特攻隊作品一覧
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4.9反芻者続出の話題作。待望の単行本化! 大ボリューム本編212Pに加え特別描き下ろし16Pを収録。 「このえり巻 先に特攻で逝った人から貰ったんです」 1945年3月、徳島。 報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。 ある晩。 不意に淀野のもとを訪れた志津摩。 話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――。(『田中志津摩一飛曹編』) 時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、國の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――……。 焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。 生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜6編に加え、 特別描き下ろしを1編収録。 濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の上巻。
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4.2学校や大人たちに苛立ちを募らせる中学2年の少女・加納百合は、ある日突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまう。そんな絶望のなか出会った青年・佐久間彰の誠実さと優しさに救われた百合は、急速に彰に惹かれていく。だが彼は間もなく戦地で命を散らすことが決まっている“特攻隊員”だった――。 現代の孤独な少女と特攻隊員が出会った奇跡。 TikTokで話題となった大号泣のタイムリープ小説が、待望のコミカライズ!
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-「男女の間じゃないと… 本来しない事をしてました」 1945年3月、徳島。 カメラマンの淀野は報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていた。 「若者が憧れるかっこいい兵隊」を撮らねばならぬことはわかっているものの、淀野に懐く、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔についついレンズを向けてしまう。 志津摩の輝きに惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてる淀野。 ある晩。 不意に淀野のもとを訪れた志津摩。 話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が―― 「…じゃあ 俺にしてくれますか?」 いけないとはわかっていても、乱れゆく心と身体――。 特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の第一夜。
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-458円 (税込)戦前から現代に至る激動の台湾史 AD 目次 【巻頭インタビュー】哲人政治家・李登輝からのメッセージ生きること、そして、学ぶこと 【特別グラビア】美麗島台湾の絶景探訪 【巻頭特集】日台をつなぐ絆を伝える台湾の建築遺産を巡る 台湾にの残る日本の足跡を訪ねて台湾見聞録 台湾と日本─人々は日本をどう見ているのか? はじめに台湾が日本とともに歩んだ時代とは? 台湾南部 第一話台南台湾の英雄、鄭成功の遺徳を訪ねて 第二話高雄児玉源太郎、後藤新平が推進した砂糖の製造事業とは? 第三話屏東北原白秋を魅了した原住民集落・三地門郷へ 第四話西郷従道の台湾出兵、牡丹社事件とは何だったのか? COLUMN 1 東アジアの英雄・鄭成功と『国姓爺合戦』 台湾北部 第五話台北日本統治時代の現存建築物を巡る COLUMN 2 日本統治時代の台湾歴代総督 第六話台湾の“食”を歩く夜市から見える屋台料理の魅力 COLUMN 3 楊さん兄妹が語る私たちが過ごした日本時代 第七話新北日本人が開発した東アジア最大の金山 第八話基隆昭和天皇も上陸した台湾の二大港湾都市 第九話宜蘭「敬天愛人」に生きた西郷菊次郎と太平洋戦争の記憶 COLUMN 4 秘蔵写真で見る若き昭和天皇の足跡 台湾東部 第十話花蓮特攻隊員を見送った戦争遺産「松園別館」 第十一話台東多様な民族が育む歴史と文化に触れる旅 離島 第十二話金門島国共内戦の激戦地となった「金門島」をゆく COLUMN 5 永久保存版台湾の地に名を刻んだ37人の日本人列伝 最終章台湾の戦後史 厳選グッズ通販時空旅人SELECT 奥付 裏表紙
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-第二次世界大戦の終盤、特攻隊として出撃した瀬川良介は玉音放送により特攻を止められ、生き延びる。その後初めての女に全財産を奪われるなど、女で数々の痛い目に遭いながらも昭和の激動の時代の中で青年実業家へとのし上がり、そして国会議員へと立身出世を果たしていく。男の行き様を描いたヒューマンストーリー。
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4.5歴史とは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流れである――明治維新、日露戦争、統帥権、戦艦大和、特攻隊。悲劇への道程に見える一つ一つの事実は、いつ芽吹き、誰の思いで動き出したのか。ベストセラー『昭和史』『幕末史』と並ぶ、わかりやすく語り下ろした戦争史決定版! 日本人の心に今もひそむ「熱狂」への深い危惧が胸に迫る。
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3.5昭和20年、敗戦の色濃い鹿児島基地で若い男女の悲しい別れがあった。特攻隊員の妻・夏子は、結婚してわずか1週間後に夫の特攻隊の出撃が決まった。涙で夫を見送った直後、基地内で鬼畜・中須賀少佐に捕まり、部屋に連れ込まれ犯されてしまう。夫が特攻で散ったまさにその時に、こんな辱めを受けるなんて…!! 夏子は自殺を謀ろうとするが死にきれず、倒れていたところを老百姓の長谷に発見され、助けられた。長谷家で老人とその娘に世話になることになった夏子は、夫の最後の言葉「執拗に生きろ!」を思い出し、深い悲しみと憎しみを背負いながら、生きていく決意をする。戦中と戦後の混乱期を生き抜いたひとりの女の復讐と義侠心の壮絶な物語、第1巻(全6巻)!
