学術・語学作品一覧
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4.0「この人は何でもわかっている。この人はすべてお見通しだ」。満州国の建国に携わり、東京裁判でA級戦犯として死刑に処せられた陸軍大臣・板垣征四郎。本書は彼の生涯と昭和前期の日本に光を当てる、壮大な試みである。諸民族が入り乱れた満州の地に、アジア人の五族協和・王道楽土を求めた石原莞爾の思いを汲み、自らは「不言実行」を貫いた板垣の生き様は、「この日本にしてこの人物あり」と思わせるものだ。時代や社会は個人とともにある。本書は興隆期にあった日本の力、品格、高潔さを体現する存在として、板垣と国家を重ね合わせている。さらに、著者は「日本がいかに強大であったか」という観点から、第二次世界大戦における「日本が勝利するチャンス」(歴史の仮説)をも提示する。それは当時の日本の国力と地政学に裏付けられたものであり、イデオロギーや虚仮威しとは無縁であることを記しておく。日本とともに戦った男の生涯が、開封される時が来た。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●「高飛車」「言えてる」「手前みそ」「すし詰め」「水に流す」 「ぬらりくらり」「後の祭り」「左うちわ」「ドジを踏む」…など慣用表現。 英語でズバッと言えるとネイティブとのコミュニケーションも深まります。 ●同じ意味でも日英の表現に違いに驚くはず。 発想と文化の違い。クイズ形式でまとめました。 ●試しにどうぞ。 1「楽勝だ」ヒント=ケーキの一切れ 2「ハマる」ヒント=入り込んでいる 3「悪ノリ」ヒント=我を忘れて 4「たらい回し」ヒント=鹿の角を回す 5「案の定」ヒント=十分確かに 6「お門違い」ヒント=間違った木に 7「勝手が違う」ヒント=領域の外 8「玉にきず」ヒント=軟膏の中にハエ 9「のるかそるか」ヒント=沈む泳ぐ 10「八方ふさがり」ヒント=壁に向かって 11「見て見ぬふり」ヒント=頭を砂に 12「悪気はない」ヒント=心は別の所 ●英語で言えましたか。答えと会話例は本書をご覧ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歩行によってすべての体調不良を根本から改善できる「東洋医学的ウォーキング本」が完成しました。 腰痛・ひざ痛・外反母趾・認知症・うつ病・高血圧・糖尿病・O脚などを、歩くことで解決したい方の必読書。 26万人のチャンネル登録者を持つ鍼灸師・稲村崇が、現場と経験に基づいたノウハウを、超歩行として詳しくレクチャーします。 稲村氏は「かかとから着地する」今、多くの人が自然にしている歩き方を続けると、いつか不調がでてきてしまうと言います。 100年でも歩き続けられる、最高のウォーキングメソッドをこの本で習得してください。
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-本書の研究の手法は、ジェンドリンを介した彼の師なるディルタイが『創作と体験』の中でシェークスピアやゲーテの文学作品から「体験―表現―理解」の道筋を見出したように、ウルフ文学を根拠にしていやしの「手がかり」を「手ごたえ」に変えるべく体験過程の一定の「方程」を見出そうとする解釈学的な試みであった。その基となる私自身のいやし体験から見出したものはいたみといたわりの「交差」(ジェンドリン、池見)というフォーカシングの「ハンドル表現」(同)であった。 かくて、「自身の事例性」を舵として大海をこぎ出した私であったが、それはあたかも舟を操る「老人と海」の心境であった。しかしながら、先人の跡を辿ってここに来てようやく得た成果は、人生の受苦たる「いたみ」とそれに寄り添う「いたわり」の手が指し示す虚無感ならぬ人間愛そのものの実感であった。
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4.7「痛み」の本質の理解はここ十数年で大きく変わった。17世紀のデカルト以来、「痛みの経路」で多くを説明しようとする古いパラダイムが浸透していたが、最近は脳神経科学と認知心理学を組み合わせた巧みな実験の数々によって知見が深まり、痛みに対処するためのさまざまな実践的アプローチが視野に入ってきた。痛みは脳でつくられるが、その存在は脳の中だけに閉じてはいない。脳・身体・痛みの関係の本質が新たな常識になれば、より多くの苦痛を軽減することにつながる。本書が啓蒙するのは神経科学以上にそうした本質の認識であり、読み終わるとたしかに、「痛み」と自分の関係が変わっている。本書では痛みのきわめて多様な側面が取り上げられる。持続性の痛みに対処するために必要なのは、全体論的アプローチだからだ。痛がる脳の最新科学、情動や共感の役割、痛みの社会性、「無痛」の研究、鎮痛薬以外の対処法の展開(認知行動療法から編み物セラピーまで!)……すべての章が、痛みについての新しい理解の扉を開いてくれる。痛みはあなたを保護する仕組みであり、当事者が痛みに対して主導権を握ることで、痛がる脳はダイナミックに変えられる。読者に手渡されるのは、この知識の力だ。
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-「がん活性消滅療法(Cancer Energy Annihilation Therapy)」略してCEAT(シート)は、共鳴反応検査(がんエネルギーの有無、強さ、部位がわかる)とマイクロ波照射(がんエネルギーを死滅させる)による治療法で、医師である著者が、自身の前立腺がんをきっかけに辿り着いたもの。副作用も痛みも後遺症もない治療法で、17年間、約7,000症例の実績があります。がん専門医に見放され、主治医に「治せない」と言われた患者さんたちが、CEATで余命宣告から生還を果たし、再発もないという驚くべき成果をあげています。またCTやMRIなどにも映らない超早期のがんをCEATは発見することができ、自由診療で初診3万円、その後のマイクロ波照射は1回10,000円という明確さです。本書は、CEATの価値を一般読者にわかるように紹介するほか、13名の認定医たちが、どのように著者のもとに参集し、それぞれのクリニックで成果をあげるまでになったかの感動的な症例報告を収録しています。CEATには希望があります!
