公作品一覧
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-最後のサムライが疾駆!幕末痛快活劇第3弾! 文久二年(1862年)、港には諸外国の軍艦、攘夷や佐幕を声に志士たちは血気にはやっている時流。東海道は生麦村のはずれで、英国商人四名が島津久光率いる薩摩藩の行列と鉢合わせ殺傷された。現場近くから横浜の外国人居留地へ連行されたのは、土佐勤王党を脱藩した坂本龍馬、そして元薩摩藩の鉄炮指南・斬(しばし)善次郎とその妻子だった。英国人襲撃の疑いは晴れず、過激派の住民に殴打される善次郎。反撃に転じ、愛刀の剣先を銀髪の大男に突きつけたとき、善次郎の一子・爽が両手を広げて立ちはだかる。――刀をお納めください。われらは争ってはなりませぬ。 善次郎らは横浜から江戸に勝麟太郎(海舟)を訪ね、勝の名がレンズに浮かび上がる望眼鏡を差し出したところ、勝は故島津斉彬から預かったという懐中磁石を爽に託す。そこには一首の漢詩が彫りこまれていた。これが斉彬公からのメッセージなのか。善次郎は、勝が洩らした斉彬公の死に隠された真相を糺すべく、島流しにされたと噂の西郷吉之助(隆盛)へ書状を認めるが……。 くすぶる薩摩藩と英国との火種、爽を連れ長崎から戦地へ急ぐ善次郎。激動の時代を最後のサムライが疾駆する書き下ろし痛快幕末活劇第3弾。
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3.5殿さま出奔!頼みは秘剣“滝止”と博打!? 尾張徳川家の北隣、美濃北山三万石のあるじ百目鬼一郎太の楽しみは月に一度の賭場通いだ。九歳のみぎり、江戸下屋敷の中間部屋で博打を見聞して以来二十年、負けたことがない。どういう天の配剤か、賽の目が事前に脳裏に浮かぶのだ。もっとも、一郎太には別の目論見もあった。密かに城下に遊べば、民百姓の本音が聞けるからだ。北山藩は特産の寒天が藩の財政を底上げして、実収十万石。だが、年貢は依然として六公四民で、藩は百姓の犠牲の上に胡坐をかいていた。そこで一郎太が百年の計として打ち出した年貢半減令だったが、これが大きな災厄をもたらすことになる。ある晩、秘密の抜け穴を通り、城下外れの賭場に現れた一郎太は数十人の暗殺隊に襲撃される。頭格は大垣半象、北山三羽烏といわれた二天一流の遣い手で、国家老・黒岩監物の配下だ。突きの鬼一と異名をとる一郎太は二十人以上を斬り捨てて虎口を脱するが、襲撃者の中に年貢半減令に賛同する城代家老・伊吹勘助の倅・進兵衛がいたことに愕然とする。忸怩たる思いの一郎太は藩主の座を降りることを即刻決意、実母・桜香院が偏愛する重二郎に後事を託して江戸に向かう。だが、事はこれでは収まらなかった。
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-強大なオスマン・トルコ帝国を相手に孤独な戦いを挑み、過酷な時代を疾風の如く駆け抜けたワラキア公ヴラド・ツェペシュ。“ツェペシュ”の意味するところは“串刺し”。何十万という人間を生きたまま串刺しにしたというその残忍さゆえに、ブラム・ストーカー著の小説『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった男……その真実の貎とは。長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-年下の国王を手玉に取った女神のまなざしはどんな色をたたえていたのか フランソワ一世に愛され、またアンリ二世の年上の寵姫として、王妃カトリーヌ・ド・メディチを尻目にフランス宮廷を支配したフランス史上屈指の美女ディアヌ・ド・ポワチエ。彼女を中心に、カトリック派と新教派の対立やスペインをはじめとする大国との戦いなど、激動のフランス十六世紀を描く。電子化にともない内容を大幅に加筆修正。 ●桐生操(きりゅう・みさお) パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。
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-酷くも華やかな血の饗宴……あなたを禁断の世界へ招待する絢爛豪華たる一大絵巻 残酷な拷問と殺戮に酔った独裁者皇帝カリギュラ、ユダヤ人迫害をくり広げたヒトラー、永遠のセックス・シンボル、マリリン・モンロー、残虐な串刺し公ドラキュラ、数百人の美少年を弄んで殺したジル・ド・レ男爵……。「悪女・悪党」物の、集大成とも言うべき一冊。●桐生操(きりゅう・みさお)パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。
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-鬱蒼と樹が生い茂る新潟県の山腹…。この作業現場では軍事機密の工場を作っているらしい。その機密とは超能力兵器で、それをここで本格的に量産するのだ。ブル公はS建設からの廻し者。現場作業員の間にまぎれ込んでいるスパイを狩り出すのが目的だ。ウラナリはこの機密を探り出し、金に換えるつもりらしい。藤原の爺さんと海野英雄は、これに一枚加わることになった。―桁外れの暴れん坊と半端者、そして大酒呑みの無頼トリオが目論んだ、型破りの機密強奪作戦。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!●友成純一(ともなり・じゅんいち)1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