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-【合本版…『ゼロ戦夏子』1巻~3巻までの3冊分を収録した《プチ大人買い》シリーズ】《作品内容》昭和20年、敗戦の色濃い鹿児島基地で若い男女の悲しい別れがあった。特攻隊員の妻・夏子は、結婚してわずか1週間後に夫の特攻隊の出撃が決まった。涙で夫を見送った直後、基地内で鬼畜・中須賀少佐に捕まり、部屋に連れ込まれ犯されてしまう。夫が特攻で散ったまさにその時に、こんな辱めを受けるなんて…!! 夏子は自殺を謀ろうとするが死にきれず、倒れていたところを老百姓の長谷に発見され、助けられた。長谷家で老人とその娘に世話になることになった夏子は、夫の最後の言葉「執拗に生きろ!」を思い出し、深い悲しみと憎しみを背負いながら、生きていく決意をする。戦中と戦後の混乱期を生き抜いたひとりの女の復讐と義侠心の壮絶な物語、合本版:第1巻(全2巻)! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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1.0学校や大人たちに苛立ちを募らせる中学2年の少女・加納百合は、ある日突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまう。そんな絶望のなか出会った青年・佐久間彰の誠実さと優しさに救われた百合は、急速に彰に惹かれていく。だが彼は間もなく戦地で命を散らすことが決まっている“特攻隊員”だった――。 現代の孤独な少女と特攻隊員が出会った奇跡。 TikTokで話題となった大号泣のタイムリープ小説が、待望のコミカライズ! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.7戦後を駆け抜けた伝説のアウトロー、安藤組組長・安藤昇(あんどうのぼる)の半生を描いた実録任侠コミックの決定版!戦時中、大日本帝国海軍の特攻隊員として生命を捧げる使命感で生きてきたものの、終戦を迎え安藤の心は空っぽな状態に陥ってしまう。敗戦の4ヵ月後、疎開先の藤沢から新宿に戻るも、跡形もなく変わり果てた故郷の姿に涙する。そんな矢先、一人の娼婦に浴びせられた怒声が安藤昇の虚無感を粉々に打ち砕いた。何かやってやると決意した安藤は軍資金を作り、下北沢の喫茶店を根城にして「安藤軍団」を結成する。そして、新宿・渋谷・銀座へと進出を始める安藤たちだったが……。
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4.2親との関係や学校、すべてがうまくいかない毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかったイケメン・彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、時を超えて彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない大ヒット感動物語!
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-はみだし者が東京大空襲前夜へタイムスリップした「B-29?」、人間魚雷「回天」特攻隊員との一途な想いを描いた「桜さくら」、できそこない看護師が戦艦大和に乗り込んだら……「大和なでしこ」、太平洋戦争をテーマに描いた渾身の3作品! 【こんな人におすすめ】 ・気楽に読める戦争漫画を探している人 ・戦争を身近に感じる話を読みたい人 ・「戦空の魂」以外の天沼俊の作品を読みたい人 【著者プロフィール】 岩手県盛岡市出身。 小学生の頃の夢はパイロット。大学合格を機に上京、持込みを始め、1981年週刊少年ジャンプより津島匠(つしましょう)の名でデビュー。集英社を中心に様々なジャンルの漫画を描く。趣味は料理。家族…妻と息子2人。 【代表作】 戦空の魂、戦海の剣など
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4.0「日本について学べば学ぶほど、 『アメリカの見方がおかしい』と思うようになった」 なぜ日本だけが謝罪を求められるのか? 先の大戦において、米航空母艦の乗組員であった祖父から 「国の為に自分の命を捧げる日本の特攻隊員の潔さ」を 教えられたのをきっかけに日本研究の道を志した 気鋭のアメリカ人歴史学者が、偏見に満ちた「対日歴史観」を正す!
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4.5
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-石原慎太郎氏絶賛!甦る闇のレジェンド! 少年院、予科練、特攻隊志願、敗戦、法政大学除籍、愚連隊、安藤組社長、横井英樹銃撃、逮捕収監、安藤組解散、映画スター、ベストセラー作家、2015年12月88歳大往生。生涯、カネと女と拳銃に不自由しなかった悪と男気のカリスマの生涯を書き尽くした一冊! スーツにネクタイ革靴と拳銃で闇社会と表社会を自由に行き来し、ヤクザを抑えて渋谷新宿を制圧。最初にして最後の昭和平成の義と悪のレジェンド!
