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「ラッセル=アインシュタイン」宣言から半世紀。第二次大戦中、アメリカの原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」に参加した物理学者と、師から核廃絶の遺訓を託された仏法者との対話は、戦争の廃絶という究極の目的を共有しながら、「不戦の世界」の実現の可能性を探究する。
【目次】
まえがき ジョセフ・ロートブラット
はじめに 池田大作
第一章 ラッセル=アインシュタイン宣言
第二章 ヒロシマ・ナガサキの「人類への教訓」
第三章 反戦精神を培った「師弟の道」
第四章 マンハッタン計画の真実
第五章 パグウォッシュ会議の挑戦
第六章 核廃絶への闘争
第七章 「核抑止論」という欺瞞
第八章 不戦の世界を―国連と世界市民
第九章 科学者の責任、宗教の使命
第十章 後継の青年たちへのメッセージ
発刊に寄せて ロバート・ハインデ
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ここ一ヶ月で核問題への関心が高まった。それにともなって議論が高じている気もするが、この本が発刊されたのは、その1年も前のこと。
学者ではない、平和のために実際に行動してきた二人だからこその対話がある。どんな批判や脅しや誤解にも屈せずに進みつづけた二人の偉大な対談。
誤解がある人ほど、読んでほしい一書...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月31日
池田先生とロートブラット博士の対談集。
ロートブラット博士は2005年8月に96歳で亡くなった。2006年に発刊された本書が博士の遺稿となった。
ジョセフ・ロートブラット博士は、マンハッタン計画に参加した科学者の一人であったが、後に計画から離脱した。1955年、ラッセル・アインシュタイン宣言に署名し...続きを読む
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