教養 意味作品一覧

  • 大学4年間の地政学が10時間でざっと学べる
    NEW
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    イスラエルとパレスチナはなぜ戦争が始まったのか?ロシアはなぜウクライナ侵攻したのか?北朝鮮がミサイルを日本海に撃つ意味は何があるのか?日本の米軍基地、アメリカにとってのメリットとは?半導体に助成金を出す意味など、ニュースで日々報道される国際情勢や日本の米軍基地、北方領土問題など、他国が関わる問題には地政学的な問題が関わっています。「地政学」を知ることは、戦争の歴史を知ることにつながります。第一次、第二次世界大戦のほか、世界で起きた様々な戦争・紛争、支配の歴史、地政学的リスクなど各国が取った戦略を体系的に学べる一冊です。ニュースの内容がより深く理解できるようになる最新の大人の教養書。 ■本書の目次■ 第1章 地政学の基礎 第2章 パックス・ブリタニカの地政学 第3章 パックス・アメリカーナの地政学 第4章 パックス・シニカ(中国)とパックス・ソベティカ(ロシア)の地政学 第5章 世界の紛争と経済戦争の地政学 第6章 パックス・アシアーナの地政学と日本
  • 自然言語処理の教科書
    NEW
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    【普遍的な知識・技術を解説する自然言語処理の「教科書」】 深層学習の登場により、人工知能分野の技術が広く注目されています。特に自然言語処理は、我々の生活の中に深く浸透してきました。例えば検索システム、SiriやAlexaなどの音声対話システム、DeepLといった機械翻訳が挙げられます。いまや多くの企業や研究機関が、自然言語処理を用いた様々なプロジェクトを進めています。 本書はどの時代の自然言語処理にも必要となる技術について解説します。新しい技術が次々と生み出されていく中で、自然言語処理の実装に関する知識は古びてしまう可能性を孕んでいますが、本書では自然言語処理システムの開発で必要となる普遍的な知識を中心に掲載します。 解説の特色として、はじめに開発方法やデータ、評価基準など自然言語処理システムの開発全体に関する内容を載せます。続いて自然言語処理のタスク別に各システムの開発について取り上げ、どのような方針で設計するか、必要となってくる技術は何かを伝えます。最後に、類書でほとんど取り上げられていないにもかかわらず自然言語処理システムの構築には欠かせない知識となる辞書やコーパスの構築方法についても解説します。 ■目次 ●第1章 自然言語処理システムのデザイン   1-1 入力と出力を決定する   1-2 アプローチ:どのように解くか決定する   1-3 データ:辞書やコーパス   1-4 評価:評価尺度とエラー分析   1-5 フロー:自然言語処理システムの開発サイクル   1-6 まとめ ●第2章 分類・回帰問題の解き方   2-1 評価極性分析:ポジネガを判定する   2-2 文書分類:記事の自動分類   2-3 文章の品質推定:人手で書いた文章の品質を推定する   2-4 演習:品質推定   2-5 まとめ ●第3章 系列ラベリング問題の解き方   3-1 固有表現認識:固有表現を見つける   3-2 形態素解析:単語分割・品詞推定・見出し語化   3-3 誤り検出:誤り箇所の検出と訂正   3-4 演習:文法誤り検出・訂正   3-5 まとめ ●第4章 言語生成問題の解き方   4-1 文書要約:長い文章の要点をまとめる   4-2 機械翻訳:同じ意味の別の言語で表現する   4-3 対話:チャットのやり取りをする   4-4 演習:機械翻訳   4-5 まとめ ●第5章 言語資源のつくり方   5-1 言語資源の入手方法   5-2 言語資源構築のデザイン:継続的な品質管理   5-3 辞書作成   5-4 コーパス作成   5-5 ツールキット作成   5-6 演習:フレーズ分類ラベルアノテーション   5-7 まとめ ■著者プロフィール 小町守:2005年東京大学教養学部基礎科学科科学史科学哲学分科卒業。2010年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。在学中、Microsoft ResearchやAppleなどで研究開発に携わる。同年奈良先端大助教、2013年首都大学東京(現東京都立大学)システムデザイン学部准教授および教授を経て、2023年より一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科教授。2023~2024年ケンブリッジ大学客員研究員。最近は深層学習を用いた自然言語処理の研究に取り組んでいる。『自然言語処理の基本と技術』(翔泳社,2016)監修。
  • 30歳からの漢詩エントリー それは「どう生きるか」を考えること
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    大人の教養、知性の最高峰、時空を超える異才たちの文学。その「漢詩」の魅力と読み方を一冊に凝縮。 絶望の中に生きた陸游、破壊された長安で酒浸りの日々を送った杜甫、「値千金」で有名な蘇東坡、中国人をうならせた漱石、共産主義活動に挫折した河上肇の漢詩を取り上げながら漢詩が包含する「知」と「情」の世界を解説。漢詩が学校教育で軽視されていることへの問題提起も。 漢文や漢詩を読むために必要な基礎知識は、はっきり言ってありません。あるとすれば、「自分がどう生きるのか」を考えることが、漢文や漢詩を理解し楽しむ道を作ってくれるでしょう。―本文より 【目次】 序 章 時空を超えて共振する 音によって感情を共有/文明を「編集」した孔子/「よこしまな思いのない詩」とは/知の『詩』、情の『楚辞』 他 第一章 陸游、絶望のなかのユートピア 泡沫のユートピア/千年前の溜め息/きっといつかは桃源郷に/むなしさを埋めるための九千首 他 第二章 漱石、東洋的理想郷への希求 江戸の終焉とともに/不連続の連続/死を意識して/「隠逸」という理想/「則天去私」へと続く道 他 第三章 杜甫、生きるためのラブレター 五言絶句の奇跡/四千年に一度の出会い/破壊された長安で/漢詩の原点 他 第四章 蘇東坡、「楽しむ」へのこだわり 左遷と豚肉/文人一家と保守・革新の攻防/「所有」を問う/文人の願い 他 第五章 河上肇、共産主義と挫折と 共産主義という理想/ユートピアはどこにある/社会を変革するか、社会から逃げるか 他 終 章 古代中国の「心」を探る 数学との共通点/書き捨てる文とは違って/音を並べる技「平仄」/意味を深める技「対句」 他 【著者】 山口謠司 中国学研究者(専門は文献学、書誌学、日本語史など)、博士(中国学)、大東文化大学名誉教授、中国山東大学客員教授。1963 年、長崎県に生まれる。イラストレーター、書家としても活動している。 著書に、『妻はパリジェンヌ』(文藝春秋)、第29 回和辻哲郎文化賞を受けた『日本語を作った男―上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)、『ん―日本語最後の謎に挑む』(新潮新書)、『唐代通行『尚書』の研究―写本から刊本へ』(勉誠出版)、『文豪の凄い語彙力』(新潮文庫)などがある。
  • まんがで知る デジタルの学び
    4.7
    1~3巻1,584円 (税込)
    デジタル化が進む小学校で定年間近の昭和ティーチャーが学びを深めつつ子どもを伸ばす教師の本来の力を発揮 1人1台時代に突入した小学校を舞台に、前向きな初任者やEdTechに強い教師、ICTが苦手な教師など多彩な顔触れ。子どもたちと共に情報端末に触れ、様々な問題に直面しつつそれを乗り越えて教師も子どもも成長していきます。その背景には、デジタル社会になっても変わらず受け継がれる教師のあり方が描かれています。 「誰だって苦手なことはある。少しずつでも変わっていけばいい」など名言も随所に、教育の根本を考える機会も得られます。 最新情報満載のコラム「デジタル社会の教育を考える教養書」も必見。 【目次】 第1章 授業改善を共通の目的にする──子どもたちの資質・能力を育成する 第2章 情報の意味を理解する──テキストとコンテキスト 第3章 自ら学ぶ力を育てる──人とつながりながら学ぶ力を高める 第4章 学習者の視点に立つ──昭和二二年度の学習指導要領 第5章 批判的思考力を高める──子どもたちが学びとる授業へ 第6章 教師も学び手として成長する──授業研究会も変化させる 第7章 スキルとモラルの両方を向上させる──保護者と一緒に考えるルール 第8章 人間としての心と力を育てる──十年後の未来 【著者】 前田康裕 1962 年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科卒業。 岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事、熊本市立向山小学校教頭、熊本大学教職大学院准教授、2021 年4月より熊本市教育センター主任指導主事。『まんがで知る 教師の学び』『まんがで知る 未来への学び』シリーズ(さくら社)他著書多数。
  • ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる――MFA(芸術修士)入門
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    【内容紹介】 ChatGPTに代表される生成AIが出現し、世の中は大きく変わろうとしている。 その中で、テクノロジーの動向に左右されず最も重要となるのは、アートの要素であるといわれている。 本書の特徴は、工学修士の学位を持つ著書が、社会に出た後で「足りない要素」を実感し、美術大学の修士課程に入り(最終的に博士号を取得)、アートをビジネスに応用できないかを、悪戦苦闘しながら得たエッセンスをまとめたものである。 また、企業における新規開発において「アート」の要素が、非常に〝使える〟ことを実証したことがユニークな点として挙げられる。 MFA(芸術修士)という新しい学問の領域についても詳しく述べられている。 「ビジネスに悩んだときには、アートに答えが存在している」 より多くのビジネスパーソンにお勧めの「アート×ビジネス」本です。  【著者紹介】 [著]朝山 絵美(あさやま・えみ) 兵庫県生まれ。工学修士(Master of Engineering)、造形構想学修士・博士(Ph.D. of Creative Thinking for Social Innovation)。外資系コンサルティングファームにおいてマネジング・ディレクターを務め、人間中心の経営戦略を専門とする。同志社大学大学院工学研究科知識工学専攻(現:理工学研究科インテリジェント情報工学専攻)の修士課程を修了。カナダ バンクーバーにてCo-Active® Training Institute(CTI)主催のコーアクティブ・コーチングのコアコースを通じてコーチングを修学。その後、外資系コンサルティングファームに入 社し、現在に至る。公益社団法人、一般社団法人の理事や相談役を歴任、経営者を対象としたエグゼクティブコーチングの実績も多数ある。武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコースの修士課程を2021年3月に修了。その後、同大学院博士後期課程において、ビジネスパーソンが人間らしくイキイキとイノベーションを創発するための研究と椅子の制作を中心としたアートワークを行い、2024年3月に学位を取得。 【目次抜粋】 ■第1章 なぜ「アート」を戦略の中心に置くのか 注目されるアートのスキルとは何か アート=絵画作品という誤解 予測不能な経営環境下で求められるイノベーション ビジネスとして向き合うべき3つの問題点 アート思考について アーティストの「思考」はアートの一つの要素でしかない 本書のゴールはどこにある? ■第2章 「アート」とは何か 産業革命が創りだした世界 人間本来の営みを取り戻す 「美」により「創りたい世界」を脳内に想像する 精神的な世界を「物質化」させるにはどうすればいいか 価値観は身体の感覚を通じて形づくられる 「アート」で世界最大規模のIT企業を創り上げたCEO ■第3章 「アート」のスキル アートのスキルとして求められるもの アートのスキル1/エナジネーション/ Energination アートのスキル2/トリハダ美/ Torihada Aesthetics アートのスキル3/タンジブル化/ Tangiblization ■第4章 MFA(芸術修士) MFAとは何か ビジネスにおけるMFAの可能性 経営戦略としてのMFA MFA経営戦略が適用される経営理論 「ビッグアート」によりイノベーションが生みだされる ■第5章 MFAの実践的アプローチ MFAの実践的アプローチに関する全体像 Step 1 |対話や探索によりエナジネーションを高める Step 2 |バイアスから逃れ、新しい価値観をもたらすアイデアを発想する Step 3 |三方の心を揺さぶるトリハダ美を発見する Step 4 |現場でリーダーがタンジブル化に携わることによりトリハダ美の強度をあげる Step 5 |ビッグアートのトリハダ美により相手を直感的に魅了してバイアスを壊す Step 6 |直感的にいいと感じたものに対して論理と情動により何らかの意味づけを行う
  • 日本人が苦手な語彙・表現がわかる「ニュース英語」の読み方
    値引きあり
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    語彙・背景知識を押さえれば、面白いほど読めるようになる! 海外ニュースに出てくる英語表現、すらすら読めますか? 日本人が苦手な語彙・表現がわかれば、理解・速度が劇的にアップする! 「ニュース英語」の読み方の決定版 ★ビジネスブックマラソン Vol.6440(2024/3/19)で紹介されました! Q ニュース英語によく出てくるこの英語の意味、わかりますか? ・shower praise on 直訳:シャワーのように称賛を浴びせる つまり、「称賛する」 ・A sport striving with all its might to become less interesting 直訳:全力でより面白くならないようにしようと努力しているスポーツ つまり、「非常に高い人気を誇るスポーツなのに、最近は試合が面白くなくなってきた」ことへの皮肉 ・sticky prices 直訳:ねばねばした物価 つまり、「なかなか下がらない物価」を表現 「ネイティブの英語に触れよう!」と海外ニュースやYoutube、PodCastを観る習慣をつけても、 ニュースに使われる英語には、独特の読みづらさがあります。 前著「ニュース英語の読み方」では、その特徴として以下の6つを取り上げました。 ①ニュース英語は情報追加型 ②無生物主語を偏愛する ③言い換え表現が大好き ④生きた表現の宝庫である引用文が多い ⑤感情表現が豊かである ⑥比喩表現が頻出する 本書は、そのような基本的な特徴のほか、 「これを押さえておけば、さらにニュース英語が読み解ける!」6つの表現・語彙のポイントをまとめました。 40年以上、総合商社で国際政治経済の専門家として活躍してきた著者が、そのコツを惜しみなく伝授します。 ①感情表現(批判語と称賛語) ②遊び心と言葉遊び ③辛辣な風刺と皮肉 ④絶妙な形容詞 ⑤生き生きとした口語表現 ⑥連続した同義語・類義語 【こんな方におすすめ】 ・仕事で、世界の最新情報を入手するために、ニュース英語を読む必要に迫られている。 ・時事英語に苦手意識があり、ピンポイントで攻略したい。 ・英検・TOEIC・TOEFLなどの試験対策のため、英文記事を読んでおきたい。 ・独学で英語の学び直しをしている/したいと思っている。 ・ネイティブがよく使う英語ならではの表現を身につけたい。 ・国際人としての教養を身につけたい。
  • 幸せになるためのサイエンス脳のつくり方
    -
    「情報」を信じすぎる、不幸な日本人へ もっともらしいニュース(報道・情報)にダマされない「思考力」と「判断力」を磨く ○脳の使い方、人間関係、寿命、環境・社会問題まで、あなたの幸せの未来のための必読書 ○日本人を劣化させた「後ろ向きの考え」を正す 日常的に「ウソ」をつく人がいます。 とくに今の日本では、政治家や官僚、企業人など社会の主導層でウソをつく人が多いようです。 サイエンスの世界でもっとも忌避されるのが、このウソです。 その理由は「自然は絶対にウソをつかない」からです。 科学的なウソは、将来的に100%露見します。 だから真の科学者は決してウソをつきませんし、誤魔化すようなことも言いません。 ところが近年、政府の間違った指導によって、科学者もウソをつかないと研究費がもらえないという状態になり、その煽りを受けて一般社会でもウソが蔓延してきました。(中略) 人間の大脳の力の方向性を少し変えれば、本当に価値のある「知の力」を生み出すことができるはずです。 その最も有効な方法が「読書」です。 他者の知を獲得することで、我々は暴力性を脱し、真の意味での知恵者になれるのです。(「はじめに」より一部抜粋) ■社会問題をサイエンス脳から考える ■「寿命」と「長寿」のサイエンス ■「脱炭素」は非科学的である ■真実を語るには、勇気がいる ■科学が「社会」に負ける悲しい現実 ■やるべきことをやっていると、死の恐怖が軽減される ■科学とは「事実を知りたい」という心と行為 ■「交通事故」を解決できるのは科学しかない ■日本人を劣化させた「後ろ向きの考え」 ■「地球温暖化」問題は、科学から逸脱している ■なぜ日本の「原発」はフル稼働できないのか ■大切なことは、周りの命とどうかかわるか 【著者プロフィール】 武田邦彦(たけだ・くにひこ) 1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業。 その後、旭化成ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学教授。 世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し、日本原子力学会平和利用特賞を受賞、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任。 原子力、環境問題をめぐる発言で注目されている。 著書に、『かけがえのない国』(エムディエヌコーポレーション)、『武器としての理系思考』(ビジネス社)、『50歳から元気になる生き方 70代の今がいちばん健康な科学者が実践!』(マガジンハウス)など多数。
  • 先が見えない時代を予測する 法則大全100
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビジネスシーンに必要なマーケティングをしたり、 提案をする際に使える法則を網羅! 先が見えない時代だからこそ、法則を知り、 見通しをたてることで、チャレンジしやすくなります。 1:5の法則 新規の顧客を獲得し、販売するために必要なコストは、 既存の顧客を維持し、販売するためのコストの 5倍かかるという法則。 3:33の法則 商品やサービスに満足した人は3人にその話を伝えるが、 不満に感じた人は33人に伝える。 悪いうわさは良いうわさよりも広がりやすいという意味。 シャーキーの法則 組織は自らが解決策となるべき問題を維持しようとする。 ある問題を解決しようとすると、 かえってその問題を長引かせてしまうという意味。 など目から鱗の法則ばかり100個網羅しています。
  • 入社2年目のインバスケット思考
    3.9
    インバスケットとは、もともと「未処理箱」の意味で、制限時間内でより多くの案件を正しく処理するバーチャル・ビジネス・ゲーム。アメリカ空軍から生まれ、一流企業の登用試験にも使われる、今、ビジネスパーソンに最も注目されているトレーニング。 「入社2年目」は、本格的な上司とのコミュニケーション能力や状況判断力・問題解決力が求められる大切な時期。 その入社2年目に求められるビジネスの基礎を、インバスケットによって、ゲーム感覚で身につけることができる。
  • 進化思考[増補改訂版]――生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」
    -
    進化思考──それは、生物進化のように変異と選択を繰り返し、本来だれの中にでもある創造性を発揮する思考法。 変異:どのように、変われるのか 選択:なぜ、そうあるべきなのか 第1版は2021年4月に発売され、イノベーションを体系化した本として「第30回山本七平賞」「Penクリエイター・アワード2022特別賞」などを受賞し、3万部発行となった。 今回、進化生物学者の河田雅圭氏(東北大学総長特命教授)が生物学監修を担い、実践を通じて新たに生まれた進化ワークも追加するなど、全面改訂・大幅増補された『進化思考[増補改訂版]』がついに発売! ・事業開発、ソーシャルイノベーション、地域活性など数々のプロジェクトでの実証実験をもとに体系化。 ・生物の進化、人類の創造を追体験できる、150点の写真・図版を収録。 ・読みながら実践できる、52個の進化ワークを収録。 ●目次 はじめに 序 章 創造とは何か 第1章 進化と思考の構造 第2章 変異 1 変量――極端な量を想像してみよう 2 擬態――欲しい状況を真似てみよう 3 消失――標準装備を減らしてみよう 4 増殖――常識よりも増やしてみよう 5 移動――新しい場所を探してみよう 6 交換――違う物に入れ替えてみよう 7 分離――別々の要素に分けてみよう 8 逆転――真逆の状況を考えてみよう 9 融合――意外な物と組み合わせよう 第3章 選択 1 解剖――内側の構造と意味を知ろう 2 歴史――過去の系譜を引き受けよう 3 生態――外部に繋がる関係を観よう 4 予測――未来予測を希望に繋げよう 第4章 創造 終 章 創造性の進化 おわりに 出典一覧、参考文献、詳細目次
  • 投資家と考える10歳からのお金の話
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【豊富な漫画とイラストでお金のことがよくわかる!】 あなたの手元にあるお金は、どこからやってくるのでしょうか。 親からもらったお小遣い。ということは、親が働いている会社がくれたもの? でも、その会社は誰からお金をもらっているのでしょうか。 あるいは、あなたがグミを買うために払った100円は、どこに行くのでしょう。 グミを作っている会社に渡した、その先は? お金は、さまざまな人から人の手に渡って、今、あなたの目の前にあるのです。 そして、あなたがものを買うと別の人のもとに行ってしまいます。 お金は何人もの人から人へ、まるでリレーで走りながらバトンが手渡されたように、世の中をグルグルめぐっているのです。 お金には、良くも悪くも力があります。 使い方を間違えれば「おっかね~」ですが、お金を出すことで、あなた自身や誰かの「未来の夢」を応援することになる。 あなたがお金を上手に使えば、未来を変えることだってできるのです。 将来、お金に「使われる」人生にならないために。 さあ、お金のことを投資家の先生たちと一緒に考えてみませんか? ◆主な内容 【1章】基礎編 お金ってどんなもの? 世の中とお金/社会はお金でつながっている お金の意味/お金は過去と未来をつなぐもの お金の歴史/社会が変わるとき、お金も動く 【2章】中級編 お金はどう使ったらいいの? 消費/お金を使うと世の中が回る 寄付/困っている人を助けるもの 投資/未来の夢のために何かをすること 【3章】上級編 お金を得るってどういうこと? 働く/人を喜ばせ幸せにすること お金を得る/世の中に貢献したごほうび 自分への投資/将来イキイキと働くために 起業する/自分で仕事をつくる 付録:起業家物語【田中仁・家入一真・隈研吾】 漫画:遠田おと ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 公務員試験の教科書 時事本 2025年度版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★★Youtube・SNS公務員試験カテゴリーNo.1★★★ 出題カバー率は驚異の91.7%! 時事対策本の決定版×新科目「情報」も収録! 「公務員のライト」の大人気講師ましゅー先生が試験に出る厳選テーマを徹底解説! ■5つの特長■ ● 動画とセットで学習できる!  YouTube公務員カテゴリーで日本トップクラスのチャンネル登録者数を持つ「公務員のライト」の専任講師であるましゅー先生とゆうシ先生による時事解説動画を見ることができます。公務員試験を知りつくした大人気の講師が、スキマ時間で気軽に見られる解説動画で皆さんの時事対策を強力にバックアップします。 ● 公務員試験に特化!  公務員試験では、毎年出題されるような頻出テーマや問われやすいポイントなどが存在します。そこで、本書では、公務員試験で出題された時事問題12年分以上を徹底的に分析した結果を踏まえ、各重要テーマを載せています。そのため、試験で出題されるところだけを重点的に学習することができます。また、教養試験だけでなく、専門試験の経済事情や財政事情、社会政策(労働経済・社会保障)などの科目にも対応しています。 ● フルカラーの詳しい図解  本書は「わかりやすい図解」にこだわっています。受験生が時事問題に触れた際に「用語の意味がわからない」「文章だけでは理解しづらい」という感想をよく耳にします。そこで、本書では、図や表、イラストを多く使い、記憶に残りやすく、理解しやすいように工夫しています。 ● 論文試験にも完全対応  本書では、択一対策だけではなく、論文試験対策にも重点を置き、論文頻出テーマでは、現状や課題、取組についてもしっかりと解説しています。 ● 専用アプリでの問題演習  公務員のライトの専用アプリでは、本書で取り扱う全分野とテーマから、300問を超える最新時事問題が入っています。本書で知識をインプットした後に、専用アプリでアウトプットすることで、効率よく実力を身につけることができます。 ■本書の対象読者■ ・すべての公務員試験受験生 ・行政書士試験受験生 ・その他、一般常識や就職試験の時事問題にも対応 ■目次■ 第1章 DX 第2章 社会問題 第3章 国際政治・経済 第4章 日本政治・経済 第5章 財政事情 第6章 社会保障 第7章 労働事情 第8章 文化・科学・教育 第9章 環境 第10章 法改正 第11章 情報
  • 改訂新版税金を払わずに生きてゆく逃税術
    3.0
    昨今では物価がどんどん上がっているにもかかわらず、収入はあまり変わらず、そのため経済的に苦しい状況にいる方も多いはずだ。 いっぽうで、税負担、社会保険料の負担は増大し続け、江戸時代の「4公6民」とほぼ同じ割合の負担率となっている。 そういう意味においても、税金から逃れる技術は絶対に必要なのである。 ※本書プロローグより 2021年9月に刊行した「改訂版 税金を払わずに生きてゆく逃税術」の内容を加筆・修正した改訂新版!