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-「桜花」特攻隊から奇跡の生還を遂げた武智(旧姓・田中)文雄は、実業団・大日本土木を経て、新生・近鉄パールス契約第1号選手となる。昭和三十年には、プロ野球史上二人目、パ・リーグ第1号の完全試合を達成。シーズン途中の理不尽なルール変更によるチーム消滅の危機には、大車輪の活躍で10ゲーム差を大逆転……。野球とは、「生きてホーム(家)に還る」スポーツ。「生きて還ってきた男」の痛快な野球人生を描く戦後史発掘ノンフィクション。
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-戦時中の出来事をたった二行の言葉に封印してしまった父の経歴書。 父との出会いから丁寧に綴った母の手記。 彼らは戦中戦後の時代をどのように生きたのか。 父山本琢郎が亡くなり、母洋子が整理した父の遺品を私に渡してくれた。その中に父が書いた経歴書があった。役人であった父の経歴は実に細かく記述されていて、俸給級数まで記載されたものだった。しかし、その経歴書の中で戦時中の部分だけは、 昭和十八年十月一日 仙台陸軍飛行学校入校 昭和二十年八月十八日 召集解除ヲ命ゼラル と、たったの二行だけだった。 父は、戦時中どう生きたかを、その二行に封印してしまったのである。 私はその二行の行間をなんとか読み解こうと思った。というのも、その遺品の中に「振武特別攻撃隊 天翔隊 陸軍少尉 山本琢郎」と書かれたシルクのマフラーがあったのである。父は陸軍少尉で、しかも、いわゆる「特攻隊」だったのか……。生前、母も含めて家族全員、父から戦時中の話は一切聞いたことがなかった。 私は猛烈に調べ始めた。 遺品の中には父の闘病中、看病をする傍ら母が書いた戦中戦後の様子を丁寧に綴った手記も入っていた。二人の若者はあの時代をどう生きたのか……。 母の手記は、将校姿の父と出会った経緯から書き始められていた。
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3.7女性鋳物師の奮闘を描く痛快モノづくり小説。 祖父・勇三が起こした下町の町工場「清澄鋳造」で働くルカ(清澄流花)は、営業担当ながら時には自ら流し入れなどの現場作業も行う“鋳物オタク”だ。丁寧なモノづくりを信条に長年培ってきた会社の強味が時代遅れとされ、単価の引き下げや納期の短縮を求められた末に、相次いで発注を打ち切られてしまい、大ピンチに! 瀕死の会社を立て直すため、ルカは大胆な改革を考える。 今までのやり方へのこだわりや、“経験とカン”を誇るベテラン職人たちの反発。困難に立ち向かう中で、亡き祖父だったら……と思い巡らすルカ。特攻隊の生き残りにして、会社を起こし、高度成長期の中で発展させていったその足跡を辿っていくと、これまで知らなかった勇三の人生が浮かび上がってくるのだった。さらに、時代を超えて輝きを放つ、二つの“東京オリンピック”。 変わっていかないと。そう、変わり続けないと。 ルカは、新しい工法や鋳物の概念を超えた新素材の商品や、物語のモノづくりなどに挑戦していく。東京の下町を舞台に、女性鋳物師の奮闘を描き、 鋳物の新しい可能性を見せてくれる痛快モノづくり小説。
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3.7第二次大戦の末期、人間魚雷「回天」に搭乗し必死の出撃をした青年達がいた。若き特攻隊員が命を賭して守りたかったものは何か。手紙や証言を通して、彼らの一途な想いと覚悟の本質に迫る感動のノンフィクション。
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3.9「妻と娘のために必ず生きて帰る」と言い続けながら特攻を志願した、『永遠の0』の主人公・宮部久蔵。その強烈な生と死は、「特攻とは何だったのか」「日本人はなぜあの戦争を戦ったのか」という、我々が向き合うことから逃げてきた問いをつきつける。映画『永遠の0』から、『風立ちぬ』『終戦のエンペラー』、小説『永遠の0』、そして特攻隊員たちの遺書へ。丹念な読み解きを通して、「戦後」という見せかけの平和の上に安穏と空疎な人生を重ねてきた日本人に覚醒を促す、スリリングな思索の書。
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-金平茂紀さん推薦。「報道にたずさわる一人の人間として、泣いた」 太平洋戦争開戦とともに始まった沖縄の放送局。その最後の放送局長・岩﨑命吉の手記が発掘された。情報戦を担い日本軍と一体化していく姿を映し出したBS「沖縄 戦火の放送局」にさらに取材を重ね、戦時下のメディアにせまる。 【推薦】金平茂紀(ジャーナリスト・早稲田大学客員教授) ※本書は、大月書店刊『沖縄 戦火の放送局――軍隊に飲み込まれたラジオ』の電子書籍版です。 【目次】 プロローグ もうひとつの追悼式 第一章 「戦時下」の日記 第二章 開戦と沖縄放送局の誕生 第三章 対敵宣伝・宣撫工作に励む 第四章 沖縄へ 第五章 ラジオの叫び 第六章 アジアの放送局の終焉 第七章 軍に飲み込まれた放送局 第八章 沖縄戦 エピローグ 【著者】 渡辺考 わたなべ・こう NHK沖縄放送局ディレクター。1966年生まれ。ETV特集「シリーズBC級戦犯~韓国・朝鮮人戦犯の悲劇~」,同「もういちどつくりたい~テレビドキュメンタリスト木村栄文の世界~」,NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還~陸軍特攻隊の悲劇~」(3作ともギャラクシー選奨),ETV特集「戦場で書く~作家火野葦平の戦争~」(橋田賞)他おもにドキュメンタリーを制作。
