倉下忠憲の作品一覧
「倉下忠憲」の「【英語版】アリスの物語/Alice’s Tale」「アリスの物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
長年ノートの書き方に拘って既に方法論を確立してしまっているので、参考になるような内容はほぼ無いが、この手のハック本を読むこと自体が趣味になっており、もはや自分にとって小説と同じエンタテイメントの一つ。逆に言うとそのくらい基礎的な事項が押さえられているので、ノート初心者にとっては有益な内容だと思う。唯一新たにやってみようと心動かされたのは業務上の日報を書くことかな。毎日夜になって「今日何やったっけ?」と無力感を感じることが多いので、その日やった業務を記録したい。
『隙あらば自分語り』と言われるのを承知の上でマイ・ノート術を披露すると、①仕事上の情報は1冊のノートにまとめる、②ノートは同じもの(メーカー・型番)しか使わない、③ナンバリングスタンプでノート番号とページ番号を附番する、④最初の2ページを目次に充てる、⑤各ページの決まった場所に見出しと6桁の日付を必ず記入する、⑥各ページ左側に2.5cmのマージンを作り、キーワード、補足事項などを記入する、⑦一つのページに複数の内容を書かない、⑧使い終わったらノートを解体してスキャンする、⑨クラウドに日付とキーワードとともに画像を保存する、⑩ネットなどの情報は印刷してノートに貼り付ける、など。本書で推奨されているものも多くて安心した。
Posted by ブクログ
かれこれ10年以上、仕事で「ロギング仕事術」に似たようなことをしていたので、正直なところ買うのを迷ったところはあるのだけれど、買って正解、読んで目から鱗だった。やはり、倉下さんの視点には脱帽だし、なんといっても実践しているからこその説得力が文章から溢れている。今まで読んだ倉下さんの著作の中では、ユニークで分かりやすい比喩が多くあったようにも思う。
明日の自分は他人、下手をすれば今日中にも他人になってしまう恐れがあることを分かりつつも、ロギンギング(←ログを書いてる最中のこと。)は目先のことで一杯になり内容を端折ってしまうことが多々ある。(「こんなことぐらい書かなくても後で見たら分かるだろう」という甘い考え、スィーティー)これは長いことロギングをしていても、そうなってしまうので半ば諦めていたけれど、"自分しか見ないけど第三者に向けたつもりで書くというマインド"を持てば良かったのか!と鱗がポロポロハラハラ。最近はメール以外にもチャットツールでのコミュニケーションが増えているので、その練習にもなると思った。
"名詞ではなく動詞として"だったり、ちょっとした書き方の違いでタスクになってしまう、など、未来の自分に正しく伝えるためには、やはり書き方なのだ、と感じる。
我流ロギングをしていて痛感することは、「初めてのこと」は出来るだけ細かく丁寧に書いた方が良い、ということ。この本の中にも"不慣れなこと"として書かれている。0が1になる確率は1が2や3になる確率よりも低い。これは、今まで経験してないことは、この先も経験しないかもしれないけれど、一度経験してしまうと、その機会は増える、ということで、時間を置かずに2や3になるタイミングが来れば良いのだが、数年も経ってからそのタイミングが訪れることもあり、そうなると目も当てられないが、ログっておけば数年のブランクなんて「へっちゃらさ!」ってことになる。(まぁ、それは理想であって、多少の突っかかりはあるにしても、ログが全くないよりはマシ。)
我流ロギングはまだまだ改良の余地もあり、進化の途中であることが分かった。(そこに終わりはないのだろうけれど。)いま読めて良かった1冊だ。
10年以上前に似たようなことを始めたきっかけは来月あたりに #めもり日記 に書こうと思う。
Posted by ブクログ
確かに、多くの読者が指摘するように、メディアマーカーがサービスを終了している点など、2013年4月初版発行だけあって、ある種古い面もある。しかし、この著書には普遍的で時代横断的な、読書に関する真理も含まれている。
例えば、P.37〜39に記載されたT型人間、逆T型人間、そしてI型人間という表現は、大変興味深い示唆であるし、p.97の速読・熟読の功罪に関する論考も、ひとつの定理といっても過言では無いだろう。
これまで、さまざまなタイプの読書術に関する本を読んできたが、ここまでニュートラルでフェアな著書は初めてかもしれない。
時代を超えて、残って欲しい良書であると、心底感じた次第である。