  • Sketchbook ハンス・P・バッハーの「構図」と「ショット」のアイデア
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 名著『Vision』の原点。 本書では、ハンスのデザインが 最も純粋な形で紹介されている。 ――南洋理工大学アニメーション学科教授 ハンネス・ラル(序文より) 魅力的な作品づくりの秘訣は、構図にあります。 的確で効果的な表現を行うためには、無駄なものや意味がないものが画面の中に存在してはいけないのです。 本書は、モノクロのスケッチがメインに構成されています。 見ごたえのあるシンプルかつ大胆なスケッチと、端的な解説からは、プロダクションデザイン界のレジェンドの思考と創作プロセスが学べます。 作品としても見ごたえのあるイラストの数々から、構図の重要さを実感することができるでしょう。 映画はもちろん、イラストやアニメーション、写真など、あらゆる創作者の必読書です。 ●こんな方におすすめ ・よりよい構図や演出の仕方を探している方。 ・受け手に"伝わる表現"を模索中の方。 ●目次 Preface to the Japanese version――日本語版の序文 introduction――はじめに simplicity――シンプルさ rules――構図のルール chaos――構図のカオス harmony――調和 Acknowledgement――謝辞 Profile――プロフィール ●著者紹介 ハンス・P・バッハー 50年におよぶキャリアを持つプロダクションデザイナー。アニメーション映画のデザイン界のレジェンドの一人として名高い。 ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション、リチャード・ウィリアムズ、そしてスティーブン・スピルバーグが率いたアンブリメーションにその才能を提供し、『美女と野獣』や『アラジン』、『ライオン・キング』、『リロ・アンド・スティッチ』、そして『ムーラン』など、歴史に残る名作のプロダクションデザインを数多く手がけた。 プロダクションデザインにおける素晴らしい功績が称えられ、ゴールデンカメラ賞とアニー賞を受賞している。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 働かないニッポン
    4.0
    【この「働き損社会」の一因は、組織にはびこる“ジジイの壁”?】       やる気をなくし早々に“窓際族”を目指す30代エリート、    世帯収入3000万じゃないと就職する意味がないと嘯く女子大生、    「普通に暮らせればいいです」が口癖のZ世代会社員、 「今まで頑張ってきたから」を言い訳に会社に寄生する50代、 人生諦めたまま老いていく中年氷河期世代……    「仕事に意欲を持っている社員は5%しかおらず、世界145位中最下位」    いま、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?     健康社会学者である著者が、会社員へのインタビューをもとに     「働かないニッポン」の構造的な問題をひもとく。
  • ファンは少ないほうが稼げます
    3.0
    SNSの「いいね」と「売り上げ」は比例しません。フォロワーがたくさんいても、投稿がバズっても意味がない。好きでもリアクションしないファンもいる。 大好きなお客様とだけ付き合えば、クレームなし、ストレスなし。ファンが少なくても収入アップ! 著者は、大手企業の会社員時代に「毎年1億円の売上」を達成。それを可能にした3つの法則などをベースに、起業・副業支援のコンサルや、コーチング講座で、これまで300人以上をサポート。その経験から「世の中に仕事にならないスキルはない」と言います。どんな人でも、長く愛される自分だけのビジネスが見つかる方法や、タイプ別ブランディング、効果的な発信の仕方、ファンがコア化する極意などをレクチャー。 また、「スキルはそこそこだけど、○○がある人の方が売れる」と語る著者。そのため、本書は初心者でも取り組めるようになっています。 「戦略的SNS」で、狙った層だけに届ければ…コアなファン24人×年40万円=960万円も実現可能に。 あなたが必要とされる市場は、必ずあります!
  • ビジネス用語図鑑
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレワーク、サスティナビリティ、サブスクリブション、シンギュラリティ、フィンテック、ローンチ、PDCAサイクル、パラダイムシフト……etc。近年、このようなカタカナ用語やIT・AI関連用語が多く使われるようなりました。でも、実は用語の意味をきちんと理解していないまま使用されていることも多々あるのが現状です。本書ではビジネスパーソン必携のワードをイラスト入りでわかりやすく解説。社会人一年目から定年まで、働くすべての人が読んで見て楽しく学べる内容です。また、人事総務、経営、IT&AI、営業、製造、コンサルと分野別になっているので、知りたい用語をすぐに見つけられます。
  • マンガでわかる株のキホン(2) お嬢様 投資をはじめる! [リスクと防御] 編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 株を選ぶのは難しい? みんなのお悩みをマンガで納得! 株を選ぶのは難しい? プロに任せれば損しない? 株価暴落から逃げることはできる? みんなのお悩みをマンガで納得! あらすじ:高校の同級生・毛呂山さくら(ケロ山)のしつこさに負けてついにファンドを買ってしまった主人公・高円寺椿だがさっそくの▲値下がりに遭遇!と思ったらもとに戻ったり?ファンドの本当の力、株式投資の本質に迫っていきます。 9話 成績優秀なファンドを買ったほうが儲かるというわけではない 10話 プロでも暴落は避けて通れない 11話 成長企業に投資しても儲かるわけではない 12話 リスクを避けていたらリターンを手にすることは絶対にできない 13話 株の銘柄選びが下手でも成績はさほど悪くならない 14話 投資家の仕事とは「リスクに振り回されて酷い目に遭う事」にほかならない 15話 ファンドに期待できるのは「防御」であって「儲け」ではない 16話 投資における「リスク」とは「危険性」という意味ではない 渡波 郁(となみ かおる):投資歴20年の専業投資家。コンピューターメーカー勤務後に独立、各種製造装置の設計・開発に携わった後に40歳で専業投資家へ転身。直後にリーマンショックの直撃を食らいつつもマンガを描きながらのんびり暮らしている。 大儲けは狙わず「そこそこのリスクでそこそこのリターンがあればそれで充分」という、ゆる系運用を続けている。 投資のモットーは「やめないこと」。著書に『CPUの創りかた』(マイナビ出版)。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す
    4.0
    本当の成功って、なんだろう? 人生を取り戻した人たちのストーリーが教えてくれる、大切なこと。 NYタイムズベストセラー! 過労に悩む人や人間らしさを見失っているリーダーへの警鐘となる一冊! ――アダム・グラント、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授 最高!仕事だけが生きる上ですべての中心であるべき、という考えへの挑戦状!! ――オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』著者 ジャーナリストで有名デザインコンサル会社IDEOのデザインリードを務めた著者が、自身の退職を機に、働き中毒となった米国ホワイトカラーの実態とその背景にある仕事の「神話」に疑いの目を向け、「適度な仕事」を問い直す全米話題作。 ミシュランの星付きシェフ、投資会社ブラックロック、グーグル、キックスターターなど有名企業・組織をやめた人々への取材から、21世紀のいま、仕事に仕事以上の「意味」を求めすぎることで、人間性が奪われているさまが明らかにされていく。昨今の仕事における「パーパス」重視の思想が、ときに過重労働をひきおこしがちになることに強い警鐘を鳴らす。働き方を見直したいすべてのビジネスパーソンにすすめられる。
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論
    完結
    4.1
    全6巻1,320~1,760円 (税込)
    メディアが報じない「不都合な真実」 ――「新型コロナウイルス」と「季節性インフルエンザ」の感染者数と死者数 第1章 新型インフルエンザの顛末 第2章 日本ではコロナは恐くない 第3章 抑圧策から緩和策へ転じよ 第4章 データを無視する専門家 第5章 岡田晴恵・玉川徹は恐怖の伝道師 第6章 スウェーデンは成功している 第7章 5密会談 第8章 東京の抗体保有率0.1% 第9章 スウェーデンの死生観 第10章 お辞儀と清潔感の驚異 第11章 世界各国のコロナ対策事情 第12章 ウィルスとは進化の鍵だ 第13章 インカ帝国の滅亡 第14章 グローバリズムの失敗と権威主義 第15章 自由よりお上に従う日本人 第16章 経済のほうが命より重い 特別対談 木村盛世氏(元厚労省医系技官・医師)×小林よしのり 幸運にも「抑圧政策」を実行中にワクチンが開発されたとしても、 その間に社会や経済や文化がボロボロになってしまえば意味がない 特別講義 金塚彩乃氏(弁護士=第二東京弁護士会・フランス共和国弁護士=パリ弁護士会) 新型コロナウイルスとフランスの緊急事態法 ~日本の「緊急事態宣言」とは何だったのか?
  • 日経キーワード 2024-2025
    -
    時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、 短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。 11テーマ、キーワードは500以上掲載。 ウクライナ侵攻の長期化、生成AI・チャットGPT、グローバルサウス 2024年問題、新NISA、デリスキング、6G、タイパ…… 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、 入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。 幅広いテーマについて 「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。 1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、 定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。 巻頭カラー企画では、世界が大きく揺れ動いた2023年を振り返る「2023年の重要キーワード」を掲載。 巻末「資料編」には、押さえておくと役立つ日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」をまとめた。 【目次】 ■巻頭特集 2023年の重要キーワード ウクライナ侵攻の長期化、脱ロシア、生成AI・チャットGPT 福島第1 原発処理水の海洋放出、グローバルサウス、新型コロナ5 類移行 日本銀行の植田和男新総裁、日韓関係 経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針2023)、2024年問題、大谷翔平 ■テーマ1「日本経済」 新NISA ステーブルコイン 長短金利操作 ナイトタイムエコノミー ■テーマ2「国際経済」 グローバル・ミニマム課税 デジタル貿易 一帯一路 ■テーマ3「国内政治」 異次元の少子化対策 食料安全保障 反撃能力 防衛費 ■テーマ4「国際社会」 デリスキング 北大西洋条約機構(NATO) パレスチナ問題 ■テーマ5「業界・企業」 BNPL  SaaS カスタマーサクセス パーパス経営 ■テーマ6「労働・雇用」 高度外国人材 デジタル給与 人手不足 ■テーマ7「テクノロジー」 6G XR メタバース ペロブスカイト型太陽電池 ■テーマ8「国土・環境」 国土強靭化計画 気候関連財務情報開示タスクフォース 洋上風力発電 ■テーマ9「医療・福祉」 子どもの貧困 ヤングケアラー レカネマブ ■テーマ10「社会・生活」 LGBTQ ジェンダーギャップ 宗教2世 タイパ 闇バイト ■テーマ11「教育・文化・スポーツ」 10兆円「大学ファンド」 部活動改革 WBC 藤井聡太 ■巻末資料編 基礎用語 ミニ辞典
  • 思考を耕すノートのつくり方 自分の知的道具を手に入れる
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ノート」が変われば「思考」が変わる。 「思考」が変われば「行動」が変わる。 「行動」が変われば「人生」が変わる。 日記・作業記録・発想メモ・思考整理・読書・研究・会議・ブレスト…… 今日からできて、一生役立つ 書き方の「型(テンプレ)」を多数収録。 思考を耕し、アイデアが実るノートのつくり方がこの一冊でわかる!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ chapter 1 知的道具としてのノート #1「頭の中だけ」は限界がある 「もっと頭が良くなりたい」という願いをお持ちではないでしょうか。 私たちの周りにはたくさんの情報があり、それを処理する必要に迫られています。問題解決、情報整理、情報発信、自己啓発、自己実現、……。日々の課題は山積みであり、情報処理に追われる毎日が続きます。よほどノーテンキな人以外は「ありのまま」で生きていくのは難しいと感じられるでしょう。そんなとき、「もっと頭が良くなりたい」という願いは切実なものになります。 しかし、その願いは簡単には実現されません。 コンピュータのようにパカッと頭を開いて新しい部品を追加するわけにもいきませんし、ネットから最新のソフトウェアをダウンロードするわけにもいきません。私たちは、私たちの頭と共に生きていくしかないのです。 しかし、まったく手の打ちようがないかというとそういうわけでもありません。「道具」が役になってくれます。道具を使うことで、頭単体では実現不可能だったことを成し遂げられるようになるのです。 力仕事ならわかりやすいでしょう。鍬、梃子、車輪、などを使えば、人の力だけでは成し遂げられないことが可能となります。大げさに言えば、そうした力道具たちは、人間の拡張をもたらすわけです。そうやって人類は、生活を拡大してきた歴史があります。 頭仕事でも同じです。たとえばそろばんや電卓は、情報を「記録」してくれているおかげで、すごく難しい計算も成し遂げられるようになります。人間の計算能力を底上げしてくれるのです。 こうした頭道具(あるいは知的道具)を使うことで、頭の「使い方」を変えることができます。もっと「うまく」頭を使っていけるようになるのです。自分の頭だけで頑張るのではなく、頭と道具の共同作業で目的を達成する。そんな風に捉えてみるとよいでしょう。 ノートもそうした頭道具のひとつと言えます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【目次】 はじめに Chapter 1 知的道具としてのノート 「頭の中だけ」は限界がある/頭の使い方のサポート/気軽に、自由に使う Chapter 2 使い方のスタイル ノートの種類/罫線の意味/サイズと使い心地/紙質と書き心地/1冊全体の使い方/ページ全体の使い方/記述の仕方いろいろ/箇条書きの3要素/情報の外側と内側/記述を発展させる/タイムスタンプの重要性/ナンバリングの利便性/貼りつける/改造する/使うノートは1冊か分冊か/書き終えたノートの扱い/ノートを自作する/デジタルのノート Chapter 3 書き方のスタイル 日記/作業記録/メモ(アイデアメモ)/勉強・仕事ノート/講義ノート/タスクリスト/会議・打合せノート/プロジェクトノート/発想・アイデアノート/着想ノート/着想ノートの発展/思考の整理とノート/趣味ノート/研究ノート/読書記録/成果のまとめとノート/「立ち止まる」ためのノート時間/ライフログノート/振り返りノート/頭を動かすノーティング/フリーライティング/テーマライティング/ブレインダンプノート Chapter4 ノートQ&A 何から始めるのか/いつ見返すか/記入量の増やし方/ノートの使い分け/「やること」 の記録をどう利用するか/メモとノートの役割分担/デジタル情報との付き合い方/さまざまなノート術との付き合い方/ノートの楽しさは何か/ノートを役立たせるには/どのように保存するか/ノート運用のポイント etc. 付 録 ノートをさらに使うためのブックガイド おわりに ノートを自由に使う
  • 英文法が身につく教養としての英語ことわざ100選
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 英語のことわざを通して、ワンランク上の英文法と教養を身につける! 英語のことわざには、少し高度な英語構文が含まれているものも結構あります。 本書では、教養として知っておきたい英語のことわざ100個を厳選し、各4ページ構成で、ことわざの意味と由来、さらに英語構文について詳しく解説しています。 英文法も学べる一冊です。 英語のことわざを通して欧米人の考え方・人生訓・文化なども学びながら、英文を読み解く力が自然に身につきます。 意味が似ていることわざ、構文が似ていることわざなども紹介しており、英語が好きな方、知識を深めたい方、文法を深く学びたい方におすすめです。
  • ぼくが教えてもらった「仕事で大切なこと」
    4.5
    職場は、学校。どこにでもあるような街の携帯電話ショップで派遣社員出身のぼくが「働く意味」に気づく34の物語。エライ人の本には書かれていない!店長や同僚たちからもらった、かけがえのない“言葉の宝物”。一生役立つ仕事のヒント34。 (本書は2009/1/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)
  • 原稿用紙10枚を書く力~増補新装版
    3.4
    ※本作品は小社より2004年10月に単行本として刊行、 2007年2月に文庫化された作品に新たな解説を加えて再編集し、新装版にしたものです。 書いては考え、考えては書く。これが本当の「頭のよさ」と、生きるうえでの「カシコイやり方」を知ることにつながる! ◎いい文章には「構築力・引用力・レジュメ力・立ち位置」がある ◎書くことを意識すると、本を読み込む力が上がる。語彙も豊かになる ◎起承転結の「転」が決まれば、書くことに困らなくなる ◎「3つで語る」と、きちんとした話になる。人より深く考えられる 20万部超のロング&ベストセラーが装いも新たに再登場! ・生成AI時代に「書く力」はなぜ必要か ・思考も文章もどんどん進む「85の技巧」 ・文章力を鍛える「おすすめ本150選」 を加筆増補した令和必携の一冊! 【目次】 プロローグ 書くことはスポーツだ  なぜ十枚書く力が大切か 「量から質」が文章上達の近道  あらゆる手段を使って十枚書こう  書く推進力になる引用 「3の法則」は文章構築のカギ  起承転結の「転」から文章は考える 「起承転結」で読むトレーニング  書けるようになると、読書力がアップする  アレンジの束がオリジナリティだ  書けるようになると次の世界が見えてくる 第1章 書くことは考える力を鍛える 1 書く前に考える 「書く」ことは構築することだ  書き言葉は時間を超えて残る 「話し言葉」と「書き言葉」の違い  パソコンで「書く力」をつける  書けば書くほどアイディアが生まれる 2 思考力を鍛える  書くことで脳は鍛えられる  意味の含有率を高めよう  書き言葉で話す  書く力をつける読書  考え抜く力をどうつけるか 3 書くことは価値の創造だ  新しく意味を生み出す行為  価値を下げる文章は書かない 「新たな気づき」があるか  書くことで人とつながる 第2章 「書く力」とは構築力である 1 「引用力」をつける  書くための読書術  読み込む力は、書くことを前提にすると上がる 「こなす読書」をめざす  制限時間の中で読む  問題意識を持って読む 「引用」の技を学ぶ  テキストを読み手と共有するメリット  おもしろいと感じたことをグループ分けする  引用のポイントを外(はず)さないコツ  引用から文章を組み立てる 「気づき」がおもしろさを生む 2 「レジュメ力」をつける  キーワードを拾い、メモをつくる  構想に役立つメモのつくり方  性格の違う三つのキーコンセプトをつくる  キーコンセプトは切り口になる  レジュメは文章の設計図  長い文章を書くトレーニング 3 文章は「3の法則」で構築する  キーワードからキーフレーズへ  関連のない三つのキーコンセプトをつなぐ  三つのキーコンセプトを図化する  暗黙知を呼び覚ます  章、節、項目を見きわめる  私の論文トレーニング  読書感想文で三つのポイントを選ぶ練習 トレーニングメニュー 映画の活用 第3章 「文体」を身につける 1 文体が文章に生命力を与える  主観的なことを書く  文体は構築力の上に築かれる  生命力は文体ににじみ出る  生命力と構築力  音読すると文章の生命力がわかる  対自分の文章と対他人の文章の違い 2 文体は立ち位置で決まる  文章の身体性とは何か  自分の立ち位置を意識する  自分のポジションを決める 3 オリジナルな文章を書く  立つ位置で構築の仕方が変わる  書きやすい立ち位置を見つける  主観と客観のバランスをとる  取捨選択することで頭を高速回転させる  アレンジ次第で文体は変わる  触発されてオリジナリティが生まれる
  • 図解ポケット サステナビリティ経営がよくわかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 持続可能性を意味するサステナビリティ経営のしくみがわかる超入門書です。先進企業での取り組みを見ることで自社にどう取り込んでいけばいいかがわかります。
  • フラット・マネジメント 「心地いいチーム」をつくるリーダーの7つの思考
    3.3
