哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 超訳 哲学者図鑑
    4.1
    難解な哲学を、ギリギリまでわかりやすくしました! わかっていたような、わからないような…という哲学者の思想も、本書を読めばスッキリ理解できます! 詳しく知りたいわけではないけど、哲学の「さわり」は教養として知っておきたい、学校の授業の内容が、なかなか理解できない、などなど、使い勝手のいい図鑑です!
  • 超訳ニーチェの言葉
    3.9
    ニヒリズムや反宗教的思想といった独自の思想により二十世紀の哲学思想に多大なる影響を与えた、十九世紀ドイツの哲学者ニーチェ。「神は死んだ」という主張やナチズムとの関わりを噂されるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、高みを目指す意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別した。心ゆくまで、あなたの知らなかったニーチェの世界を堪能していただきたい。

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  • 超訳 仏陀の言葉
    3.8
    日本で仏教と呼ばれているものは、仏陀の教えた通りのものではない。 仏の教えを信じ、仏が自分を救ってくれるものだと信じたところで、瞑想と生き方を変える実践がなければ、何の自己変化もありえない。 仏陀の悟りの方法とは? 悟りを開くとどうなるのか? 人は行いによって評されると説いた仏陀の本当の言葉が、大ベストセラー作家の『超訳』で甦る。 誰もが体験できる、悟りの境地への176の至言集。 苦悩と迷いを浄化する、現代人のための道しるべ。
  • 超訳ブッダの言葉
    3.7
    25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場! 心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、 ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。 驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、 あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。 * 本文から ●君も相手も、やがては死んでここから消え去る 誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。 君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。 君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、 怒りも争いも静まることだろう。 「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6) ● 君以外の誰も君を傷つけない 君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、 そんなものは大したことじゃない。 君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、 そんなものは大したことじゃない。 怒りに歪んだ君の心は、 それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)

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  • 超訳 マキャヴェリの言葉 逆境の時代を生き抜く
    3.3
    16世紀、イタリアのフィレンツェ共和国の書記官マキャヴェリが著した『君主論』――。小都市国家に分裂し、外国の介入を受けながら戦乱に明け暮れる祖国の姿を憂い、真のリーダーが必要とする“究極の権謀術数”を説いた。人間と組織の本質を冷徹なまでに分析した政治哲学は、当時の宗教的価値観から“悪徳の書”と呼ばれ排撃されるも、その後、四百年以上にわたり“帝王学のバイブル”として世界中で読み継がれている。本書は、その徹底した現実主義のエッセンスを、「リーダーにとって、力は約束より大切である」「信頼する部下よりも、かつてのライバルを起用せよ」「中立の道を選ぶのは、まったく賢明な手段ではない」「勝利の数よりも、最も害が少ない作戦を常に考えよ」など、現代に合わせた大胆な“超訳”で解説する。リーダー・組織のあるべき戦略から個人の強い生き方まで、混迷と停滞を続ける日本人が今こそ学ぶべきマキャヴェリの知恵とは?

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  • 超訳霊言 ハイデガー「今」を語る 第二のヒトラーは出現するか
    5.0
    【ハイデガー哲学の真髄を“本人”がわかりやすく解説!】 20世紀最大の哲学者は、現代をどう観るのか? 生前のナチス政権への関与――その真相を語る 全体主義の危険性と現代の国際情勢の行方とは 中国発の世界恐慌が、もうすぐ起こる!? 習近平? プーチン? 現代の独裁者は誰だ!? 【「哲学の使命とは何か」を説き明かした重要な一冊!】
  • 超訳論語
    4.5
    二千数百年にわたり、東アジア全体で読み継がれてきた最大の古典が「論語」だ。 現在の日本でも多くの人たちが「論語」を愛読しており、現代語訳や注釈の書も数多く出版されている。 そのなかで本書は、著者が従来の「読み」にとらわれず、 あらためて「論語」と向き合うことで生まれた異色の超訳である。 読者はこれまでの「論語」のイメージを一新する言葉の数々に驚くに違いない。 そして心を揺さぶられ、行動を変えずにはいられないだろう。

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  • 超訳 論語 革命の言葉 エッセンシャル版
    値引きあり
    -
    本書は、私自身が、この世界を生きるためのよすがを求めて、論語の言葉の響きを聞き取った、その報告である。 論語という、二千数百年という時間を越えてこの私に届いた奇跡の言葉には、人々の心を響かせてきた、 何かがあるはずだ。 私はその何かを聞こうとして、多くの知識を蓄えつつ、耳を澄ませてきた。 その響きを本書ではお伝えしたいと思う。 もちろん本書は、徹底して客観的たらんとしつつ、同時に、徹頭徹尾、主観的な書物である。 それゆえ、ここに書かれていることを、決して鵜呑みにしないで頂きたい。 一つ一つの言葉が、役に立てば役に立て、役に立たなければ、捨てて欲しい。 そして、論語について何かを誰かに言いたい、と考えたなら、必ず原文に当たり、 本当に私が聞き取った響きが聞こえるかどうか、読者自ら確認してほしい。 もし違った響きが聞こえたら、それがあなたにとっての論語なのであり、その響きを大切にして欲しい。 本書はそのための手がかりに過ぎないのである。 (「序」より 著者よりコメント)
  • 超有名な哲学書50冊を100文字くらいで読む。
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「先生! この哲学名著、何がスゴいのか一言で教えてください」 そんな声にこたえる、 かつてない哲学ガイドができました。 超有名だけど、超難解な哲学書たち。 いつかは読みたい…そんな50冊を、 すべて100文字くらいに超・要約。 “大事なとこ”だけつまみ食いして、 哲学史2500年の思考を1時間で読破できます。 ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』、 ラッセル『幸福論』、マキャヴェッリ『君主論』、 デカルト『方法序説』、マルクス『資本論』、 孔子『論語』、パスカル『パンセ』…… 哲学者の意外なエピソードも盛りだくさん。 あっさり読みたい人もじっくり読みたい人も満足できる、全く新しい哲学入門書です。 【目次】 はじめに 1章 超有名な哲学書―-『幸福論』『論語』『社会契約論』『ツァラトゥストラかく語りき』ほか 2章 時代を読みすぎな哲学書―-『エチカ』自由論』『リヴァイアサン』『人間の条件』ほか 3章 人生を狂わす哲学書―-『群集心理』『なぜ世界は存在しないのか』『純粋理性批判』ほか 4章 絶望と希望をくれる哲学書―-『告白』『人間地正論』『死に至る病』『神学大全』ほか あとがき 古典にチャレンジするための文献リスト
  • 超恋愛論
    3.1
    恋情とはなにか。 結婚とはなにか。 愛が極まるとき、それはどこに到達するのか。 日本の伝統的な男女観から、三角関係における人間の心理模様まで――。 戦後思想界に燦然と輝く「在野の巨人」が語る、男と女の理想的な関係論!
  • 調和と希望の仏法――「人間の宗教」の時代へ
    4.0
    【目次】 師弟の宗教 ――共に誓願に立ち、共々に希望の大道を 自他共の幸福願う宗教 ――万人尊敬の対話に歓喜の劇 人間を強く賢くする宗教 ―― 一人立つ勇者の信仰 世界を結ぶ宗教 ――「善知識」の励ましの連帯 創価の宗教改革 ――地球に広がる人間主義の光彩
  • 直撃インタビュー 大川隆法総裁、宏洋問題に答える
    5.0
    客観的な事実を 明らかにする。 世の人びとに、 真実を伝える。 なぜ、社長解任になったのか? どうして懲戒免職処分に至ったのか? 総裁をはじめ、関係者が その経緯と真相を証言。 「月刊WiLL」「週刊文春」 「YouTube」―― 宏洋氏の一連の発信、 その背景が見えてくる。 ◇「結婚強制」は事実ではなく  “本人の願望と妄想” ◇「社長解任」その理由に  本人が反論してこないワケ ◇「後継者問題」――  家族や側近が明かす真相とは
  • ちょこっと、ポジティブ。(大和出版) 一瞬で気持ちがふわっと軽くなる35のコツ
    -
    「不安になってしまう」「ずっと悩みを抱えている」「自分に自信がない」……人間関係や将来のことで、落ち込んでしまうこと、よくありますよね。そんな自分、ちょっと変えてみませんか? ・「自分なんて」という人へ→「私は、ほかの人と少なくとも同等だ」と思うようにする ・「ネガティブなキャラが心の中にいる」という人へ→イヤな声を丸めて川に流すイメージをする ・「日曜日の夜に絶望的な気分になる」という人へ→「仕事はあくまでも生活の一部」と捉える ・「あ~、またやらかしてしまった」という人へ→心の中でスイッチをパチンとオフ ・「もう私のことイヤがられたかも」という人へ→相手の心を探る「読心術」をやめる……などなど臨床心理を学び、Twitterで話題の著者が「ちょうちんあんこうのヒカリん先生」のメッセージとともに、あなたの心に寄り添います。さあ、ページをめくってみてください。あなたの明日が、明るいものになるはずです!

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  • 直感の原型 : 「神話」と「民話」
    -
    直感の原型を神話・民話に求め、直感理論を直感物語論に絡めることで、直感概念を強化し、あわせて東洋と西洋の対比および共時性概念に基づくレヴィ=ストロース、ユング両理論の対比から外発生・内発性視点を直感理論に関係づけて論じる。

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  • 「直感分析法」の原点と拠点
    -
    本書では、「直感分析法」について、まず〈過去形〉を本質とする原点編で、すでにあって見いだされていることを述べ、次に〈未来形〉を本質とする拠点編で、その根拠を問い、それを確認することを試みている。

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  • 直感分析論 : 「言葉」と「心」の領域
    -
    新たな直感概念の構築と分析を主題とし、その主要領域として「言葉」と「心」を特定し、前者については「文学」を、後者については「心理検査」を具体例として直感とはどのような働きをしているかを分析・考察する。

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  • 直感力
    3.6
    生涯通算獲得タイトル数歴代1位、史上最速での1200勝達成、王座を奪取し三冠! 進化を続ける希代の棋士の「直感力」を初めて開陳。「直感」と「読み」と「大局観」。棋士はこの三つを使いこなしながら対局に臨んでいる。そして経験を積むにつれ、比重が高くなり、成熟していくもののひとつが「直感力」であるという。将棋は、ひとつの場面で約八〇通りの可能性がある。それを瞬時に二つ三つに絞り、直感によってひとつの手を選ぶ。直感は、一秒にも満たないような短時間でも、なぜそれを選んでいるのか、きちんと説明できるものだ。直感とは、自分自身が築いたものの中から萌芽するものであると著者はいう。内容例を挙げると、◎「見切る」ことができるか ◎無駄はない ◎底を打つ ◎何も考えずに歩く ◎他力を活かす ◎見極めの制度 ◎道のりを振り返らない等々迷走続ける現代社会に生きる我々に、自分を信じ、突き進む力と勇気を与える一冊。