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-※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 痛みとはなにか、その本体はなにか、そしてそれを克服するにはどんな方法があるのか――これらの問題について、痛みの専門外来であるペインクリニックに勤務する著者が、科学的な実験結果や臨床研究の成果にもとづいて徹底検証する。
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3.0「悼む」という行為は人間だけが持っている。人間は必ず死ぬ。人間は死に向かって生きているのであり、人間にとって死ほど重大なテーマはない。歳を重ねるほどに悼む機会が増えてきた著者がたどり着いた哲学は、「死んだ人は、だれかがその人を思い出している限り生きている」ということであった。親しかった人の死に遭遇しても、いつまでもその人を思い出すことで、その人は生きていたときと同じようにイメージできる。多くの文学は死んだ後もその人を生きていることにできる唯一の方法なのだ。「いつのまにかずいぶん長生きをしてしまった。八十歳も近い」とつぶやく作家が、ここ十年にわたって執筆した追悼文を一章に、二章「よく生きて、よく死ぬ」では「悼む心」が自身の文学に影響している心情をまとめ、三章「読書が培う悼む力」では日本語と悼むつながりを考えたエッセイをまとめ、悼むことの重要性を再認識する一冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 色味や木目がわかる平板の木材見本のほか、丸太を輪切りにした木口面の原寸大写真や樹皮の様子まで、貴重なビジュアル資料をふんだんに盛り込んだ、これまでにない「木のガイドブック」。1つの樹種につき見開きで紹介し、それぞれの木の硬さ、色、年輪の明瞭さなどの特徴や用途、木口面に見られる道管の大きさや並び方、材面に現れる杢などについても解説。木を愛する人から木のプロまで、木材加工や材料選びにも役立つ一冊。
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3.5アガンベン、ネグリ、カッチャーリ……生政治、帝国、ゾーエー/ビオス……いまなぜイタリアなのか? ジョルジョ・アガンベン、ウンベルト・エーコ、アントニオ・ネグリ、マッシモ・カッチャーリ……。いまや世界の現代思想のシーンは、イタリアの思想家たちを抜きにしては語れない。ジル・ドゥルーズやジャック・デリダらフランスの巨星たちがあいついでこの世を去ったあと、なぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。現代思想の最尖端で、いま何が問題なのか、そしてどのような可能性があるのか。哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。(講談社選書メチエ)
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (本製品はCD付き書籍として発売したものの書籍部分のみを電子化したものです。CDおよび音声データは付属しておりませんのでご注意ください。) あいさつなど簡単なやりとりから、自己紹介、お礼やお詫び、ちょっとした自分の考えなどを伝えるための日常会話表現、さらに道をたずねたり食事や買い物などで使う旅行会話表現を、約3000フレーズ収録した本書。シンプルでオーソドックスなフレーズは単独でも複数のフレーズを組み合わせても使えます。初級レベルの人からでも使いやすく、覚えやすい!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初級参考書の定番をリニューアル! 20年以上、多くの学習者に支持されてきた定番参考書をリニューアル。詳しい解説はそのままに、より学習者にわかりやすい記述を心がけました。例文は使用頻度の高い重要語を使って作られているため、丸おぼえも効果的です。練習問題も増量し、習得事項の確認にも抜かりなし。文法の基礎をしっかり身につけたい人、ひととおり学んだあとで頭の整理をしたい人におすすめの1冊です。★音声アプリ無料ダウンロード
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【この電子書籍は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きい画面の端末で読むことに適しています。】 新書みたいにスラスラ読める! 文法用語や表に頼らない、大評判の画期的入門シリーズ。 「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい。 《しくみ》シリーズの3大特徴 ★言葉の大切なしくみ(=文法)がわかる ★しくみを読者みずからが発見していく構成で通読できる ★言葉の楽しさ、面白さ、そして発想の多様さを実感できる 外国語を始める人も、その予定はない人も。 まずは寝ころんで、コレ読んで。 名前しか知らなかった"言葉"が、あなたのお気に入りになるかも。 *収録音源は無料でダウンロードできます。
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-外国人とコミュニケーションを深めるには、まず日本人自身が日本のことをよく知ることが大切です。 「コーヒーを缶で飲むの?」「桜前線ってなに?」「どうして夏にホラー映画を見るの?」など、日本人にとって当たり前のことを、イタリア人は不思議に思います。 本書はそんなイタリア人の目に映る「不思議」を、 対話形式のイタリア語で紹介しています。
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-解説・早野龍五(東京大学大学院理学系研究科教授)「ただの事実」がそれなりに伝わるだけで、たいしたことなんだよなぁ。 ――糸井重里氏(ほぼ日刊イトイ新聞)推薦!たしかなデータを提示しながらも、いまだ風評被害に泣かされる「福島の食」。とくに海外での偏見は根強いといいます。そんななか、イタリアのミラノで、福島を軸に「食の安全」について考える「Fukushima Food Safety Conference」というイベントが開催されました。それは一過性のキャンペーンで終わったのか、イタリアの人々の認識を少しでも新たにしたのか。ミラノと東京を拠点にするビジネスプランナー、安西洋之さんが、「イタリアでの福島」について、ありのまま、伝えてくださいます。―――ほぼ日編集部(まえがきより)2015年、美食の国イタリアで「食」をテーマに開催されたミラノ万博。食の安全は、大きなテーマのひとつに位置づけられていました。科学的に安全であるという根拠が明確な食品であっても、東北や日本の食品に対して輸入に制約を設けている国が今なおあります。チェルノブイリなど身近な放射能問題に直面してきたヨーロッパの国に暮らす人々の本音はどのようなものなのでしょうか。正しい情報をいかに、「外国」で伝えていくか。本書で報告されている日伊合同シンポジウムは、食の問題に限らないより大きな問題意識を投げかけるものでもあります。 (編集部)※本書は、2015年11月25日~12月8日にかけて、ほぼ日刊イトイ新聞に連載した記事を刊行したものです。早野龍五氏による解説は本書のために書下ろしました。