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【上司を辞めることから、はじめよう。――これからを担うリーダーの必読本。若者のプロが紐解いた、新たなマネジメント思考】 コロナ禍を経験したことで、テレワークやリモートワーク、副業、地方移住といった働き方の多様化が進み、世の中の価値観は大きく変容したといえます。「仕事とはこういうものである」といった、多くの人に共通する「当たり前が崩壊」した時代であるともいえるでしょう。 多様な価値観が顕在化し、働くことの意味が変化するなか、上司からの指示や会社の方針に従うのが絶対という時代は終わりました。もはや、「上司だから偉い」「上司だから立場が上」ではなくなってきているのです。 チームをマネジメントする立場にいるリーダーは、「こうすれば正解」という答えがどこにも存在しないという時代の価値観を理解したうえで、どうしたらより良いチームをつくることができるのか、状況に応じて向き合わなければなりません。 本書では、「杓子定規な考え方にとらわれず、チームメンバーの一人一人と向き合いながら、その多様性を生かしてチームをより良い形に整えていく「フラット・マネジメント思考」」を提唱し、変わりゆく時代における課題について、直接的に現場の指揮を執るリーダーに焦点を当てていきます。 難しい時代だからこそ、リーダーには多様な結果が求められ、効率的に働くことが重要になってきます。難題に向き合いながらいかにして生産性を向上させるのか、いま求められているリーダー像、素養、行動、発言といったマネジメントのあり方を、具体的なノウハウとして提示していく「チームづくり」の一冊です。 【フラット・マネジメントの7つの思考】 思考1 固定観念より新しい価値観 ~「あなたの常識」は、部下の非常識~ 思考2 会社の都合より部下自身の「納得解」 ~出世したがるのは上司だけ~ 思考3 費用対効果より時間対効果 ~あなたとの食事はお礼にならない~ 思考4 大きなビジョンより小さなアクション ~口だけ上司は、言葉は軽いが腰は重い~ 思考5 上から目線より横から目線 ~部下から吸収できないリーダーは成長できない~ 思考6 嫌われない建前より丁寧な本音 ~叱れないのは、自分への優しさでしかない~ 思考7 リッチキャリアよりサステナブルライフ ~「会社の中の蛙」上司は尊敬されない~ 〈こんな悩みをもつリーダーに読んでほしい!〉 ・自分の部下への接し方が、そもそも正しいのかどうかわからない ・若者とのコミュニケーションで何に気をつけたらいいのかわからない ・部下が何をモチベーションにしているのかがわからない ・出世すること、偉くなることを望んでいない世代を動かすにはどうしたらいいのかわからない ・部下を指導していても、自分の話や指示をなかなか理解してもらえないと感じる ・どんなに指導しても結果につながらない ・自分は部下から信頼されているのか不安になる ・部下たちは自分の話をちゃんと聞いていないんじゃないかと感じる ・ある程度は部下と信頼関係があると思うが、どこか壁を感じている ・リーダーとして尊重してくれてはいるが、踏み込んだコミュニケーションが取れていない気がする ・ゆとり以降の若い世代に対しては、あまり怒らないほうがよいと聞いたことがある ・怒ってはいけないと会社からも釘を刺されるが、ではどのように指導したらいいのかわからない ・これからの時代のリーダーとはどうあるべきなのか知りたい ・リーダーという立場で、自分はどのようにふるまっていくべきかわからない 〈著者プロフィール〉 電通若者研究部 ワカモン 「若者から未来をデザインする」というビジョンを掲げ、高校生・大学生を中心に10~20代の若者(=最初に新しくなる人たち)の実態にとことん迫り、半歩先の未来のスタンダードになり得る新しい価値観の兆しをいち早く捉えることを目指したプランニング&クリエーティブユニット。若者と社会の間に立ち、双方とフラットに向き合いながら企業のビジネス創造や日本社会の活性化に向けた活動を推進。

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  • コンサルの最新・戦略思考が2時間で身につくトレーニングBOOK
    -
    「戦略思考」を学ぶのは、もちろん実践のため。単に概念を知るだけに終わるのではなく、ビジネスの現場を感じながら、実用的に理解していく必要があります。本書は、ストーリー仕立てで戦略思考について触れ、そこで出題されるクイズについて、登場人物達と共に考えながら、実践的にその意味や使い方を学び、身につけられる一冊です。
  • 今さら聞くのは恥ずかしい 大人のための政治経済入門
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 \すべてのビジネスパーソン必読!/ え?知らないの!?ってもう言わせない! 今さら聞くのは恥ずかしい大人のための政治経済入門 「ウクライナ侵攻」「G7広島サミット」「憲法改正」「Chat GPT」「異次元の少子化対策」など、 耳にしたことはあるけど、きちんと説明できるかというと説明できない「意味をしっかりと理解できていない政治経済&時事」をまるっとおさらい。 東大・早慶上智など難関大学へのべ30万人以上も合格させたカリスマ予備校講師が、 「図解」「キーワード」「深掘り説明」でわかりやすく解説します!
  • ロジカル資料作成トレーニング コンサルタントが必ず身につける定番スキル
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぱっと見、ちゃんとしているのに、「残念な資料」「伝わらない資料」はそこら中に転がっている。 本書は、年齢、役職、業種を問わず、様々な資料を添削してきたコンサルタントが、その原因と対策について詳細に記す。 自分の手で「ロジカルな伝わる資料」に進化させる方法を説いた、画期的な1冊だ。 【残念な資料の3つのパターン】 1 何のために書いた資料なのかの目的が曖昧……無秩序な箇条書き、ムダな情報の詰め込み、意味のないフレームワーク活用 など 2 結論が書かれていない……そもそも結論が必要だと思っていない、抽象的すぎてよくわからない など 3 結論の根拠が書かれていない……整理軸はあるが軸に不足がある、絵でごまかしている、矢印がいっぱいあって混乱している など →自ら資料の完成度を診断し、欠点がわかるようになる! 【ロジカル資料への4つのステップ】 ステップ1 結論を明確にする ステップ2 目的をあぶり出す ステップ3 結論を具体化する ステップ4 根拠を作り直す
  • 大人の教養 面白いほどわかる倫理
    3.0
    累計400万人の受験生が学んだ大学受験倫理の参考書が、大人の学び直し用に生まれ変わりました! ソクラテス、ブッダ、デカルト、マルクス、ニーチェ、朱子学、功利主義………どんな人物・思想だったか、思い出せますか? 高校で学ぶ「倫理」という科目では、哲学と宗教について学びます。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など世界的な宗教の起こりや広がり、現代への影響など、大人になった今こそ知っておきたい内容ばかり。 他にも何となく名前を知っているあの哲学者たちが、実際にどんなことを言ったのか? よく引用される名言はどんな意味なのか? など、大人の一般常識を少し深掘りして解説しています。 効率良く学べるように内容を厳選しましたが、ベースが大学受験参考書なので、基本事項はしっかり押さえられます! 【目次】 第1章 源流思想 1.古代ギリシアの哲学(1) 2.古代ギリシアの哲学(2) 3.ヘブライズムの形成 4.キリスト教の発展とイスラ―ム 5.古代インドの思想 6.古代中国の思想(1) 7.古代中国の思想(2) 第2章 西洋近現代思想 8.西洋近代思想の成立 9.西洋近代哲学 10.近代ヨーロッパの社会思想 11.ドイツ観念論 12.功利主義とプラグマティズム 13.社会主義 14.実存主義 15.現代のヒューマニズムと現代正義論 16.近代批判の哲学 第3章 日本思想 17.日本の古代思想 18.平安仏教と末法思想 19.鎌倉仏教 20.近世日本の思想(1) 21.近世日本の思想(2) 22.日本の近現代思想(1) 23.日本の近現代思想(2) 第4章 現代社会の課題 24.現代社会の課題と倫理 ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。
  • 今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる
    4.2
    『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」とは? 「大きな歴史」から零れ落ちる「庶民の歴史」。日本列島のすみずみまで歩き、聞き集めた小さな歴史の束から、世間や民主主義、多様な価値、さらには「日本」という国のかたちをも問いなおす。傍流として、主流が見落としてきた無名の人びとの「語りの力」を信じて――。 【本書のおもな内容】 ●「庶民」が主役の歴史を構想 ●盲目の「」乞食の自分語りに見出した意味 ●村をよくするために尽くした「世間師」 ●釣り糸を変えると豊かになる ●「寄り合い民主主義」の可能性 ●日常生活に潜む「深い心のかげり」に着目 ●「ふるさと」を起点として広い世界を見る ●旅に学ぶ――父の10ヵ条 ●男性による女性支配の「東西での違い」 ●人が人を信じることで人間全体が幸福になる 「宮本の民俗学は、私たちの生活が『大きな歴史』に絡みとられようとしている現在、見直されるべき重要な仕事だと私は考える。これほど生活に密着し、生活の変遷を追った仕事は、日本の近代でほかにはみられないからだ。宮本は庶民の歴史を探求するなかで、村落共同体が決して共同性に囚われてきただけではなく、『世間』という外側と絶えず行き来し流動的な生活文化をつくってきたことも明らかにする。そしてそれは、公共性への道が開かれていたと解釈することができるのだ。また近代を基準にみたとき、さまざまな面で遅れているとされてきた共同体の生活、あるいは慣習のなかに、民主主義的な取り決めをはじめ、民俗的な合理性があったことも裏づける」――「はじめに」より ■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■
  • 一般教養としてのプログラミング
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代のビジネスシーンでは、ExcelなどのOfficeアプリケーションはもとより、仕事を効率化するIoTサービスなど、さまざまなプログラムが利用されています。そして、ビジネスでプログラムを利用する人においては、プログラミングを「学ぶ」とは、単にソースコードの書き方を学習するのではなく、そうしたプログラムなどの「仕組み」を理解し、それを有効に活用するための考え方を身につけていくことが重要です。 本書は、主にビジネス層(ノンプログラマー)の方々に向けて、「プログラミング力」を身につけるために必要な知識と体験を提供します。 ・ビジネスにおいてプログラミングを学ぶ意味 ・プログラミングを身につけるために学習すべきこと ・プログラム(ソースコード)を書くための基礎知識 ・Pythonによるプログラムの体験 IoTサービスやAI(人工知能)、データサイエンスなど、高度なデジタル技術の「仕組み」を理解し、効率的に利用していくための「プログラミング力」を身につけましょう。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと<新装版>
    4.3
    本書は、ディズニーランドを舞台に、カストーディアル・キャスト(清掃員)たちによって繰り広げられる感動物語。 物語の舞台は、ディズニーの清掃部門、カストーディアル。そこで働くキャストたちの4つの人間ドラマで構成されている。本書に収録されているのは、「夢の国の落とし物」「月夜のエンターティナー」「魔法のポケット」「夢の、その先」の4つの物語。どれも感動的で、ディズニーの魔法に満ちあふれた物語だ。 そして、この4つの物語すべてに貫かれているのが、初代アメリカディズニーランドのカストーディアル・マネジャーで、ウォルト・ディズニーの信頼厚く、ディズニーの世界で「そうじの神様」と称えられる、チャック・ボヤージン氏の教え。 なぜ、ディズニーランドには夢と希望が満ちあふれているのか? なぜ、私たちはディズニーランドに引き寄せられるのか? その秘密を知っているのが、ディズニーの“そうじの神様”だった。 物語を通して、夢と感動で満ちあふれ、多くの顧客を魅了してやまないディズニーランドの秘密が明らかになると共に、「働くとは?」「夢とは?」「人生とは?」など「働くことの本当の意味」を問いかける。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物
    4.0
    植物が「下等生物」などではなく、「知的生命体」だと知ったら、あなたの世界の見方は一変するだろう。 植物が驚くほど高い知性を持ち、自分が置かれた状況を把握して、未来を予測し、他の生物とコミュニケーションすら取っていると知ったら――どうだろうか? 気味が悪い? 伐採したり、食べたりするのが可哀想? 人間は彼らとどう付き合うか考え直すべき……? そうしたすべての反応を引き出し、考えるヒントを提供するのが本書、『プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物』だ。 世界で唯一植物の知性を専門に研究する「MINT研究所(ミニマル・インテリジェンス・ラボ)」の代表研究者、科学哲学教授の著者が描き出す植物の知性についての先端研究内容は、ページごとに私たちを驚かせる。植物研究の成果にとどまらず、植物を他の動物やコンピュータ、人間の脳構造などと比較することで、植物のイメージを「声なき背景である下等生物」から「プランタ・サピエンス(賢い植物)」に引き上げていく。 植物は脳を持たず、人間や動物のように動き回ることもできないが、人間とは異なる驚くべき内面世界があることが今、明らかになりつつある。 植物は計画を立て、学習し、仲間を認識し、リスクを評価し、決断を下すことができる。そして本書の導入部分で明らかにされているように、植物を「眠らせる」こともできる。 我々が思うよりもはるかに、植物は活発に、規則正しく、そして「知的に」生きているのだ。 人間が「動物中心主義」の古い考えを脱し、本当の意味で持続可能な社会を実現するために、植物という「知的生命体」を見直し、理解し、協力関係を築くことを大胆に提案した本書は、人類にとって初めての「教養としての植物本」である。
  • かけがえのない国
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【唯一無二の国、日本。世界の未来は日本の在り方にかかっている】 〈本書の内容〉 日本の文明は、あらゆる意味と事実において独特と言えます。 約1万年前に始まる新石器時代から考えれば、メソポタミアや中国よりもはるかに古く、そしておそらくは世界最古の文明を誇ります。 日本人のDNAに類するようなDNAは、他のどの民族からも確認できません。 日本語もまた、言語学的に見て世界から独立しています。 そうした意味でも、日本は、「かけがえのない国」なのです。 しかし残念ながら、日本の教育、政治、メディアなどでは、「日本は遅れている。西洋を見習うべき」というような思想が主流となっています。 本来であれば、歴史学者や政治学者の方々に、この状況を打破していただきたいところです。 しかし、そういった動きがない今、科学者である筆者が西洋文明と日本文明を比較・検証し、日本が「かけがえのない国」であることを証明していきたいと思います。 〈目次〉 まえがき ~欧米よりも日本が優れている理由 序章 日本に「サステナビリティ」は要らない 第1部 最も古くて、最も新しい「日本文明」 第1章 役割と平等 男女の役割から見る、日本人の公平性 第2章 心と思想 西洋人が驚愕する、日本人の道徳心 第2部 「壊す歴史」の西洋、「つくる歴史」の日本 第3章 西洋の歴史 「破壊」とともに歩んできた西洋文明 第4章 日本の歴史 「創造力」を大切にしてきた日本文明 第5章 日本の特長 豊かな自然が生んだ、唯一無二の国・日本 あとがき ~実は、とても科学的な「日本文明」 〈プロフィール〉 武田邦彦(たけだ・くにひこ) 1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年中部大学総合工学研究所教授、2014年より同特任教授。著書に『フェイクニュースを見破る 武器としての理系思考』(ビジネス社)、『50歳から元気になる生き方』(マガジンハウス)、『ナポレオンと東條英機』(KKベストセラーズ)、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』3部作(洋泉社)他ベストセラー多数。

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  • 勝負師の条件 同じ条件の中で、なぜあの人は卓越できるのか
    5.0
    ◆『孫子』とは、一言でいえば戦略の本だ。自分が軍隊の将軍だったとして、ライバルの知らないような戦略やかけひきを自分だけが『孫子』から学べるなら、勝てる確率は高くなるだろう。しかし、もしお互いが同じように『孫子』を学んでいたら、こと知識の面では差がつかなくなる。  このとき、お互いの戦力も似たり寄ったりだったとしたなら、何が勝敗を決めるのだろう。指揮官の能力に焦点をあててみるなら、非常にプレッシャーの厳しい環境のなかで、人並みすぐれた洞察力や判断力、さらには学んだ戦略に対する応用力を発揮できるかどうかが、大きく問われてくるだろう。 ◆筆者は、この20年間、経営者や起業家、コンサルタント、ファンドマネージャー、弁護士、会計士、政府関係者、学者、格闘家、芸術家といった方々と、複数の中国古典の勉強会を続けてきた。また、雑誌連載や単行本執筆のために、多くの経営者にインタビューをしてきた。  彼らとの対話を繰り返すなかで、「勝負師」と呼ぶべき人々にはいくつかの共通点があることがわかってきた。幅広い知識と教養を持ち、良い意味で予想の斜め上をいく、余人には思いもつかないような発想をする人々――。本書は、そうした「勝負師」たちに共通する思考と行動を、中国古典やビジネス名著を繙きながら明らかにしていく。
  • クセになる禅問答―――考えることが楽しくなる珠玉の対話38
    5.0
    【「答えのない」禅問答で考える力(発想力・新たな視点・思考の持久力)が磨ける】 禅問答とは、禅の修行で弟子の固定観念を打破し、悟りへと導くための手段として用いられる、禅者の言動や問答などのこと。際立った思考を求め、常識では理解困難だったり解決不可能だったりします。 ただ、「非常識的」ではあるが、「非論理的」ではないのがおもしろいところ。この「ちぐはぐで分かりにくい問答」を、あえて「考える」ためのエクササイズとして読み解くのが本書です。 【読み進めるうちに考えることが楽しくなってくる「深すぎる」話】 答えという結果ばかりを求めると、どうしても不安におちいります。そして結果を出すプロセスを省略したくなり、様々なものを味わい、おもしろがることができなくなってしまうのです。 意味不明な問答について、解説を読みながら何とか理解するヒントを探していると、どんどんおもしろくなってきます。わかりそうで納得できないところも、これまた絶妙におもしろい。 これを繰り返しながら、わからない不安がおもしろさに変わっていく本です。 【禅問答の一番おいしいところが一冊で楽しめる】 本書であつかうのは、「語録の王」と称される『臨済録』におさめられた禅問答。これは、唐の時代の中国で活躍した臨済義玄という僧のおこなった説法や問答などをあつめたものです。その名を冠した語録が編まれるのはたいへんな大物だという証で、臨済は中国禅宗史にあって屈指のビッグ・ネームです。 その臨済が残した問答のなかから、選りすぐりのものを解説しています。 【イラストと丁寧な解説でわかりやすく、飽きない】 禅問答の難しさの理由の一つに、非常にハイコンテクストだということが挙げられます。それぞれの問答をじっくり味わえるよう、背景が理解できるイラストを入れています。また、優しい語り口と丁寧な解説で、当時の僧たちが何を考え、行動し、どう生きたのかひもときます。
  • マッキンゼー×最新脳科学 究極の集中術
    3.2
    「この本を読めば非効率、非生産性という言葉と無縁になるのではないか」 諏訪中央病院名誉院長 鎌田實氏 推薦 不登校の女子高生が偏差値85を突破! 仕事・勉強・趣味……あらゆる場面で 脳が自然とフルドライブする 診療実績17000人超 マッキンゼーで学んだ脳神経内科医が教える 「無意識」の活用 ◎頭の中のノイズが消える ◎意思の力に頼らず没頭できる ◎ぐるぐる思考をかき消す ◎気分の浮き沈みがなくなる ◎ストレスに強くなる 脳の仕組みを理解すれば、どんなことにも集中できる! 【著者からのメッセージ】 本書は集中について書かれた本ではありますが、同じ脳の強化というベクトルでは、 病的なぐるぐる思考の状態から、健康な思考回復をおこなう医学書でもあるのです。 医学書として通底する真のメッセージをまとめると次のようになります。 世界を認知するのは、まずは脳内の現実世界からの予測から始まる。 そして五感を通じて取り入れた外部の事実世界と照合して、 もし誤差があれば「意識」を使って脳内の現実世界を修正してより事実世界に近接する。 適切な現実世界をつくるために、脳の唯一の機能は「予測と予測誤差の修正」である。 つまり、現実世界は、五感と「わたし」を通した脳内の写像である。 私たちは脳内の現実世界に生きている。 その現実世界が生きづらい世界だったら、その現実世界を生み出す「わたし」、その価値観を修正すれば世界は変わる。 その価値観は、正しく高尚な価値観でなく、新しい現実世界を生み出すための適切な、快適な価値観である。それを自ら選択すれば、世界は新たに創造できる。 起こった現象にはすべてに意味がある。症状、病気さえ、その人にとって大きな意味をもつ。 起こった症状でなく、その原因を生み出した世界観を修正することが、私たちの脳機能の本質である。
  • 北朝鮮と観光
    3.8
    1巻1,899円 (税込)
    「この本を読んで、北朝鮮観光に出かけたくなった。知的好奇心をかきたてる良書」佐藤優氏(作家/元外務省主任分析官)大推薦! 「北朝鮮の代表的な観光地」「旅行社が提案する『平壌のインスタ映えスポット』」をはじめ、「北朝鮮観光でやってはいけないこと」「観光ビザの詳細」「現地の食事」「温泉とカジノ」など、北朝鮮観光のすべてを解説。現地のリアルな旅行写真も多数収録。「旅行マニア」「北朝鮮マニア・チョソンクラスタ」でなくとも、広くビジネスパーソンの知的好奇心を満たす一冊となることうけあいである。テレビ出演も多数の気鋭の北朝鮮研究者として、「金正恩政権の経済重視路線」「米朝首脳会談の意味」「拉致問題解決のために日本がやるべきこと」まで、最新の半島情勢に関する基礎知識も収録。令和の基本教養として、不安定な国際情勢を読み解く一冊としても、新定番の書となる。ヴェールに覆われた秘密国家を読み解く貴重な一冊が待望の刊行! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 美しきタロットの世界 その歴史と図像の秘密
    3.0
    15世紀半ば、タロットカードの原型はイタリアの貴族社会で生まれた。 当時は、貴族たちが絵柄に隠された神話や箴言などの「寓意」を読み解く、 教養と想像力の試金石として使われていたという。 以来、現代に至るまで世界各地で、その時々の社会情勢を反映しながら 様々なタイプのカードが生まれてきた。 本書は、東京タロット美術館が所蔵するカードの中から選りすぐりのものを取り上げ、 図像に込められた意味を探るもの。 大アルカナの0番「愚者」の成長物語として読み解く世界は、まさに人生の縮図でもある。 神話や哲学、数秘術といった人類の叡智と出会いながら、 自分の内面に目を向け「愚者」とともに成長してほしい。 巻末には漫画家・魔夜峰央先生と図案作家のイズモアリタ氏による特別対談を掲載!