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  • ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 精神科医が教えるラクな生き方
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著書累計230万部突破の精神科医が教える人生をラクに生きる方法 「人と会いたくない……」 「仕事がうまくいかない……」 「外出したくない……」 「自分を好きになれない……」 「将来が不安……」 そんなあなたでも、読むだけで、聞くだけで、ポジティブで明るい気持ちになれる! 本書では、41個の質問、悩みをとりあげて、それぞれの悩みを「楽にする方法」をお伝えし、各項目を動画で見ることができます。
  • ちょっと怖い京都寺社巡り
    -
    京都には、数多くの歴史のある寺社があります。そうした寺社には、すばらしい建築物、目を見張るような仏像、さらには美しい庭園などを楽しむことができます。 一方、京都は、平安京遷都以降千二百余年の歴史を持っています。そうした歴史の中、怨霊、鬼、天狗、大蛇など数々の魑魅魍魎が跋扈してきました。京都の人々は、そうした魔物を避けようと様々な努力をしてきましたが、その中心となるのが、寺社であります。鬼門封じのために建てられた延暦寺、菅原道真の怨霊を鎮めるために建立された北野天満宮、疫病退散の願いを込めて牛頭天王という疫病神自体を祀った祇園社などです。本書は、こうした魔界との接点を持つ寺社を取り上げ、その逸話についてご紹介していきたいと思います。 寺社紹介の構成は、京都市内の区ごとで分けておりますので、特定の地域に観光される場合、その箇所を読んでいただければ思います。また、どこから読まれても良いように構成しております。読者の皆様が京都寺社めぐりをされる際に、少しでもお役に立てれば幸いです。
  • ちょっと止まって、気づいて生きる ZEN問答でいこう
    -
    「ZEN問答」とは、禅宗の禅問答を日常化した問答マニュアル。よりゆたかな心に、ピンチを乗り越えるための自問自答のプログラムです。龍澤寺僧堂に入門してから日々作務と老師から与えられる禅問答(公案)に、戸惑いと不安がいりみだれる。一人前の僧侶となるには、こんなに気遣いが必要で体力が消耗してゆくのか…「犬に仏性があるのか」「雨の音を聞け」「蚊にさされない方法とは」などなど。老師からのユニークな問題に若き禅僧の脳みそは「?」だらけに。臨済宗独特の修行…公案の意味と実際を、ずっこけながらも奮闘した雲水時代に重ね、クイズもまじえユーモラスに描き出し、コロナ禍で疲れた心と身体を調節するための指南書をめざします。
  • 治療共同体実践ガイド トラウマティックな共同体から回復の共同体へ
    -
    イギリスの精神科医療改革やアメリカのアルコール依存症自助グループを起源に、精神科医療や刑務所において進化を遂げ、世界中に拡大しつつある治療共同体は、対等性と自由が尊重される「サークル」と、役割と責任の遵守が求められる「トライアングル」によって、集団において個人の回復を支えていく。長きにわたる治療共同体の歴史・理念を跡づける理論的考察から、官民協働刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」をはじめとする精神科医療・司法領域・福祉領域の実践レポート、さらに治療共同体をサポートしてきた支援者たちによる回復の物語の記録まで、これまで十分には語られてこなかった治療共同体の方法論と新たな応用可能性を探る。

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  • 治療するとカワイクなります―生きがいの精神病理―
    3.0
    離婚と乳癌手術を同時に経験した20代女性。教師の冷たい一言で不登校になった女子高生。理不尽な上司に振り回される駆け出しサラリーマン。恋愛、家族、仕事と抱える悩みは違えども、「人生の矛盾」に気がついたとき、患者は皆一様にカワイクなった――老若男女11人の症例から読み解く、現代人の心の深層とは。

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  • 治療的柔構造 : 心理療法の諸理論と実践との架け橋
    -
    外的条件が変わっても全体の形を保つような治療構造とは。 患者と治療者のニーズに応える標準的な治療法の提案。 第5章より抜粋■なぜ「標準」としての「治療的柔構造に基づく治療法」を考えることが必要なのかについて、以下に三つの理由をあげておきましょう。 一つには、各学派が依然として異なるドグマを持ち、それが心理療法についてこれから学ぼうとする人たちを混乱させているという事実があります。ある事柄についての一般的な理解を得たいのに、すでに特定のイデオロギーに染まった情報を与えられることになるからです。最初に心理療法とは一般的にどういうものかを、学派を超えて学ぶ機会を持つことは非常に重要なのです。 第二の理由は、患者は学派により治療者を選んできているわけではないということです。これはおそらくもっとも重要な問題です。そもそも患者さんは症状に悩んで治療者のもとを訪れるのであり、「~学派」の治療を受けるためにやって来ているわけではありません。多くの場合患者さんは特定の治療法との「相性(マッチング)」を持っています。精神分析的なやり方が性に合っている人もいれば、非常に具体的な行動療法的アプローチに向いている人もいるでしょう。そして治療者は、「この患者さんにはどのようなアプローチが一番合いそうだろうか?」と考え、検討するという役割を常に担っています。 第三の理由は、まだ経験の浅い治療者にとっては、治療理論や治療構造についての何らかの準拠枠の提示が必要だからです。「治療的柔構造に基づく治療法」は、ある種の雛形を提供する意味もあります。この療法の最大の眼目は、さまざまな原則を相対的に応用することですが、そのためには多くの人によって受け入れられるような基準、料理で言えば基本的な味付けがある程度できていなくてはならないのです。 柔構造による治療は多くの「いいかげんさ」、あいまいさ、恣意性を含みますが、そこに原則がないというわけではありません。むしろかなり熟慮された原則がいくつか必要となります。それがあってこその「良い加減さ」なのです。五重塔などの建築物は、そこに「心柱」という構造があることで地震などによる倒壊を防いでいるとされます。塔の各層は風や地震にさらされた際に大きく揺れ動きますが、心柱は常に全体のバランスをとって倒壊を防いでいます。そして治療の外的条件が変わっても治療構造の全体が形を保つのは、「柔軟性を重んじた治療原則」がちょうど塔の心柱のような役割を果たすからです。