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-平凡な女子高校生・叶秋鹿の前に、ある日突然現れた謎の青年。その日を境に、秋鹿の信じていた世界は変貌してゆく。「探したぞ。『天』と『地』の血筋を、ふたつながら身にそなえし子よ」すべての世界の始まりであるという『根の国』へと導かれた秋鹿は、ここが自分の故郷であること、また、自分が滅びの危機にあるこの国を救う存在であることを告げられるのだが……!? 異世界『根の国』を舞台にした愛と冒険のファンタジー、第1弾。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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4.0母譲りの美貌を持つ姫宮雪生。彼はイギリス留学から帰国してすぐに、叔父であり著名な写真家・塔野貴志に監禁された。どうやら貴志は、雪生の母、つまり義姉・雪乃に思慕していたらしい。貴志から倒錯した性的虐待を受けた雪生だったが、辛うじて邸宅から逃げ出すことに成功する。そして雪生を拾い匿ったのは、写真家志望の青年・藤堂大地だった。次第に心を通わせていき、そしてお互いに惹かれあっていく二人は……。美貌の青年・姫宮雪生をめぐる耽美小説、シリーズ第1弾。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-十五世紀フランス。ジャンヌ・ダルクと共に戦った英雄にして、幼い少年たちを拉致虐殺したジル・ド・レ。性的興奮を得るために凄惨な殺人を繰り返した彼のそばには、常に若き錬金術師の姿があった。なぜ、ジル・ド・レは狂乱したのか。神の存在とは一体なんなのか。己の心が欲するものをひたすら求めた者たちが最後に見たものとは……。長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-ヴィクトリア女王治下、繁栄を極める大英帝国の首都ロンドン。その街はいま、姿無き殺人鬼の恐怖に震え戦いていた。娼婦の全身をめった切りにする“切り裂きジャック”。だが犯人は、おびえた獣のように安宿の隅で震えている。彼の名はアルドゥイーノ・デッラ・アルタヴィッラ、十七歳。パレルモ生まれのシチリア人、菫色の瞳を持つ……怪物。西洋伝奇の世界を追求する第一人者が描く、新・切り裂きジャック伝説。解説・仁賀克雄。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-ヨギはただひとり、“遺跡の星”にいた。彼は惑星ヴァルカに残された廃墟・紅谷(くれないだに)……紅と紫色の岸壁に作られた古代の都市のガイドとして、静かな時を過ごしていたのだ。そこに突然あらわれた訪問者。失われた文明が残した“物語”を求めていた彼が見つけたのは、他でもないヨギの中に封じこめられた秘密だった……!? 滅びゆく文明と人々の想いを描いた中篇小説を2本収録。著者初のSF作品集。 *ヴァルカ *母星 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-誇り高き伯爵夫人マーガレットことM。卑劣な夫の企みで突然ヴィクトリアの“壁”の中に送りこまれた彼女は、“男”に身も心も自由を奪われ、服従を約束させられる。“男”から凌辱され、鞭で調教を受け、はじめてMは性の喜びを知る。だがそれはMにとって自由を知ることでもあった……。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-ヨーロッパには「神の処刑」と呼ばれる「内臓抜きの刑」があった。ドラキュラのモデルとなった「ヴラド串刺し公」もいた。中国では、死刑囚の体を三日かけて膾のように切り刻む刑罰が二十世紀の初頭まで行なわれていた。二十世紀は、殺そうと思うことと実際に殺人を犯すことの間には、それほど高い壁は存在しないことを学んだ百年だった。そして、日本社会だけが、その悲惨な学習を免れたわけではない……。 戦争、処刑、拷問、宗教弾圧など、歴史の中で実際に行なわれた残虐行為の数々。それらを検証し、民族の残虐性の違いや人間の深層心理のナゾにせまる一冊。ノベルス版から大幅に加筆修正されて電子で復刊! Ⅰ 中国人の合理性が生んだ残虐 Ⅱ ジンギス汗の悪夢に学んだロシア人の凶暴 Ⅲ 魔女を焼き殺せ! 中世ヨーロッパ人の苛酷 Ⅳ 先住民を皆殺し、イギリス・スペイン人の冷酷 Ⅴ 宗教の呪縛・朝鮮人の酷薄、東南アジア人の凄絶 Ⅵ 現代も継承されている人類虐殺の思想 ●柳内伸作(やない・しんさく) ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
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-血と殺戮の呪力にとらえられた男の名は、キラー! くわ、口のなかが焦臭くなった。眼球の奥で血がふくらみ、顔に残忍な笑みがうかぶ。そいつの顔の下半分は、すでに完全に砕けており、もう原形をとどめていない。口と覚しいあたりから、唾液まじりの濁った血がブクブク吹き出している。こいつは、まるでエテ公の死体だ…。 殺人鬼キラーが次々と人間を嬲り殺しにする連作短編4本、独立短編4本で構成された、スプラッター短編集。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
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-全ての出来事は、あなたの心を映し出す『水鏡』 見るだけで奇跡がおこる書画33点収録! 書道家・小林芙蓉氏による、人種や宗派を超えて深い感動をもたらす書画と格言をまとめた一冊。 人々の幸せを祈りながら天地人の気を集めて降ろされる書は、 水のエネルギーに満ちた“癒やしの書”、“光の書”ともいわれる。 うまくいかない。しんどい。不幸だ。 満たされない。自分は悪くないのに・・・。 日々を精一杯生きるあなた。 自分なりに一生懸命やってきた。 でも、「現実」はこれでもかとたたみかけてくる。 どうして私ばっかりこんな目に? これ以上どうがんばればいいの? つらくて、悲しくて、やりきれなくて、 投げだしたくなる日もあるでしょう。 現代は、やさしい人であればあるほど、つらい思いをしがちです。 やさしい人に必ずしもやさしい世界が用意されているとは限らない、 そういう想いを抱いているかもしれません。 ・ ・ ・ やさしい人には、世界もちゃんとやさしさをもって返してくれます。 神仏は一切の例外なく、平等なのです。 【はじめにから、一部抜粋】 ■著者 小林芙蓉(こばやし・ふよう) 書画家。オーストラリア国立大学で書と俳画を教えるかたわら、 現地大使館主催で初の書画展を開催。現在は中国、韓国、イスラエル、ハワイ、イタリアなど、世界各地で象徴的な 書画のデモンストレーションを行ない、ローマ法王にも書を献上。多くの国で「筆が織りなす日本の心」を広めている。 国内では伊勢神宮や天河大辨財天社、高野山金剛峯寺などの全国の神社仏閣にて書を揮毫・奉納。長年にわたる国際 親善活動が評価され、2015年中国政府から日本人でただ1人「国際優秀文化交流賞」を受賞。同年、韓国政府からも 日韓親善の感謝碑を授与される。また、2018年には中国・西安の大興善寺(中国密教の最高寺院)にて外国人女性初の書画展を開催した。 揮毫の際は、世界中ののべ900種以上の聖地の水で磨った墨を使い、人々の幸せを祈りながら天地人の気を集めて紙 の上に降ろす。その書は水のエネルギーに満ちた癒やしの書とも光の書ともいわれ、国境や人種を超えて深い感動をもたらしている。 また、その高い精神性が慕われ、各界に多数のファンをもつ。 京都・嵐山で元内閣総理大臣・近衛文麿公の別荘を改築した豆腐懐石料理店「松籟庵」を経営。女将として料理を通じて国内外へ和の心を伝えている。