  • 一生モノのビジネス教養 データサイエンス大全 シンプルにわかる49の用語と13の実践
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 正直、データサイエンスは難しい。「自分の仕事にデータサイエンスの知識を落とし込んで、的確かつ精度の高いデータ分析を~」なんてレベルまでの道のりは果てしなく遠い。 では一体どこから、何から手をつければいいのでしょうか? まずは、主要な重要用語の意味を理解しましょう。「何となく理解できたような気がする」くらいでも無問題。その上で「各知識が実践の場面でどのように活かされているのか」を理解してください。いや、体感してみるだけでもいいでしょう。 データサイエンスへの第一歩はそんな感じでOK。そして本書は間違いなく、「そんな感じ」をギリギリまで実現してくれる一冊なのです!
  • 東大よりも世界に近い学校
    4.5
    1巻1,584円 (税込)
    「はっきり言って、いまの学校はオワコンです」 年間1万人が学校説明会に来る校長先生が教えるミライの授業 「日本で一番学校説明会に人が集まる」とも言われる千代田国際中学校校長・日野田直彦。 定員割れで予備校が出す偏差値が「判定不能」、9年で5人も校長が交代する倒産寸前の状態からV字回復し、学校説明会には毎年のべ1万人以上もの親子が参加している。 「塾なし、海外経験なし、経済力なし」の生徒を海外大学に多数進学させ、海外の有名大学が「日野田の教え子が欲しい」とわざわざ駆けつけるほど。 そんな学校の生徒は「言わなくても勝手に勉強する」「授業にダメ出しする」さらには「学校説明会をジャック」……!? 偏差値50のごく普通の学校から、そして偏差値「判定不能」にまで陥った経営不振の高校から多くの海外進学者を出した、年間1万人が学校説明会に来る、いま注目すべき校長先生が日々子どもたちに伝えている、そして「2050年」を生き抜くためのミライの授業。 【本文より(抜粋)】 いまの学校は限界にきているということです。はっきりいって「オワコン」です。 それは、日本一の難関大学である東京大学や、その東大に多くの生徒が進学する御三家とよばれる中高一貫の名門校、さらには受験戦争を乗り越えるために日々奮闘している予備校や進学塾も例外ではありません。(中略) ぼくが教育に携わっているのは、日本を変えるためには一番効果的だからです。(中略) 成績が上がらない、あまり学校や先生が好きじゃない、どうしてこんな勉強しなきゃいけないんだろう、なぜ、大学に行かなきゃいけないんだろう、どうせ自分なんて……と思い悩んでいる人にこそ、この本を読んでほしいと思います。 その悩みや違和感はまちがいではありません。ぼくもタイから帰ってきてそう思いました。 でも、少しだけ視点を変えてみてください。すると、世界はちがって見えてきます。(中略) 中学生や高校生のお子さんをもつお父さんやお母さんがたにも読んでほしいと思います。(中略) ぼくは教育で社会を変えたいと思っています。そのためには仲間が必要です。一緒にワクワクする社会をつくりましょう。 【目次(抜粋)】 第1章 学校はオワコンだ 世界はものすごいスピードで変化している/学校はなんのためにあるのか/「いえない」「いわない」「いわせない」/高度成長を支えた学校/日本は課題先進国/日本よりバンコクの方がイケてる!?/犯人探しはもうやめよう/日本と世界のいいとこ取りが最適解 第2章 ぼくがつくっている「ミライの学校」 足りないのは英会話力じゃなくて思考力/世界のクレイジーに会いにボストンへ/たった2万9800円でハーバード短期留学?/校則を変えたかったら企画書を持ってきなさい/学校説明会を生徒がジャック/コロナ禍で企画書が飛び交う学校 第3章 帰国生、校長になる 関西人、タイで暮らす/監督の話で気づかされたオーナーシップの意味/恩師に「苦手なことや嫌いなことを選べば幅が広がる」といわれ教育の道に/進学塾で気づいた日本の教育の本質 第4章 ミライの勇者へ コロンブスは夢見るプータロー/英検2級に落ちるほど英語が苦手でも海外へ/大切なのはオーナーシップ/失敗できるヤツが一番偉い/「あんただれやねん?」に答えられるか?/「振り返りは「反省」ではない/留年寸前から世界150位の大学へ/教養とは自由になるための技術/アウェー体験があれば強くなれる/日本の強さは「まあまあ力」/人生は逆張り 第5章 Go Abroad ! ―海外進学の道 海外進学のポイント/さまざまな英語試験/アメリカの大学は3種類/インターナショナルスクール生が使う裏技/いまがチャンス ……ほか 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●紙書籍版とは色見が異なる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ絵画
    3.0
    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【おもしろくて教養も身につく! 名画入門の決定版】 名画は各時代の文化や価値観を写すものであり、幼いころから触れておくことで、世界に通ずる教養として役立ちます。 しかし、なんだか難しくて敷居が高いのも事実…。 そこで本書は、教養として知っておきたい50の名画を厳選し、見どころをわかりやすく解説。 美術や歴史の授業で習う作品の理解が進むのはもちろん、名画を見る眼が養われます。 ■本書の特色 ・作品理解がぐっと深まる 古今東西50の名画を厳選し、時代背景や画家のエピソードをわかりやすく解説しています。 ・美術館のような臨場感! できる限り実物に近い迫力が味わえるよう、図版や印刷の質にこだわっています。 ・付録も充実 西洋・日本美術の流れがわかる年表や、国内で名画を見られる美術館ガイドもついています。 ■もくじ 第1章 謎がいっぱいの絵画 バベルの塔は何のために建てられたの? 見返り美人図はなんで顔がよく見えないの? 謎多き絵画のヒミツに迫ります。 第2章 画家の人生がつまった絵画 ゴッホが名作《ひまわり》を7枚も描いた理由、72歳で《冨嶽三十六景》をヒットさせた北斎の執念… 個性豊かな画家の物語を紹介します。 第3章 激動の歴史を歩んだ絵画 教科書でよく見るあの絵は、危険すぎて屋根裏部屋に隠されていた? 数奇な運命を辿った絵画を紹介します。
  • Pythonでしっかり学ぶ線形代数 行列の基礎から特異値分解まで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代の理工系に必携。学生から職業的プログラマーまで、必須の教養「線形代数」を身につけよう! 数学的基礎がしっかり理解でき、課題をPythonで解く力が得られる。サンプルコードによる演習も豊富な、一挙両得の入門書! 【目次】 第1章 行列と連立方程式1 第2章 行列と連立方程式2 第3章 逆行列 第4章 行列式・ブロック行列 第5章 行列式の余因子展開・クラメルの公式 第6章 対称群による行列式表示・終結式 第7章 幾何学的意味 第8章 ベクトルの一次独立性・直交基底 第9章 行列と線形写像 第10章 固有値と固有ベクトル 第11章 行列の標準化 第12章 特異値分解・低ランク近似
  • 問題解決の最初の一歩 データ分析の教室
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すべてのビジネスパーソンにとって、データから意味を引き出して問題を解決する「データ分析」は、仕事の“必修科目”になってきています。「データ分析」と聞くと、なにか難しい数式を使う特別なものだと思うかもしれませんが、実際はエクセルひとつでできて、コツさえつかめば誰でも自分の仕事を数字で説明できるようになります。街のパン屋さんの再生ストーリーに沿って、対話形式で解説。読み終えるころには、一生モノの“仕事の武器”が身につきます。
  • 奇妙な漢字
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この世には、普段あまり見かけることはない、奇妙な漢字が多数存在します。それらの意味、その字に対するコメントなどを記していきます。ビジュアル的に目立つグラフィカルな字が多くインパクト大! 漢字の起源や、なぜこんなに奇妙な漢字が存在するのかなども徹底的に探り、教養書としても読める一冊に。
  • Think COMMUNITY「つながり」こそ最強の生存戦略である
    4.0
    前作『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社、2019)がベストセラーとなった著者、クリスティーン・ポラスの最新作。本書では、パンデミック後に常態化した在宅勤務、またデジタル化により急速に人と人との交流が減り、ビジネスおよびメンタル面での弊害が大きくなる中、「コミュニティ」こそが、この状況を打開するものだと提案します。統計によれば、職場に「コミュニティ」を感じないと答えた人は65%、同僚とのつながりを感じないと答えた人は76%。一方で、職場で「コミュニティ意識」を感じることのできた人の74%が「よりやる気が出た」、81%が「離職をしない」と答えています。コミュニティ=(必ずしも職場に限らず)同じ目的意識を持った人とのつながりが、デジタル化、孤独が深刻化する現代のビジネス、生き方において最も重要であることを示しています。Part1では、職場のコミュニティづくりに焦点をあて、リーダー層や貢献度を高めたい一社員として、情報共有、人材管理、会社の風土づくり、意味・意義の提供、社員のウェルビーイングという多方面の観点からコミュニティ意識を向上する方法を提案します。Part2では、個人がコミュニティ意識を育て上向きな循環をつくることが、職場および周囲に前向きな影響を与える(逆にネガティブであればネガティブが伝播する)ことを前提とし、自己認識の変革、栄養・睡眠管理、休息、マインドセットの作り方、SNSの付き合い方を改善することにより、コミュニティを構成する一人としての貢献を高める方法を紹介します。私たちは自分の居場所を感じたいと強く願っているにもかかわらず、多くの人が孤立感を感じています。テクノロジーの発達と現代の職場慣習により、人々は常に連絡が取れる状態でありながら、さらに疎遠になりつつあります。そして、人との交流が少なくなるにつれて、幸福度も低下しています。このことは、メンタルヘルスの危機に火をつけ、何年にもわたって影響を及ぼし、人々はより孤独になり、組織の生産性や利益も低下させるでしょう。クリスティーン・ポラスが研究の中で発見した解決策、それはコミュニティです。ポラスは、ビジネス、ヘルスケア、ホスピタリティ、スポーツなど、無数の業界を網羅する彼女ならではの深い調査と把握力で、6大陸に住む何十万人もの人々の経験を統計から推定し、変化の可能性を示しています。人々を結びつけ、情報を共有し、自主性を発揮させ、敬意を払う環境を整え、率直さを実践し、意味を与え、個人の幸福度を高めることで、誰もがコミュニティを真に繁栄させることができるのです。ポラスの知見の応用は無限であり、ストーリーやケーススタディはポジティブで高揚感を与えてくれるものです。職場、PTA、スポーツ、礼拝所など、それぞれのコミュニティが結束し、発展していくためのヒントを与えてくれるのです。
  • 感情戦略
    3.9
    ★アメリカ発、ベストセラー!★ ★なぜあの人は人のせいにするのか?★  あなたには「どうしてもこれをした方がいい、あるいはやめた方がいいと分かっているのにできない」問題はありませんか?  この本では、そういう行為を「自己破壊的行為」と呼んでいます。  人が自己破壊的行為をしてしまうのは、「怠惰だから」でも「無能だから」でもありません。できないのは、もっと別のところに理由があるからです。そして、その理由を探さなければ生きる本当の意味はわからないのですが、結局できないまま人生を終える人も多いのです。  自己破壊的行為をなぜしてしまうのか。それを覆い隠しているのは、感情です。  本書には、感情がどれほど人間をさりげなく操るのかが書かれています。私たちは、「安心感」を求めてたり、過去に受けた傷を見ないようにしたり、はたまた自分が今味わっているつらい感情を見ないためなら、なんでもします。  「自分の心の赴くままに行動するべき」だなんて、ウソです。なぜなら、人間は快適なところにいたがるものだからです。それが実は自己破壊的であるかもしれなくても。理性で決断し、戦略をたてる生き方が人生を最高にします。  あたりまえのことですが、このあたりまえのことをすることが、どんなに難しいか。この本を読んで、ぜひ感情について、新しい知識をとりいれましょう。
  • アスリート人材 飛び抜けた突破力と問題解決力で100%やり遂げる!
    -
    体育会系人材を「アスリート人材」と呼びたい。 アスリートとは、ラテン語で「賞を狙って競う人」を意味しています。 レベルを問わず、スポーツで勝ちたい、タイムを縮めたいと、本気で取り組んでいる人はすべてアスリートなのです。 これは、スポーツだけに限った話ではありません。 例えば吹奏楽部などで、賞を目指して日々頑張っている人もアスリートと言えるでしょう。 日々の努力の中で培われた、特別なポテンシャルをもっているアスリートには、「物事をロジカルにとらえる批判的思考力」や、いろいろな「挫折を乗り越えるセルフマネジメント能力」が備わっています。スポーツは肉体のパワーだけでは絶対に勝てません。 計画や戦略・戦術など考える力が必要になるのです。それらは監督やコーチが指導したこと、経験したことを、「批判的に思考していく力」です。 ビジネスでも必要とされる、PDCA(Plan=計画、Do=行動、Check=確認、Action=改善)の思考回路そのものなのです。 AIにとってかわることのできない職業でこそ活躍できるのが「アスリート」。 彼らが体得したものはすべて、社会に出てからも幅広く評価され、活躍するための武器になるのです。 アスリート人材が、自信をもってビジネスの世界で生きていくための唯一無二の書。
  • 説明がうまい人はやっている 「数学的」話し方トレーニング 説得力が飛躍的にアップする28問
    3.7
    人は話し方で評価されてしまうものです。話す内容の前に、話し方で、「こいつはダメだな」「頭が悪い」と思われてしまいます。そんな話し方を改善するには、どうすればいいのか? それには「数学的思考」を身につけることです。思考が変われば、自動的に話し方も変わります。「数学は苦手だ!」という人も大丈夫。「数学的」と「数学」は違います。「定義」「分解」「比較」「構造化」「モデル化」の5つさえできるようになれば、あなたの話し方は強い説得力を持ち、相手に納得感を与えることができるのです。本書の「演習問題」に解答しながら、思考と話し方をトレーニングして、信頼される人を目指しましょう! 【本書の内容】●第1章 なぜ「数学的に話す」なのか ~数学とは説明である~ ●第2章 数学的な話し型 ~「頭がいい人」の話し方を科学する~ ●第3章 定義してから話す ~「頭がいい人」の始め方~ ●第4章 分解して話す ~難しいことをわかりやすく伝える秘訣~ ●第5章 比較して話す ~物事を意味づけして伝える技術~ ●第6章 構造化して話す ~もっと深く伝わる魔法~ ●第7章 モデル化して話す ~正しそうに伝えるコツ~
  • 日経キーワード 2023-2024
    4.0
    時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、 短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。 11テーマ、キーワードは500以上掲載。 値上げラッシュ、テーパリング、食料安全保障、北大西洋条約機構(NATO) 物言う株主、人的資本、Web3、メタバース、アルテミス計画…… 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、 入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。 幅広いテーマについて 「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。 1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、 定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。 巻頭カラー企画では、大きく世界を揺るがした「ウクライナ情勢」について、理解しやすいよう体系的に解説したほか、 激動の2022年を振り返る「2022年の重要キーワード」を掲載。 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、 押さえておくと役立つ資料をまとめた。 【目次】 ■特集1 ウクライナ情勢 1-1 背景 1-2 戦況 2-1 経済への影響 2-2 エネルギー安全保障 3  ロシア包囲網 ■特集2 2022年の重要キーワード 値上げラッシュ、安倍元首相銃撃、習近平政権、バイデン政権 メタバース、インバウンド再開、大谷翔平 ■テーマ1「日本経済」 インボイス 経済安全保障推進法 東証再編(プライム市場) ■テーマ2「国際経済」 NFT インド太平洋経済枠組み(IPEF) テーパリング(量的緩和の縮小) ■テーマ3「国内政治」 岸田内閣 こども家庭庁 食料安全保障 防衛費 ■テーマ4「国際社会」 エネルギー安全保障 北大西洋条約機構(NATO) 英国の政権交代 ■テーマ5「業界・企業」 破壊的イノベーション 人的資本 物言う株主 リスキリング ■テーマ6「労働・雇用」 週休3日制 就職氷河期世代 男性育休 早期退職(FIRE) ■テーマ7「テクノロジー」 Web3(ウェブスリー) アルテミス計画 自動運転 ■テーマ8「国土・環境」 線状降水帯 グリーンイノベーション メタネーション ■テーマ9「医療・福祉」 がんゲノム医療 新型コロナウイルス、COVID-19 バイオ医薬品 ■テーマ10「社会・生活」 Z世代 成人年齢引き下げ ダイバーシティ&インクルージョン ■テーマ11「教育・文化・スポーツ」 教員不足 金融教育 ブラック校則 羽生結弦 藤井聡太 ■巻末資料編 基礎用語 ミニ辞典 日経MJ ヒット商品番付 ■索引
  • 街まで変える鉄道のデザイン カタチで叶える課題解決
    3.0
    「この車両はなぜあの形とあの色になったの?」「どうしてエスカレーターはあそこにあるの?」毎日見ている鉄道のカタチには、深い意味や課題解決の努力が隠されている! 本書では鉄道の「課題」と「デザイン」の関係を、実例を挙げながらひもとく。鉄道のデザインの裏側を知れば、鉄道がもっと楽しく感じられるはず。
  • 人生を深める おとな聖書 教養とはこういうものだ。
    3.0
    聖書で有名な言葉って結局なに? で、どういう意味なの? 普段、なかなか接することがない聖書の超有名な言葉をチョイス。分厚い聖書を一から読まなくても、人生に役立てられる一冊。フォロワー10.5万人超!大人気twitterアカウント中の人が一から教える。教養として、創作ネタ元として、ちょっと元気にもなれるキリスト教フレーズ集。
  • 知って得する 日本語なるほど雑学
    -
    ◎大人の会話に役立つネタ満載!    ──わかってそうで、わかってなかった日本語について、意外に知られていないウンチクを含んだ言葉や、つい誤用しがちな言葉、知っているとちょっと自慢できる言葉などを選りすぐりました。・「笑いすぎてはらわたがよじれる」はどこが間違い?・「したり顔」を知ったかぶりと思っていると恥をかく・「なさぬ仲」とはどんな意味?・「若干35歳で社長に抜擢された」はどこが間違い?・「孫の手」、正しくは「麻姑の手」ってホント?・「牛を引く」「馬を追う」は間違い。正しくは?・「流れに棹さす」は流れに逆らうわけではない?スキマ時間に読むだけで、教養がぐんぐん身につく!