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-2010年12月の都市環境デザインセミナーでは、中部イタリアの小都市メルカテッロに住まいを求め、家族とともに地元に溶け込んだ生活を体験しておられる井口氏に、イタリアの小都市の風景、食べ物、くらしとコミュニティ、文化と宗教、仕事と休みといった日常の生活メッセージをどのように受け止めたのか、日本が学ぶべき点はなにかを報告いただきました。また2009年の海外セミナーでイタリアを訪れ、井口氏の思いにふれたメンバーから日本とイタリアの違いと学ぶことの可能性について報告をいただき、これらをもとに異なる文化と歴史を踏まえた日本の小都市の発展に向けて議論しました。本書はその記録です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はルネサンス市民社会に新しい「人間教養」として生まれたヒューマニズム思想を歴史的に究明し、当時の活動生活と瞑想生活をめぐる市民の会話を通して、人間思想の生きた姿を伝えようとする名著である。著者ガレンはこの人間中心の思想を、豊富な資料を通してみごとに浮き彫りにし、現代のメカニズムによって喪失されつつある人間性への反省を強くうながすとともに、従来、美術や文学を介してのみ知らされたルネサンスの人々の人生観、人間思想を明らかにする。 【目次より】 序論 ヒューマニズムと哲学と歴史とプラトニズム 新しい言語文献学の必要 ヒューマニズムの起源 ヒューマニズムと古典的古代 第一章 ヒューマニズムの起源 フランチェスコ・ペトラルカからコルッチオ・サルターティへ 内面生活の分析 自然科学にたいする攻撃 コルッチオ・サルターティ コルッチオ・サルターティにおける意志の優位 第二章 市民生活 サルターティ学派とベルナルディーノ・ダ・シエナ レオナルド・ブルーニ ポッジオ・ブラッチョリーニと地上の富の価値 ヴァッラと道徳科学 ジャンノッツオ・マネッティと人間の尊厳性の問題の始めての提出 レオン・バッティスタ・アルベルティ マッテオ・パルミエーリとプラトニズムへの移行 ポリツィアーノとバルバロの言語文献学 ガラテオとポンターノ 教育学に関する補足 第三章 プラトニズムと人間の価値 「自由」の危機とリヌッチーニの「自由論」対話 クリストフォロ・ランディーノにおける活動生活 マルスィリオ・フィチーノと「博識なる敬虔」の観念 プラトン神学 ピコ・デッラ・ミランドラと反修辞学論争 反占星学論争 プラトン的護教論の補足 第四章 プラトニズムと愛の哲学 フランチェスコ・カッターニ・ダ・ディアッチェートとフィチーノの正統 愛の形而上学 プラトンとアリストテレスの融合 ジャン・フランチェスコ・ピコの懐疑主義 第五章 アリストテリスムと霊魂の問題 ピエトロ・ポムポナッツィ ヤコポ・ザバレッラ アリストテリスムにおける宗教の問題 第六章 論理学、修辞学、詩学 論理学と方法論の問題 ザバレッラとパドヴァ論争 マリオ・ニゾリオ ジロラモ・フラカストロの「ナウゲリウス」 第七章 道徳の探求 アリストテレスの影響と「ニコマコス倫理学」への註解 第八章 自然探究 レオナルド・ダ・ヴィンチ ジロラモ・カルダーノ ジロラモ・フラカストロとデッラ・ポルタ アンドレア・チェザルピーノ ベルナルディーノ・テレジオ 第九章 ジョルダーノ・ブルーノからトマーゾ・カムパネッラへ 宗教改革 ブルーノにおける宗教と哲学 ブルーノの宇宙概念 トマーゾ・カムパネッラにおける新しい問題 ガレン、エウジェニオ 1909~2004年。。イタリアの哲学者、ルネサンス期の歴史研究家。フィレンツェ大学に学ぶ。専門は、ルネッサンス文化史。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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4.01970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。
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-花の都フィレンツェの驚異的絶頂の世紀を描く 万能の文化人アルベルティとともに、ヨーロッパを照らした「人文主義」の光源を探る 輝かしき15世紀(クアトロ・チェント)。繁栄をきわめるメディチ家と有力家族たちが、パトロンとなって花開く芸術。贅美溢れるモノの帝国にして、聖なる雅都となったフィレンツェ。社交と祝祭、聖と俗、科学と魔術、中世と近代が渾然一体となった都市を動かしていた思想とコードとはなにか。ダ・ヴィンチをして劣等感に臍を噛ませた万能人アルベルティを通して描く新ルネサンス像。〈解説・山崎正和〉 聖ベルナルディーノの言葉「イタリアは世界でもっとも知性的な祖国、トスカーナはイタリアでもっとも知性的な地方、そしてフィレンツェはトスカーナのもっとも知性的な都市である」は、わたしの確信を代弁している。昨今では、フランスやドイツやイギリスのルネサンスを、イタリアとひとまとめにして連続的に論ずる流儀がはやりのようだけれど、あんな北方の、田舎臭い文化活動、青白く屈折した意識の覚醒を「ルネサンス」と呼んで、個人と家族と都市がスクラムを組んで絢爛たる文化を開花させたイタリアと一緒にしてほしくないものだ。――<「あとがき」より>
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3.5精緻な構築体としての国家(der Staat als Kunstwerk)の成立、陰謀、同盟、裏切り、買収、そして冷徹な打算に基づく外交政策。ルネサンス期のイタリアを舞台に、近代的な文化と社会の出現をスリリングに活写した畢生の大著。
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-イタリア現代哲学の起原をフランス現代思想との連続性とイタリア固有の知的伝統(政治哲学)とに探り、その全体的な布置を描く。自身もイタリア現代思想の鬼才である著者による力作書き下ろし。
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4.0――皇帝ジギスムントが宮中伯ルートヴィッヒに向かって命令する。「囚人を受け取り、よろしく異端者として扱え」。今度はルートヴィッヒがコンスタンツの帝国代官に向かって命令する。「我ら双方によって断罪されたる者としてこの者を受け取り、よろしく異端者として焼け」。―― 1415年に異端として裁かれた宗教改革の先駆者、ボヘミアのヤン・フス処刑の克明な描写にはじまる本書は、中世のヨーロッパで異端審問がどのようにして生まれ、そして制度として定着していったのかを、具体的なエピソードを丁寧に積み重ねながら、当時の人々の息遣いもあざやかに描き出す。法も手続きも無視して「すべて殺せ」という13世紀の異端狩りの熱狂から、ウンベルト・エーコの小説『薔薇の名前』にも登場した、世界で最も有名な異端審問官ベルナール・ギーによって組織化・マニュアル化された14世紀の冷徹無比な異端審問を経て、15世紀末スペインでの過酷な弾圧に至る、その道のりの背後には、いかなる時代精神が見いだせるのか。 西洋中世史不朽の名著『異端カタリ派の研究』(岩波書店、1989年)の著者が、多彩な史料を駆使して知られざる中世世界への扉を開く!(原本:講談社現代新書、1996年) 【解説(轟木広太郎・ノートルダム清心女子大学准教授)より】 本書は、一三、一四世紀における異端審問の成立と制度的確立の経緯を、およそ関連するすべての種類の史料を博引旁証しながら描き切った労作である。……ヨーロッパ中世という日本人にはどこか掴みどころのない、しかしそれでいて魅惑的な個性を放つ時代の雰囲気を初学者に感得させると同時に、このテーマに興味を持つ専門家にとってもいまだ探求のヒントを数多く掘り出すことのできる鉱脈たり続けていると思う。(本書「解説」より) 【本書の内容】 第一章 薪と硫黄の匂い――異端審問とは何か 第二章 剣と火と異端者――異端審問の誕生まで 第三章 異端審問創設の頃 第四章 異端審問の制度化 第五章 審問官ベルナール・ギー 第六章 裁かれる者たち 第七章 スペインの火刑台 あとがき 参考書目抄 解説「異端審問と交差する四つの歴史の道筋」(轟木広太郎)
