作品一覧

  • フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ
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    1~2巻5,390~6,930円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
  • 若き日の芸術家の肖像
    -
    1巻880円 (税込)
    ジョイスの若き日を描いたとみられる自伝的要素の強い作品。主人公スティーヴン・ディーダラスが自分の周囲、肉親、恋人、友人、先生とたもとを分かち、アイルランドの郷土、民族、宗教、政治から決定的に訣別して、芸術に奉仕するコスモポリタンな人間として生きることを選び取るまでの息苦しい苦闘を描く青春文学の力作。この作品の中の多くの要素はすぐあとに続く「ユリシーズ」へと引き継がれた。
  • ジェイムズ・ジョイス全評論
    4.0
    1巻5,830円 (税込)
    20世紀を代表する作家の14歳から55歳までの全評論、61編。初の全訳(初訳多数)で、各編にはそれぞれ解説、註を付す。創作の秘密が解き明かされる!
  • ダブリン市民
    -
    1巻660円 (税込)
    「私の意図は自分の郷土のモラルの歴史の一章を書くことでした。私がその場面にダブリンをえらんだのも、この都会が私には麻痺の中心に思われたからです。私はそれを無関心な世人に、この都会がもつすがたを子供時代、青春期、成熟期、公生活の四つの面のもとに示そうと試みました。作品はこの順序で配列されています」…この自分の短編集に寄せたジョイスの言葉がすべてを物語る。15編からなるジョイス文学の出発点。

ユーザーレビュー

  • ジェイムズ・ジョイス全評論

    Posted by ブクログ

    作品内に数多の謎を仕込んでおくというジョイスの戦略にまんまと乗せられて、とうとう本書まで読まされてしまった。
    『ユリシーズ』における「輪廻転生」とは「翻訳」ではないだろうか?
    あるいは、「翻訳」としての「読書」といってもいいのかも知れない。
    「翻訳」さらには「読書」によって、『ユリシーズ』は何千万回となく「輪廻転生」を繰り返していくのではないだろうか?/


    【ジョイスが一四歳から五五歳までの間に書いた評論を執筆順に収め、それぞれに梗概を添えたこの書は、(略)作家ジェイムズ・ジョイスの「自伝的」著作集に他ならない。それがジョイスのフィクションを理解するうえでも極めて有効な糸口を提供している点は

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    2023年07月30日

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