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4.3日本は世界でもっとも好かれ、信頼されている国です。 それは海外に行ったときによくわかります。 なぜ、日本人とわかると笑顔になる外国人が多いのでしょうか。 世界の人たちを魅了する「日本らしさ」とはどのようにつくられてきたのでしょうか。 ロングセラー『日本はこうして世界から信頼される国となった』が多くの読者のご要望におこたえして【親子で読めるジュニア版】として生まれ変わりました! ■本書の特徴 ・小学生高学年からご年配の方までわかりやすい総ルビ ・大きい字で読みやすく行間ゆったり 歴史を学ぶということは、年号や出来事、人物の名前を暗記することではありません。 ましてや、いまの価値観で善悪を判断したり、断罪することでもありません。 その時代その時代を懸命に生きた人たちに思いを馳せ、彼らの声に耳を澄まし、 未来を生きる私たち一人ひとりに託された思いとはなにかを考え続けることです。 それは同時に、いまの日本の世界からの信頼を築きあげてくれた先祖に、 そして平和で豊かな日本を築く礎となった先祖の勇気と愛情に、敬意を持つということでもあります。 多くの先人たちの「思い」をけっして忘れることなく、次の世代に語り継いでいくことこそが、私たちに与えられた役割なのです。 【目次】 ◆第1章 1890年 トルコのエルトゥールル号遭難―100年後の「恩送り」を生んだ先祖の誠実さ ◆第2章 1859年 長州の思想家・吉田松陰の死―明治維新の精神を育んだ勤勉な生き方 ◆第3章 1853年 アメリカのペリー艦隊の来航―世界情勢を理解していた教養と危機意識 ◆第4章 1905年 日露戦争日本海海戦―世界が感動した武士道精神 ◆第5章 1919年 人種差別撤廃法案の提案―正しいことを貫く勇気ある行動 ◆第6章 1941年 日本とアメリカの戦争―自尊を貫いた強い意志 ◆第7章 1944年 特攻隊の出撃―特攻隊員が生命に代えて守ろうとしたもの ◆第8章 1951年 マッカーサー元最高司令長官の証言―東京裁判後に証明された日本の正しさ ◆第9章 1958年 国産車ダットサン210の闘い―何度失敗しても挑戦し続ける気概 ◆第10章 1964年 世界を驚かせた東海道新幹線―日本人の叡知と努力のシンボル ◆第11章 1964年 アジア初の東京オリンピック―受け継がれた幻の東京五輪の精神 ◆第12章 1966年 ウズベキスタンの大地震―命を名誉に代えたシベリア抑留者 ※本コンテンツでは書籍版に掲載されている世界地図は含まれておりません。
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-戦争末期の日本のカオスを丸ごと描く問題作。 物語は戦争末期の昭和19年12月から始まり、無条件降伏後の20年10月で幕を下ろす。 外交官の夫を原因不明の自殺で失った石射康子は、国策通信社に勤め、深田英人枢密顧問官の秘書も務めている。一方で、米国人妻をアメリカに残して交換船で帰国したジャーナリスト・伊沢信彦とは愛人関係にあり、協力して深田の和平工作のために情報を提供していた。すでに太平洋の島々では玉砕が相次ぎ、東京爆撃も始まりつつあった。 特攻隊や学徒出陣、また逼迫する配給物資や闇取引などの過酷な現実を余すことなく丸ごと描いた問題作。
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-茨城県に住む高校生・相沢考樹は外出先で突然意識を失い、目を覚ますと太平洋戦争末期の日本海軍で戦闘機パイロットになっていた。とまどい、抗いつつもゼロ戦乗りとして成長していく考樹。しかし戦況の悪化が、考樹ら若者たちを生きてもどることのできない特攻隊へと駆り立てる……。考樹は、現代で生きる幼なじみ・菜々美と再会することはできるのか? 第11回講談社BOX新人賞Powers受賞作。
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4.5二〇歳に満たない少年兵を布張りの練習機で敵艦に体当たりさせる特攻作戦が行われた太平洋戦争末期。整備士の深田隆平は練習機が特攻に使われるとは思いもせず、悪戯心で操縦席に武運長久の祈りを刻んだ。あと数日で終戦と噂される中、そんな隆平のもとへ特攻隊員と思しき若者から匿名で感謝の手紙が届く――。実体験をもとに綴る奇跡の邂逅譚。
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-「同乗者は誰も死なせない」 かの大戦中に操縦桿を握った男は今、“飛行機の神様”と呼ばれ、今日も大空を舞っていた――。 世界最高齢と「ギネス認定」された95歳の現役パイロット・高橋淳氏。 飛行時間は2万5000時間を超え、周囲からは「飛行機の神様」と崇められている。 飛行機に魅せられ、少年の頃からパイロットになるのが夢だった。 青年時代を迎えると、日本は第二次世界大戦に突入し、高橋氏も予科練から海軍の大型爆撃機操縦士として南方を転戦し、敗戦近くの沖縄戦で特攻隊に編入されたときには“最期”を覚悟したという。 しかし出撃中、心に誓っていたのは「同乗者は誰も死なせない」という覚悟だった。 幸運にも生きて戦後を迎えると、小型機とグライダーの世界に没入し、類まれなる飛行技術を生かしてフリーパイロットなどとして活躍。 また、組織のまとめ役、指導者としても慕われ、社団法人日本飛行連盟名誉会長を務めつつ、大空を縦横無尽に飛び回る日々を60年以上送っている。 そんな高橋氏だが、95歳を超えた現在でも華麗な飛行テクニックは健在。 週に1度は大空を舞っている。 果たして、第一線で活躍し続ける大ベテランは、空から何を学んだのか? どんな困難にも負けず、自分らしく生きていくためのヒントを語ってもらう1冊。 【著者プロフィール】 高橋淳 (たかはし じゅん) 大正11年10月生まれ。東京都出身。 甲種飛行予科練習生として海軍に入隊。太平洋戦争には一式陸上攻撃機のパイロットとして従軍した。 戦後は小型機とグライダーのパイロット・教官として活躍し現在に至る。 社団法人日本飛行連盟名誉会長、赤十字飛行隊隊長。 2020年5月現在、事業用パイロット世界最高齢ギネスワールドレコード更新中。 『世界ふしぎ発見!』(TBS)など、メディア出演多数。
