもいないと思ったそこで、声をかけてきた男がいて――!? ふんばりざかりをふんばる人に、届けたい物語。
  • 貨物列車で行こう!
    -
    貨物鉄道ファンの皆さん、お待たせしました! 全国に200万人いるとされる鉄道ファン――「鉄」。 「鉄」は乗って楽しむ「乗り鉄」、撮って楽しむ「撮り鉄」、など、 細かく分類されますが、その中で少数派ではあるものの、 岩盤とも呼べる強固なファン層を築いているのが「貨物」ファンでしょう。 しかし、お金を払えば月にでも行けるご時世に、 貨物列車だけは、鉄道会社の社員にならなくては、乗りたくても乗れない。 ぐやじー……わかります、その気持ち。 この世界には、貨物列車に乗らなくては見えない風景があり、 それはきっとこの世でもっとも素晴らしいものであるだろうに……。 そんな貨物ファンの皆さんの夢を、本書はかなえました! しかも、4度も! 少年時代から貨物鉄道に魅せられた筆者は、 50歳を超えてから、ついに貨物列車に添乗することが出来ました。 また、普通なら訪ねることが出来ない貨物駅を すみずみまで探訪することも出来ました。 乗った路線は、 1、常磐線~常磐貨物線(土浦駅~隅田川駅) 2、南武線~東海道貨物線(新鶴見信号場~東京貨物ターミナル駅) 3、山陽線(広島貨物ターミナル駅~瀬野八~西条駅) 4、津軽線~海峡線~道南いさりび鉄道線~函館線(青森信号場~函館貨物駅)の4つ。 訪ねた施設は、 1、土浦駅 2、隅田川駅 3、新鶴見信号場 4、東京貨物ターミナル駅  5、広島車両所 6、広島貨物ターミナル駅 7、青森信号場 8、函館貨物駅 9、札幌貨物ターミナル駅の9つ。 路線図や構内図に加え、貨物列車に乗らなくては見えない場面の 激レア写真を105点も掲載。さあ、夢の国へどうぞ!
  • リバースエッジ 大川端探偵社 1
    完結
    4.1
    東京・浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった――。『オールド・ボーイ』『湯けむりスナイパー』のひじたか憂峰、『軍鶏』『かぶく者』のたなか亜希夫。常に“人間”を描き続けた唯一無二の原作者と、漫画界随一の画力で驚異的な描写を続ける稀代の絵師。名作『ボーダー』で多くの信者を生み出した黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活!!
  • 茶屋占い師がらん堂
    3.3
    最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて……。口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
  • ニッポンを解剖する! 東京図鑑
    完結
    3.8
    進化し続けるニッポンの中心「東京」の魅力をまるごと解剖!!  通常のガイドブックでは、あまり知ることのできない東京名所の詳細や、歴史・文化を、文章だけではなく多彩な写真やイラスト、表などをふんだんに使い、わかりやすく図解して紹介しています。 この一冊で「東京」の見方、楽しみ方が変わる! 読んで面白い、知って旅に出たくなる、新しい形のガイドブックです。 <本書の概要> 【1章:東京ホットスポット】 東京駅/皇居/国会議事堂/東京スカイツリー/東京タワー/東京都庁/明治神宮/迎賓館赤坂離宮/旧岩崎邸/六義園/日比谷公園/東京大学/日本橋髙島屋/都電荒川線/羽田空港/レインボーブリッジ/隅田川/高尾山 【2章:東京ミュージアム&アクアリウム】 23区個性派ミュージアムMAP/東京国立博物館/国立西洋美術館/岡本太郎記念館/日本民藝館/江戸東京博物館/国立科学博物館/サンシャイン水族館/すみだ水族館/アクアパーク品川 【3章:東京カルチャー】 歌舞伎座&歌舞伎/両国国技館&大相撲/新宿末廣亭&江戸落語 【4章:東京タウン&ストリート】 丸の内・銀座/六本木/日本橋/浅草/渋谷/秋葉原/表参道/アメ横/神楽坂/東京ガード下 【5章:東京カレンダー】 三社祭/酉の市/花火大会/東京音頭/梯子乗り 【コラム】 なぜ東京に名建築が多いのか/江戸っ子の誇り「日本橋」の今昔/東京の銭湯は日常の中の非日常空間/東京めしの代表格「江戸前」とは? ※この電子書籍は2016年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
  • 大人の日帰り旅首都圏2025
    完結
    -
    東京の新しいランドマーク・麻布台ヒルズや、現代アートの街として注目の前橋、ワイナリーやウィスキーの蒸留所と食を楽しめる小諸など、旬な旅をご案内。ほかにも非日常の空間を味わえる絶景カフェや、魅力を再発見できる東京の身近なおでかけスポット、季節のフルーツや新鮮野菜、リノベダイニングなど食の旅、陶芸や温泉、蔵の街さんぽなど…大人だからこそ行ってみたい首都圏の日帰りスポットをご紹介します! <特集内容> 【旬な旅】 ・開放感あふれる空間と自慢のグルメを絶景カフェで楽しむ ・食と現在アートで、前橋の新たな魅力を知る ・小諸で千曲川沿いのワイナリーと蒸留所へ ・森に囲まれた伊豆高原の話題のリゾート ・東京の新しいランドマーク、虎ノ門ヒルズステーションタワーと麻布台ヒルズ 【コラム】話題のニューオープンホテルを日帰りで体験/ジャヌ東京、ホテルインディゴ渋谷・Gallery11、ブルガリホテル東京・ブルガリラウンジ 【東京で近場の魅力再発見】 ・隅田川沿いに広がる芸術とカフェの街、清澄白河を歩く ・豊洲で進化するデジタルアートと市場グルメを楽しむ ・自然あふれる調布で関東有数の古刹と参道をめぐり 【コラム】乗って楽しい観光列車/新型特急スペーシアX、西武 旅するレストラン52席の至福、サフィール踊り子 【おいしい日帰り旅】 ・鎌倉、長谷で話題のリノベダイニング&カフェ ・フルーツ王国・山梨市で味わう絶品スイーツ ・深谷で新鮮野菜の魅力にふれるテーマパークと、新1万円札の顔、渋沢栄一ゆかりの地 【コラム】自然の中でBBQ体験/SUMI・TERRACE森のヴィレッジ(桐生)、THE・WHARF・HOUSE山下公園(横浜) 【おとなの遠足】 ・ローカル線に乗って、益子の江戸末期から続く焼き物の里へ ・文人墨客に愛された風光明媚な温泉地、湯河原の話題の日帰り温泉施設 ・富士吉田・忍野、富士山信仰の歴史を知るリノベカフェ 【コラム】絶景が楽しめる日帰り温泉/オーシャンスパ Fuua(熱海)、富士眺望の湯 ゆらり(鳴沢) わざわざ行きたい!道の駅のおいしいご当地グルメ/道の駅・まえばし・赤城、道の駅・常総、道の駅・伊豆のへそ
  • 昭和史の10大事件
    3.2
    昭和史研究家・半藤一利氏と、ベストセラー作家の宮部みゆき氏が、「日本を変えた昭和の10大事件」を選ぶ、昭和史回顧本の決定版。 『日本のいちばん長い日』『昭和史』などで知られる半藤一利氏と、二・二六事件に材をとった歴史ミステリー『蒲生邸事件』の著者・宮部みゆき氏とが、「日本を変えた昭和の10大事件」を巡って徹底討論! 異色の顔合わせは、同じ都立隅田川高校(都立七中)の先輩後輩という間柄から 下町育ちのおふたりならではのザックバランな、歴史をネタにしたおしゃべりです。 二・二六事件や新憲法発布から、半藤氏が参加しそびれたヘルシンキオリンピック、ゴジラ出現、はては日本最初のストリップショーなど、議論は白熱、紛糾。 楽しく読むうちに、「私の10大事件はなにか?」と考えさせられます。 【目次】 1 昭和金融恐慌 2 二・二六事件 3 大政翼賛会と三国同盟 4 東京裁判と戦後改革 5 憲法第九条 6 日本初のヌードショー 7 金閣寺消失とヘルシンキ・オリンピック挑戦 8 第五福竜丸事件と『ゴジラ』 9 高度経済成長と事件――公害問題・安保騒動・新幹線開業 10 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤事件)
  • 愛こそすべて 特別版
    3.8
    「……君の辛い思い出も、傷ついた心も、何もかもを受け止めてあげたい」――社会人一年目の一朗の教育係は、ヨーロッパの王侯貴族を思わせる外見に反して日本語ぺらぺらのウィル。しかしあるトラウマを抱える一朗は、何かと世話を焼いてくれるウィルに対し冷たい態度を取ってしまう。気まずい関係のまま仕事で遅くなった夜、ウィルの家に行くことになった一朗。だが苦手なはずの彼の胸に抱かれ、不思議と心が安らいで……。 番外編『リベンジ ~revenge~』、『隅田川より愛をこめて』、そして紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した完全版!!
  • 貸しボート十三号
    3.6
    ※本書は、昭和51年3月に刊行された角川文庫『貸しボート十三号』(電子版発売日:2012年8月3日)を改版した作品となります。重複購入にご注意ください。 白昼の隅田川に漂う一艘の貸しボート。中を見た人々は一斉に悲鳴を上げた。そこには首を途中まで挽き切られ、血まみれになって横たわる、男女の惨死体があったのだ。 名探偵・金田一耕助による聞き込みで、事件直前に、金ぶち眼鏡をかけ、鼻ひげを蓄えた中年紳士がボートを借りたことが判明。謎の人物を追って捜査が開始されたが、事件は意外な方向に……。 表題作に「湖泥」「堕ちたる天女」を加えた、横溝正史の本格推理。
  • あの、一緒に戦争しませんか?
    4.0
    全国高校戦争学大会に参加している、埼玉政府首相の三田村涼花(高校一年生)は、河川敷に迫撃砲を設置している部員たちに演説をはじめた。「こ、今回の作戦の目的は、その……東京の勢力圏を荒川から隅田川まで押しやることです。小さな戦いですが……それでも、わたしたちにとっては、きっと……」 興味のなさそうな顔でそっぽを向いている仲間たちを見て、涼花はやけっぱちになった様子で、妙なことを口走った。「べ、べつにいいんです。話を聞いてもらえないのは慣れています。お弁当だって、トイレで食べています。わたし、友達いないから」 そして涼花は大きく息を吸い込み、瞳に眩い光を耀わせた。「皆さん、戦争をはじめましょう」
  • 哀愁荒野 1
    完結
    -
    浅草・雷門。祭りで賑わう街に、一人の男が現れた。その男を見た若い衆たちは、皆目を見合わせヒソヒソと話し始める。居酒屋を営む町衆のヒロイン・京子が、男を見て叫んだ。「おにいちゃん!」男は六年前にここ浅草で“事件”を起こして捕まり、網走刑務所に送られていた竜之介だった。京子と帰宅した竜之介を待っていたのは、母の手酷い縁切りの言葉と、弟の厄介者をみるような目。疫病神と罵られた竜之介は独り、家を後にする。隅田川のほとりで六年前を思い起こす竜之介だったが……巨匠・梶原一騎の紡ぐ、哀愁に満ちた男の生き様!
  • 秋山久蔵御用控 神隠し
    4.0
    “剃刀久蔵”と呼ばれ、悪人を震え上がらせる、南町奉行所吟味方与力秋山久蔵の活躍を描く。浅草広小路の呉服屋『近江屋』の17歳の娘おさよが隅田川の桜見物で行方知れずになった。かどわかしと思われた3日後、町駕籠で無事に帰ってきたおさよだが、その白い肌には…。卑劣な悪党に久蔵の心形刀流が炸裂する! シリーズ第1弾!
  • 浅草風土記
    -
    名句《竹馬やいろはにほへとちりぢりに》で知られる文人・久保田万太郎。浅草生まれ浅草育ちの生粋の江戸っ子が、明治・大正・昭和三代にわたって移りゆく町の姿を、懐旧の情にみちた筆致で綴った名随筆。「雷門以北」「吉原附近」「浅草の喰べもの」「夏と町々」ほか全十九編。〈巻末エッセイ〉戌井昭人 ■目次 雷門以北/吉原附近/続・吉原附近/隅田川両岸/浅草田原町/あやめ団子/相模屋の路次・朝倉屋の路次/浅草の喰べもの/夏と町々/絵空事/一年/浅草よ、しずかに眠れ/夜店ばなし/除夜/正月/水の匂/らッぱぶし/さのぶし/町々……人々……
  • 浅草偏奇館の殺人
    2.5
    エロ・グロ・ナンセンスが一世を風靡する昭和7年の浅草六区。秋月が脚本を書いている劇場・浅草偏奇館の踊り子の京子が殺され、隅田川に浮かんでいるのが発見された。先輩脚本家の中原は皆の反対を押し切り、「踊り子殺人事件」として舞台化し大成功をおさめるが、劇場の活気とは裏腹に、踊り子ふたりが次々と惨殺されてしまう。事件の真相を尋ねて、秋月は50年ぶりに浅草を訪れる……。戦争の跫音(あしおと)が次第に近づく日本社会を、巧みに作品にとりこんだ異色作。
  • アリの街のマリア
    -
    第二次世界大戦で負け、東京が焼け野原になり、家族を亡くし、夜寝る場所を失った人が大勢いました。隅田川の、言問橋のそばのバラック小屋が集まる場所には、力を合わせて一緒に生きていこうという人々が集まっていました。小さな街は「蟻の町」と呼ばれ、彼らは廃品回収をして生計を立てていました。しかし、廃品は汚く、臭いがしたので、人々から嫌われていました。ある日、きれいな着物を着た若い女性が訪ねてきました。大学教授の令嬢として、何不自由なく暮らしている北原玲子でした。どうして、彼女はこの汚い街にやってきたのでしょう。これは、「蟻の街のマリア」と呼ばれた北原玲子の短い生涯を描いた物語です。