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4.3ガウスは50桁ぐらいの計算はものともしなかった。むしろ楽しみですらあった。しかも数字に異常な記憶力があり、いちど計算したことのある数は自在に取り出すことができた。整数の研究にも熱情を注ぎ、法則の発見のために独力で大きな数表をつくった。素数の表、二次剰余・非剰余の表、1000以下の素数の逆数の表……。このように数学の神に導かれたガウスもいたし、一生を数学に生きたオイラーもいた。狂熱に引きまわされ短い生涯を駆け抜けたアーベルやガロアもいた。他にアルキメデス、ニュートン、ライプニッツなど全20人が登場。天空を舞うような彼らの高揚感を熱くつづった「数学者物語」。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 君はこの難問を解けるか? 理系の学生に贈る! 珠玉の数学クイズ80 【本書の概要】 本書は、さまざまな数学の定理を背景にもつ4択クイズを通して、 各分野の代表的な理論とその応用を紹介し、 理系学生の数学力を鍛えることを目的とした書籍です。 理学博士である著者が長年研究して集めた、 「80問の4択クイズ」 を用意しています。 一見するとシンプルな4択クイズに見えるかもしれません。 しかし、クイズを解くうちに数学の偉大な定理に触れ、 数学の奥深さの一端を垣間見ることができます。 理系の大学生の方は自分の腕試しに解き、 これから理系を目指す高校生の方は想像力を働かせて答えれば、 数学の奥深さに触れ、引き込まれることでしょう。 【対象読者】 ・大学の理系の学生 ・理系を目指す高校生 【問題例】 04 球面と球の不思議な裁ち合わせ 18 余りの性質を利用して作られた暗号の復号 21 らせん状に並ぶ正三角形の辺の長さの比 40 針が線に当たるように落ちる確率 52 2円の内外に接する三角形と四角形 61 1兆以下の素数の個数 80 石取りゲームで後手必勝の局面 【登場する定理の例】 04 バナッハ=タルスキーの逆説 18 オイラーの定理 21 カルダーノの解法 40 ビュフォンの針 52 ポンスレの閉形定理 61 素数定理 80 レイリー=ビーティーの定理 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が実践すべきSDGsとは? SDGsの視点から日本と世界の環境問題をていねいに解説! 環境問題を考え、解決するための一冊 著者・藤岡達也 滋賀大学大学院教育学研究科 教授 専門は防災・減災教育、科学教育、環境教育・ESD等。 第1章 SDGsとは何か 1.1 地球上の誰一人も取り残さない 1.2 「成長の限界」から「持続可能な開発」へ 1.3 教育が世界を変える 1.4 気候変動と自然災害 第2章 地球環境問題とSDGs 2.1 陸上の地球環境問題 2.2 生物多様性 2.3 海洋の地球環境問題 2.4 化学物質・有害廃棄物 2.5 地球温暖化とオゾンホール 第3章 日本の環境問題とSDGs 3.1 日本の環境問題 3.2 日本の自然の保全・保護 3.3 日本のエネルギー問題への取り組み 3.4 原子力発電をめぐって 3.5 日本列島での災害の捉え方 3.6 安全・健康と感染症対策 3.7 日本は豊かな国なのか? 第4章 世界から見た日本のSDGsの課題 4.1 環境を多面的に捉える 4.2 SDGsと教育の課題 4.3 多様な資源とその活用 4.4 AI、ロボットの時代に向けて 4.5 地球環境問題とグローカルな生き方 4.6 健康的な生活のための日本と国際社会の課題 4.7 SDGsのさまざまな課題 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-スラスラ英文が読める基本の「型」を短期間でインストール! 近年の大学入試では英語長文の読解力が問われる問題が増えてきました。長文といえども、1文をきちんと読めなかったら全体を理解することはできません。 そこで、本書では、文型やまとまって意味をなす英語のカタマリを「型」ととらえ、さまざまな構文を「文の基本の型」「品詞の型」「識別・構文の型」の3つに整理し直して解説しています。 共通の型を持つグループごとにまとめて学ぶことで、さまざまな英文への応用力を効率よく身に付けることができます。中学レベルの英文法を1カ月でやり直せるように構成してあります。 例文は、単語レベルを調節することで文法を理解していなければ正しく読めないように工夫して作成しました。解説は、カタマリごとに色分けしたり、矢印を用いたりして、英文の「型」を視覚的にとらえやすくしています。 英語は理解して終わり、ではありません。「型」を理解したら、最後は「練習問題」と「チャレンジ問題」に挑戦。自分の頭に確実にインストールするための、音読をもとにした「型トレ」を用意しました。 さらに別冊付録に本冊の基本英文と文法項目に関連する暗記事項をまとめました。別冊付録と本冊を行き来しながら、英文解釈のための英文法の基礎をしっかり身に付けてください! ※本書の音声(MP3)は、全てアルクのウェブサイトよりダウンロード可能です。無料でPCやスマホの音声プレーヤーアプリでご利用いただけます(本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません)。なお、スマホアプリ「英語学習booco」(無料)を使えば、音声を直接ダウンロードして聞くことができます。商品ご購入前に、App Store/Google Playストア等でご利用の端末への「英語学習 booco」インストール可否をご確認ください。