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-現役の財務省官僚作家が描くメディアの裏側。 地方紙から中央紙「東西新聞」に移った鹿島謙吾には野心があり、いつの日か自分が書いた記事で政治家の「首」を取ることを、新聞記者としての目標としていた。中国の西安で死刑囚の臓器が金銭絡みで日本人患者に移植されているという事実を鹿島は突き止め記事にするが、中国政府は強く反発し、日本国内でも臓器提供の要件緩和を目指す法案が動き出す。臓器移植法案を政争の具として蠢く政治家たち。鹿島はさらに脳死判定におけるデータ改竄と政治家たちの違法献金を追うが、それを公にすることは移植手術を待つ患者たちの希望を打ち砕くことにもなってしまう。正義か、信条か、功名心か、揺れ動く鹿島の決断は……。 著者は「スコールの夜」で第5回日経小説大賞を受賞して話題を集めた現役財務省キャリア官僚・芦崎笙氏。受賞作では大手都市銀行初の女性管理職に抜擢されたヒロインの苦闘を描き金融界の深層に迫ったが、本作で選んだテーマは政治をも動かす巨大メディアでの新聞。政治家の「首」を狙う野心溢れる新聞記者の生き方を通して、公器(マスコミ)とは何かを問いかける。
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-黒船来航、安政の大獄、長州征伐、戊辰戦争――攘夷か開国か、佐幕か倒幕かをめぐる大変革期、数々の困難を前に、歴史に名を刻んだ人物たちはどんな決断を下していったのか。今なお「問題の先送り」を繰り返す島国日本にあって、私たちが学ぶべき教訓はどこにあるのか。徳川将軍や諸大名、幕臣や藩士、志士や新撰組隊士など、主要69人を一挙掲載。独自の史観を元に、英傑たちの生涯とその活躍から幕末史を通覧する増補決定版。(本書は、『英傑の日本史 新撰組・幕末編』を大幅に再構成し、書き下ろし3編と『英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編』より7編を収録した増補決定版です) 【本書に登場する英傑たち】 西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、島津斉彬、島津久光、篤姫、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、大村益次郎、山内容堂、吉田東洋、武市半平太、後藤象二郎、坂本龍馬、中岡慎太郎、ジョン万次郎、近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一、原田左之助、井上源三郎、山南敬助、伊東甲子太郎、藤堂平助、島田魁、武田観柳斎、山崎烝、芹沢鴨、松平容保、徳川慶喜、井伊直弼、水戸烈公、藤田東湖、徳川家茂、孝明天皇、横井小楠、松平春嶽、由利公正、橋本左内、岩倉具視、玉松操、林子平、佐久間象山、勝海舟、小栗上野介、山岡鉄舟、大鳥圭介、榎本武揚、清河八郎、佐々木只三郎、中島三郎助、益満休之助、相楽総三、伊達宗城、鍋島閑叟、大隈重信、福沢諭吉、緒方洪庵、川路聖謨、西郷頼母、佐川官兵衛、山川浩、神保修理、広沢安任、河井継之助、山本覚馬
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3.0生活環境の変化、学校に対する不安、過熱する受験……いま、子どもたちの環境は複雑です。でも、「大人への準備期間」であるそんな大変な時期だからこそ、「品格」を身につける絶好のチャンスなのです。子どもにとっての品格とは、「自分で判断し、自分で行動できること」「チャレンジ精神があること」――このことが特に大切であるというのが本書のテーマです。著者自身、親であり、進学塾の数学講師として受験生を指導するだけでなく、中学校での授業も行っています。「学校」「塾」「保護者」の3つの立場から、品格ある子どもを育てるために大切なことを提案します。「自分で考えさせ最善の選択をさせる」「朝自分で起きる習慣を身につけさせる」「公の場でのマナーを教える」「失敗から学ぶ感覚を持たせる」「受験を通して身につくことが必ずある」「親から見るいい子と品格ある子の違い」――など、親ができることのヒントが満載。
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4.0子育てや教育法で悩んでいるけれど、「誰にも聞けない」「相談できる人がいない」というご両親は少なくないでしょう。本書では、そんな教育や学力づくりの悩みに対して、いま熱い注目と期待を集めている二人の先生に対談しながら回答していただきました。一人は、公教育だけで学力向上に成功した陰山英男先生(現・広島県尾道市立土堂小学校校長)。数々のベストセラー教材、教育書を出版し、その学習法を実践して伸びた子たちが後を絶たないため、全国に多数の支持者がいます。もう一人は、灘高時代に独自の勉強法を開発して東大医学部に進み、その後「受験の神様」として数多くの受験生を東大など難関大学に進学させた実績を持つ和田秀樹先生。中学受験、大学受験のカリスマです。本書では50の質問に対し、それぞれの先生にご自身のお考えを述べていただきました。それらをあえて「メソッド」と呼ばせていただき、合計100のメソッドを公開しています。
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-「タイマンはったらダチ!!」あの伝説のヤンキー漫画が遂に電子書籍で蘇る!! 秋葉瞬と森陽一、伝説の不良2人の波乱に満ちた高校生活が今始まる!!