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  • ある八重子物語
    -
    「水谷八重子は、それまで我が国になかった『女優』という新しい職業の確立をめざした、時代の先駆けの一人です」……神田川が隅田川に流れ込む手前の柳橋。古橋医院に集う人びとは皆、舞台の名台詞をもじって話すほどの新派好き。戦前・戦中・戦後。八重子を、そして日本語を愛してやまない庶民の口を借りて、名女優の一生が浮かび上がる……。ひさし版“昭和と女優”。
  • 都市計画家(アーバンプランナー) 徳川家康
    -
    【天下人の地形利用術】 江戸の町を知るには、家康が入る以前の江戸を知らなければならない――。 徳川家康が入部するまでの江戸は、武蔵野の辺境の地であったという説がまことしやかに伝わるが、ほんとうに江戸は辺鄙な寒村であったのであろうか。そもそも、そのような未開の荒野であった江戸を、どうして家康は選んだのか。 とかく、従来の研究家が語る江戸の町は、家康が江戸入りしてからの話ばかりで、家康以前の話は、太田道灌が築城したといわれる江戸城が紹介されるくらいである。 じつは、道灌から家康までは100年ほどの空白期間があり、その空白の一世紀、江戸を支配していた人びとがいた。 五代にわたり、戦国乱世の関東を牛耳った北条氏。かれらの存在を抜きにして江戸の発展を語ることはできない。 北条氏は道灌築城後の江戸城を改築し、江戸の地形を巧みに利用して町づくりを進めていた。つまり、近世江戸の原型を築いたのは北条氏だったのである。 家康が入った江戸の町は、未開の地などではなく、天下人となる家康が拠点と定めるに足る魅力十分な土地であった。 家康は北条氏が造った江戸の町をベースにし、日比谷入江を埋め立て、神田山を開削し、河川の流路変更など大胆な町づくりを推し進めていく。 そして、幕府を開いてからおよそ100年後、江戸はパリやロンドンに肩を並べる100万人の大都会に発展する。 本書は都内の発掘事業に長年来たずさわり、関東の歴史を研究してきた著者の目を通して、江戸が世界有数の大都市になっていく秘密を解明してもらう。 地図・写真も豊富に掲載。図からも江戸の歴史がわかる一冊! 〈本書の内容〉 ■第一章 「江戸・東京の下町」の形成 〈一〉東京低地の形成〈二〉江戸前島をめぐる原風景  コラム1 家康が江戸に入ったのはいつ? ■第二章 近世城郭「江戸城」と城下の整備 〈一〉家康の江戸入部と城造り〈二〉関ヶ原以後の天下普請〈三〉大坂夏の陣以後の造営〈四〉灰燼に帰した家康・秀忠・家光の江戸  コラム2 家康の江戸入りは秀吉が勧めた? ■第三章 江戸前島と江戸湊 〈一〉平川の付け替えと日比谷入江〈二〉江戸前島の景観変遷〈三〉五街道の起点となった江戸〈四〉江戸湊の整備  コラム3 家康より先に江戸を整備していた北条氏 ■第四章 利根川東遷事業と江戸の河川改修 〈一〉隅田川の付け替え〈二〉東遷以前の河川と治水〈三〉関東内陸部と太平洋を結ぶ利根川東遷事業〈四〉太日川から江戸川へ〈五〉小名木川・新川の整備  コラム4 天海は江戸を魔術で守ろうとしたのか? 〈著者プロフィール〉 谷口榮(たにぐち・さかえ) 昭和36年(1961)、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部卒業後、主に東京東部(東京下町)や旧葛飾郡域をフィールドとして通史的に人々の暮らしや文化、環境の変遷を追及。立正大学・明治大学・國學院大學・和洋女子大学非常勤講師のほか、NHK教育テレビ高校日本史講座を担当。また、NHK「ブラタモリ」荒川・柴又編にも出演。現在は葛飾区産業観光部の学芸員として勤務している。おもな著作として『吾妻鏡事典』(東京堂出版)、共著に『海の日本史 江戸湾』(洋泉社)などがある。最近刊は『千ベロの聖地「立石」物語』(新泉社)。

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  • 意外におもしろい! 数字で楽しむ日本史
    4.0
    零戦、維新の三傑、家康四天王、五街道、六歌仙、利休七哲、八丁堀、旗本八万騎、加賀百万石などなど……。歴史の中にはじつに多くの数字が見受けられる。その数字のみを集めたのが本書である。全体は「社会編」「人物編」「文化・生活編」「戦後編」の四つの章で構成され、それぞれに数字のついた語句とその説明がされている。たとえば「一所懸命」の項には、「中世の武士が、一族郎党が生きていくうえで絶対に他に譲れない土地のことを『一所懸命の地』と呼び、命がけで守ろうとしたことからきている」とし、転じて「一生懸命」となったという説明がある。また「八丁堀」は時代劇でお馴染みの名前であるが、その項には「江戸の京橋川と隅田川を結ぶ堀割で長さが八丁だったことから名がつき、その地に町奉行所の与力、同心の組屋敷が置かれて彼らの通称となった」とある。数字から日本の歴史を見ることを楽しみながら、知らずしらずに知識が増えていく一冊といえる。

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  • 1日1ページ、意外と知らない東京のすべて365
    -
    1巻2,695円 (税込)
    シリーズ累計60万部! 大ヒット「1日1ページ」シリーズ最新作! ★★★1日1ページでめぐる東京の旅★★★ 東京生まれ・東京育ちでも知らないこと満載 いつもの景色が違って見えてくる!誰かに話したくなる! 究極の雑学本! 東京はいかにして今の姿になったのか……? 縄文時代からバブルまで1冊で東京の歴史や文化がまるわかり! ・東京の地下道の全長は地球3周分…!? ・家康以前に関東地方を支配していた 「江戸氏」って何者…!? ・「半蔵門」の名前の由来は服部半蔵…!? ・荒川区には荒川は流れていないってほんと…!? ・「目黒」「目白」だけでなく、「目赤」「目青」「目黄」も存在している…!? ・練馬区の一部は、埼玉県のなかにある…!? ・東京には日本一火山が多い…!? 自由な外出が難しい今だからこそ、 1日1ページの東京旅行をお楽しみください。 ★★★1週間で7分野!★★★ 曜日ごとに、7つのテーマから東京をひも解きます。 【月】歴史…東京の古墳、家康以前の江戸、上野戦争、東京都の誕生、東京オリンピックなど 【火】自然…坂、隅田川、疫病の流行、隅田川、ゲリラ豪雨、トウキョウが名につく生き物など 【水】物語…『男はつらいよ』『AKIRA』『君の名は。』『俺ら東京さ行ぐだ』『耳をすませば』など 【木】商業・娯楽…庶民のグルメ、コンビニの登場、寄席、競馬とボートレースなど 【金】暮らし・文化…七不思議、江戸っ子の「粋」、ペット、団地とニュータウン、通勤ラッシュなど 【土】人物…渋沢栄一、平賀源内、向田邦子、山下清、葛飾北斎、江戸氏、江戸川乱歩など 【日】まち…千代田区、港区などの23区、武蔵野市、小金井市などの市、小笠原諸島、伊豆諸島などの島しょ部、東京を形成する区市町村すべて紹介!
  • 憂き夜に花を 花火師・六代目鍵屋弥兵衛
    -
    「飢饉に沈む人々に元気を与えたい」。 男たちの熱い想いがあの花火大会を生んだ。 時は享保。江戸の町は飢饉に沈み、失業者、果ては餓死者までが出る始末。為政者ですら救えないこの町を、文字通り明るく照らそうとする男がいた。花火師・六代目鍵屋弥兵衛。困った人を放っておけないこの男は、江戸中の人を放っておけなかった――! 弥兵衛は自らの小さな工場に仲間を集め、ある計画を練り始める。大川(のちの隅田川)で、将軍の号令のもとに行われる「水神祭」。その場に江戸中の人を集め、一世一代の大仕掛けを披露することであった。
  • 永代橋~隅田川御用日記(二)~
    3.0
    縁切寺「慶光寺」の御用宿「橘屋」に、上方から出てきた酒問屋の内儀が駆け込んできた。その翌日、橘屋の主・塙十四郎は、永代寺門前町で絡まれていた若い女を救うことになる。しかし、その女は……(表題作)。殺された兄の敵討ちを誓って江戸に出てきた女剣士の悲痛な覚悟など、藤原緋沙子でしか書けない物語を収録。代表作「隅田川御用帳」を継ぐ新シリーズ第二弾。
  • 江戸から東京へ(一)
    -
    1~9巻1,210円 (税込)
    本書は明治15年(1882)金沢生まれの矢田挿雲(やだそううん)が、1920~23年(大正9~12年)に「報知新聞」に連載した東京歴史散歩で、全9巻からなる。大正12年の関東大震災で瓦礫と化した街を見て、連載は中止となったが、江戸の面影が濃厚に生きていた当時の街と風俗を生き生きと物語る稀有な見聞記。綿密な考証を加えた豊富なエピソードが軽妙な筆でつづられる。第一巻は、築城当時の江戸から説きおこし、鹿鳴館、丸の内、越後屋、日本橋、福沢塾、湯島天神、丸橋忠弥、上野公園、寛永寺、笠森お仙と、麹町から神田・日本橋・京橋・本郷・下谷までをめぐる。各巻表紙を飾るのは葛飾北斎の「絵本隅田川両岸一覧」で本巻は「三俣の白魚」である。
  • 江戸城の全貌
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    江戸城は、日本最高峰の技術とマンパワーが集結して築かれた日本一の城です。 現在皇居になっている西の丸や山里丸、皇居東御苑として一般開放されている本丸・二の丸・三の丸の一部、北の丸公園になっている北の丸や大手前などが「内郭」と呼ばれる中枢部にあたり、内郭の外側を「外郭」と呼ばれるエリアが囲みます。神田川が隅田川に注ぐ両国橋脇の柳橋あたりが外濠の東側で、そこから浅草橋、御茶ノ水、小石川、市ヶ谷、四谷、虎ノ門と続き、数寄屋橋、梶橋、常盤橋、雉子橋まで。東が隅田川、永代橋や両国橋の手前までが城域です。外郭の総延長は14キロメートルもあります。秀吉が築いた大阪城の総構は約7.8キロメートルとされますから、それを凌駕するとてつもない大きさだったのです。 本書では、巨大城郭・江戸城の秀逸な構造と築城秘話を紹介します。徳川家康が豊臣秀吉の命で入った江戸は、ひどい荒地でした。しかし家康は、不毛の地・江戸を「理想の国家をゼロから構築できる新天地にしよう」と思考転換したのです。 江戸城を築くときに家康が見据えたのは、江戸幕府の盤石な体制づくり。そのため、強靭な軍事力のある城でありながら、政治・経済・商業の中心地となる国家の中枢として機能する城であり、徳川家の威厳と権威をこれでもかと見せつける存在感が求められました。 本書ではこのような築かれた時代背景、立地や地形、設計などの特徴はもちろん、城の変遷、天守や御殿の構造や装飾、石垣の積み方や石材の採石法、さらには江戸の町づくりや幕府のしくみまで、さまざまな視点から江戸城の全貌と魅力に迫っています。 実際の城歩きにも役立つ内郭及び外郭の見どころも紹介。大都市・東京に、江戸城の片鱗は今も力強く残っていることがわかります。
  • 江戸の風に聞け!
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 100万都市江戸は、隅田川の河口付近に白魚が棲息、空には鶴が優雅に舞っていた。なぜ、そんな世界に冠たる「環境大国」が実現したのか 人の生き方、死に方。江戸期は現代人からみると思わずため息が漏れるほどの「見事な生きざま、死にざま」の人物を輩出する。そんな人物の生き方から江戸の精神風土を探る。 まちがいなく江戸文明には、混迷の二一世紀を生きる私たちへの確かなメッセージがある。
  • 江戸のひみつ 町と暮らしがわかる本 江戸っ子の生活超入門
    完結
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ フルカラーの図版で徹底解説! ★ 豊富な資料で歴史がみえる! ★ この一冊で、時代小説、ドラマ、 映画がもっと楽しめる! ★ 百万都市はこうして動いていた! 暦と時刻から、グルメな江戸っ子を 満足させた野菜や魚の調達ルートまで。 ★ 八百八町で暮らす人々の生活は? 住まいや職業、服装にお化粧 日常生活を彩る行事や娯楽まで。 ★ 将軍家と城下に暮らす武家の素顔 治安を守る奉行所と役人をはじめ、 栄華を極めた大奥から、下級武士の内職まで。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 『江戸の町はこのように成り立っていた!』 「大江戸八百八町」といわれ、 18世紀には人口が100万人を超えていた大都市・江戸。 上水道をはじめとしたインフラも十分に整っていた。 江戸の町の成り立ちを追ってみよう。 *1 「江戸の歴史」 家康が移って来る前はどのような状態だった?  *2 「江戸の範囲」 江戸は東京23区より広かった?  人口はどれくらい?  *3 「江戸っ子」 「江戸っ子」には定義はあったのだろうか?  ・・・など全13項目 ◆ 第1章確認クイズ ☆第2章 『江戸の人々はこんな暮らしを送っていた!』 電化製品も自動車もない江戸時代の生活は 不便だったのかと言われれば、はなはだ疑問だ。 江戸っ子たちは、智恵や工夫、そして遊び心を忘れずに、 楽しく快適に暮らしていた。 庶民の視線から当時の生活ぶりをみてみよう。 *14 「裏長屋」 賃貸ワンルーム!  庶民が住んだ裏長屋の住み心地は?  *15 「湯屋」 常連客の社交場だった銭湯。 どのような過ごし方をしていた?  *16 「グルメ」 庶民も外食が当たり前!?  江戸っ子はどんな食事をしていた?  ・・・など全21項目 ◆ 第2章確認クイズ ☆第3章 『江戸っ子が愛した文化、遊び、娯楽……』 歌舞伎、浮世絵、寄席、大相撲、文学…… 泰平の世が続いた江戸時代、 人々はさまざまなカルチャーに熱狂した。 一般大衆が遊びや娯楽に興じることができたのも、 当時の人々が心に余裕を持っていた証と言えるだろう。 *35 『花見』 江戸っ子も花見を楽しんだ?  特に人気だった名所は?  *36 「花火」 * 江戸っ子が熱中した花火見物。 隅田川の花火大会はいつから始まった? *37 「祭り」 将軍から庶民までが楽しんだ。 江戸で最も盛り上がった祭りとは? ・・・など全14項目 ◆ 第3章確認クイズ ☆第4章 『江戸住まいの武家の暮らし』 江戸の人口の約半数は武士。 武家地は江戸全体の7割を占めており、 まさに江戸は「武士の町」ということができるだろう。 だが、一口に武士といっても大名から下級武士まで千差万別。 彼らはどのような暮らしを送っていたのか。 *49 「江戸城」 幕府の権威の象徴!  大城郭・江戸城はどれくらい広かった? *50 「徳川家」 15代続いた徳川将軍家。 歴代の将軍にはどのような人物がいた? *51 「将軍の一日」 将軍は仕事よりも趣味の時間が 長かったって本当?  ・・・など全12項目 ◆ 第4章確認クイズ ☆第5章 『大江戸名所めぐり』 江戸っ子たちが楽しんだ名所めぐり。 ガイドブックも数多く発行されていた * 「日本橋」 五街道の起点となった江戸の中心地 * 「隅田川」 四季折々の興趣が尽きない風流の地 * 「浅草寺」 浅草の象徴・雷門を擁する古寺 ・・・など全7項目 ◆ 第5章確認クイズ ※ 本書は2011年発行の 『ビジュアル版 江戸の町と暮らしがわかる本』 を元に加筆・修正を行った新版です。
  • 悲歌
    4.3
    先生、あなたはなんという呪いをかけられたのですか? あなたの大切な者すべてを三角形の綴じ糸でほどけぬように縫い付けて、それぞれの愛を禁じるおそろしい呪いをかけたのは、一体何のためですか? ――音楽家の忘れ形見と愛弟子の報われぬ恋「蝉丸」。隅田川心中した少女とその父の後日譚「隅田川」。変死した作家の凄絶な愛の姿「定家」。能に材を採り、狂おしく痛切な愛のかたちを浮かび上がらせる、中山可穂版・現代能楽集。
  • 「お江戸」の素朴な大疑問 住宅事情からゴミ問題・犯罪・盛り場のことまで
    4.0
    不思議がいっぱいの「お江戸の町」。そんな不思議や素朴な疑問に答えたのが本書である。たとえば……徳川家康が入国した当時、江戸はどんな様子だったのか? ほんとに「八百八町」あったのか? 裏長屋のゴミ処理はどうしていたのか? 警察官は何人いたのか? なぜ隅田川に橋が少なかったのか? 交通事故はあったのか? などなど。ちなみに、家康が入国した1590年ごろ、江戸はまださびしい町でしかなかった。江戸城はあったものの、石垣もなく、その規模はのちの城と比べるべくもなく、すぐ前に入江が広がり、現在の浜松町から新橋、日比谷、霞が関、大手町あたりは、すべて海の底だったという。本書は、そんな昔の江戸の姿から、住宅事情、交通事情、ゴミ問題からリサイクル情況、犯罪と捜査網、盛り場から町の運営まで、「お江戸の町」についての157項目の素朴な疑問に答える。読んだ後に、読者を「江戸通」にしてしまう本である。