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-スラスラ英文が読める「型」を短期間でインストール! 近年の大学入試では英語長文の読解力が問われる問題が増えてきました。長文といえども、1文をきちんと読めなかったら全体を理解することはできません。 そこで、本書では、文型やまとまって意味をなす英語のカタマリを「型」ととらえ、さまざまな構文を「動詞の型」「句・節の型」「特殊な型」の3つに整理し直して解説しています。 共通の型を持つグループごとにまとめて学ぶことで、さまざまな英文への応用力を効率よく身に付けることができます。共通テスト英語レベルの長文を読みこなすための英文法を1カ月でマスターできるように構成してあります。 例文は、ポイント理解をチェックする英文で、覚えるべき熟語表現などが盛り込まれています。解説は、カタマリごとに色分けしたり、矢印を用いたりして、英文の「型」を視覚的にとらえやすくしています。 英語は理解して終わり、ではありません。「型」を理解したら、最後は「練習問題」と「チャレンジ問題」に挑戦。自分の頭に確実にインストールするための、音読をもとにした「型トレ」を用意しました。 さらに別冊付録に本冊の基本英文と文法項目に関連する暗記事項をまとめました。別冊付録と本冊を行き来しながら、英文解釈のための英文法をしっかり身に付けてください! ※本書の音声(MP3)は、全てアルクのウェブサイトよりダウンロード可能です。無料でPCやスマホの音声プレーヤーアプリでご利用いただけます(本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません)。なお、スマホアプリ「英語学習booco」(無料)を使えば、音声を直接ダウンロードして聞くことができます。商品ご購入前に、App Store/Google Playストア等でご利用の端末への「英語学習 booco」インストール可否をご確認ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「イチから知りたい 日本のすごい伝統文化」第3弾は「相撲」。国技であり、日本人の日常に根付いた人気のスポーツだが、そのルールが案外わからないという人は多い。 大関、小結って何?上手投げ、寄り切りなど技がわからない。力士はどれくらいの稽古をするのか……。相撲の疑問をイチから解説。小学生はもちろん、ライトな相撲ファンにも。「おすもうさんの一日」など楽しいコラムもあり、相撲観戦がおもしろくなる1冊。全ページイラスト図解、オールカラー。監修は、人気を博した元・寺尾関の錣山親方。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ガラスって何からできているんだろう。窓やコップ、鏡、テレビにスマートフォン。生活のさまざまな場面で欠かせないガラス。今はリサイクル率の高い素材としても注目。原料は砂の中に含まれる珪砂。これに炭酸ナトリウムや石灰石などを加えて高熱で溶かしたものを冷やすとできあがります。電球、フラスコ、ビーカー、レンズと、ガラスは古代から文明を支えてきた重要な素材で、ガラスがなければ文明の発展もなかったといわれます。歴史なども学びながら、各地の砂を集め、理科室のバーナーを使って実際にガラスをつくってみます。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (本製品はCD付き書籍として発売したものの書籍部分のみを電子化したものです。CDおよび音声データは付属しておりませんのでご注意ください。) 英語入門書では、文法解説のわかりやすさで定評のある著者の、はじめての英会話本。英会話に必要な文法を丁寧に解説した上で、その文法を会話に使っていく…という展開なので、おとなのやり直し英語に最適。こんなにやさしい文法だけで、こんなに話せる!ということを読者が実感できる内容になっています。肩の力を抜いて楽しく英会話を身につけたい人にピッタリの1冊です。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 とにかく一番やさしい文法入門書として、1999年の発売からずっとご好評をいただいてきた『英文法をイチから理解する』と『英文法をしっかり理解する』に、大幅な加筆修正を加えて1冊にまとめた本。著者が長年、英語の苦手な多くの学生さんを教えてきた過程で見出した、これならわかるノウハウを随所に盛り込み、今までの数ある文法書で挫折してきた学習者から、この本ではじめてわかった!という感想を多数いただいている内容です。英語の基礎を今度こそイチから身につけたい人に最適な、画期的な1冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【固定型】大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/高校では円周率や三角関数、指数対数を学んで微積分に入る。だがこの順序は間違いだ! 足し算かけ算の知識を前提にいきなり微積分に入ると、なんと数学はわかりやすく美しいことか。すべてを自分で導きながら大学数学の基礎まで辿り着ける驚異の数学学び直し本。
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 城のことはよく知らないのだけれど、ちょっと気になる。どこをどう見たら面白いのか、よくわからない。そんな、はじめて城に興味を持った人のために城の面白さや、城歩きの楽しさをお伝えするのが、この本です。 この本でも城の用語は出てきます。でも、教科書みたいに一つ一つ用語を解説してゆくわけではありません。なぜなら「城がわかるようになる=用語を覚えること」ではないからです。 まずは、面白そうだと感じることが、出発点。そうすれば、知的パズルを楽しむように、城を知ることができます。そうして実際の城を訪れてみると、城歩きとは、足を動かし、五感を総動員して楽しむ知的パズルであることが、実感できるはずです。 大切なのは、知的パズルを楽しむための、ちょっとしたコツを身につけること。そうして、城って面白いな、と思えるようになれば、知識はあとからいくらでもついてきます。 知って、歩けばさらに楽しい、日本の城の世界にご案内します。
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4.0薩英戦争と下関戦争、開港をめぐる激しい外交戦、熱い政治談義、刺激的な国内旅行そして戊辰戦争― 英国青年外交官が「幕末日本」を全身で体感する! 攘夷の嵐が吹き荒れ、政局が緊迫する文久二(一八六二)年、一人のイギリス人通訳官が日本の地を踏んだ。 西郷隆盛ら雄藩・幕府の要人、果ては天皇、あるいは市井の人々との出会いを重ね、日本文化の奥深さに魅了され、そしてときには命の危険を乗り越えながら、彼は日本史上の最大転換点を目撃する。 日本人が長く読み継いできた幕末史の第一級証言を、英国外交史研究を踏まえた新訳で読む。 イギリス外交史、日英関係史を研究する訳者が、これまでの研究蓄積を踏まえ、本書の歴史的意義を問い直す、懇切な解説掲載。