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  • 治療的面接の工夫と手順 人間学的力動論の観点から
    -
    精神療法とフォーカシングで著名な二人の専門家が、自身の臨床をめぐって対談。技法や知識の習得ばかりを重視する心理臨床の世界に疑問を投げかけ、「一人の人間」として患者に向き合うことの重要性を縦横無尽に語り合う。 「『真っすぐに治る』ということはあり得ない」など、長い臨床経験と専門性に裏打ちされた言葉の数々は、心理職に携わっている者、これから心理職を志す者に深い示唆を与えてくれる。
  • 治療のための精神分析ノート
    5.0
    「いのちの核はコトバでないものに支えられながら、ヒトの生はコトバによって支配されている」。著者は臨床の現場で、長くこの矛盾を乗り越えることをみずからのテーマとしてきた。コトバを治療の道具とする精神分析の治療の場で、文字言語を絶対的なものとせず、治療者と患者との間の時々刻々の関係性の変化に目をこらすことで、著者は治療の場に立ち上がってくるいのちの営みを掬い上げる。そうすることで、精神分析用語として知られるコトバの真に意味するところ、治療の本質を説いてゆく。精神分析の世界への導きに始まり、先達の教え(=理論)の咀嚼、さらには独自の技法と修練の方法を紹介するなど、半世紀以上にわたる臨床の集大成ともいえる著者、畢生の書。
  • 鎮心経
    -
    中国で生まれた“玄学”の研究機関である「道院」。 その道院の特別な経咒「鎮心経」を、初めて解説。 だれも成し得なかった偉業の完成です! 今そこにある問題を根本的に解決したい人、必携の書!
  • 「鎮守の森」が世界を救う
    -
    日本人なら誰もが当然のように抱いている「人は自然に生かされている」という自然観。それが今、地球環境問題への示唆に富むユニークな考え方として世界から注目されている。そして、この自然観を育んできた神道の考え方や、神社をとりまく「鎮守の森」の存在は、これからの持続可能な発展のヒントになるのではないかともいわれている。平成26年(2014)6月、神宮式年遷宮を終えた伊勢の地に、世界の宗教の指導者や国連関係者、環境問題の専門家らが集まり、日本の多くの神社を包括する神社本庁とARC(宗教的環境保護同盟)の共催による国際会議が開かれた。英王室のフィリップ王配殿下によって設立されたARCの目的は、「世界の主要な宗教が、それぞれの教義、信仰、実践に基づき、環境問題に取り組む独自のプログラム策定を支援すること」本書では、この会議に登壇した皇室の彬子女王殿下、高野山真言宗管長の松長有慶氏、神宮大宮司の鷹司尚武氏、東京大学院教授のロバート キャンベル氏らによる「日本人と自然」についての講演や発言を載録。さらに、ARC事務総長のマーティン・パーマー氏、神社本庁総長の田中恆清氏へのインタビューを加え、日本人が受け継いできた自然観と、その現代的意義について見つめ直し、宗教と自然について考える
  • チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか──ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒトとチンパンジーを対比させながら、哲学者が「ヒトとは何か」という根源的な問いを問う。現象学、実存思想、分析哲学、認知言語学、社会学、教育学……さまざまな分野を渉猟しながら得られた知見を用いて、この「古くて新しい問い」に応答する画期的論考。
  • 沈黙するソシュール
    -
    ジュネーヴ大学就任講演、形態論、「書物」の草稿、ホイットニー追悼などソシュールの重要なテクストを訳出し、それに対する繊細かつ本質的なノートを付す。その往還自体がひとつのテクストとなって、本書でわれわれは、いつしかソシュールの思想の生の姿に立ち会うこととなる。あえて俗流解釈を排し、言語=ラングそのものを問い続けた記念碑的力作。(講談社学術文庫)
  • 沈黙すればするほど人は豊かになる ラ・グランド・シャルトルーズ修道院の奇跡
    4.0
    机、寝台、祈祷台のほか、ほとんど何もない個室で、一日の大半を祈りに捧げる、孤独と沈黙と清貧の日々――フランス南東部の山中にあるラ・グランド・シャルトルーズ修道院では、男性修道士たちが、九〇〇年前と変わらぬ厳しい修行生活を、いまも送っている。溢れるモノと情報の中に生きる私たちよりも、彼らのほうが、はるかに自由で豊かで幸せに見えるのはなぜなのか? 映画『大いなる沈黙へ』で感動を呼んだ神秘の修道院の歴史とそこでの生活から、人生に真に必要なものは何かを問いかける。
  • 沈黙の仏陀
    5.0
    戒律や禅定などを平易に説き、仏教における修行のあり方を明らかにします。現代人に悟りへの道を示す神秘の書です。
  • 賃労働と資本/賃金・価格・利潤
    3.0
    「新しい社会秩序は可能だ(エンゲルス)」。青年マルクスは「賃金」「資本」「利潤」について根源的に考察し、古典派経済学と格闘しつつ独自の経済学を確立していった。本書は、彼の出発点と成熟期の二大基本文献と、理解に欠かせない「賃金」草稿と「代議員への指針」を付録にし、詳細な解説を加えて独自に編集した。『資本論』を読み解くための最良の入門書。
  • ツァラトゥストラI
    3.9
    古代ペルシアの予言者ツァラトゥストラの教説の形をとり、詩的表現を駆使して展開されるニーチェの根本思想。近代社会に衝撃を与え、今日もなお予言と謎にみちた、永遠の哲学書。
  • ツァラトゥストラ(合本)
    -
    古代ペルシアの予言者ツァラトゥストラの教説の形をとり、詩的表現を駆使して展開されるニーチェの根本思想。近代社会に衝撃を与え、今日もなお予言と謎にみちた、永遠の哲学書。(I・II合本)
  • ツァラトゥストラはこう言った
    値引きあり
    4.3
    本書『ツァラトゥストラはこう言った』がニーチェ畢生の書にして、ドイツ文学史上屈指の作品であることは言を俟たない。故郷を捨てて山に入ったツァラトゥストラは「私は惜しみなくあげたいし、頒かち与えたい。人間たちのあいだで賢者がもう一度愚かさを愉しみ、貧者がもう一度豊かさを愉しむようになるまで」という言葉とともに山から下り、人間たちの世界に入っていく。「神の死」を告げ、しかし人類は現状に甘んじることなく高みを目指して進んでいくべきだとする「超人」の思想を伝えるツァラトゥストラは、生きとし生けるものは現状以上を目指すという原理、すなわち「力への意志」の原理に「超人」が基づいていることを説く。しかし、没落を始めるツァラトゥストラは、この世に新しいものなど起こらず、すべては同じことの繰り返しであるという「永遠回帰」の思想にたどりつく――。 生田長江による最初の邦訳(1911年)以来、すでに本書の日本語訳は15種類を数える。そのすべてに目を通した上で作られた本訳書は、21世紀にふさわしい日本語で「声に出して読める翻訳」を実現するものである。学術文庫『愉しい学問』の訳者が満を持して送り出す、渾身の訳業! [本書の内容]  第一部 ツァラトゥストラの序説 ツァラトゥストラは語る 三段階の変身/徳の講座/背後世界論者/肉体の軽蔑者/情熱にひそむ喜びと苦しみ/青ざめた犯罪者/読むことと書くこと/山に立つ樹/死の説教者/戦争と戦士/新しい偶像/市場のハエ/純 潔/友/千の目標と一つの目標/隣人愛/創造者の道/老いた女と若い女/毒ヘビにかまれる/子どもと結婚/自由な死/惜しみなく与える徳  第二部 鏡をもった子ども/至福の島にて/同情者たち/司祭たち/有徳者たち/汚い奴ら/毒ぐもタランチュラ/有名な識者たち/夜の歌/舞踏の歌/墓の歌/自己克服/崇高な人/教養の国/純粋無垢の認識/学 者/詩 人/大いなる出来事/占い師/救 い/賢い世渡り法/最も静かな時  第三部 放浪者/幻影と謎/不本意な幸福/日の出前/卑小にする徳/オリーブ山にて/通り過ぎるということ/離反した者たち/帰 郷/三つの悪/重さの地霊/新旧の石板/快復しつつある人/大いなるあこがれ/もう一つの舞踏の歌/七つの封印  第四部・最終部 蜜の捧げ物/助けを求めて叫ぶ声/王たちとの対話/ヒ ル/魔術師/失 業/最も醜い人間/進んで乞食になった人/影/正 午/歓迎のあいさつ/晩 餐/高等な人間/憂鬱の歌/学 問/砂漠の娘たちのもとで/目覚め/ロバ祭り/夜の放浪者の歌/しるし 訳 注 訳者あとがき 索 引
  • ツァラトゥストラは こう言った 上
    -
    晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。

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  • ツアラツストラを読む人のために
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 永劫回帰とは? 超人とは? 京都学派の巨人による、寓意に溢れるニーチェの主著『ツアラスツストラ』を読む人のための手引き。 京都学派の巨人の一人である著者が、難解で知られるニーチェの『ツァラトゥストラ』を丁寧に読み解いていく。わかる人も、わからない人にとっても、有益な入門書。日々生きていく中の課題に新鮮な見方を与えてくれる一冊です。 【目次より】 序 緒言 第一章 ツァラツストラとニーチェ 第二章 ツァラツストラの誕生 第一節 「悦しき科学」との関係 第二節 ツァラツストラの成立過程 第三章 ツァラツストラの構造 第一節 序説について 第二節 「彩られし牛」と呼ばれる町での説教 第一篇 第三節 「幸福なる島々」における説教 第二篇 第四節 漂泊者の言葉と快癒者の言葉 第三篇 第五節 ツァラツストラの誘惑 第四篇 第六節 大なる正午とツァラツストラの死 書かれざりし第五篇と第六篇 第四章 教説としての超人 第一節 歴史的未来としての超人 第二節 歴史的批判者及び創造者としての超人 第三節 生の肯定者としての超人 第五章 実存としての超人 第一節 重力の精とは何か 第二節 嘔吐としての生 ワグネル、レー・ルー 第三節 ニヒリズムの最も極端な形式としての永劫回帰 第四節 肯定の最高方式としての永劫回帰 再刊にあたって   久山康 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「つい感情的になってしまう」あなたへ
    4.7
    ちょっとしたことでイライラ、ムカムカ……それでは人生ソン!ネガティブな感情も大切にすればイライラが消えてラクに生きられます。対人関係療法の専門医が教える、感情と思考の仕組み。
  • 追体験 霧晴れる時
    -
    「困難に負けず自分らしく生きる力を呼び覚ます、著者しか書けない家族のモノガタリ。」 埼玉県済生会なでしこメンタルクリニック院長/東洋大学名誉教授 白石 弘巳 先生推薦。 人は精神疾患を発症するととまどい、もがき苦しみ、将来に不安を覚えます。 先輩たちはこの不安をどう乗り越え、未来へ歩み出し「霧晴れる時」を迎えることができたのでしょうか。 私たちは、先例を知り、家族の「モノガタリ」を追体験することで、将来への不安が薄らいでいきます 国民の4人に1人が精神疾患を発症する時代。今や、精神疾患はとても身近で、もはや無関心ではいられません。しかしながら、この病への理解は低く、家族は戸惑い、苦しみ、将来に不安を感じます。回復と自立には、家族の問題として押しつけるのではなく、家族を支えることが重要です。 本書では、日本福祉大学教授で社会福祉学博士の青木聖久先生が、精神保険福祉士(PSW)として30年にわたり、精神障がい者およびその家族と寄り添ってきた視点から、15組の家族にインタビューし、過去をどう乗り越え、未来へ歩み出したのかを紹介。家族は安心し、支援者は病を理解し、支援の方法を知ることができます。ストレス社会時代に多くの人の助けとなる本です。難しい専門用語には解説を付け、読みにくい文字にはルビをふり、読みやすく、分かりやすい内容にしました。 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 協力のもと、生きづらさを抱える本人と家族が安心して暮らせる社会をめざす一般向け書籍シリーズ「みんなねっとライブラリー」第1弾。シリーズの装丁は矢萩多聞氏が手がけます。
  • つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法
    5.0
    ヒット作『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法』に続く「7日間」シリーズ、待望の第2弾! 「自分の人生なのに、自由を感じられない」 「自分には何もないと感じている」 「毎日に充実感が感じられない」 「なぜか心が満たされない」 「悪くはないけど良いとは言えない状況が続いている」 「このままの生き方を続けるのは不安」 「何をやってもうまくいかないと感じる」 「もっと自分に合う生き方があるんじゃないか」 そのような満たされない思いを抱えているあなたは必読です。 3か月予約が取れない人気心理カウンセラーが 「自分らしく幸せに生きる生き方」すなわちあなたの「ライフワーク」を見つける方法を、 お伝えしていきます。 「他人軸」で生きる人生から、 「自分軸」で自由に生きる人生へ、 本書がそのきっかけになれば幸いです。 ■目次 1日目 自分に許可を出す 2日目 ライフワークに必要な自己肯定感を高める 3日目 ライフワークを生きるための材料を集める 4日目 ライフワークを描く 5日目 心理的ブロックを取り除く 6日目 ライフワークを生きるマインドを整える 7日目 ライフワークを生き始める ■著者 根本裕幸(ねもと・ひろゆき) 心理カウンセラー 1972年生まれ。大阪府在住。1997年より神戸メンタルサービス代表・平準司氏に師事。 2000年よりプロカウンセラーとして、延べ15,000本以上のカウンセリングと年間100本以上のセミナーを行う。 2015年4月よりフリーのカウンセラー/講師/作家として活動を始める。 著書に『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法』(あさ出版)、 『敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法』(フォレスト出版)、 『本当に愛されてるの?』『「女子校育ち」のための恋愛講座』 『こころがちょっぴり満ち足りる50のヒント』(共著、すばる舎)、 『ついつい抱え込んでしまう人がもう無理! と思ったら読む本』 『頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法』『こじれたココロのほぐし方』 『愛されるのはどっち?』(リベラル社)、『人間関係がスーッとラクになる心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ』(日本実業出版社)。 また、「anan」「CLASSY.」「LEE」「美ST」「OZ PLUS」「日経ビジネスアソシエ」 「日経おとなのOFF」などの雑誌、読売新聞、毎日新聞等への寄稿、各種テレビ、ラジオへの出演、制作協力多数。
  • つい他人を優先してしまうお人好しさんのためのじょうずな断り方
    -
    「いい人と思われたい」「自分の意見が言えない」「断ったら嫌われちゃうかも」「優柔不断で流されやすい」……そんなあなたは“お人好しさん”かも!?!!? 本書は、そんなつい他人を優先してしまうお人好しさんたちが、自分を大切にしながらも、相手も気遣いながら断ることができる方法を教える一冊です。あなたの考え方や、相手を気遣う優しさを変えるための一冊ではありません。なぜなら、あなたが今まで断れなかったのは、「じょうずな断り方」を知らなかっただけだからです。本書には、じょうずに断るための基本的なルールから、少し高度なコミュニケーションテクニックまで、あなたの人付き合いをグーンと楽にするための情報が満載です! あなたの優しさが人付き合いのお助けアイテムになるその日まで、一緒にがんばりましょう! ●本書の内容 ●序章 断ることで得られるメリット――優しすぎるお人好しさんにしかできない「じょうずな断り方」とは?―― ●第1章 職場の人へのじょうずな断り方 ●第2章 親戚・家族へのじょうずな断り方 ●第3章 友だちへのじょうずな断り方 ●第4章 日常で出会う人へのじょうずな断り方
  • ツイッター哲学 別のしかたで
    3.3
    ニーチェの言葉か、漫画のコマか?日々の気づきからセクシュアリティ、社会問題までを捉えた、たった140字の「有限性の哲学」。新たなツイートを加え、著者自ら再編集した決定版。松岡正剛氏絶賛!
  • ツイてる人がやっている神社で開運する5つのメソッド10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 まえがきより あの人は何をやっても上手くいってる。 ツイていていいなあ。と思う人が近くにいませんか。 私も開運したい! ツキを手に入れたい!と願ってもまず何から始めたらよいのでしょう。 忙しいし、お金はかけたくないし・・ でも実は私たちにとても身近な存在で、手軽にそして高いお金を使うことなく開運する方法があります。 それは、日本に住んでいれば大変身近な存在である神社です。 日本が誇るべき伝統文化、神社で開運しませんか。 著者紹介  夕維(ユイ) 神職資格を持つ占い師。 大学卒業後、神職として神社に奉仕するかたわら、 方位術、姓名判断、手相など東洋系の占術を主に独学で勉強する。 現在は独立し、東京と地元長野県で活動中。
  • 追悼吉本隆明 ミシェル・フーコーと『共同幻想論』
    -
    この電子ブックは「追悼吉本隆明 ミシェル・フーコーと『共同幻想論』」の電子書籍です。吉本隆明はかつてフランスの哲学者ミシェル・フーコーと対談した。そのとき、フランスにはなぜか隆明という名前を「りゅーめい」と音読みして、Ryumeiという名前で紹介されていることもあって、「よしもとたかあき」という名前が通じない可能性もあることが日本ではなかなかわかりにくかったのではないかとおもわれる。さらに、『共同幻想論』の書名が通訳ではillusion communeという翻訳ではなく、fantasme collectifという翻訳で伝わったために吉本隆明の主著の真意がフーコーに正しく伝わっていないのではないかと思われた。この本ではこうした誤解がどのように生じたかの原因を究明するために、『共同幻想論』のフランス語訳者である著者が書いた本です。 「消費資本主義の終焉から贈与価値論」と「吉本隆明『共同幻想論』を語る」の2つの対談は、それぞれ時期と対談者を異にしながら、吉本隆明が『共同幻想論』の現代的意味とミシェル・フーコーの仕事と人柄にかんして率直に語っています。 「『共同幻想論』のフランス語訳の完成にいたるまで」は著者の中田平が『共同幻想論』をフランス語に翻訳した経緯を書いています。 また書名になっている「ミシェル・フーコーと『共同幻想論』」は『共同幻想論』をフーコーの仕事の全体と比較しようとした論文です。 この本は、日本を代表する思想家吉本隆明がフーコーとの対談を契機にフランス思想界に知られるに至った経緯と、彼の主著『共同幻想論』を世界思想にもたらすことを願ってフランス語に翻訳した格闘の経過を世に問うものです。 また、この本はかつて光芒社から出版された「ミシェル・フーコーと『共同幻想論』の新装改訂版でもあります。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • ついに明らかになったこの国のルーツ エンペラーコードが明かす《日本の始まりはシュメール》 第二波でバビロニア・エジプトが来た!
    3.0
    この流れはさらにユダヤ、インド、中国、朝鮮からの巨大奔流になり ギリシャ、ペルシャも混交して《世界融合国家NIPPON》を形成した! シュメール語直系日本語はまさに超弩級の《世界遺産》である ――なぜそう言えるのか!? その理由をぜひ本書でご確認ください! ユダヤ人はエジプト人そのもの! 古代エジプトの一神教の民がユダヤとなり、 多神教の民がNIPPONとなった! 両民族はそのルーツを共にシュメールに持つ兄弟! ホツマツタエにもシュメール語がたくさん入っていた! 日本語を紐解くと世界元一つの証明になる 歴代天皇の名前はすべてシュメール語で読み解ける 聖書の物語もシュメール起源のものばかり 日本人はスメラの民である シュメールの古文献は人類の起源は二ビル星アヌンナキと告げている 古代世界はたった一つの言語だった