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  • 大江戸見聞録 江戸文化歴史検定公式テキスト【初級編】
    4.2
    この1冊をマスターすることで「江戸文化歴史検定」3級合格が目指せる、唯一の公式テキストブック。 読者自身が旅行者として江戸の町を見聞するという設定で、必要な知識を楽しみながら蓄えられるように構成。 ◆本書の主な内容 【江戸の町、江戸の暮らし】 江戸のシンボル 日本橋 大名屋敷が連なる 山の手 歌舞伎を見るなら 中村座 風流な船遊びの 隅田川 とびきり古い由緒を誇る 浅草寺 庶民が暮らす 深川の長屋 東海道第一番目の宿場 品川宿 【江戸時代の日本の各地】 「入り鉄砲に出女」で名高い 箱根の関 新時代の人材を輩出した 萩松下村塾 海外との窓口だった 長崎出島 幕末維新の最後の戦場 函館 ほか 【ご注意】※この作品には図表が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラーの図表が含まれます。
  • 大江戸花火の三百歳探偵団
    -
    あわせて三百歳の五人が住む下町は夏真っ盛り。純子たちはそろいの浴衣で隅田川の花火見物に繰り出したが、老嬢の刺殺事件に遭遇し、なんとサトに容疑がかかってしまう! 事件を調べはじめた探偵団は、被害者の女性の陰に意外な男の存在を発見する……。 夏の風物と下町人情溢れる爽やかミステリー、大好評の第4弾!
  • 大江戸遊仙記
    4.0
    隅田川の川面に吹く心地よい春の風。船にゆられて墨提のお花見を満喫した後は深川で牡丹、谷中で螢を愛でる。せわしない現代の東京から、一気に160年前の江戸の町にタイムスリップ(転時)した中年男と意気で気風(きっぷ)のいい芸者の大江戸遊覧紀行。綿密な考証で江戸に遊び、江戸に学ぶ「大江戸シリーズ」第3弾。(講談社文庫)
  • 男の隠れ家 特別編集 時空旅人別冊 大人が観たい美術展2020
    値引き
    -
    絶対に見逃せない2020年美術展80 目次 大人が観たい美術展2020 【特別寄稿】19世紀、世界に流通したイギリス発の西洋美術史 【ルポ】LNGのある街 ロンドンを旅する 第一特集 絶対に見逃せない 西洋美術 1 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」より 西洋絵画史を彩る 世界最高峰のコレクション 2 「モネとマティス―もうひとつの楽園」より 理想の空間を創り、 描いた2人の巨匠 3 「クロード・モネ―風景への問いかけ」より 新しい時代を映し出す モネの風景画の世界 4 「ブダペスト ─ヨーロッパとハンガリーの美術400年」より ハンガリーが誇る珠玉の名品、25年ぶりに来日 5 「カラヴァッジョ 《キリストの埋葬》展(仮)」より ローマ・カトリックの歴史と読み解くカラヴァッジョの傑作 6 「画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」よ 19世紀末の近代都市に生きたナビ派が描いた子どもたち 7 「ゴッホと静物画 ─伝統から革新へ─」より 静物画の歴史から紐解く ゴッホの《ひまわり》 編集部おすすめ!BOOK 第二特集 絶対に見逃せない 日本美術 1 「ボストン美術館展 芸術×力」より ボストン美術館の至宝でたどる権力とともにあった芸術の歴史 New Open & Renewal Openの美術館 2020美術展カレンダー 【グラビア】「法隆寺金堂壁画と百済観音」より 消失より70年を迎える 法隆寺の国宝を訪ねて 2 「法隆寺金堂壁画と百済観音」より 世界最古の木造建築 法隆寺金堂の美の世界 3 「奇才 ─江戸絵画の冒険者たち─」より 本流も異端も大集合!江戸時代の絵師はみんな奇才 4 「三菱の至宝展」より 静嘉堂文庫・東洋文庫が誇る珠玉のコレクションが集結 5 「国宝 鳥獣戯画のすべて」より 史上初!!甲乙丙丁の四巻一挙公開 国宝・鳥獣戯画の魅力 6 「聖地をたずねて ─西国三十三所の信仰と至宝─」より 草創一三○○年、西国三十三所でたどる観音信仰の歴史と美 7 「おいしい浮世絵展 ─北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい─」より 浮世絵から読み解く 江戸の食文化 【コラム】古代エジプトとその発見の歴史を科学の目で見直す 第三特集 絶対に見逃せない 近・現代美術 1 「ピーター・ドイグ展」より ロマンティックかつミステリアスないつか見たような新世界 2 「アンディ・ウォーホル・キョウト」より ポップアートの旗手がつくり出す大量消費社会の光と闇 3 「BANKSY展(仮)」より 落書きアートで社会にメッセージを放つ覆面アーティスト バンクシー 4 「古典×現代2020 ─時空を超える日本のアート」より 日本美術史の巨匠と対峙する現代作家の世界を体感せよ! 5 「超写実絵画の襲来」より 写真とも映像とも異なる超写実絵画の世界 第四特集 2020年注目の展覧会 冬季特別展 日本画のテーマ 巨匠が愛した美/山種美術館 広尾開館10周年記念特別展上村松園と美人画の世界/コートールド美術館展 魅惑の印象派/ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター 美人のすべて/企画展 上方界隈、絵師済々 Ⅰ/─「鉅鹿」発見100年─ 磁州窯と宋のやきもの展/モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展 マイティネット創立45周年記念 印象派のいろは展 ひろしま美術館コレクションでひもとく近代絵画/生誕120年・没後100年 関根正二展/狩野派 ―画壇を制した眼と手/鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ─朝日智雄コレクション ハマスホイとデンマーク絵画/ DOKI土器!土偶に青銅器展 ─はにわもいっしょに古代のパレード─/華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化/茶の湯 ─禅と数寄 Ⅱ期 ─陶板で魅せるジャポニスムの時代─ 多彩な表現展/ゴッホ展/ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華/館蔵 中国の陶芸展 開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地/シュルレアリスムと絵画 ─ダリ、エルンストと日本の「シュール」/北斎師弟対決!/奇蹟の芸術都市バルセロナ 江戸ものづくり列伝 ─ニッポンの美は職人の技と心に宿る─/三井家のおひなさま/京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点/国宝東塔大修理落慶記念 薬師寺展 上村松園・松篁・淳之 三代展 ─近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜/隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人/チェコ・デザイン 100年の旅/ふつうの系譜「奇想」があるなら「ふつう」もあります。─京の絵画と敦賀コレクション 桜 さくら SAKURA 2020 ─美術館でお花見!─/開館60周年記念名品展Ⅰ モネから始まる住友洋画物語/国宝 燕子花図屏風 ─色彩の誘惑─/澄川喜一  そりとむくり 茶の湯の美/ミュシャと日本、日本とオルリクめぐるジャポニスム/美との出会い─名画に恋して─ 足立全康の審美眼/御即位記念特別展 雅楽の美 江戸のエナジー 風俗画と浮世絵/ MIHO MUSEUM コレクションの形成 ─日本絵画を中 特別展 和食 ─日本の自然、人々の知恵─/特別展 よみがえる正倉院宝物 ─再現模造にみる天平の技─/北斎と楽しむ四季のイベント 大江戸歳事記/若冲誕生 ─葛藤の向こうがわ─ 日本博/紡ぐプロジェクト 特別展 京(みやこ)の国宝 ─守り伝える日本のたから─/ルオーと日本展 響き合う芸術と魂 ─交流の百年/安野光雅展/神田日勝 大地への筆触 リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY / SOMPO美術館開館記念展Ⅰ 珠玉のコレクション ─いのちの輝き・つくる喜び/三井家が伝えた名品・優品/拡張リニューアルオープン記念 ジャポニスム ─世界を魅了した浮世絵 開館15周年記念特別展海幸山幸/ The UKIYO-E 2020 ─日本三大浮世絵コレクション/生誕260年記念北斎の肉筆画 ─版画・春画の名作とともに─/江戸絵画の華 美術展無料観覧券 読者プレゼント 奥付 裏表紙