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3.7終戦間際の1945年、昭和20年の春――。 薩摩半島南部にある知覧や大隅半島の鹿屋、串良の飛行場から、数千人の二十歳前後の若者たちが、爆弾を抱えた飛行機とともに沖縄を目指して飛び立った。 自らのいのちと引き換えに、敵機に特攻するために……。 しかしながら、6人の特攻隊員が、鹿児島と沖縄のあいだに浮かんだ黒島という小さな島に辿り着いている。 黒島の人たちは、けんめいに介抱した。 それによって、いのちを救われた兵士たちもいた。 そんな元特攻隊員と、黒島の人たちとの交流は、70年が過ぎた現在でも続いている。 老いとともに途絶えていくきずな。風化される記憶。 それでも、あの戦争を語り継ごうとする人たちがいる! 「あの戦争から遠く離れて」の大宅賞作家が、自らのライフワークに取り組んだノンフィクション作品。
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3.7昭和19年、潜水特攻隊伏龍に志願した少年を待っていたのは、予想を超えた戦時の「日常」だった。上官のイジメに怒り、ライスカレーをむさぼり、友人の溺死に涙する――戦時下の青春を描く新世代の戦争文学。
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-沖縄の孤島、黒潮洗う白い崖(ギタラ)で何が起きたのか。米軍艦船への体当たりに失敗した若き特攻隊員は、不時着後、苛酷な運命に翻弄される。迫る米軍の上陸、自決か捕虜か。あの遠い夏の日の"愛と死のドラマ"が甦える。戦後半世紀、秘めてきた苦悩の足跡を追う、『月光の夏』に続く感動ノベル。
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4.0若き2人の特攻隊員は、ベートーヴェンの名曲「月光」を、小学生たちの前で弾き、南溟の空に出撃していった。あの夏の日のピアノの響きは、痛切な思い出として刻みこまれた。愛と哀しみの感動にあふれるドキュメンタリー・ノベル。(講談社文庫)
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-大戦末期、追いつめられた日本が選択した究極の戦術・体当たり攻撃(通称特攻)。陸軍飛行第244戦隊、森明彦大尉は、抜群の操縦技術で搭乗員が死なない空対空特攻を考案しB29を邀撃するなど成果を挙げるが、師団本部が下した指令は確実に死に至る対艦特攻隊の編成だった。
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-特攻隊と共に戦った「もうひとつの蛍」の物語――。 「神風」にただ一人異議を唱えた29歳の若きリーダー美濃部正少佐。 伝説の夜襲攻撃隊「芙蓉部隊」を率いて終戦まで命をかけて戦い抜き米軍を震え上がらせた。 誰もが冷静な判断力を失う窮地にあって、しなやかな理性と、揺るぎない信念に基づき、愛するもののために戦った美濃部少佐。 上官に意見することが罪に問われた時代、 「特攻」に異を唱えた彼の人間性と勇気ある生き方を主軸に、芙蓉部隊の隊員たちと彼らの基地を支えた人々、そして、母や妻との愛や絆を描くノンフィクション。 「真に生きる」ために、「死を覚悟して」戦った彼らの人生を前にして、現代の私たちは、この一度きりの人生をどう生きるのか。 生きるとは何か、真の愛とは何か、日本人の誇りをいかに貫くか、を問いかけるノンフィクション!
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-1977年、第8回星雲賞受賞作。 近未来、戦争に突入した日本。海上封鎖をされ危機に陥った中、コンピュータがはじきだした最良の作戦は、「特攻」だった。 <著者からのコメント> この作品は、最初は短編として書き、早川書房のSFマガジン(1975年12月号)に載せてもらったものです。 しかし書き足りなかったので改稿し、まだ駆け出し作家だった当方の、長編第一作となりました。 ですから読み返すと、時代や国際情勢の変遷を、つくづく感じさせられます。 ところどころで、「あれっ。このあたりは半村良さんのタッチだな」と感じるのは、氏の作品を「長編のお手本」と思っていたからでしょう。その点も含めて、お楽しみいただければ幸いです。 かんべむさし
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4.0昭和二十年終戦当日、宇垣纏中将の最後の特攻を目撃した偵察機搭乗の中尉が残した謎の手記が存在した。偵察機搭乗員が明かした宇垣特攻の真実とは?なぜ、この手記が一顧だにされないのか。戦後置き去りにされてきた終戦時最大のミステリーに挑む!