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-ケンカは数が合わにゃならん。1対1。いつもタイマン。数が合わんのを戦争という。そして……タイマンはったらダチ!! 名作「Let'sダチ公」の後日談が遂に電子化!
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2.0婚約者を捨てても、家族を捨てても、あなたのために生きていきたい…!! おじさまに恋した純真無垢な女子大生・新奈の人生を賭した究極の愛の行方は…!? そこは公には出せない内緒の館。選ばれた男女が濃密な時間と秘めた恋を交わす、現実を超える場所───。箱入り娘の短大生・新奈。親の勧めのままお見合いをして、だんな様についていく。それが私の人生だと思っていた。あの方に会うまでは───…。謎めいた館に迷い込んだ箱入り娘を待ち受けていたのは一級のたしなみを身につけた女性、館に通う政財界のVIPの男たち、正体不明のオーナーの男。全身全霊で愛した相手の正体は…!? 一生に一度の究極の恋…!! ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
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-多発性骨髄腫――末期癌の中でも最も激しい痛みを伴うこの悪魔が、日邑勘造の全身を蝕んでいた。日々苦痛に顔を歪める夫を見るたびに、妻は“安楽死”ばかりが脳裡に浮ぶ。そこへ“古い友人”と名乗る老人が見舞いに現れた。妻が老人を残し病室を空けた一瞬、老人は日邑に何かを注射して忽然と消えた。目撃した看護婦が、事件を公にした。担当の医師は毒物注射を疑い検査を始めるが、予想に反し日邑は恢復の兆しを見せた……。突然姿を消した老人とは何者か。そして、極限の苦痛から解き放つ奇蹟の薬とは。現代医療の矛盾と安楽死問題に、一石を投じる長編ハードサスペンス。
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-豊富なイラストとレーダーチャートで視覚的に読書を楽しめるtop45シリーズ! ≪武力、知力、統率力、魅力、政治力、門地≫ 、6項目のレーダーチャートで三国志に登場する武将の実力を徹底分析! 【特徴】 ・オリジナルのイラストにこだわりました。ビジュアル的にも楽しめる作りのため、男性はもちろん女性にもオススメです。 ・レーダーチャートによる実力分析で視覚的に各武将の実力がわかるよう心がけました。 ・三国志に興味のある方はもちろん、歴史の勉強にも最適です。 【はじめにより抜粋】 本書では、ゲームを含んだ創作物を念頭に置きつつ、歴史研究者としての視点も盛り込んだうえで、後漢末中国・三国時代の司令官や知将(参謀)として活躍した代表的な人物について、独自の基準に基づいて順位をつけながら紹介させていただいています。 中国・三国時代は寒冷化とそれによる食糧不足、そして戦乱が多発した「華麗なる暗黒時代」でした。 『三国志』の面白さのひとつは、そんな時代の中で苦闘した人物の生き方・知恵・志などが混迷の時代を生きる我々にインスピレーションを与えてくれることでしょう。 【目次】 はじめに ●司令官Top25 第1位 曹操(孟徳) 第2位 諸葛亮(孔明) 第3位 周瑜(公瑾) 第4位 劉備(玄徳 ) 第5位 司馬懿(仲達) 第6位 陸抗(幼節) 第7位 陸遜(伯言) 第8位 杜預(元凱) 第9位 ドウ艾(士載) 第10位 孫策(伯符) コラム1 魏/呉/蜀漢の国力差はどれほどだったのか 第11位 関羽(雲長) 第12位 満寵(伯寧) 第13位 郭淮(伯済) 第14位 姜維(伯約) 第15位 曹仁(子孝) (中略) コラム2 なぜ劉備は演義で凡将扱いされているのか (中略) コラム3 出身地から見た『三国志』 ●知将Top10 第1位 魯粛(子敬) 第2位 鍾会(士季) 第3位 賈ク(文和) 第4位 荀イク(文若) 第5位 郭嘉(奉孝) (中略) コラム4 どうすれば呉や蜀漢に逆転の可能性があったのか? ●群雄 Top10 第1位 張角 第2位 董卓(仲穎) 第3位 陶謙(恭祖) 第4位 劉焉(君郎) 第5位 袁紹(本初) (中略) コラム5 曹操はなぜ統一できなかったのか?