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  • 鬼火の町 新装版
    4.0
    花のお江戸は天保時代の、ある朝のこと。大川(隅田川)に厚い霧がたちこめる中、亡霊のように漂う一艘の釣舟があった。やがて二人の男の水死体が流れ着く。川底をさらうと豪華な女ものの煙管(きせる)が見つかった。いったんは事件を任された岡っ引・藤兵衛だが、聞き込みをはじめると、八丁堀の同心からやんわりと圧力がかかる。お上に関係のある事件か? 反骨の藤兵衛を助ける颯爽の旗本・釜木進一郎、無気味な寺僧、大奥に棲む女たちを配してくり広げられる、長篇時代推理!
  • 思い出の町汐入 : 高橋勝三写真集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 隅田川の川べりに、一つの文化圏を築いてきた荒川区汐入地区。大正、戦前、戦後の香り漂う下町情景が、再開発によって高層住宅地へと変貌していく姿を追い続けた記録写真集。

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  • 女刑事音道貴子 嗤う闇
    3.7
    レイプ未遂事件発生。被害女性は通報者の男が犯人だと主張。被疑者は羽場昂一──。レイプ事件の捜査に動いていた音道貴子に無線が飛び込んだ。貴子の恋人、昂一が連続レイプ犯? 被害者は大手新聞社の女性記者。無実の通報者に罪を着せる彼女の目的とは? 都市生活者の心の闇を暴く表題作など、隅田川東署へと異動となった貴子の活躍を描くシリーズ第三弾。傑作短篇四編収録。
  • 形見~名残の飯~
    -
    隅田川縁の「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋『しん』。母娘が営むこの店には今日も訳ありな客たちが訪れる。才能を嫉妬され夫に子育てや家事を詰られる女職人、亡き妻の不貞を疑う酒問屋の隠居、借金苦のために愛犬を処分した男……。そして今巻では、『しん』に新しい働き手が加わる。だが、その人物のせいで店は大騒動に巻き込まれる――。好評の時代シリーズ、飛躍の第三弾。
  • 鐘

    3.6
    諸行無常の理(ことわり)を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。(講談社文庫)
  • 荷風の永代橋
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和3年夏、荷風が永代橋から隅田川へ投げ捨てた包みには何が入っていたか。「断腸亭日乗」に凝らされた様々な仕掛けを「永代橋」の視点から解きほぐし、明治・大正・昭和、日・米・仏を縦横無尽に往還する時空の旅路。

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  • 歌舞伎の101演目 解剖図鑑
    4.0
    イラスト総数500点以上! あらすじもキャラも人間関係もこの1冊でまるわかり! 数ある作品から101演目を選りすぐり、華やかなイラストとわかりやすい文章で名場面をご紹介 物語の基本設定を押さえておけば、観劇がもっと楽しくなること間違いなしです 第一章「知っておきたい歌舞伎のイロハ」歌舞伎の基本のお約束を解説! ■イロハ1:化粧・かつら・衣裳の持つ意味 主な隈取り一覧/顔色と髪型/着ている服で属性がわかる/立役の役柄を知ろう ■イロハ2:演目の分類を押さえる 素材でわける/演出でわける/二大ルーツでわける ■イロハ3:押さえておきたい「歌舞伎十八番」の基本 3つのポイント/助六由縁江戸桜 ■イロハ4:押さえておきたい「世話物」の基本 3つのポイント/三人吉三巴白浪 ■イロハ5:押さえておきたい「時代物」の基本 3つのポイント/ひらかな盛衰記 ■イロハ6:歌舞伎のキャラ設定を知る 「曽我もの」のバリエーション(寿曽我対面/助六由縁江戸桜/扇恵方曽我/外郎売/正札附根元草摺) 「弁慶」のアレンジ(勧進帳/御摂勧進帳/義経千本桜/御所桜堀川夜討) ■イロハ7「:市川團十郎」を知る 力強い「荒事」の創始者/お不動様と成田屋の縁/代々の市川團十郎 ■イロハ8:令和注目の歌舞伎役者名鑑 十一代目市川海老蔵/四代目市川猿之助/九代目市川中車/七代目尾上菊五郎/五代目尾上菊之助/四代目尾上松緑/十五代目片岡仁左衛門/六代目片岡愛之助/六代目中村勘九郎/二代目中村七之助/二代目中村吉右衛門/八代目中村芝翫/二代目中村獅童/五代目坂東玉三郎/二代目松本白鸚/十代目松本幸四郎 ■イロハ9:期待の若手役者たち 二代目尾上右近/二代目尾上松也/初代中村壱太郎/初代中村莟玉/六代目中村児太郎/四代目中村梅枝/二代目坂東巳之助/五代目中村米吉 第二章「歌舞伎の演目辞典」あらすじも人間関係もまるわかり! ■時代物 仮名手本忠臣蔵/伽羅先代萩/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/平家女護島[俊寛]/梶原平三誉石切/奥州安達原/祇園祭礼信仰記[金閣寺]/鬼一法眼三略巻/鎌倉三代記/一谷嫩軍記/近江源氏先陣館/新薄雪物語/妹背山婦女庭訓/絵本太功記/時今也桔梗旗揚/彦山権現誓助剣/加賀見山旧錦絵/傾城反魂香/国性爺合戦/神霊矢口渡/楼門五三桐/倭仮名在原系図[蘭平物狂]/敵討天下茶屋聚/摂州合邦辻/蘆屋道満大内鑑/寿曽我対面/伊賀越道中双六/本朝廿四孝/源平布引滝 ■時代物・歌舞伎十八番 暫/鳴神/勧進帳 ■世話物 東海道四谷怪談/夏祭浪花鑑/女殺油地獄/盟三五大切/梅雨小袖昔八丈/与話情浮名横櫛/盲長屋梅加賀鳶/弁天娘女男白浪/隅田川続俤/伊勢音頭恋寝刃/桜姫東文章/曽根崎心中/極付幡随長兵衛/籠釣瓶花街酔醒/於染久松色読販[お染の七役]/花街模様薊色縫/新皿屋舗月雨暈[魚屋宗五郎]/恋飛脚大和往来/神明恵和合取組[め組の喧嘩]/新版歌祭文[野崎村]/ 天衣紛上野初花[河内山][直侍][雪暮夜入谷畦道]/廓文章[吉田屋]/浮世柄比翼稲妻/双蝶々曲輪日記[角力場][引窓]/怪談乳房榎/水天宮利生深川 ■新歌舞伎・新作歌舞伎 巷談宵宮雨/盲目物語/元禄忠臣蔵[御浜御殿綱豊卿][大石最後の一日]/名月八幡祭/真景累ヶ淵[豊志賀の死]/一本刀土俵入/怪談牡丹燈籠 ■舞踊劇 京鹿子娘道成寺/積恋雪関扉/六歌仙容彩[文屋][喜撰]/鷺娘/連獅子/保名/操り三番叟/其面影二人椀久/藤娘/色彩間苅豆/紅葉狩/身替座禅/船弁慶/松竹梅雪曙/忍夜恋曲者/春興鏡獅子/〆能色相図/隅田川/音冴春臼月[団子売] 押さえておきたい歌舞伎用語事典 浅葱幕/定式幕/江戸三座/大向こう/女形/顔見世/歌舞伎十八番/上手・下手/柝/狂言/クドキ/ケレン/黒衣/黒御簾音楽/口上/口跡/差し金/実ハ/襲名/花道/スッポン/セリ/立ち回り/だんまり/ツケ/ツラネ/にらみ/ニン/早変わり/引き抜き/ぶっ返り/見得/屋号/梨園/六方 一目でわかる歌舞伎役者家系図

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  • 華舫
    -
    1巻1,320円 (税込)
    深川─川越水運を舞台に描く 歴史ミステリー 時は維新後の明治、小江戸・川越にも文明開化の波は押し寄せ、圧倒的なスピードと積載重量をほこる川蒸気船の航路が計画されていた──。ある日、船頭の平蔵は隅田川を漂うなぞの美少女おみつを救う。殺人事件に巻き込まれた少女の謎解きを中心として、さまざまな人物が一つの糸に手繰り寄せられるように収斂していく…。

