浅見克彦の作品一覧

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作品一覧

2014/06/27更新

ユーザーレビュー

  • 愛する人を所有するということ
    支配とか所有とかはしたくないし、するべきじゃないと、なぜか僕は思っている。でも、愛という言葉は嫉妬や束縛などあまりよろしくない意味もはらんでいる。
     そんな愛によって生まれる欲望の中で、特に所有欲の出所を探り、最終的には他者と自我の間に生まれる「愛」について現実的なことを教えてくれる。

     愛す...続きを読む
  • 知識人の責任
    ベトナム戦争への反戦運動のときの記録、筆者の議論。
    正直当時のことは全くと言っていいほど知らなかったので、現在の思想や思想家、市民社会や運動が、その記憶の後にあるということを少し認識した。
    でも知識人って何なんやろ、知識人の責任って何なんやろ。
    考えるきっかけになる。
  • SFで自己を読む 『攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』『イノセンス』
    SFはその幻想的な要素や創造的設定によって、現実の生を凝結させる慣性的な自己像を切り崩し、思考の漂流と慣性の振動を誘うことに魅力と威力がある。
    つまり、SFは自己について新しい視点を投げかけるので、難解だと付すのではなく興味を持てと。
    その格好の題材として、表題の3作品や空気人形、ブレインストームな...続きを読む
  • 愛する人を所有するということ
    [ 内容 ]
    そもそも人を愛するとはどういうことだろうか?
    どうして愛は他者を所有しようとしてしまうのか?
    自我は所有の求めをどう実現しようとするのか?
    愛する者は自我と愛と所有のトライアングルのなかで、苦悩と哀しみを身にまとう―。
    愛わめぐる心の動きを桜井亜美や山田詠美などの小説やAYUの歌のなか...続きを読む
  • SFで自己を読む 『攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』『イノセンス』
    わかったような、わからんような。
    かろうじて理解できたのは人形のもつおぞましさについての考察。
    それにしても、脳科学や情報科学の知見を一切活用しないとはどういうことか。
    ただの思考の遊びと片づけられてしまっても仕方ないような論展開。
    ただし、ちりばめられた引用には面白いものがあったので、再読...続きを読む

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