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-蛭田愛梨 / 椿蛍 / 雪村理子 / 蔵人幸明 / 時千広 / 黒石高大 / オノタケオ / 岩橋健一郎 / 狭山ひびき / 花都ゆうすけ / 葵すみれ / 柏木トウコ / あやめゴン太 / 春日旬 / ココナッツ野山 / なべゆう / よしだもろへ / 村瀬克俊 / 立嶋篤史 / 内田竜世 / いのぐちしな / ひろせたくじ / 坂下勇斗 / 喜友名トト / 優輝光太朗 / あまね水咲 / 森野どんぐり / 杜若わか / 遥透子 / 澤村明 / 沖田臥竜 / 信長アキラ / 澤村伊智 / 宵町めめ / 家具付 / 泉こたつ / てんてんどんどん / 岸本さとる / 小海太郎 / ハヤシ / たべ・こーじ / うほごりくん / okama / 守雨 / しなえまな / 煙雨 / 巴天舞 / 太陽ひかる / 白津川心太 / 真早 / 澁澤まこと / 尺鳥いんこ / 紅玉ふくろう / 星衛いお / jonsun / 衣太 / ふるかわてんた / すざく / ネコ太郎 / 江本マシメサ / 十悠 / じょろり / 日之浦拓 / 仁森島司 / GreeN / 犀夏 / 有栖サリ / 遊野優矢 / ミミダ / 藍葉悠気 / へいろー / 蒼月浩二 / 黒龍眼 / 福きつね / 御子柴奈々 / 御波シンヤ / ネコメガネ / アメカワ・リーチ / Salah-D / 佐賀崎しげる / 鍋島テツヒロ / 乍藤和樹 / カルロ・ゼン / フクダイクミ / 二兎凛 / 凛愛 / 内河弘児 / よしまつめつ / 彩戸ゆめ / 東里桐子 / 桐原のん / 一色遥 / 拓 / 友橋かめつ / ねこのゆーま / 青木健生 / 海翔 / てりてりお / あるみっく / 温泉卵 / 山田モジ美 / 榊原宗々 / シネクドキ / 葉月京 / 藤見泰高 / さざなみ陽輔 / あちゅむち / 稲光伸二 / Rusty Soul / 或十せねか / アカバコウヨウ / ひよひよ / アサギユメ550円 (税込)未来を駆ける電子雑誌、“第4のヤングチャンピオン”!! 至極のセクシーグラビア&圧巻の作品群!! /【グラビア】蛭田愛梨【豪華連載陣】『白い結婚から三年。旦那様、私と離縁してください』 原作:椿蛍 漫画:雪村理子/『アプリで出会った君と水槽に沈む』 原作:蔵人幸明 漫画:時千広/『ノライヌ~濱の狂犬~』 原作:黒石高大 漫画:オノタケオ 監修:岩橋健一郎/『クラス《無職》の英雄譚』原作:アメリカ・リーチ 漫画:Salah-D/『信長公弟記』原作:彩戸ゆめ 漫画:東里桐子 ネーム:桐原のん/『ギスギスオンライン』原作:ココナッツ野山 漫画:なべゆう
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5.0公室付きのナニーとしてモンテドーロ公国へ来て2年。当初、黒縁眼鏡をかけて地味で目立たなかったラニは、今や美しい女性に生まれ変わっていた。ある男性に恋をして。大晦日の舞踏会で皇太子マックスから踊りに誘われたのをきっかけに、以前より胸に秘めていた彼への想いを遂げたのだった。けれど、ラニには封印した過去があった。それをマスコミに知られたら、マックスに迷惑をかけてしまう。身を引く決意を固め宮殿を去ったが、彼を忘れることはできなくて…。
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-世界的に有名なイタリア人大富豪クリスティアーノと、ケイトは情熱的な一夜をともにした。だが翌日、クリスティアーノは大事故に遭い、重傷を負ってしまう。ケイトは連絡をとろうとしたが、有名人の彼に届くはずもなく、妊娠がわかってからも、その事実を伝えるすべはなかった。4年後、一人で息子を育てていたケイトに再会のチャンスが訪れる。ところが、クリスティアーノはケイトのことを覚えていなかった。公にはしていないが、事故前後の記憶を失っているというのだ。クリスティアーノはケイトに意外な、そして残酷な提案をした。君をもう一度抱きたい――何か思い出せるかもしれないから、と。 ■優れたストーリーテラーでていねいな心理描写に定評のあるI・グレイ。偉大なスター作家P・ジョーダンに憧れて作家になったというのもうなずけます。感涙必至の上質なロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0幻獣が住み、不思議な魔力がみなぎる「幻獣の國」で紡がれた壮大な物語…それが「幻獣の國物語」である。 …その物語の主人公、フィローン国姫・夏芽が絶対的な信頼をよせる、二人の戦士、タイト・アルバ、ストリクス・ネブローザはどのような人物だったのか!? 強く、美しく、比類なく有能な二人をめぐるストーリーが今語られる―――。 タイト、ネブローザの二人は海と山に囲まれたフィローン国の出身である。 フィローン国は大国ではないが、夏芽の祖父・セグロ大公の、寛容で優れた政治により、人々は平和に暮らしていた。 この国の平和を守る礎は、竜とともに戦う最精鋭部隊「竜騎士隊」によって築かれており、二人はこの部隊に所属している。 この「竜騎士隊」はフィローン士官学校での厳しい鍛錬を経た上で、選抜されなければ入れないエリート集団である。 そんな二人の性格は対照的であった。 ストリクス・ネブローザは完璧な優等生。 武術の腕は誰よりも優れ、成績優秀。素行、家柄、人柄、評判も申し分ない。 他方、タイト・アルバは自由奔放。 セグロ公が冗談半分に評するところによると「サンタンたる素行、アンタンたる実績」。 だが窮地に陥った時のとっさの機転は天才的で誰もまねることができない。 そんな対照的な二人の苦悩と喜びに満ちた、感動的なドラマが始まる!!