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  • 貨物列車の世界
    -
    とかく牽引する機関車ばかりに注目が集まりがちな「貨物列車」ですが、いったい何をどこまで、 どのように運んでいるのでしょうか? そんな疑問に応じて、本誌では牽引される「貨車」にスポットを当てて、 最新の状況を豊富な写真と文章で解き明かします。貨物鉄道のベテラン研究家を執筆の中心に据え、 貨物列車ファンの方々にご満足いただける内容になっています。 【掲載内容】 ■スーパーレールカーゴ[東京タ~安治川口] ■スーパーグリーン・シャトル[東京タ~安治川口] ■福山レールエクスプレス[東京タ~吹田タ・東福山][名古屋タ~福岡タ] ■日本通運エコライナー[全国] ■トヨタ「ロングパス・エクスプレス」[名古屋南貨物~盛岡タ] ■クリーンかわさき号[梶ヶ谷タ~末広町] ■鉄道廃棄物輸送「DOWA号」[隅田川~大館] ■日本製紙の紙輸送列車[石巻港~隅田川・新座タ] ■国際海上コンテナの鉄道フィーダー輸送[東京タ~盛岡タ] ■ランテックの冷凍コンテナ輸送[全国] ■日本最長距離貨物列車[札幌タ~福岡タ] ■東京タ~隅田川間のシャトル列車[東京タ~隅田川] ■石北本線のタマネギ列車[北見~札幌タ~全国] ■北海道の生乳コンテナ輸送[釧路貨物~吹田タ] ■九州の化成品コンテナ列車[南延岡~宮浦] ■東京液体化成品センター向け化成品輸送[速星~川崎貨物・名古屋タ][ 名古屋南貨物~川崎貨物] ■都市ガス用LNG輸送[苫小牧貨物~釧路貨物][新潟タ~東青森][北九州タ~熊本] ■ポリエチレン・ポリプロピレンのコンテナ輸送[京葉久保田~名古屋南貨物・西浜松・敦賀新営業所] ■酸化エチレンのコンテナ輸送[千鳥町~名古屋南貨物・東港(三洋)・姫路貨物] ■テレフタル酸のコンテナ輸送[大竹~沼津] ■カーボンブラックのコンテナ輸送[新潟タ~岐阜タ・北九州タ] ■メタノールコンテナと石油タンク車の併結輸送列車[川崎貨物~倉賀野] ■国内の鉄道石油輸送[塩浜~南松本ほか] ■太平洋セメント専用列車[東藤原~四日市(旧四日市港)] ■往復輸送の私有ホキ列車[碧南市~東藤原] ■安中貨物[小名浜~安中] ■セメント工場向け石炭列車[扇町~三ヶ尻] ■製鉄所向け石灰石列車[乙女坂~新日鉄] ■保線用砕石輸送貨物列車[宇都宮タ~川崎貨物] ■150m長尺レール輸送列車 ■名古屋港線のレール輸送列車[名古屋港~名古屋] ■特大貨物輸送[全国] ■甲種車両輸送(日本車両)[豊川~豊橋~全国] ■陸上自衛隊の機材輸送列車[全国] ■秩父鉄道の石灰石列車[影森・武州原谷~三ヶ尻] ■太平洋石炭販売輸送の石炭列車[春採~知人] ■岩手開発鉄道の石灰石列車[岩手石橋~赤崎] ■黒部峡谷鉄道の貨物列車[欅平~黒部川第四発電所前][黒薙~二見] ■「山陽ライナー号」ものがたり[隅田川~西岡山(現:岡山タ)] ■日本石油輸送のあゆみと輸送容器 ■コンテナの形式・番号
  • 川波抄・春の歌
    -
    隅田川を心のふるさととした明治・大正の東京の情趣が、若い日の「私」の歳月と交錯し、失われた時間に寄せる、想いの光と影を清婉に織りなす「川波抄」、さまざまな歴史を包みこんだ女の、不気味な明るさを湛えた晩年の性を描く「春の歌」など、円地文学の多様な才華と幽玄な到達点を鮮かに示す、傑作全9編を精選。
  • 【電子特別版】勘九郎ぶらり旅 因果はめぐる歌舞伎の不思議
    4.0
    【電子特別版・カラー写真収録】赤穂・山科から本所・泉岳寺への旅で、大石内蔵助の心が乗り移った。隅田川ぞいの両国から柳橋へそぞろ歩けば、踊りの稽古に通った思い出とともに、「瞼の母」や「三人吉三」の台詞がすらすらと口をついて出る――。骨の髄まで役者魂の染みこんだ(五世)勘九郎が、初舞台から続けた“芸の旅”を締めくくる、行ってびっくり、演って納得の芝居ゆかりの旅エッセイ。電子化にあたり、収録写真を再編集。カラー写真も収録の豪華版!
  • Casa BRUTUS特別編集 TOKYO NEW SCAPES ホンマタカシ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 TOKYO NEWS CAPES ホンマタカシ 2021年●東京オリンピックと、変わりゆく東京、変わらない東京。 『Casa BRUTUS』2015年9月号からスタートした「TOKYO NEW SCAPES」。 東京2020オリンピックに向け、変貌し続ける東京の風景、変わらない東京の街並みを、 ホンマタカシが撮り下ろした連載企画、それを1冊にまとめました。 6年間にわたって追いかけた巨大都市・TOKYOの真の姿、国立競技場跡から完成するまでの新しい国立競技場、 豊洲市場に移転する直前の活気に満ちた築地市場の風景、絶えず変化する東京ベイサイドのビル群と広大な空き地、etc…。 約2200日の間でホンマタカシが捉えた東京の瞬間を体験してください。 全180ページ、保存版です! ホンマタカシ 写真家。雑誌、広告などで幅広く活躍する。『TOKYO SUBURBIA 東京郊外』で1998年度木村伊兵衛写真賞受賞。 著書に『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』や写真集『Looking Through Le Corbusier Windows』など。 01 国立競技場跡地 02 ホテルオークラ東京 03 コープオリンピア 04 新宿歌舞伎町 05 東京ベイエリア PART_1 06 東京ベイエリア PART_2 07 新国立競技場 国際デザイン・コンクール SANAA案 08 マッカーサー道路(環状2号線) 09 首都高速道路 10 ガーデン&ハウス 11 バスタ新宿 12 迎賓館赤坂離宮 13 原宿駅と明治神宮 14 リオオリンピック閉会式 フラッグハンドオーバーセレモニー 15 渋谷駅街区開発計画 16 歌舞伎町商店街振興組合ビル 17 東京オリンピックのエンブレム 18 豊洲市場 19 築地市場 20 パーク ハイアット東京から眺める富士山 21 国立西洋美術館 22 遊覧船から見た東京ベイエリア 23 豊洲市場 24 新国立競技場 2017 25 代官山ヒルサイドテラス 26 中銀カプセルタワービル 27 新国立競技場 2018 28 東京の雪景色 29 数寄屋橋交差点 30 隅田川の橋 31 渋谷駅周辺の再開発 32 新虎通り
  • 北の墓標 小説 郡司大尉
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    明治26年3月20日、隅田川河岸は小さなボートの探検隊を見送る人々で賑わいを見せていた。探検隊を率いるのは元海軍大尉で、幸田露伴の兄、早くから北千島の地政的重要性を見抜き、自ら千島の拓殖を志すようになった郡司成忠。北千島・占守島に向け、華やかな見送りを受けた郡司成忠一行だったが、その北方行には、悪天候、反感、暴力、死、挫折が待ち受けていた。北方の探検家・開拓者の郡司成忠と報效義会を描いた歴史小説。
  • 君は隅田川に消えたのか 藤牧義夫と版画の虚実
    4.8
    いま美術界を揺るがす最大のミステリー! 藤牧は生きているのか死んだのか、彼の作品は誰が作ったのか? このところ急速に評価され始めた戦前の版画家の生き様を描くノンフィクション。
  • 兇眼 EVIL EYE〈新装版〉
    -
    隅田川沿いの高層マンションでルポライターが殺された。 容疑者は防犯カメラに映っていた身元不明の若い女。 警備員の武井は、死体発見者の作家・高森夏子に雇われ、事件の渦中に飛び込む羽目に。 深い魅力をたたえたアーバン・リサーチシリーズ。
  • 京都いにしえ殺人歌
    -
    1巻682円 (税込)
    女友だちと隅田川言問橋あたりを散歩していた野坂夏代は、偶然にも、男たちのいざこざを見てしまった。恐る恐る近づくと、若い男はダイイングメッセージのように「ミヤコドリ」という言葉を遺して亡くなった。その後、殺害された男が、兵庫県屈指の高級住宅街に住む資産家・精道酒造の御曹司であり、著名な歌人であると判明した。野坂夏代は、ダイイングメッセージを聞いた者として、捜査に乗り出した警察庁の宮之原警部に帯同するが、捜査は困難を極めた――。
  • 近鉄特急 伊勢志摩ライナーの罠
    3.5
    月刊誌の企画でお伊勢参りに出かける予定だった老夫婦が失踪した。旅のコースには2人の名を騙る不審なカップルが出現。老夫婦は事件に巻きこまれたのか? 捜索願が出される中、カップルの女性が隅田川で他殺体に。捜査に当たった十津川警部は老夫婦の家で謎の仏像を発見する。失踪と関係があるのか? 伊勢志摩へ飛んだ十津川が掴んだ事件を解くカギとは!?
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー
    3.5
    『このミステリーがすごい! 』大賞受賞&ドラマ化もされた「警視庁捜査二課・郷間彩香」シリーズが、文庫書き下ろしで登場! 匿名の通報を受けた郷間は関崎区長の汚職疑惑を調べる一方で、かつて関崎が経営していた業平証券金融の、現社長・山田に目をつけて尾行を開始する。 浅草署の刑事が追う詐欺グループと山田の不可解な接触。さらには謎の青年と、浅草署の女性巡査の存在が捜査線上に浮上してきて……。 不可思議な金の動きに、“電卓女"と呼ばれる郷間の野性の勘が働く。そして隅田川で発見されるホームレスの死体。 複雑に絡んだ人間関係と噛み合わない事件の数々――。暗中模索しながらも、郷間は真相へと迫る!
  • 決定版 芥川龍之介全集
    -
    近代日本文学を代表する文豪・芥川龍之介の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代作家による評伝など約400作品を収録した芥川龍之介全集の決定版です。 ■目次 【王朝物小説】 羅生門/鼻/芋粥/運/道祖問答/偸盗/袈裟と盛遠/地獄変/竜/往生絵巻/好色/藪の中/六の宮の姫君 【切支丹物小説】 煙草と悪魔/尾形了斎覚え書/さまよえる猶太人/悪魔/奉教人の死/邪宗門/るしへる/きりしとほろ上人伝/じゅりあの・吉助/黒衣聖母/南京の基督/神神の微笑/報恩記/長崎小品/おぎん/おしの/糸女覚え書/誘惑/西方の人/続西方の人 【その他小説・随筆・評論等】 河童/蜘蛛の糸/杜子春/或阿呆の一生/トロッコ/グニの神/猿/MENSURA ZOILI/二つの手紙/首が落ちた話/疑惑/魔術/奇怪な再会/不思議な島/馬の脚/孤独地獄/煙管/或日の大石内蔵助/戯作三昧/西郷隆盛/世之助の話/枯野抄/開化の殺人/開化の良人/鼠小僧次郎吉/舞踏会/老いたる素戔嗚尊/将軍/お富の貞操/酒虫/湖南の扇/父/野呂松人形/手巾/蜜柑/葱/秋/影/お律と子等と/妙な話/母/庭/雛/一塊の土/春の夜/玄鶴山房/たね子の憂鬱/あの頃の自分の事/沼地/魚河岸/保吉の手帳から/お時儀/あばばばば/文章/寒さ/少年/大導寺信輔の半生/海のほとり/年末の一日/点鬼簿/蜃気楼/歯車/愛読書の印象/芥川龍之介歌集/浅草公園/兄貴のような心持/鴉片/或敵打の話/或旧友へ送る手記/或社会主義者/或恋愛小説/闇中問答/案頭の書/飯田蛇笏/遺書/イズムと云ふ語の意味次第/一番気乗のする時/一夕話/伊東から/犬養君に就いて/犬と笛/岩野泡鳴氏/内田百間氏/産屋/囈語/永久に不愉快な二重生活/英雄の器/江口渙氏の事/槐/鸚鵡/大川の水/大久保湖州/O君の新秋/鬼ごつこ/温泉だより/女/貝殼/解嘲/蛙/格さんと食慾/片恋/かちかち山/学校友だち/南瓜/「仮面」の人々/鴨猟/軽井沢で/カルメン/彼/彼 第二/彼の長所十八/寒山拾得/秋山図/山鴫/鑑定/機関車を見ながら/奇遇/「菊池寛全集」の序/木曾義仲論/着物/凶/「鏡花全集」目録開口/教訓談/京都日記/金将軍/鵠沼雑記/孔雀/久保田万太郎氏/久米正雄/久米正雄氏の事/クラリモンド/軍艦金剛航海記/芸術その他/結婚難並びに恋愛難/「ケルトの薄明」より/講演軍記/剛才人と柔才人と/後世/校正後に/合理的、同時に多量の人間味/黄粱夢/小杉未醒氏/古千屋/骨董羹/子供の病気/近藤浩一路氏/金春会の「隅田川」/才一巧亦不二/鷺と鴛鴦/雑筆/佐藤春夫氏/佐藤春夫氏の事/沙羅の花/猿蟹合戦/三右衛門の罪/死後/詩集/十本の針/支那の画/支那游記/島木赤彦氏/耳目記/霜夜/十円札/蒐書/侏儒の言葉/出帆/俊寛/商賈聖母/饒舌/小説作法十則/小説の戯曲化/小説の読者/娼婦美と冒険/食物として/虱/しるこ/白/新緑の庭/塵労/素戔嗚尊/捨児/青年と死/西洋画のやうな日本画/仙人/仙人/葬儀記/創作/早春/漱石山房の秋/漱石山房の冬/装幀に就いての私の意見/その頃の赤門生活/素描三題/大正十二年九月一日の大震に際して/第四の夫から/滝田哲太郎君/滝田哲太郎氏/龍村平蔵氏の芸術/谷崎潤一郎氏/田端人/田端日記/近頃の幽霊/忠義/澄江堂雑記/続澄江堂雑記/樗牛の事/追憶/恒藤恭氏/手紙/出来上った人/伝吉の敵打ち/点心/東京小品/東京に生れて/東西問答/動物園/東洋の秋/都会で/豊島与志雄氏の事/虎の話/長崎/夏目先生と滝田さん/廿年後之戦争/偽者二題/尼提/日光小品/日本小説の支那訳/日本の女/入社の辞/女仙/女体/沼/念仁波念遠入礼帖/八宝飯/俳画展覧会を観て/梅花に対する感情/売文問答/芭蕉雑記/続芭蕉雑記/パステルの龍/はつきりした形をとる為めに/春/バルタザアル/春の心臓/春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる/春の夜は/ピアノ/微笑/尾生の信/人及び芸術家としての薄田泣菫氏/一つの作が出来上るまで/一人の無名作家/病牀雑記/病中雑記/ひょっとこ/平田先生の翻訳/比呂志との問答/風変りな作品に就いて/拊掌談/二人小町/二人の友/文放古/冬/仏蘭西文学と僕/プロレタリア文学論/文学好きの家庭から/文芸鑑賞講座/文芸的な、余りに文芸的な/続文芸的な、余りに文芸的な/文章と言葉と/僻見/変遷その他/ポーの片影/僕の友だち二三人/僕は/発句私見/本所両国/本の事/翻訳小品/正岡子規/又一説?/亦一説?/松江印象記/窓/水の三日/三つの宝/三つのなぜ/三つの窓/三つの指環/身のまはり/貉/無題/毛利先生/桃太郎/森先生/文部省の仮名遣改定案について/野人生計事/続野人生計事/槍ヶ嶽紀行/槍が岳に登った記/悠々荘/雪/夢/百合/妖婆/横須賀小景/世の中と女/羅生門の後に/リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて/レオナルド・ダ・ヴインチの手記/恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ/老年/臘梅/路上/LOS CAPRICHOS/露譯短篇集の序/わが散文詩/わが俳諧修業/わが家の古玩/忘れられぬ印象/私の好きなロマンス中の女性…ほか
  • 検視捜査官
    -
    隅田川べりで女性の他殺死体が発見された! 被害者は、秘密売春クラブを経営する古川峰子、前科二犯。容疑者として、峰子に恨みを持つ、病院事務長・鈴木実が浮かぶ。しかし、彼には鉄壁のアリバイがあった。ついで峰子の情夫・上野正夫が毒殺された! 峰子をめぐる〃殺人交換計画〃とは? 大好評の捜査官シリーズ!
  • 幻妖能楽集
    5.0
    少女漫画家・波津彬子が日本文化の神髄・能の世界を漫画化! 幽玄の世界がコミックで楽しめる。解説コラムも充実! 「刀剣乱舞」でも人気の刀剣・小狐丸のエピソードである「小鍛冶」、テレビドラマの題材にもなった死後も続く親子愛の物語「隅田川」、そのほか「葵上」「定家」「羽衣」「道成寺」など…… 死者の魂や異形のものなど、“この世ならぬもの”と響き合う、著名な能楽作品を美麗な絵でコミカライズ。 金沢能楽美術館の山内麻衣子による解説コラムも作品ごとに書き下ろし。 能楽について興味を持ち始めた人にも、一歩進んだ作品解説を求める人にも。 「幽」「Mei(冥)」「怪と幽」掲載の、美しき能楽怪奇幻想コミックがついに書籍化。 第一番 葵上  第二番 定家  第三番 小鍛冶  第四番 羽衣  第五番 清経  第六番 通小町  第七番 紅葉狩  第八番 猩々  第九番 隅田川  第十番 道成寺  第十一番 海人  特別番 夢野久作「あやかしの鼓」によせて 対談 波津彬子×山内麻衣子
  • 幸田露伴と明治の東京
    3.0
    1巻699円 (税込)
    明治を代表する文豪・幸田露伴の汲めども尽きない面白さは、いまなお新鮮であり、なんとも切ない懐かしさを覚えるものだ――。本書は、代表作『五重塔』の舞台となった日暮里の谷中霊園、生誕の地である現在の上野アメ横、人生の半ばを過ごした向島、隅田川近辺など、露伴ゆかりの地を訪ね歩き、作品の読みどころを紹介。学歴とは無縁、独学で一時代を築いた「明治の教養人」の魅力にせまる。文章と風景画で綴った新しい文学案内の書。
  • 古写真を見て歩く 江戸・東京 歴史探訪ガイド 改訂版
    完結
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 国立国会図書館をはじめとする 博物館・図書館所蔵の貴重な古写真を公開! ★ 今と昔を比べながら巡る、「時間旅行」へ。 ★ 幕末から明治への変遷… 「過去の町並み」を切り取って 現代に伝える写真の数々を 「今の町並み」と並べて比べながら歩けます。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ ヨーロッパで発明された写真機は 幕末に日本に輸入され、 普及していきました。 本書では幕末から明治期の東京を 写した写真を紹介し、 その撮影場所と同様のアングルから撮影した 現代写真も掲載しています。 二枚の写真を比較すれば、 東京の姿が大きく変貌していることに 驚くに違いありません。 空が広く、水路がめぐり、緑にあふれた 江戸の記憶を受け継ぐ明治の東京。 それから百年以上経た今、時を超え、 空間を超えた東京散策へ出かけてみませんか。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 江戸から東京へ。中心を行く *道の起点は日本橋 【日本橋】 *人々の生活を守る金融街 【京橋・八重洲】 *文明開化を象徴する商業地 【銀座】 *一丁ロンドン 【丸の内・日比谷】 *海と繋がるまち 【築地・佃島】 ・・・など ☆ オアシスとして面影残す城の跡 *江戸の名残感じる石垣 【江戸城周辺】 *都会のオアシス 【お濠端】 *江戸っ子のふるさと 【神田】 *幻の駅舎を訪ねて 【秋葉原】 *上水道の通り道 【お茶の水】 ・・・など ☆ いつの世も、風光明媚な観光地 *人通り絶えぬ観光名所 【浅草】 *桜並木に彩られた花街 【向島】 *力士と才人を育む町 【両国】 *文化が香る森の公園 【上野】 *江戸っ子が愛した大川 【隅田川】 ・・・など ☆ 海とともにある東京を感じる *江戸東京随一の眺め 【芝・愛宕山】 *汽笛一声、新橋を 【新橋】 *坂道が伝える街の歴史 【三田・麻布・赤坂】 *風が運ぶ潮の香り 【品川】 ・・・など ※ ※本書は2012年発行の 『古写真を見て歩く 江戸・東京 歴史探訪ガイド』 の改訂版です。
  • このごろのこと
    -
    著者が綴ってきた“問う日誌”とともにいったん立ち止まり、一緒に考えてみませんか? 資本主義が煮詰まり、消費の量が圧倒的な力を持つようになりました。数と量は、あらゆることの方向性や正否を規定し、ものの価値、人の思考すらも支配する。では、その力に抗うのは、愚かなことだろうか。いったん立ちどまってみてはどうか。 この三年の間、そんな思いをかかえて書きだした散文が、ずいぶん多いと気づかされました。たえず、うちなる違和感を言語化してきたのは、わたし自身が正気と方向感覚を保つために必要だったからです。 ──あとがきより 【目次】 二〇一八年 二〇一九年 二〇二〇年 二〇二一年 「茶飯ごと」のあとがき 【著者】 駒村吉重 一九六八年、長野県生まれ。 二〇〇三年『ダッカへ帰る日――故郷を見失ったベンガル人』で、第一回開高健ノンフィクション賞優秀賞。二〇〇七年『煙る鯨影』で第一四回小学館ノンフィクション大賞を受賞。ほかに『君は隅田川に消えたのか 藤牧義夫と版画の虚実』(講談社)、『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』(山川出版社)、『お父さん、フランス外人部隊に入隊します。』 (廣済堂文庫)、詩集『おぎにり』(未知谷)などの著書がある。
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖
    3.8
    最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて……。口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
  • 金春会の「隅田川」
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 五十年目の序章≪東京・佐賀殺人ライン≫
    -
    1巻550円 (税込)
    隅田川で男の死体が発見された。被害者は、捜査に当った警視庁捜査一課・堀警部補の友人・高木秀樹の父親の正之と判明。孤独な毎日を送っていた正之がなぜ殺されたのか~ やがて一人の男が容疑者として浮かぶが、その男は事件の前年、佐賀で殺害されていたのだ!~