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  • 終の二択 - 定年からの取捨選択術 -
    -
    老後の人生は「定年退職」、「妻との離別」、「年金受取」、「介護問題」 など生活の環境ががらりと変わり、数々の岐路が現れます。 「退職金は、一括受取? それとも、年金受取?」、 「葬儀は、挙げるべき? それとも、挙げない?」など後戻りできない究極の二択に直面した時、 あなたなら“最期”にどちらを選びますか? 本書では、これら老年時代における二択に対し、ファイナンシャルプランナー流・決断に困らない選択術を伝授します。 自らの手で、「最高の生き方」そして、「最高の逝き方」をたぐり寄せる! (目次) 第一章 「暮らし」の終の二択 第二章 「人間関係」の終の二択 第三章 「食事」の終の二択 第四章 「仕事」の終の二択 第五章 「健康・医療」の終の二択 第六章 「人生」の終の二択 【著者プロフィール】 紀平正幸 ライフカウンセラー、ファイナンシャルプランナー 多摩大学大学院客員教授、心理カウンセラー。 幅広い世代を対象としたライフプランニングに関する講演、執筆、個別相談の他、 テレビ、ラジオのコメンテーターとして活躍。 また、かつての病院での心理カウンセリングの経験をもとに、 経済的な問題にとどまらず、心の問題まで配慮して、相談者の人生に関わることを信条としている。 現在10人のFP仲間と共に「くらしとお金の救命相談センター」を運営し、 生活困窮者や被災者など経済的にFPサービスを受けられない人を対象に自立支援のボランティア活動も行っている。
  • ツインレイ∞永遠の愛の光へ I「ずっとあなたを探していた」~魂の伴侶との愛の光への道のり~
    -
    輪廻転生の中で、1人につき1人しかいない「魂の伴侶・ツインレイ」との出逢いから、その道のり中で得た、沢山の溢れる気づきを4年半綴ってきたブログの総まとめ編です☆ 魂の伴侶・ツインレイとの変容の旅路の、勇気と愛の光になりますように☆
  • ツインレイが導く霊性進化ナビゲーション 愛と調和の5次元地球へパラレルシフト
    -
    あなたは日常で起きる モヤモヤやイライラに振り回されたり 嫌な出来事に落ち込んだりしていませんか? 「そういう些細な出来事、 そして時にはのっぴきならないほどの 大きな出来事の中に 『目覚めの扉』が隠されています」と 本書の著者である ぐるぐる・よっつは言います。 目覚めの扉を開いていくと、 すべてを愛の周波数に変えることができる 無敵のエリアへシフトしていくのだと… そしてその鍵は 霊性を進化させることだけだと! 「霊性なんてよく分からない」 「どうすれば霊性を高めていけるのか分からない」 というあなたも、 ふたりの愛情あふれる導きに ついていけば、 5次元地球は間違いなくあなたの居場所。 読み進めていくうちに 自然と波動が何段階も高まり 慈愛と叡智が深まる本… 令和を生き抜くすべての人に 読んでいただきたい一冊です。

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  • 通級における指導・支援の最前線
    -
    通級に関する基礎知識、小中高それぞれの段階で大切な指導・支援の工夫、在籍級との連携など、通級に関するトピックを網羅した1冊。
  • 通知表がオール”もう少し”の学校心理士の考える 「特別支援教育」って、何?
    -
    子どもたちへの具体的な支援のあり方をわかりやすく語る 発達の特性を持つ児童生徒に寄り添い、 支援・伴走するにはどうしたらいいか 不登校、ひきこもり、高校中退生、発達障害の診断を受けた生徒など、発達の特性を持つ児童生徒に寄り添い、 支援・伴走するにはどうしたらいいか。早期からの適切な療育さえあれば、二次障害は防ぐことができる。 しかし、特別支援教育の現場では、あまりに見当違いの対応が多くみられる。自身も発達障害であり、 かつては学校一番の“問題児"とされた著者が、特別支援教育の専門家として、自分の経験をもとに本当の特別支援教育とはなにか、子どもたちへの具体的な支援のあり方をわかりやすく語る。 保護者、教育・福祉・療育・医療関係者、その他困難な課題を持つ家庭を支援する関係者に必読の書。
  • 使うための心理学
    4.0
    ビジネスから恋愛、友人関係まで、あらゆる人間関係に活かすことができる、人づきあいがラクになる心理学の入門書。心理のポイントを、ほのぼのマンガとともに深く解き明かします。本書は、(1)気持ちを伝えるには? (2)相手の心を知るには? (3)関係を深めるには? この3つで構成されています。心の動きは、複雑だけどおもしろい! たとえば好きな相手に意地悪をし、好きでもない相手に「好き」と言ってしまうこともある。友人たちと騒いでいると、とても楽しいと思う反面、とつぜん空しさや寂しさに襲われる。これらの行動には理由があり、人には同一の思考パターンや行動の法則があるのです。だから心理学を学んでいると相手の行動が理解でき、言動の裏が見えてくる。その結果、人間関係の悩みが軽くなり、おだやかな人間関係を構築しやすくなるのです。活用してこそ価値がある心理学のポイントが一冊で手に取るようにわかる!

