作品一覧

  • 儒教の毒
    3.0
    長きにわたって中国を近代化から取り残した悪しき精神主義。国際政治の舞台で非難される日本の自主性のなさ・馴れ合い主義。これらはいずれも儒教の「毒」がもたらしたものである。――偽善と権力欲が渦巻く儒教思想の形成のプロセスを客観的に検証しつつ、そこに潜む陥穽を暴くと共に、儒教が説く独善的徳を乗り越えて生きることを訴える。まったく新しい論語の読み方。
  • さよならだけが人生だ 漢詩で読む人間学
    -
    人生とは何か。真実の生き方とはどういうものか。古きより人々に愛されてきた漢詩の中には、志と気概の吐露、酒と歓楽の日々、激しい恋の心模様、逆境と孤独の心情、老いと悟りの境地、そして別離の想いなど、人生を織りなす様々な場面の心のあり方を題材にした名篇がある。本書は、その中から33篇選び、気鋭の中国文学者が、人生について思うままに綴った味わい深い随想集である。
  • 中国故事つれづれ草
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    古くから伝えられてきた名句・名言には、人間の深い英知が秘められており、人生の最良の指針である。そしてまた、見事に真理をついているようでいてまったく逆の見方ができる場合もあるなど、汲めども尽きぬ味わいがある。本書は、中国の古典にみる成語・名言・諺をアトランダムに取り上げ、それらにまつわる故事を紹介するとともに、著者の鋭くも温かい「人間観察眼」に基づくユニークな解説・感想を加えた、異色のエッセイ集である。
  • 新十八史略〈1〉王道・覇道の巻
    -
    1~6巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国通史『十八史略』を底本に古代から宋代にいたる漢民族悠遠の一大叙事詩を絢爛たる人間絵巻として甦らせた世代を越えて読み継がれる必読の書。本巻では、神話・伝説の時代から春秋後期までを収める。

ユーザーレビュー

  • 新十八史略〈4〉秋風五丈原の巻

    Posted by ブクログ

    中国の古代から宋末までの流れを追うことができます。
    気をつけなければならないのは、たまに人名などのふりがなが間違っている時があるところ。

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    2021年06月30日
  • 新十八史略〈2〉戦国群雄の巻

    Posted by ブクログ

    中国の古代から宋末までの流れを追うことができます。
    気をつけなければならないのは、たまに人名などのふりがなが間違っている時があるところ。

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    2021年06月30日
  • 新十八史略〈6〉草原の英雄の巻

    Posted by ブクログ

    中国の古代から宋末までの流れを追うことができます。
    気をつけなければならないのは、たまに人名などのふりがなが間違っている時があるところ。

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    2020年04月12日
  • 儒教の毒

    Posted by ブクログ

    寝る前のフォトリーディング。起床後の高速リーディング。
    渡部昇一氏が解説を書いている。儒教がアジアを停滞させ、それを日本が、韓国中国などで破壊、またシンガポールではイギリスが破壊したので、それらの地域は発展し他。しかしまだその影響にある中国は発展が遅れている、っというコンセプトで書かれた本。著者は儒教の専門家らしい。でも138pにある前漢の時代の儒者が商人に税をかけようとした政治政策を止めたことで「優秀な経済政策にさえ儒者はご都合主義で止めさせる」というように儒教一般を攻撃する傾向に、読んでいて多少の疑問を感じた。つまり著者は何でも儒教のせいにする偏向があるのかも知れないと思わされた。(実際は

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    2016年01月02日

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