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-敗戦後の混乱の時代、極寒や食糧難の中で労働を強いられた「抑留」、ソ連軍進駐により、満州、朝鮮半島から命がけの「引き揚げ」、青酸カリを抱きしめ敵国だった中国兵の看護など15人が証言。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「15人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-「本土決戦」が現実味を帯び、米軍機による空襲が続いた太平洋戦争末期。「空襲の惨劇」、「被爆地での救護」など11人が証言。 8月5日夜の佐賀空襲の惨状や、長崎に9日、投下された原爆で負傷者救助に当たった男性の証言などを収録。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「11人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-餓死か、玉砕か-。 熾烈を極める戦地。無謀な作戦で敗戦の色が濃くなってゆく大戦末期まで、戦場の生々しさを26人が証言。 沖縄戦で戦艦「大和」を旗艦とする「水上特攻隊」として、駆逐艦「雪風」に乗艦した軍医長や、護衛の駆逐艦「涼月」から目撃した大和最期の姿。 特攻隊の一員として、鹿児島県の知覧飛行場へ移動する前日に終戦を迎えた特攻隊員の葛藤。 「秘密は墓場まで持って行け」と厳命された関東軍防疫給水部、秘匿名「731部隊」に配属された男性。 数々の貴重な証言が、戦争の実相をあぶり出す。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「26人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-あの戦争とは何だったのか-。 多くの国民が動員されたアジア・太平洋戦争。軍靴の響きは、ある日、突然高まったのではなく、静かに日常に潜んでいた…。 1920~30年代、国内外で不況や軍事的欲求、マスコミによる排外感情などが強まり、戦争熱が高まってゆく。そこには国民自らが戦争の遂行を自発的に下支えした一面も垣間見える。 突入したアジア・太平洋戦争は、米国との圧倒的な国力の差により、戦況は悪化していく。 大戦末期には「精神論」で立ち向かわざるを得ず、惨めな敗戦を迎えた。 戦後、新たな憲法の下、平和を希求し、人類史上でも例を見ないほどの経済発展を遂げた。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「18人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-新訳アーサー王物語!アーサー王にエクスカリバーを授け、円卓の騎士ラーンスロットを守護したことで知られる「湖の乙女」ヴィヴィアン。謎の魔術師マーリンとの出会いで、彼女の運命は大きく動き出す…。ゴルロワ公の妃イグレインの侍女として暮らしていたヴィヴィアンは、物怖じしない性格に、利発そうな輝きを持つ青い瞳の少女。ある嵐の夜、岬の古城に身を隠す美しき妃イグレインの元に、なぜか遠方にいるはずの夫ゴルロワ公が訪ねてくる。傍らに仕えるのは端正な顔立ちのローブの男。ヴィヴィアンは危険を感じイグレインに知らせようとするが…。無情な現実に抗おうとする女たち。復讐と情愛に彩られた、新たなアーサー王物語。
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-一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1920年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。 (1)歴史小説および歴史研究128作品218冊 (2)小説、短編、個人伝 41作品、64冊 (3)回想録、閑談九作品、11冊 (4)少年少女物語五作品、6冊 (5)旅行記十八作品、35冊 (6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊 アレクサンドル・デュマ協会のウェブサイトでは325作品がリストされている。また、個人のデュマ愛好家が作っているサイトによれば、すべての作品を取り混ぜて688作品としている。 「誰もが皆デュマの話は聞いたことがあるし、彼の作品の何冊かは読んだことはあるが、彼の才能の大きさを意識している人はごく少ない。『アンリ三世』から一夜明けた日の彼の栄光はたくさんの妬み屋のしつこい中傷をひき起した。彼らの言を信じれば、デュマは先人を剽窃し、代作者たちに自分の作品を書かせた無知無学の人間ということになるだろう」(フェルナンド・バッサン) 「『アンリ3世とその宮廷』を研究した人間はデュマの公式が一挙に分かる。彼はまことに多様な戯曲を書く。ところが本質的なものは最初の戯曲『アンリ三世』にある。つまり、民衆的な登場人物、地方色、変化、アクション、情念があるのだ。」(イポリット・パリゴー)この戯曲は、デュマ最初の本格的な五幕散文ドラマであり、スタンダールの理想の実現でもあり、ヴィクトル・ユゴーの『エルナニ』に先立つこと1年、ロマン主義演劇の最初の勝利を獲得した記念碑的作品でもある。 時は1578年7月20日のことである。フランス国王アンリ3世の母、フィレンツェから亡き国王アンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスと占星術師ルッジェリは、アンリ3世の寵臣サン=メグランがギーズ公爵の夫人に恋い焦がれていることを利用して、サン=メグランとギーズ公爵の両方から気弱な国王への影響力をそごうと画策する。カトリックとユグノーの殺し合いの宗教戦争の只中で、後にアンリ4世になるナヴァール王アンリを加えて3アンリの戦いと言われる時代である。ルッジェリは眠り薬で眠らせたギーズ公爵夫人とサン=メグランを引きあわせて二人が両思いであることを悟らせる。 新教徒に対抗するカトリック同盟の盟主に自らなって、次期国王の座も狙おうとするアンリ・ド・ギーズのカトリック同盟に盟主の任命という性急な要求に、ブロワの三部会まで待てと諭すアンリ三世。事態は切迫していると反論するギーズ公。甲冑で登場したギーズ公が弾丸が飛んで来ても正面で受けてみせようと豪語するのを、サン=メグランが吹き矢筒でボンボンを命中させる。怒りに燃える両者の間で決闘が決まる。 怒りに任せたギーズ公爵は鉄の籠手で青癒ができるほど夫人の腕を締め上げ、無理強いにサン=メグラン伯爵をギーズの館におびき出す偽手紙を口述させる。 一方、宮廷ではカトリック同盟の盟主の任命決議に入り、「余の権威において余自身を盟主と宣言する」と自ら盟主になることを宣言したアンリ3世。ギーズ公爵はカトリーヌ・ド・メディシスに何事か訴えようとするが、アンリは早く署名せよとダメ押しをする。第1の企みは失敗に終った、埋合せはつけてやる、憤怒のなかで署名するギーズ公の前で会議の閉会が告げられる。 半信半疑でギーズ公爵夫人の元に忍んできたサン=メグラン伯爵は来ないようにと祈る夫人の声を手がかりに部屋までたどり着く。危機一髪で部屋から逃げ出したサン=メグランは待ち伏せした手のものに暗殺される。公爵が最後の台詞を吐く。「よし!さあ、家来の始末はつけた、今度は主人の番だ!」 劇場が興奮のるつぼであった。臨席していたオルレアン公爵は名前も知らない自分の使用人が詩人として聖別されるのをきいたのである。こうしてアレクサンドル・デュマはフランス演劇史にみずからの名前を深く刻んだのである。
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3.0ダニエルは、幼い頃からアダムに夢中だった。けれど、彼はヨーロッパの公国サンフィリペのプリンス、私は公室お抱え運転手の娘…。身分違いの恋は実るはずもなく、最近では公位継承者でもある彼の花嫁探しさえ始まった。そんなある日、父の代理でアダムのデートの送迎を務めたダニエルは、彼の生真面目さについつい苦言を呈してしまう。すると、アダムは思いもよらない提案をしてきた。「君に恋愛指南を頼みたい」と。彼への想いを秘めた私が花嫁探しを手伝うなんて!