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  • 使える儒教
    4.2
    難攻不落の古典を「実用書」として読み直す。 誰もが一度は理解してみたいと思いながら、膨大な量と難解さで手も足も出ない儒教の古典「四書五経」。入門したくとも、世にある解説書もまた難しい。その四書五経を「実用の書」として読んでみると、驚くほど腑に落ちる。今の生き方に何となく違和感がある、でも何をどう変えればいいのか分からない……。その答えが四書五経の中にある。キーワードは、自分の心を書き換えるための「思」「学」「礼」。価値観を新たにしていくための9つの「思」とは? 孔子の説く、心の持ちようを変える「学び」の方法とは? 心の変化で大きな物事を動かせるようになる「礼」とは? 古典漢籍の道を究めた著者による、儒教を使いこなすための見取り図。
  • 使える哲学 私たちを駆り立てる五つの欲望はどこから来たのか
    4.3
    新しいウイルスの蔓延をはじめ予期せぬ出来事が次々に起こり、AIなどの技術が想像もしなかった可能性を現実にする状況は、とどまるところを知りません。全体を見通すことは難しく、自分が今どんなところにいるのかも分からぬまま、新たな事態に翻弄されながら生きている、というのが多くの人の実感でしょう。 そのとき「使える」のは「哲学」である――これが本書のメッセージです。では、どのように使えるのか。その威力を実際に体験していただくために、本書は「富」、「美」、「科学」、「正義」、「私」という5つのテーマを設けました。誰もが「富」を手にし、「美」しくありたいと願いますが、それを実現するのに必要なのが、さまざまなテクノロジーを生む「科学」だと信じています。ところが、「富」と「美」だけでは満足できず、誰もが自分は正しいと信じ、「正義」ゆえに葛藤や悲劇が生み出されます――そのすべては「私」への固執がかつてないほど強くなった時代の現象です。 つまり、「富」、「美」、「科学」、「正義」、「私」は、どの時代、どの場所でも同じだったのではなく、歴史の産物なのです。それがいかにして生まれ、いかに変化してきた結果、現在の私たちを捉え、駆り立てているのかを解明できるのは、哲学だけだと断言できます。本書は、近年の出来事からスタートして、歴史の地層を掘り進め、徐々に深度を下げていく作業を実演していきます。従来の哲学史のように歴史をくだっていくのではなく、まるで発掘の作業のように歴史をさかのぼっていった先で、真の自由を手にできるはずです。 [本書の内容] I 富:「承認」への欲望 深度0 2019年:「富」の魔法/深度2 1867年:マルクスの価値形態論/深度3 1759年:アダム・スミスの道徳論/深度4 1517年:プロテスタント神学の救済論 II 美:「尊さ」への欲望 深度0 2019年:「美」の消費/深度1 1979年:「大きな物語の終焉」/深度2 1800年:「芸術」という神話/深度4 1590年:「何かよくわからないもの」の優美=恩寵 III 科学:「進歩」への欲望 深度0 2020年:「科学」の信仰/深度1 1962年:クーンの「通常科学」/深度4 1543~1687年:近代科学の「パラダイム」 IV 正義:「権利」への欲望 深度0 2017年:「正義」の揺らぎ/深度1 1962~71年:リベラリズムの「理想」/深度4 1690年:自然権のゆくえ V 私:「ありのまま」への欲望 深度0 2020年:「私」の全肯定/深度3 1781年:カントの「理性」/深度4 1641年:デカルトの「コギト」/深度1 1923年:無意識を操作する広告技術 欲望の哲学史から未来へ
  • 使えるヘーゲル
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きわめて難解な体系哲学者、あるいはプロイセン公認の国家主義者。こうしたヘーゲル像は大きく変わりつつある。家族や市民社会の働き、経済格差と福祉の問題など、いま根本から問い直されている問題にとりくんだ先駆的な「公共哲学者」としての姿がそれである。ヘーゲルは、いまこそ"使える"哲学者である!その思想を通してヴィヴィッドな問題を解きほぐす。
  • 使ってはいけないエセ心理学 使ってもいい心理学
    4.0
    世の中、心理学にまつわる噂や話には枚挙にいとまがない。「他人を自由自在に操る、禁断の心理術」「この心理テクニックで、あなたもモテモテ!」「ストレスが消え、心がスーッと楽になる心理学」しかし、そのもっともらしい言説に、はたして根拠はあるのだろうか? 実は、あなたが信じているその心理学は、何の役にも立たない「エセ心理学」なのではないだろうか? 本書では、こうした世にはびこる俗説が「実は役に立たない心理学」、つまり「使ってはいけないエセ心理学」にあたるのかどうかを、心理学における驚きの論文や、最新の論文を紹介しながら、科学的エビデンスを基にその真偽を明らかにしていく。こんなにもうさんくさいのに、なぜか人々を魅了し続ける心理学。その氾濫する情報に惑わされているあなたも、心理学の正しい「使い方」を学んで自らの成長に役立てることができる本。

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  • つかふ ~使用論ノート~
    5.0
    「つかう」を巡る、かくも深く、多様な論考。 「つかう」という言葉の様相をさまざまな観点から考え抜いた一冊。道具をつかう、出汁につかう、楽器をつかう……、同じ「つかう」でも、その意味はさまざま。この単語を契機に、意味を探り、使われ方の変遷を辿り、哲学はもちろん、民俗学、芸術学、料理本まで関係書物を渉猟し、考えを深めていきます。著者は、2015年4月から朝日新聞の朝刊に「折々のことば」を連載中の、現代哲学の第一人者である鷲田清一氏。「つかう」を巡り、ひとをつかうから始まり、道具の使用、民芸での意味の変遷、多種多様な身体用法、武道でのかけひき、保育・介護の場面での展開、ペットとのつきあい、ひとと楽器の関係など具体的な場に即して、徹底的に考え抜いた哲学エッセイで、鷲田ワールド全開の一冊です。ひとを、道具を、楽器を、衣服を、ペットを……、「つかう」を介して人はどのように、ひとと、社会と、世界と拘わっているのかを深く考察します。カバー写真と文中には、現代写真の先端で作品を発表し続ける、ヴォルフガング・ティルマンスの写真を採用。アートにも親和性の高い一冊です。
  • 疲れが取れず、やる気が出ない貴方へ、呼吸で出来る自己ケアをお話しします。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 皆さんは日々を快適に過ごしていますか? 朝起きて目覚めがバッチリ!だったり、日中も元気一杯、夜寝る時は今日も良く頑張ったなぁ!と思って床につかれていますか? 私はこの様な日常を送るのが目標です。 その目標のために私がどうしているか、また周りに人にもそうなって欲しいためにお伝えていることの一つを今回お話ししていきます。 私は接骨院で仕事をしていて、日々患者さんの身体触れて治療しています。 多くの患者さんと接している内に「そんなに忙しくしていないのに疲れが取れない」、「身体がすぐ固まって痛くなる」など悩みを打ち明けられます。 そしてそういった方々に良く見られる共通点が分ってきました。 とても身体が固くなっている方ばかりと言うことです。 当たり前だと思われましたか? 身体が固くなっている方々はとても「肋骨」が固いのです。 「肋骨」が固いと何故疲れやすいのか、貴方の肋骨は固いのか固くないのか。 本書ではその疑問にお答えして改善を目指していきます。 【目次】 「肋骨」が固いとは? 呼吸とはどんなものか 呼吸とやる気の関係 自分の呼吸 胸が動いているか 腹は動いているか 背中は動いているか 腰は動いているか では実践!ですがその前に 日常生活での実践 【著者紹介】 気楽屋(キラクヤ) 日々どうすれば気楽に健康になれるか考えてます。
  • 疲れた心が少しラクになる本 あなたの気持ちを軽くする30のヒント
    -
    なんで人間関係ってうまくいかないんだろう? なんで自分に自信がもてないんだろう? 心理カウンセラーとして数々の悩みと向き合う著者が「なぜ悩んでしまうのか」、その原因と気持ちのほぐし方をわかりやすく解説。心が少しでも重いと感じたときにオススメの一冊。
  • 疲れたこころの処方箋 禅思考で毎日が楽になる
    4.0
    人生につまづいたとき、どうやってそれを乗り越える? 禅僧である著者が自己を内省したエッセイと、うまくいかない日々にそっと光を当てる100以上の名言を掲載した一冊。 何度でも読みたくなるお守りになる一冊です。
  • 「憑き物」のトリセツ
    -
    人は何故、憑かれることが怖いのか? その心の奥底を視透しながら、 恋愛、仕事、健康、お金など 人生に起こる重大事と、 神様、生き霊、霊たちとの 関わり/裏事情を解き明かす かつてない新しい 「憑き物」の取説ガイド 芸能界“最恐”心霊芸人の シークエンスはやとも氏 神社インフルエンサーの 八木勇生氏 SNS世代を中心に 幅広い支持を集めるふたりが、 神様、霊たちとの 本当の付き合い方とは? その在り方を 日常でどう活かせばいいのか? 視える世界と 視えない世界を繋ぎ合わせて 「今を生きるチカラ」に換えていく その具体的な方法を たくさんの実例交えながら 鋭く深く分かりやすく伝授していきます――。

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  • つぎの一歩から、人生は新しい 足の裏で歩け
    -
    ビジネスマンとしていかに有能でも、いざ家庭に戻れば口下手になり、子どもからも煙たがられる存在でしかない。そんな不器用な生き方しか見せられないのが世の親の常である。とはいえ、やはり親ならばこそ、自らの信念やわが子への思いを伝えたい。だが、どのような形で表現すればいいのか。本書は大手企業の経営者を経て、定年後に禅僧となった著者が、息子たちに宛てた手紙の形を取りつつ、いい親でなかったほろ苦い後悔の念までも包み隠さず、淡々と書き綴った情味溢れる人生論である。本文中の一通では、実業界で完全燃焼しつつも生きることの意味が見出せず、定年後に禅の道を求めた心境を率直に披露し、一度きりの人生を地に足つけて、ゆっくりとでも着実に歩めという意味の「足の裏で歩け」という禅の教えこそ、親としてわが子に一番伝えたかったことだと語る。父親然として子どもと向き合うのが照れくさく、どうも苦手だという親に一読を勧めたい。
  • 創られながら創ること 身体のドラマトゥルギー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人間はどうしたら変わることができるか」という問いに、〈からだ〉を通して答えを探しだそうとする対話集。自分のからだが変わることで、確実に子どもとの関係が変わっていく。授業を生みだす教師の〈からだ〉をどうつくりだすか。

