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Posted by ブクログ 2021年05月17日
水の視点から東京の町を見つめ直した評論。運河や川のはり巡る下町だけでなく山手から多摩地区まで広げた包括的な視点が素晴らしい。
「東京の空間人類学」の筆者の近著。最近のブラタモリやスリバチ地形のブームを反映しアップデートされた内容。明治期までの水運の視点から羽田や浅草など漁村視点、山の手から武蔵野へ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月01日
5月の天気のいい土曜日、友人に誘われて京浜運河で初めてのカヤック遊びを楽しみました。すいすい進む感覚も面白かったのですが、普段見ることの出来ない視点から東京(の一部)を見れたことにテンション上がりました。陸に上がって昨年からの積読だった「水都 東京」を開いた訳です。著者については大昔テレビの番組でヴ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月16日
一応まちづくり系の部署にいるものとして、東京の基層からどういった都市が形成されているのかを知ることができ、とても勉強になってよかった。
東京はやはり水の町であり、水運な活性化などもっと行われたらおもしろいのかなと思った。神社や集落が水辺に沿って集まっているというのもとても興味深く、実際にいろいろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月26日
『東京の空間人類学』を読んだ頃を懐かしく思い出しながら本書を読み進めた。
水の都、東京を巡って、時間的には古代から現代まで、空間的には下町、山の手から、これまであまり取り上げられてこなかった杉並、武蔵野、さらに多摩といった東京全域へと、著書の歩みは広がりを見せる。土地の高低や凹凸などの地形を具...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月08日
<目次>
第1章 隅田川~水都の象徴
第2章 日本橋川~文明開化・モダン東京の檜舞台
第3章 江東~「川向う」の水都論
第4章 ベイエリア~開発を基層から考える
第5章 皇居と濠~ダイナミックな都心空間
第6章 山の手~凸凹地形を読む
第7章 杉並・成宗~原風景を探る
第8章 武蔵野...続きを読む
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