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  • 御霊セラピスト印旛相模の世直し研修 東京リバーサイドワンダー
    -
    見習いセラピストの女子大生印旛相模が研修先に派遣された都立精神地理学研究所。しかしそこで彼女が出会ったのは、平将門の幽霊(イケメン)と、所長だと名乗る感情の起伏を見せない少女五月。彼らは悪霊から東京を護っているのだと言う。こんなカルトな人たちとは付き合えないと、早々に研究所をあとにする相模だったが、実は相模は、彼女自身も知らない体質と能力を持っていて……。武蔵野は井の頭池から新宿の神田川、そして下町隅田川へ、東京の街を舞台に繰り広げられる、世直し人情物語。幽霊の悩み、それはあなたの悩みに似てるかもしれません。
  • 三師匠落語訪ねて江戸散歩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典落語に真摯に取り組み、江戸の風俗にも詳しい隅田川馬石師匠、古今亭文菊師匠、三遊亭金朝師匠が、落語の舞台となった江戸の町を9つの散歩コースに分けて案内する。落語の噺に出てくる場所に何があったかを知ることで、その時代をしのぶこともできる。散歩に疲れたら江戸時代に創業し、今も営業している老舗でひと休み。落語好きにはもちろん落語を知らない人にも落語ゆかりの散歩が楽しめる一冊。
  • しぐれ茶屋おりく
    -
    隅田川沿いの芦の湿原の中に建つ「しぐれ茶屋」。蛤の茶漬けを求めて、伊藤博文をはじめ、政治家・実業家・芸人らが通ったという。実在のモデルの女将おりくは殊の外、芸人を可愛がった。円熟した筆使いにのせ、明治末期から大正にかけての庶民の哀歓を、このひとでなければといわれるほど、見事に織りなし、市井に花咲く人情の世界を流麗に綴る、川口文学の代表作。吉川英治文学賞受賞。
  • 首都圏から行く絶景花火&夏祭り2019
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 “これぞ、ニッポンの夏!”が堪能できる、絶景の花火と夏祭りを、美しい写真でご紹介。一度は見てみたい憧れの芸術花火や、「水辺」「ナイアガラ」「大輪」などテーマ別に臨場感ある写真を大胆に使い、見ているだけでも楽しめるビジュアルの一冊です。 もちろん、花火・夏祭りの日時や場所、アクセス方法、有料席情報など、詳細なデータも掲載しているので、実際に観に行く際にも役立ちます。 毎年観に行く人も、今年こそはという人も、実際には行けない人も、日本が誇る夏の風物詩を、誌面でじっくり味わって。 ■CONTENTS- <巻頭グラビア> ・唯一無二の芸術花火 長岡/宮島/隅田川/大曲/長瀞/いたばし/多摩川/びわ湖 熊野/みなとみらい/ハウステンボス/NARITA/高崎 [水辺の花火]幕張/横浜/開国/市川/寄居玉淀/久里浜/みさと・流山/古河/鎌倉 [ナイアガラの花火]諏訪湖/葛飾/ふくろい/さがみ湖/あつぎ [大輪の花火]こうのす/片貝/沼田/立川/うつのみや [伝統の花火]館林/強羅/浦安/綱火 [都内の花火大会]足立/神宮外苑/北区/狛江 ・花火大会情報 <夏祭りグラビア> ・幻想と郷愁の夏祭り 縁むすび風鈴/秋田竿燈まつり/湘南ひらつか七夕まつり 祇園祭/京の七夕/富士河口湖灯籠流し/青森ねぶた祭 [灯籠]山鹿灯籠まつり/ピースメッセージとうろう流し/高鍋城灯籠まつり [伝統]佐原の大祭夏祭り/沼田まつり/山あげ祭 [踊り]原宿表参道元氣祭/高円寺阿波おどり/山形花笠まつり ・夏祭り情報 <コラム> ・知っておきたい花火の種類 ・一度は行きたい! ユニークな夏祭り
  • 修羅雪姫 壱 Vol.1
    1.0
    時は明治、仕込み杖にした傘を操る美しき女刺客がいた。通り名を修羅雪姫と言う…。その過去は、まさしく修羅!徴兵制を悪用した連中に、父を虐殺され、その時に連れていた赤ん坊まで殺された母は、輪姦された上に、父を殺した犯人の一人に妾とされた。その男・正景徳市を殺して監獄に入った母は、残りの三人に復讐を果たす為に獄史に身体を与え、雪を産んだ。母の怨念を背負った雪は、子供の頃からの厳しい修練に堪え復讐を果たす為に生きる…。収録作「外題之一 隅田川湯文字俎板」以下「外題之二 女伊達血雨傘」「外題之三 愛憎血糸懺悔」「外題之四 死桜小袖白刃舞」「外題之五 鹿鳴館殺人八景」を収録。
  • 時空旅人別冊 渋沢栄一 士魂商才を貫いた先駆者
    値引き
    -
    大河ドラマの主人公“近代日本経済の父”と称される男 目次 大河ドラマ「青天を衝け」“近代日本経済の父” 渋沢栄一の生涯とは? Special Interview 吉沢 亮 渋沢栄一役  高良健吾 渋沢喜作役  橋本 愛 尾高千代役 脚本家・大森美香が語る『青天を衝け』 渋沢栄一 士魂商才を貫いた先駆者 第一章 立志編 志士を目指した青年  【巻頭言】時代の先駆者・渋沢栄一が夢見た未来とは?  もっと知るための6つのテーマ  富農の長男として、栄一、血洗島に生まれる  栄一少年、漢籍に親しみ素養を磨く  藍の仕事を通じて、身につけた才覚とは?  代官からの嘲笑、身分社会への強烈な反感を抱く  江戸遊学と、尊王攘夷運動  高崎城襲撃計画、栄一の心中は如何に? 〈Column〉『論語』と道徳経済合一説 第二章 幕末編 激動の幕末と欧州巡歴  京都への出奔と一橋慶喜との運命の出会い  幕臣となった栄一の複雑な心中とは?  プリンス昭武に随行して、27歳の栄一、ヨーロッパへ  1867年パリ万国博覧会、参加  大政奉還の報せ栄一、失意の帰国 〈Column〉渋沢平九郎の生涯 第三章 明治編 明治維新と大蔵省  駿府にて徳川慶喜と再会する  明治政府からの誘い逡巡の末、大蔵省で新しい道を模索する  大久保利通との衝突と明治六年政変  第一国立銀行開業、新しい船出 第四章 明治─昭和編 “資本主義の父”と近代日本  岩崎弥太郎VS渋沢栄一 隅田川船中の資本主義大論争  養育院初代院長に就任 栄一、信じる道を邁進す  日清・日露戦争勃発 欧米巡歴でルーズベルト大統領と会見  喜寿を迎えた栄一、実業界を引退して民間外交の道へ  関東大震災と栄一の復興支援とは?  青い目の人形と栄一、永遠の旅立ち SDGsの未来と『論語と算盤』 渋沢栄一、生誕の地を訪ねて 厳選グッズ通販 時空旅人SELECT SHOP 林家三三「前略、高座から──。」告知 バックナンバーのご案内 夢枕獏「いつか出会った郷土の味」告知 奥付 裏表紙

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  • 自分のことは自分で決める
    -
    1巻1,980円 (税込)
    黙って我慢することなく、上からの大きな力への抵抗として、自分のことは自分で決めよう、「自分たち」と言える関係を作っていこう。 若き日に東大闘争を経て、小児科医院を開業した後、「寺小屋」活動に加、「隅田川医療相談会」では野宿者と会話を重ね、〈学校・医療・介護〉の現実と向き合った日々の記録! 友人・鶴丸幸代さんとの対話!
  • 女学生探偵と偏屈作家 ─古書屋敷殺人事件前夜─
    4.0
    「先生、事件です!」――女学生探偵・花本(はなもと)ひばりとドS推理作家・久堂蓮真(くどうれんま)のボカロ曲「女学生探偵シリーズ」より、初のノベライズ痛快事件録。【明尾高屋上投身事件】文化祭の準備に沸く高校の屋上で血を流して倒れている女子生徒が発見される。そこには血で書かれた『X』の文字が! 事件か事故か、ひばりは真相解明に乗り出す。/【探偵暇潰遊戯】ひょんなことから久堂と勝負をすることになったひばり。久堂宅にあるぼう大な蔵書の中から、久堂が出す三つの手掛かりをもとに一冊の本を選び出すというものだが…。/【両国幽霊屋敷殺人事件】ひばりと久堂は古書店を営む枯島の使いで両国へ。折しもその日は隅田川花火大会。ひばりはちょっぴりデート気分だったが、訪ねた先で射殺死体が見つかり…。
  • 人生、義理と人情に勝るものなし
    -
    消えてしまった風景、父母への想い、特攻隊員として死を覚悟していた日々……。さらに現在の日々のふれあいの中で出会った人々、町、映画……。そして、それらの中から浮かび上がってくる生きていくための智恵。「昔の隅田川はとてもきれいでね、岸からちょっとのぞくと、水の中に生えた蘆の根っこの所をワタリガニがノソノソ歩いていたものだ。水底から砂がパッ、パッと上がる。カレイが横たわったまま呼吸をしているんだな。……おれがそば屋でライスカレーを食うに拘るのは、昔の良かった隅田川の光景が、ありありと頭の中に浮かんでくるのさ。そしてもっと大事なのはな、妙な話だが、こうやっているとな、その頃の隅田川の風景がまだどこかに残っているような気がするのさ……」。時代がどんなに変わっても、きっとどこかでつながっている。わかりあえるさ、日本人だから、な。人生の愉しみや人生の渋味が、心にあふれだしてくる、珠玉の随筆集である。