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  • つくられる偽りの記憶: あなたの思い出は本物か?
    4.0
    自分の記憶は確実なものなのか? ・あとから入ってきた情報が記憶を書き換える? ・体験しなかった出来事も記憶している? ・記憶はどこまで遡れる? ・催眠で過去の記憶を思い出せる? ・昔はよかったと考えるのも記憶のせい? 自分の思い出は間違いないものと考えるのがふつうだが、 近年の認知心理学の研究からそれほど確実なものではないことが 明らかになってきた。前世の記憶、エイリアンに誘拐された記憶など、 実際に体験していない出来事を思い出すのはなぜか。 記憶をめぐる不思議を、最新の知見に基づき解き明かす。 【目次】 第1章 その目撃証言は本物か? 目撃証言が冤罪をつくり出す? あとから入ってきた情報が記憶を書き換えていく 質問するだけで記憶が書き換わっていく コラム1 ジェイソン・ボーンはなぜ戦闘スキルを忘れていないのか 第2章 体験しなかった出来事を思い出させることはできるのか? 体験しなかった出来事の記憶 イメージするとフォールスメモリーが形成される コラム2 埋め込まれた記憶と本当のアイデンティティ 第3章 生まれた瞬間の記憶は本物か? 生まれた瞬間の記憶?――クリスチナの出生時記憶 人間は記憶をどこまで遡れるのか 出生の瞬間の知覚能力 催眠で過去の記憶を思い出させることはできるのか 出生時の記憶を思い出させるとなにが起こるのか? コラム3 検索できない記憶の想起にチャレンジする 第4章 前世の記憶は本物か? 前世の記憶を思い出した人々 前世の記憶を思い出させる 前世の記憶を思い出すのはどのような人々か コラム4 臨死体験は出生時の記憶の再現なのか 第5章 エイリアンに誘拐された記憶は本物か? エイリアンに誘拐された人々 エイリアン・アブダクション現象を解明する エイリアン・アブダクションにあいやすい人の特性 コラム5 エイリアン・アブダクションと悪魔教団 第6章 本当に昔はよかったのか? 現在の自分が過去の自分の記憶を決める 人生が終わりに近づくと過去が輝いて見えはじめる コラム6 『インセプション』と記憶の埋め込み
  • 伝えたい日本のこころ日本のことば ことばは世の中を変え こころは人生を変える
    -
    世の中が乱れているのは、 ことばと心が乱れているから 。 人々が困窮し悲嘆に陥るとき、その多くは、ことばの発し方と、心の在り方に大きな原因が潜んでいる。人々を幸せに導く不思議な力をもつ日本の美しいことばと心を、あらためて見つめ直す! 「日本のことば」それは宇宙から人類へ贈る珠玉のことば。 ことばと心は、その人のすべてを顕します。私たち一人ひとりが、 優しい心で、言葉を正しく知り、発し、伝えることで、 人々の心が安らぎ、やがて人類世界に平和と幸福がもたらされます。
  • 土の思想(叢書身体の思想)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 民間信仰、都市民俗学など民俗を広く切り拓いた著者が、常民と縁の深い「土」をテーマに、農耕、流行病、世直しなどを読み解く。 【目次より】 第一章 日常性の思想 一 日常性と常民 二 ハレとケの構造 三 日常性の機能 四 日常性の崩壊 五 日常性の回復 第二章 和合の思想 一 農耕祭儀と性 二 道祖神と性 三 不二道と和合の精神 第三章 人を神に祀る思想 一 流行神の特徴 二 疱瘡神と神送り 三 人神と講 第四章 ユートビアを求める思想 一 伝統的ユートビアのイメージ 二 「世直し」の構造 三 「世直り」の構造 四 民衆宗教の性格 結語 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 宮田 登 1936-2000年。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授などを歴任。筑波大学名誉教授。元日本民俗学会会長。文学博士。専攻は民俗学。民間信仰、都市民俗はじめ広汎なテーマで、歴史学等の周辺分野とも連携しながら業績をのこした。著書に、『民俗学』『日本の民俗学』『ミロク信仰の研究』など多数ある。
  • つながり過ぎた世界の先に
    3.8
    「COVID-19の蔓延により、おそらく人類史上初めて、世界中で人間の行動の完全な同期がみられた」と哲学者マルクス・ガブリエルはいう。人々が一斉に倫理的な行動をとったことは、資本主義の行方にどのような影響を与えるのか。本書ではさらに、「国と国とのつながり」「個人間のつながり」「経済活動のつながり」を読み解き、終章で改めて個人の生のあり方を見つめ直す。「新実在論」「新実存主義」「新しい啓蒙」と次々に現代思想を刷新する旗手が、新しい時代のビジョンを示す一冊。哲学者は、徹底した抽象的思考を行うことで、総合的で普遍的なビジョンを提示することができる存在である。ならば、ガブリエルは本書で、哲学者がなすべき仕事をしっかりと果たしたといえるだろう。 【目次より】・ロックダウンと『リヴァイアサン』/・危機は倫理的進歩をもたらす/・統計的世界観による幻想/・政治家が正しい判断を下すためには、何が必要か/・日本人はなぜ先進国の中で最も孤立している人が多いのか
  • 〈つながり〉の精神史
    -
    日本で災害が起こりました。遠くの国で災害が起こりました。手元に一万円札があります。どちらに寄付しますか。日本ですか。それは日本人だからですか。知らない国のほうを優先してはいけませんか。日本で災害が起こりました。遠くの国で災害が起こりました。手元に一万円札があります。どちらに寄付しますか。知らない国のほうですか。顔見知りの隣人を助けてはいけませんか。
  • つながりの哲学的思考 ──自分の頭で考えるためのレッスン
    4.0
    古典を読み味わうことは哲学を学ぶうえで欠かせない。だが、過去に書かれたものを読むという一見受動的にもみえる行為から、どのようにして新たな思想が生み出されるのか。そもそも「自分の頭で考える」とはどういうことだろうか。〈つながり〉という言葉を手がかりに、読書という営みから、本と本のつながり、過去・現在・未来のつながり、さらには学問どうしのつながりや文化を超えたつながりにまで思考を広げることで、哲学的に考えることがなぜ大切なのかを説き明かす。
  • つながりを、取り戻す。
    5.0
    ~家族を壊したのは、母の意思ではなく、アルコール~ 物心ついた頃から母親は一日中お酒を飲んでいた。 両親は毎晩ケンカをしていた。 家族がうまくいかないのは、 母親の酒のせいだと気が付いた福岡雅樹少年は、 学校から帰るたびに母から酒を取り上げ、シンクに流していった。 それでも母親は酒をやめられず壊れていく。 ある日少年は、母親から性的虐待を受けた。 まだ幼かった少年は、それが罪だとも知らずに母を受け入れた。 その後、両親は別居。母は亡くなった。 母を奪ったアルコールが憎かった。 だけど少年は大人になり 自分も母と同じ病気になってしまう。 そこからどのようにアルコール依存症を克服し、現在に至るのか? 依存症を支援し続けるソーシャルワーカー・斉藤章佳と、 依存症の回復を模索し続ける医師・竹内達夫との 「語り」から見えてきた、 この冷たい日本を生きていくための処方箋! 「悪いのは母親ではなく、この液体なのだ。  この液体が、母をモンスターにしてしまったのだと……  その後しばらくして、両親は離婚しました」 ―――福岡雅樹 「この疾病は決して〈自業自得〉でも、〈自己責任〉でもないのです。  本当に嫌な言葉ですよ。最近流行の〈自己責任〉というのはね」 ―――竹内達夫 「自己責任だと断罪する国というのは  カミングアウトしにくいですし、助けを求めにくい世界です。  それよりも〈回復責任論〉を大切にしたいと思っています。  これは、依存症という病気になった責任は個人にはないけれど、  そこから回復に取り組む責任はあるよ、という考え方です」 ―――斉藤章佳
  • つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線
    値引きあり
    3.8
    ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!
  • つながる仏教
    4.0
    終活ブームが進む一方、家族形態や価値観の変化により、そのあり方を問われる仏教界。 本書は、テレビ「ぶっちゃけ寺」出演するなど、宗派を超えて活動する若手僧侶たちが登場、「人は死んだらどうなるのか」から「戒名の効果と値段設定」、あるいは仏教界の課題まで、知りたいテーマを徹底議論。
  • つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
    4.0
    分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して ”筋を通す” ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう! ◆積極的安楽死は認められるか? ◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か? ◆テロリストの逮捕か人質の命か? ◆安全基準か雇用の最大化か? 【徳倫理とは】 アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。
  • つぶやくだけでも運気が上がる! 絶対幸運「ことだま」 言葉であなたの人生は大きく好転する
    4.5
    誰でも毎日使っている「ことば」の持つパワーを使って、人生を思ういい方向に変えていくことを導く1冊。ことばの持つ「ことだま」についてのキホンと、実際に使うとよいパワーを得られる「ことば」、使うとマイナスに動いてしまう「ことば」をピックアップ。知っておくと、より人生が楽しくなるスピリチュアル的な「ことだま」の話も掲載。
  • つぶやけば元気が出る 「口ぐせ」セラピー
    -
    毎日つぶやくだけで元気が出る口ぐせと関連する偉人たちの名言を、植西先生の名解説で紹介。落ち込んだ時、苦しい時、ひと言つぶやいてみることで、元気の出る「口ぐせ」を100フレーズ各見開きページで掲載。
  • 創元アーカイブス 壺イメージ療法 その生いたちと事例研究
    -
    壺イメージ療法とは「壺」をイメージの中に浮かべ、そこに出入りすることを治療者とともに協力しつつ行なうイメージ療法の一種である。本書は、1984年に広島で2日にわたり開かれた研究会の記録をもとに編まれた。創始者の田嶌誠一をはじめ、司会者:成瀬悟策、発表者:伊藤研一、栗山一八、冨永良喜、松木繁、討論者:倉戸ヨシヤ、栗山一八、中井久夫、増井武士、村瀬孝雄が参加。日本の臨床土壌から生まれた独自の技法を包括的に知るための格好の案内書。
  • 妻が風邪をひいたら夫にやってほしいこと。「ご飯は?」その一言が熟年離婚のきっかけに。女は一生覚えている。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍紹介  まえがき 妻が風邪をひいて寝込んでいる時に、夫に対する思いは大きく二極に分かれる。 1つは、夫に対する感謝。もう一方は、離婚しよう。 あなたはどちらであろう? 熟年離婚を宣言される夫は、なぜ、妻のために一生懸命に生涯かけて働いていたのに、突然離婚?と思っているかもしれない。 でも、妻は風邪をひいて寝込んでいる時に、心の中で元気になったら荷物まとめて出て行こう。 とか、子供が成長したら離婚しようかと、思っている場合がある。 または、日頃は家事や育児に全く協力しない夫であっても、風邪をひいて寝込んでいる時の言動で、夫にものすごく感謝をする。 「あぁ。この人と結婚して良かったな。この人が年をとっても一緒にいたい。介護もちゃんとしてあげたい。」と心から思う。 では、その大きく分かれる差は何であろう?実は、本当はほんの少しの心遣いである。 ほんのちょっと言葉に気を付けるだけ。ほんの少し妻の事を労わるだけ。 それだけで、離婚をさけることができるかもしれない。離婚せずに、更に自分の老後に妻が最後まで面倒を看てくれるかもしれない。 愛される夫になれるか? 愛想尽かされる夫になるか? 妻が寝込んでいる時に判断されているのである。 でも、どのように労わればいいの?どのような言葉をかければいいの? 具体的に教えてよ!と思われる男性も多いであろう。 そこで、妻が風邪をひいて寝込んでいる時に、夫に望むポイントをまとめることにした。 目次 1、決して言ってはいけない「ご飯は?」 2、大丈夫? 3、ゆっくり寝て休んでね 4、洗濯物 5、食事 6、時々覗いて様子を見る 7、子供 著者紹介  ひまわり 1976年生まれ。福岡出身。大学にて食物栄養学を専攻。管理栄養士。 1998年国内航空会社にて客室乗務員として約3年間乗務。 3歳からクラシックバレエを習う。バレエ講師。子供向けバレエ舞台を主催。 バレエを通し高齢者施設でボランティア活動をしている。
  • 妻語を学ぶ
    3.8
    アドバイスしただけなのに「もういい!」と逆上される、「仕事と私(家族)、どっちが大事なの!?」とからまれる……。男性にとって永遠の謎である女の不機嫌は18種類に分類でき、そのすべてに対処法がある。そもそも男女のコミュニケーションギャップの多くが、男女脳の相違に起因している。共感を求める女性脳を理解して、優しいひと言をかけられれば、一発で妻の機嫌はよくなる、はず。本書は、人工知能研究者が脳科学の見地からすぐに実践できる具体例を示した究極の指南書。
  • つまずいたら、いつもの逆をやってみよう(大和出版) 1分で心がラクになる50の心理ルール
    4.8
    完璧にやろう、人に笑われないようにしよう、とするほどに負のスパイラルにはまりこんでしまう。だからこそ、やわらかい心に実行力を!・モチベーションは低いほどうまくいく・順調だからこそ問題が起きてくる・要領の悪い人ほど時間をかけよ・自分をたくさん褒めると謙虚になる・意志の強すぎるのが問題である――などなど、視点を変えるだけで、ほぼ問題は解決する。高校で不登校、家庭内暴力に明け暮れた経験をもつ心理カウンセラーが説く、心のコリをほぐし、スランプから脱する方法。

