作品一覧

  • 北朝鮮を読み解く :コリアウオッチャーの深層時評
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    金正恩政権の「問題行動」には独自の「理由」がある! 核開発・弾丸ミサイル発射・金正恩の後継者・米朝会談の真意・ジャパンバッシングetc… 北朝鮮研究のトップランナーが解き明かす! *** 北朝鮮は建国以来、長年にわたって自らの独特な論理を構築し、いわば理論武装を図ってきた。なぜ核保有国を正当化するのか、なぜ社会主義を掲げながらも世襲による権力継承にこだわるのか ……それらを理解するためには、北朝鮮の回りくどい説明を丁寧に検証しなくてはならない。(本書「おわりに」より) ***
  • 北朝鮮と観光
    4.0
    1巻1,899円 (税込)
    「この本を読んで、北朝鮮観光に出かけたくなった。知的好奇心をかきたてる良書」佐藤優氏(作家/元外務省主任分析官)大推薦! 「北朝鮮の代表的な観光地」「旅行社が提案する『平壌のインスタ映えスポット』」をはじめ、「北朝鮮観光でやってはいけないこと」「観光ビザの詳細」「現地の食事」「温泉とカジノ」など、北朝鮮観光のすべてを解説。現地のリアルな旅行写真も多数収録。「旅行マニア」「北朝鮮マニア・チョソンクラスタ」でなくとも、広くビジネスパーソンの知的好奇心を満たす一冊となることうけあいである。テレビ出演も多数の気鋭の北朝鮮研究者として、「金正恩政権の経済重視路線」「米朝首脳会談の意味」「拉致問題解決のために日本がやるべきこと」まで、最新の半島情勢に関する基礎知識も収録。令和の基本教養として、不安定な国際情勢を読み解く一冊としても、新定番の書となる。ヴェールに覆われた秘密国家を読み解く貴重な一冊が待望の刊行! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

ユーザーレビュー

  • 北朝鮮と観光

    Posted by ブクログ

    【北朝鮮の観光政策は、同国政治外交の直接的影響を受けざるを得なかった。大きく捉えれば、政治外交政策の一環であったということもできよう】(文中より引用)

    北朝鮮が宣伝と外貨獲得のために力を入れてきた観光。閉鎖的な北朝鮮の観光政策の変遷を追いながら、どのように旅行客を誘致し、そして訪れた者たちがどのような記録を残していったかを丹念に記した一冊です。著者は、慶應大学准教授の礒﨑敦仁。

    一風変わった角度から北朝鮮に切り込んでいった良書。観光面から理解できることの限界を適切に見極めつつ、政治情勢等に観光政策が翻弄されている様子がよくわかりました。

    北朝鮮にも「旅の黄金コース」のようなものがあるよう

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    2022年03月31日
  • 北朝鮮と観光

    Posted by ブクログ

    北朝鮮観光について知りたくて読書。

    本書は、単なる観光本ではない。著者は北朝鮮政治を専門とする研究で、そんな研究者が北朝鮮観光の歴史、現状を語り尽くしている。研究者の著書らしく統計、年表などの資料が豊富で、何よりも参考文献、サイトも各章ごとに紹介されており、後から情報を探す資料としての価値も高い。

    自身の訪朝体験に加えて、訪朝者、旅行代理店への取材に基づいているので説得力がある。

    北京のコリョ・ツアーズが手配している日本人の人数や、羅先国際旅行社の担当言語別のガイド人数なんてよく聞き出せたなと思う。

    観光地や手配する旅行代理店、北朝鮮での注意点などについての説明も多いので、これから北朝

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    2019年08月10日
  • 北朝鮮を読み解く :コリアウオッチャーの深層時評

    Posted by ブクログ

    2025.09.26
    この本の感想。いわゆる大手メディアが垂れ流してきた北朝鮮衰亡というのは全く誤りであったということがよくわかる。金王朝は確固たる基盤を築き、これからも続いていくようにしか2025年9月の段階では思えないということ。一昔前は北朝鮮は貧しいので餓死する人が多数出るので崩壊するみたいな論調があったが、それどころか、現実には核保有国として認められようとしているということ。

    0
    2025年09月26日
  • 北朝鮮と観光

    Posted by ブクログ

    【276冊目】北朝鮮研究で有名な磯崎先生が、観光にも造詣が深いとは思わなかった。北朝鮮観光については、紀行文も含めて意外と多くの日本語出版物があり、また、中国人研究者による研究もあるとのこと。本書は、日本語で書かれたそれらのメタ研究という趣。

     具体の個人名、資料名、会社名、北朝鮮政府の組織名等が書かれているため、研究用資料としても使えそう。あとがきにも書いてあったが、本書は科研費の成果でもあるらしい。

     本文中何度も繰り返されている点は、次のとおりか。

    ①観光を北朝鮮が奨励する目的は体制宣伝と外貨獲得の2つであるが、比重は前者に置かれている
     
    ②日本人の紀行文がどれも似たり寄ったりに

    0
    2021年02月02日
  • 北朝鮮と観光

    Posted by ブクログ

    金正恩体制、核・ミサイル実験、日本人拉致問題等、時折、ニュースになりながら、いま一つ実態がよくわからない北朝鮮。
    その北朝鮮に観光で訪れることができるのだという。そういえばスキーリゾートの映像を見たことがあるが、あれは政権上層部が楽しむものではなかったということか。確かに観光なら外貨も入る。客が滞在を楽しむことができれば、体制の宣伝にもなるだろう。

    本書の主題は、北朝鮮の観光である。
    但し、観光体験記とか、物見遊山でどこへ行って楽しかったおもしろかった、という類のものではない。
    外部からは限られた情報しか入手できない北朝鮮について、観光に関する情報から北朝鮮情勢について考察するのが目的である

    0
    2019年12月05日

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