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  • 水都 東京 ──地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外
    3.7
    川、海、濠、湧水、池、用水。東京は下町から郊外まで、豊かな水辺をもっている。この都市の象徴=隅田川、文明開化のモダンな建築群が水辺を飾った日本橋川、世界にも類を見ない豊かな自然環境を保有する皇居・外濠、凸凹地形と湧水が目白押しの山の手、水辺をたどれば古代の記憶に触れることができる武蔵野……本書は東京各地をめぐりながら、この魅力的な水都の姿を描き出す。『東京の空間人類学』から35年、著者の東京研究の集大成がついに刊行!
  • すしそばてんぷら
    3.5
    早朝のテレビ番組で、お天気お姉さんをしている寿々は、隅田川のそばで祖母とふたり暮らし。おばあちゃんには、ノシたこ、おにぎらーずなど、おやつまでも作ってもらっていた。そんな彼女が「江戸まちめぐり」ブログを開設することに。浅草の天ぷら、どじょう、うなぎ、寿司、神田のそば、王子の玉子焼きなどと出会い、寿々は料理もお店も街も人も、時間がずっとつながっていることを知り、日々の暮らしと人生の愛しさを感じるのだった。心も身体も幸せな長篇小説。(解説 枝元なほみ)
  • 隅田川浮世桜
    -
    文化の花咲く明治の世。興隆を極める歌舞伎界の御曹司・人気役者の羽村市之助が、大事な舞台に穴を空け、失踪した。市之助と馴染みの芸妓・志津香が苦衷の日を過ごす一方、志津香を育てた向島芸者・お良(りょう)の身辺には陰謀の影が迫っていた。梨園と花柳界を舞台に描く、芸と愛と人情の物語。(『花の堤』改題)
  • 隅田川―慶次郎縁側日記―
    3.3
    あの頃は良かった。長屋で仲良く遊んでいた男の子二人、女の子二人。しかし、長じて男二人が女一人に惚れたのが運の尽き。おとよはあいつの嫁になり、俺は今あいつを殺そうとしている……。この四角関係に、さあどう片を付けるのか、晃之助! そして、義理の息子の奮闘を、隠居の余裕で暖かく見守る、元同心のおなじみ慶次郎。ままならぬ人間模様がせつない、大人気シリーズ第六弾。
  • 雁の宿~隅田川御用帳(一)~
    -
    自らの藩が取り潰しとなり浪人となった塙十四郎。生計を立てるのに苦労する十四郎は、ある日、襲われていた元幕閣の大物を助けたことをきっかけに、縁切り寺「慶光寺」の御用宿「橘屋」に雇われる。さまざまな悩みや問題を抱えて駆けこんでくる哀しき女たちを救うため、十四郎と橘屋の女将・お登勢たちが奔走する。著者の代表シリーズが光文社文庫に初登場!
  • 隅田川御用日記 雁(かり)もどる
    3.0
    縁切寺「慶光寺」の御用宿「橘屋」に、浪人の妻・工藤美帆が駆け込んできた。橘屋の主であり白河藩士となった塙十四郎が顔を合わせたところ、自分が以前にいた築山藩賄い方の娘だった。夫が悪に手を染めており、吐いてはならぬ一言を妻に放ったことで離縁したいという美帆の夫を調べてみるのだが……。代表作「隅田川御用帳」を継ぐ著者渾身の新シリーズ第一巻。
  • 隅田川 殺意の源流 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    「親友の恋人が行方不明なんです」 美人愛読者赤筒彩からの依頼が、旅行作家・茶屋次郎の元に舞い込んだ。 やがて失踪男性の死体が荒川上流の渓谷で見つかり、続いて彩本人の刺殺体が隅田川厩橋付近に浮かんだ! 警察に嫌疑をかけられ困惑する茶屋をさらに驚天の罠が待つ……。 一片の手掛かりを頼りに、茶屋は単身、北海道~秩父~東京を結ぶ謀殺ラインの解明に挑む!

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  • 隅田川殺人事件
    3.3
    光彦の母・雪江の絵画教室仲間の池沢が再婚することになった。ところが式の当日、花嫁の隆子は、式場へ向かう隅田川の水上バスから姿を消してしまった。混迷の度を増す事件の中で、光彦自身にも危険が迫る!
  • 隅田川殺人事件 〈新装版〉
    3.0
    家族・親戚とともに水上バスに乗り込んだ花嫁の津田隆子は、船上から忽然と姿を消してしまった。定刻を過ぎても隆子は現れず、新婦不在のまま披露宴を行ったのだった。新郎の池沢英二と同じ絵画教室の縁で出席していた浅見雪江は、息子の光彦に事件を調べるように依頼するが、何の手掛かりも発見できなかった。数日後、築地の掘割で女性の死体が発見される。それは隆子なのか!?
  • 隅田川心中
    -
    64歳の大隅一郎は気ままなひとり暮らし。ある日、行きつけの喫茶店でアルバイトをしている咲子に「父親の借金返済のために愛人にしてください」と言われて承諾する。32歳の咲子と同衾を果たした末に、「子供を産みたい」と懇願され数十年ぶりに恋の炎が燃えたぎる。咲子の体に溺れた一郎は結婚を決意するのだが、彼女の父親の借金問題に悪い輩が絡んで一郎の貯蓄はみるみる溶け、一気に奈落の底へと堕ちていく。愚かな男の性(さが)を大藪春彦賞作家が生々しく、はかなく描いた傑作性愛小説。
  • 隅田川心中
    4.0
    え~毎度ばかばかしい噺ではございますがとある不良グループに熊田と大川という男がおりまして、この熊田、元落語家という経歴を持つ、飄々と掴みどころのない奴で方や大川は、まるで日本語の通じない非常に頭の悪いヘタレでございます。この二人が自分達の「居場所」を求め、人生だの恋だのと傍迷惑に繰り広げる可笑しくもジンとする、そんな一席でございます。表題作ほか芸能界を舞台に描く痛快ラブコメなど、愛と笑い溢れる気鋭の短編集!
  • 隅田川のエジソン
    3.9
    「東京は人間がいちばんあったけぇ場所じゃねえか?」。隅田川の河川敷で暮らす硯木正一はしみじみ思う。ホームレスと呼ばれるものの、家はある。しかも、三食、酒、タバコありの優雅な生活。バッテリーを使えばテレビも楽しめる。東京にはほしいものがなんでも落ちている――。実在の人物をモデルに描く、自らの知恵と体を使って生きる男の物語。
  • 隅田川の妖怪教室
    -
    舞台は、東京都荒川区を流れる隅田川近くの小学校。そこで行われているのは「妖怪教室」です。妖怪のかたちや種類を教わるだけじゃありません。「そもそも、妖怪って、どうやって生まれたの?」「どこにでもいるの?」……。妖怪は君たちの地元にもきっといます。さっそく、妖怪の見つけ方を、妖怪の本をいくつも書いているプロフェッショナル・天野行雄先生に教えてもらいましょう!付録は、天野先生が描いた、隅田川の妖怪絵巻!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • セカンドライフ
    3.5
    リストラされ、女房にも逃げられた57歳の上條。さえない毎日を送っていたが、大学時代の同人誌仲間で出版社に勤める旧友から官能小説を書くことを勧められる。題材を探しに隅田川沿いを散策していると、橋に佇む女がひとり。肉感的な姿に惹かれ、彼女の後をついて行きながら、久しく忘れていた若い頃の熱情が呼び醒まされるのを感じる。東京下町で繰り広げられる大人の恋愛模様。不器用な男の仕事と恋の冒険。
  • 7デイズ・ミッション 日韓特命捜査
    3.0
    国家の威信を懸けた七日間が始まる! 隅田川で見つかった死体は、韓国の麻薬王・インチェルだった。彼の組織に兄を殺された韓国のエリート女刑事・ジヒョンは、インチェルの日本での目的を解明すべく、七日間の期限付で来日する。一方、警視庁の新人刑事・陽平は、上層部から韓国側に日本の捜査の邪魔をさせるなとの“特命”を受け、空港で彼女を出迎えた。初対面から衝突する二人だったが、やがて事件の背後に潜む陰謀に気づき……。著者会心のノンストップ警察小説。『7デイズ』を改題。
  • 総司還らず
    -
    新選組一番隊組長・沖田総司の剣にかけた凄烈な生涯!  諸外国からの国難に対し、公武合体してあたるべきと考えた孝明天皇は、妹・和宮を徳川家茂に降嫁させた。沖田総司が隅田川で救った美少女・右近は、和宮に付き従う女衆の一人だった。やがて二人は、道ならぬ恋に堕ちるが、右近は和宮の替え玉として姿を消した。  そして総司は幕末騒乱の渦のなか、王政復古を目指す岩倉具視と、彼を裏で操る政商グラヴァーらの、孝明天皇毒殺の証拠を秘めた“禁裏御みあし帖”を巡る策謀に巻き込まれていく……。  孝明天皇毒殺の証拠を秘めた禁裏御みあし帖をめぐる、伝奇時代小説。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。
  • 空に牡丹
    4.0
    ご先祖に思いを馳せるファミリーヒストリー。  私のご先祖様には花火に魅せられ、一財をつぎ込んで生きた静助さんという人がいる。  ―――時は明治初期。江戸から東京になったが、地方ではいまだ江戸と呼ばれていた時代。その江戸から遠くない村で大地主の次男坊として生まれた静助は、ご一新で世間が大きく変わるなか、何不自由なく暮らしていた。  ある日、静助は母親と出かけた両国の隅田川で打ち上げ花火を見物し、ひと目で心奪われる。江戸の花火屋たちは、より鮮やかな花火を上げるため競い合っているという。  村に戻ってからも花火への情熱が消えない静助は、潤沢な資金を元に職人を雇い、花火作りに夢中になるが、富国強兵へ向かう時代の波が、次第と静助一族を呑み込んでいく……。 ※この作品は、『空に牡丹』(単行本版)の文庫版となります。
  • 増補改訂 アースダイバー
    4.3
    2005年の大ブームから13年を経て、東京アースダイバーの完全版なる! 縄文、そして「海民」へと日本のルーツを遡り、地形の無意識、文化と自然の相互作用を探るアースダイビングは、見えない東京を私たちに教える。今回の増補改訂で隅田川と多摩川流域といった海民文化の要素が色濃く残る地域を追加しました。そして東京の中心地であり、アースダイバーの出立点である大宮八幡へと帰還する旅が完了する。
  • 漂う 古い土地 新しい場所
    3.0
    老境に入ったベテラン作家が、自身ゆかりの土地を訪ねながら来し方をふり返り、自らの人生と対話する。 懐かしさと希望に充ちた珠玉のエッセー。 <目次> プロローグ 記憶の光景と目の前の眺め 大久保通り 身の奥から浮かぶバス通り 国分寺街道 門だけが残っていた 丸の内 商店街にいるような 新宿 環状線の内と外 井ノ頭通り 玉蜀黍畑に飛びこんだ日 日比谷公園 ある年、ある時間の熱 都心の夜景 色彩のドラマの底に 箱根・精進ケ池 最高地点から少し下って 京都市学校歴史博物館 ひんやりした冷気とともに 下田 忙しい港町 目白 開かれなかった卒業式 大阪・通天閣  地面から持ち上げる力 横浜 遠藤さんと祖父に会いに 小渕沢 緑の中のポップアート 小樽 鴎と鴉が飛ぶ 御宿 旅の駱駝がはるばると 多摩川 手元に残る「入漁證」 長野・上林温泉 疎開児、地獄谷を行く 長野 六十年ぶりの「帰省」 前橋 ただ川だけが流れる 熱海 凋落の影の中に 静岡 変らぬものは何もなく 名古屋・東山動植物園 ライオンが跳んだ日 新潟 古い煉瓦塀と光の海 高尾山 昭和生まれの猿 隅田川 西瓜ばかり食べていた 羽田空港 国際便、ふたたび 川越 遠くにある隣家 仙台 モノクロームの海辺 神戸 急な長い坂道の先に 高松 未知なる故郷へ 広島 歴史に屹立するドーム 長崎 暮色を背にして 有田 焼物の世界の近くに立つ 東京駅 人と時間が戻る場所 あとがき
  • 刺青白書 柚木草平シリーズ4
    3.8
    1巻605円 (税込)
    女子大生・三浦鈴女は、殺害された人気アイドル・神崎あやが中学時代の同級生であったことに衝撃を覚える。傷だらけの状態で発見されたあやには、刺青を消した痕があった。続いて、別の同級生が隅田川で水死体として発見される。彼女にもあやと同じ場所に、同じ刺青があった。2人の右肩にあった小さな薔薇の刺青。刺青同様に2人の同級生が消したかった過去とは何か。あやの事件の記事を依頼された柚木草平は、鈴女たちの中学時代に事件の発端があるとみて関連性を調べ始めた。事件の背後にある悲しい真実に二人は?《柚木草平シリーズ》番外編ともいうべき傑作。

