作品一覧

  • マルクスの人間観

    マルクスの人間観

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    「フロムの狙いは、ソ連型マルクス主義からマルクスの思想を解放し、ヒューマニズム(人間主義)としてマルクス主義を再解釈することだ」(作家・佐藤優「推薦の辞」より)。 人間主義的精神分析家として知られるエーリッヒ・フロムがマルクスについて論じ、樺俊雄氏が訳した名著。待望の復刊にあたり、新たに佐藤優氏の「推薦の辞」を収録した。 マルクスの『経済学・哲学草稿』をベースに、『資本論』『ドイツ・イデオロギー』なども読み解きながら、マルクス思想の人間主義的側面について浮かび上がらせる。世間で広く誤解されているマルクス思想の本質に迫る一書。 「マルクスの人間観を内容とする本書がマルクスを理解するのに役立ちつづけ、そして『反マルクス主義者』やみずからマルクス主義者を名のる多数の人によって彼の思想が曲解され改悪されるのに対する矯正手段として役立つであろうことを、私は希望するものである。それと同時に、本書が今日起こりつつあるヒューマニズムの再生運動に役立つことを、私は希望するものである」――本書「日本語版へのまえがき」より。
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻499円 (税込)
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 約100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 人はなぜ非合理な行動に走り、集団では理性を失うのか。 敬虔なユダヤ教徒の家庭に育ったフロムは懊悩の果てに、 フロイトの精神分析とマルクスの社会科学を融合させた「真の人間法則」にたどり着いた。 【本書の内容】 ●「金儲けの世界」を逃れ「魂の救済」へ ●現代人の根本的な病理は「孤独」にある ●二種類の権威―「合理的権威」と「非合理的権威」 ●幸福に生きるため良心に耳を澄ます ●人間心理の根源を捉えた『自由からの逃走』 ●自分の人生の意味は自分だけが与えられる ●「非生産的方向づけ」と「生産的方向づけ」 ●「成熟した愛」を実践するためには ●恐れず真実に目を向け、生産的な人生を送る

ユーザーレビュー

  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    Posted by ブクログ

    ・近代資本主義は前近代の伝統的身分社会を破壊した。しかし、そんことにはすべべての人間を自由にしたという正の側面だけではなく、人と人との温かなリアルのつながり、絆を破壊したという負の側面もあった。人間は、自由になると同時に一人で世界と対峙せざるをえない孤独な存在となった。
    ・権威にはふたつある。合理的な権威と非合理的な権威である。また、複縦にも自律的服従と他律的服従がある。自分では判断せず、他者の意思や判断をそのまま受け入れることが他律的服従である。服従を自覚していない者は問題である。
    ・「組織人」とは。自分が服従していることを忘れた人間の典型である。
    ・20世紀の権威は匿名の目に見えない存在となった。もはや誰も命令などしないが、それでも人は目に見えない権威に従うようになった。
    権威主義的倫理の一番の問題は、理性で考えないことである。
    「ひと」に同調することは自分を捨てることである。自分の考えを持たない人間はもはや人間ではなく、いつでも他の誰かと交換可能な単なる人材に過ぎない。
    ・しかし、なぜ権威への不服従は難しいのか。それは、孤独になるからである。服従している限り、守られていると感じ、安全だと感じるのである。
    ・社会的無意識、集合的無意識の問題。それが社会に蔓延し、権威となっている。
    ・自由を求めていたはずなのに、自由には責任を伴うことを知ったとき、人は自由を手放してしまう。自由を手放せば、自分が誰かを考えること、人生の意味を考えることからも解放される。

    0
    2026年04月04日
  • マルクスの人間観

    Posted by ブクログ

    最近出た本でエーリッヒフロムのマルクスの人間観とは、と思って読んだ。マルクスは経済的な側面より人間性を重視していた。自然や他人からの疎外から解放される、必然性から自由な国へ移行する、その際は原始的な社会に戻るのではなく、真の欲求に基づくようになる。見田先生の本にも共通する主張だった。社会主義は非常に解釈に幅がある。言語の失敗だな。

    0
    2026年10月08日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    Posted by ブクログ

    善悪-自身が幸福であるかどうかということ、
    社会的にみれば孤独だが人間全体としてみれば孤独ではないっていうのはなかなか難しいなと思ったが、、

    孤独になったもの同士の結びつきこそは完全性と個性を保ったままでの結びつきであり、それこそが愛、新しい調和である。

    愛することは与えるということ

    愛の本質は何かのために働く、何かを育てることにある 
    相手を知ることが人間の欲求
    -知るためには愛すること、与えて能動的に入っていくこと

    0
    2026年05月26日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    Posted by ブクログ

    短いけどむずい………!でも、フロイト的なものとマルクス的なもの、ファシズムの時代に1番合ってる人な感じがした。社会学者と思っていたけど、精神分析家というのが割合としては大きいのね。

    0
    2025年04月14日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自由からの逃避
    ・権威主義への逃避: 他人に従ったり、自分自身を他人の権威に委ねることで、自由から逃れる。
    ・破壊主義への逃避: 周りのものを破壊することで、自分自身の無力感や不安を解消しようとする。
    ・機械的画一性への逃避: 周りの人々と同じように考え、行動することで、孤独感から逃れようとする。

    愛することの意味
    愛は、単なる感情的な感情ではなく、「与えること」「責任を持つこと」「尊敬すること」

    0
    2025年01月17日

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