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  • 世界が面白くなる!身の回りの数学――数学沼にハマる珠玉の25講
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 苦手な人も多く、学生時代には避けてきた人も少なくない数学。 「数学って何の役に立っているの?」と 学ぶ意義を見い出せなかった人もいるでしょう。 しかし、私たちが知らないだけで数学の考え方や公式は、 日常生活のあらゆる物や事象に使われています。 ●論理的思考力と柔軟な発想力が鍛えられる! 本書では身の回りの物や事象に数学がどのように取り入れられているかを解説することで、 数学の奥深さや楽しさを紹介します。 ●AI、データサイエンスなど、これから必要な知識が身につく 本来は数学の生命線ともいえる「厳密さ」を棚上げして、 ざっくりしたイメージや具体例を用いて解説しているので、 文系出身の人も楽しく学ぶことができる1冊です! ●数式が少ないから、数学が苦手な人も安心 前職では、防衛省 海上自衛隊で航空学生に数学を教えていました。 授業で心掛けていたことは、 生徒が「知っている」「わかっている」「できる」ことから授業を始めることです。 基礎的な内容から教えることで、数学に苦手意識がある人でも 楽しめるようにしたいと思ったためです。 「知っている」「わかっている」「できる」が増えていけば、 苦手な意識が徐々になくなっていき、自然と楽しくなっていくものです。 実際、そのようにして数学の苦手意識を克服できた学生を見てきました。 それぞれの項目は独立しているため、第1章から読む必要性はありません。 興味がある項目からぜひ読み始めてください。 ■目次 ●第1章 身の回りで役立っている数学・算数 ・1 簡単な割り算が原因であわや「命」に関わる重大事故に ・2 「プレミアム付商品券」は本当にお得なのか? ・3 ウイルス検査の結果はどれほど信じてよい? ・4 香辛料の量を2倍にしてもカレーは2倍の辛さにならない ・5 これからの時代に必須となるAIとデータサイエンスとは? ・6 社会人も知っておきたい偏差値の意味とその仕組み ●第2章 「なぜ?」がわかると面白い数学の世界  ●第3章 柔軟な発想力を鍛える珠玉の謎解き問題 ●第4章 世界を変えた偉大な数学者たち ●第5章 意外と身近な数学の定理 ■著者 佐々木淳(ささきじゅん) 下関市立大学教養教職機構准教授。 1980年、宮城県仙台市生まれ。東京理科大学理学部第一部数学科を卒業後、 東北大学大学院理学研究科数学専攻を修了。代々木ゼミナールの数学科講師、 防衛省海上自衛隊の数学教官を経て、2022 年4 月より現職。 海上自衛隊では、パイロット候補生の教育に大きく尽力した功績が認められて、 事務官職 では異例ともいえる第3級賞詞(職務遂行にあたり、著しい功績があった者や技術上、 優秀な発明をした者などに授与される)を受賞する。 著書に『AI 実装検定公式テキストA 級』(大学教育出版)、 『公務員試験最 初でつまずかない数的推理』(実務教育出版)、 『身近なアレを数学で説明し てみる』(SB クリエイティブ)などがある。
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる
    3.8
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 約100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 人はなぜ非合理な行動に走り、集団では理性を失うのか。 敬虔なユダヤ教徒の家庭に育ったフロムは懊悩の果てに、 フロイトの精神分析とマルクスの社会科学を融合させた「真の人間法則」にたどり着いた。 【本書の内容】 ●「金儲けの世界」を逃れ「魂の救済」へ ●現代人の根本的な病理は「孤独」にある ●二種類の権威―「合理的権威」と「非合理的権威」 ●幸福に生きるため良心に耳を澄ます ●人間心理の根源を捉えた『自由からの逃走』 ●自分の人生の意味は自分だけが与えられる ●「非生産的方向づけ」と「生産的方向づけ」 ●「成熟した愛」を実践するためには ●恐れず真実に目を向け、生産的な人生を送る
  • 『名将言行録』に学ぶリーダー哲学
    -
    『名将言行録』は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、日本を代表する名将の言行を収録した逸話集。幕末の館林藩士である岡谷繁実(1835‐1920)が、アメリカのペリー提督が率いる使節団を目の当たりにして衝撃を受け、「日本人の精神的指針」を示す必要性を痛感したのをきっかけに執筆を開始。1300以上の歴史書を渉猟・抜粋し、実に16年の歳月をかけて明治2(1869)年に完成し、明治9(1876)年に刊行された。以来、政財界のトップをはじめ在野の多くの人々によって読み継がれ、明治42(1909)年の増刷版の刊行に際しては、長年にわたって愛読していた大隈重信が序文を寄せたことでも知られている。 本書はオリジナルの『名将言行録』から93名の人物による100の言葉をピックアップし、見開き2ページで名言の意味や背景を解説。戦国武将たちを組織のトップ、リーダーと捉え、現代社会のあらゆる組織に属する人に向けて、応用しやすい解釈を行っている。 戦国時代、特に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康により天下統一が行われるまでの日本は、下剋上、弱肉強食、合従連衡が繰り返し行われ、めまぐるしく情勢の変化する混沌とした状況にあった。一方、現代の日本はバブル経済の崩壊以降、20年以上にわたって経済の低迷を経験する中で従来の価値観が通用しなくなり、自然災害や感染症の問題に直面する現在にあっては、ますます不確実性が増している。戦国時代と現代、この2つの時代状況には似たものを感じずにはいられない。 およそ100年にわたって武将たちが合戦を繰り返した戦国時代には、魅力溢れるトップが次々と登場して活躍した。彼らが残した言動や逸話には、現代を生きる人間にとっても、大いに役立つ教訓が多く残されている。
  • 奇跡の記憶術
    3.7
    ■「どんなに頑張っても成果が上がらない人」がいる一方で、 「どんなこともラクラクとこなす人」がいます。 この人たちの違いは何なのでしょうか? それは、「脳の使い方」が違うだけなのです。 ■本書は、最新の脳科学が「脳の使い方」を解明し、 あなたを「どんなこともラクラクとこなす人」に変えます! 「子供の成績がアップした」 「もの忘れがなくなった!」 「ビジネス書が速く読め、すぐに身につくようになった」 …など、能力がアップする「奇跡の方法」をご紹介します ■記憶には4種類ある! 「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか? 脳は 「20分後に42パーセントを忘れる」 「1時間後に56パーセントを忘れる」 「24時間後に74パーセントを忘れる」など・・・・ ことがわかっています! そう、「脳は忘れるようにできている」のです。 それを科学が証明したのです。 記憶には、 ・「ファミリア」とは一番弱い記憶のこと ・「リコグニション」とは見分けることができる記憶のこと ・「リコール」とは再生するという意味の記憶のこと ・「オートマティック」とは自動的という意味の記憶のこと 自力で思い出そうとしなくても自然と、答えが浮かんでくることです …などがあります 4つ以外に「メタ記憶」があり、 天才たちはこの「メタ記憶」を無意識的に活用していたことがわかったのです! 単なる根性論、暗記論ではない、脳科学に基づく「メタ記憶」勉強法で 一生忘れない記憶を手に入れましょう。
  • 付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質
    3.9
    キーエンス出身の著者が仕事の悩みをすべて解決する 「付加価値のノウハウ」を体系化。 いかに仕事の生産性を高め、売上や利益を効率よく増やしていくのか。 いかにムダな仕事を減らし、本当に意味のある仕事に集中していくのか。 そのキーとなるのが、本書のテーマである「付加価値」なのです。 「付加価値」という言葉は、ビジネスシーンでよく聞く言葉でしょう。 ですが、「そもそも付加価値とはどういうものか、わからない」「『付加価値をつくれ』と言われるけど、何をどう考えればいいのかわからない」という人が意外と多いのではないかと思います。 仕事において重要なものであることは誰でも知っているが、その定義や「実際に仕事ができる人や、業績のいい会社がどう付加価値をつくっているのか」はあまり知られていない、体系立ててわかりやすく解説されていない。 それが付加価値という言葉の現状でしょう。 その付加価値を、誰でも、どんな立場の人でも「付加価値のつくりかた」という「スキル」として身につけて、日々の仕事で実践できるよう、わかりやすくお話ししていくのが本書です。 本書は「仕事の生産性を高めたい」と思っているビジネスパーソンにとっては、仕事術の書籍となります。ムダな仕事を減らし、本当に価値がある仕事をしていく「方法」「思考法」がわかるからです。 ムダな仕事が減るという意味では「時間術」というテーマも含んでいます。 「もっと短い労働時間で、より利益が出せるような会社にしていきたい」と思っている経営者、管理職の方には、経営書、マネジメント書として読んでもらえるはずです。 このように、あらゆるビジネス活動の根幹を支えるのが、付加価値というものです。 本書でお伝えする「付加価値のつくりかた」は、働く人すべてが身につけるべき、そして身につければ誰でも、仕事の生産性を上げられる、どんな立場でも高収益な会社に変えていくことができる「最強スキル」です。 また、「付加価値のつくりかた」は、給与はなかなか上がらないにもかかわらず、物価が急上昇していく厳しい時代を生き抜くための「最低限の教養」となるでしょう。
  • 教養としての俳句
    -
    1巻499円 (税込)
    俳句は、日本のリベラルアーツだ。 日本の伝統文芸として、数百年ものあいだ連綿と受け継がれてきた俳句。その愛好者は1000万人ともいわれている。にもかかわらず、私たちはその知識をどこでも学んでこなかった。そこで本書では、数々の賞を受けてきた気鋭の評論家が、日本人として最低限おさえておきたい俳句のいろはを解説。そもそも俳句ってどうやって生まれたの? 季語ってなぜ必要なの? どうやって俳句の意味を読みとけばいいの? 知識として俳句を知るための超・入門書。
  • 音声ダウンロード付 改訂第2版 医歯薬系入試によくでる英単語600
    -
    医療をとりまく環境や世界的な視野からのレポートなど、さまざまな医療テーマを掲載。医系資料集としても必携の1冊です。 ≪本書の特長≫ 1.医系単語の単なる暗記ではなく、トピックに関する内容を理解できる ●医歯薬学部の出題傾向を徹底分析し、ていねいに解説 ●英文レベルと専門レベルの2つの指標で難易度を提示 ●医系単語だけでなく、その他の重要語や派生語も掲載 リスト化された医系英単語を暗記しても、その単語が出てくるトピック自体を知らないと意味がありません。本書では、英文を読みながらトピックに対する理解を深め、自然に関連単語も覚えることができます。 2.医系入試の特徴をつかめる ・専門性が高い  医歯薬学部入試では、医学や生物学を中心とした科学全般に関する英文が出題されます。一定の予備知識が必要な問題に対応できる「教養」が身につきます。 ・医療者にふさわしい意識を問う  医師と患者の関係や倫理問題、社会問題全般を扱った英文が出題されます。英文の内容に基づいて、「自分の考え」を書かせる問題に対応できる知識が身につきます。 ※音声データは、電子書籍内の説明に沿って手順を進めることで、ウェブサイトからダウンロードできます。音声データは、PCなどの専用機器でお楽しみください。 ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。 ※本書は2016年9月に小社から刊行された『改訂版 最新 医歯薬系入試によくでる英単語600』の改訂版です。最新の入試動向に最大限の配慮をするために、大幅に加筆・訂正を施しました。
  • ラーニングデザイン・ハンドブック 仕事の流れの中で学びを設計する
    -
    「学び」は研修だけという時代は終わった 仕事と学びを結び付け、パフォーマンスに直結した学習環境を構築することが求められる時代の新しいラーニングデザイン 急速に変わっているビジネス環境下、L&D(ラーニング&デベロップメント;人材開発)に求められていることも当然違っているはずですが、日本においては、まだまだ、その変化に追いついてない現状があります。ラーニングテクノロジーも進んでいるものの、その導入が目的になったり、コロナ禍の影響から、今までの「集合研修」の代替えとしてのeラーニングの導入に留まったりしているのが現状かもしれません。 しかし、世界中のビジネス環境が変わる中、今L&Dへ求められる役割も大きく変わろうとしています。その役割がどのように変わろうとしているのか、研修の在り方の変遷とそれにまつわる学習理論も解説した上で、今、そして今後に対応していくために、研修業者やHRMトレーナーインストラクターなども含むすべてのL&Dプロフェッショナルに求められるスキルや考え方、そして具体的なアクションを、すぐに活用できるツールと共に紹介している実践的な本です。 ★本書で紹介する【OK-LCD(Owens-Kadakia Learning Cluster Design Model)モデル】5つのアクション  ・Changeチェンジ:実際の行動の変化と結果に焦点を当てる  ・Learnラーン:学習者とその目的の違いを考慮してペルソナを作成する  ・Upgradeアップグレード:既存の学習資産を最新化する  ・Surroundサラウンド:意味のあるラーニングクラスターで学習者を包囲する  ・Trackトラック:「学習の利用率」だけではなく、変化結果を戦略的に伝える 【目次】 第1章 過去と現在をマッピングして未来につなげる 第2章 変化する世界に向けた新しいモデルの採用 第3章 研修の場だけではなく職場も学びの場に変える 第4章 ユニークな学習体験を創る 第5章 スタートダッシュを決めよう!  既存の学習資産のアップグレード 第6章 学習ニーズがある時に学習できるように学習者を取り囲む 第7章 参加者数だけでなく、変化の結果を測定する 第8章 まとめ OK-LCDの例 第9章 モダンラーニングデザインの未来を描く 付 録 L&Dアクションのための各種ツール
  • 宗教の地政学
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【世界の宗教地図はどのように塗り替えられてきたのか?】 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ―教、仏教─── 世界5大宗教の歴史からロシア正教、神道、新宗教まで、その歴史を紐解く。 宗教は、なぜ全世界に広がっていったのでしょうか。 その理由、原因はどこにあるのでしょうか。 宗教は、どういった手立てを講じることによって信者を増やしていったのでしょうか。 本書で取り上げようとするのは、まさにそうした問題です。 それを地理ということと結びつけて考えていきたいと思います。 信仰は個人のこころのなかに宿るものではありますが、その個人が置かれた地理的な環境ということが極めて重要な意味を持ちます。 異なる地域に生まれれば、それぞれの地域で支配的な宗教の影響を受け、個人の信仰もそのなかで確立されていくことになるからです。 現代においては、さらに重要なってきた視点があります。 それが、宗教のネットワークです。 さまざまな宗教対立、宗教の衝突がくり返され、歴史を経るなかで、宗教の地政学は大きく変わってきました。 宗教はそのように直接、物理的にぶつかり合うこともありますが、信者はネットワークで結ばれ、そのネットワークを広げることで、それぞれの宗教は確固とした基盤を持つようになりました。 そして現代における宗教は、そうしたネットワークという点においても急速にそのあり方を変えようとしています。 宗教の地政学はますます重要になっているのです。 では、さっそく宗教の地政学という新しい試みをはじめることにしましょう。 〈本書の内容〉 ◆宗教と地理はどう関係するのか? ◆ネットワークというユダヤ教の地政学 ◆キリスト教の地政学的な成功 ◆いったん浸透すると強力なイスラム教 ◆仏教が抱える地政学上の長所と弱点 ◆宗教対立と国家の存亡 〈著者プロフィール〉 島田裕巳(しまだ・ひろみ) 1953年東京生まれ。宗教学者、作家。 76年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84年同博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、東京女子大学非常勤講師。著書に『性と宗教』(講談社現代新書)、『日本人の神道』(ちくま新書)、『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』(晶文社)、『教養としての世界宗教史』(宝島社)、『創価学会』『世界の宗教がざっくりわかる』(以上、新潮新書)、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』『葬式は、要らない』 (以上、幻冬舎新書))、『宗教消滅』(SB新書)、『0葬』(集英社文庫)、『戦後日本の宗教史』(筑摩選書)などがある。

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  • 故事成語 エモい表現編
    -
    知っておくと「この表現、エモい」と思われる故事成語を紹介! 雑学王への近道にもなります! 素敵な気持ちになれる、予期せずに感動できる、懐かしい気持ちになれるなど、「エモい」気持ちになれる故事成語を集めました。 難読漢字などの雑学が人気ですが、中国の古典で紹介されている出来事や物から生まれた事や由緒ある事柄である故事成語を知っていると、1ランク上の雑学王に! 一つの故事成語に対して、その意味、解説、出典、類語が1セットになっていますから、わかりやすくて人にもちゃんと伝えられます。 たとえば故事成語としてはよく知られている「青天の霹靂」は、宋の時代詩人である陸游が書いた詩の中に出てくる言葉。楽しく教養を深めましょう。

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  • 故事成語 元気が出る表現編
    -
    知っておくと「元気になる!」故事成語を紹介! 雑学王への近道にもなります! 元気になれる、パワーアップできる、じっくり物事を考えられる、よりすぐり29の故事成語を集めました。 難読漢字などの雑学が人気ですが、中国の古典で紹介されている出来事や物から生まれた事や由緒ある事柄である故事成語を知っていると、1ランク上の雑学王に! 一つの故事成語に対して、その意味、解説、出典、類語が1セットになっていますから、わかりやすくて人にもちゃんと伝えられます。 たとえば故事成語としてはよく知られている「破竹の勢い」は、「晋書・杜預伝」からで遠征軍の総大将の言葉。語彙を増やし、楽しく教養を深めましょう。

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  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)
    3.9
    資本主義は、民主主義は、日本社会は、 どう“変調”していくのか――? 予測不可能な時代を生き抜くヒントを 「最先端の知性」がはじめて明かす! 本書では、世界が認めた4人の若き天才が、 「これからの世界と日本はどうなっていくのか」 という問いに“最先端の知見”を元に答えています。 本書に登場する天才たちはみな、 卓越した思考の持ち主であると同時に 優れた実践者でもあります。 彼らの「未来予測図」には、 ビジネスや人生の見え方が 一変するヒントに溢れています。 <本書の内容> 斎藤幸平『資本主義から脱成長コミュニズムへ』 ・「限界」を迎える資本主義 ・ソ連の問題点 ・「科学技術がすべてを解決する」という幻想 ・「脱成長」から始まる未来 ・世界を救うマルクスの「コミュニズム」 ・「人新世の危機」を乗り越える 小島武仁『世界の歪みを正すマッチング理論』 ・社会問題を「疑似市場」で解決する ・「ミスマッチ」をなくし「満足度」を高める ・「最高の人事制度」もデザインできる ・「GLAY」から研究者の道へ ・日本の未来は「意外と悪くない」 内田舞『withコロナ時代の「心の守り方」』 ・「社会正義」としての小児精神科医 ・ネガティブな感情を書き替える「再評価」 ・コロナ禍で「心のバランス」を崩す子どもたち ・アメリカ社会の「キャリア」と「育児」 ・事実を“そのまま受け入れる”思考法 成田悠輔『「わけがわからない人間」が輝く時代』 ・「何をやっているかよくわからない」が理想 ・教育は「個別最適化」されていく ・もう「逆張り戦略」しかない ・民主主義を解体構築する ・人が猫に仕える未来? ・「何の意味のないこと」に精を出す
  • ビジネス教養としての半導体
    3.9
