菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖
  • 完結

菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖

792円 (税込)

3pt

4.8

実りの秋。人気役者の甥で、美男と評判の喜八が仕切る芝居茶屋かささぎでは、秋なすにしめじ舞茸、新生姜など、滋味あふれる食材を豊富に使った料理で客をもてなしている。そんな折、下総から江戸遊山にやってきた、お菊という美女と冴えない大男という二人連れがいた。そのお菊に、店内に居合わせた久作と名乗る男が菊若水という化粧水を買わないかと持ち掛ける。喜八は、久作の商いの仕方が気になって……。料理と芝居、そしてかささぎを舞台に巻き起こる人間模様と、三度楽しめる大人気時代小説シリーズ、第五作!

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木挽町芝居茶屋事件帖 のシリーズ作品

全6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    770円 (税込)
    木挽町の芝居茶屋かささぎは、若い店主・喜八とその兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で営む小さな店。誰もが振り向く色男・喜八と冷たい風貌で女心を痺れさせる弥助目当ての女客や、気の利いた小料理を求める常連に愛されている。が、じつは喜八、かつて江戸市中の風紀を乱す無頼の徒と粛清され、命を落とした町奴かささぎ組親分のひとり息子。それ故、鬼勘の異名をとる火付改・中山直房に、なにかと敵視され……。芝居の町を舞台に、喜八と鬼勘の掛け合いが見どころの事件帖、人情たっぷりにいざ開幕!
  • 雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    770円 (税込)
    小体だが、気の利いた旬の料理に、店主・喜八とその兄弟分・弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。ある日店に、眼鏡をかけた上方言葉の客がやってきた。風変わりなその男は、常連の娘・おあさの父にして狂言作者の東儀左衛門で、男前の喜八と弥助に台帳(台本)を書く手伝いとして、せりふ読みや立ち回りをしてほしいのだと言い出す。一方、喜八は近所の大茶屋・巴屋がらみのいざこざに巻き込まれ……。喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで、またひと騒動の予感──大人気シリーズ第二幕!
  • 菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    暦が夏を迎えた頃。芝居茶屋かささぎは、美男で評判の喜八や弥助目当ての女客や、料理人・松次郎が作る小料理を求める客で今日も賑わっていた。季節のおすすめ、茗荷料理の評判もいい。しかしそこへ、茗荷ばかり食べさせて、物忘れにさせる気だと騒ぎ出した客がいた。他の客たちも不安な顔をし始めたとき、「それは迷信だ」と武家の中間らしき男が割って入ってくれた。藍之助と名乗るその男、目下人探しをしているそうで……。重版出来大人気シリーズ、第三巻!
  • 薫そうめん 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    蒸し暑い雨の日。美男・喜八が仕切る木挽町の芝居茶屋かささぎで、元金貸しの隠居・岩蔵と、金貸しの奉公人だという長助が相席となった。二人を中心に店には和やかな時が流れていたが、岩蔵の棘のある言葉で場は白けてしまう。それでも岩蔵をやけに気にかける長助。一方、常連で狂言作者の娘・おあさは、駿河台で起きた詐欺事件を取材中らしい。その上、かささぎを大茶屋にする応援がしたいと、喜八にある計画を持ち掛けてくる。芝居の町が舞台、人情たっぷりの事件帖、第四作!
  • 菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    実りの秋。人気役者の甥で、美男と評判の喜八が仕切る芝居茶屋かささぎでは、秋なすにしめじ舞茸、新生姜など、滋味あふれる食材を豊富に使った料理で客をもてなしている。そんな折、下総から江戸遊山にやってきた、お菊という美女と冴えない大男という二人連れがいた。そのお菊に、店内に居合わせた久作と名乗る男が菊若水という化粧水を買わないかと持ち掛ける。喜八は、久作の商いの仕方が気になって……。料理と芝居、そしてかささぎを舞台に巻き起こる人間模様と、三度楽しめる大人気時代小説シリーズ、第五作!
  • くわいの丸煮 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結
    792円 (税込)
    冬が近づき、木挽町の芝居茶屋かささぎでも、ふうふう言いながら食べる豆腐や里芋の田楽などをはじめ、体の温まる料理が人気だ。そんなある日、店に金持ち風の男が現れた。男は日本橋で本屋を営む萬屋清兵衛と名乗り、山村座の座元兼役者の四代目長太夫の贔屓筋だと言う。見た目と裏腹に質素な品を頼んだ清兵衛は帰り際、かささぎの商売敵・巴屋の話をして去っていく。同じ頃、消息を絶った弟を捜しに来たという女客とその息子の二人連れに協力することになった喜八たち。そこには鬼勘も絡んできて──。失踪の謎、絡み合う因縁、元かささぎ組の絆……シリーズ完結篇!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    菊花ちらしは5作目です。
    まとまりがよくテンポもあって 読みやすかったです。
    このカササギのお料理で感心するのは
    魚とか 湯葉 とかそういうものは使ってない。
    野菜 きのことかで 献立をたてている。
    庶民の行く芝居茶屋
    高い材料は使わず 献立をたてています。
    菊花ちらしもですが 芋名月と栗名月
    どち

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    篠先生のこのシリーズは、とにかく食欲をそそる作品です。時節がまさに食欲の秋だけに食材も美味しそうなものばかり。里芋を揚げたものなんかは作ってみたくなるような表現です。
    喜八さんと鬼勘との関係が少し緩和したのかと思っていたら前巻が未読でした。

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第五作。
    人気役者の甥の喜八と幼馴染みの弥助は一緒に「芝居茶屋かささぎ」で接客として働いている。二人とも色男だが、役者には興味がなく、このかささぎを少しでも大きくしたい一心で料理の献立を日々考えている。
    昔の人は季節の変わり目を大切にし、無病息災を願い、邪気を祓う行事を大切にする。今回は中秋

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ5作目。季節は秋。
    若い女性客に化粧水を売りつける若い男性が現れます。
    特に悪いことしてるわけじゃないけど、何か引っかかる…

    友達を紹介してくれたら10文引くとなんかマルチ商法みたいだなと思って読んでました。また、お得意様になりそうな客とデートって、若い女性から金を巻き上げるホストみたいだ

    0
    2024年03月06日

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