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  • 妻と僕――寓話と化す我らの死
    4.0
    西部邁さんの著書、待望の電子書籍化!重症のガンに冒され、死の淵に立つ妻!―生と死の深淵を見据えつつ、女とは、男とは、夫婦とは、人生とは何か、名誉とは、孤独とは、祖国とは何かを根源から思索する、自死の予感をも孕む、感動的作品。 後半には『死ぬ作法 死ぬ技術』(飛鳥新社)に執筆した著者の死生観も収録。
  • 妻と別れたい男たち
    3.0
    本書は「離婚のススメ」や「離婚マニュアル」ではない。実際に別れるかどうかはともかく、ふと「別れたい」「ひとりになりたい」と思ってしまう男の心象にフォーカスした社会分析である。ベースとなるのは、首都圏一都三県在住の40~64歳の男性2000人以上へのモニター調査。今まさに価値観の変化に直面しつつある男たちの、赤裸々な心の風景が浮かび上がる。ベストセラー『下流社会』で若い世代の現実を浮き彫りにした著者が、中高年男性のリアルに迫る!【目次】はじめに 人はなぜ離婚するのか?/序 孤立化する男性/第1章 別れたい男、別れたいと言われる男/第2章 別れた男/第3章 夫婦の地域格差/第4章 男たちはどうつながるか?/おわりに
  • 妻の浮気 男が知らない13の事情
    3.0
    今や浮気の主役は男ではなく、女である。図書館デートにときめく四十五歳、独身を装い遊び続ける二十七歳、いつも同じ顔の男を好きになる四十八歳、韓国ドラマと現実の区別がつかなくなった五十七歳……。夫婦問題のコンサルタントとして約九千人の相談を受けてきた著者が綴る、おかしくも恐ろしい現代浮気事情。既婚者も未婚者も知らずにはいられない、倦怠と情熱の間に揺れる人妻たちの現在。

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  • 妻のトリセツ
    4.1
    脳科学をベースに男女脳の違いからくる夫婦のすれ違いを紐解き、奥様の考えていることや行動の理由をズバリと解析。それに対してどのような言動をとれば、奥様にとって最愛の夫でい続けることができるのかという具体的な作戦を提示する、夫のための奥様攻略本。世の中の「奥様が怖い」と思っているすべての夫が、家庭におだやかな愛を取り戻すための実用書である。
  • 妻の理不尽な喜怒哀楽も心理学で理解すれば、いつまでも仲良くできる。男から見た女編。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 私はカウンセラーという仕事をしています。多くの人が様々な悩みをもって、カウンセリングルームにやってきます。 うつ病で休職しているお父さん、不登校の息子、更年期症状に苦しむお母さん…。 その中で時々、こんな悩みを聞きます。 「うちのダンナは気がきかない。私が苦しんでいるのに気づかないんです」 「うちの息子は学校であったことを全然、話してくれないんです。 娘はすべて話してくれるのに」 そんな時、感じるんです。 これは、うつ病とか不登校とか更年期障害とか、そういう悩みじゃないぞ。 これは男女の違いによる“すれ違い”だぞ、と。 カウンセラーをやっていると、男女の脳は形が違うこと、場面別の活性化部位が違うことは、当然のように扱われています。 ですが、一般には脳の形が男女で違うことすら、浸透していないようです。 相手のことを自分と同じように考え、理解に苦しんでしまうのです。 この本では私がカウンセリングルームで経験した「男女のすれ違い」を解説し、「うまくいくコツ」をアドバイスさせていただこうと思います。 もちろん、男女といっても、「男っぽい女」「女っぽい男」もいますので、ステレオタイプ的に無理やりすべてが当てはまることはないと思います。 ただ、「あっ、そういうことってあるなあ」と少しでも感じてくだされば幸いです。 本書では、「男から見た女編」として、男性の立場から見た女性について、その行動と心理を「喜・怒・哀・楽」のシーン別に説明します。 【著者紹介】 山代すず(ヤマシロスズ) 心理カウンセラー。 臨床発達心理士、シニア産業カウンセラー資格を有する。 学校、病院でカウンセリング経験を積み、現在は琵琶湖の見える関西の県でカウンセリングルームを開業。 対面、電話、Skypeなどで様々な悩みの相談に対応している。
  • 妻はなぜ離婚をしたがるのか 心理学が教える熟年離婚の本当の理由
    -
    [モテない夫は妻にもモテない]  妻にしてみれば、浮気は困るけれども魅力のない夫はもっといやです。本音では、「おたくのご主人、いいじゃない」と思われたいのです。  それなのに自分の夫はぜんぜんお洒落じゃないし、威張っているし、家のなかでも外でも感じが悪い……。妻が幻滅を感じて当然なのです。 (本文より)  あなたは長年、人生を共にしてきた妻のことを100パーセント理解しているでしょうか。  本書では「妻はなぜ離婚をしたがるのか」について心理学的に分析し、熟年離婚が増える本当の理由をお教えします。  ★熟年離婚危険度チェックシート付き――あなたはいくつ当てはまりますか?? ◇◆◇著者 富田 隆◇◆◇ 1949年東京生まれ。駒沢女子大学教授。専攻は認知心理学とコミュニケーション心理学。社会問題から芸術まで多方面に渡り独自の才能を発揮。心理学に裏付けられた分析とエスプリのきいたコメントでみんなに愛され、テレビでも活躍中。『「モテる」子どもに育てる七つの引き出し』『オジさん解体心書―リセットする人、しない人』『誰も知らないあなたの説明書~本音や相性が怖いほどわかる心理ゲーム50~』『人に好かれる心理技術を覚えよう 仕事と恋に自信がつく・13のスキル』『絶対にうまくいく!超心理術―人間関係・恋愛・仕事に悩んだときに開く本』(各電子書籍、SUMIDA出版)など、他多数の著書がある。
  • 積み重ねる生き方 ~空海に学ぶ自分の人生に満足する法~
    -
    ■高野山の修行で心が折れてしまい、 13年も高野山へ行けなかったダメ僧侶の著者が、導かれるように再び高野山へ向かいます。 そして、真言宗寺院の副住職となります。 さらに、著者は難関資格を突破して空海の教えを伝える本山布教師心得として歩み始めます。 空海を学び始めて10年以上になる著者が、空海の生き方にヒントを得ます。 ■空海は、高野山を開き、1200年たった今でも慕う人が絶えません。 著者は、「恐れ多い考え方ですが、もしかすると空海もはじめは凡人だったのではないか」と仮定してみたのです。 そうすると、空海の生き方が浮かび上がってきました。 本書は、空海が凡人から聖人になっていったのは積み重ねる生き方があったからだと説きます。 そして、空海が生涯語らなかった空白の7年間に積み重ねていたことは何かを考察しています。 それは、あなたにもできることなのです。
  • 罪を犯した女たち
    5.0
    罪を犯した女性たちは、どこでどのように間違えて犯罪に至ったのか? 犯罪に走るまでの人生は、どのようであったのか? 自身が犯罪に走ってしまった、あるいは走っていることをどのようにみなしているのか? 犯罪に至った自分をどう思っているのか? 本書では、筆者がインタビューを行って得た当事者の語りを紹介していく。いずれも、匿名を条件に公表する許諾を得、一般ではなかなか触れることが難しい貴重な資料である。 心理臨床家のうち、非行や犯罪に走る人にターゲットを当てている人はそれほど多くはない。自分の領域とは接点がないと思っている方もいるかもしれないが、疾患を抱えていることによる「生きづらさ」が非行や犯罪の促進要因になっていることもある。人として質を保った生活を送るためには、就労支援や住む場所といった多角面からの支援が有用であることを本書を通じて伝えたい。

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  • 露の団姫の仏教いろは寄席
    -
    古典落語をひもとけば、ほとけの教えが見えてくる――時代を超えて受け継がれる上方噺の世界から、お釈迦さまの教えをやさしく読みとく一冊。プロの落語家+現役尼僧という経歴を持つ著者の、書き下ろし笑話集。落語と仏教はイコールだ! あなたも読んで笑って悟れる……かも。 プロの落語家+尼さんという露の団姫ならではの、面白くてためになる一冊。落語と仏教の共通点に思わず納得。仏教のエッセンスを知りたい方、上方落語を楽しみたい方に超オススメ!!
  • 「強い自分」を引き出す本 ビジネスマンのための生き方哲学
    -
    「考え方」を変えれば「気力」が変わる。「気力」が変われば「自分」が変わる。現代ビジネスマンの陥りやすい「弱気虫症候群」「自信喪失症」「活力減退症」…。だが、そんなものに負けていては、せっかくの自分の潜在力が花開かない。自ら心身の虚弱性を克服した体験を持つ著者が、「自分に合わない仕事を歓迎せよ」「天を相手に心を持て」など、眠っている「強い自分」を目覚めさせる自己変革法を明かした、評判の好著。