    市場規模は1兆ドル時代へ―― 社会インフラの中枢を支え 世界各国が奪い合う国際戦略物資となった半導体。 言葉は知っていてもその意味や役割は知らないビジネスパーソンに向けて、日本の半導体流通を牽引する著者が徹底解説 ---------------------------------------------------------------------- スマートフォンやパソコンをはじめとした電子機器、自動車や電車、 インターネット通信を代表とする社会インフラなど、 半導体は今、私たちの身の回りであらゆるものに使われており、 生活は半導体によって支えられているといっても過言ではありません。 近年世界的な需要の拡大が続き、日本国内の生産高だけでも年間約5兆円、 世界全体では約72兆円にもなる巨大市場となっています。 さらに、5GやEVの普及、DXによる効率化、メタバースの発展など、 応用機器や応用システムの進化とさらなる需要拡大によって、 半導体への追い風はまだまだ続くことが予想されています。 しかし、そのような世界経済の中心的な存在である半導体について、 「なにやら重要そうなもの」というイメージをもっていても、 どういうものか詳しく理解していない人が多いのが現実です。 本書では、国内外で30万人以上に利用されている電子部品、半導体の通販サイト運営を行う著者が、 半導体とはそもそも何か、世の中に欠かせないものになるまでの進化の歴史、 半導体を巡る世界の動きなどを解説します。 時事問題を語る場やビジネスシーンなどで知らないと恥をかく 大人の教養としての「半導体」の知識が身につく一冊です。

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  • 日本語で読む フィリピン憲法 The Constitution of the Republic of the Philippines in Japanese
    -
    1巻2,200円 (税込)
    87年憲法は2万1661語に及んでいる。ただ、憲法がそれだけ長い分、外国人にとっても、この憲法だけ読めば、この国の仕組みの大枠と基本的な法の枠組みを理解できるとも言える。日本国憲法のような原理原則だけでなく「何でも書いてある」憲法なのだ。比で暮らす人、ビジネスをする人、比について研究、執筆する人々にとっての基本教養文献でもあるともいえるだろう。 ……本書の末尾にはフィリピンと米国間で結ばれている比米相互防衛条約、訪問米軍地位協定、防衛協力強化協定の3条約・協定も解説とともに加えた。これはフィリピンにとって最も重要の意味を持つ軍事条約・協定であるにとどまらず、日米安全保障条約や日米地位協定の問題を考えるにあたっても示唆に富む内容と考えたゆえである。(前書きより)
  • 目標達成する技術
    4.0
    ■あなたは、マイケル・ボルダックをご存じでしょうか? 「複数のアメリカ大統領のコーチングもする世界ナンバー1コーチ  アンソニー・ロビンズの会社で20代でナンバー2になった伝説の男」 「7歳のとき、父が母を殺し、そのトラウマから言語障害となり、  友人なし、学歴なしのどん底人生を逆転させた男」 という噂だけが、インターネットを中心に一人歩きしている、 世界トップクラスのコーチです! そのマイケル・ボルダックの本がついに日本で発売されます! 「夢」「仕事」「お金」「恋愛」「投資」「人間関係」「ダイエット」…など、 どんな目標も達成できる世界トップクラスのスキルです! 心理学やNLPを活用した超実践的なスキルです! ■世界トップクラスのスキルを日本人向けに! ・すでに数千人の人が結果を出している (収入だけでいえば、1063人が60日で41%以上収入をアップさせました) ・単なる成功哲学でなく、すぐに使える実践的スキルである (成功法則本に書いてあるような単なるポジティブシンキングなどではない、すぐに使って、結果が出る方法です) ・どんな目標にも効果がある (ビジネス、ダイエット、投資、勉強、資格試験、人間関係、健康…など、どんな目標でも達成可能です) 「どんなに正しいやり方でも、結果が出なければ意味がありません」 だとしたら、ぜひ本書を読んで、どんどん「行動」してみてください。 きっと、人生がどんどん変わっていくはずです。
  • 非常識な本質
    3.8
    ■世界の超VIPを魅了する水野和敏氏とは何者か? 日産のレース監督時代は全戦全勝の偉業を成し遂げ、 エンジニアとしてはポルシェ、フェラーリを超えた 世界初のマルチパフォーマンス・スーパーカー「日産GT-R」を開発しました。 しかし、水野氏のスゴイのは実績だけではありません。 その実績を残すまでの「過程」――つまり仕事への取り組み方が常人離れしているのです! たとえば……、 ・あえて通常よりも少ないヒト・モノ・カネ・時間で仕事をする ・好きなことを仕事にしようとする人間は雇わない など、非常識なものばかり。 しかし、これこそが仕事で成功するための「本質」なのです。 もちろん、水野氏が身を置いていたクルマ業界にかぎらず、 「本質」はあらゆるビジネスシーンに隠れており、だれでも見つけることができます。 『非常識な本質』では、この本質の見つけ方、使い方を、読者の皆様にお伝えしていきます。 ■これが「非常識な本質」だ! ・勝つためには予算と人員の削減が必要 ・世界一の楽しさを知っている人は、世界一苦しんだ人 ・学校の勉強はしてはいけない ・いちばん速いクルマはレースで負ける ・高級品は恒久品…etc. ■目次 第1章 非常識な本質 第2章 はみ出し者が生きる道 第3章 「お客様は神様」の本当の意味 第4章 世界一を目指した型破りな開発 第5章 答えはいつも会社の外にある 第6章 ブランドの正体
  • AIってそういうことか! ビジネスの現場で使えるPFN式活用法
    3.0
    花王社長 長谷部佳宏氏推薦! 「100冊のデジタル関連本よりも、まずコレ。 ビジネス×ヒト×AIの行方を情報技術の革命児たちが語る」 “文系”ビジネスパーソンが知っておくべき「AIの本質」はこれだ! 今ビジネスの世界では「AI」という言葉がますますもてはやされています。AIを主語として「AIが~する」という表現も極めて一般的になりました。 ただ、課題解決の新しい手段として存在感を増していくにつれ、「仕組みはよく分からないけど、とにかくAIさえ導入すれば課題を解決できる」という極めて漠然とした理解が広がっていることも否めません。 我々Preferred Networks(PFN)は、現在「AI」と呼ばれることが多い機械学習・深層学習という技術の実用化で多くの産業領域の企業と共同研究や事業を行ってきました。その経験をもとに、2021年秋に、エンジニアリング志向でもなく、単なる知識の注入でもない事業担当者向け研修プログラム「AI解体新書」(https://anatomy.preferred.jp)の提供を開始しました。 本書をお読みいただければ、機械学習・深層学習・強化学習や、それらの機能である認識や生成、制御などを「AI」と一緒くたにして議論することがビジネスの現場ではあまり意味をなさないことがお分かりいただけるでしょう。「AIが絵を描く」ではなく、「人間の意思で、深層学習を利用した生成モデルが絵を描く」という枠組みと解像度で事象を理解し、ご自身の事業の課題解決に応用できるようになることを目標としています。 ビジネスパーソンの皆さんにとって、本書が「AI」の本質的な原理やメリット、限界を知り、ビジネスの現場でいち早く役立てるための一助となれば幸いです。
  • 美しければすべて良し 一生モノの気品を身につける186のヒント
    4.3
    住まい、健康、ふるまい、人間関係…… 人生を心地よく整えるたった一つのものさし 何が心地よく、何が美しいことなのか。 自分の美意識を持つことは、不確かな時代を生きる私たちの必修教養といえるでしょう。 美しい生活は、身体の疲れをとり、心を癒やして明日の自分を美しくします。 つまり、「美しければすべて良し」なわけです。 『お嬢さまことば』『気品のルール』『自分を躾ける』…etc  著作累計100万部超 加藤ゑみ子の集大成 <目次> 第1章 上質生活に必要な習慣 上質生活の習慣 第2章 上質生活は創造的思考で組み立てる 創造的思考の組み立て方 第3章 美と健康をつくる生活習慣 美と健康の視点 第4章 美しさを独占する色彩の意味 色彩の意味 第5章 感情的な知性を育てる美しい生活 感情的な知性の育て方 第6章 安心感は自分の美意識から 美意識と安心感 第7章 気品を心肝に持てば無敵 気品の育て方
  • 紙と鉛筆で身につける データサイエンティストの仮説思考
    4.3
    データサイエンティストはどのように考えるのか? 本書は、紙と鉛筆で学ぶというコンセプトのもと、 PythonやRなどのプログラミング言語を使わずに データサイエンティストの思考過程を体験できます。 データサイエンティストがどのような思考回路でデータと向き合っているのか、 本書掲載の40問のクイズを解きながら体験してみてください。 本書掲載のクイズは複雑な計算やExcelなども不要で、 紙と鉛筆さえあれば解くことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。 【こんな方におすすめ!】 ・デジタル時代を生き抜くためにデータを読み解くスキルを身につけたい人 ・「データを使って論理的に考えろ」と言われるが、 データのどこを見ればよいのかわからない人 ・大学時代に政府が提唱するデータリテラシーを学ぶことができなかった人 ・大学でデータリテラシーを身につけた新入社員を受け入れる部署の管理職 ・社会でデータリテラシーがどう活用されているか知りたい人 ・データサイエンティストと仕事をすることになったが、 どのような思考回路の専門家なのか知りたい人 【本書を読むことで得られる知識/できるようになること】 ・データを活用するプロであるデータサイエンティストが どのような思考回路でデータに向き合っているかわかる ・データサイエンティストの思考過程を知る(なぞる)ことによって、 自分自身でデータを正しく読み解くことができるようになる ・データを読み解く際の勘所(着眼点)がわかる ・与えられたデータの意味を適切に読み解き、 他者に対して正しくデータを説明できるようになる ・恣意的に誇張されたグラフや不適切に切り取られたデータに騙されなくなる ・データ分析の考え方、留意事項がわかる ・データを分類する方法、データから法則を見つけ出す方法、予測する方法がわかる ・データを基に論理的に意思決定できるようになる 【目次】 第1章 デジタル時代に必要なデータリテラシー 第2章 データを読む力を身につける 第3章 データを説明する力を身につける 第4章 データを分類する力を身につける 第5章 データから法則を見つける力を身につける 第6章 データから予測する力を身につける 第7章 仕事でデータリテラシーを活用する ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 中国古代の祭祀と文学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 大学の教養課程の学生に向け、中国の古代文学「詩経」と「楚辞」を概説したテキスト。古代が呪術と祭祀の時代であったこと、古代文学はその祭祀の中から生まれたということを具体的に考証する。 【目次】 序章 原始の混沌──古代への視点 一 太古の森 二 古代という視点 三 経学とは 四 文学における古代の意味 第一章 神々の時代 I 古代人の自然崇拝とその終焉 一 怪力乱神 二 共存する諸族の神々──商(殷)王朝時代 三 聖山としての首陽山 四 一本足の怪獣〓〓」 五 神意から人為へ──周王朝時代 六 古代の終焉 II 古代神話の世界 一 神話の断片 二 神話の体系化 三 開国始祖神話 四 天地開闢神話 五 自然の神々 六 龍の伝説 七 崑裔神話 III 「詩」の意味するもの 一 歌謡の発生 二 「詩」の意味するもの 三 古代的"詩"の変容 第二章 うたのはじめ──『詩経』 I 『詩経』の成立と解釈史 一 『詩経』の成立 二 漢代の三家詩と毛詩 三 古注 四 新注──朱熹の『詩集伝』 五 清朝考証学 六 『詩経』の原義的研究 七 古代歌謡としての『詩経』 II 祝祭歌としての『詩経』 一 詩の六義──『毛詩』大序による 二 「風」「雅」「頌」とは 三 興について III 『詩経』諸篇の解釈 一 周南・召南──二南 二 降臨する祖霊 三 関関たる雎鳩──諸篇の綴合 四 草摘みの祈願 五 投果の習俗 六 変風の諸篇 七 葬送と鎮魂の歌 八 羽を掲げる万舞の舞い 九 水神の降臨 一〇 鄭衛の風 一一 うたのはじめ 第三章 霊魂再生の祈り──『楚辞』 I 『楚辞』の成立とその背景 一 二つの『楚辞』 二 王逸と『楚辞』 三 『楚辞』と屈原 四 屈原伝説からの脱却 五 『楚辞』の全体像 II 『楚辞』諸篤の解釈 一 神霊との饗宴──九歌「東皇太一」「礼魂」 二 思慕と落胆──九歌「湘夫人」 三 苦悩する魂の遍歴──「離騒」篇 四 天界への遊行 五 時間の推移と老いの嘆き 六 さらなる飛翔 七 霊魂再生の祈り 終章 呪術の終焉と抒情詩の誕生 一 詩と抒情 二 原始の混沌──古代文学の難しさと魅力 三 呪術の終焉と抒情詩の誕生 参考文献 あとがき 牧角 悦子 1958年生まれ。中国文学者。二松學舍大学教授。九州大学文学科中国文学専攻卒、同大学院博士後期課程中退。文学博士。 著書に、『列女伝―伝説になった女性たち』『中国古代の祭祀と文学』『詩経・楚辞 ビギナーズ・クラシックス中国の古典』『経国と文章―漢魏六朝文学論』共編著『詩経・楚辞 鑑賞中国の古典』(共著)『新釈漢文大系詩経 上・中』(共著)『石川忠久の漢詩紀行100選 鑑賞ガイド』(共著)などがある。
  • グランゼコールの教科書――フランスのエリートが習得する最高峰の知性
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    【内容紹介】 フランスのエリートが持つ知性を「歴史、宗教、哲学、文学、芸術、科学」で区分け 850ページ!! 古代ギリシアから現代までの「リベラルアーツ大全」 エコール・ポリテクニーク、国立行政学院、パリ高等師範学校などの超一流グランゼコールで求められる教養のレベルがわかる シャルル・ド・ゴール、フランソワ・ミッテラン、ジャック・シラク、エマニュエル・マクロン、ジャン=ポール・サルトル、ジャック・デリダ、ジャック・アタリ、エマニュエル・トッド、トマ・ピケティ……きら星のごとく政界、財界、官界、学会にエリートを輩出してきたが、フランスのグランゼコールと呼ばれる学校群である。ちなみに日本ではよく知られたソルボンヌ大学(パリ大学)よりも断然レベルが高く、入学するためには日本の受験以上に熾烈な競争に勝ち抜く必要がある。一言でいえば、フランスエリートの養成校なのだ。入学には、どの程度の教養レベルが求められるのか。850ページに集約したのが本書である。 世界の歴史を形作ってきたフランス知性の源を知る 【フランスのグランゼコールとは何か?】 ジャック・アタリ、エマニュエル・マクロン、フランソワ・ミッテラン、エマニュエル・トッド……フランスのエリートは大学ではなく、ほぼグランゼコールで学んでいる。日本で有名なソルボンヌ大学(旧パリ第四大学、パリ第六大学などが統合)などは、バカロレアを取得すれば無試験で入学できるが、グランゼコールは、「準備級」で2年間学んだ後に行われる競争試験での合格が必要である。ちなみにグランゼコールに進むことができる学生は、全体の10%未満と言われるほどの難関である。ちなみに200校程度存在するグランゼコールの中で特に理工系トップ校のエコール・ポリテクニーク、高級官僚養成校の国立行政学院、経営系トップ校のHEC、研究系トップ校のパリ高等師範学校などは超名門と称される。 ギリシアから2015年までの「歴史」「宗教」「哲学」「文学」「芸術」「科学」を約100に整理された見出し語で一挙に俯瞰する。本書を読むことで、フランスエリートの思考回路を知ることができ、特に欧州において国際人として評価されるに値する「教養」を身につけることができるだろう。欧州のエリートと対峙できる知性の一端にリーチすることができるいわば、グランゼコールに入学するための知識が詰め込まれた「参考書」である。知の海へようこそ。 【著者紹介】 【著者】 ジャン=フランソワ・ブラウンスタン 1953年マルセイユ生まれ。プロバンス大学卒。パリのソルボンヌ大学で博士号を取得。フランスの哲学者。高等師範学校、アミアン大学などの勤務を経て、パリ第一大学教授。現代フランスの哲学、歴史、科学哲学が専門領域。哲学関連書を初めとする著書多数。 ベルナール・ファン パリの名門校アンリ4世校に設立された「グランゼコール準備校」の名誉教授。現代史の研究者として著書多数。 【訳者】 木村 高子(きむら・たかこ) 英語・仏語翻訳者。仏ストラスブール大学歴史学部卒、早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程修了。訳書にフェアチャイルド・ラッグルズ『イスラーム庭園』(原書房)、『地政学で読む世界的覇権2030』(東洋経済新報社)、『ユダヤ人の起源』(共訳、ちくま学芸文庫)ほか多数。本書では、序文、1章、2章、3章の翻訳を担当。 広野 和美(ひろの・かずみ) 仏語翻訳者。大阪外国語大学フランス語科卒。訳書に『フランスの天才学者が教える脳の秘密』(TAC出版)、『北欧とゲルマンの神話事典』(原書房)、リュック・ペリノ『0番目の患者』(共訳、柏書房)、ジェラール・ルタイユール『パリとカフェの歴史』(共訳、原書房)ほか多数。本書では、4章、5章、9章の翻訳を担当。 岩澤 雅利(いわさわ・まさとし) 東京外国語大学ロマンス系言語専攻修士課程修了。訳書に『「経済学」にだまされるな! 』(NHK出版)、グルバハール・ハイティワジほか『ウイグル大虐殺からの生還』(河出書房新社)、『格差と再分配』、『いま、目の前で起きていることの意味について』(以上共訳、早川書房)ほか多数。本書では、6章、7章、8章の翻訳を担当。 【目次抜粋】 序言 第1部 ギリシア 第2部 ローマと一神教 第3部 中世 第4部 ルネサンスおよび近世 第5部 17世紀 古典主義時代 第6部 18世紀 啓蒙の時代 第7部 19世紀 第8部 20世紀 第9部 21世紀 参考文献
  • 世界を統べる者 - 「日米同盟」とはどれほど固い絆なのか? -
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    「日本にウクライナ侵攻の悲劇は起こらない!」 アメリカが諸外国の侵略から日本を絶対に守る理由とは? 東京大学名誉教授の矢作直樹氏と、世界の金融や国際協議の実務にかかわる宮澤信一氏が、6つのキーワードから世界の知恵者たちが描いている未来図を探り、親米保守・反米保守でも保守・リベラルでもない新しい思考を提案する。 【世界を統べる6つのキーワード】 ①フリーメイソン ②イルミナティ ③ビルダーバーグ会議 ④日米同盟 ⑤MSA協定 ⑥世界の支配構造 「陰謀論、あるいは親米、反米、保守、リベラルなど、そういう小さなことではなく、大きな視点で世界の動きを見ていきましょう。 日米同盟の名の下に、見かけの上では世界一マッチョなアメリカと、潜在的なものとして世界最強の日本とがタッグを組んでいる。 これがはたして何を意味しているのか、本書を通して、きっと気づいていただけることと思います。」(矢作直樹) 「世界とは何か。果たして世界の実体とは何か。 今の世界と何より日本が真の独立国家として内外に貢献出来ることとは何であるか。 これまで日本で陰謀論として扱われてきたことについて、ロシアによるウクライナ侵攻という武力による現状変更と国際法上の違法行為を念頭に、体系付けを考慮しつつ、著者の話せる、出来るだけの範囲で細膩にお話しします。」(宮澤信一) 【著者プロフィール】 矢作直樹 (やはぎ・なおき) 東京大学名誉教授 1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。 1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。 2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。 2016年3月に任期満了退官。 著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『神様からのお便り』(小社刊)など。 宮澤信一 (みやざわ・しんいち) 国際実務家 東京生まれ。主にイギリスで研鑽を積み、世界の政治、経済、宗教、社会情勢などに精通。 国際機関や国際金融などさまざまな国々の折衝に努める。 日米安保、MSA協定の本質も熟知しており、経済安全保障や軍事の視点から、日本の進むべき道を本書では提言している。 東アジア文化にも造詣が深く、教養人・文化人という顔も持つ。また、日本においていくつかの企業の設立に携わり、代表も務める。
  • 働きやすさこそ最強の成長戦略である
    -
    「いま、どんな業種の企業であれ、共通するひとつの最強の成長戦略にたどり着きました。それが、雇用主・労働者の双方にとってメリットのある“真の意味での働きやすさ”を実現することです」。著者は、社員の幸福度と会社の業績には密接な関係がある、と説きます。500社を顧客にもち、年間相談件数7000件の日本最大級の社労士事務所の代表が、社員と会社の関係が好循環でまわりだす極意を徹底解説。20年以上にわたり、さまざまな労務トラブルを解決してきたなかで知り得た生きた知識を、多くの実例とともにあますことなく伝えます。
  • 新版「続ける」技術
    3.9