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-明治の創設から昭和の解体まで、本書は日本陸軍75年の歴史を描いた全史である。三八式歩兵銃は、かつての日本の若人なら誰もが一度は手にした兵器であり、軍の象徴であった。旅順の堅塁を白欅隊が肉弾突撃したとき、あるいは特攻隊将兵が爆薬もろとも敵艦に突入していったとき、日本陸軍は何をしたか。日清・日露・第一次世界大戦・日中・太平洋戦争における日本陸軍の行動を密度高く記述する。元・陸軍中佐の著者は「無数の将兵の苦闘を偲びながら、これに報いえなかった陸軍のふがいなさの因果を明らかにしようとした」と述懐する。兵器写真を多数完備した、軍事資料としても貴重な、渾身の興亡全史。
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4.4
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-神風特攻隊の先駆けとなった若者たち レイテ島沖で米空母に体当りをし、若い命を閉じた神風特別攻撃隊敷島隊の五人の若者たちは、何を思い、いかに生きようとしたのか
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5.0彼らは死ななければ帰れない! 「搭乗員の墓場」ソロモンで、硫黄島上空で、決死の戦いを繰り広げ、ついには「必死」の特攻作戦に投入された零戦ベテラン・パイロットの渾身の記録。
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4.0最初の神風特別攻撃隊の戦果に対する「陛下のお言葉」は「そのようにまでせねばならなかったか、しかしよくやった」だった……。 延べ一万人・六千時間に及ぶ証言を元に昭和二十年元旦から終戦に至る時代を再現。第一巻は、特攻隊、和平工作開始、東京大空襲を取り上げる。〈解説〉戸部良一
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3.9恩賜の軍刀を与えられた秀才組に名将はいなかった 責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。 第一章 栗林忠道 第二章 石原莞爾と永田鉄山 第三章 米内光政と山口多聞 第四章 山下奉文と武藤章 第五章 伊藤整一と小沢治三郎 第六章 宮沢繁三郎と小野寺信 第七章 今村均と山本五十六 第八章 服部卓四郎と辻政信 第九章 牟多口廉也と瀬島龍三 第十章 石川信吾と岡敬純 第十一章 特攻隊の責任者 大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大 *電子書籍版では掲載されていない写真があります。
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5.0
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4.3人生の壁にぶつかったとき、これから先が見えなくなったとき、この場所がいつも僕を救ってくれた――愛する人のために、将来の平和のために、若くして散っていった青年たちがいました。「特攻隊」とよばれた彼らが人生最後の数日を過ごし、そして飛び立っていた場所、鹿児島・知覧。彼らが自分の命と引き替えに残した未来への思いは何だったのでしょうか。そして、「あなたは、いま幸せに生きていますか?」こう問いかけられたら、あなたはどう答えるでしょうか。イエスと答えられなかった、あなたにぜひ、読んでほしい。「人生に迷ったら、知覧に行け」読後、大切な何かを感じていただけるような一冊になりました。
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-誇りを胸に戦場に赴き、特攻に散った朝鮮人たち――。韓国・北朝鮮が戦後、「売国奴」として抹殺した人々の感動の秘話。戦前、実は満洲事変をきっかけに、多くの朝鮮人の心情は「反日」から「親日」へと転じていた。満洲の地で中国人から迫害されていた朝鮮人たちのために日本人が立ちあがり、朝鮮人を守り抜いたからである。また、戦争中には「朝鮮人も、兵士にしてほしい」と徴兵を求める声も高まった。朝鮮人の多くは、日本人が当然の責務として果たしている「兵役」を自分たちが担えないのは「差別」だと感じていたのだ。さらに、朝鮮と日本の未来を信じ、特攻隊として散華した朝鮮人兵士たちもいた。彼らは、「僕は選ばれて日本陸軍で将校になったのですよ。もし僕が逃げたら、やっぱり朝鮮の奴らは卑怯者だと、朝鮮全体が馬鹿にされるのです。僕は日本陸軍で朝鮮を代表しているのです。僕は日本人になりきって日本のために死のうとしているのではありません。その暁に我々の武勲を認めさせて独立にもってゆくことなのです。大東亜共栄圏として、ビルマ、インドネシア、朝鮮、みな独立の道があるはずです」と語り、誇りを胸に出撃していった。だが、そのような人々を、戦後の韓国と北朝鮮は「親日派=売国奴」として弾圧した。多くの人々が殺害さえされたのである。そしていまなお、慰霊碑・顕彰碑さえ建てられない事態が続いている。人々は、いかなる想いを胸に生き抜こうとしたのか。その歴史の真実を真正面から見つめなければ、真の友好が生まれるはずもない。さらにいえば、尊い生命を捧げた方々を顕彰するどころか冒涜するのは言語道断であろう。まさにいまこそ知っておくべき、真の友誼と感動の秘話を満載した意欲作。 【目次より】●第1章 戦前、多くの朝鮮人たちは反日から親日に転じていた ●第2章 朝鮮人特攻隊とその思い ●第3章 靖国神社に祀られた朝鮮人 ●第4章 日本を支えた朝鮮人 ●第5章 終戦と反日のはじまり
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-昭和19(1944)年、第二次世界大戦において、大西中将の発案により特攻が採用され、「特攻隊」が編成された。最初の作戦で素晴らしい成果をあげた特攻は、以来正規の艦船攻撃法として固定されることになる。…が、それは悲劇の始まりだった。航空機に爆弾を積載し、搭乗員もろとも敵艦に突入するという人間爆弾のごときその戦法は、数多くの若者の命を奪い再びの帰還を許さない片道切符であった。「お国のため」という号令のもとに、たったひとつの命を捧げた特攻隊員たちの胸中とは、本当の想いとは如何なるものだったのか? 本書は実力派漫画家たちの魂を込めた迫真の筆致で、彼ら英霊たちの凄絶な戦いとその秘話を赤裸々に描いた、特攻隊物語の決定版である!