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  • 強い人生をつくる 中村天風の言葉 最晩年の弟子が伝える天風師の教え
    5.0
    この時代だからこそ心に響く天風の言葉。 時として難解な天風哲学を、中村天風最晩年の弟子の一人にして医師でもある著者がわかりやすく伝える。 「世の中に 右も左もなかりけり 真中一筋 誠一本!」 「なにが起こるかわからないから人生は面白い!」 【目次】 私は力だ 人生は勢いだ がむしゃらにやれ! 断じて行えば鬼神もこれを避く 天は自ら助くるものを助く 拝むな、神は崇め尊ぶだけだ、それ以上要求するな 迷信などに惑わされるな 元気かー 晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 剣聖の訓へによりて焚きし飯 禅味ゆたかに力涌き出づ 事あって事の人生だよ 心配して生きても一生、心配しないで生きても一生じゃないか 風邪一つ引かないのが本当の健康なんだよ 水くらいかぶりなさい 食細うして命長し 天風が講演の中で使った歌、俳句 天風先生御歌(五〇音順) 天風が引用した歌、俳句、諺 「免許皆伝シリーズ」 慣用句・諺など 外国の諺など 漢詩 中村天風年表 【著者】 松本光正 1943年生まれ。内科医。天風会講師。 1969年北海道大学医学部卒業。浦和民主診療所所長、おおみや診療所所長を経て、現在サン松本クリニック院長。駒場東邦高校在学時に、中村天風の最晩年の弟子になり薫陶を受ける。日本笑い学会、彩の国いきがい大学、シニア大楽などで講師を務め、各地で講演を行っている。
  • 強がらない。
    4.4
    「わたしはこれができません」「こんなことをやらかしました」――まるで丸腰で戦場を歩いているかのような感覚。でも、それは自分の中にずっとあったもの。カッコ悪くて、ありのまま。強がらない生き方のススメ。
  • 「強く生きる」哲学 なぜ生きる? 幸福とは? 人生とは?
    値引きあり
    -
    なぜ今、「哲学」が求められているのか?本当に意味のある哲学とは、今後の生き方や価値判断を大きく変える力を持つ。この時代に澱んでいる“閉塞感”を大きく突き破ってくれるものなのだ。                     ――白取春彦「不安」「迷い」「苦悩」の根本を解決する、ヒントの“すべて”がここにある!『超訳 ニーチェの言葉』の著者が贈る、今、いちばんわかりやすい、「哲学の本」!この一冊で、人生を「考える力」が身につく!

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  • つよつよメンタルで人生は思い通り
    -
    「つよつよメンタル」とは、 ●ちょっとした変化をおもしろがれること ●愛する誰か(なにか)がいる(ある)こと ●これからの自分が楽しみであること など、わくわくしながら自分の未来を思い描けるメンタルのこと。 そして、「つよつよメンタル」になると、しなやかに軽やかに、なりたい自分を見つけて自然に変化していくことができます。 この本では、コーチングの手法を使った実践的な方法を収録。 「つよつよメンタル」になるための、毎日やるとみるみる人生が変わる「魔法のつよつよメンタルレッスン」や「つよつよメソッド 8つのお約束」など、自分でできるワークや基本的な考えが掲載されています。
  • 「つらい気持ち」をためこまない! 50の方法 人も自分も「嫌い」になりそうなときに読む本
    4.8
    本書は経験豊かな「カウンセラー」が教える「つらさを解消するコツ」「自己表現のコツ」など、実例たっぷりのセラピーが満載です! 「どんな気持ちも、伝えていいんだ」「これなら、相手を傷つけなくてすむなあ」「誰とでも〈気持ちいい関係〉を築けそう!」……など、自分も相手も大切にできる「伝え方フレーズ」もたっぷり詰まってます。イヤな気分で過ごすのは、もう終わりです! 今日から心がじんわりラクになり、人と「ちょうどいい距離」でつき合えるようになります。
  • つらい時に力をくれる 「こころの名医」100の言葉
    3.0
    フロイト、ユング、アドラー、フランクル、セリグマン、神谷美恵子、河合隼雄……人間の心を徹底的に探究し、精神医学や心理学の発展に大きく貢献した「こころの名医」たち。本書では国内外の100人を厳選し、彼らの名言・略歴・思想などを紹介する。○「幸せだから歌うのではない。歌うから幸せになるのだ」(ウィリアム・ジェームズ)○「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」(エリック・バーン)○「空は晴れるべきだと決めつけるな。小さな雲さえ気になり始める」(森田正馬)○「ぐずぐず考える時間はムダどころか創造の一部分をなす」(ウルリック・ナイサー)○「まっとうに苦しむことは、それだけで何かを成し遂げることなのだ」(ヴィクトール・E・フランクル)○「愛されるから愛する、は幼稚な愛だ」(エーリッヒ・フロム)○「今を生きて、行き当たりばったりでいけばいい」(岸田秀)「心のエネルギー回復」によく効く名言満載!

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  • 「つらい努力」と「背伸び」の心理 なぜ疲れてしまうのか
    -
    頑張り過ぎて「燃えつき」てしまう現代人の心理構造を分析、仕事を楽しむ秘訣、人生の満足を得る方法を説く。心が解き放たれる一冊。

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  • つらい夜の乗り越え方 頑張り続けて苦しくなったあなたが、自分の人生を取り戻すためにしてほしいこと
    -
    【書籍説明文】 本書は、ストレスを感じながら頑張っている次のような方のために執筆しました。 人間関係に揉まれ毎日ニコニコして、疲れてしまった… 自分の本音を飲み込んで、周囲に合わせて自分を後回しにしている。 断れなかったことや、やらなきゃいけないことに追われて忙しく、心に余裕がない。 心がモヤモヤ・ムシャクシャして、なんだかわからないけれどつらい… それでも自分を叱咤激励して頑張ってきたけれど、つらく苦しい気持ちが晴れず、「もう頑張れない…」「もうイヤだ、何もかも投げ出してしまいたい」と思う夜もあるでしょう。 「仕方がない」と頑張ってきた心の中には、見えない小さな「我慢」がたくさん降り積もっています。 無意識に降り積もった「我慢」や、周囲のために抑圧した自分の本当の気持ちは、いつしか心を凍らせてしまいます。 そこで本書では、ネガティブな「感情」に振り回されず、うまく付き合っていくための具体的な対処法と、我慢してきた本当の気持ちを受容し、自尊心を取り戻して自分を大切にするための方法を解説します。 そして自分軸を取り戻し、つらい夜を乗り越え、笑顔で自分の人生を生きていくために今日からできることをお伝えします。 第一章では、 「自分の本当の気持ちが分からなくなってしまった状態」の謎を紐解いていきます。 周囲への不満の理由や、我慢してきた自分の本当の気持ち、我慢を重ねることで失っていくものに気付き、自分を取り戻すために効果的な方法も解説します。 イヤなことを「ムリなく断るための準備」や、気持ちを抑圧しないためのセルフカウンセリングも用意し、日々の時間の使い方は人生そのものであるからこそ、自尊心を取り戻す行動を「習慣化」するための具体的な方法やワークをお伝えしていきます。 第二章では、 「頑張らない」と自分に許可を出す方法、「他人軸」から「自分軸」の人生を生きる方法、自分を「愛する」とは何かについてお伝えします。 そして自分の人生を笑顔で生きていくために大切な、今日から誰でも簡単にできる「自分を愛する習慣」をご紹介します。 まずは、いま精一杯生きている自分に「よくやっているね。」といたわってあげて下さい。それから「感情」という心からのサインを受け取って、ゆっくり紐解いていきましょう。
  • ツル 超未来を見てきた少年
    -
    臨死体験3回の木内鶴彦氏の 超意識の底に入り込んだmajoさん、 そこで見た超未来では、 草花が会話を交わし、植物と人が共存していた?!

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  • 思想をつむぐ人たち 鶴見俊輔コレクション1
    4.0
    「専門哲学の外にいる哲学者が人類の中にいると考え、むしろそこから、その哲学を考えてみたい。」先人の生き方を知ることで、ものの見方を日々更新し続けてきた鶴見がつむぐ、オーウェル、花田清輝、ミヤコ蝶々、武谷三男…らの思想と肖像。みずみずしい小伝のなかから、人物を通じて鶴見の哲学の根本に触れる作品を精選した、文庫オリジナル・コレクション。
  • 2E 得意なこと苦手なことが極端なきみへ 発達障害・その才能の見つけ方、活かし方
    4.0
    2E(Twice-Exceptional)とは、発達障害と何らかの優れた才能を併せもつことです。発達障害のある子の中には、個人の中での凸凹が大きいために、がんばれば凹の部分も凸と同じようにできるはず、と誤解されて叱咤激励の結果不登校におちいる子もいます。また、学校の授業が簡単すぎてつまらないと思う一方で、運動が不得意で体育には参加したくない、同級生とは話題があわない2Eの子は、能力をもっていても発揮できないことがあります。  この本を読むと、なぜあのときうまくいかなかったのか、そして今、こんなにがんばっているのになぜうまくいかないのか、自信が持てないのか、きっと謎が少し解けると思います。  私が、自分がなぜあんなに努力していたのに、うまくいかなくて自暴自棄になっていたのか、理由がわかったのは30代になってからでした。だから、多くの方に早く知ってもらいたいと思って、この本を書きました。 この本は、最初から順に読んでもいいですし、気になるキーワードがあるところだけ読んでもいいです。脳内物質のキャラクターのところだけみても面白いと思います。本の読み方だって多様性があっていいのです。  あなたもこの本で、うまくいくやりかたを探すきっかけをつかんで下さい。  「SOSを出すことが難しい」「自分のことを説明できない」という人もいるかもしれません。自分が辛いと思っていることや苦しいと思っていることと同じことがこの本に書かれていたら、そのページをまずは身近な人に見せ、「僕(私)はこれと同じ」と言って相談のきっかけを作ってみましょう。
  • テアイテトス
    -
    知識とは何か,真にものを知るとはどういう場合を言うのか.当時行われていた三つの知識説をとりあげて批判しつつ,哲学が様々な角度と立場からの吟味や思考を要求するゆえんを示す.有名な無理数論やソクラテスの産婆術などのエピソードを交えた対話篇.日本における本格的なプラトン研究をきりひらいた泰斗による翻訳.

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