    ■アメリカの一流企業600社が成果を挙げた「続ける技術」!  ベストセラーが内容も新たに待望の新書化! 「勉強」「ダイエット」「禁煙」 「英会話」「貯金」……。 あなたはこれまでに、すでに多くの方法を試してきたことでしょう。 でも、なぜか、続かない… 一体、なぜだと思いますか? ■“科学”だから、どんな人でも続けられる! あなたが続かない理由。それは、 続けるための「行動のしくみ」を作っていないからです。 「どうやったらモチベーションが保てるのだろう?」と 成功法則や自己啓発の本に頼ろうとしていませんか? 「やる気」や「根性」を鍛えるのには時間がかかります。 しかし、「行動」なら「仕組み」を作ってしまえば、 簡単に変えることができます! ■本書のノウハウは、“行動科学”に基づいたものです。 「行動科学」とは、人間のいくつもの「行動」を科学的に分析し、 多くの実験や検証を経て生まれた、アメリカ発の理論です。 人間の「行動そのもの」にフォーカスし、 “いつ・どこで・誰がやっても、最高の結果を出す”にはどうしたらいいのか、を研究したものです。 どんなに立派な決意をしても、計画を立てても、続けなければ何の意味もありません。 あなたも「人生を変える習慣」を身につけてください! ※本作品は2006年に刊行された『「続ける」技術』(弊社刊)を加筆、再編集いたしました
  • 10歳でもわかる問題解決の授業
    3.7
    ■100%の正解がない社会人の世界で 役に立つのは"精度の高い、現実的な解決策" 社会人になると、大きな問題から小さな問題まで、 あらゆる壁に直面することになります しかし、私たち日本人は、問題解決を苦手としています それは、小学校以来のテストの世界で染みついた、 「正解を見つけられなければ0点、考えた意味がない」 という結果主義のためです ■コンサルタントの思考のフレームワークを解説! 著者は、経営コンサルティング会社を経て、 10年以上にわたり、小学生向けに 「問題解決力」「論理的思考力(ロジカルシンキング)」を 高めるための「考え方」を教えてきました ■本書は、小学生が実際に解いている問題などをご紹介しながら、 「仕事の効率化、スピードアップ」 「アイデア力、交渉力、プレゼン力、伝 える・説明する力」 「人間関係、コミュニケーション」 「計画や目標の達成」「仕事のミス、モレ防止」 ……に役立つ問題解決の技術が身につくように工夫しました。 ・「儲かっていないスーパーを繁盛させるには?」 →【問題解決のためのフレームワークが身につく問題】 ・「苦手な算数が得意になるには?」 →【筋のいい仮説をつくる力が身につく問題】 ・「右打ち?左打ち?ヒットを打つには?」 など ぜひ、コンサルタントが数年かけて身につける 「論理力」「仮説力」「実行力」を短期間で身につけてください
  • 日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
    4.4
    ■現代の大富豪に「お金持ちになる方法」を聞いてみた 竹田和平さんをご存じでしょうか。 ・「タマゴボーロ」「麦ふぁ~」などのお菓子で有名な竹田製菓の会長 ・100社以上の上場企業の個人大株主 ・所有株式の時価総額は100億円以上 など まさに「現代日本の大富豪」といえる人物です。 ラッキーなことに 竹田和平さんとひょんな縁から500回以上寝食をともにし 和平哲学をマンツーマンで学ぶチャンスを得た人物がいます。 それが本書の著者・・・本田晃一(通称・コーチャン)。 ■和平さんが教えてくれた「幸せになる生き方」 本田さんはインターネット黎明期に ネットマーケティングで大成功を収めますが 20代のころから、成功者と呼ばれる人々や 幸せに生きている人たちに出会うチャンスに恵まれ、 たくさんのことを学んでいました。 そのなかでも 教えがひときわ輝いていたのが竹田和平さんでした。 本書はそんな「和平さんの教え」を 「出会い」「お金」「愛」「豊かさ」「成功」「人生の極意」 の6つのテーマに分けてあなたにシェアします。 ■本書の構成 序章  出会い 理想の師匠に最短でアクセスする方法 第1章 お金 和平さん、どうしたら「幸せなお金持ち」になれますか? 第2章 愛 和平さん、「お金は愛」ってどういう意味ですか? 第3章 豊かさ 自分のなかに秘められた豊かさに気づく 第4章 成功 ぶっちゃけ、成功するにはどうしたらいいんですか? 第5章 人生の極意 いつも希望をもって生きるために
  • スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本
    3.5
    ■えーっと、なぜ〈えー〉とか〈あー〉とか出る人は、 かっこ悪いのでしょう?  えー、だからその直し方を解説します 〈えー〉〈あー〉とは「フィラー」のこと これらの言葉をどう表記していくかですが、 本書では、学術論文などでも使用されている「フィラー」という用語で統一していきます フィラー(fller)とは、「fll」が「詰める」、「er」は「するもの」を意味する接尾辞です すなわち、「詰め物」「充填剤」「つなぎ」「緩衝材」といった意味を持つ英単語であり、 単語や文節、文章の「合間に挟み込む言葉」を幅広く指します。 本書では、〈えー〉〈あー〉などを「フィラー」と称して解説します。 ■フィラーを生み出す3つの要素とは? 本書では、フィラーが出るメカニズムを、 「心(感情・性格)」「思考」「声」の3つの要素の働きとして解説します。 「心(感情・性格)」「思考」「声」の3つが同期し、安定して働いていればフィラーは出ませんが、 このうちの1つでも不具合が発生すれば、メカニズムに不均衡が生まれ、フィラーを発生させてしまいます。 このメカニズムをベースに、フィラーを消す方法を論理的に解説します。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典
    3.8
    ■「60の心のクセ」に3つの研究分野からアプローチして解説 陰謀論やフェイクニュースが溢れている情報過多な時代において、 あなたは正しく情報を選択できているでしょうか? 自信があるという人ほど、ぜひ本書に目を通してください。 私たちの認知を歪ませる現象の多さに驚き、 自分の偏った情報の受け取り方に気づかされることでしょう。 しかし、それこそが情報を正しく見るための第一歩。 なぜなら、認知バイアスを知らずして、 自分が認知バイアスに陥っていることに気づくことは難しいからです。 ■本書は3部構成になっています。 認知バイアスに分類される用語は数百以上存在しますが、 意味や用法が曖昧であったり、重複しているものも多いものです。 そこで論理学・認知科学・社会心理学3つの専門分野それぞれで必要不可欠な20項目を厳選し、 合計60項目にまとめ、図版やイラストを交えて解説しています。 ■目次 まえがき――「認知バイアス」とは何か? ・第Ⅰ部 認知バイアスへの論理学的アプローチ 01 二分法の誤謬/02 ソリテス・パラドックス/03 多義の誤謬/04 循環論法 など  ・第Ⅱ部 認知バイアスへの認知科学的アプローチ 01 ミュラー・リヤー錯視/02 ウサギとアヒル図形/03 ゴムの手錯覚/04 マガーク効果 など ・第Ⅲ部 認知バイアスへの社会科学的アプローチ 01 単純接触効果/02 感情移入ギャップ/03 ハロー効果/04 バーナム効果 など
  • 共に働くことの意味を問い直す 職場の現象学入門
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    山口一郎氏と露木恵美子氏の共著による『職場の現象学』は、HRアワード2020に入選するなど高く評価されている。 本書は、『職場の現象学』の入門として企画された姉妹書である。『職場の現象学』では、職場で起こるさまざまな事象を現象学の理論で解釈するという新しい試みがなされたが、本書では、新型コロナ禍でのリモートワークやオンライン会議が日常化するなかで出てきた、職場におけるコミュニケーションや創造的な場づくりに対する新たな問いに対して、より具体的で身近な事例を用いて解説した本である。筆者らは、新型コロナ禍は人々の働き方を変えたが、そこで生じている言うに言われぬ違和感の正体は、現象学の考え方やモノの見方を身に着ければ理解できるという。 職場は「人と人の関係性」によって成り立っているのに、職場でやりとりされている、言葉に表現できない情動(感情や感覚)的コミュニケーションは、あまり重要視されてこなかった。そこに焦点をあてた本書は、新型コロナ禍を乗り越える過程で、多くの職場が遭遇する「リモートか対面か」という問いに対するヒントにあふれている。

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  • ロシアの興亡
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    1巻1,320円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【プーチン帝国は崩壊する! ソ連崩壊を予言した元ロシア公使が「新冷戦」を読み解く】 ウラジミール・プーチン露大統領は、「ジェノサイドだ!」との国際的非難と経済制裁を欧米から受けながらも、なぜウクライナ侵攻を続けるのか? 旧KGBの後継諜報機関であるFSB(ロシア連邦保安庁)第五局の甘い見通しの情報をもとに判断したとされるウクライナ侵攻。 FSBの情報部員一五〇人を追放したのは、ウクライナ侵攻の緒戦が失敗であることへのプーチンの怒りの表れだ。 ロシアの政治、経済、社会構造の深部とロシア人のメンタリティーを知悉する元ロシア公使でウズベキスタン大使を歴任した著者が、幾度と繰り返されるロシアの興亡、千年史に切り込む! 〈本書の目次〉 第一章 ウクライナ侵略戦争で一変したロシアと世界 第二章 ロシアの興亡――その面貌 第三章 歴史のトラウマ――栄光と悲惨 第四章 異形のロシア経済――停滞と格差の構造 第五章 ロシア人の実相――欲望と渇望のシンフォニー 第六章 プーチン政権の内奥――ロシア政治の深層 第七章 ロシアの外交――その無力、その底力 第八章 日露関係――すれ違いの二〇〇年 〈著者プロフィール〉 河東哲夫(かわとう・あきお) 外交評論家/作家。1947年東京生まれ。東京大学教養学部卒業後、1970年外務省入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部に留学。外務省東欧課長、文化交流部審議官、在ボストン総領事、在ロシア大使館公使、在ウズベキスタン兼タジキスタン全権大使を歴任。2004年外務省退官。日本政策投資銀行設備投資研究所上席主任研究員を経て、評論活動を始める。東京大学客員教授、早稲田大学客員教授、東京財団上席研究員など歴任。著書に、『遙かなる大地』(熊野洋の筆名によるロシア語小説、日本語版、草思社)、『意味の解体する世界へ』『新・外交官の仕事』『ワルの外交』『米・中・ロシア虚像に怯えるな』(以上、草思社)、『ロシア皆伝』(イースト新書)、『よくわかる大使館』(PHP 研究所)、『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)、共訳書にドミートリー・トレーニン『ロシアの新戦略 ユーラシアの大変動を読み解く』(作品社)がある。「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)でコラムを執筆。「現代ビジネス」(講談社)、「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版)などに寄稿。メールマガジン「文明の万華鏡」を主宰。

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  • 鈴木敏文のCX(顧客体験)入門
    4.1
    【内容紹介】 日本ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)の文字を見ない日はありませんが、ここ数年、もう一つ、「X」のつく用語として、「カスタマー・エクスペリエンス(Customer Experience、略してCX)」という概念が日本にも入ってきて、注目が集まっています。 CXは「顧客体験」もしくは「顧客体験価値」と訳されます。「商品・サービスの購入、利用における顧客としての体験」および「体験をとおして得られる感覚的・心理的価値」を意味するようです。 ヒト(お客様)は、モノをとおしてコトを体験することで価値を感じ、満足感を得る。モノの価値に対して、コトの価値とは、お客様が体験することで得られる価値、すなわち、顧客体験価値といえるでしょう。 カスタマー・エクスペリエンスの概念は二〇〇〇年代に入ってから注目されるようになったようですが、セブン‐イレブンでは、一九七〇年代の創業当時から、仮説・検証を実践することで、お客様に満足していただける顧客体験を提供し続けてきたのです。 ★★★セブン‐イレブン流・「これが欲しかった!」をつくり出す・真の【お客さま目線】とは? コンビニおにぎり、セブン銀行、100円コーヒー……。 数々のヒットを生み、日本の新しいライフスタイルをつくってきた鈴木敏文氏。 彼が約50年前からただ一人見抜いていた、潜在ニーズを拾いあげる「ストーリーづくり」の真髄は、創業以来セブンが徹底している「CX=カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)」にあった! ◎「お腹いっぱい」の人は何を食べるか ◎半分にカットした割高の大根が売れる理由 ◎おにぎりの販売は「新しい習慣」を生み出した ◎Francfrancには、なぜ、便座カバーが置いてないのか ◎動物園を「お客様の立場で」を見直して気づいた衝撃の事実 ◎花の売り手が花をもらって初めて問題点に気づく ◎横を見ずに目の前にいる顧客に目を向ける ◎「過去の延長線上」ではなく「未来の可能性」に目を向ける 「お客さまだけを見てください、ほかは見なくてけっこうです」 【著者紹介】 [著]鈴木 敏文(すずき・としふみ) セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問 1932年長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て63年イトーヨーカ堂入社。73年セブン‐イレブン・ジャパンを創設し78年社長に就任。92年イトーヨーカ堂社長、2003年イトーヨーカ堂およびセブン‐イレブン・ジャパン会長兼CEOに就任。05年セブン&アイ・ホールディングスを設立し、会長兼CEOに就任。16年から現職。著書『わがセブン秘録』など多数。 [取材・構成]勝見 明(かつみ・あきら) ジャーナリスト。1952年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部中退後、フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆を続ける。著書に『鈴木敏文の「統計心理学」』ほか、『共感経営』(野中郁次郎氏との共著)など。 【目次抜粋】 イントロのようなまえがき モノ消費からコト消費の時代へ  なぜ、セブン‐イレブンの日販は他チェーンより一五万円も高いのか  「カスタマー・エクスペリエンス」とはコト消費  「仮説・検証」によりコト的な価値を提供する  「真冬の冷やし中華」が売れるわけ 第1章モノではなく、コト(体験価値)を売る時代へ 1 コロナ禍で顧客体験がより重要性を増した 2 メリハリ消費、ごほうび消費は典型的なCX型消費 3 同じものごとでも提示の仕方で売れ方が変わる ほか 第2章CX経営にはどんな発想法が必要なのか 1 常に顧客を起点に発想する 2 顧客起点の発想はあらゆる分野で求められる 3 「川モデル」ではなく、「井戸モデル」で考える ほか 第3章顧客の求める体験価値をどのように生み出すのか 1 予定調和を壊す 2 「上質さ」×「手軽さ」の空白地帯を見つける 3 仮説力を鍛える① ~疑問を発することが出発点 ほか 第4章カスタマージャーニーに沿った戦略を考える 1 仮説を立てるとはカスタマージャーニーを想定すること 2 売り場という「舞台(ステージ)」で「物語」を生み出す 3 キュレーション戦略~選択と絞り込みで新しい価値を生み出す ほか 構成担当者によるあとがき
  • 5文字で四字熟語
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〇内容紹介 四字熟語をすべて5文字にしてみたら……!? とっても楽しくわかりやすい、新たな四字熟語の教養本! 四字熟語は、ニュースで出てくることもあるし、使いこなせればカッコイイけれど、 難しい漢字を使っているし、なんとなくの雰囲気で口にしてしまうことも多くて、イチイチ調べるのも大変……。 そんな四字熟語を、現代風に、くすりと笑える「5文字」にしてみました……! 四字熟語→5文字に変換!+例文+直感的にわかるイラストで、四字熟語の意味を想像しつつ、 かわいいネコちゃんが、四字熟語の内容や由来を、話したくなる豆知識とともにゆる~く解説! 気がついたら四字熟語を使いこなせていることまちがいなし! 「故事成語」と「四字熟語」のちがいを説明するなどの知識コラムもあって、今まで聞けなかった疑問も一挙解決! *たとえば、よく耳にする四字熟語を5文字であらわすと……? 音信不通→「死んだかも」 意気消沈→「もうダメだ」 紆余曲折→「色々あった」 危機一髪→「超あぶない」 言語道断→「話にならん」 阿鼻叫喚→「うわひどい」 閑話休題→「おいといて」 お父さんお母さんが使っている四字熟語も、5文字におきかえれば意味がすんなり頭に入ってくるよ! 爆笑まちがいなしの5文字で、キミも四字熟語マスターになろう!! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 大学に入ったら読む講義+レポートの基本
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、名古屋⼤学の教養教育院で、おもに⼤学⼀年⽣向け春期の講義(「基礎セミナー」理系 教養科目)で⾏った内容です。 レポートを中⼼にした⼤学の講義への対処のしかたが書かれた本書。 知らず知らずのうちに、⼤学での勉強し、⾼度な知的な処理ができる基本が⾝につくようになります。 1.⼤学での勉強の考え⽅ 2.講義とレポートの意味 3.単位をとって卒業するための基本スキルを知る 4.解決⼒をもった⼈になるための講義とレポートへの取り組み 5.本の調べ⽅や論⽂の扱い、まとめ⽅、プレゼンテーションまでのノウハウ ⼤学での講義やレポートをのりきると、しぜんに⾝につく知の⼒があります。 それがこれなんだと実感できると、もっと⾃信もついてきます。 その⼒をつけ、⼤学⽣活を有意義に過ごし、学⽣のみなさんがみずから明るい未来を開いてゆくことを楽しみにしています。
  • ウェルビーイング経営! 社員の笑顔が会社を成長に導く
    値引きあり
    -
    社員が心身健康でいきいきとやりがいを感じて働く!それがウェルビーイング! 「より良く生きる」を意味する言葉がウェルビーイング。 ウェルビーイング経営とは、社員が心身健康でいきいきとやりがいを感じて働くだけでなく、絆や自分の居場所を感じられる「社会的」な健康も実現していく経営手法です。 あらゆる企業の成長の一軸となりうるメソッドを余すところなく公開します。
  • プラス1の行動習慣 先が読める人の「ひと手間」大全
    3.0
    5秒でできる「予想と洞察の技術」。 誰でも続けられる「先を読むスキル」。 不確実な世の中を生きるための行動習慣をまとめて紹介。 この本では、インバスケット研修に参加された方々の「素晴らしい行動習慣」を紹介します。行動の意味や効果を私なりに解説していきます。私自身、「この行動はぜひ学びたい」と思うものばかりです。未来に備える行動、リスクに対処する行動、信頼を高める行動、効率をアップする行動など、素晴らしい「+1」の行動習慣を多数紹介します。どれも「5秒もあれば実行できそうなこと」「誰でも続けられそうなこと」なのに、洞察力や判断力の向上につながる効果的な行動です。みなさんも、そのような「ひと手間」を加えることで、自分を「先が読める人」にアップデートしてみませんか。 第1章 「予測できるリスク」を取り除く 観察・問題発見/先にリスクを潰しておく/幅広く意見を聞く/「やらないリスク」の回避 第2章 「すでに起こっている未来」を探す 脱常識/未来について考える/未来のネタを探す/見えていなかったものを見る 第3章 「予想・判断・実行・検証」を繰り返す 人の行動を読む/概算思考/失敗・反省/実行・やり直し/当事者意識 第4章 行動に余裕を持たせる 全体感/計画・優先順位/余裕 第5章 ロジックと信頼で効率を上げる 伝える/信頼関係/ツールを使いこなす
  • 子どもの教養 クイズで学ぼう季語の世界
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この一冊で語彙力、表現力がアップ。季語にふれて、知性や感性をみがこう!! 多くのベストセラー作品をもつ齋藤孝氏による子ども向け読み物。 「東から吹いてくる『東風(春)』は、何を知らせる風?」「昔、『お年玉(新年)』としてわたされたものは?」「かじけ猫(冬)ってどんな猫?」。さあ、答えはわかるかな?  季語が生まれた背景やその意味をうんちくたっぷりに解説する。古来、日本人が大切にしてきた季節感や自然をうやまう気持ちにも触れてみよう。 語彙力、表現力はもちろんのこと、理科や社会、美術や哲学まで幅広いジャンルにまつわる知識がクイズをとおして習得できる。俳句を学び始める小学生は、ぜひ「朝読」用にゲットしてほしい。ブームにのって俳句の世界に興味を抱いた大人の読者にもおすすめの一冊。 〈目次〉 はじめに 知っておきたい基礎知識 (1)/知っておきたい基礎知識 (2)/この本の使い方/定番季語マップ 春・夏・秋・冬・新年 第1章  時候──気候のあれこれ(春 弥生、八十八夜/夏 土用、灼くる/秋 夜長、そぞろ寒/冬 小春、春隣/新年 正月、人日/コラム:「麦の秋」は秋の季語じゃない!?) 第2章 天文──空のあれこれ(春 東風、佐保姫/夏 雲の峰、薬降る/秋 月、霧/冬 鎌鼬、雪女/新年 初日、御降り /コラム :月に名前をつけた昔の人たち) 第3章 地理──地上のあれこれ(春 山笑う/夏 滝/秋 水澄む/冬 狐火/新年 初富士/コラム:水の季語いろいろ) 第4章 生活と行事──イベントあれこれ(春 麦踏み、茶摘、ぶらんこ/夏 甘酒、 髪洗う、プール/秋 七夕、花火、月見/冬 柚子湯、日記買う、マスク/新年 年玉、雑煮、笑初/コラム:こんなカタカナの季語もある) 第5章 動物──生きものあれこれ(春 鶯、亀鳴く/夏 金魚、空蝉/秋 小鳥、虫/冬 かじけ猫、 熊穴に入る/新年 嫁が君/コラム :季語から食材の旬を知ろう) 第6 植物──草花あれこれ(春 梅、萌/夏 若葉、夕顔/秋 紅葉、紫式部/冬 帰り花、落ち葉/新年 薺/コラム:季節を彩る花たち) 二十四節気と七十二候 おわりに