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-消えてしまった風景、父母への想い、特攻隊員として死を覚悟していた日々……。さらに現在の日々のふれあいの中で出会った人々、町、映画……。そして、それらの中から浮かび上がってくる生きていくための智恵。「昔の隅田川はとてもきれいでね、岸からちょっとのぞくと、水の中に生えた蘆の根っこの所をワタリガニがノソノソ歩いていたものだ。水底から砂がパッ、パッと上がる。カレイが横たわったまま呼吸をしているんだな。……おれがそば屋でライスカレーを食うに拘るのは、昔の良かった隅田川の光景が、ありありと頭の中に浮かんでくるのさ。そしてもっと大事なのはな、妙な話だが、こうやっているとな、その頃の隅田川の風景がまだどこかに残っているような気がするのさ……」。時代がどんなに変わっても、きっとどこかでつながっている。わかりあえるさ、日本人だから、な。人生の愉しみや人生の渋味が、心にあふれだしてくる、珠玉の随筆集である。
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4.2「特攻隊」とよばれた彼らが、人生最後の数日を過ごし、そして飛び立っていた場所、鹿児島・知覧。人生の壁にぶっかったとき、これから先が見えなくなったとき、著者が必ず訪れ、「フォーユー精神」を掲げるきっけとなった場所でもあるその場所には、かつて愛する人を守るために死んでいった若者たちがいた。彼らが自分の命と引き替えに残した未来への思いとは?あなたは今、幸せですか? あなたの大切な人は今、幸せですか?男として、人として、いま、自分ができることは何か。やるべきことは何か。「人生に迷ったら、知覧に行け」答えは必ず、見つかります。
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-昭和20年、敗戦必至の日本でタイムマシンが開発される。大本営は起死回生を期して、S特殊部隊を幕末に送り込み、過去を変えて日本を勝利に導く作戦を発動させる。しかし機械の誤作動により、部隊が送り込まれた先は、何と『大坂夏の陣』最中の時代であった。
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-餓死か、玉砕か-。 熾烈を極める戦地。無謀な作戦で敗戦の色が濃くなってゆく大戦末期まで、戦場の生々しさを26人が証言。 沖縄戦で戦艦「大和」を旗艦とする「水上特攻隊」として、駆逐艦「雪風」に乗艦した軍医長や、護衛の駆逐艦「涼月」から目撃した大和最期の姿。 特攻隊の一員として、鹿児島県の知覧飛行場へ移動する前日に終戦を迎えた特攻隊員の葛藤。 「秘密は墓場まで持って行け」と厳命された関東軍防疫給水部、秘匿名「731部隊」に配属された男性。 数々の貴重な証言が、戦争の実相をあぶり出す。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「26人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-心をふるわせる指揮官の言葉。涙をさそう特攻隊員の手紙。同胞愛、郷土愛、家族愛に満ちあふれた91の言の葉がおりなす、美しい日本人の記録。山本五十六のような指揮官から無名の一兵士の言葉まで、ノンフィクションの名手が厳選。極限の状況下で残された言葉は、生きるヒントになる。
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-千鳥が渕マンションの一室で、パール・ホワイトの受話器から、悩ましい女声の秘密指令をうけると、刈谷は過去を忘れ、未来を考えない男になる。現在の、この0時間に命をかけるのだ。「人狩り特急」では、在日米軍航空医療班細菌主任・小関博士の身辺警戒を命ぜられて、奇妙な誘拐事件のからくりを暴き、「深海魚作戦」では、ジュネーブ宝石商殺しの真犯人、日本の宝石界を牛耳るリュー将軍一味を捕え、「金髪特攻隊」では、外人旅行者相手のニセの旅行小切手偽造組織に挑戦する。ナポレオン・ソロばりの、秘密国際刑事警察機構・ICPOの日本特派員の、胸のすく大活躍!
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-【大合本版…『ゼロ戦夏子』1巻~6巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》昭和20年、敗戦の色濃い鹿児島基地で若い男女の悲しい別れがあった。特攻隊員の妻・夏子は、結婚してわずか1週間後に夫の特攻隊の出撃が決まった。涙で夫を見送った直後、基地内で鬼畜・中須賀少佐に捕まり、部屋に連れ込まれ犯されてしまう。夫が特攻で散ったまさにその時に、こんな辱めを受けるなんて…!! 夏子は自殺を謀ろうとするが死にきれず、倒れていたところを老百姓の長谷に発見され、助けられた。長谷家で老人とその娘に世話になることになった夏子は、夫の最後の言葉「執拗に生きろ!」を思い出し、深い悲しみと憎しみを背負いながら、生きていく決意をする。戦中と戦後の混乱期を生き抜いたひとりの女の復讐と義侠心の壮絶な物語、大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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-黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)絶賛!! 「この本は、韓国通で親韓派(知韓派)として「韓国の達人」だったはずの黒田福美氏の”善意”が、韓国で最後の瞬間、なぜ裏切られたのかという生身の体験記である。韓国のいわゆる反日感情の実態と現状が、実体験として伝えられた貴重な記録だ──」(本書解説より) 憎しみあうのではなく、労りあう日韓のために…… 1991年7月、私は不思議な夢を見た。「日本名ではなく、朝鮮人として死にたかった」── 夢に出てきた青年は、快活に笑いながらそう言った。その日から、私の「祈願碑」建立への長い旅がはじまったのです……。 私が朝鮮人特攻隊員を弔う理由 映画「ホタル」で知られる出撃前夜、アリランを唄った朝鮮人特攻隊員がいた。 彼の慰霊碑建立を願い、郷里に実現しようとした女優・黒田福美。 しかし、そこに立ちはだかったのが韓国の「反日」の病だった。 苦節二十数年…。「知韓派」女優が辿った壮絶な哀しみのドラマ
