川瀬宏明の作品一覧
「川瀬宏明」の「異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと」「極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川瀬宏明」の「異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと」「極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
温暖化、大雪、PM2.5など、一般の人にもなじみの深い気象現象などを第一線の科学者がわかり易く説明してくれています。
データは専門的でもかみくだいて説明されているので、専門でなくても理系の高校生(おおざっぱな理解なら中学生でもなんとかいけるか)や大学教養くらいなら充分理解可能かと思います。
第五章では近年話題のPM2.5について詳しく説明があります。
・PM2.5の濃度が高くなり、大気が霞む状態を、気象用語では「煙霧」という、とのこと。
・・・ 以前、東京が非常に霞んで、TVで「煙霧」が発生と言っていましたが、状態を表す気象用語と、その実態が何であるかという知りたい事はまた別ということなん
Posted by ブクログ
この本を読見終わってからしばらく経つが、その間に気象について独学で勉強していた。すると気象というのは、本当にさまざまな要因によって決まるということに気づかされる。気温、気圧、湿度、風速、風向、前線と、素人でもパッと思いつく代表的な概念でさえいくつもあるが、さらに相当温位や潜熱、温度風、渦度など、一つ一つになるほどと唸らされる概念が3次元で複雑に関係し合っている。このようにさも知った風に書いてはいるものの、実のところまだ全然理解できてはいない。
とにかくこのように難しい気象というものを相手に、しかも近年素人からも素朴な疑問として注目されている「地球温暖化と豪雨の関係性」というテーマで書き表そ