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  • 【単話売】大江戸下町こもり堂 1話
    完結
    -
    ここは東京下町深川本所。ちょっぴり古風な女の子・小杜花桜(こもりかのん)は、隅田川のすぐそばにある拝賀家で居候中。ある日裏庭の掃除をしていたら、桜の木の下に捨てられている赤ちゃんを発見! そこへ現れた男の子は、拝賀家の遠縁・茨鬼紅羽(いばらきくれは)だった。口が悪くて生意気な紅羽は、訳あってこの春から拝賀家で暮らすという。見知らぬ男子高校生と一つ屋根の下で、花桜はドキドキが止まらない。しかも、2人で赤ちゃんの面倒をみることになって――!? ツンデレ男子といきなり子育て! ちょっぴり不思議な下町LOVE♪ (この作品はコミックス版の「大江戸下町こもり堂」1巻に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 大暴落 ガラ 内閣総理大臣・三崎皓子
    4.5
    与党・明正党の総裁選で惜敗しながら、野党議員の投票により日本初の女性総理大臣となった三崎皓子。党の重鎮議員の反対で組閣もままならない。そんななか、危機管理官より、「秩父に大雨が降っており、このままでは荒川が決壊、都心が水に沈む可能性がある」との情報が入る。さらに追い打ちをかけるように、台風八号と九号が発生。皓子は日本では例がない「緊急事態宣言」を提案するが、経済の停滞を理由に閣内で反対の声が上がり――。 荒川河川事務所の所長・里見はその頃、隅田川流域への被害を回避すべく奮闘していた。刻々と上がる水位、そしていよいよ、水門を閉める決断をするときが来た――。 あかね銀行のディーリングルームではその頃、「なんだこれは!」絶叫が響いていた。一瞬でドル円相場が20円も飛び、159円をつけたのだ。「ガラだ! 大暴落だ!」――。 東京都心を直撃する大規模な自然災害、ゼロ金利政策を続ける日銀への信用不安。いつ現実のものとなってもおかしくない二つの危機に襲われた日本を、皓子はどのように救うのか?
  • 地球の歩き方 御朱印 31 御朱印でめぐる東京の七福神
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 『地球の歩き方御朱印シリーズ』は2006年、日本ではじめて御朱印をテーマにした書籍として誕生しました。鎌倉、京都、奈良、東京、高野山、秩父などの古寺を中心とした「お寺シリーズ」、全国の知られていなかった変わった御朱印だけを集めた「凄いシリーズ」、全国、関東、関西、東海、九州、東京、神奈川、埼玉、北海道、京都、コミックエッセイなどの「神社シリーズ」を発行してきましたが、「七福神の御朱印だけを集めた本はないのですか?」という読者の皆さんの声にお応えし、東京の七福神の御朱印本、登場です。 もともと、お寺で納経をしたときに、その証として授与していた御朱印。七福神めぐりでも参拝の証として、頂くことができます。本書では“福をもたらす”と評判の、東京にある七福神を厳選。おさんぽにもぴったりな七福神モデルコースや、沿線、所要時間といったテーマ別、1ヵ所で七福神&御朱印が集まる寺社など、さまざまな切り口で展開。20を超える七福神と100以上の寺社、そしてその御朱印を徹底的に紹介しています。 七福神について、御朱印の見方、神社やお寺の参拝お作法やキーワードなど、初めてでもイチからわかる基礎情報もたっぷり。 お正月だけでなく、通年御朱印が頂ける七福神も多数掲載しています。 御朱印好きの人も、七福神めぐりはこれからの人も、本書を持って七福神めぐりに出かければ、もっと楽しめる。もっと幸せになる。関東在住者と旅行者には必携の一冊です! 本書には以下の内容が収録されています。 【目次】 ●巻頭 東京七福神マップ&七福神INDEX ほか ●第一章「七福神めぐりのための準備編」 七福神ってどんな神様?/七福神めぐりQ&A/御朱印の見方/神社の基本/お寺の基本 ほか ●第二章「編集部が厳選 七福神めぐりおすすめコース」 ・七福神めぐり体験レポート  隅田川七福神/新宿山ノ手七福神/港七福神/深川七福神 ほか ●第三章「テーマでめぐる東京の七福神めぐり」 情緒あふれる下町で開運さんぽ(柴又七福神) 23区イチの長距離コース(板橋七福神) ほか ●第四章「最短!1ヵ所で七福神があつまる神社&お寺」 大善院/赤坂豊川稲荷七福神 ほか 予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 地形を楽しむ東京半日散歩30
    -
    玉川上水の羽村取水堰と「まいまいず井戸」 菊坂付近の「上」と「下」、漱石と一葉 里山に残る羽村・山口の軽便鉄道トンネル群 「陸軍」と書かれた、埋もれた境界標… 知らないだけで、街にも里にも、そこかしこに注目すべきことがあります。てくてく、ぶらぶら見回すと、歴史的なことに気づいたり、それが地形に由来することがわかったり。地形と歴史を感じながら、「半日」散歩コースを30、設定しました。地図と、豊富な写真ともに、時にはルートを好きに外れながら歩いてみましょう。 【主な内容】 ●第1章 戦と城・事件の現場 品川御台場・御殿山土取場 永田町・紀尾井坂 八王子城跡 本丸跡/御主殿跡 渋谷公園通り・松濤 旧江戸城本丸(皇居東御苑) 皇居一周 日比谷~千鳥ヶ淵/半蔵門~桜田門 ●第2章 大名・富豪の館と地形 新宿御苑・多武峰内藤神社 明治神宮・春の小川歌碑 六義園・大和郷 旧古河庭園・霜降銀座商店街 自然教育園 庭園美術館・旧白金火薬庫軌道跡 小石川植物園・占春園 ●第3章 里山的風景と渓谷を行く 絹の道 八王子市鑓水/鑓水商人の栄華の跡と資料館 多摩よこやまの道/多摩丘陵の尾根筋をたどる道 小野路宿 羽村・山口軽便鉄道トンネル群 奥多摩むかし道・廃線跡 ●第4章 丘の上と下の作家 本郷菊坂 西片学者町・観潮楼跡 玉川上水 桜橋から三鷹駅/井の頭公園付近から牟礼へ ●第5章 水をめぐるドラマ 滄浪泉園・野川・貫井神社 お鷹の道と真姿の池湧水群 玉川上水羽村取水堰 玉川上水上流 旧堀跡と水喰土公園 隅田川水上バス お台場から両国/両国から浅草
  • 月の隅田川
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 月夜にはじまるその恋は
    -
    1~2巻440円 (税込)
    下隅田川を臨む町を舞台にしたちょっと不真面目な警察医×一本気の刑事の恋。 アイノベルス刊行作品に書き下ろし新作中編「新任刑事」付き! 下町情緒あふれるライトサスペンスとして楽しめるBL作品です。
  • 罪と祈り
    3.9
    貫井徳郎史上 最も切なく 悲しい誘拐事件 スリルと感動のどんでん返しミステリ! 警視庁を震撼させた 世紀の誘拐事件の真実とは? 元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。 当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。 真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。 息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、 賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。 隅田川で死んだふたり。 そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは?  男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ! 解説/西上心太 【目次】 第一部 亮輔と賢剛 第二部 辰司と智士 第三部 亮輔と賢剛 第四部 辰司と智士 第五部 亮輔と賢剛 第六部 辰司と智士 第七部 亮輔と賢剛  解説 西上心太
  • 東京 思い出 電車旅―のんびりと自由時間の街歩き
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    あの場所をもう一度見てみたい。昭和30年代に撮影した古き東京の鉄道写真を手に訪ね歩く東京八景。今と昔の写真から、憧れ、希望、挫折など地方出身者にとっての東京の追憶が蘇る。 【主な内容】 プロローグ 一枚の古い写真から 第一景 渋谷道玄坂 第二景 新宿西口ターミナル 第三景 銀座通りと東京タワー 第四景 赤坂見附交差点 第五景 山の手・私鉄沿線めぐり 第六景 多摩川と隅田川 第七景 荒川線・途中下車の旅 第八景 武蔵野散歩 エピローグ 友と家族と歩く歳月
  • 東京周辺 七福神めぐり ご利益さんぽコース 改訂版
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 御朱印やお土産、歴史深い街並み… 楽しく幸せを感じるおすすめ『30』コース! ★ 「東京」「神奈川」「千葉」「埼玉」 開運招福の旅があなたの身近にも。 ★ お気に入りのコースがきっと見つかる。 柴又・隅田川・谷中・市川・川越・横浜金澤…など ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 七福神とは、日本において、庶民の暮らしに 福をもたらすとして信仰されている 〝七柱の神〟のことです。 古くは室町時代末期、京の庶民の間に 〝福の神信仰〟が生まれ、 その後、神々の種類も数も一定しないまま 全国に広がっていきました。 そして、江戸時代中期からは、 お正月に初詣をかねての七福神詣が、 江戸庶民の間で大流行。 七福神の顔ぶれも次第に、 現在の恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋尊・福禄寿・寿老人に 整えられていきました。 およそ250年前に始まったといわれる 江戸最古の七福神「谷中七福神」は、 東京都台東区・荒川区・北区の7寺院に 祀られている七福神をめぐります。 ほかの七福神めぐりには神社も入っていますが、 谷中七福神は寺院だけとなっているのが特徴です。 七福神を参拝することには、不老長寿、 商売繁盛、五穀豊穣、家内安全など、 所願成就のご利益があるとされています。 多くの七福神めぐりは、 半日から二日程度でめぐることができ、 近年の御朱印ブームと相まって、 新年のイベントとしても定着してきました。 本誌では、東京周辺の30の七福神めぐりの コースを厳選して掲載。 コースも回りやすい順で設定しました。 ぜひ楽しみのひとつとして 参拝していただければ幸いです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ * 柴又七福神 * 千寿七福神 * 隅田川七福神 * 浅草名所七福神 * 下谷七福神 * 谷中七福神 * 亀戸七福神 * 深川七福神 * 日本橋七福神 * 港七福神 * 東海七福神 * 元祖山手七福神 * 荏原七福神 * 池上七福神 * 多摩川七福神 * 小石川七福神 * 雑司が谷七福神 * 新宿山ノ手七福神 * 板橋七福神 * 武蔵野吉祥七福神 * 調布七福神 * 八王子七福神 * 川崎七福神 * 横浜金澤七福神 * 鎌倉・江の島七福神 * 草加宿七福神 * 武洲与野七福神 * 小江戸川越七福神 * 市川七福神 * 佐倉七福神 ・・・全30コース ※本書は2016年発行の 『東京周辺 七福神めぐり ご利益さんぽコース』 を元に、加筆・再編集を行った新版です。
  • TOKYO0円ハウス0円生活
    4.2
    「東京では1円もかけずに暮らすことができる」―住まいは23区内、総工費0円、生活費0円。釘も電気も全てタダ!?隅田川のブルーシートハウスに住む“都市の達人”鈴木さんに学ぶ、理想の家と生活とは?人間のサイズに心地良い未来の暮らしを提案する、新しいサバイバルの知恵がここに。
  • 東京の謎(ミステリー) この街をつくった先駆者たち
    4.3
    『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』など、江戸・東京に深い造詣をみせる筆者が、東京の21の地域について過去と現在とを結び、東京の「謎」を解き明かす。 はじめに なぜ東京を「とうきょう」と読んではいけないのか 第一章 東京以前 第一回 なぜ源頼朝は橋のない隅田川を渡ったのか 第二回 なぜ大久保長安は青梅の山を掘ったのか 第三回 なぜ麹町は地図の聖地になったのか 第四回 なぜ浅草は東京の奈良なのか (新書のための書き下ろし) 第五回 なぜ勝海舟はあっさり江戸城を明け渡したのか 第二章 東京誕生(明治以後) 第六回 なぜ銀座は一時ベッドタウンになったか 第七回 なぜ三菱・岩崎弥太郎は巣鴨を買ったのか 第八回 なぜ早矢仕有的は丸善を日本橋にひらいたのか 第九回 なぜヱビスビールは目黒だったのか 第十回 なぜ「東京駅」は大正時代まで反対されたか 第十一回 なぜ野間清治は講談社を音羽に移したのか 第三章  関東大震災 第十二回 なぜ後藤新平は震災復興に失敗したのか(新書のための書き下ろし) 第十三回 なぜ日比谷は一等地の便利屋なのか 第十四回 なぜ新宿に紀伊國屋書店があるのか 第十五回 なぜ五島慶太は別荘地・渋谷に目をつけたのか 第十六回 なぜ堤康次郎は西武池袋線を買ったのか 第十七回 なぜ羽田には空港があるのか 第四章  戦後 第十八回 なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか 第十九回 なぜ寅さんは葛飾柴又に帰って来たのか  第二十回 なぜピカチュウは町田で生まれたのか 第二十一回 なぜ代々木の新国立競技場は案外おとなしいのか むすび なぜ江戸は首都になったのか

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