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-1巻968円 (税込)【WedgeONLINE PREMIUM】 1918⇌20XX 歴史は繰り返す ナチ党の台頭、世界恐慌、満州事変など、さまざまな出来事が世界を揺さぶった、第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間の「戦間期」。この短くも波乱の歴史は、米中対立やウクライナ戦争など、再び動乱の時代へと突入しつつある現代を生きる私たちに、重要な気付きを与えてくれる。日本史から世界史まで、23人の気鋭の専門家たちが「戦間期」を読み解いた。 この記事は、月刊誌『Wedge』で、2021年9月号(8月20日発売)から23年8月号(7月20日発売)にかけて掲載された連載『1918⇌20XX 歴史は繰り返す』を電子書籍化したものです。 Vol.1 神話化される「ナチ宣伝」21世紀の危機を見抜くには/佐藤卓己(京都大学大学院教育学研究科教授) Vol.2 危機の米国を導いたローズヴェルトのリーダーシップ/佐藤千登勢(筑波大学人文社会系教授) Vol.3 単なる「失敗」ではない 理想を示し規範を作った国際連盟/篠原初枝(早稲田大学国際学術院大学院アジア太平洋研究科教授) Vol.4 日英同盟廃棄から学ぶ「強固な日米同盟」実現の鍵/中谷直司(帝京大学文学部社会学科准教授) Vol.5 ユダヤ人虐殺を容易にしたナチ体制の「上下間の責任転嫁」/田野大輔(甲南大学文学部教授) Vol.6 「排日移民法」抗議運動が示す 太平洋戦争へと続く道/渡邉公太(帝京大学文学部日本文化学科専任講師) Vol.7 なぜ日本は軍縮から脱退したのか「艦隊派悪玉論」を再検討/畑野 勇(根津育英会武蔵学園 学園記念室室長) Vol.8 現代米国外交の起源 ウィルソン主義は何を目指したのか/高原秀介(京都産業大学国際関係学部国際関係学科 教授) Vol.9 失敗した英国の宥和政策現代と重なる第二次大戦前夜/細谷雄一(慶應義塾大学法学部 教授) Vol.10 テロと戦争への道を拓いた大正日本経済のグローバル化/牧野邦昭(慶應義塾大学経済学部 教授) Vol.11 ナチ台頭許した「ヴァイマル共和国」 社会の分断が招く破滅/板橋拓己(東京大学大学院法学政治学研究科 教授) Vol.12 破壊された国際秩序 戦間期の欧州はいかに再建したのか/藤山一樹(大阪大学大学院人文学研究科 講師) Vol.13 ヒトラーに屈したオーストリア 独立守るのに必要なこと/髙橋義彦(北海学園大学法学部政治学科 准教授) Vol.14 戦前から続く日本人の「軍隊嫌い」深い溝の根源は何か/髙杉洋平(帝京大学文学部史学科 専任講師) Vol.15 今も米国に残る「黄禍論」人種主義なる〝病〟と向き合うには/廣部 泉(明治大学政治経済学部 教授) Vol.16 山県有朋の死から100年 明治日本は何を目指したのか/小山俊樹(帝京大学文学部 教授) Vol.17 揺れ続けるスペイン内戦への評価 歴史とは何なのか/細田晴子(日本大学商学部 教授) Vol.18 日本を惹きつけるサハリンの資源「政経分離」は可能なのか/麻田雅文(岩手大学人文社会科学部 准教授) Vol.19 諜報の本分を見失った戦間期日本 稚拙な対ソ連秘密工作/増永真悟(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員) Vol.20 対米開戦に至った「南部仏印進駐」なぜ、日本は「決めた」のか/森山 優(静岡県立大学国際関係学部国際関係学科 教授) Vol.21 日中対立の原点「山東問題」外交の大失敗はなぜ起きたのか/奈良岡聰智(京都大学大学院法学研究科 教授) Vol.22 「外交こそが戦争」と考えた中国大国化の立役者・蔣介石/家近亮子(敬愛大学国際学部 教授、放送大学 客員教授) Vol.23 日ソの「宣戦布告なき戦争」ノモンハン事件が示す教訓/花田智之(防衛研究所戦史研究センター 主任研究官) Vol.24 満州事変から日中戦争へ日本を破滅に導いた楽観主義/髙杉洋平(帝京大学文学部史学科 専任講師)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太平洋戦争の始まる前、日本が和戦の岐路に立った時、米内が現役を退いて海軍の要路にいなかったことは、日本のために非常な不幸であった。同じような意味で、終戦の時に米内が現役に復帰して、海軍を握っていたことは、日本を亡国の一歩手前に救うに与った。米内一人の力が万能というのではないが、陸軍が下剋上の勢いを自ら如何ともなし得なくなった。以後、すべては海軍の良識と進止に待つ外ない政治の現実だったからである。 (まえがきより) (※本書は1983/6/1に発売された書籍を電子化したものです)
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-全1巻6,600円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一元論」はもっぱらスピノザやヘーゲル、ブラッドリーらの名と共に語られてきた。本書では近代ドイツ哲学から世紀転換期英米哲学を経て現代の分析哲学まで、多様に展開してきた「一元論」の哲学史を一望する。一八世紀から現代に至る「一元論」の哲学史。近代ドイツ哲学から世紀転換期英米哲学を経て現代の分析哲学まで、多様に展開してきた「一元論」の哲学史を一望する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イチゴの高設栽培は屈み作業がなくて楽ちんだが、土耕栽培のように地下からの毛管水がないところが盲点。土耕栽培なら、灌水むらがあっても地下からの毛管水や根が自在に伸びて生育むらは起きにくい。高設栽培だと地下からの毛管水がないうえに根張りの空間も限られているため生育むらに直結しやすい。収量アップには流行りの炭酸ガス施用よりむしろ、こうした養水分管理が重要。本書では、灌水チューブや培地の選択、日射量に合わせた灌水法などに加え、環境制御技術の活用法まで収録。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「デジタルは、水や電気と同じ、生きるにかかせないインフラになる。だから上手に使って、最強の新世代になろう!」 「こども六法」の山﨑聡一郎が、デジタル産業革命のデジタルネイティブ世代に向けて「インフラとしてのネット」との付き合い方、スマホとのルール作りを一から解説。 10のケーススタディから見えてくる、スマホとの付き合い方ブック! 被害者にも加害者にもならないですむスマートな付き合い方で、スマホを最高のパートナーにしよう! ケース4コマと、詳細な解説、アドバイスで、ネット・デジタルの問題点と、付き合い方が見えてくる! 2021年より導入される公立中学校のスマホ持ち込みへのルール作りの参考になる、 ルール作りシートつき。 ◆構成 まんがによるイントロダクション/スマホでできる8のこと/あなたならどうする? 10のケーススタディ/自分で作るルールの作り方/書き込み式ルールシート/おわりに
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『1時間でできる国語』の中には国語の授業で役に立つ授業プランやさまざまなアイデアがつまっています。その内容はタイトルの通り〈1時間程度の短時間でできる〉ものがほとんどですが,ただ「時間をとらない」というだけではありません。ビックリするほど筆が走る作文の授業や,〈ことばあそび〉〈絵本〉〈文字指導〉〈書写〉〈読書〉その他,目からウロコのアイデアがつまっています。しかも,どの記事も実際に授業で試され,子どもたちに大喜びで迎えられたものばかりです。ですから,自信を持っておすすめできるのです。特別な準備を必要としないものが大半ですから,国語の授業だけでなく,ちょっと時間が空いた時や,初めて子どもたちと出会った時などにもぜひ試してみてください。 ★★もくじ★★ もっと書きたい! たのしい作文 ・だったら作文(田畑和徳) ・「コボちゃん」マンガで作文を書く(木下富美子) ・17字の作文(田畑和徳) ・ウソの作文で個人懇談会(竹内清和) たのしさいっぱい 絵本で授業 ・絵本で「あいうえお」の授業(奥 律枝) ・1冊の絵本でいろいろたのしみました(木下富美子) ・『3匹の○○』の授業(佐竹重泰) ・あいさつの言葉って,たのしい!