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-季刊『道』(どう)に掲載された、宇城憲治師範による数々の巻頭対談を1冊に収録。 【収録対談】 ●現代舞踊家 石井みどり 「言葉でなく、心と身体で学ぶ」 ●空手家 金澤弘和 「武道でつくる日本の宝 ―― 人」 ●元神風特攻隊員 浜園重義 「人間は、努力です」 ●ヴァイオリニスト 川畠成道 「再現してこそ真の継承 ―― 音楽と武の響演」 ●ビジョントレーナー 田村知則 「武術でつくる身体の眼 ―― 良い眼は、肚をつくり、人間をつくる」 ●料理家 辰巳芳子 「“食”は先人が守り残した、生き抜くための道筋です」 ●合気道家 五月女 貢 「カテゴリーを越え、原点での修行と交流を」 ●東大名誉教授 清水 博 「「科学と気」の可能性」
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-敗戦で国柄を蒸発させ、精神の故郷を喪失した日本人。 祖国を取り戻すためには何が必要なのか? 先の大戦で子々孫々のため、家族のため、そして国や故郷のために戦った多くの兵士たちは元来、サラリーマンや教師、農家といった一般の人たちだった。彼らはどんな想いを胸に銃を取ったのか?本人や遺族を丹念に取材した鎮魂のノンフィクション。 ●第一章 玉音放送に刻まれた哀傷 ●第二章 B29搭乗員を介錯した武士道の顚末 ●第三章 Uボート内に散った日本人技術者 ●第四章 特攻隊発祥の地を歩く ●第五章 函館俘虜収容所第一分所で何が起きたのか ●第六章 知られざる特攻兵器「震洋」が描いた航跡 ●第七章 特攻にまつわる然る夫婦の相聞歌 ●第八章 埋もれた史実「モンゴル抑留」の実態 ●第九章 敗戦の責任は何処に有りや ●第十章 台湾で神になった日本人兵士
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4.8あなたの幸を希う以外に何物もない――。鹿児島県知覧の特攻隊基地から飛び立った穴沢利夫少尉。二十三歳で散った法学徒が婚約者・智恵子へ宛てた便りには愛する者への一途な思いと純粋な真情が綴られていた。戦後六十年以上を経て、婚約者が語り尽くした、あの時代の現実とある愛のかたちとは。全面改稿を施したロングセラーの新版。 【目次】 まえがき 第一章 出会い 図書館から戦場へ 第二章 覚 悟 マフラーになりたい 第三章 婚 約 たった一晩の子守唄 第四章 特 攻 あなたをたどる旅 生きる時代は選べない――新潮文庫版あとがき 新版あとがき
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-戦争はまだ終わっていない!? 十津川警部、特攻の真実に直面する。 東京と金沢を結ぶ北陸新幹線開通が翌春に迫り、終戦から69年経った8月15日、元海軍航空隊中尉の小暮義男が扼殺された。93歳であった。小暮は金沢の出身で、12年前に妻を亡くすと金沢から東京へ出て暮らしていたのだ。被害者の戦中・戦後を調べる十津川は、小暮が戦争末期に、「私もすぐ、君たちの後に続く」と言って特攻隊員を送り出していたこと、さらに、40年前に元陸軍中将の莫大な遺産を相続し、同時に「特攻とは何だったのか、調べてほしい」と託されていたことを突き止める。十津川は、特攻で亡くなった若者にも思いを馳せ、複雑な心境で殺人事件を追うのだが……。(「東京と金沢の間」改題)
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4.3太平洋戦争の狂気の舞台となった薩摩半島の知覧飛行場。機体に二五〇キロ爆弾を装着し、死の道へ突進した若き特攻隊員たちの残酷なドラマ! 「語られない真実」を緻密な取材で綴る。賛美と否定の間で、闇に葬られようとする戦争の内実を、丹念に掘り起こしたノンフィクション。
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4.5特攻、これだけは伝えたい。 生還した11人からのメッセージ。 多くの“神話”と“誤解”を生んだ特攻。 その真実を知る最後の語り部たちが重い口を開いた。 四式重爆撃機「飛龍」、 百式重爆撃機「呑龍」、 四式連絡艇/四式肉迫攻撃艇「マルレ」、 九七式艦上攻撃機、 九七式戦闘機、 人間機雷「伏龍」、 零式艦上戦闘機、 一式陸上攻撃機、 四式戦闘機「疾風」、 九三式中間練習機。 心ならずも生き残った11人の元特攻隊員のロングインタビュー。 平和を知るために私たちの祖父、そして父たちの熱き想いに耳を傾けよ。 写真・図版多数。
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-昭和20年(1945)3月、重要拠点ゆえにB29に爆撃され、壊滅的被害を受けた大刀洗飛行場(福岡県)。大正8年(1919)に完成したこの飛行場は、その後、陸軍飛行学校や技能者養成所が置かれ、東洋一と謳われた。国民学校を卒業したばかりの15歳の少年たちは、この地で速成され、ある者は整備兵として、そしてある者は特攻兵として戦場へと送り出されていったのである。当時を知る者が数少なくなる中、大刀洗飛行場で若き日を送った4人に、直木賞作家・安部龍太郎が取材。古代から近代まで、数多くの歴史小説を上梓してきた著者が、満を持して初めて「太平洋戦争」に取り組んだ。 【目次】●序章 大刀洗飛行場を訪ねて ●第一章 松隈嵩氏への取材――技術者たちの苦闘 ●第二章 信国常実氏への取材――生き地獄を味わった整備士 ●第三章 河野孝弘氏への取材――陸軍の迷走と「さくら弾機事件」 ●第四章 末吉初男氏への取材――特攻兵の届かなかった手紙
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-国家が特攻を必要とする。俺は志願した──特攻作戦に青春を捧げた男の決意。250人の若き特攻隊員がのこした遺書、日記、手紙に綴られた愛しい人へ贈った最後の思い。
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4.0戦争末期、「振武寮」という特攻帰還兵が収容された施設があった。「次は絶対死んでみせる」。帰還者にそう思わせる精神教育をさせるそこで、著者の大貫氏は幽閉されていた。美化してはいけない「特攻」を経験した元兵士の貴重な記録。
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