働かないニッポン

働かないニッポン

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

【この「働き損社会」の一因は、組織にはびこる“ジジイの壁”?】

やる気をなくし早々に“窓際族”を目指す30代エリート、
世帯収入3000万じゃないと就職する意味がないと嘯く女子大生、
「普通に暮らせればいいです」が口癖のZ世代会社員、
「今まで頑張ってきたから」を言い訳に会社に寄生する50代、
人生諦めたまま老いていく中年氷河期世代……

「仕事に意欲を持っている社員は5%しかおらず、世界145位中最下位」
いま、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?

健康社会学者である著者が、会社員へのインタビューをもとに
「働かないニッポン」の構造的な問題をひもとく。

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働かないニッポン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    働き者であるはずの日本人が、自分の仕事への誇りを持てず、むしろ「働き損」な社会になっている中で、働くことを意味を考え直す、というのが本書のテーマです。
    日本的マゾヒズムから逃れ、仕事の中で自分の存在意義を確認するすべなどを論じた第3章以降が特に面白かった。
    河合さんの他の著書と同様、SOC(有意味感・把握可能感・処理可能感から構成される、人生の意味を見出す感覚)の形成や高揚に紙面が割かれています。
    「私はここにいる!なんかいいかも」という感覚を信じ、人の可能性を引き出すことのできる集団や組織を作りたい。

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    鋭い、この本。河合さん。

    衰退途上国ニッポンの原因をしっかり突いている。

    しかしどうも自分の言葉に置き換えることができない、、、

    いい学校出ていい会社(大企業?)入って
    ふつう(平均よりちょっと上)の暮らしができればいい

    という価値観が蔓延、ということにも触れていたように思うが、
    それだけではなかった。

    ジジイゲート、会長ルールにふりまわされる下の者たち
    ジジイの思い付きで人生を狂わされる社員たち
    トップへの権力集中=日本的マゾヒズム
    オーナー会社にはどこでもある話。

    そこから逃れるために、
    集団のSOC(首尾一貫感覚)を高めることが必要。
    そうしないと、ジジイの思い付きに振り回されることになる。
    不幸。

    そこから脱するために、、

    有意味感を強くするための6か条

    普通を疑う
    仕事はカネのためだと考えない
    仕事にやりがいを求めない
    年齢を言い訳にしない
    信頼されようと思わない
    愛をケチらない

    この6か条はあまりピンと来ないけど、
    まあ頭を柔軟にもつことだな。
    世界はひとつだけじゃない。

    しかし、、ジジイは退場し、若手に任せるべきなんだろな。
    日本の高度経済成長が実現したのは、
    戦後、パージで年寄りが一掃されたことが大きいんだと思う。
    過去のしがらみなく若手が大胆に新しいことができた。
    明治維新後の成長もそういうことかな。

    パージだ

    プロローグ 「働き損」の国

    1章 意欲をなくす若者たち
    ――初老化する30代と「頑張り損」の社会構造

    2章 中高年無理ゲー社会
    ――狭まるジジイゲートと新・働かないおじさん

    3章 なぜ働く意欲をなくしてしまうのか
    ――階層主義国ニッポンと日本的マゾヒズム

    4章 日本的マゾヒズムの呪縛から逃れる
    ――集団のSOCを高める

    5章 脱「働かないニッポン」のためにできること
    ――有意味感を強くするための6カ条

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    著者の書かれていた、あかん方に当てはまることも多く反省。
    問題提起だけして何もしない、我がことととして当事者意識がない等、特に気をつけたい。
    “生きてりゃしんどいこともあるよ。それはそれとして、明るく生きようぜ!”
    この考え方は大事だなと思った。
    大きなことは出来ないが、半径3メートルの世界なら、何とかなりそうな気がする。
    これから実践して行こう。

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    働くとは、他人のためでもあり自分のためでもある。そして、そう思うのは、みんな同じ。なら、自分のためだけでなく、人にどう接するか考えたらいい。「仕事」「家庭」「健康」という3つの幸せのボールがあることを思った働き方。これも、みんなそう。なら、自分に何ができる、ということを考え働きたい。最後の章で、心が暖かくなりました。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    おもしろい。日本社会論でありながら、個の社会への向き合い方を論じていて、だめだこりゃ日本という突き放し方をしていない。個の社会との関わり方を半径3メートルから変えるところから始める日本再生論。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    プロローグの、"働かされている"が世界の非常識はちょっと驚きずっとそう思ってきた
    これからどうしたらよいか悩む本

    0
    2024年06月15日

    Posted by ブクログ

    働かないおじさんやすぐ辞める若者について、日本の構造的問題を深く掘り下げるというよりは、どうすれば幸せに暮らせるかという視点で描かれている。
    働かされる労働ではなく、人の役に立つためにはたらく、そうすれば私も幸せになれるし、私が幸せになれば、日本も幸せな国になれる。
    共感した。

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    特に序盤、非常に深く共感したというか、世代的にその通りだな、と思ってしまう。
    仕事とプライベートは別。
    仕事に求めるのはやりがいなんかではない。
    改めてなんで働いてるんだっけ?と考えさせられた。

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    刺激的なタイトルではあるが、内容はオーソドックスと言って良い「働く」ことに対する日本及び日本人に対する問題提起。取り分け、著者と時代を共にしてきた年代が高齢になった今、問われている生き方、働き方への提言。日経ビジネスで連載を目にしてきた読者には改めて購入するほどのの斬新さはないと感じた。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    何だかよくわからない内容。最初はエンゲージメントの低さを問題にしていたのに、途中から「働く」は「労働」とは異なるとか言い出して、話が変わってしまった。日本的マゾヒズムと労働意欲との関係もサッパリわからない。そして労働意欲が30年前から下がり始めた理由も書かれていない。無理やり答えを探せば、中高年に厳しい労務施策が若者のSOC(未来は明るくなるという確信)を奪ったから、ということになるか。
    労働意欲の減退は経営者(昭和ジジイ)の責任だと言いつつ、その対処法は労働者の考え方や行動に還元されていて、これも有効性が感じられない。
    1990年代に何かが変わり始めたとあるが、それは目標管理制度(MBO:成果主義)の導入ではないかと思う。MBO導入前後の社内の雰囲気の変化は今でもハッキリ覚えている。それまでの仲間がライバルになり、後輩への指導よりも自分の実績を重視し、おまけに会社との関係性が数字とカネに換算されるようになった。会社から一方的にドライな関係を押し付けられたら、社員もドライな態度で返すのは当たり前だと思う。既に小ジジイ以下は成果主義しか知らない世代になりつつあり、もう元に戻ることはないだろう。

    0
    2024年11月02日

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