初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖
  • 完結

初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖

770円 (税込)

3pt

3.8

木挽町の芝居茶屋かささぎは、若い店主・喜八とその兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で営む小さな店。誰もが振り向く色男・喜八と冷たい風貌で女心を痺れさせる弥助目当ての女客や、気の利いた小料理を求める常連に愛されている。が、じつは喜八、かつて江戸市中の風紀を乱す無頼の徒と粛清され、命を落とした町奴かささぎ組親分のひとり息子。それ故、鬼勘の異名をとる火付改・中山直房に、なにかと敵視され……。芝居の町を舞台に、喜八と鬼勘の掛け合いが見どころの事件帖、人情たっぷりにいざ開幕!

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木挽町芝居茶屋事件帖 のシリーズ作品

全6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    770円 (税込)
    木挽町の芝居茶屋かささぎは、若い店主・喜八とその兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で営む小さな店。誰もが振り向く色男・喜八と冷たい風貌で女心を痺れさせる弥助目当ての女客や、気の利いた小料理を求める常連に愛されている。が、じつは喜八、かつて江戸市中の風紀を乱す無頼の徒と粛清され、命を落とした町奴かささぎ組親分のひとり息子。それ故、鬼勘の異名をとる火付改・中山直房に、なにかと敵視され……。芝居の町を舞台に、喜八と鬼勘の掛け合いが見どころの事件帖、人情たっぷりにいざ開幕!
  • 雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    770円 (税込)
    小体だが、気の利いた旬の料理に、店主・喜八とその兄弟分・弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。ある日店に、眼鏡をかけた上方言葉の客がやってきた。風変わりなその男は、常連の娘・おあさの父にして狂言作者の東儀左衛門で、男前の喜八と弥助に台帳(台本)を書く手伝いとして、せりふ読みや立ち回りをしてほしいのだと言い出す。一方、喜八は近所の大茶屋・巴屋がらみのいざこざに巻き込まれ……。喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで、またひと騒動の予感──大人気シリーズ第二幕!
  • 菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    暦が夏を迎えた頃。芝居茶屋かささぎは、美男で評判の喜八や弥助目当ての女客や、料理人・松次郎が作る小料理を求める客で今日も賑わっていた。季節のおすすめ、茗荷料理の評判もいい。しかしそこへ、茗荷ばかり食べさせて、物忘れにさせる気だと騒ぎ出した客がいた。他の客たちも不安な顔をし始めたとき、「それは迷信だ」と武家の中間らしき男が割って入ってくれた。藍之助と名乗るその男、目下人探しをしているそうで……。重版出来大人気シリーズ、第三巻!
  • 薫そうめん 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    蒸し暑い雨の日。美男・喜八が仕切る木挽町の芝居茶屋かささぎで、元金貸しの隠居・岩蔵と、金貸しの奉公人だという長助が相席となった。二人を中心に店には和やかな時が流れていたが、岩蔵の棘のある言葉で場は白けてしまう。それでも岩蔵をやけに気にかける長助。一方、常連で狂言作者の娘・おあさは、駿河台で起きた詐欺事件を取材中らしい。その上、かささぎを大茶屋にする応援がしたいと、喜八にある計画を持ち掛けてくる。芝居の町が舞台、人情たっぷりの事件帖、第四作!
  • 菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    実りの秋。人気役者の甥で、美男と評判の喜八が仕切る芝居茶屋かささぎでは、秋なすにしめじ舞茸、新生姜など、滋味あふれる食材を豊富に使った料理で客をもてなしている。そんな折、下総から江戸遊山にやってきた、お菊という美女と冴えない大男という二人連れがいた。そのお菊に、店内に居合わせた久作と名乗る男が菊若水という化粧水を買わないかと持ち掛ける。喜八は、久作の商いの仕方が気になって……。料理と芝居、そしてかささぎを舞台に巻き起こる人間模様と、三度楽しめる大人気時代小説シリーズ、第五作!
  • くわいの丸煮 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    冬が近づき、木挽町の芝居茶屋かささぎでも、ふうふう言いながら食べる豆腐や里芋の田楽などをはじめ、体の温まる料理が人気だ。そんなある日、店に金持ち風の男が現れた。男は日本橋で本屋を営む萬屋清兵衛と名乗り、山村座の座元兼役者の四代目長太夫の贔屓筋だと言う。見た目と裏腹に質素な品を頼んだ清兵衛は帰り際、かささぎの商売敵・巴屋の話をして去っていく。同じ頃、消息を絶った弟を捜しに来たという女客とその息子の二人連れに協力することになった喜八たち。そこには鬼勘も絡んできて──。失踪の謎、絡み合う因縁、元かささぎ組の絆……シリーズ完結篇!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わり、とても清々しい気持ちになります。
    人物ひとりひとりが魅力的。喜八さんと弥助さんはもとより、特におあささんとおくめちゃんが愛らしい。
    もう一つ、作者の篠先生の文章が私好み。続きが楽しみです

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    紫式部の娘さんの話し 賢子がまいる
    のあと読みました。
    全然違う感じです。
    あちらはコミックみたいでしたのに。
    1巻目だし 話しがのってぬるのに時間がかかりましたが 後味のいい話しでした。
    この人たちのでる このシリーズ読むことにしました。

    0
    2024年07月26日

    Posted by ブクログ

    グルメ時代小説かと思いきや、元町奴の倅で芝居茶屋「かささぎ」を営む喜八を中心とするヤクザ人情小説だった。
    喜八、その兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で装い新たに店を開いた数日後、突如松次郎が行方不明に。聞くところによると、松次郎の倅・乙松が、盗みの疑いをかけられているらしい……。
    己の正義と人情を

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    傾奇者達を集めて纏めて、町の為に尽力したが、無頼漢であった事実により投獄され死亡した父を尊敬しつつも、その倅である事を自覚し仲間たちに報いたい喜八
    芝居茶屋が舞台、歌舞伎が絡んで面白くなりそう

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    新シリーズかな?

    初午いなりだし…茶屋だし…
    もっと料理本?グルメ本?かな?と思っていたけれど割とさっくり。

    1作目はどうしても…入りきれない感はあるけど。
    色々どうなっていくのか楽しみ!!!

    0
    2022年04月01日

    Posted by ブクログ

    202201/面白かったけど、キャラ萌えありきの感が強いような…。新シリーズ1作目とのことなのでとりあえずしばらくは様子見で追ってみよう。

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    篠綾子さんの新シリーズが始まりました。

    旗本奴が闊歩していた時代、街にも派手な衣装を着て立ち歩く町奴が存在。
    半端な若者が自然にあつまり、親分をしていたのは主人公喜八の父親だったが、町のためにと奮起してその地域になかった橋を作り、いつしか親しまれる存在に。

    だが、ある時、旗本奴や町奴の取り締まり

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙のイラストにつられて購入。中身も満点でした。

    町奴(元やくざって表現していいんですかね?)の息子の喜八と兄弟分(右腕みたいな)の弥助と、料理人の松次郎で小料理屋を営んでます。
    ある日松次郎の息子が盗みの片棒を担いだと疑われ捕まってしまいます。
    息子が捕まったのと同時に松次郎も姿を消して…って感

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前のシリーズは菓子屋。そして、今回は芝居茶屋ということですね。そして、主人公も女性から男性へ。

     戦国時代に傾奇者と呼ばれる人がいたことは知っていたんですが、江戸時代にも町奴、旗本奴などという人たちがいたのは初めて知りました。いわゆるならず者集団。

     主人公の喜八の父は町奴のかささぎ組の頭。大目

    0
    2022年03月01日

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