(平尾二三夫) ココロほぐれる ことばあそび ・出会いの時期に僕の名前探しクイズ(佐竹重泰) ・学期初めの「うぉー字」でみんな笑顔(石井広昭) ・お経をつくろう!(比嘉仁子) ・かんたん? ことばさがし(伊藤善朗) ・学級で楽しむ なぞなぞ集(小川 洋) ・なぜか人気のあった外来語当て字クイズ(福田茂夫) ・小さな詩人たちのなぞなぞ(島 百合子) ・ことばあそびのたのしみ(岸本篤子) 知って得する アイデアいろいろ ・低学年のひらがな指導(奥 律枝) ・詩で始める一日(太田康彦) ・百人一首の読み手は CDにおまかせ!(佐々木一昌) ・たのしさを家の人にもプレゼント(小川 洋) ・書写で相撲の番付表を写そう(有馬孝男) ・やってみました「番付表」(菊地美紀) 等多数掲載。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 皆さんお疲れさまです。 本書は、忙しい日々を送る皆さんへ向けた、私からの提案書です。 現代日本人は時間やノルマに追われて、身体はもとよりアタマとココロにも疲労感を覚える時が多くなっています。 「ちゃんと寝ているのに疲れが取れない」 「体調は悪くないのに気分が落ち込む」 「なんとなく不安になる」 こういった状態に陥りがちな人も多いのではないでしょうか。 そんな時、一時間だけでいいので、やってみてほしいことがあるのです。 それは『夜釣り』。 「ちょっと魚を釣って何が変わるの?」「他の趣味じゃだめなの?」と思われるかもしれません。 ですが、夜釣りには他の趣味にない独自の魅力があります。そして、誰あろう私自身が救われた経験もあるのです。 本書では、私が夜釣りを通して安らぎを得られた経験と、そこから見出された夜釣りの魅力、そしてその楽しみ方についてお伝えしていきたいと思います。 特に、アタマとココロの疲れを感じている方には、ぜひともお付き合いいただけますと幸いです。 【目次】 1-1 アタマとココロが疲れる社会 1-2 うつ病を経験して 1-3 ストレス発散は万能薬ではないけれど 2-1 釣りはどうして愛される? 2-2 成果や効率はいらない! 2-3 夜釣りの世界観 2-4 夜は盛り上がる 2-5 一時間夜釣り、始めてみませんか 3-1 夜釣りの始め方 3-2 夜釣りの注意点 3-3 他に気を付けること 4-1 夜釣りで出会える魚①アジ 4-2 夜釣りで出会える魚②スズキ 4-3 夜釣りで出会える魚③クロダイ 4-4 夜釣りで出会える魚④アナゴ 4-5 夜釣りで出会える魚⑤タチウオ 4-6 夜釣りで出会える魚⑥メバル 4-7 夜釣りで出会える魚⑦ウナギ 4-8 夜釣りで出会える魚⑧ブラックバス 【著者紹介】 釣星アンリ(ツリボシアンリ) 福岡県出身。物心つく前から釣りをしていると言われるほどの釣り好き。 現在ユーチューブにて釣り好きバーチャルユーチューバーとしても活動中。
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-この地球上で、あと残り七十年ほどの時間をかけて、消滅する方へ巻き取られるか、新しい神界の中に準備されている新生レムリアンの意識層へと入りゆくのか、どちらかを決定付けてゆかなければならない覚悟をもって、大いなる仕掛けは働いているのです。 皆、一様に導かれています。 本当の真実を目隠しされ、『知られることを恐れる者たち』によって、気づかれないように色々な手を使い、北斗の魂たちは抵抗できないように仕向けられているのです。 一厘の、救い賜う依りどころ。【あじまりかん】の本当の威力を存分にして試し使い興させる、次なる進化。 三次元の物質化した情報をすり抜ける、六次元密度の顕われた地球の真実。これこそが、弥勒の世。これこそが探し求めたシャンバラの世界。現実として現れて、今もう既に次元移行のスリットを抜ける時。 日本民族の叡智を意味する【一磁進】。神・仏の信仰以前、宇宙根源の白銀の光より出し、高度な知性集団【光の集合意識体】からの神妙にして福々たる愛一元の教え。音を消し、自らを光と変え、【特別な意識】であることを思い出して欲しいと願い、改められた新生地球に棲息することを許された、進化した人類になるための導きの書【新しい魂の教科書】と題しこれを与えます。 【あじまりかん】とは、アトラス界と直接つながる電話のようなもの。成りを変え、アトラス界と直接的な強い繋がりを魂につけ、ハトホルやこの一磁進のような光の集合意識からの本当の導きを受け、道を分けてゆくための【言霊】の最高の真実。 【あじまりかん】と一言言えば、アトラス界は自らの内に顕われて、新しい浄化の済んだ大いなる力の元へ還されし、憂いなき、愛と悠久の希望の証、進化した六次元の現われし密度へ次元を改めた新生地球の真の住人となってゆく片道切符となっていたのです。
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5.0若者に向けて大拙博士が語る講演、随想集。「大地と宗教」「行脚の意義に就いて」など各篇を一貫して流れるのは、東洋思想の精髄である。人間疎外の進む現代への警世の書として、その思想は清新かつ深い。 (※本書は1987/6/4に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
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-嫌いだった「歴史」が、こんなに面白かったなんて! 何が、なぜ起こった? 誰が起こした? それでどうなった? リズムよく、流れをつかむことで、歴史が苦手だった人でも、その面白さに気がつきます。1つのテーマをコンパクトに整理して、主な登場人物と舞台を明示。現代日本で暮らす人間として、知っておくと恥をかかない、そして素敵な人生のヒントとなる「日本の歴史」の魅力がギュッと詰まった一冊です。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 10の語源で1,000語以上が身につく! すごい単語集。 NHKテレビの講師が教える語彙力アップの決定版! 大ベストセラー『英単語の語源図鑑』に続く、 韓国語の「語源」に注目した初の単語学習本。 「韓国語の単語がなかなか覚えられない……」 「何かよい覚え方はないのだろうか?」 韓国語学習者のこんな悩みも… 「語源」を知ると、10倍楽しく、効率よく覚えられます。 ・語源(パーツ)から芋づる式で語彙が増える ・単語の意味をより正確に理解できるから、記憶に定着する ・各種、試験に強くなる 本書は単語学習を最優先に考え、理解の助けになる単語のパーツや、学習しやすい形を「語源」として紹介しました。 「単語のパーツ=語源」を理解していると、覚えるとっかかり(フック)となり、暗記しやすいだけでなく、初めて出会う単語の意味を類推しやすくなります。 また、その単語がどのようなパーツからできているか、正確な意味を理解すると、イメージとして記憶に定着しやすくなります。 丸暗記より断然、効果的!! ※電子書籍版は2024年6月5日より順次最新版にアップデートしております。それ以前にご購入された方は再ダウンロードを推奨します。