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-野望、駆け引き、罠――そんなものが渦巻く中ではたして愛を守ることはできるのだろうか?■すべては、三枚の衝撃的な写真から始まった。写っているのは、セクシーな女性とハンサムな男性。二人がとっているポーズはあまりにも扇情的だった。男性はマシュー・リオダン、そして女性はレイチェル・ブレア。舞台は、先日社交パーティが開かれた大邸宅の一室だ。その写真が、実業界の大物であるマシューの父親のもとに届いた。送り主の名はなかったが、マシューはレイチェルと決めつけ、激怒した。僕はあの女にはめられたに違いない。これは間違いなく脅迫だ!マシューは抗議の手紙をそえて、写真をレイチェルに送りつけた。写真を公にされて困るのは君のほうだ、と。一方、それを見たレイチェルは、マシュー以上にショックを受けた。彼は私を罠にかけたの? だとしたら、いったいなんのために?レイチェルの思いは先日のパーティに飛んだ。あの夜、マシューは……。
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-「私の意図は自分の郷土のモラルの歴史の一章を書くことでした。私がその場面にダブリンをえらんだのも、この都会が私には麻痺の中心に思われたからです。私はそれを無関心な世人に、この都会がもつすがたを子供時代、青春期、成熟期、公生活の四つの面のもとに示そうと試みました。作品はこの順序で配列されています」…この自分の短編集に寄せたジョイスの言葉がすべてを物語る。15編からなるジョイス文学の出発点。
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-富も地位も手にしたイタリア人実業家のアンジェロには、唯一手に入れることのできない女がいた。それは3年前、愛人関係にあったモデルのフランチェスカ。関係を公にすることを拒まれ、アンジェロが怒りのあまりに別れを告げると、彼女は姿を消した。そして今、アンジェロは良家の娘との結婚を目前に、フランチェスカと信じられない形で再会する。凍りつく彼女を見て、アンジェロは残忍な喜びに震えた。もう逃がさない。その体を思う存分もてあそんでやる!
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-やっぱり彼は、息が止まるほど魅力的だわ。マーガレットは夢心地で新社長ウィリアム・タナーを見つめた。彼は気づくかしら?仮面舞踏会の夜、キスをした相手がこんなに地味な秘書の私だと。だが彼は、胸躍らす彼女に信じ難い事実を告げた。彼女の弟が会社の金を横領したというのだ。そして公にされたくなければ、自分の婚約者役を演じろとマーガレットに迫った。呆然とする彼女の唇を奪って、ウィリアムは言った。「僕たちならきっと、迫真の演技ができる」。
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3.0地中海に浮かぶ美しい宝石、サン・リナルド公国。取材で訪れたライターのキャリーは絶景のテラス席で食事を楽しんでいた。ところが、ある有名人グループが強引に彼女の席を奪う。さらにその中にハンサムな男性がこちらの勘定をすませたと知りキャリーは激怒。彼がこの国の公位継承権を持つ伯爵とも知らず罵倒して…。
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-9世紀の半ば、ときの皇帝ロタールに仕える有力貴族を父にもつシーア。妹と二人、川のほとりで薬草摘みに夢中になっていると、そこに忍びよる野蛮な男達が…。彼らの目的は女を誘拐することであった。シーアは囚われ、男の所有物とされてしまう。その男とは皇帝の剣技大会で見たエマリー公その人だった。
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4.0モデルのマクシーは、年配の男性の愛人をしていた。彼が病で倒れた後、甥で大富豪のアンゲロスが来て、次は自分の愛人になれと申し出る。夫にしか体を許さないというマクシーに、彼は契約結婚を提案した。公にしない夜の為だけの妻…。彼に惹かれていたマクシーは憤慨する。だが、彼女にも結婚を急ぐ理由があり…。
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-舞台はフランス・ルネサンスの一見はなやかな時代。だが新旧の宗教の対立はきわだち、聖バルテルミーの大虐殺で対立はクライマックスを迎える。シャルル9世は君主ではあったが、母親のカトリーヌ・ド・メディシスは隠然たる力をもち、シャルルの弟たちもそれぞれが次期の王位を狙っていた。こうしたなかでシャルルの妹マルゴはプロテスタント勢力の旗頭ナヴァール王アンリと政略結婚をさせられる。だがマルゴは披露宴の席で元恋人のギーズ公からなにごとかささやかれると「今夜、いつものように」という言葉をラテン語であたえるのだった。
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4.4自由都市カルタゴを訪問中のミラノ公・カテリーナの前に現れた少年吸血鬼イオン。彼は、真人類帝国皇帝の意志を携えた勅使であった! 歴史上、初めて人類に接触してきた吸血鬼皇帝の思惑とはいいったい何か──人類との融和か!? それとも最終戦争か!? 『トリ・ブラ』のR.O.M.バージョン第2幕、ついに電子化!──汝、目をそらすことなかれ!!
