神社の霊獣や動物との関わり、由来を分かり易く紹介。
序章 どうして神社に動物がいるのか?
第壱章 陸の生き物・・・キツネ、サル、オオカミなど、20種。
第弐章 水辺の生き物・・・カメ、タイ、コイ、タコなど、11種。
第参章 空の生き物・・・カラス、キジ、タカ、ツルなど、14種。
第肆章 霊的な生き物
...続きを読む・・・狛犬、龍、鬼、シーサーなど、9種。
もっと知りたい!動物の話①~④
さくいん、取材協力一覧、参考文献有り。
神社での、生き物たちとの関わりと由来を説明し、
日本では、これだけ多くの生き物が祀られていると
いうことをしみじみと認識させてくれる内容です。
身近にあった自然に神を感じた、日本人。
自然の中に身を置く生き物たちを、目に見えぬ神に仕える
神獣、眷属として捉えました。害を与えるものも、
恵みを与えるものも、祀られ、敬う存在になりました。
その対象は、なんと多くの生き物たちの数々。
ヒツジにリス、ムカデ、マグロ、タイは、初めて知りました。
その理由は、祀られる地域、災害、疫病等もある。
祀られ始めた時期も、遥か昔から、或いは近年と様々。
平易な文章と味があるイラストで、広く浅くだが、分かり易い。
また、紹介されている神社に、実際に行ってみるのも良いかも。
柳森神社のタヌキ(おたぬきさん持ってます)と
二見興玉神社カエルの像の多さは、圧倒されますもの。