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3.8【シリーズ累計100万部突破】 【国内トップ通訳者兼人気英語講師による、“画期的”な英単語の教科書】 英単語の勉強に必要なのは、記憶力ではなく連想力! トップ通訳者の語彙力は1万語と言われる。 しかし、じつは通訳者は1万語の英単語の意味をすべて記憶しているのではなく その場で瞬時に意味を連想しているという。 そこで本書では、英単語の意味を記憶するのではなく、 連想する新感覚の英単語勉強法を公開! 英単語の意味を連想するコツを身に付けると、 誰でも1万語をカバーする語彙力が手に入る! 現役の高校生や大学受験生から学び直しの社会人まで、 英単語の意味を丸暗記する勉強法で挫折した人は必読の1冊。 ※カバー画像が異なる場合があります。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量7,000文字以上 8,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 日本のお家芸である化学。 その化学会社で働いている人は少なくないのではないでしょうか。 化学会社で働く人は理系出身の人たちだけでなく、文系の人も多いです。 化学会社で働く文系の方たちもできるだけ自社で何をやっているのか説明できない、自分たちも会議に参加して発言することができるのか悩んでいる方も多いと思います。 確かに深く追求するとなれば、かなりの知識量と理解度が必要になってきます。 しかし、ある程度の知識があれば何をやっているのか表層部分だけでも理解して他人に説明できるほどの実力を身に着けることはできます。 そこで、中学・高校化学レベルだけで簡単に化学を理解し、今よりも会社に貢献できるような知識を身に着けることを目的とします。 目には見えない集団が一か所に集まることで私たちが生きていく中で欠かせない存在となっている不思議で素晴らしい世界を嫌がらずに少しでも好きになるように読んでいただけると幸いです。 【目次】 そもそも化学って? 金属の特徴(無機化学) 炭素ってすごい(無機化学) 今更だけど半導体って?(無機化学) 水素エネルギーとは 洗剤(有機化学) 今更だけど液晶って?(有機化学) プラスチック(高分子化学) ゴム(高分子化学) 光(分析化学) 【著者紹介】 おかだたいき(オカダタイキ) 化学系の大学・大学院を卒業し、化学系会社で働くサラリーマン。 化学が好きで昔から家でできる実験などして楽しんでいた、化学に魅了された一般人です。
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3.31日たった1行「いまの自分」を書くと人生が驚くほど穏やかに好転する! はじめての方にも簡単に習慣化できる「マインドフルネス・はじめの一歩」! ◆本書「はじめに」より(抜粋) こんにちは! マインドフルネスで幸せになる! マインドフルネスで幸せな社会を創る♪ 心のトリセツ研究所 精神科医の藤井英雄です。 マインドフルネスとは「今、ここ」に生きることで、ありとあらゆるネガティブ思考を手放し、ネガティブ感情を癒す素晴らしいスキルです。 お釈迦様の悟りの心をルーツに持ち、仏教の枠組みをこえて進化したマインドフルネスはグーグルやインテルなどの欧米の大企業の社員研修に採用されて大ブレークして日本にも上陸してきました。 最近はテレビでも紹介されるようになりましたので、みなさんもどこかでマインドフルネスについて聞いたことはあると思います。 10年前であればマインドフルネスを習得しようとすれば座禅道場や瞑想教室に入門するしか方法がありませんでした。 しかし今では本を片手に自宅で取り組むことも可能です。 これだけ身近になったマインドフルネスですが、実際に取り組み、活用している人はまだまだ少ないのです。 マインドフルネスを使いこなせないのはなぜか? それはマインドフルネスのエクササイズが習慣化できないからです。 静かに瞑想できる時間と場所を確保しないとマインドフルネスのエクササイズができないのでしょうか? それでは億劫になります。 そしていつしかマインドフルネスから遠ざかってしまいます。 今回、皆さんのマインドフルネスライフを後押しするために考案したのが「1日1行マインドフルネス日記」です。 たった1行ですからあっという間に書き終わります。 毎日、たった1行ですから継続可能です。どんなに忙しくても1行だから続けられます。
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-英語には、日本語にはない「独特の感覚」があります。この感覚をつかむことが、英会話上達の秘訣です。たとえば、put onとwear。どちらも、「(服を)着ている」という意味ですが、じつは微妙にニュアンスが違うのです。put onは、「(今まさに)着ている」という瞬間的な動作。wearは、「(ずっと)着ている」という継続する状態を表すのです。ほかにも、■「行く」と「go」の違いは?■「まで」はuntil? それともby?■not yetとstill not、苛立っているのは?……etc.本書では、日本人にはちょっとわかりづらい英語の感覚をクイズ形式で楽しく学んでいきます。面倒な暗記も、難しい文法用語も、必要ありません!文例はすべて中学レベルだから簡単です!ネイティヴの英語発想が自然と身につく本。
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-楽しみながら解いて数学的思考力を養う! 本書で扱う問題は、面倒な計算や公式の暗記は不要。ほとんどが小学生で習う知識で解くことができるのです。誰もが知っていながらはじめて見る新たな「植木算」、「トイレットペーパーの理論(著者の発案・命名)」や「アナロジー(類推)」で解く問題、「ドミノ」で知る図形の深奥……などなど、楽しみながら解く7章52問。 いずれも、簡単な問題で「しくみ」を理解し、解き進めれば、自然に「構造」に迫れるようになっています。また、図版が2色で問題も解答もとても見やすいのも特徴です。1日1題!楽しみながら解いて、数学的思考力(数学を使って物事の構造を見抜く力)を身につけよう!
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-薄いけれども本格派。 文響社が放つ、新教養シリーズ第1弾 戦国時代の花形ともいえる30人の武将に焦点をあて、1日につき1人の武将について読み進めることで、戦国時代(室町時代後期)から江戸時代初期についての理解が進む一冊です。 武勇でその名を天下に轟かせた猛者、その智謀で味方を勝利に導いた知将、主家の存続のために知恵を振り絞った苦労人、戦いに敗れてもなお、その忠義によって歴史に名を残した悲劇の将。バラエティに富む魅力的な人物たちの解説に読む手が止まらない……。 ・天下をほぼ手中にした“風雲児”――織田信長 ・誤解に満ちた東海道の英傑――今川義元 ・秀吉に天下をとらせた名軍師――黒田如水 ・傷ひとつ負わなかった徳川軍団最強の将――本多忠勝 ・幕府の高官だった“最初の戦国大名”――北条早雲 ・他者のための戦に明け暮れた“軍神”――上杉謙信 など、最新の研究をできるだけ盛り込むとともに、武将個人のエピソードにもふれることで、彼らがどのような人物だったかが伝わるよう“戦国通”の方であっても飽きさせない内容になっています。
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