國松淳和の作品一覧
「國松淳和」の「医者は患者の何をみているか ──プロ診断医の思考」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「國松淳和」の「医者は患者の何をみているか ──プロ診断医の思考」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
総合内科医の國松淳和先生の新書。
医者が患者を見たときに、どのように「診断」をしているのか。一般的な「診断」という言葉の定義を示したあと、國松先生個人の頭の中で行われている診断方法を言語化した本。
この本は、もしかしたら診断医さんに向けて書かれた本なのかな?いや、やっぱり患者側の立場である私のような一般人に向けたものなのかな? そのへんがちょっと不明だったけど、後者である私にもわかりやすくて面白かった。
「病気の診断」に限らず、いろいろなことにも当てはめる事ができそうですしね。
読みながら、以前にNHKで放送していた「総合診断医ドクターG」を思い出していました。あのような経験をたくさ
Posted by ブクログ
医師と患者の間には大きな溝がある。
患者は間違いなく当事者なのに、診療の場では医師との知識の差により疎外される。
ではどうしたらいいのか。
しかし、それは実は本書の中心的な主題ではないようだ。
症状が出るメカニズムがわかっていれば、病名も診断名もなくても、治療はできる。
やる意味のある検査かどうかがは、検査の診断特性とその病気らしさの判断を掛け合わせて決まる。
闇雲にやっても意味がない。
患者として本書から学べることは、これに尽きる。
ここだけを知るためなら、もしかすると、買って読むまでもないのかもしれない。
この本は、いったい誰に向けて書かれているのだろう?
読んでいて、何度かそんな気持