エーリッヒ・フロムの作品一覧
「エーリッヒ・フロム」の「今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる」「マルクスの人間観」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
・近代資本主義は前近代の伝統的身分社会を破壊した。しかし、そんことにはすべべての人間を自由にしたという正の側面だけではなく、人と人との温かなリアルのつながり、絆を破壊したという負の側面もあった。人間は、自由になると同時に一人で世界と対峙せざるをえない孤独な存在となった。
・権威にはふたつある。合理的な権威と非合理的な権威である。また、複縦にも自律的服従と他律的服従がある。自分では判断せず、他者の意思や判断をそのまま受け入れることが他律的服従である。服従を自覚していない者は問題である。
・「組織人」とは。自分が服従していることを忘れた人間の典型である。
・20世紀の権威は匿名の目に見えない存在となった。もはや誰も命令などしないが、それでも人は目に見えない権威に従うようになった。
権威主義的倫理の一番の問題は、理性で考えないことである。
「ひと」に同調することは自分を捨てることである。自分の考えを持たない人間はもはや人間ではなく、いつでも他の誰かと交換可能な単なる人材に過ぎない。
・しかし、なぜ権威への不服従は難しいのか。それは、孤独になるからである。服従している限り、守られていると感じ、安全だと感じるのである。
・社会的無意識、集合的無意識の問題。それが社会に蔓延し、権威となっている。
・自由を求めていたはずなのに、自由には責任を伴うことを知ったとき、人は自由を手放してしまう。自由を手放せば、自分が誰かを考えること、人生の意味を考えることからも解放される。