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4.0絶対、貴方に求婚させてみせる!! 悪戯好きで魔女と忌み嫌われ、ルブラン王国を追放された王女・エミリエンヌは残忍な氷狼公と悪名高い辺境伯ラファエルに花嫁として召し出されるがすげなく拒絶される。ラファエルを屈服させるため、エミリエンヌは意地でも彼に求婚させると決心し…!? タイムリミットは一ヵ月。求婚したら負け! 極悪侯爵VS性悪王女、激辛×激甘ラブバトルのはじまり。
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3.3ぼくの名前は花咲太郎。探偵だ。浮気調査依頼が大事件となる素晴らしい探偵事務所に務め、日々迷子犬を探す仕事に明け暮れている。 ……にもかかわらず、皆さんはぼくの職業が公になるやいなや、期待に目を輝かせて見つめてくる。刹那の閃きで事態を看破する名推理をして、最良の結末を提供してくれるのだろうと。 残念ながらぼくは犬猫専門で、そしてロリコンだ。最愛の美少女・トウキが隣で睨んできてゾクゾクした。悪寒はそれだけじゃない。眼前には、真っ赤に乾いた死体まである。……ぼくに過度な期待は謹んで欲しいんだけどな。これは、『閃かない探偵』ことぼくと、『白桃姫』ことトウキの探偵物語だ。
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3.7私と同世代の男たちが失ったものは何か。 かつて50代男性といえば、間違いなく「おとな」だった。しかし、いま周囲を見渡すと、その世代の男性の幼さ、頼りなさが目立つ。特に気になるのは、社会人としての自覚のなさ。知識もあり、機転も利いて、話している分には楽しいかもしれないが、世の中に貢献したり、公に発言したりする気概が感じられないのだ。テレビや新聞でも、公共の場所でキレる、覚醒剤に溺れる、家族に愛想を尽かされる「50オトコたち」のことが報じられることが多くなった。 団塊世代の「その後の世代」といわれる彼らは、物心ついたときは高度成長のまっただ中。世の中は順調に右肩上がりに推移し、バブル絶頂期に就職難もなく企業人となった。組織になじんでそつなく仕事をこなし、家庭もそれなりに充実させていたが、元号が昭和から平成に替わる頃から徐々に始まっていた変化ーー男女平等が浸透し、ツールはアナログからデジタルになり、長引く不況ーーに対応できなかったのではないか。60歳まで勤め上げてあとは悠々自適ともくろんでいたものの、終身雇用制度もおぼつかなくなったばかりか、年金もすぐにはもらえなくなった。このまま迫り来る“老後”にただおびえるばかりでいいのか。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
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3.0うま~い飯が、史実を変える? 期待の隠し玉新人が贈る戦国×飯×エンタメ登場! ――超高身長・2メートル近い恵体を誇る管理栄養士・緒方直哉は悩んでいた。妹の結婚式を彩るウェディングケーキを兄自ら考案することになったのは良いものの、ちっとも納得のいくアイディアが浮かばない――巨体に似合わぬちまちまとした作業にせっせと熱を注いでいるうちに自宅のキッチンで転倒。気が付けばそこは……戦国時代の伊達藩だった!? 宴の最中に突然天井から降ってきた直哉の巨体は伊達政宗公に直撃。当然ながら刺客の類と疑われ、命を取られるギリギリの状態に追い込まれた直哉は、思わずはったりをかましてみる……「俺の料理で、伊達藩を強くしてみます!!」 自身の天下取りを信じてやまない独眼竜・伊達政宗をはじめ、冷静沈着・知将の片倉小十郎、超絶無口ですぐ切りかかる伊達成実、ぶっきらぼうでオカネ大好き・くの一の霞とともに疾風怒涛の飯三昧!! 「俺、結婚式、でれんの……?」
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-徳川三代の政治顧問であった天海大僧正が、「徳川家康公は万事に通じており、何事をたずねても滞るところがなかった。秀忠公は資質が温和柔順だったので、同様であった。しかし、家光公は、極めて聡明であり、武勇にすぐれていた」--と評している。天海があえて、家光だけを聡明英武と称えているのは、家光の中に底知れぬ叡智を見出していたからではなかろうか……と、著者は言う。その通り、家康、秀忠が苦労して創って来た徳川幕府の土台は、後を継いだ、三代将軍・家光によって、盤石なものとなった。彼は、柔軟な思考力を持ち、物事の善悪をよく見極め、それを自分の中で十分に咀嚼し、善しとしたことだけを用いた。それでこそ、心もとなかった幕政を上手に熟させることができたのである。また“生まれながらの将軍”として、強気の姿勢で世に処したのも、その治の特徴であった。戦乱の残り火を吹き消し、泰平の道を拓いたリーダー像を描く長編歴史小説。
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-昭和16年12月8日、東京の虎ノ門において広島県呉市の市長が逮捕された。この朝、日本は太平洋戦争に突入した。その10日前、昭和12年呉海軍工廠の造船ドッグに最初の竜骨(キール)をすえ、極秘裡に完成された戦艦大和は、最後の公試運転を行なった。この戦争の開戦から終焉と運命を同じにした「大和」――。そこに生まれたさまざまな「大和伝説」をくつがえし、豊富な取材データをもとに、新しい光をあてた感動のヒューマン・ドキュメント。新田次郎文学賞受賞作。
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-大ヒットメーカーに学ぶまんがの描き方! 誰もがみんなはじめてだった… 「まんが描いてみたい!」 「プロになりたい!」 「「…でもなにからはじめればいい?」」 そんなあなたのための一冊☆ 累計1800万部を突破する稀代のヒットメーカー・池山田剛先生(=GOちゃん)作品で、まんがの描き方が楽しく面白くわかるスペシャル本が登場! ★次々に大ヒットまんがを生み出すGOちゃんのまんがテクニックとは! ★GOちゃんが、まんがに関する気になるギモンにたっぷりお答え&ロングインタビューも! ★GOちゃんまんが制作現場、初・公・開! ★Sho-Comi大人気連載陣も登場!プロが実際使っている道具や絵の上達方法などヒミツを大公開ッ! この一冊でまんが家デビューも夢じゃない? まんが作りの世界に飛びこんでみよう!
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4.0君主と参謀、どちらを選ぶ? 不思議な本の力で、三国志に似た世界に来てしまった女子高生・花(はな)は、南の勢力・仲謀(ちゅうぼう)軍に身を置く事になる。俺様君主・仲謀や司令官・公瑾(こうきん)の元で、戦に身を投じてゆく中で…?
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3.0昭和十六年九月、渕田美津雄は第一航空艦隊全飛行機隊の総指揮をとるよう命じられた。彼に与えられた密命は、来るべき真珠湾攻撃の際の空中部隊総指揮官という大役であった――。かつて教育勅語の「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」の一節に感銘した少年が、戦後は聖書の「父よ彼らを赦したまえ、そのなすところを知らざればなり」の言葉に覚醒し、伝道師として再出発する。(『渕田美津雄中佐の生涯』改題)
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