  • 教養としての写真全史
    4.0
    21世紀に入って、写真のもつ意味と役割は劇的に変わった。スマートフォンが普及し、誰もが気軽に写真を撮ってSNSにUPするようになったからだ。だがこれまでも、機材やメディアの変化とともに写真の役割は常に変化してきた。単なる記録の手段として始まった写真が、次第に報道・広告・表現などへとその役割を広げていき、やがて芸術の一ジャンルとして確固たる地位を築くまでの道筋をたどる。歴史を知り、写真を読み解くリテラシーを身につけるための一冊。
  • 人生の星の輝き 哲学からの問いかけ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生の輝きが見えるのは、誰なのだろう。どのような時に、人は世界の輝きを見、また自らの生の輝きを見ることができるのだろう。そして、その輝きの中に見えてくるものは、いったい何だろうか。本書は、人生のスタート地点に立った者が、孤独のうちに問う、「私とは何か」「生きる意味とは何か」「人を信じることができるか」という問題をともに考え、答えを探る。自らを苦悩の淵へと追い込む嫉妬心や恐怖心、優柔不断な心に向き合い、古来の哲学者・文学者の言葉を導きに、これら負の部分の構造をつまびらかにしていく。学生との対話を源泉として、折々に綴られた各章は、人との出会いの不思議な恵みを語り、読者を生の喜びへと静かに誘う。 【目次より】 はじめに 1 私とは何か あなたとは何か 2 私はあなたを信じる 3 生きる意味について 4 喜びの形と悲しみの形 5 優柔不断論 6 嫉妬の構造 夏目漱石の『こころ』における試論 7 恐怖の構造 8 犠牲と献身 トマス・アクィナスにおける展開 9 出会いと別れ おわりに ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 荒井 洋一 1949年生まれ。哲学者。東京学芸大学教授。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得。文学博士。専門は、西洋中世思想史、中世キリスト教哲学。 著書に、『人生の星の輝き』『教養の源泉をたずねて』 『アウグスティヌスの探求構造』など、 訳書に『アウグスティヌス著作集19/II: 詩編注解4』(共訳)などがある。
  • 開発経済学(新版)(現代経済学選書) 諸国民の貧困と富
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 諸国民の貧困と富 先進国の技術導入を柱に、市場・共同体・国家の適切な統合により途上国を発展軌道に乗せる政策を示す。日経賞受賞。新版では「アジアの金融危機」の実証分析と、説明の改良とりわけ内政的経済成長論に新たな解説を加えた。資料も全面的に最新のデータへ更新した。 【目次より】 新版に寄せて 序論 開発経済学の課題 「開発経済学」と「開発途上国」 本書の構成 1 経済発展の理論的枠組 1.1 社会システムの発展過程 1.2 誘発的革新の理論 1.3 理論的枠組と途上国の現実 2 開発途上国の発展展望 2.1 国際比較へのアプローチ 2.2 経済成長と構造変化 2.3 投資・貯蓄・物価 2.4 人的資本の向上 2.5 人ロ・資源・食料 3 人口成長と天然資源の制約 3.1 経済発展と人口成長 3.2 人口成長の経済理論 3.3 資源制約説の系譜 4 資源の制約を打破するには 4.1 科学的農業の可能性 4.2 「緑の革命」の展望 4.3 誘発的革新への障害 4.4 余剰資源にもとづく発展 5 資本蓄積と経済成長 5.1 アダム・スミスからマルクスヘ 5.2 第2次大戦後の開発論と開発政策 5.3 新古典派的生産関数と成長モデル 5.4 成長会計による検証 5.5 成長パターンの変化 6 技術進歩とその源泉 6.1 成長パターンの様式化 6.2 成長パターン変化の技術的基礎 6.3 技術進歩の源泉を求めて 7 所得分配と環境問題 7.1 経済成長と所得分配 7.2 不平等化の要因 7.3 停滞と貧困 7.4 経済発展と環境問題 8 市場と国家 8.1 市場と国家の経済機能 8.2 幼稚産業保護論をめぐって 8.3 開発モデルの盛衰 8.4 開発理論のパラダイム転換 8.5 アジア金融危機が意味するもの 9 共同体の役割 9.1 共同体の機能 9.2 途上国農村の構造 9.3 共同体と経済合理性 フィリピンでの観察 9.4 共同体の失敗とその補正 付論 技術進歩に関する理論的補足 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 速水 佑次郎 1932~2012年。経済学者。旧・東京都立大学名誉教授、文化功労者。東京大学教養学部教養学科卒業、米国アイオワ州立大学経済社会学部大学院博士課程修了(農業経済学博士号)。専門は、農業経済学・開発経済学。 著書に、『日本農業の成長過程』『農業経済論』『開発経済学(新版)諸国民の貧困と富』などがある。
  • ヤスパースの教育哲学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ライフ・ワークとしてヤスパース研究にうちこんできた著者が、実存の絶対的意識としての愛の立場から教育哲学の体系を構築する意欲作。 【目次より】 まえがき 目次 略語表 序説 I ヤスパースの世界観 II ヤスパースの人間観 第1章 教育の意味 I 序言 II ヤスパース哲学の体系における教育哲学の位置と意味 III 愛と理性と教育 IV 包括者思想と教育 第2章 政治の理念と教育の理念 I 序言 II 政治の理念 III 教育の理念 IV 政治と教育との相関 第3章 教育目的論 I 教育の根本目的 II 教育目的の諸相 第4章 教育内容論 I 序言 教育的状況としての教育内容 II 教養と教育内容 III 歴史と信仰的権威 IV 教育内容と教育計画 V 教育目的と教育内容 VI 状況の特殊性と教育内容 第5章 教育方法論 I 緒言(概説) I 序言 第6章 教育方法論 II 自発的受容性と受容的自発性 I 教育方法原理へのアプローチの仕方 II 自発的受容性 III 受容的自発性 IV 総括 第7章 教育方法論 III 交わりと覚醒 I 序言 愛と理性と交わり II 交わりと覚醒との関係の概観 III 実存の交わりとその教育方法的概観 IV 教育方法原理としての交わり V 交わりの場(媒体) VI 交わりと覚醒 第8章 教育方法論 IV 愛の全体性 I 統一性 I 愛の全体性 II 愛の包括的存在と教育方法 III 目的・内容・方法の全体性と教育方法 IV 教授・訓育(練)・養護の全体性 V 生徒(被教育者)・教育内容・教師・環境の全体性 第9章 教育方法論V 愛の全体性 II 両極弁証法 I 愛の両極性と理性の両極性 II 両極弁証法 自由と権威を中心として III 自由と権威との両極性と教育作用 第10章 教育方法論 VI 結語 附録 学問とは何か I 緒言 学問とは何か,の問い II 学問の語義 III 学問の本質 IV 学問の根源 V 学問の目標 VI 学問への道 VII 生きた学問 VIII 結語 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 斎藤 武雄 1904-1995。哲学研究者。東京文理科大学哲学科卒。弘前大学文理学部名誉教授。文学博士。 著書に、『現代人の幸福と道徳』『ヤスパースにおける絶対的意識の構造と展開』『ヤスパース研究』『実存をめざして』『実存と実践』『実存と教育』『実存の真理を求めて』『ヤスパースの教育哲学』『ヤスパースの政治哲学』など。
  • 近代日本の国際関係認識 朝永三十郎と「カントの平和論」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 この世界とは何か、を説明しようとする時、意識するとしないとにかかわらず、思い浮かべ、考えざるを得ない問いがある。それは、「人間とは何か」「国家とは何か」「国際関係とは何か」という3つの問いである。これらの問いが織りなす「世界のできあがり方」の構造を、本書は<自我・国家・国際関係>と呼ぶ。現在も世界の人々を拘束し続ける、この認識論的機制の近代日本における形成過程を、明治末から昭和前半期に活躍した哲学史家、朝永三十郎の「文脈設定者」としての思想的苦闘から描き出す。「国際関係とは何か」という、国際関係研究の根源への問いを問うには、世界国家の可能性を封じ込めた瞬間を把捉しなければならない。カントの『永遠平和のために』の単なる解説書とされてきた朝永の『カントの平和論』における、「国際」と「国家」の矛盾、という議論に、その瞬間は埋蔵されていたのである。学問領域を横断し、理論と歴史、思想と実証を交錯させて根源への問いへ挑み、21世紀の世界の見方、考え方を広く問いかける。 【目次より】 はじめに 第一部 背景と枠組 第一章 国際関係認識とはなにか 第二章 国際関係認識の研究枠組 第三章 カントと近代国際関係認識 第二部 朝永三十郎と『カントの平和論』 第一章 近代日本と朝永三十郎 第二章 『カントの平和論』の成立過程 第三章 自己申告上の契機 第四章 初期の朝氷 一九〇二~〇九年 第五章 留学とその後一九〇九~一六年 第六章「カントの平和論』前後及び晩年 一九一七~五一年 第三部 近代国際関係認識の原的形成 第一章 朝永三十郎の意味 第二章 カント解釈の系譜学 朝永以後 第三章 自我・国家・国際関係 あとがき 注 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 芝崎 厚士 1970年生まれ。国際関係研究者、国際政治学者。駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院総合文化研究科国際社会科学専攻、学術博士。専門は、国際文化論、国際関係思想。 著書に、『近代日本と国際文化交流 国際文化振興会の創設と展開 1934-45年』『近代日本の国際関係認識』『国際関係の思想史』などがある。
  • 中国の祭祀と文学(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 大学の教養課程の学生に向け、中国の古代文学「詩経」と「楚辞」を概説したテキスト。古代が呪術と祭祀の時代であったこと、古代文学はその祭祀の中から生まれたということを具体的に考証する。 【目次より】 序論 祭祀と神話  神話の歴史化  祭祀・神話と古代文化 第一章 崑崙とその下の水界 崑崙下の水界  始源の時間  崑崙・水界と古代的死生観  大洪水による天地の一新  崑崙・水界の宗教性 第二章 古代人の宇宙観 鄒衍の大九州説をめぐって 鄒衍の大九州説  崑崙と大九州説  九州立體配置説  九州説と八州説  四州説と五州説  二州説と三州説  中央の「一」の絶対性  神話から地誌へ  五服、九州説 第三章 死と再生 祭祀の時期  祭祀の場所  祭祀の狂態  祭祀の理念 第四章 動物神崇拝 古代の祭祀と動物  動物神と崑崙・水界  動物神と古代的死生観 第五章 鬼神信仰 鬼神の憑依  黄帝と蚩尤の戦  〓と河伯の争い  方相氏と諸鬼  神婚儀禮の神話 第六章 詩経における神婚儀禮 豊作豫祝祭における神婚儀禮  桑樹下での神婚儀禮  神婚儀禮の意味  動物神による結婚儀禮 第七章 神婚儀禮説話の展開 神婚儀禮説話の成立  殷の湯王と伊尹をめぐる説話  鄭の文公と燕姑をめぐる説話  倫理説話  屈原をめぐる説話 第八章 祭祀的人間の在り方 結びに代えて 祭祀の場での在り方  日常生活での在り方  老莊的人間像との近似的 第Il部 祭祀から文學ヘ 序論 第一章 神婚儀禮説話から物語へ 神女と結婚する物語  動物と結婚する物語  幽鬼と結婚する物語  餘論  第二章 神婚物語の変容 中國恋愛文學史素描の試み 唐代の、幽鬼・動物との結婚譚  宋以降の、幽鬼・動物との結婚譚  神女と若者との恋愛譚(一)  神女と若者との恋愛譚(二)  人間同士の恋愛譚の発展 第三章 西遊記の成立 神話的モチーフ  宗教的意味  佛教的モチーフ  民間の猿の信仰と寺院のそれとの習合  取経の旅のモチーフ  原西遊記から西遊記へ  西遊記の文學性 結び 附論一 神話・祭祀と老荘 『老子』と神話  『老子』と祭祀 神話・祭祀の論理化  神話・祭祀の内面化 齋と坐忘 附論二 神仙道化劇の成立 神仙道化劇中の慶壽劇  慶壽劇の前身  金以前の慶壽劇の発展段階  「金安壽」劇中の舞曲  度脱劇に残る慶壽劇の痕跡  度脱劇と全眞数  元雑劇と近世道教  度脱劇の庶民性  佛教的な度脱劇  度脱劇の衰微 図版説明 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中鉢 雅量 1938年生まれ。中国文学者。名古屋外国語大学名誉教授。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了、同大学院博士課程中国語学中国文学専攻退学。博士。 著書に、『中国の祭祀と文学』『中国小説史研究 水滸伝を中心として』『中国語・中国語教育法の研究』(共著)『中国四大奇書の世界』(共著)などがある。
  • トーマス・マンの政治思想 失われた市民を求めて
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 よるべき価値基準が失われた世界で、実存的社会的中心をどこに求めるか。第一次世界大戦からワイマール期を経てナチズムの時代を生きた作家、トーマス・マンの思想的歩みは、この問いとの格闘の軌跡であった。本書は、マンの小説と論説の大部分を同時代の政治状況への応答と捉え、その政治思想を、市民性との関わりを軸に明らかにする。初期作『ブッデンブローク家の人びと』『非政治的人間の考察』において、マンは中世都市を素材に市民的世界の原理を検討し、内面的領域と政治の分離を試みたが、『魔の山』執筆時以降、次第にその主張を放棄し、個人の内面と共同体を結びつける適切な方法を模索するに至る。この思想的変遷を経て、マンは宇宙論と認識論を構築し、教養と人文主義の再興が社会的連帯に寄与すると期待して、それを可能にする政治体制として社会主義に希望を託す。しかし、ナチズムの台頭によりその実現を阻まれ、亡命生活へと入っていく。高まる危機感の中で彼が主張した戦闘的デモクラシーとはどのような政治体制だったのか。天才的芸術家による秩序、「上からのデモクラシー」のもつ意味とは何か。そして晩年、アドルノとの共同作業の末に結実した『ファウストス博士』の音楽論がもたらす帰結とは何かを、作品の精緻な読解を通じて解明する。内外の膨大なマン研究を礎に、政治的作家という側面を浮き彫りにし、政治思想史研究に物語と政治という新たな息吹を吹き込む野心作。 【目次より】 凡例 序章 第一章 芸術家と市民 初期作品にみる市民の諦念から芸術家のイロニーヘの移行 第二章 共感と政治 『非政治的人間の考察』における内面性と政治の分離 第三章 共和国のエートスを求めて 革命期および『魔の山』執筆時における有機体概念の発見 第四章 個人と社会(一) 教養概念と共同性をめぐるドイツ精神史 第五章 個人と社会(二) 『ゲーテとトルストイ』を中心とした一九二〇年代の教養論 第六章 非合理性と真理 「雪」と「黄泉下り」における認識論的探求と物語論 第七章 精神と自然 亡命初期の逸巡から戦闘的人文主義論へ 第八章 文化と野蛮 『ファウストス博士』を中心とした一九四〇年代のナチズム論 第八節 芸術作品と社会 マンとアドルノの比較から 結語 あとがき 注 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 速水 淑子 政治学者。横浜国立大学准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程政治学専攻修了。専門は、政治思想史。 著書に、『トーマス・マンの政治思想:失われた市民を求めて』など、 訳書に、ユルゲン・ハーバーマス著『ヨーロッパ憲法論』(共訳)リチャード・タック著『戦争と平和の権利 政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで』(共訳)などがある。
  • 創造力の論理 テクノ・プラクシオロジー序論 カント、ハイデガー、三木清、サルトル、…から、現代情報理論まで
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「想像力」は理性や知性に比べて低位の能力とされてきたが、今日では逆に基礎能力、それ以上に、動物にはあり得ない人間存在に固有の全体「構想力」とされるようになってきた。今日・今後の技術と情報に溢れかえる時代と文明を、この「想像力・構想力」をより生産的で強靭な「創造力」へと拡充することによって正しく方向づけていくには、どうすべきか。近現代の諸哲学とともに考える。 【目次より】 要旨 序 構想カ・想像カ・創造力 第一章 基準の創定、世界の賦活 カント 補章 カントとカッシラー 象徴概念をめぐって 第二章 世‐開・リヒトゥングへと「構」え「想」う ハイデガー 第三章 〈exhibitio originaria〉(世界の根源的‐自己形成) 三木清 第四章 世界の意味を現働化する:〈reel〉と〈irreel〉の弁証法 サルトル 第五章 〈vivre l'invecu〉(非‐生を生きる)、「語れ、飛べ、創れ!」 バシュラール 第六章 創造者は現象を救う、〈image a priori〉 の脱‐弁証法 シモンドン 第七章 知覚と創造、潜勢秩序の現働化 ボーム 第八章 無意識の魔術、「異」と「同」と新たな「類」の創定 アリエティ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中田 光雄 1939年生まれ。哲学者。筑波大学名誉教授。 東京大学教養学部教養学科フランス分科卒、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退、パリ大学大学院哲学科博士課程。著書に、『抗争と遊戯』『文化・文明』『政治と哲学』『現代を哲学する』『正義、法-権利、脱-構築』『哲学とナショナリズム』『現代思想と<幾何学の起源> 』『差異と協成 』『創造力の論理 -テクノ・プラクシオロジー序論』など、 訳書に、シモーヌ・ヴェイユ『前キリスト教的直観、人格と聖なるもの(著作集第2巻)』シモーヌ・ヴェーユ『科学について』などがある。
  • 文化・文明 意味と構造
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間活動の総体を、その全体輪郭と基本骨格そして各部分の相互連関について原理論的角度から分析し、人間世界の構造と意味を考察。 【目次より】 目次 まえがき 序篇 文化・文明と人間・活動‐体系 第一篇 目的・活動‐体系 第一章 価値・活動‐体系 第一節 価値の信奉 宗教 第二節 価値の創造 芸術 第三節 価値の逹成 倫理、教育 第四節 価値の擁立 国家 第五節 四種‐価値活動:多元‐協律 第二章 認識・活動‐体系 第一節 事象一般の認識 言語 第二節 人間事象の認識 文学、歴史 第三節 事象の法則の認識 科学、学問 第四節 事象の原理の認識 哲学 第五節 四種‐認識活動:多元‐協律 第三章 機能・活動‐体系 第一節 全体運営の機能 政治、法律 第二節 関係運営の機能 社会、コミュニケーション 第三節 個体運営の機能 経済、技術 第四節 三種‐機能活動:多元‐協律 第二篇 脱‐目的・活動‐体系 第一章 脱‐目的・活動‐体系 遊戯、スポーツ 結篇 四種・活動‐体系:多元‐協律 補論 現代諸思潮の検討 一 ガイア、エントロピー、エコロジー、バイオ、生命倫理学 二 環境造型、都市計画、サウンド・スケープ理論、ジオ・ソシオロジー 三 情報、知識産業、メディア、コンピュータ、人工知能 四 無意識、トランス・パーソナル 五 ポスト・モダーン 六 都市論 七 梅棹文明学 付論 基礎概念の検討 一 文化と文明 二 生活様式、生の様式、行為様式、存在様式 三 自己実現、存在成就 四 意味の体系、意味の現成 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中田 光雄 1939年生まれ。哲学者。筑波大学名誉教授。 東京大学教養学部教養学科フランス分科卒、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退、パリ大学大学院哲学科博士課程。著書に、『抗争と遊戯』『文化・文明』『政治と哲学』『現代を哲学する』『正義、法-権利、脱-構築』『哲学とナショナリズム』『現代思想と<幾何学の起源> 』『差異と協成 』『創造力の論理 -テクノ・プラクシオロジー序論』など、 訳書に、シモーヌ・ヴェイユ『前キリスト教的直観、人格と聖なるもの(著作集第2巻)』シモーヌ・ヴェーユ『科学について』などがある。

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